JP6926931B2 - 乗物用シート及び乗物用シートの製造方法 - Google Patents
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Description
[1.第1実施形態]
[1−1.構成]
図1に示す乗物用シート1は、シートクッション2と、シートバック3とを備える。
バックフレーム5は、図1及び図2に示すように、第1サイドフレーム51と、第2サイドフレーム52と、アッパフレーム53と、ロアフレーム54とを有する。
アッパフレーム53は、シート幅方向に延伸し、第1サイドフレーム51及び第2サイドフレーム52の上部を連結するパネル状の部材である。また、ロアフレーム54は、シート幅方向に延伸し、第1サイドフレーム51及び第2サイドフレーム52の下部を連結するパネル状の部材である。なお、アッパフレーム53及びロアフレーム54は、それぞれ、ワイヤ又はパイプで構成されてもよい。
エアバッグ6は、右側の第1サイドフレーム51の外側に取り付けられている。また、エアバッグ6は、図1に示すように、シートバック3の右側に収納されている。なお、シートバック3の左側にエアバッグ6を設けてもよいし、シートバック3の左右両側にエアバッグ6を設けてもよい。
閉塞部材7は、第1サイドフレーム51のシート幅方向における内側に取り付けられている。閉塞部材7は、図3に示すように、第1サイドフレーム51に設けられた複数の孔51A,51Bのうち、エアバッグ6が締結されない複数の未使用孔51Bの一部を塞ぐ1つの帯板状の部材である。
次に、乗物用シート1の製造方法について説明する。
乗物用シート1の製造方法は、図6に示すように、閉塞工程S10と、エアバッグ締結工程S20と、組立工程S30とを備える。
本工程では、第1サイドフレーム51に設けられた複数の孔51A,51Bのうち、エアバッグ6が締結されない少なくとも1つの未使用孔51Bを閉塞部材7によって塞ぐ。具体的には、第1サイドフレーム51のシート幅方向における内面又は外面に閉塞部材7を溶接等により固定する。このとき、少なくとも1つの未使用孔51Bを位置決め用の孔として使用する。
本工程では、複数の孔51A,51Bのうち、閉塞部材7によって塞がれていない少なくとも1つのエアバッグ締結用孔51Aを用いてエアバッグ6を第1サイドフレーム51に締結する。
本工程では、エアバッグ6及び閉塞部材7が取り付けられたバックフレーム5と、クッションフレーム4等の他の部材とを用いて、乗物用シート1を組み立てる。
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)エアバッグ6の締結に供されない複数の未使用孔51Bを閉塞部材7で塞ぐことによって、エアバッグ6の誤った位置への取り付けを抑制できる。また、閉塞部材7の形状又は取り付け位置の変更によって、エアバッグ6の取り付け位置の変更を容易かつ低コストに行うことができる。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
4…クッションフレーム、5…バックフレーム、6…エアバッグ、7…閉塞部材、
7A…位置決め孔、8…リクライナ、9…締結具、51…第1サイドフレーム、
51A…エアバッグ締結用孔、51B…未使用孔、52…第2サイドフレーム、
53…アッパフレーム、54…ロアフレーム。
Claims (5)
- シートクッションと、シートバックとを備える乗物用シートであって、
シートバックの骨格を構成すると共に、シート幅方向に離間して配置される第1サイドフレーム及び第2サイドフレームを有するバックフレームと、
前記第1サイドフレームに設けられた複数の孔のうち、少なくとも第1孔及び第2孔を用いて前記第1サイドフレームに締結されたエアバッグと、
前記第1サイドフレームに取り付けられ、前記複数の孔のうち、前記エアバッグが締結されない少なくとも第3孔及び第4孔を塞ぐ閉塞部材と、
を備え、
前記第1孔と前記第2孔との距離は、前記第3孔と前記第4孔との距離と等しい、乗物用シート。 - 請求項1に記載の乗物用シートであって、
前記閉塞部材は、1つの板状の部材で構成される、乗物用シート。 - 請求項1又は請求項2に記載の乗物用シートであって、
前記閉塞部材は、前記複数の孔のうち、前記エアバッグが締結されない孔と重なる位置決め孔を有する、乗物用シート。 - シートクッションと、シートバックと、シートバックの骨格を構成すると共に、シート幅方向に離間して配置される第1サイドフレーム及び第2サイドフレームを有するバックフレームと、前記第1サイドフレームに取り付けられたエアバッグと、を備える乗物用シートの製造方法であって、
第1サイドフレームに設けられた複数の孔のうち、エアバッグが締結されない少なくとも第3孔及び第4孔を閉塞部材によって塞ぐ工程と、
前記複数の孔のうち、前記閉塞部材によって塞がれていない少なくとも第1孔及び第2孔を用いて前記エアバッグを前記第1サイドフレームに締結する工程と、
を備え、
前記第1孔と前記第2孔との距離は、前記第3孔と前記第4孔との距離と等しい、乗物用シートの製造方法。 - 請求項4に記載の乗物用シートの製造方法であって、
前記塞ぐ工程において、前記閉塞部材に設けられた位置決め孔を、前記複数の孔のうち、前記エアバッグが締結されない孔と重ねる、乗物用シートの製造方法。
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