JP6926855B2 - 塗工装置 - Google Patents

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本発明は、燃料電池用電極を構成する触媒インクをウェブに塗工する塗工装置に関する。
例えば、固体高分子型燃料電池のセル(燃料電池セルや単セル、単電池ということもある)は、イオン透過性の電解質膜と、該電解質膜を挟持するアノード側触媒層(電極層)およびカソード側触媒層(電極層)とからなる膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)を備えている。MEAの両側には、燃料ガスもしくは酸化剤ガスを提供するとともに電気化学反応によって生じた電気を集電するためのガス拡散層(GDL:Gas Diffusion Layer)が形成されている。GDLが両側に配置されたMEAは、MEGA(Membrane Electrode & Gas Diffusion Layer Assembly)と称され、MEGAは、一対のセパレータにより挟持されている。ここで、MEGAが燃料電池の発電部であり、ガス拡散層がない場合には、MEAが燃料電池の発電部となる。
膜電極接合体(MEA)を構成するアノード側触媒層(電極層)およびカソード側触媒層(電極層)は、電気化学反応を進行する触媒金属を担持するカーボン粒子と、プロトン伝導性を有する高分子電解質と、を備え、触媒金属として、例えば、白金(Pt)や、白金(Pt)とルテニウム(Ru)などの他の金属とから成る白金合金が用いられる。このアノード側触媒層(電極層)およびカソード側触媒層(電極層)は、通常、触媒金属を担持したカーボン粒子や高分子電解質を分散させた触媒インクを電解質膜の面上に塗布する方法、転写フィルム上に触媒層を形成した後に、この触媒層を電解質膜の面上に圧着等により転写する方法等により形成される。
特開2014−079669号公報 特開2017−054580号公報
ところで、燃料電池用電極の構成部材である触媒層のPt目付(単位面積当たりのPt重量)は、当該燃料電池の発電性能に直結する重要な特性であるが、加工(塗工)中のウェブ(基材としての電解質膜や転写フィルム等)の厚さばらつき等によって、触媒インクの塗工厚がばらつき、Pt目付の規格外れが発生して、歩留まりが悪化するおそれがある。
また、通常は、前記した触媒層のPt目付を保証するために、触媒層製造工程において、触媒層の塗布・乾燥後の膜厚を抜取検査で測定している。詳しくは、図6に示すように、基材としてのウェブがロール状に巻かれた巻出しロールから前記ウェブを巻き出すとともに、触媒層を形成する触媒インクをダイヘッドから吐出し、搬送ローラによって連続搬送されたウェブの表面に前記触媒インクを塗り付けた後に乾燥させて触媒層を形成する。その後、触媒層形成後のウェブを巻取りロールに巻き取り、ロール毎に加工完了後、形成された触媒層の一部をロールから抜き取って当該触媒層のDRY膜厚(Pt目付)を測定・検査している。
そのため、上記のような従来の抜取検査では、前記ロール毎の抜取検査において検査結果がNG(Pt目付規格外れ)となった場合、ロール全体を廃棄せざるを得ず、歩留まりが更に悪化する可能性があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、触媒インクの塗工厚のばらつきを抑制し、歩留まりの悪化を抑えることのできる塗工装置を提供することにある。
前記課題を解決すべく、本発明による塗工装置は、燃料電池用電極を構成する触媒インクをダイヘッドからウェブに対して吐出して塗工する塗工装置であって、前記ダイヘッドの下流側リップヘッド部の前記ウェブ側に歪検出装置が備えられ、前記歪検出装置によって検出された剪断応力と、前記ダイヘッドに対する前記ウェブの搬送速度と、前記触媒インクの粘度とから、前記ウェブに対する前記触媒インクの塗工厚を推定し、推定された塗工厚に基づいて前記ダイヘッドの下流側リップヘッド部と前記ウェブとの相対距離を調整することを特徴としている。
本発明によれば、ダイヘッドの下流側リップヘッド部のウェブ側に備えられた歪検出装置によって検出された剪断応力と、ダイヘッドに対するウェブの搬送速度と、触媒インクの粘度とから、ウェブに対する触媒インクの塗工厚をリアルタイムに推定し、推定された塗工厚に基づいてダイヘッドの下流側リップヘッド部とウェブとの相対距離(つまり、ダイヘッドの下流側リップヘッド部とウェブ表面との距離である塗布クリアランス)を調整することで、ウェブの厚さばらつき等に起因する触媒インクの塗工厚のばらつきを抑制し、Pt目付の規格外れを未然に防止して、歩留まりの悪化を抑えることができる。
燃料電池スタックの要部断面図である。 燃料電池スタックの製造工程における触媒層製造工程の概略を示すフロー図である。 (A)は、触媒層製造工程で用いられるダイヘッドの要部を拡大して示す要部拡大断面図、(B)は、(A)のU−U矢視線に従う断面図である。 触媒層製造工程で用いられるダイヘッドの他例の要部を拡大して示す要部拡大断面図。 触媒層製造工程で用いられる制御装置による制御処理の概略を示すフロー図である。 従来の燃料電池スタックの製造工程における触媒層製造工程の概略を示すフロー図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態の一例に基づいて詳細に説明する。以下では、一例として、燃料電池車に搭載される燃料電池またはこれを含む燃料電池システムに本発明を適用した場合を例示して説明するが、適用範囲がこのような例に限られることはない。
[燃料電池スタックの構成]
まず、図1を参照して、本発明の適用対象となる燃料電池スタック(燃料電池)として固体高分子型燃料電池を例にとってその構成を概説する。
図1は、燃料電池スタック(燃料電池)10の要部を断面視した図である。図1に示すように、燃料電池スタック10には、基本単位であるセル(単電池)1が複数積層されている(セル積層体9)。各セル1は、酸化剤ガス(例えば空気)と、燃料ガス(例えば水素)と、の電気化学反応により起電力を発生する固体高分子型燃料電池である。セル1は、MEGA2と、MEGA2を区画するように、MEGA2に接触するセパレータ3とを備えている。なお、本実施形態では、MEGA2は、一対のセパレータ3、3により、挟持されている。
MEGA2は、膜電極接合体(MEA)4と、この両面に配置されたガス拡散層(GDL)7、7とが、一体化されたものである。膜電極接合体4は、電解質膜5と、電解質膜5を挟むように接合された一対の電極6、6と、からなる。電解質膜5は、固体高分子材料で形成されたプロトン伝導性のイオン交換膜からなり、電極6は、たとえば、白金(Pt)などの触媒を担持した例えば多孔質のカーボン素材により形成される。電解質膜5の一方側に配置された電極(アノード側触媒層(電極層))6がアノードとなり、他方側の電極(カソード側触媒層(電極層))6がカソードとなる。ガス拡散層7は、例えばカーボンペーパ若しくはカーボンクロス等のカーボン多孔質体、または、金属メッシュ若しくは発泡金属等の金属多孔質体などのガス透過性を有する導電性部材によって形成される。
本実施形態では、MEGA2が、燃料電池10の発電部であり、セパレータ3は、MEGA2のガス拡散層7に接触している。また、ガス拡散層7が省略されている場合には、膜電極接合体4が発電部であり、この場合には、セパレータ3は、膜電極接合体4に接触している。したがって、燃料電池10の発電部は、膜電極接合体4を含むものであり、セパレータ3に接触する。
セパレータ3は、導電性やガス不透過性などに優れた金属を基材とする板状の部材であって、その一面側がMEGA2のガス拡散層7と当接し、他面側が隣接する他のセパレータ3の他面側と当接している。
本実施形態では、各セパレータ3は、波形状ないし凹凸状に形成されている。セパレータ3の形状は、波の形状が等脚台形をなし、かつ波の頂部が平坦で、この頂部の両端が等しい角度をなして角張っている。つまり、各セパレータ3は、表側から見ても裏側から見ても、ほぼ同じ形状である。MEGA2の一方のガス拡散層7には、セパレータ3の頂部が面接触し、MEGA2の他方のガス拡散層7には、セパレータ3の頂部が面接触している。
一方の電極(すなわちアノード)6側のガス拡散層7とセパレータ3との間に画成されるガス流路21は、燃料ガスが流通する流路であり、他方の電極(すなわちカソード)6側のガス拡散層7とセパレータ3との間に画成されるガス流路22は、酸化剤ガスが流通する流路である。セル1を介して対向する一方のガス流路21に燃料ガスが供給され、ガス流路22に酸化剤ガスが供給されると、セル1内で電気化学反応が生じて起電力が生じる。
さらに、あるセル1と、それに隣接するもうひとつのセル1とは、アノードとなる電極6とカソードとなる電極6とを向き合わせて配置されている。また、あるセル1のアノードとなる電極6に沿って配置されたセパレータ3の背面側の頂部と、もうひとつのセル1のカソードとなる電極6に沿って配置されたセパレータ3の背面側の頂部とが、面接触している。隣接する2つのセル1間で面接触するセパレータ3、3の間に画成される空間23には、セル1を冷却する冷媒としての水が流通する。
[触媒層製造工程]
次に、図2〜図5を参照して、燃料電池スタックの製造工程、特に、そのうちのアノード側ないしカソード側の触媒層製造工程、並びに、触媒層製造工程で用いられる触媒インクの塗工装置の構成を説明する。
図2は、燃料電池スタックの製造工程における触媒層製造工程の概略を示すフロー図である。
前記したように、膜電極接合体(MEA)4を構成するアノード側触媒層(電極層)6およびカソード側触媒層(電極層)6は、電気化学反応を進行する触媒金属を担持するカーボン粒子と、プロトン伝導性を有する高分子電解質と、を備えている。触媒金属としては、例えば、白金(Pt)や、白金(Pt)とルテニウム(Ru)などの他の金属とから成る白金合金が用いられる。このアノード側触媒層(電極層)6およびカソード側触媒層(電極層)6は、触媒金属を担持したカーボン粒子や高分子電解質を分散させた触媒インクを電解質膜5の面上に塗布する方法、転写フィルム上に触媒層6を形成した後に、この触媒層6を電解質膜5の面上に圧着等により転写する方法、あるいは、触媒インクをガス拡散層7の面上に塗布する方法等により形成される。
本実施形態において、前記したアノード側触媒層(電極層)6およびカソード側触媒層(電極層)6は、歪検出装置としての歪ゲージ57が設置されたダイヘッド56、ダイヘッド56に付設された移動装置としてのサーボモータ58(の駆動状態)を制御してダイヘッド56の(ウェブ60に対する)前進・後退を制御する制御装置59等を備える塗工装置50を使用し、触媒層厚さ(詳しくは、触媒層6を形成する触媒インク6aの塗工直後のWET膜厚(塗工厚))をリアルタイムに調整しながら作製される。
詳細には、図2に示すように、基材としてのウェブ60(電解質膜5、転写フィルム、ガス拡散層7等)がロール状に巻かれた巻出しロール51aから前記ウェブ60を巻き出すとともに、タンク55に貯留されたペースト状の触媒インク6aをポンプ54を介してダイヘッド56(のスリット状の吐出口56a)から吐出し、複数の搬送ローラ53によって連続搬送されてバックロール52上を通過するウェブ60の表面に前記触媒インク6aを塗り付ける。
なお、巻出しロール51aの回転速度、搬送ローラ53の回転速度(つまり、ウェブ60の搬送速度)、ダイヘッド56(の吐出口56a)からの触媒インク6aの吐出流量(タンク55からの送出量やポンプ54の圧力等を含む)、後述する巻取りロール51bの回転速度等は、塗工装置50に備えられた制御装置59等により制御されている。
ここで、本実施形態においては、図3(A)、(B)に示されるように、ダイヘッド56の吐出口56aより下流側に位置する下流側リップヘッド部(触媒インク6aの塗工厚(=塗布クリアランス)を規定する部分)56bのウェブ60側に歪ゲージ57が埋設されている。
なお、本例では、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bの内側に、歪ゲージ57が設けられているが、例えば、脱着性ないし交換性等を考慮して、図4に示すように、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bの後方(下流側)に、歪ゲージ57を配置してもよいことは勿論である。
前記制御装置59は、中央処理装置(CPU)、記憶装置等を備えたマイクロコンピュータによって構成されており、前記のように、ダイヘッド56から触媒インク6aを吐出してウェブ60に塗工しつつ、前記ダイヘッド56に設けられた歪ゲージ57によって検出される情報(検出値)を取得して、図5に示される制御処理を実行する。
すなわち、前記制御装置59は、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bとウェブ60間を流れる触媒インク6aは「平行板の間に挟まれた流体」と近似できるという考えに基づき、前記歪ゲージ57によって取得される剪断応力(τ)と、ダイヘッド56に対するウェブ60の搬送速度(δu)(剪断速度に相当)と、触媒インク6aの粘性係数(粘度)(μ)とから、以下のニュートン・ストークスの式(1)を用いて、ウェブ60に対する触媒インク6aの塗工厚(δy)を算出(推定)する(S51)。
Figure 0006926855
また、前記制御装置59は、S51で算出された塗工厚と、予め決められた基準値(基準範囲)とを比較し(S52)、S51で算出された塗工厚が基準値より大きい場合は、ダイヘッド56に設けられたサーボモータ58を作動させ、ダイヘッド56をウェブ60に対して前進させ、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bとバックロール52上を通過するウェブ60との相対距離(つまり、塗布クリアランス)を狭くして、ウェブ60に対する触媒インク6aの塗工厚を薄くする(S53)。一方、S51で算出された塗工厚が基準値より小さい場合は、ダイヘッド56に設けられたサーボモータ58を作動させ、ダイヘッド56をウェブ60に対して後退させ、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bとバックロール52上を通過するウェブ60との相対距離(つまり、塗布クリアランス)を広くして、ウェブ60に対する触媒インク6aの塗工厚を厚くする(S54)。
このように、前記制御装置59は、ダイヘッド56の吐出口56aより下流側に設置された歪ゲージ57から得られる情報を利用し、ウェブ60に対する触媒インク6aの塗工直後のWET膜厚(塗工厚)をリアルタイムに算出(推定)し、塗工条件(塗布クリアランスや触媒インク6aの吐出流量)にフィードバック(詳しくは、塗布クリアランスを自動調整)することで、所望の厚さ(例えば、基準範囲以内の一定厚さ)の触媒インク6aをウェブ60表面に塗工することができる。
次いで、図2に示すように、所望の厚さの触媒インク6aを塗工したウェブ60を乾燥炉49に連続的に搬送し、当該乾燥炉49にて前記ウェブ60の表面上の触媒インク6aを乾燥させて、触媒層6を形成し、その後、触媒層6形成後のウェブ60を巻取りロール51bに巻き取る。これにより、前記したアノード側触媒層(電極層)6およびカソード側触媒層(電極層)6が作製されることになる。
以上で説明したように、本実施形態では、ダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bのウェブ60側に備えられた歪ゲージ57によって検出された剪断応力と、ダイヘッド56に対するウェブ60の搬送速度と、触媒インク6aの粘度とから、ウェブ60に対する触媒インク6aの塗工厚をリアルタイムに推定し、推定された塗工厚に基づいてダイヘッド56の下流側リップヘッド部56bとウェブ60との相対距離(つまり、塗布クリアランス)を調整することで、ウェブ60の厚さばらつき等に起因する触媒インク6aの塗工厚のばらつきを抑制し、Pt目付の規格外れを未然に防止して、歩留まりの悪化を抑えることができる。
また、本実施形態では、触媒層厚さをリアルタイムに調整することで、従来のような抜取検査が不要となるため、工程リードタイムの短縮に繋がるといった利点もある。
なお、上記実施形態では、制御装置59によってダイヘッド56に設けられたサーボモータ58を制御し、ダイヘッド56をウェブ60に対して前進または後退させることで、塗布クリアランスを自動調整しているが、バックロール52上に搬送されてくるウェブ60側をダイヘッド56に対して可動してもよいし、ダイヘッド56とウェブ60との双方を可動するようにしてよいことは詳述するまでも無い。
以上、本発明の実施の形態を図面を用いて詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても、それらは本発明に含まれるものである。
1…セル(燃料電池セル)、2…MEGA、3…セパレータ、4…膜電極接合体(MEA)、5…電解質膜、6…電極(アノード側触媒層(電極層)、カソード側触媒層(電極層))、6a…触媒インク、7…ガス拡散層(GDL)、9…セル積層体、10…燃料電池スタック(燃料電池)、21、22…ガス流路、23…水が流通する空間、49…乾燥炉、50…塗工装置、51a…巻出しロール、51b…巻取りロール、52…バックロール、53…搬送ローラ、54…ポンプ、55…タンク、56…ダイヘッド、56a…吐出口、56b…下流側リップヘッド部、57…歪ゲージ(歪検出装置)、58…サーボモータ(移動装置)、59…制御装置、60…ウェブ

Claims (1)

  1. 燃料電池用電極を構成する触媒インクをダイヘッドからウェブに対して吐出して塗工する塗工装置であって、
    前記ダイヘッドの下流側リップヘッド部の前記ウェブ側に歪検出装置が備えられ、
    前記歪検出装置によって検出された剪断応力(τ)と、前記ダイヘッドに対する前記ウェブの搬送速度(δu)と、前記触媒インクの粘性係数(μ)とから、τ=μ・(δu/δy)を用いて、前記ウェブに対する前記触媒インクの塗工厚(δy)を推定し、推定された塗工厚に基づいて前記ダイヘッドの下流側リップヘッド部と前記ウェブとの相対距離を調整する、塗工装置。
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