JP6930118B2 - 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネル - Google Patents

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Description

本開示は、概して、光通信ネットワークに関し、より詳細には、混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルに関する。
電気通信システム、ケーブルテレビシステム、データ通信ネットワークは、光ネットワークを用いて、遠隔地点間で大量の情報を迅速に伝達する。光ネットワークでは、情報は、光ファイバを通じて光信号の形式で伝達され得る。光ネットワークは、増幅器、分散補償器、マルチプレクサ/デマルチプレクサフィルタ、波長選択スイッチ、カプラ、等のような、ネットワーク内で種々の動作を実行する種々のネットワークノードを有しても良い。
光スーパーチャネルは、チャネル毎に400Gb/s及び1Tb/sのデータレートでの信号の送信のための新たなソリューションであり、将来のより高いデータレートも期待できる。標準的なスーパーチャネルは、単一波長チャネルを形成するよう周波数多重化されるサブキャリアのセットを有する。次に、スーパーチャネルは、ネットワークエンドポイントに渡る単一チャネルとして、光ネットワークを通じて伝送され得る。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、高いスペクトル効率を達成するためにしっかりパックされる。
一態様では、開示の方法は、混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルの送信のためのものである。方法は、光伝送路に渡り伝送されているスーパーチャネルについて、該スーパーチャネルに含まれる少なくとも1つのサブキャリアのボーレートを変更するステップを有しても良い。変更するステップの後に、方法は、スーパーチャネルの中の少なくとも2つのサブキャリアが異なるボーレートを有し得るように、光伝送路に渡りスーパーチャネルを送信するステップを有しても良い。
方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、前方誤り訂正モジュールを用いてボーレートを変更するステップを更に有しても良い。
方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、光送信機を用いてボーレートを変更するステップを更に有しても良い。
方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、ボーレートを減少するステップを更に有しても良い。方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、ボーレートを増大するステップを更に有しても良い。
方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、スーパーチャネルの全体のボーレートを減少するステップを更に有しても良い。方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、スーパーチャネルの全体のボーレートを維持するステップを更に有しても良い。
方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に依存しても良い。方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に関して対称的に、ボーレートを変更するステップ、を更に有しても良い。方法の開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートを変更するステップは、少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリアについてボーレートを設定するステップ、を更に有しても良い。
別の態様では、開示の光トランスポートネットワークは、混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルの送信のためのものである。光トランスポートネットワークは、光送信機と光受信機とを含み、スーパーチャネルを送信する光伝送路を有しても良い。光トランスポートネットワークでは、ボーレートは、スーパーチャネルに含まれる少なくとも1つのサブキャリアについて変更されても良い。光トランスポートネットワークにおいてボーレートが変更された後に、スーパーチャネルの中の少なくとも2つのサブキャリアは、異なるボーレートを有しても良い。
光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、光伝送路に沿って光送信機より前にある前方誤り訂正モジュールを用いて変更されても良い。光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、光送信機を用いて変更されても良い。
光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、ボーレートを減少するよう変更されても良い。光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、ボーレートを増大するよう変更されても良い。
光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートが変更された後、スーパーチャネルの全体のボーレートは、減少されても良い。光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートが変更された後、スーパーチャネルの全体のボーレートは、維持されても良い。
光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に基づき変更されても良い。光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に関して対称的に変更されても良い。光トランスポートネットワークの開示の実施形態のうちの任意のものにおいて、ボーレートは、少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリアについてボーレートを設定するよう変更されても良い。
本発明並びにその特徴及び利点のより完全な理解のため、添付の図と共に以下の説明を参照する。
光トランスポートネットワークの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 スーパーチャネルパワースペクトルの一実施形態の選択された要素を示す。 スーパーチャネルサブキャリア監視のための光制御プレーンシステムの一実施形態の選択された要素のブロック図である。 スーパーチャネルパワースペクトルの実施形態の選択された要素である。 スーパーチャネルパワースペクトルの実施形態の選択された要素である。 スーパーチャネルパワースペクトルの実施形態の選択された要素である。 スーパーチャネルパワースペクトルの実施形態の選択された要素である。 スーパーチャネルパワースペクトルの実施形態の選択された要素である。 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する方法の選択された要素のフローチャートである。
以下の説明では、開示の主題の議論を容易にするために例として詳細事項が説明される。しかしながら、当業者には、開示の実施形態が例示であること及び全ての可能な実施形態を網羅するものではないことが明らかである。
以下の説明では、開示の主題の議論を容易にするために例として詳細事項が説明される。しかしながら、当業者には、開示の実施形態が例示であること及び全ての可能な実施形態を網羅するものではないことが明らかである。
ここで用いられるように、ハイフンで結んだ形式の参照符号は、1つの要素の特定のインスタンスを表し、ハイフンを有しない形式の参照符号は、集合的又は総称的要素を表す。したがって、例えば、ウィジェット「72−1」は、ウィジェットクラスのインスタンスを表し、ウィジェット「72」として集合的に言及されても良く、それらのうちの任意のものがウィジェット「72」として一般的に言及されても良い。
図を参照すると、図1は、光通信システムを表し得る光トランスポートネットワーク(OTN)101の例示的な実施形態を示す。光トランスポートネットワーク101は、光トランスポートネットワーク101のコンポーネントにより通信される1又は複数の光信号を運ぶために、1又は複数の光ファイバ106を有する。光トランスポートネットワーク101のネットワーク要素は、ファイバ106により互いに結合され、1又は複数の送信機(Tx)102、1又は複数のマルチプレクサ(MUX)104、1又は複数の光増幅器108、1又は複数の光アド/ドロップマルチプレクサ(optical add/drop multiplexer:OADM)110、及び1又は複数のデマルチプレクサ(DEMUX)105、及び1又は複数の受信機(Rx)112を有しても良い。
光トランスポートネットワーク101は、端末ノードを有するポイントツーポイント型光ネットワーク、リング型光ネットワーク、メッシュ型光ネットワーク、又は任意の他の適切な光ネットワーク若しくは光ネットワークの組合せを有しても良い。光トランスポートネットワーク101は、短距離都市域ネットワーク、長距離都市間ネットワーク、又は任意の他の適切なネットワーク若しくはネットワークの組合せの中で用いられても良い。光トランスポートネットワーク101の容量は、例えば、100Gbit/s、400Gbit/s、又は1Tbit/sを有しても良い。光ファイバ106は、非常に低損失で長距離に渡り信号を伝達可能なガラスの細い紐を有しても良い。光ファイバ106は、光伝送のために種々の異なるファイバから選択される適切な種類のファイバを有しても良い。光ファイバ106は、標準的なSMF(Single−Mode Fiber)、E−LEAF(Enhanced Large Effective Area Fiber)、又はTW−RS(TrueWave(登録商標)Reduced Slope)ファイバのような任意の適切な種類のファイバを有しても良い。
光トランスポートネットワーク101は、光ファイバ106を介して光信号を送信する装置を有しても良い。情報は、波長に関する情報を符号化するために1又は複数の光の波長の変調により、光トランスポートネットワーク101を通じて送信及び受信されても良い。光ネットワークでは、光の波長は、光信号に含まれる「チャネル」とも称されても良い。各チャネルは、光トランスポートネットワーク101を通じて特定量の情報を伝達しても良い。
光トランスポートネットワーク101の情報容量及び伝送能力を増大するために、複数のチャネルで送信される複数の信号は、単一の広帯域光信号に結合されても良い。複数のチャネルで情報を通信するプロセスは、光学的にWDM(wavelength division multiplexing)として言及される。CWDM(Coarse wavelength division multiplexing)は、通常20nmより大きく16個の波長より少ない、少ないチャネル数を有する広く間隔の開けられた波長の、1本のファイバへの多重化を表す。また、DWDM(dense wavelength division multiplexing)は、通常0.8nmより狭い間隔で40個より多い、多くのチャネル数を有する密な間隔の波長の、1本のファイバへの多重化を表す。WDM又は他の複数波長多重送信技術は、光ファイバ当たりの集約帯域幅を増大するために、光ネットワークで用いられる。WDM無しでは、光ネットワークにおける帯域幅は、たった1波長のビットレートに制限され得る。より大きな帯域幅により、光ネットワークは、より多くの情報を送信できる。光トランスポートネットワーク101は、WDM又は何らかの他の適切な多チャネル多重化技術を用いて異なるチャネルを送信し、多チャネル信号を増幅しても良い。
近年、DWDMにおける進歩は、複数の光キャリアを結合して所望の容量の合成光信号を生成することを可能にした。複数キャリア光信号のこのような一例は、100Gb/s、400Gb/s、1Tb/s以上の伝送レートを達成できる高スペクトル効率(spectral efficiency:SE)の一例であるスーパーチャネルである。したがって、スーパーチャネルでは、サブキャリアは、従来のDWDMより密にパックされ少ない光スペクトルしか消費しない。スーパーチャネルの別の異なる特徴は、スーパーチャネルの中のサブキャリアが、同じ送信元から同じ宛先へ伝搬し、伝送中にOADMを用いて追加又は除去されないことである。光ネットワークにおいて高スペクトル効率(SE)を達成する技術は、100Gb/s以上のデータレートでのLong−haul伝送のためにDP−QPSK(dual−polarization quadrature phase−shift keying)を用いて変調されたスーパーチャネルを含み得る。特定の実施形態では、N−WDM(Nyquist wavelength−division multiplexing)がスーパーチャネルで用いられても良い。N−WDMでは、ほぼ長方形スペクトルを有する光パルスは、ボーレートに近付く帯域幅を有する周波数ドメインで一緒にパッキングされる(図2も参照)。
光トランスポートネットワーク101は、特定の波長又はチャネルで、光トランスポートネットワーク101を通じて光信号を送信する1又は複数の光送信機(Tx)102を有しても良い。送信機102は、電気信号を光信号に変換し該光信号を送信するシステム、機器、又は装置を有しても良い。例えば、送信機102は、それぞれ、レーザと、電気信号を受信し該電気信号に含まれる情報を特定の波長でレーザにより生成される光のビームに変調し光トランスポートネットワークを通じて信号を伝達するビームを送信する変調器と、を有しても良い。幾つかの実施形態では、光送信機102は、光変調の間に送信されるべきデータのボーレートを決定するために使用されても良い。異なるボーレートを適用する送信機102の一例は、適応型レートトランスポンダである。さらに、前方誤り訂正(forward error correction:FEC)モジュールは、光送信機102に含まれても良く、光送信機102と関連して使用されても良い。FECモジュールは、誤り訂正符号を含めるために、送信されるべき情報又はデータを運ぶ電気信号を処理しても良い。送信機102にあるFECモジュールは、さらに、光変調のために光送信機102へ送信されるべきデータを送信するボーレートを決定しても良い。
マルチプレクサ104は、送信機102に結合されても良く、送信機102により、例えばそれぞれ個々の波長で送信される信号を、WDM信号に結合するシステム、機器又は装置であっても良い。
光増幅器108は、光トランスポートネットワーク101の中の多チャネル信号を増幅しても良い。光増幅器108は、特定長のファイバ106の前及び/又は後に置かれても良い。これは、「インライン増幅」と呼ばれる。光増幅器108は、光信号を増幅するシステム、機器又は装置を有しても良い。例えば、光増幅器108は、光信号を増幅する光リピータを有しても良い。この増幅は、光−電気又は電気−光変換により実行されても良い。幾つかの実施形態では、光増幅器108は、希土類元素をドープされた光ファイバを有し、ドープ光ファイバ増幅素子を形成しても良い。信号がファイバを通過するとき、外部エネルギがポンプ信号の形式で印可され、光ファイバのドープされた部分の原子を励起し、光信号の強度を増大する。一例として、光増幅器108は、エルビウムドープファイバ増幅器(erbium−doped fiber amplifier:EDFA)を有しても良い。しかしながら、半導体光増幅器(semiconductor optical amplifier:SOA)のような他の適切な増幅器が用いられても良い。
OADM110は、ファイバ106を介して光トランスポートネットワーク101に結合されても良い。OADM110は、ファイバ106から光信号を(つまり、個々の波長で)アッド又はドロップするシステム、機器又は装置を有しても良いアッド/ドロップモジュールを有しても良い。OADM110を通過した後に、光信号は、ファイバ106に沿って宛先へと直接進んでも良く、或いは、信号は、宛先に達する前に、1又は複数の追加OADM110及び/又は光増幅器108を通過しても良い。このように、OADM110は、異なるリング及び異なる直線的スパンのような、異なる光トランスポートネットワークトポロジを一緒に接続することを可能にできる。
光トランスポートネットワーク101の特定の実施形態では、OADM110は、WDM信号の個々の又は複数の波長をアッド又はドロップできるROADM(reconfigurable OADM)を表しても良い。個々の又は複数の波長は、例えば、ROADMに含まれ得るWSS(wavelength selective switch)(図示しない)を用いて光ドメインの中でアッド又はドロップされても良い。
多くの既存の光ネットワークは、OADMの従来の実装及びデマルチプレクサ105の従来の実装と互換性のある、固定グリッド間隔としても知られるITU(International Telecommunications Union)標準波長グリッドに従い50ギガヘルツ(GHz)のチャネル間隔を有し、10ギガビット毎秒(Gbps)又は40Gbps信号レートで動作する。しかしながら、データレートが100Gbpsを超えて増大すると、このような高データレート信号のより広いスペクトル要件は、益々チャネル間隔を増大することを要求する場合が多い。異なるレートの信号をサポートする伝統的な固定グリッドネットワークシステムでは、ネットワークシステム全体は、標準的に、最高レート信号に対応できる最も粗いチャネル間隔(100GHz、200GHz、等)で運用されなければならない。これは、低いレート信号及び低い全体的スペクトル利用に対して過度に準備されたチャネルスペクトルをもたらす場合がある。
したがって、特定の実施形態では、光トランスポートネットワーク101は、チャネル毎に特定の周波数スロットを指定可能な柔軟なグリッド光ネットワーキングと互換性のあるコンポーネントを利用しても良い。例えば、WDM送信の各々の波長のチャネルは、少なくとも1つの周波数スロットを使用して割り当てられても良い。したがって、1つの周波数スロットは、シンボルレートの低い波長チャネルに割り当てられ、一方で、複数の周波数スロットは、シンボルレートの高い波長チャネルに割り当てられても良い。したがって、光トランスポートネットワーク101では、ROADM110は、光ドメインでアッド又はドロップされるべきデータチャネルを運ぶ、WDM、DWDM、又はスーパーチャネル信号の個々の又は複数の波長をアッド又はドロップすることが可能であっても良い。特定の実施形態では、ROADM110は、WSS(wavelength selective switch)を含み又はそれに結合されても良い。
図1に示すように、光トランスポートネットワーク101は、ネットワーク101の1又は複数の宛先に、1又は複数のデマルチプレクサ105を有しても良い。デマルチプレクサ105は、単一の合成WDM信号をそれぞれの波長において個々のチャネルに分離することによりデマルチプレクサとして動作するシステム、機器又は装置を有しても良い。例えば、光トランスポートネットワーク101は、40チャネルDWDM信号を伝送しても良い。デマルチプレクサ105は、40個の異なるチャネルに従って、信号、40チャネルDWDM信号を40個の別個の信号に分割しても良い。理解されるように、種々の実施形態において、光トランスポートネットワーク101の中で、異なる数のチャネル又はサブキャリアが送信され逆多重化されても良い。
図1で、光トランスポートネットワーク101は、デマルチプレクサ105に結合される受信機112も有しても良い。各受信機112は、特定の波長又はチャネルで送信される光信号を受信し、該光信号をそれらが含む情報(データ)を得る(復調する)ために処理しても良い。したがって、ネットワーク101は、ネットワークの各チャネル毎に少なくとも1つの受信機112を有しても良い。図示のように、受信機112は、送信機102により使用されるボーレートに従い、光信号を復調しても良い。幾つかの実施形態では、受信機112は、受信したデータの完全性を調べるために誤り訂正符号を使用する前方誤り訂正(FEC)モジュールに含まれても良く、又はその後段にあっても良い。FECモジュールは、さらに、誤り訂正符号に基づき、データの中の特定の誤りを訂正しても良い。受信機112にあるFECモジュールは、さらに、上述のように、送信機102においてチャネル毎に定められた固有ボーレートで、データを復調しても良い。
図1の光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークは、光ファイバを介して光信号の中で情報を伝達するために、変調技術を用いても良い。このような変調方式は、変調技術の他の例の中でも特に、PSK(phase−shift keying)、FSK(frequency−shift keying)、ASK(amplitude−shift keying)、及びQAM(quadrature amplitude modulation)を有しても良い。PSKでは、光信号により伝達される情報は、搬送波又は単にキャリアとしても知られる参照信号の位相を変調することにより変換されても良い。情報は、2レベル又はBPSK(binary phase−shift keying)、4レベル又はQPSK(quadrature phase−shift keying)、M−PSK(multi−level phase−shift keying)及びDPSK(differential phase−shift keying)を用いて信号自体の位相を変調することにより変換されても良い。QAMでは、光信号により運ばれる情報は、搬送波の振幅と位相の両方を変調することにより伝達されても良い。PSKは、QAMの一部であると考えられる。ここで、搬送波の振幅は、一定に維持される。
PSK及びQAM信号は、コンステレーション図上で実数軸及び虚数軸を有する複素平面を用いて表現できる。情報を運ぶシンボルを表すコンステレーション図上の点は、図の原点の周りに均一な角度で間隔を空けて位置付けられる。PSK及びQAMを用いて変調されるべきシンボルの数は増大し、したがって伝達できる情報が増加し得る。信号の数は、2の倍数で与えられ得る。追加シンボルが追加されると、それらは、元のシンボルの周りに均一に配置され得る。PSK信号は、コンステレーション図の上に円に配置される。これは、PSK信号が全てのシンボルに対して一定のパワーを有することを意味する。QAM信号は、PSK信号と同じ角度構成だが、異なる振幅構成を有しても良い。QAM信号は、複数の円の周りに配置されるシンボルを有しても良い。これは、QAM信号が異なるシンボルに対して異なるパワーを有することを意味する。この構成は、シンボルが可能な限り離されるとき、ノイズのリスクを低減し得る。したがって、シンボル数「m」が用いられ、「m−PSK」又は「m−QAM」と表す。
異なるシンボル数を有するPSK及びQAMの例は、コンステレーション図の上で0度及び180度(又は0及びπラジアン)の2つの位相を用いる二相PSK(BPSK又は2−PSK)、又は0度、90度、180度及び270度(又は0、π/2、π及び3π/2ラジアン)の4つの位相を用いる直角PSK(QPSK、4−PSK又は4−QAM)を含み得る。このような信号に含まれる位相は、オフセットされても良い。2−PSK及び4−PSK信号の各々は、コンステレーション図の上に配置され得る。特定のm−PSK信号は、DP−QPSK(dual−polarization QPSK)のような技術を用いて更に偏波されても良い。ここで、別個のm−PSK信号は、信号を直交偏波することにより多重化される。また、m−QAM信号は、DP−16−QAM(dual−polarization 16−QAM)のような技術を用いて偏波されても良い。ここで、別個のm−QAM信号は、信号を直交偏波することにより多重化される。
二重偏波技術は、PDM(polarization division multiplexing)とも呼ばれ、情報伝送のためにより大きなビットレートを達成可能にする。PDM伝送は、チャネルに関連付けられた光信号の種々の偏波成分への情報の同時変調を有し、それにより、偏波成分の数に応じて伝送レートを名目上増大する。光信号の偏波は、通常、光信号の振動方向を表し得る。用語「偏波」は、通常、光信号の伝搬方向に垂直な、空間内のある点における光信号の電場ベクトルの先端により追跡される経路を表し得る。
特定の実施形態では、光トランスポートネットワーク101は、スーパーチャネルを送信しても良い。スーパーチャネルの中では、複数のサブキャリア(又はサブチャネル若しくはチャネル)が、固定帯域幅に密にパックされ、400Gb/s、1Tb/s、又はそれより高いような非常に高いデータレートで送信されても良い。さらに、スーパーチャネルは、例えば数百キロメートルのような非常に長い距離に及ぶ送信に良好に適し得る。標準的なスーパーチャネルは、光トランスポートネットワーク101を通じて1つのエンティティとして送信される単一チャネルを形成するために周波数多重化されたサブキャリアのセットを有しても良い。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、高いスペクトル効率を達成するためにしっかりパックされても良い。
図1の光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークでは、管理プレーン、制御プレーン、及びトランスポートプレーン(物理層と呼ばれることが多い)を言及することが通常である。中央管理ホスト(図示しない)は、管理プレーンに存在しても良く、制御プレーンのコンポーネントを構成し管理しても良い。管理プレーンは、トランスポートプレーン及び制御プレーンのエンティティ(例えば、ネットワーク要素)全てに渡る最終的な制御を有する。一例として、管理プレーンは、1又は複数の処理リソース、データ記憶コンポーネント、等を含む中央処理センタ(例えば、中央管理ホスト)を有しても良い。管理プレーンは、制御プレーンの要素と電気的に通信しても良く、トランスポートプレーンの1又は複数のネットワーク要素と電気的に通信しても良い。管理プレーンは、システム全体の管理機能を実行し、ネットワーク要素、制御プレーン及びトランスポートプレーンの間の調整を提供しても良い。例として、管理プレーンは、要素の観点から1又は複数のネットワーク要素を取り扱うEMS(element management system)、ネットワークの観点から多くの装置を取り扱うNMS(network management system)、又はネットワーク全体の動作を取り扱うOSS(operational support system)を有しても良い。
本開示の範囲から逸脱することなく、光トランスポートネットワーク101に対し変更、追加又は省略が行われても良い。例えば、光トランスポートネットワーク101は、図1に示すものより多くの又は少ない要素を有しても良い。また、上述のように、ポイントツーポイントネットワークとして図示されたが、光トランスポートネットワーク101は、リング、メッシュ、又は階層構造のネットワークトポロジのような光信号を送信する任意の適切なネットワークトポロジを有しても良い。
動作中、光トランスポートネットワーク101は、スーパーチャネルを送信するために使用されても良い。スーパーチャネルの中では、複数のサブキャリア信号が、固定帯域幅に密にパックされ、400Gb/s、1Tb/s、又はそれより高いような非常に高いデータレートで送信されても良い。上述のように、光スーパーチャネルは、チャネル毎に400Gb/s及び1Tb/sのデータレートで信号を送信する有望なソリューションを提示し得る。スーパーチャネルの中の近隣のサブキャリア同士の線形クロストークを最小限に抑えるために、ナイキストフィルタリングが送信機において適用され、サブキャリア周波数帯を成形しても良い(図2も参照)。スーパーチャネルによる種々の送信経験は、スーパーチャネルの中の各々のサブキャリアが近隣のサブキャリアとの異なる量の線形及び非線形相互作用(クロストーク)を経験することがあり、その結果、異なる受信OSNRペナルティを生じることを明らかにしている。スーパーチャネルの中のサブキャリアは、受信機112において観察される異なる程度のBER(bit rate error)、したがってOSNRを示し得ることが報告されている。例えば、スーパーチャネルの中央帯域の中にあるサブキャリアは、スーパーチャネルの端の帯域にあるサブキャリアと比べて、非線形相互作用に起因するより大きなBERに苦しむことがある。このような、スーパーチャネルのサブキャリアの間のBERの変化は、光トランスポートネットワーク101のオペレータにとって望ましくない場合がある。光トランスポートネットワーク101のオペレータ(又はネットワークサービスプロバイダ)は、運用上及び経済的理由から、全ての伝送チャネルについて均一な性能を望み得る。さらに、スーパーチャネルが1又は複数のROADMノードを通じて伝送されるとき、スーパーチャネルの中の端のサブキャリアは、通過帯域縮小(passband narrowing:PBN)に起因する劣化に苦しむことがある。
本願明細書に更に詳述するように、全てのサブキャリアについて均一ボーレートを使用する代わりに、混合ボーレートサブキャリアを用いてスーパーチャネルを送信する方法及びシステムが開示される。より低いボーレートサブキャリアは、ファイバ非線形性に対するより高い耐性を有するので、特定のサブキャリアのボーレートを選択的に減少することは、スーパーチャネル内のOSNRペナルティを減少させ又は等化し得る。
図2を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、5個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル200として示される。スーパーチャネルパワースペクトル200のために使用されるデータは実際に測定された値ではないが、図示のパワースペクトルは、実際のスーパーチャネルの特徴であり得る。スーパーチャネルパワースペクトル200では、サブキャリアは、それぞれ、200Gb/s DP−16−QAM信号で変調されても良い。さらに、各々のサブキャリア帯域は、0.15のロールオフ(roll−off)係数を用いるルートレイズドコサイン方法を用いて、送信機において電気的ナイキストパルス成形を施されている。図2に示すように、BSCは、固定スーパーチャネル伝送帯域を表し、Δfは、サブキャリア周波数間隔を表す。特定の実施形態では、サブキャリア周波数間隔Δfは、35GHzであり、それぞれサブキャリアに対応する各々の中心周波数f、f、f、f、fの間で均一であっても良い。サブキャリア周波数間隔Δfは、隣接サブキャリア間の有意な線形クロストークを防ぐために十分広くなるよう選択されても良い。各々のサブキャリアの光信号は、光カプラを用いて多重化され、例えば1Tb/sの集約データレートを有する固定伝送帯域BSCの中の単一のスーパーチャネルを形成しても良い。留意すべきことに、固定スーパーチャネル伝送帯域BSC、サブキャリア周波数間隔Δf、及び全体集約データレートの異なる値は、スーパーチャネルパワースペクトル200をもたらし得る。図2には、一定パワーレベルPSCも示される。PSCは、5個のサブキャリアの各々と実質的に類似の又は等しいスーパーチャネルのパワーレベルである。したがって、PSCは、サブキャリアの各々の平均パワーレベルに対応し得る。
標準的なDWDMネットワークでは、システム性能は、各々の波長チャネルの波長グリッドへの割り当てに依存し得ることが知られている。したがって、長い波長チャネルは、短い波長チャネルに比べて、少ない非線形機能障害にしか遭わない。スーパーチャネルに基づくWDMシステムの例では、Cバンドのような伝送帯域に渡るサブキャリアエラーレートの波長依存性に加えて、個々のサブキャリアエラーレート(又は受信機におけるOSNR)のスーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル割り当てへの依存性が、(クロストークのような)非線形機能障害の形で観察されている。線形クロストークは、2つの隣接サブキャリアの間(サブキャリア間)で観察され、隣接サブキャリアの周波数ドメインにおける重なり合いの程度又は範囲に依存し得る。ナイキストパルス成形の使用は、図2に示すように、少なくとも部分的には、周波数ドメインにおいて互いに実質的に重なり合わないナイキスト成形サブキャリア(スペクトルパルス)のほぼ垂直なエッジにより、隣接サブキャリア間の線形クロストークの最小レベルを維持する効果的な手段を提示し得る。非線形クロストークも、観察され、光ファイバ伝送中に非線形相互作用から生じ得る。
非線形相互作用は、特に、XPM(cross−phase modulation)、SPM(self−phase modulation)、及び4波混合、のような現象を含み得る。XPMは、1つのチャネルからの位相情報、振幅情報、又はそれら両者がスーパーチャネルの中の隣接チャネルに変調されるとき、生じ得る。SPMは、屈折率(又は屈折率の強度に対する依存性)の変動が各々のサブキャリアの中の位相シフトを生じるとき、生じ得る。4波混合では、3つの波長が相互作用して、サブキャリアの波長と一致する第4の波長を生成し、影響を受けるサブキャリアにおいてピークパワーの望ましくない変動又は他の種類の信号歪みを生じ得る。さらに、非線形クロストークは、サブキャリア間成分を有し得る。非線形相互作用はファイバ伝送中に生じ、サブキャリア周波数帯域の重なり合いの程度に依存しないので、ナイキストパルス成形は、スーパーチャネルにおける非線形クロストークに伴う特定の問題を解決するには非効果的であり得る。
単一のスーパーチャネルについて、シミュレートされた周波数スペクトル200に示されるサブキャリアのうちの少なくとも幾つかは、個々のサブキャリアの間のOSNRの変動を低減するよう、異なるボーレートにより変更されても良い。上述のように、スーパーチャネルが1又は複数のROADMノードを通じて伝送されるとき、スーパーチャネルの中の端のサブキャリアは、PBNに起因する劣化に苦しむことがある。このような場合には、例えば、端のサブキャリアのボーレートは、BSCを減少することにより(図4Aを参照)、PBNに対応するよう減少されても良い。他の例では、スーパーチャネルの中の他のサブキャリアは、ボーレートを減少することにより、スペクトル的に狭められても良い。幾つかの例では、幾つかのサブキャリアは、増大したボーレートにより送信されても良く、一方で、他のサブキャリアは、減少したボーレートにより送信される。したがって、混合ボーレートサブキャリアがスーパーチャネルの中で送信されるとき、BSCは変化しない。
図3を参照すると、例えば光トランスポートネットワーク101(図1を参照)におけるような光ネットワークにおける制御プレーン機能を実装する制御システム300の一実施形態の選択された要素のブロック図が示される。制御プレーンは、ネットワーク知能及び制御のための機能を有しても良く、更に詳細に記載するように発見、ルーティング、経路計算、及びシグナリングのためのアプリケーション又はモジュールを含むネットワークサービスを確立する能力をサポートするアプリケーションを有しても良い。制御システム300により実行される制御プレーンアプリケーションは、光ネットワークの中でサービスを自動的に確立するために一緒に動作しても良い。発見モジュール312は、近隣同士を接続するローカルリンクを発見しても良い。ルーティングモジュール310は、データベース304を移植する(populate)間に、光ネットワークノードへローカルリンク情報をブロードキャストしても良い。光ネットワークからのサービスに対する要求が受信されると、経路計算エンジン302は、データベース304を用いてネットワーク経路を計算するために呼び出されても良い。このネットワーク経路は、次に、要求されたサービスを確立するために、シグナリングモジュール306に提供されても良い。
図3に示すように、制御システム300は、プロセッサ308と、記憶媒体320とを有する。記憶媒体320は、記憶媒体320へのアクセスを有するプロセッサ308により実行可能な実行可能命令(つまり、実行可能コード)を格納しても良い。プロセッサ308は、制御システム300に本願明細書に記載の機能及び動作を実行させる命令を実行しても良い。本開示の目的のために、記憶媒体320は、少なくともある時間期間の間、データ及び命令を格納する非一時的コンピュータ可読媒体を含み得る。記憶媒体320は、永続的及び揮発性媒体、固定及び取り外し可能媒体、磁気及び半導体媒体を含み得る。記憶媒体320は、直接アクセス記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ又はフロッピーディスク)、順次アクセス記憶装置(例えば、テープディスクドライブ)、CD(compact disk)、RAM(random access memory)、ROM(read−only memory)、CD−ROM、DVD(digital versatile disc)、EEPROM(electrically erasable programmable read−only memory)、及びフラッシュメモリのような記憶媒体、非一時的媒体、又はこれらの種々の組合せを有してもよいが、これらに限定されない。記憶媒体320は、命令、データ、又はそれらの両方を格納するよう動作する。図示のような記憶媒体320は、実行可能コンピュータプログラム、つまり経路計算エンジン302、シグナリングモジュール306、発見モジュール312、及びルーティングモジュール310を表し得る命令のセット又はシーケンスを有する。
図3の制御システム300には、ネットワークインタフェース314も含まれる。ネットワークインタフェース314は、プロセッサ308とネットワーク330との間のインタフェースとして機能するよう動作する適切なシステム、機器又は装置であっても良い。ネットワークインタフェース314は、制御システム300が適切な送信プロトコル又は規格を用いてネットワーク330を介して通信することを可能にしても良い。幾つかの実施形態では、ネットワークインタフェース314は、ネットワーク330を介してネットワーク記憶リソースに通信可能に結合されても良い。幾つかの実施形態では、ネットワーク330は、光トランスポートネットワーク101の少なくとも特定の部分を表す。ネットワーク330は、ガルバニック又は電子媒体を用いるネットワークの特定部分を有しても良い。特定の実施形態では、ネットワーク330は、インターネットのような公共ネットワークの少なくとも特定部分を有しても良い。ネットワーク330は、ハードウェア、ソフトウェア、又はそれらの種々の組合せを用いて実装されても良い。
特定の実施形態では、制御システム300は、人(ユーザ)と相互作用し、光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良い。例えば、制御システム300は、ユーザからの光信号送信経路に関するデータの受信を実現するために及びユーザに結果を出力するために、1又は複数の入力装置及び出力装置を有し又はそれらに結合されても良い。1又は複数の入力又は出力装置(図示しない)は、キーボード、マウス、タッチパッド、マイクロフォン、ディスプレイ、タッチスクリーンディスプレイ、オーディオスピーカ、等を有しても良いが、これらに限定されない。代替又は追加で、制御システム300は、例えばネットワーク330を介して、別のコンピューティング装置又はネットワーク要素のような装置から光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良い。
図3に示すように、幾つかの実施形態では、発見モジュール312は、光ネットワークにおける光信号送信経路に関するデータを受信するよう構成されても良く、近隣及び近隣同士の間のリンクの発見を担っても良い。言い換えると、発見モジュール312は、発見プロトコルに従って発見メッセージを送信しても良く、光信号送信経路に関するデータを受信しても良い。幾つかの実施形態では、発見モジュール312は、特に、ファイバ種類、ファイバ長、コンポーネントの数及び種類、データレート、データの変調フォーマット、光信号の入力パワー、信号搬送波長(つまり、チャネル)の数、チャネル間隔、トラフィック要求、及びネットワークトポロジ、のような特徴を決定しても良いが、これらに限定されない。
図3に示すように、ルーティングモジュール310は、光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークの中の種々のノードにリンク接続性情報を伝搬することを担っても良い。特定の実施形態では、ルーティングモジュール310は、リンク帯域幅可用性を含み得る、トラフィックエンジニアリングをサポートするためのリソース情報をデータベース304に移植しても良い。したがって、データベース304は、ルーティングモジュール310により、光ネットワークのネットワークトポロジを決定するのに有用な情報を移植されても良い。
経路計算エンジン302は、光信号送信経路の送信特性を決定するために、ルーティングモジュール310によりデータベース304に提供される情報を用いるよう構成されても良い。光信号送信経路の送信特性は、特に、色分散(chromatic dispersion:CD)、非線形(nonlinear:NL)効果、偏光モード分散(polarization mode dispersion:PMD)及び偏光依存損失(polarization dependent loss:PDL)のような偏光効果、並びに自然放出雑音(amplified spontaneous emission:ASE)のような送信劣化因子が、光信号送信経路内で光信号にどれ位影響を与え得るかについての見識を提供しても良い。光信号送信経路の送信特性を決定するために、経路計算エンジン302は、送信劣化因子の間の相互作用を検討しても良い。種々の実施形態では、経路計算エンジン302は、特定の送信劣化因子の値を生成しても良い。経路計算エンジン302は、光信号送信経路を記述するデータをデータベース304に更に格納しても良い。
図3で、シグナリングモジュール306は、光トランスポートネットワーク101のような光ネットワークにかえるエンド−エンドサービスを設定、変更、及び取り壊しに関連する機能を提供しても良い。例えば、光ネットワーク内のイングレスノードがサービス要求を受信すると、制御システム300は、シグナリングモジュール306を用いて、帯域幅、コスト、等のような異なる基準に従って最適化され得る経路計算エンジン302からのネットワーク経路を要求しても良い。所望のネットワーク経路が識別されると、次に、シグナリングモジュール306は、要求されたネットワークサービスを確立するために、ネットワーク経路に沿って個々のノードと通信しても良い。異なる実施形態では、シグナリングモジュール306は、ネットワーク経路に沿ってノードへ及びノードから後続の通信を伝搬するために、シグナリングプロトコルを用いても良い。
制御システム300の動作において、所望の光ネットワーク経路が提供されたとき、1又は複数のスーパーチャネルの伝送パラメータが計算されても良い。伝送パラメータは、各々のサブキャリアのボーレートを含んでも良い。このように、混合ボーレートサブキャリアは、本願明細書に記載のように、スーパーチャネルの中に実装されても良い。
図4を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、PBNを受ける4個のサブキャリア402を示すスーパーチャネルパワースペクトル400として示される。図4に示すように、中心周波数f、f、f、及びfにあるサブキャリアは、説明の明確化のために、簡略化した形式で示されるが、依然として、シミュレートされる周波数スペクトル200(図2を参照)に示されるサブキャリア帯域と実質的に同様であっても良い。スーパーチャネルパワースペクトル400では、端のサブキャリア(スーパーチャネルの中のそれらの端の位置に関連して)は、それらのボーレートを減少するよう変更されており、サブキャリア404−1及び404−4として示される。一方で、サブキャリア404−1及び404−4の非変更バージョンは、それぞれグレイで示される。サブキャリア404−1及び404−4のボーレートが減少した結果として、スーパーチャネルは、PBN402からの劣化をあまり受けないで良い。これは、スーパーチャネルが、特定の光伝送路に沿う1又は複数のROADMを通過することから生じ得る。したがって、パワースペクトル400のスーパーチャネルは、幾らか狭い帯域幅を有しても良く、PBN402に対するより大きな耐性があっても良い。サブキャリア404−1(f)及び404−4(f)の減少したボーレートに起因して、サブキャリア対(f,f)及び(f,f)の間のスペクトル間隔がより大きいので、f及びfにおけるサブキャリアに対するより小さな線形効果が観察され得る。さらに、OSNRペナルティは、全てのサブキャリアの間で等化され得る。これは望ましい。
以下に図7に示すスーパーチャネルの例示的なスペクトルは4個のサブキャリア帯域と共に示されるが、本願明細書に記載の方法は異なる数のサブキャリア帯域を有するスーパーチャネルに対して実施できることに留意する。例えば、スーパーチャネルが4、6、8、10等のような偶数個のサブキャリアを有しても良いとき。また、ボーレートの変更されたサブキャリアの数が4以上である例では、ボーレート変更の大きさは、スーパーチャネルの中のサブキャリアの位置に依存しても良い。種々の実施形態では、本願明細書に記載のように、混合ボーレートサブキャリアがスーパーチャネルと共に使用されるとき、ボーレートは、スーパーチャネルの中のスペクトル位置に関して対称的であっても良い。したがって、例えば、f及びfにおけるサブキャリアは、(未変更の、増大された、又は減少された)第1のボーレートを有しても良い。一方で、f及びfにおけるサブキャリアは、(未変更の、増大された、又は減少された)第2のボーレートを有しても良い。
図4Bを参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、中心周波数f、f、f、及びfにある4個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル401として示される。パワースペクトル401では、PBN403は、図4Aに示したPBN402とは対照的に、スーパーチャネルの全体の帯域幅を制限しない。したがって、パワースペクトル401では、サブキャリアボーレートの変更の前に、非線形効果は、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティを支配し得る。スーパーチャネルパワースペクトル401では、サブキャリア404−1(f)及び404−4(f)は、それらのボーレートを減少するよう変更されている。一方で、サブキャリア404−1及び404−4の未変更バージョンは、それぞれグレイで示される。さらに、僅かな周波数シフトΔfが、サブキャリア404−1及び404−4に対し、パワースペクトル401の端へ向かい外側に適用されている。サブキャリア404−1(f)及び404−4(f)のボーレートの減少、及び周波数シフトΔfの結果として、スーパーチャネルは、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティをあまり受けなくても良い。このように、スーパーチャネルの中の全てのサブキャリアの間のOSNRペナルティは等化され得る。これは望ましい。
図5を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、中心周波数f、f、f、及びfにある4個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル500として示される。パワースペクトル500では、PBN502は、図4Aに示したPBN402とは対照的に、スーパーチャネルの全体の帯域幅を制限しない。したがって、パワースペクトル500では、サブキャリアボーレートの変更の前に、非線形効果は、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティを支配し得る。スーパーチャネルパワースペクトル500では、サブキャリア504−2(f)及び504−3(f)は、それらのボーレートを減少するよう変更されている。一方で、サブキャリア504−2及び504−3の未変更バージョンは、それぞれグレイで示される。サブキャリア504−2(f)及び504−3(f)のボーレートの減少の結果として、スーパーチャネルは、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティをあまり受けなくても良い。このように、スーパーチャネルの中の全てのサブキャリアの間のOSNRペナルティは等化され得る。これは望ましい。
図6を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、中心周波数f、f、f、及びfにある4個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル600として示される。パワースペクトル600では、PBN602は、図4Aに示したPBN402とは対照的に、スーパーチャネルの全体の帯域幅を制限しない。したがって、パワースペクトル600では、サブキャリアボーレートの変更の前に、非線形効果は、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティを支配し得る。スーパーチャネルパワースペクトル600では、サブキャリア604−2(f)及び604−3(f)は、それらのボーレートを増大するよう変更されている。一方で、サブキャリア604−1(f)及び604−4(f)は、それらのボーレートを減少するよう変更されている。サブキャリアの未変更バージョンは、それぞれグレイで示される。さらに、パワースペクトル500では、周波数f、f、f、及びfは、スーパーチャネルの端に向かって僅かにシフトされている。具体的には、周波数f及びfは、第1の周波数シフトにより外側にシフトされている。一方で、周波数f及びfは、第2の周波数シフトにより外側にシフトされている。パワースペクトル600における第1及び第2の周波数シフトは、それぞれサブキャリア毎に又はサブキャリア群毎に実行されるボーレート変更の実際の量に依存しても良い。前述の例におけるように、スーパーチャネルの中の全てのサブキャリアの間のOSNRペナルティは等化され得る。これは望ましい。
さらに、スーパーチャネルの全体のボーレートがボーレート減少のために減少されたパワースペクトル400、401、及び500とは対照的に、パワースペクトル600の中のスーパーチャネルの全体のボーレートは維持され得る。例えば、4個のサブキャリアのうちの各々のサブキャリアの不均一なボーレートが32Gbaudであるとき、スーパーチャネルの全体のボーレートは128Gbaudである。パワースペクトル400、401、及び500におけるように、変更された2個のサブキャリアのボーレートが16Gbaudまで減少されるとき、スーパーチャネルの全体のボーレートは96Gbaudである。しかしながら、パワースペクトル600では、サブキャリア604−2(f)及び604−3(f)が、40Gbaudまでボーレートを増大するよう変更されている。一方で、サブキャリア604−1(f)及び604−2(f)は、24Gbaudまでボーレートを減少するよう変更されている。スーパーチャネルの全体のボーレートは、128Gbaudに維持される。スーパーチャネルの同一の全体のボーレートを維持することは、データスループット全体の減少を回避することにより、経済的に有利であり得る。
図7を参照すると、スーパーチャネルの一実施形態の選択された要素が、中心周波数f、f、f、及びfにある4個のサブキャリアを示すスーパーチャネルパワースペクトル700として示される。パワースペクトル700では、PBN702は、図4Aに示したPBN402とは対照的に、スーパーチャネルの全体の帯域幅を制限しない。したがって、パワースペクトル700では、サブキャリアボーレートの変更の前に、非線形効果は、f及びfにおけるサブキャリアのOSNRペナルティを支配し得る。スーパーチャネルパワースペクトル700では、サブキャリア704−2(f)及び704−3(f)は、それらのボーレートを減少するよう変更されている。一方で、サブキャリア704−1(f)及び704−4(f)は、それらのボーレートを増大するよう変更されている。サブキャリアの未変更バージョンは、それぞれグレイで示される。さらに、パワースペクトル700では、周波数f、f、f、及びfは、スーパーチャネルの中心周波数に向かって僅かにシフトされている。具体的には、周波数f及びfは、第1の周波数シフトにより中心へ向かって内側にシフトされている。一方で、周波数f及びfは、第2の周波数シフトにより内側にシフトされている。パワースペクトル700の中の第1及び第2の周波数シフトは、サブキャリア又はサブキャリア群毎にそれぞれ実行されるボーレート変更の実際の量に依存しても良い。前述の例におけるように、スーパーチャネルの中の全てのサブキャリアの間のOSNRペナルティは等化され得る。これは望ましい。パワースペクトル600について上述したように、パワースペクトル700の中のスーパーチャネルの全体のボーレートは、データスループット全体の低下を伴わず、維持できる。これは望ましい。
パワースペクトル400、401、500、600、及び700では、説明の明確さのために4個のサブキャリアのみが示されるが、異なる更なる数のサブキャリアが本願明細書に記載の混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルの送信のための方法及びシステムと共に使用されても良いことに留意する。
1つの例示的な実施形態では、周波数f、f、f、f及びfにある5個のサブキャリアを有し、f及びfにあるサブキャリアのボーレートは、f及びfにあるサブキャリアのボーレートと同じ又はそれより小さくなるよう変更されても良い。一方で、本例の中心サブキャリアfのボーレートは、変更されずに維持されても良い。さらに、周波数f及びfは、周波数f及びfがスーパーチャネルの端に向かってシフトされ得る第2の周波数シフトと同じ又はそれより大きい第1の周波数シフトにより、スーパーチャネルの端に向かってシフトされても良い。一方で、fの周波数は不変のまま維持されても良い。
別の例示的な実施形態では、周波数f、f、f、f、及びfにある5個のサブキャリアを有し、f及びfにあるサブキャリアのボーレートは変更されずに維持されても良い。中心サブキャリアfのボーレートは、f2及びf4にあるサブキャリアのボーレートと同じ又はそれより小さくなるよう変更されても良い。さらに、周波数f及びfは、周波数シフトによりスーパーチャネルの端に向かってシフトされても良い。一方で、fの周波数は不変のまま維持されても良い。
同様のアプローチは、他の数のサブキャリア、奇数又は偶数にも使用できる。ここで、サブキャリアは、スーパーチャネルの中のサブキャリアの位置に基づき、同量の周波数シフトを有し又は有しないで、ボーレートの観点で対称的に変更される。本願明細書に記載のように、ボーレート及び個々のサブキャリア周波数は変更されても良いが、スーパーチャネルの全体の帯域幅は、固定されたままであっても良く、関連するITU伝送標準に従っても良い。
より多数のサブキャリアを有するスーパーチャネルを有する幾つかの実施形態では、特定の隣接サブキャリアは、サブキャリア帯域にグループ化されても良い。サブキャリア帯域の中の各々のサブキャリアは、所与の周波数シフトを有し又は有しないで、共通ボーレートを割り当てられても良い。例えば、以下の表1は、10個のサブキャリアと、それぞれ2個のサブキャリアの5個のサブキャリア帯域と、を有するスーパーチャネルのボーレート割り当てを示す。
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[表1]スーパーチャネルの中のサブキャリア帯域の例
表1で、サブキャリア帯域A及びEはボーレートBR1を有し、サブキャリア帯域B及びDはボーレートBR2を有し、一方、サブキャリア帯域C及びDはボーレートBR3を有する。ボーレートは、ボーレートを減少すること又はボーレートを増大することにより、前述の例で説明したように変更されても良い。さらに、例えばPBNが制限的でないとき、前述の例において説明したように、周波数シフトがサブキャリア帯域毎に適用されても良い。
図8を参照すると、本願明細書で記載されるような、混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する方法800の一実施形態の選択された要素のブロック図がフローチャートの形式で示される。方法800は、光トランスポートネットワーク101を用いて実行されても良い。幾つかの実施形態では、ネットワーク管理システム300は、上述のように、変更されたボーレート及び関連する周波数シフトを決定するために、及びボーレート及び周波数シフトを光トランスポートネットワークの中のコンポーネントに通信するために、使用されても良い。留意すべきことに、方法800で記載される特定の動作は、異なる実施形態では任意であっても良く或いは再配置されても良い。
方法800は、ステップ802で、光伝送路に渡り伝送されているスーパーチャネルに含まれる少なくとも1つのサブキャリアのボーレートを変更することにより、開始しても良い。ステップ802で、FECモジュールが、ボーレートを変更するために使用されても良い。ステップ802で、光送信機が、ボーレートを変更するために使用されても良い。ブロック802で、ボーレートは減少されても良い。ブロック802で、ボーレートは増大されても良い。ブロック802で、スーパーチャネルの全体のボーレートは減少されても良い。ブロック802で、スーパーチャネルの全体のボーレートは維持されても良い。ステップ802で、ボーレートを変更するステップは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に依存しても良い。ステップ802で、ボーレートは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に関して対称的に変更されても良い。ステップ802で、ボーレートは、少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリア帯域について、設定されても良い。ステップ804で、スーパーチャネルは、スーパーチャネルの中の少なくとも2つのサブキャリアが異なるボーレートを有するように、光伝送路に渡り送信されても良い。
本願明細書に記載のように、混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する方法及びシステムは、伝送中に被る光信号対雑音比の不利益を改善し又は等化するために、特定のサブキャリアのボーレートを変更するステップを含む。追加の周波数シフトが、個々のサブキャリアに適用されても良い。ボーレート変更及び周波数シフトは、スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置について対称的であっても良い。
本願明細書の主題は1又は複数の例示的な実施形態に関連して記載されたが、これは、いずれの請求項も前述の特定の形式に限定されるものではない。反対に、本開示を対象とするいずれの請求項も、このような代替、変更、及び等価物を、本開示の精神及び範囲の中に含まれるものとして包含するものとする。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1) 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する方法であって、前記方法は、
光伝送路に渡り送信されているスーパーチャネルについて、前記スーパーチャネルに含まれる少なくとも1つのサブキャリアのボーレートを変更するステップと、
前記変更するステップの後に、前記光伝送路に渡り前記スーパーチャネルを送信するステップであって、前記スーパーチャネルの中の少なくとも2つのサブキャリアは異なるボーレートを有する、ステップと、
を有する方法。
(付記2) 前記ボーレートを変更するステップは、
前方誤り訂正モジュールを用いて前記ボーレートを変更するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記3) 前記ボーレートを変更するステップは、
光送信機を用いて前記ボーレートを変更するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記4) 前記ボーレートを変更するステップは、
前記ボーレートを減少するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記5) 前記ボーレートを変更するステップは、
前記ボーレートを増大するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記6) 前記ボーレートを変更するステップは、
前記スーパーチャネルの全体のボーレートを減少するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記7) 前記ボーレートを変更するステップは、
前記スーパーチャネルの全体のボーレートを維持するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記8) 前記ボーレートを変更するステップは、前記スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に依存する、付記1に記載の方法。
(付記9) 前記ボーレートを変更するステップは、
前記スーパーチャネルの中の前記サブキャリアのスペクトル位置に関して対称的に、前記ボーレートを変更するステップ、
を更に有する、付記8に記載の方法。
(付記10) 前記ボーレートを変更するステップは、
少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリア帯域について前記ボーレートを設定するステップ、
を更に有する、付記1に記載の方法。
(付記11) 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する光トランスポートネットワークであって、前記光トランスポートネットワークは、
光送信機と光受信機とを含み、スーパーチャネルを送信する光伝送路であって、前記スーパーチャネルの中の少なくとも2つのサブキャリアが異なるボーレートを有するように、ボーレートは前記スーパーチャネルに含まれる少なくとも1つのサブキャリアについて変更される、光伝送路、
を有する光トランスポートネットワーク。
(付記12) 前記ボーレートは、前記光伝送路に沿って前記光送信機より前にある前方誤り訂正モジュールを用いて変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記13) 前記ボーレートは、前記光送信機を用いて変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記14) 前記ボーレートは、前記ボーレートを減少するよう変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記15) 前記ボーレートは、前記ボーレートを増大するよう変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記16) 前記ボーレートが変更された後に、前記スーパーチャネルの全体のボーレートが減少される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記17) 前記ボーレートが変更された後に、前記スーパーチャネルの全体のボーレートが維持される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記18) 前記ボーレートは、前記スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に基づき変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記19) 前記ボーレートは、前記スーパーチャネルの中の前記サブキャリアのスペクトル位置に関して対称的に変更される、付記18に記載の光トランスポートネットワーク。
(付記20) 前記ボーレートは、少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリア帯域について前記ボーレートを設定するよう変更される、付記11に記載の光トランスポートネットワーク。
200、400、401、500、600、700 スーパーチャネルパワースペクトル
402、403、502、602、702 PBN(通過帯域縮小)
404、504、604、704 サブキャリア

Claims (20)

  1. 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する方法であって、前記方法は、
    光伝送路に渡り送信されている偶数個のサブキャリアを含むスーパーチャネルについて、前記スーパーチャネルに含まれる全てのサブキャリアのボーレートを変更するステップであって、前記全てのサブキャリアのボーレート変更の大きさは、前記スーパーチャネルの中の該サブキャリアのスペクトル位置に関して対称的である、ステップと、
    前記光伝送路に渡り前記スーパーチャネルを送信するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記ボーレートを変更するステップは、
    前方誤り訂正モジュールを用いて前記ボーレートを変更するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ボーレートを変更するステップは、
    光送信機を用いて前記ボーレートを変更するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ボーレートを変更するステップは、
    前記ボーレートを減少するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ボーレートを変更するステップは、
    前記ボーレートを増大するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ボーレートを変更するステップは、
    前記スーパーチャネルの全体のボーレートを減少するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ボーレートを変更するステップは、
    前記スーパーチャネルの全体のボーレートを維持するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ボーレートを変更するステップは、前記スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に依存する、請求項1に記載の方法。
  9. サブキャリア毎に又はサブキャリア群毎に実行されるボーレート変更の量に依存して、前記スーパーチャネルに含まれる前記全てのサブキャリアを周波数シフトするステップ、を更に含む請求項1に記載の方法。
  10. 前記ボーレートを変更するステップは、
    少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリア帯域について前記ボーレートを設定するステップ、
    を更に有する、請求項1に記載の方法。
  11. 混合ボーレートサブキャリアを有するスーパーチャネルを送信する光トランスポートネットワークであって、前記光トランスポートネットワークは、
    光送信機と光受信機とを含み、偶数個のサブキャリアを含むスーパーチャネルを送信する光伝送路であって、前記スーパーチャネルに含まれる全てのサブキャリアのボーレートは変更され、前記全てのサブキャリアのボーレート変更の大きさは、前記スーパーチャネルの中の該サブキャリアのスペクトル位置に関して対称的である、光伝送路、
    を有する光トランスポートネットワーク。
  12. 前記ボーレートは、前記光伝送路に沿って前記光送信機より前にある前方誤り訂正モジュールを用いて変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  13. 前記ボーレートは、前記光送信機を用いて変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  14. 前記ボーレートは、前記ボーレートを減少するよう変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  15. 前記ボーレートは、前記ボーレートを増大するよう変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  16. 前記ボーレートが変更された後に、前記スーパーチャネルの全体のボーレートが減少される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  17. 前記ボーレートが変更された後に、前記スーパーチャネルの全体のボーレートが維持される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  18. 前記ボーレートは、前記スーパーチャネルの中のサブキャリアのスペクトル位置に基づき変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  19. サブキャリア毎に又はサブキャリア群毎に実行されるボーレート変更の量に依存して、前記スーパーチャネルに含まれる前記全てのサブキャリアは周波数シフトされる、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
  20. 前記ボーレートは、少なくとも2つのスペクトル的に隣接するサブキャリアを有するサブキャリア帯域について前記ボーレートを設定するよう変更される、請求項11に記載の光トランスポートネットワーク。
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