JP6929706B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
の温度、又は前記第1の温度より高い第2の温度に制御する制御手段と、を備えた画像形成装置であって、前記制御手段は、複数の画像を連続してプリントする場合、前記複数の画像のうち少なくとも1番目からn番目までの各画像の画像濃度情報を前記画像処理手段から取得し、前記1番目から前記n番目までの各画像の画像濃度情報のいずれかの画像濃度情報に閾値以上の濃度が含まれている場合、前記1番目から前記n番目までの画像のうち、前記閾値以上の濃度の画像から前記n番目までの画像の定着を前記定着手段の目標温度を前記第2の温度として行い、前記定着手段の目標温度を前記第2の温度から前記第1の温度に切り替え、n+1番目以降の画像の定着を行うことを特徴とする。
(1)画像形成装置
図2は本実施例1における画像形成装置Pの構成略図である。この画像形成装置Pは電子写真方式を採用したタンデム方式−中間転写方式の4色フルカラーのレーザープリンタである。プリンタは外部装置としてのデータ送信装置Aから画像処理手段としてのビデオコントローラ30に入力したプリントジョブに対応したプリント動作(画像形成動作)を実行して記録材Sにフルカラー或いはモノカラーのトナー像を形成した画像形成物を出力する。
トナー像の定着手段としての定着装置Fについて述べる。以下の説明において、定着装置F及び定着装置を構成する部材に関し、長手方向とは記録材搬送路面において記録材搬送方向Bと直交する方向である、短手方向とは記録材搬送路面において記録材搬送方向Bと平行な方向である。幅とは短手方向の寸法である。記録材に関し、長手幅とは記録材の面において記録材搬送方向Bと直交する方向の寸法である。
加圧ローラ21は、丸軸状の芯金211と、芯金211の外周に芯金211と同心一体に形成されたシリコーンゴムから成る弾性層212と、弾性層212の周りに形成された導電性のフッ素樹脂製の離型層213と、を有する弾性ローラである。加圧ローラ21の外周長は57mmである。なお、弾性層212は、フッ素ゴム等の耐熱性ゴム、あるいはシリコーンゴム等を発泡して形成したものでも良い。離型層213は絶縁性のフッ素樹脂でも良い。
フィルムユニット28は、フィルム22、ヒータ(加熱部材)23、ヒータホルダ(加熱体保持部材:以下、ホルダと記す)24と、剛性ステー(剛性部材:以下、ステーと記す)25等による組立体である。
フィルムユニット28は加圧ローラ21に対してヒータ23の側を対向させて実質平行に配列して定着フレーム29の一端側と他端側の側板71・71間に配置されている。そして、加圧ローラ21の芯金211とフィルムユニット28のステー25は、長手方向両端部において不図示の加圧機構の加圧スプリングにより加圧ローラ21とフィルム22が接触するように加圧ローラ21の弾性に抗して加圧されている。本実施例において加圧機構による加圧力は総圧196N(20kgf)である。その加圧力により加圧ローラ21とフィルム22間には記録材搬送方向Bに関して所定幅のニップNFが形成される。
画像処理手段としてのビデオコントローラ30について図5を用いて説明する。ビデオコントローラ30は、CPUバス301を有する。このCPUバス301を介して相互に接続されたホストコンピュータインターフェース部(以降、ホストコンピュータI/F部と略記)302、画像形成装置I/F部303、ROM304、RAM305、及びCPU306等の各デバイスを備えている。CPUバス301は、アドレス、データ、コントロールバスを含む。
画像データ処理について説明する。図6に画像データ処理フローを示す。ホストコンピュータ等のデータ送信装置Aからは画像情報として画像データとともに、記録材サイズ、動作モード等のコマンドが送られてくる(S10)。
次に、濃度情報と記録材S上のトナー量の関係について説明する。濃度情報は、画像情報取得領域内における最大露光量となるピクセルの濃度情報である。本実施例では、濃度情報の最小値は0%、最大濃度を220%としている。濃度情報は、実際の記録材S上の単位面積当たりのトナー量と相関があり、濃度情報100%のときの記録材S上の単位面積当たりのトナー量は0.45〜0.50mg/cm2である。また、濃度情報200%のときの記録材S上の単位面積当たりのトナー量は0.90〜1.00mg/cm2である。
本実施例1では、朝一からの連続プリントにおいてプリント開始5枚目迄限定で、画像濃度が200%以上の画像を検知した場合である。この場合にはその検知したページと、その検知したページ以降のプリント開始起算で5枚目までは画像に関わらず温調温度を7℃上げて6枚目で元の温調温度に戻す。これにより画像濃度200%以上の画像を有するページのみならず、そのページ以降においても画像濃度に関わらず熱量の不足に伴う定着不良の発生や、熱量の過剰供給によるカールの発生を抑制したプリントを行うことができる。以下その理由について説明する。
本発明者らは定着装置Fを用いて、鋭意検討の結果、コールドスタートからの連続プリントの初期の所定枚数内において先行ページの画像濃度の違いによりその後続紙の定着性が大きく変わることを見つけた。図8及び図9を用いてそれを説明する。
この設定1は、高濃度画像の次ページの温度ドロップのため標準温調温度では定着不良の例である。設定1では、1枚目を、画像パターンとしては図7に示すRed、Green、B:Blueの各2次色濃度が200%である縦帯画像を配置した画像を207℃温調で定着させた。2枚目以降を同じく画像パターンとしては図7に示すRed、Green、Blueの2次色縦帯を配置した画像において画像濃度だけを140%にして、標準温調温度である200℃で定着させた。
この設定2は、200%より低濃度画像では温度ドロップ小のため標準温調温度でOKの例(例1)である。設定2では、画像パターンとしては同じく図7に示すRed、Green、Blueの2次色縦帯を配置した画像において画像濃度だけを180%にして、標準温調温度である200℃温調で定着させた。
この設定3も、200%より低濃度画像では温度ドロップ小のため標準温調温度でOKの例(例2)である。設定3では、画像パターンとしては同じく図7に示すRed、Green、Blueの2次色縦帯を配置した画像において画像濃度だけを140%にして、標準温調温度である200℃温調で定着させた。
この設定4は、4枚目に200%画像が来た場合に5枚目標準温調温度で定着性NGの例である。設定4では、1枚目から3枚目までと5枚目と6枚目は画像パターンとしては同じく図7に示すRed、Green、Blueの2次色縦帯を配置した画像において画像濃度だけを180%にして、標準温調温度である200℃にして定着させた。4枚目は画像パターンとして図7に示すRed、Green、Blueの各2次色濃度が200%である縦帯画像を配置した画像を207℃温調で定着させた。
この設定6は、6枚目に200%画像が来れば標準温調温度でも定着性OKの例である。設定6では、1枚目から5枚目までは画像パターンとしては同じく図7に示すRed、Green、Blueの2次色縦帯を配置した画像において画像濃度だけを180%にして、標準温調温度にて定着させた。6枚目は画像パターンとして図7に示すRed、Green、Blueの各2次色濃度が200%である縦帯画像を配置した画像を200℃温調で定着させた。
1)定着フィルム22の表面温度は1枚目の画像;すなわち200%の濃度の画像が定着されるときに大きく落ち込み定着不良発生温度の閾値すれすれの温度まで下がってしまっていること、
2)加えて2枚目の画像が濃度140%の画像であっても、もちこたえることなく、定着フィルム22の表面温度はさらに低下して定着不良発生閾値以下まで低下してしまっていること、
3)さらに3枚目になっても定着不良発生閾値を上回ることができないこと
が判る。
1)後続紙である6枚目の180%画像を標準温調温度の200℃で定着させても定着不良は起きないこと、
2)さらに設定6の様に6枚目に200%画像が来た場合には標準温調温度の200℃であっても定着不良が起きない温度に保たれている
ことが判る。
1)そのページの温調温度を高濃度画像用温調温度である207℃に上げるのは無論のこと、
2)その後続ページから所定枚数の5枚以内のページまでの目標温調温度も高濃度画像用温調温度である207℃に上げないと、定着不良が起きることがある
ということが判った。
この設定7は全て高濃度画像用温調温度207℃だとカールNGの例(例1)である。設定7としては設定1と同じ画像の組合せで1枚目だけが200%の高濃度画像で2枚目以降6枚目までが140%画像で、温調温度をすべて207℃にした。
この設定8も全て高濃度画像用温調温度207℃だとカールNGの例(例2)である。またさらに設定8として、設定7と同じ温調温度設定ですべての画像が高濃度画像である200%画像の時の定着フィルム22の表面温度を測定した結果も図10に示した。
図8乃至図10の結果より、実施例1では次のような目標温調温度設定としている。画像濃度200%以上(あらかじめ設定された閾値以上の画像濃度)の画像を有するページを検出した場合にはそのページだけでなく、その後続ページにおいても所定枚数である5枚目まではフィルム22の表面温度の落ち込みを加熱装置の加熱で補う。そのため、画像濃度によらず定着装置Fの温調温度を標準温調温度200℃(第1の温調温度)に対して補正を行い、目標温調温度を7℃上げた高濃度画像用温調温度207℃(第2の温調温度)に設定する。そして所定枚数を過ぎた6枚目において標準温調温度200℃に戻す。
1)あらかじめ設定された閾値以上(200%以上)の画像濃度を有するページが含まれない場合は、目標温調温度を所定の第1の温調温度(200℃)に設定して連続のプリントの定着を行い、
2)閾値以上の画像濃度を有するページが含まれる場合には、目標温調温度を第1の温調温度より高い所定の第2の温調温度(207℃)に設定してそのページの記録材の定着を行い、
3)閾値以上の画像濃度を有するページの次のページから前記所定枚数までのページの記録材は画像濃度に関わらず目標温調温度を第2の温調温度に設定して定着を行う。そして、所定枚数より後のプリントにおいては目標温調温度を第2の温調温度から第1の温調温度に戻す。ここで、上記の所定枚数は加圧ローラ温度が1枚目の温度に復帰するまでに要する連続プリント枚数として定義される。
以下具体的に実施例1の構成の効果をテストした結果を説明する。テスト方法としては朝一連続プリント6枚を後述する画像パターンの組み合わせを変えながら行い、画像不良の有無を比較例構成と比較した。なお比較例としては以下の一般に公知の構成をもちいた。
比較例1の構成は、テストページ全てにおいて画像濃度に関わらず温調温度補正を行わない、すなわちすべてのページで標準温調温度に設定した構成である。
比較例2の構成は、テストページ全てにおいて画像検出を行う。その結果、濃度の高い(濃度200%以上の)画像を有するページを検出した場合にだけ、そのページ定着時の温調温度補正をおこない目標温調温度を7℃上げた高濃度画像用温調温度に設定する。濃度の高い(濃度200%以上の)画像を有するページを検出しない場合は標準温調温度に設定する。
比較例3の構成は、テストページ全てにおいて画像濃度に関わらず温調温度補正を行ったのと同じ値、すなわち目標温調温度を7度上げた高濃度画像用温調温度に設定した構成である。
気温23℃湿度50%の環境で定着装置Fを含む画像形成装置Pが環境温度に十分になじんだ朝一コールド状態から連続6枚のプリントを行った。紙としてはPBDK A464g紙(開直紙)を用いた。プリントは画像形成装置Pを外部ホストAとしてのパソコンに接続し、パソコン上から画像パターンをプリントするコマンドを画像形成装置Pに送信した。
また各ページの画像パターンとしては、以下の3つの画像組合せを用いて評価した。
1枚目〜6枚目まですべて、図7に示すように、ページ右側と左側にそれぞれ、200%2次色Red、200%2次色Green、200%2次色Blueの3つの帯状パターンを束ねて1つの帯にしたパターン配置した画像でプリントする。この画像を以下200%(R,G,B)パターンと表記する。
1枚目は上記200%(R,G,B)パターンで、2枚目〜6枚目の画像はR,G&Bの各2次色濃度だけ140%にして、それら配置は先記200%(R,G,B)パターンと同じく図7のようにした画像パターンでプリントする。この画像を以下140%(R,G,B)パターンと表記する。
2枚目のみは上記200%(R,G,B)パターンで、1枚目および3枚目〜6枚目は上記140%(R,G,B)パターンでプリントする。
実際にこれら3つの画像組合せ設定で定着性評価として定着不良をみつつ、紙搬送としてカールを評価した結果を以下の表1、表2、表3に順次しめす。
一方で実施例1の構成においては定着不良およびカールの発生はともになく、良好であった。
実施例2の構成について説明する。本実施例2の基本構成は実施例1に同じである。異なるのは、濃度の高い画像(200%2次色)を検知したページの定着時の目標温調温度である高濃度画像用温調温度(第2の温調温度)において、フィルム22の温度が復帰するまでの所定枚数内を全て一律に同じ目標温調温度に設定するのではない。即ち、途中のページで温度をさげて設定する。つまり、第2の温調温度は、連続のプリントの開始からのページ枚数が増えると温度が下がるように設定されたことを特徴とする。
図11のフローチャートに示すように本実施例2の画像形成装置はプリント信号を受け取る(S40)と、まずジョブ内ページカウント(以降CNTと略記)をゼロにする。つぎに定着装置Fの温まり具合を検出するためサーミスタ26の示す温度を取得する(S41)。このサーミスタ26の示す温度で定着器が42℃以下かどうかを判断し(S42)、Yesすなわちコールド状態であると判断するとS43へ進む。Noである場合には温調温度補正を行わない目標温調温度設定(目標温調温度を200℃(第1の温調温度)に設定)を行う(S51)。
以下具体的に実施例2の構成の効果を調べたテスト結果を説明する。テスト方法としては朝一連続プリント6枚を画像パターンの組み合わせを変えながら行い、画像不良の有無とカール量を実施例1の構成と比較した。
気温23℃湿度35%の環境で定着装置Fを含む画像形成装置Pが環境温度に十分になじんだ朝一コールド状態から連続6枚のプリントを行った。紙としてはPBDK A464g紙をテスト環境である気温23℃湿度35%の環境下で30時間放置したものを用いた。プリントは画像形成装置Pを外部ホストAとしてのパソコンに接続し、パソコン上から画像パターンをプリントするコマンドを画像形成装置Pに送信した。
また各ページの画像パターンとしては、実施例1の評価に用いたのと同じ3つの画像組合せ(1〜3)にして評価した。
実際にこれら3つの画像組合せ設定で定着性として定着不良と紙搬送としてカールを評価した結果を以下の表4、表5、表6に順次しめす。
実施例3の構成について説明する。実施例1および実施例2の構成では一律に定着装置Fのサーミスタ26の温度が42℃未満であれば一律に同じ制御に従っていたが、本実施例ではここを32℃未満の場合と32℃以上42℃未満の場合で目標温調温度の設定制御を変える。
以下具体的に本実施例3の構成の効果を調べたテスト結果を説明する。テスト方法としては連続プリント6枚を画像パターンの組み合わせを変えながら行った。また画像パターンの組み合わせとしては、実施例1および実施例2の効果確認テストでも用いた3つの画像組合せ(1〜3)を用いて、画像不良の有無とカール量を比較例1〜3および実施例1および2の構成と比較した。
気温23℃湿度50%の環境で定着装置Fを含む画像形成装置Pが環境温度に十分になじんだ朝一コールド状態から数枚のプリントを行う。プリント終了後に定着装置Fのサーミスタ温度をモニターしながら、サーミスタ温度が37℃になったタイミングで連続6枚のプリントを行った。記録紙としてはPBDK A464g紙(開直紙)を用いた。プリントは画像形成装置Pを外部ホストAとしてのパソコンに接続し、パソコン上から画像パターンをプリントするコマンドを画像形成装置Pに送信した。
実際にこれら3つのパターン設定で定着性として定着不良と紙搬送としてカールを評価した結果を以下の表7、表8、表9にしめす。
これは定着器の温まり具合が十分に環境になじんだコールド状態とは異なり、環境温度(23℃)よりもフィルム22が少しあたたまった状態(32℃以上)にあった。これにより、濃度の高い200%2次色パターンが来た後でも環境になじんだコールド状態のときほど温度低下が起きずにいた。そのため、本実施例3のように定着器の温まり具合に応じて濃度の高い画像を載せたページを定着するときの目標温調温度を変えることで良好な定着性とカールの両立を図ることが出来たためと考えられる。
(1)以上、本発明の実施形態およびその効果について説明したが、本発明は上記実施例1、2及び3に限定的に解釈されるものではない。本発明の要件を満たす範囲内において、構成におけるさまざまな変更、改良が可能である。
1)カラー画像を有するページが含まれない場合は、目標温調温度を所定の第1の温調温度に設定して連続のプリントの定着を行い、
2)カラー画像を有するページが含まれる場合には、目標温調温度を第1の温調温度より高い所定の第2の温調温度に設定してそのページの記録材の定着を行い、
3)カラー画像を有するページの次のページから所定枚数までのページの記録材はカラー画像の有無に関わらず目標温調温度を前記第2の温調温度に設定して定着を行う。所定枚数より後のプリントにおいては目標温調温度を第2の温調温度から前記第1の温調温度に戻す。ここで、上記の所定枚数は加圧ローラ温度が1枚目の温度に復帰するまでの枚数として定義される。
Claims (11)
- 画像データから画像形成用の画像信号を形成する画像処理手段と、
前記画像信号に基づき未定着の画像を記録材に形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された記録材を加熱して定着する、一対の回転体を有する定着手段と、
前記定着手段の目標温度を第1の温度、又は前記第1の温度より高い第2の温度に制御する制御手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の画像を連続してプリントする場合、前記複数の画像のうち少なくとも1番目からn番目までの各画像の画像濃度情報を前記画像処理手段から取得し、
前記1番目から前記n番目までの各画像の画像濃度情報のいずれかの画像濃度情報に閾値以上の濃度が含まれている場合、前記1番目から前記n番目までの画像のうち、前記閾値以上の濃度の画像から前記n番目までの画像の定着を前記定着手段の目標温度を前記第2の温度として行い、前記定着手段の目標温度を前記第2の温度から前記第1の温度に切り替え、n+1番目以降の画像の定着を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記画像濃度情報に閾値以上の濃度が含まれていない場合、前記定着手段の目標温度を前記第1の温度として、1番目からn番目の画像の定着を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段は、前記画像処理手段によって、前記閾値以上の濃度を有する画像部の面積ないし長さを取得し、あらかじめ設定された閾値以上の面積ないし長さを取得した場合に前記目標温度を前記第2の温度に設定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段による前記画像濃度情報の取得は前記連続のプリントの開始時における前記定着手段の立ち上げ時温度が所定の閾値未満の時だけであることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の画像形成装置。
- 画像データから画像形成用の画像信号を形成する画像処理手段と、
前記画像信号に基づき未定着の画像を記録材に形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段により画像が形成された記録材を加熱して定着する、一対の回転体を有する定着手段と、
前記定着手段の目標温度を第1の温度、又は前記第1の温度より高い第2の温度に制御する制御手段と、
を備えた画像形成装置であって、
前記制御手段は、複数の画像を連続してプリントする場合、前記複数の画像のうち少なくとも1番目からn番目までにカラー画像が含まれるか否かの情報を前記画像処理手段から取得し、
前記1番目から前記n番目までの各画像のいずれかにカラー画像が含まれている場合、前記1番目から前記n番目までの画像のうち、前記カラー画像から前記n番目までの画像の定着を前記定着手段の目標温度を前記第2の温度として行い、前記定着手段の目標温度を前記第2の温度から前記第1の温度に切り替え、n+1番目以降の画像の定着を行うことを特徴とする画像形成装置。 - 前記1番目からn番目の画像にカラー画像が含まれていない場合、前記定着手段の目標温度を前記第1の温度として、1番目からn番目の画像の定着を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
- 前記制御手段による前記カラー画像が含まれるか否かの情報の取得は前記連続のプリントの開始時における前記定着手段の立ち上げ時温度が所定の閾値未満の時だけであることを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記第2の温度は、前記連続のプリントの開始からのページ枚数が増えると温度が下がるように設定されたことを特徴とする請求項1〜7の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記第2の温度は前記定着手段の温まり具合に応じてその温度が可変であることを特徴とする請求項1〜8の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記定着手段の少なくとも1つの部材の温度を検知する温度検知部材を有し、前記制御手段は前記温度検知部材の検知温度に基づき前記定着手段の温まり具合を判断することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
- 前記定着手段は、ヒータを有し、
前記一対の回転体のうち、第1の回転体はフィルムであり、第2の回転体は加圧ローラであり、前記ヒータと前記加圧ローラで前記フィルムを挟むことで、記録材に画像を定着する定着ニップを形成することを特徴とする請求項1〜10の何れか1項に記載の画像形成装置。
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