JP6929616B2 - 液体吐出装置 - Google Patents
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Description
<装置概要>
図1は本実施形態におけるインクジェット記録装置(以下、プリンタ)10の外観を示す斜視図である。プリンタ10の開口13が設けられている側を前面とすると、プリンタ10の前面には給送トレイ20と排出トレイ21とが備えられている。プリンタ10の前面にはさらに、メインタンク100が色ごとに設けられている。本実施形態では、ブラック用メインタンク100K、マゼンタ用メインタンク100M、シアン用メインタンク100C、イエロー用メインタンク100Yの、4つのメインタンク100を備える。プリンタ10には、メインタンク100を覆う被覆位置と露出させる露出位置とにユーザーが回動可能なカバー70が設けられている。図1(a)においてカバー70は被覆位置にあり、図1(b)においては露出位置にある。図1(a)に示すように、カバー70が被覆位置にあっても、ユーザーがメインタンク100の前面を部分的に視認できるように、カバー70の前面の一部は透明なプラスチック等で構成されている。
図3に示すように、キャリッジ23はヘッド39の他に、サブタンク50、ジョイント51、排気ユニット52、およびヘッド制御基板(不図示)を略直方体の内部空間で支持する。ヘッド39はキャリッジ23の底部に配されている。また、排気ユニット52はキャリッジ23の側面側の底部に配されている。図3(a)は、キャリッジ23からサブタンク50を外した斜視図で、ジョイント51も示す。
図3(b)はサブタンク50の詳細を示す斜視図である。キャリッジ23において、ヘッド39の鉛直方向上方にサブタンク50が設けられ、サブタンク50はヘッド接続口54を介してヘッド39と接続している。サブタンク50は、流路部55、圧力ダンパ室56、液体貯留部40の3つの部位を有する。
プリンタ10はさらにメンテナンスユニット9を備える。図2に示すように、メンテナンスユニット9はシート通過領域65の外側に設けられている。具体的には、プラテン42よりもシート幅方向の右側の位置(メンテナンス位置)に配されている。図4はキャリッジ23がメンテナンス位置に移動した際のインク供給に関する模式図である。メンテナンスユニット9は吸引キャップ36、排出部37、吸引ポンプ38a、排気ポンプ38b等を不図示の保持部材で一体的に保持している。メンテナンスユニット9は、ヘッド39の吐出機能の維持、回復のための動作を行う。具体的には、メンテナンスユニット9は、ヘッド39の複数の吐出口39aからインクを強制的に吸引し、ヘッド内の気泡、および乾燥等により増粘したインクをヘッド39から廃棄する、いわゆる吸引パージを行う。また、メンテナンスユニット9は、サブタンク50内のインクに混入している気泡を、ヘッド39へ流れ込む前に排出口44から排出する、いわゆる排気パージも行う。なお、図4では便宜上、1色分の液体貯留部40と吐出口39aのみ示されている。
図4に示すように、メインタンク100はヘッド39の吐出口39aよりも鉛直方向下方に配されている。これによってメインタンク100とサブタンク50の間における水頭差を維持し、吐出口39aからインクが漏れるのを抑制している。
次にプリンタ10の制御系について、図6を用いて説明する。図6はプリンタ10の制御構成を示す概略ブロック図である。プリンタ10は、演算処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、CPUが実行する制御プログラム及び制御プログラムに使用されるデータが記憶されているROM(Read Only Memory)と、プログラム実行時にデータを一時記憶するためのRAM(Random Access Memory)とを有する制御部120を備えている。
続いて、排気パージの制御について説明する。本実施形態のように、メインタンク100からサブタンク50へインクを供給する構成のプリンタ10においては、インクチューブ32にはエラストマなどの可撓性材料が用いられる。これにより、キャリッジ23の動きにインクチューブ32を追従させることができる。一方、可撓性のあるインクチューブ32の材質によってはガスバリア性が低く、外部の空気がインクチューブ32を透過してインク中に溶け込むことがある。サブタンク50の流路部55や圧力ダンパ室56に用いられるフィルムも同様で、フィルム膜の材質によってはガスバリア性が低く、外部の空気がフィルムを透過してインク中に溶け込むことがある。これらは特に、プリンタ10をソフトパワーオフした状態など、インクがしばらく使われず、同じ場所に留まっているときに発生しやすい。
図9は第2実施形態におけるインク供給の流れを示す模式図である。本実施形態では、排出部37から排出された気泡を含むインクをメインタンク100に戻す場合と、廃液タンク61に廃棄する場合とに切り替えることができる。なお、装置の基本構成は第1実施形態と同様であり、同一機能を有する部材には同一符号を付する。
本実施形態も第2実施形態のように、排出部37から排出された気泡を含むインクをメインタンク100に戻す場合と、廃液タンク61に廃棄する場合とに切り替えることができる(図9参照)。本実施形態の基本構成は第2実施形態と同様であり、同一機能を有する部材には同一符号を付する。
23 キャリッジ
37 排出部
39 ヘッド
40 液体貯留部
44 排出口
45 戻し路(流路)
100 メインタンク
Claims (14)
- 液体を吐出する吐出口が設けられたヘッドと、
前記ヘッドへ供給される液体を貯留する液体貯留部と、
前記液体貯留部へ供給される液体を収容するメインタンクと、
前記液体貯留部に設けられた排出口と接続され前記排出口から気泡を含む液体を排出可能な接続状態と、前記排出口と接続しない非接続状態と、に切替可能な排出部と、
前記排出口から排出された液体を前記排出部から前記メインタンクへ戻すための流路と、
前記吐出口をキャッピングする吸引キャップと、
前記キャップの中を負圧にするための吸引ポンプと、を備え、前記吸引ポンプを駆動することによって前記排出部から前記流路を介して前記メインタンクへ液体が戻されることを特徴とする液体吐出装置。 - 前記流路に配され前記排出部の中を負圧にするための排気ポンプを備えることを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
- 前記吸引キャップから吸引された液体を収容する廃液タンクと、
前記吸引キャップと前記廃液タンクとを接続する廃液路と、を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の液体吐出装置。 - 前記排出部と前記吸引キャップとを保持する保持部材を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記メインタンクは、前記流路と接続する戻し口と、鉛直方向における上方に設けられた上部空間と、前記上部空間の下方に設けられた下部空間と、前記上部空間と前記下部空間を連通する落下口と、を有し、前記戻し口から戻された液体は前記上部空間を通過してから前記落下口を通じて前記下部空間へ収容されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記メインタンクは前記上部空間に、前記戻し口と前記落下口とを接続する迂回流路を有することを特徴とする請求項5に記載の液体吐出装置。
- 前記メインタンクは前記上部空間であって、前記戻し口と前記落下口との間にフィルタを有することを特徴とする請求項5または6に記載の液体吐出装置。
- 前記メインタンクは外部から液体を注入するための注入口が設けられていることを特徴とする請求項5から7のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記注入口は前記下部空間と接続されていることを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。
- 前記流路から分岐して前記廃液路と接続する分岐路と、
前記分岐路に配され前記分岐路の連通と非連通を切り替える廃棄弁と、
前記流路に配され前記流路の連通と非連通を切り替える流路弁と、を備え、
前記廃棄弁を閉じて前記流路弁を開くことで前記排出口から排出された気泡を含む液体を前記メインタンクへ戻す循環経路と、前記廃棄弁を開けて前記流路弁を閉じることで前記排出口から排出された気泡を含む液体を前記廃液タンクへ廃棄する廃棄経路と、に切り替えることができることを特徴とする請求項3に記載の液体吐出装置。 - 前記排出口から気泡を含む液体を排出する際、初めは前記廃棄経路を選択し、途中から前記循環経路に切り替えることを特徴とする請求項10に記載の液体吐出装置。
- 液体としてインクを用いることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
- 前記インクとして複数色のインクを用い、前記流路は色ごとに独立していて、前記吐出口をキャッピングする吸引キャップ及び廃液タンクを接続する廃液路は各色で共用していることを特徴とする請求項12に記載の液体吐出装置。
- 前記ヘッドと前記液体貯留部を搭載して往復移動するキャリッジを備えることを特徴とする請求項1から13のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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