JP6927396B2 - 液体を吐出する装置、ヘッドを払拭する装置、ヘッドを払拭する方法 - Google Patents
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Description
複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を含むノズル面を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記ノズル面をノズル配列方向に沿って払拭する払拭部材と、を備え、
前記液体吐出ヘッドは、混合することで反応する第1の液体と第2の液体を別々の前記ノズル列から吐出し、
前記払拭部材は、払拭方向の先端部側に、払拭方向と反対方向に拡開する関係になる2つの傾斜面を有し、前記2つの傾斜面は、前記ノズル面に対して垂直方向に延びる面であり、
前記2つのノズル列のパージ動作を行うときには、
一方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、他方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記一方のノズル列に対する払拭動作を行った後、
他方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、一方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記他方のノズル列に対する払拭動作を行う制御をする手段を備えている
構成とした。
(A)ローラ作製:導電性支持体上に電気抵抗調整層を形成
ABS樹脂(GR−3000、電気化学工業社製)4、及び、ポリエーテルエステルアミド(IRGASTAT P18、チバスペシャリティケミカルズ社製)を所望量配合して樹脂組成物とし、この樹脂組成物部にポリカーボネート−グリシジルメタクリレート−スチレン−アクリロニトリル共重合体(モディパーCL440−G、日本油脂製)を添加して、溶融混練することにより、樹脂溶融組成物とした。
前記ローラにおける電気抵抗調整層の表面に、以下のように表面層を形成する。アクリルポリオール樹脂塗料(ムキコート3000VH R−2クリヤー主剤、川上塗料社製;粘度195mPa・s)、ポリエーテルポリオール樹脂(エクセノールE540、旭硝子社製;粘度400mPa・s)、帯電防止剤であるビス(トリフルオロメタン)スルホニルイミド酸リチウム酢酸ブチル溶解液(サンコノールBUAC−20R、80wt%酢酸ブチル含有、三光化学工業社製;粘度0.3mPa・s)、着色剤(REC−SM−23;33.8wt%カーボンブラック含有、45wt%酢酸ブチル含有、レジノカラー社製;粘度40mPa・s)及び、有機塩触媒(U−CAT SA1、サンアプロ社製;粘度290mPa・s)からなる樹脂組成物で構成されるからなる塗料を、酢酸ブチルおよびMEK(メチルエチルケトン)からなる希釈溶剤で所望濃度に希釈し、粘度を3mPa・sとしてサブタンク1に充填する。
(2)ヘッド搬送速度:29mm/s
(3)ヘッド吐出周波数:6kHz
(4)ヘッドから吐出される液滴飛翔距離:2mm
ローラの外観の色味について目視にて評価した。表面に外観が一様である場合を「〇」(良)とし、外観に斑模様などが生じている場合を「×」(不良)とした。
ローラの塗膜(塗工膜)の密着性について、次のとおり評価した。
(a)キシレンを染み込ませたウエスによるスクラビング
(b)クロスカット法(JIS K5600−5−6;Xカットテープ法)
前記ローラにおける電気抵抗調整層の表面に、以下のように表面層を形成する。アクリルポリオール樹脂塗料(ムキコート3000VH R−2クリヤー主剤、川上塗料社製;粘度195mPa・s)、帯電防止剤であるポリアルキレングリコール過塩素酸リチウム溶解液(PEL−20A、日本カーリット社製;粘度5800mPa・s)、着色剤(REC−SM−23、レジノカラー社製;粘度40mPa・s)及び、有機塩触媒(U−CAT SA1、サンアプロ社製;粘度290mPa・s)からなる樹脂組成物で構成されるからなる塗料を、酢酸ブチル、トルエンおよびMEKからなる希釈溶剤で所望濃度に希釈した後、サブタンク1に充填する。
円筒状基体上に電荷発生層、電荷輸送層、保護層が形成される電子写真感光体の製造方法における、保護層の形成方法に関する。浸漬法やロールコート法などにより、円筒状基体上に電荷発生層、電荷輸送層が形成されている。その上に形成する保護層の塗布液は以下の通りである。
ポリビニルブチラール樹脂(商品名:BM−1、積水化学工業株式会社製)、ポリジメチルシロキサン−シリコーンオイル(商品名:KF−96、信越化学工業株式会社製)、テトラヒドロフラン(THF、沸点:66℃)およびシクロヘキサノン(沸点:155℃)を所望量混合して溶解させ、樹脂含有塗布液を調製し、サブタンク1に充填した。
硬化剤(ブロック化イソシアネート、商品名:スミジュール3175、住友バイエルンウレタン社製)、ポリジメチルシロキサン−シリコーンオイル、テトラヒドロフランおよびシクロヘキサノンを混合して溶解させ、硬化剤含有塗布液を調製し、サブタンク2に充填した。
実施例1と同様に樹脂含有塗布液と硬化剤含有塗布液をそれぞれサブタンク1、2に充填する。液体吐出ヘッド1のOdd列とサブタンク1を、Even列とサブタンク2を配管で接続し、所望の水頭差になるように液体吐出ヘッド1の吐出面とサブタンク1および2の液面高さを調節する。
払拭動作後のノズルの目詰まりの有無について確認し、目詰まりがないものを「〇」(良)、目詰まりが生じたものを「×」(不良)とした。結果を図20に示している。
前述した第5実施形態の払拭部材63を使用した以外、実施例4と同様である。片側ノズル列を払拭するときに、パージ液が隣接ノズル列に流れ込まないように、払拭部材61のノズル列に対する相対位置を決定する。
実施例1で各ノズル列より吐出させ、帯電部材の製造が終了したら、各ノズル列より樹脂含有塗布液と硬化剤含有塗布液をそれぞれ排出させる。
ローラにおける電気抵抗調整層の表面に、以下のように表面層を形成する。
ローラにおける電気抵抗調整層の表面に、以下のように表面層を形成する。
円筒状基体上の保護層の形成方法に関する。保護層の塗布液は以下のとおりである。
ポリビニルブチラール樹脂(商品名:BM−1、積水化学工業株式会社製)、硬化剤(ブロック化イソシアネート、商品名:スミジュール3175、住友バイエルンウレタン社製)、ポリジメチルシロキサン−シリコーンオイル(商品名:KF−96、信越化学工業株式会社製)、テトラヒドロフラン(THF、沸点:66℃)およびシクロヘキサノン(沸点:155℃)を混合して溶解させ、樹脂含有塗布液を調製し、1つのサブタンクに充填する。
実施例4と同様にパージ動作、払拭動作を実施する。ただし、パージ動作では、液体吐出ヘッドのOdd列とEven列のパージを同時に行う(前述した比較例1と同様である。)。
3 被塗布部材
12 ノズル
15 1軸アクチュエータ
16 エンコーダ
22、23 保持部材
25 駆動モータ
40 制御装置
61、63 払拭部材
61a、63a、63b 傾斜面
Claims (5)
- 複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を含むノズル面を有する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドの前記ノズル面をノズル配列方向に沿って払拭する払拭部材と、を備え、
前記液体吐出ヘッドは、混合することで反応する第1の液体と第2の液体を別々の前記ノズル列から吐出し、
前記払拭部材は、払拭方向の先端部側に、払拭方向と反対方向に拡開する関係になる2つの傾斜面を有し、前記2つの傾斜面は、前記ノズル面に対して垂直方向に延びる面であり、
前記2つのノズル列のパージ動作を行うときには、
一方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、他方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記一方のノズル列に対する払拭動作を行った後、
他方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、一方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記他方のノズル列に対する払拭動作を行う制御をする手段を備えている
ことを特徴とする液体を吐出する装置。 - 前記第1の液体及び前記第2の液体には共通する溶媒が含まれている
ことを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。 - 前記第1の液体と前記第2の液体との粘度差が30mPa・s以下である
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体を吐出する装置。 - 複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を含むノズル面を有し、混合することで反応する第1の液体と第2の液体を別々の前記ノズル列から吐出する液体吐出ヘッドの前記ノズル面を払拭する払拭部材を備え、
前記払拭部材は、液体吐出ヘッドの前記ノズル面をノズル配列方向に沿って払拭し、
前記払拭部材は、払拭方向の先端部側に、払拭方向と反対方向に拡開する関係になる2つの傾斜面を有し、前記2つの傾斜面はノズル面に対して垂直方向に延びる面であり、
前記2つのノズル列のパージ動作を行うときには、
一方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、他方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記一方のノズル列に対する払拭動作を行った後、
他方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、一方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記他方のノズル列に対する払拭動作を行う制御をする手段を備えている
ことを特徴とするヘッドを払拭する装置。 - 複数のノズルが配列された少なくとも2つのノズル列を含むノズル面を有し、混合することで反応する第1の液体と第2の液体を別々の前記ノズル列から吐出する液体吐出ヘッドの前記ノズル面を払拭する方法であって、
前記2つのノズル列のパージ動作を行うとき、
一方のノズル列から吐出を行い、払拭方向の先端部側に、払拭方向と反対方向に拡開する関係になる2つの傾斜面を有し、前記2つの傾斜面は前記ノズル面に対して垂直方向に延びる面である払拭部材の先端部を、他方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記一方のノズル列に対する払拭動作を行う工程と、
前記他方のノズル列から吐出を行い、前記払拭部材の先端部を、前記一方のノズル列の延長線上に位置させ、前記払拭部材と前記液体吐出ヘッドとをノズル配列方向に沿って相対的に移動させて、前記他方のノズル列に対する払拭動作を行う工程と、を行う
ことを特徴とするヘッドを払拭する方法。
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