JP6929483B2 - 送信装置、基地局、制御回路およびプログラム - Google Patents

送信装置、基地局、制御回路およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数の信号を同時に送信する送信装置および該送信装置を備える基地局に関する。
複数の基地局を設置し、基地局と移動局との間の通信を提供する無線通信システムでは、基地局から送信された信号を移動局が受信できないエリアをなくすことが望ましい。このため、複数の基地局の通信エリアがそれぞれ重なるように、複数の基地局は設置される。基地局は、複数のアンテナ、変調部、符号化部などを備える送信装置を備え、送信装置を用いて信号を移動局に送信する。複数の基地局から、同じ周波数で同じ信号を送信する場合、通信エリアが重なる場所に位置する移動局において、受信信号が逆位相で合成されることにより受信信号の電力が低下する、いわゆるビート干渉が発生し、これにより通信性能が低下する課題がある。ビート干渉が発生する場所に移動局が停止した場合、通信エリア内にいながら、基地局からの信号が受信できない状況が発生する。特許文献1は、各基地局の送信信号の位相をフレームごとにオフセットして送信し、このフレームごとの位相オフセット量を基地局ごとにそれぞれ異なる値にすることでビート干渉の発生を抑制する基地局を開示する。特許文献1に記載される基地局により、一方のフレームと他方のフレームとで連続するフレームの一方のフレームで各基地局の信号が同じ電力、逆位相で合成されてビート干渉が発生しても、他方のフレームでは逆位相の関係ではなくなるため、ビート干渉が発生しなくなり、連続してビート干渉が発生することを低減できる。
国際公開第2015/118582号
しかしながら、特許文献1に記載の無線通信システムでは、他方のフレームではビート干渉は発生しないものの、一方のフレームでのビート干渉は抑制できず、ビート干渉が発生した一方のフレームでは、移動局の受信性能が低下するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、移動局が複数の送信装置からの送信信号を受信する場合に、ビート干渉の発生を抑制することができる送信装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる送信装置は、第1のシンボルおよび第2のシンボルを生成するシンボル生成部と、第1のシンボルを複製することにより2つの第1のシンボルを生成し、第2のシンボルを複製することにより2つの第2のシンボルを生成し、2つの第1のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第3のシンボルを生成し、2つの第2のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第4のシンボルを生成する振幅調整部と、2つの第4のシンボルの位相を回転させる位相調整部と、2つの第3のシンボルの一方と位相調整部による位相回転後の2つの第4のシンボルの一方とを合成して第1の混合シンボルを生成し、2つの第3のシンボルの他方と位相調整部による位相回転後の2つの第4のシンボルの他方とを合成して第2の混合シンボルを生成する合成部と、第1の混合シンボルを送信する第1のアンテナと、第2の混合シンボルを送信する第2のアンテナと、を備え、振幅調整部が調整する振幅、位相調整部が回転させる位相のうち少なくとも1つは、送信装置ごとに異なることを特徴とする。
本発明にかかる送信装置は、移動局が複数の送信装置からの送信信号を受信する場合に、ビート干渉の発生を抑制することができるという効果を奏する。
実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を示す図 実施の形態1にかかる基地局の機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる制御回路を示す図 実施の形態1にかかる混合部の機能ブロックを示す図 実施の形態1にかかる混合部の処理の流れを示すフローチャート 実施の形態1にかかる基地局が保持する振幅調整係数および位相調整係数の一例を示す図 実施の形態2にかかる送信装置の機能ブロックを示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる送信装置および基地局を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1にかかる無線通信システムの構成を示す図である。無線通信システム1は、制御局2と、基地局3−1,3−2と、移動局5とを備える。基地局3−1,3−2を区別せずに示すときは基地局3と呼ぶ。制御局2は、基地局3を制御する。基地局3−1,3−2は、それぞれ2つの送信アンテナを有し、同一の周波数で、同一の情報を含む送信信号をそれぞれ2つの送信アンテナから送信する。移動局5は、基地局3と無線で通信する。通信エリア4−1は、基地局3−1と移動局5とが通信可能な範囲を示し、通信エリア4−2は、基地局3−2と移動局5とが通信可能な範囲を示す。通信エリア4−1と通信エリア4−2とは、一部が重なっている。移動局5が通信エリア4−1と通信エリア4−2とが重なる部分に位置する場合、移動局5は基地局3−1と基地局3−2との両方から送信された信号を受信することが可能である。なお、図1では、基地局3を2台、移動局5を1台図示しているが、基地局3の数、および移動局5の数は、それぞれ2台、1台に限定されない。
制御局2は、図示しないネットワークを介して移動局5に送信する情報を受信すると、ネットワークから受信した情報を基地局3−1と基地局3−2とに送信する。基地局3−1および基地局3−2は、それぞれ制御局2から受信したデータに対して、誤り訂正符号化処理、変調処理、および送信ダイバーシチ処理を行い、2つの送信アンテナから送信する送信信号を生成する。基地局3が行う誤り訂正符号化処理、および変調処理については、それぞれさまざまな方法があるが、本発明では特に限定されない。また、本実施の形態では送信ダイバーシチ処理の方式として、差動時空間符号化(DSTBC:Differential Space Time Block Coding)を用いる場合について説明するが、他の方式を用いてもよい。また、基地局3が備える送信ダイバーシチのためのアンテナの数は2本の場合について説明するが、基地局3が備えるアンテナの数は2本より多くてもよい。基地局3は、送信ダイバーシチ処理後の2つの送信信号に対し、基地局3−1と基地局3−2とで異なる混合処理を行い、基地局3−1と基地局3−2との間で異なる送信信号を生成し、送信信号を移動局5に送信する。
移動局5は、基地局3−1の通信エリア4−1内および基地局3−2の通信エリア4−2内を移動することができる。また、移動局5は、通信エリア4−1内では基地局3−1からの送信信号を受信し、通信エリア4−2内では基地局3−2からの送信信号を受信する。また、移動局5は、通信エリア4−1と通信エリア4−2とが重複する場所では、基地局3−1が送信する送信信号と、基地局3−2が送信する送信信号とが合成された合成信号を受信する。また、移動局5は、受信した信号に復調処理、誤り訂正復号処理を行い、基地局3が送信した送信信号に含まれる情報を生成する。移動局5が行う復調処理および誤り訂正復号処理の方法は一般的な処理でよく、特に限定されない。
図2は、実施の形態1にかかる基地局3の機能ブロックを示す図である。基地局3は、送信装置10を備える。また、送信装置10は、変調部11とパラレル変換部12と、符号化部13と、混合部14と、波形整形部15−1,15−2と、送信無線部16−1,16−2と、アンテナ17−1,17−2とを備える。波形整形部15−1,15−2を区別せずに示すときは、波形整形部15と称する。
変調部11は、送信ビットに変調処理を施すことで、複数の変調シンボルを生成する。送信ビットは、制御局2から受信したデータを構成する。また、変調部11は、生成した変調シンボルをパラレル変換部12に出力する。パラレル変換部12は、直列すなわちシリアルに入力される2つの変調シンボルを並列にして、すなわちパラレルにして符号化部13に出力する。符号化部13は、2つのパラレルの変調シンボルをDSTBC符号化することで、2つの送信ダイバーシチシンボルを生成し、混合部14に出力する。混合部14は、2つの送信ダイバーシチシンボルを混合し、混合した2つの送信ダイバーシチシンボルを波形整形部15−1,15−2に出力する。本実施の形態では、混合部14が、2つの送信ダイバーシチシンボルを混合することで基地局3から送信する信号の波形を異なるものとすることができ移動局5で等電力、逆位相で合成されても信号がなくなることを抑制できる。符号化部13は、シンボル生成部とも呼ばれる。2つの送信ダイバーシチシンボルの一方は、第1のシンボルとも呼ばれる。2つの送信ダイバーシチシンボルの他方は、第2のシンボルとも呼ばれる。波形整形部15−1,15−2は、2つの送信ダイバーシチシンボルにローパスフィルタ処理を施すことで、波形整形された送信信号を生成し、送信無線部16−1,16−2に出力する。送信無線部16−1,16−2は、波形整形された送信信号にアップサンプリング処理を施す。また、送信無線部16−1,16−2はアップサンプリング処理された送信信号を増幅し、アンテナ17−1,17−2に出力する。アンテナ17−1,17−2は、送信信号を移動局5に送信する。
送信装置10のハードウェア構成について説明する。変調部11、パラレル変換部12、符号化部13、混合部14、および波形整形部15−1,15−2は、各処理を行う電子回路である処理回路により実現される。
本処理回路は、専用のハードウェアであっても、メモリ及びメモリに格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央演算装置)を備える制御回路であってもよい。ここでメモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスクなどが該当する。図3は、実施の形態1にかかる制御回路を示す図である。本処理回路がCPUを備える制御回路である場合、この制御回路は例えば、図3に示す構成の制御回路200となる。
図3に示すように、制御回路200は、CPUであるプロセッサ200aと、メモリ200bとを備える。図3に示す制御回路200により実現される場合、プロセッサ200aがメモリ200bに記憶された、各処理に対応するプログラムを読みだして実行することにより実現される。また、メモリ200bは、プロセッサ200aが実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
送信装置10の動作の詳細について説明する。変調部11は、制御局2が基地局3−1、基地局3−2に送信したデータを変調シンボルにマッピングする変調処理を行う。変調部11が行う変調処理の方法は、本発明を限定するものではなく、例えば、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)などの一般的な変調処理の方法でよい。パラレル変換部12は、変調部11からシリアルに入力される変調シンボルを、同時に出力するシンボルの数の分保存し、変調シンボルを並列して同時に符号化部13に出力する。本実施の形態では、パラレル変換部12は、2つの変調シンボルを保存し、2つの変調シンボルを並列して同時に符号化部13に出力する。
符号化部13は、パラレル変換部12から入力される変調シンボルに式(1)で表されるDSTBC符号化処理を行い、DSTBC符号化シンボルを生成する。なお、DSTBC符号化の処理単位は、2シンボルであり、2シンボルを1ブロックとする。なお、本明細書では、数式においては行列を示す文字を太字で表すが、本文中では通常文字で示す。
=Sk−1・・・(1)
式(1)において、Cは、ブロック番号がkのDSTBC符号化シンボルを表す。Sは、ブロック番号がkの変調シンボルを表す行列である。Sは、ブロック番号がkの2つの変調シンボルsk,1、sk,2を用いた2行2列の行列として、式(2)のように表される。
Figure 0006929483
式(2)において、s k,1はsk,1の複素共役である。また、s k,2はsk,2の複素共役である。Cはブロック番号がkの2つのDSTBC符号化シンボルck,1、ck,2を用いた2行2列の行列として、式(3)のように表される。
Figure 0006929483
式(3)において、c k,1はck,1の複素共役である。また、c k,2はck,2の複素共役である。DSTBC符号化処理によって生成された行列要素のうちck,1、−c k,2は、後述する符号化部13が出力する第1の送信ダイバーシチシンボルとして混合部14に出力される。DSTBC符号化処理によって生成された行列要素のうちck,2、−c k,1は、後述する符号化部13が出力する第2の送信ダイバーシチシンボルとして混合部14に出力される。なお、ck,1、−c k,2が、第2の送信ダイバーシチシンボルであり、ck,2、−c k,1が、第1の送信ダイバーシチシンボルであってもよい。
図4は、実施の形態1にかかる混合部14の機能ブロックを示す図である。混合部14は、振幅調整部100−1,100−2,100−3,100−4と、位相調整部101−1,101−2と、合成部102−1,102−2とを備える。振幅調整部100−1,100−2,100−3,100−4のそれぞれを区別せずに示すときは、振幅調整部100と称する。位相調整部101−1,101−2のそれぞれを区別せずに示すときは、位相調整部101と称する。合成部102−1,102−2のそれぞれを区別せずに示すときは、合成部102と称する。
図5は、実施の形態1にかかる混合部14の処理の流れを示すフローチャートである。振幅調整部100は、第1のシンボルを複製することにより2つの第1のシンボルを生成し、第2のシンボルを複製することにより2つの第2のシンボルを生成する(ステップS1)。また、振幅調整部100は、2つの第1のシンボルおよび2つの第2のシンボルの振幅を調整する(ステップS2)。シンボルの振幅の調整方法の詳細は後述する。また、振幅調整部100は、振幅を調整したシンボルを、位相調整部101または合成部102に出力する(ステップS3)。位相調整部101は、シンボルの位相を調整する(ステップS4)。シンボルの位相の調整方法の詳細は後述する。また、位相調整部101は、位相を調整したシンボルを合成部102に出力する(ステップS5)。合成部102は、振幅調整部100および位相調整部101からの出力を合成することで、混合シンボルを生成する(ステップS6)。また、合成部102は、混合シンボルを波形整形部15に出力する(ステップS7)。
混合部14の動作について詳細に説明する。符号化部13が出力する2つの送信ダイバーシチシンボルは、それぞれ第1の送信ダイバーシチシンボルと第2の送信ダイバーシチシンボルとして振幅調整部100に入力される。第1の送信ダイバーシチシンボルは第1のシンボルである。第2の送信ダイバーシチシンボルは第2のシンボルである。第1の送信ダイバーシチシンボルは、振幅調整部100−1と100−2とに入力される。第2の送信ダイバーシチシンボルは、振幅調整部100−3と100−4とに入力される。振幅調整部100−1は、第1の送信ダイバーシチシンボルに第1の振幅調整係数を乗算することで、第1の送信ダイバーシチシンボルの振幅を調整する。振幅調整係数は、送信ダイバーシチシンボルの振幅を調整するために用いる係数である。振幅調整係数は、基地局3の設置時にあらかじめ設定されていても良く、制御局2が設定してもよい。振幅調整部100−1は、振幅を調整した第3のシンボルを、合成部102−1に出力する。振幅調整部100−2は、第1の送信ダイバーシチシンボルに第2の振幅調整係数を乗算することで、第1の送信ダイバーシチシンボルの振幅を調整する。また、振幅調整部100−2は、振幅を調整した第3のシンボルを、合成部102−2に出力する。
振幅調整部100−3は、第2の送信ダイバーシチシンボルに第3の振幅調整係数を乗算することで、第2の送信ダイバーシチシンボルの振幅を調整する。また、振幅調整部100−3は、振幅を調整した第4のシンボルを、位相調整部101−1に出力する。振幅調整部100−4は、第2の送信ダイバーシチシンボルに第4の振幅調整係数を乗算することで、第2の送信ダイバーシチシンボルの振幅を調整する。また、振幅調整部100−4は、振幅を調整した第4のシンボルを、位相調整部101−2に出力する。
位相調整部101−1は、振幅調整部100−3が出力する第4のシンボルに第1の位相調整係数を複素乗算することで、第2の送信ダイバーシチシンボルの位相を回転させる。本実施の形態では、位相を回転することを、位相を調整するともいう。また、位相調整部101−1は、位相を調整した第4のシンボルを、合成部102−1に出力する。位相調整部101−2は、振幅調整部100−4が出力する第4のシンボルに第2の位相調整係数を複素乗算することで、第2の送信ダイバーシチシンボルの位相を回転させる。また、位相調整部101−2は、位相を調整した第4のシンボルを、合成部102−2に出力する。位相調整係数は、送信ダイバーシチシンボルの位相を調整するために用いる係数である。位相調整係数は、基地局3の設置時にあらかじめ設定されていても良く、制御局2が設定してもよい。
合成部102−1は、振幅調整部100−1の出力と位相調整部101−1の出力とを合成し、第1の混合シンボルとして出力する。合成部102−2は、振幅調整部100−2の出力と位相調整部101−2の出力とを合成し、第2の混合シンボルとして出力する。
混合部14の処理は、式(4)および式(5)のように表すことができる。
=a11+a21ph21・・・(4)
=a12+a22ph22・・・(5)
ここで式(4)および式(5)において、cは第1の送信ダイバーシチシンボルを表す。cは第2の送信ダイバーシチシンボルを表す。a11は第1の振幅調整係数を表す。a12は第2の振幅調整係数を表す。a21は第3の振幅調整係数を表す。a22は第4の振幅調整係数を表す。ph21は第1の位相調整係数を表す。ph22は第2の位相調整係数を表す。dは第1の混合シンボルを表す。dは第2の混合シンボルを表す。第1の振幅調整係数、第2の振幅調整係数、第3の振幅調整係数、および第4の振幅調整係数を区別せずに示すときは振幅調整係数と呼ぶ。第1の位相調整係数および第2の位相調整係数を区別せずに呼ぶときは、位相調整係数と呼ぶ。
図2の送信装置10の説明に戻る。混合部14の2つの出力は、それぞれ波形整形部15−1と波形整形部15−2に入力される。波形整形部15−1,15−2が行う処理は、あらかじめ定められた周波数領域以外の信号の除去、およびシンボル間干渉を低減するフィルタ処理であり、一般的な処理である。波形整形部15−1の出力は送信無線部16−1に、波形整形部15−2の出力は送信無線部16−2に入力される。送信無線部16−1,16−2は、波形整形部15の出力に送信周波数へのアップコンバート、送信電力の増幅など、ベースバンド信号から無線送信信号に変換する処理を行う。送信無線部16−1の出力はアンテナ17−1に、送信無線部16−2の出力はアンテナ17−2に入力され、それぞれアンテナ17−1およびアンテナ17−2によって無線で送信される。
本実施の形態では、基地局3−1が備える混合部14が用いる振幅調整係数および位相調整係数と、基地局3−2が備える混合部14が用いる振幅調整係数および位相調整係数とをそれぞれ異なる値にすることで、基地局3−1と基地局3−2とが送信する送信信号が異なる信号とすることができる。言い換えれば、第1の振幅調整係数、第2の振幅調整係数、第3の振幅調整係数、第4の振幅調整係数、第1の位相調整係数、および第2の位相調整係数は、送信装置10ごとにそれぞれ異なる値となる。
図6は、実施の形態1にかかる基地局3が保持する振幅調整係数および位相調整係数の一例を示す図である。振幅調整係数は実数である。また、振幅調整係数は、混合部14に入力される送信ダイバーシチシンボルの電力と、混合部14の出力である混合シンボルの電力とが同じ値になるように決定される。位相調整係数は複素数で表される。また、位相調整係数は、振幅が調整された送信ダイバーシチシンボルに位相調整係数を乗算した後の送信ダイバーシチシンボル電力が、乗算前の送信ダイバーシチシンボルの電力と同じになるように決定される。言い換えれば、第1の振幅調整係数、第2の振幅調整係数、第3の振幅調整係数、および第4の振幅調整係数は、第1のシンボルの電力と第1の混合シンボルの電力とが同じになるように、かつ第2のシンボルの電力と第2の混合シンボルの電力とが同じになるように決定される。なお、本実施の形態では、第1の振幅調整係数、第2の振幅調整係数、第3の振幅調整係数、および第4の振幅調整係数は、第1のシンボルの電力と第1の混合シンボルの電力とが同じになるように、かつ第2のシンボルの電力と第2の混合シンボルの電力とが同じになるように決定されるとしたが、第1のシンボルの電力と第1の混合シンボルの電力とが同じでなくてもよく、第2のシンボルの電力と第2の混合シンボルの電力とが同じでなくてもよい。
また、振幅調整係数は、第1の混合シンボルに含まれる第1の送信ダイバーシチシンボルの割合と、第2の混合シンボルに含まれる第2の送信ダイバーシチシンボルの割合とが同じになるように決定される。また、振幅調整係数は、第1の混合シンボルに含まれる第2の送信ダイバーシチシンボルの割合と、第2の混合シンボルに含まれる第1の送信ダイバーシチシンボルの割合とが同じになるように決定される。言い換えれば、第1の振幅調整係数は、第4の振幅調整係数と同じであり、第2の振幅調整係数は、第3の振幅調整係数と同じである。位相調整係数は、第1の混合シンボルに含まれる第2の送信ダイバーシチシンボルの位相と、第2の混合シンボルに含まれる第2の送信ダイバーシチシンボルの位相の差がπ[rad]となるよう決定される。言い換えれば、第1の位相調整係数、および第2の位相調整係数は、第1の位相調整係数と第2の位相調整係数との差が、πとなるよう決定される。
このように混合部14が振幅調整係数および位相調整係数を用いることにより、混合部14が送信ダイバーシチシンボルを混合した後も、送信ダイバーシチシンボルの直交性が保たれる。また、送信ダイバーシチシンボルの直交性が保たれることにより、送信ダイバーシチゲイン、すなわち基地局3−1および基地局3−2それぞれの2本のアンテナから送信された信号が合成されて得られる利得が損なわれないため、混合部14を設けても混合部14を設けない送信装置と同じ送信電力で、通信エリアを狭めることなく移動局5と通信することができる。
さらに、基地局3−1および基地局3−2は、各アンテナから振幅、位相のうち少なくとも1つが異なる信号を送信するため、基地局3−1および基地局3−2の送信信号が同じ電力、逆位相で合成されるような場所に移動局5が位置する場合においてもビート干渉が発生しなくなり、安定した通信を提供できるようになる。なお、移動局5では、基地局3−1と基地局3−2との混合処理による送信信号は、伝送路変動と等化と見なせるため、混合処理に対応するための特別な受信処理を設ける必要はなく、従来の受信装置を使用することができる。なお、本実施の形態では、送信装置10が備えるアンテナの数が2本である場合について説明したが、送信装置10が備えるアンテナの数が複数、例えば3本備えてもよい。送信装置10が備えるアンテナの数が3本である場合、混合部に入力される送信ダイバーシチシンボルの数は3つとなる。振幅調整部および位相調整部の数は送信ダイバーシチシンボルごとに、3つ必要となるため、混合部が備える振幅調整部および位相調整部の数は9つとなる。なお、第1の送信ダイバーシチシンボルは位相が調整されなくてもよいため、位相調整部の数は6つであってもよい。また、混合部が備える合成部の数は3つとなる。送信装置10が備えるアンテナの数が3本である場合、9つの振幅調整部、9つの位相調整部それぞれの係数である振幅調整係数および位相調整係数のうち少なくとも1つが基地局毎に異なっていればよい。
以上説明したように、本実施の形態では、基地局3−1および基地局3−2は、同じ信号を送信ダイバーシチで送信するとき、振幅調整係数および位相調整係数を用いてそれぞれが送信する送信信号の振幅および位相を調整して、移動局5に送信することができる。また、基地局3−1および基地局3−2から同じ信号を送信ダイバーシチで送信するとき、基地局3−1が送信する送信信号の振幅、位相のうち少なくとも1つが、基地局3−2が送信する送信信号の振幅、位相と異なるため、基地局3−1が送信する送信信号および基地局3−2が送信する送信信号が等レベル、逆位相で合成される地点においてもビート干渉が発生することがなくなり、基地局3−1および基地局3−2は移動局5に安定した通信を提供できるようになる。
実施の形態2.
図7は、実施の形態2にかかる送信装置の機能ブロックを示す図である。送信装置10aは、変調部11とパラレル変換部12と、符号化部13と、混合部14と、波形整形部15−1,15−2と、送信無線部16−1,16−2と、アンテナ17−1,17−2とを備える。実施の形態1と同一の機能を有する構成要素は、実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。実施の形態1では、混合部14を符号化部13の後段に設けたが、送信装置10aのように混合部14を波形整形部15−1,15−2の後段に設けてもよい。送信装置10aは送信装置10と比べて機能部の接続順が異なり、混合部14には波形整形部15−1および波形整形部15−2からの出力が入力され、混合部14の2つの出力はそれぞれ送信無線部16−1、送信無線部16−2に入力される。
以上説明したように、本実施の形態では、混合部14の接続順を変更した場合でも、実施の形態1と同様の効果を奏することができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 無線通信システム、2 制御局、3,3−1,3−2 基地局、4−1,4−2 通信エリア、5 移動局、10,10a 送信装置、11 変調部、12 パラレル変換部、13 符号化部、14 混合部、15,15−1,15−2 波形整形部、16−1,16−2 送信無線部、17−1,17−2 アンテナ、100,100−1〜100−4 振幅調整部、101,101−1,101−2 位相調整部、102,102−1,102−2 合成部、200 制御回路、200a プロセッサ、200b メモリ。

Claims (8)

  1. 第1のシンボルおよび第2のシンボルを生成するシンボル生成部と、
    前記第1のシンボルを複製することにより2つの前記第1のシンボルを生成し、前記第2のシンボルを複製することにより2つの前記第2のシンボルを生成し、2つの前記第1のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第3のシンボルを生成し、2つの前記第2のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第4のシンボルを生成する振幅調整部と、
    2つの前記第4のシンボルの位相を回転させる位相調整部と、
    2つの前記第3のシンボルの一方と前記位相調整部による位相回転後の2つの前記第4のシンボルの一方とを合成して第1の混合シンボルを生成し、2つの前記第3のシンボルの他方と前記位相調整部による位相回転後の2つの前記第4のシンボルの他方とを合成して第2の混合シンボルを生成する合成部と、
    前記第1の混合シンボルを送信する第1のアンテナと、
    前記第2の混合シンボルを送信する第2のアンテナと、
    を備え、
    前記振幅調整部が調整する振幅、前記位相調整部が回転させる位相のうち少なくとも1つは、
    送信装置ごとに異なることを特徴とする送信装置。
  2. 前記振幅調整部は、
    2つの前記第1のシンボルそれぞれの振幅を調整する係数である第1の振幅調整係数および第2の振幅調整係数を用いて2つの前記第3のシンボルを生成し、2つの前記第2のシンボルそれぞれの振幅を調整する係数である第3の振幅調整係数および第4の振幅調整係数を用いて2つの前記第4のシンボルを生成し、
    前記位相調整部は、
    2つの前記第4のシンボルの位相を調整する係数である第1の位相調整係数および第2の位相調整係数を用いて、2つの前記第4のシンボルの位相を回転させることを特徴とする請求項1に記載の送信装置。
  3. 前記第1の振幅調整係数、前記第2の振幅調整係数、前記第3の振幅調整係数、および前記第4の振幅調整係数は、
    前記第1のシンボルの電力と前記第1の混合シンボルの電力とが同じになるように、かつ前記第2のシンボルの電力と前記第2の混合シンボルの電力とが同じになるように決定されることを特徴とする請求項2に記載の送信装置。
  4. 前記第1の振幅調整係数は、
    前記第4の振幅調整係数と同じであり、
    前記第2の振幅調整係数は、
    前記第3の振幅調整係数と同じであることを特徴とする請求項2または3に記載の送信装置。
  5. 前記第1の位相調整係数、および前記第2の位相調整係数は、
    前記第1の位相調整係数と前記第2の位相調整係数との差が、πとなるよう決定されることを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の送信装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1つに記載の送信装置を備えることを特徴とする基地局。
  7. 第1のアンテナおよび第2のアンテナを備える送信装置を制御するための制御回路であって、
    第1のシンボルおよび第2のシンボルを生成する処理、
    前記第1のシンボルを複製することにより2つの前記第1のシンボルを生成し、前記第2のシンボルを複製することにより2つの前記第2のシンボルを生成し、2つの前記第1のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第3のシンボルを生成し、2つの前記第2のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第4のシンボルを生成する位相調整処理、
    2つの前記第4のシンボルの位相を回転させる位相調整処理、
    2つの前記第3のシンボルの一方と前記位相調整処理の後の2つの前記第4のシンボルの一方とを合成して第1の混合シンボルを生成し、2つの前記第3のシンボルの他方と前記位相調整処理の後の2つの前記第4のシンボルの他方とを合成して第2の混合シンボルを生成する処理、
    前記第1のアンテナによる前記第1の混合シンボルの送信、
    前記第2のアンテナによる前記第2の混合シンボルの送信、
    を前記送信装置に実行させ、
    前記位相調整処理により調整される振幅、前記位相調整処理において回転させる位相のうち少なくとも1つは、
    送信装置ごとに異なることを特徴とする制御回路。
  8. 第1のアンテナおよび第2のアンテナを備える送信装置を制御するためのプログラムであって、
    第1のシンボルおよび第2のシンボルを生成する処理、
    前記第1のシンボルを複製することにより2つの前記第1のシンボルを生成し、前記第2のシンボルを複製することにより2つの前記第2のシンボルを生成し、2つの前記第1のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第3のシンボルを生成し、2つの前記第2のシンボルそれぞれの振幅を調整することにより2つの第4のシンボルを生成する位相調整処理、
    2つの前記第4のシンボルの位相を回転させる位相調整処理、
    2つの前記第3のシンボルの一方と前記位相調整処理の後の2つの前記第4のシンボルの一方とを合成して第1の混合シンボルを生成し、2つの前記第3のシンボルの他方と前記位相調整処理の後の2つの前記第4のシンボルの他方とを合成して第2の混合シンボルを生成する処理、
    前記第1のアンテナによる前記第1の混合シンボルの送信、
    前記第2のアンテナによる前記第2の混合シンボルの送信、
    を前記送信装置に実行させ、
    前記位相調整処理により調整される振幅、前記位相調整処理において回転させる位相のうち少なくとも1つは、
    送信装置ごとに異なることを特徴とするプログラム。
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