JP6926850B2 - トナーカートリッジ - Google Patents
トナーカートリッジ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6926850B2 JP6926850B2 JP2017170100A JP2017170100A JP6926850B2 JP 6926850 B2 JP6926850 B2 JP 6926850B2 JP 2017170100 A JP2017170100 A JP 2017170100A JP 2017170100 A JP2017170100 A JP 2017170100A JP 6926850 B2 JP6926850 B2 JP 6926850B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- toner
- opening
- shutter
- gear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Dry Development In Electrophotography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Description
(2)第1突起は、第1軸と第2軸とを結ぶことにより定義される第2方向に延びてもよい。第2突起は、第2方向に延びてもよい。
(3)第1方向および第2方向と交差する第3方向における第2突起の幅は、第3方向における第1突起の幅と異なってもよい。
(4)オーガは、第1方向における一端部と、一端部と第1方向に離れた他端部とを有してもよい。第1方向におけるオーガの一端部の周面の一部は、第1開口を介して露出されてもよい。
(5)トナーカートリッジは、さらに、シャッタを備えてもよい。シャッタは、第1開口を閉じる閉状態と、第1開口を開ける開状態とを有する。シャッタは、第1方向における
第2トナー収容部の一端部に位置する。シャッタは、第1突起を備える。
(6)第1突起は、シャッタから第1方向に延びてもよい。
(7)シャッタは、第1方向に延びる第3軸について、回転可能であってもよい。シャッタは、閉位置から開位置へ回転可能であってもよい。シャッタが閉位置に位置する場合、シャッタは第1開口を閉じる。シャッタが開位置に位置する場合、シャッタは第1開口を開ける。
(8)第1突起は、シャッタと共に回転可能であってもよい。
(9)シャッタは、第2開口を有してもよい。シャッタが開位置に位置する場合、第2開口の少なくとも一部と、第1開口の少なくとも一部が重なる。
(10)シャッタが開位置に位置する場合、オーガの一端部は、第1開口を介して露出されてもよい。
(11)筐体は、さらに、カバーを備えてもよい。カバーは、第2トナー収容部の一端部を覆う。カバーは、第1開口を有する。
(12)第2トナー収容部は、第3開口を有してもよい。第3開口は、第2トナー収容部の一端部に位置する。オーガの一端部は、第3開口を介して、第2トナー収容部から露出されてもよい。カバーは、オーガの一端部の少なくとも一部を覆ってもよい。
(13)カバーは、複数のギア歯を有してもよい。複数のギア歯は、カバーの外表面に位置する。複数のギア歯は、オーガの回転方向に沿って並ぶ。
(14)オーガは、第1方向における一端部と、一端部と前記第1方向に離れた他端部とを有してもよい。トナーカートリッジは、さらに、オーガギアを備えてもよい。オーガギアは、オーガの他端部に装着される。オーガギアは、オーガと共に回転可能である。第2突起は、オーガギアよりも、第1方向において第1開口から離れて位置してもよい。
(15)トナーカートリッジは、さらに、ギアカバーを備えてもよい。ギアカバーは、オーガギアの少なくとも一部を覆う。第2突起は、ギアカバーから第1方向に延びてもよい。
(16)第2トナー収容部は、第1貫通穴を有してもよい。第1貫通穴は、第2トナー収容部の第1方向における他端部に位置する。第1貫通穴は、第1方向に第2トナー収容部を貫通する。第1方向におけるオーガの他端部は、第1貫通穴に挿入されてもよい。オーガギアは、第2トナー収容部の外表面に位置してもよい。
(17)第1開口は、第1方向において、第1トナー収容部よりも一方側に位置してもよい。
(18)アジテータは、第1軸に沿って延びるアジテータシャフトと、アジテータシャフトとともに回転可能な羽根であって、第1内部空間内に位置する羽根とを備えてもよい。第1開口は、第1方向において、アジテータの羽根よりも一方側に位置してもよい。
(19)第1突起および第2突起は、トナーカートリッジが現像器に装着されるときに、現像器に対して位置決めされてもよい。トナーカートリッジは、現像器に装着された後、筐体が第1突起と第2突起とを中心に現像器に対してピボットすることにより、現像器に取り付けられてもよい。
トナーカートリッジ1の概略について、説明する。
筐体2は、第1方向に延びる。筐体2は、第1トナー収容部2Aと、第2トナー収容部2Bとを備える。第2トナー収容部2Bは、第2方向において、第1トナー収容部2Aの一方側に位置する。第2方向は、後述する第1軸A1と、後述する第2軸A2とを結ぶことにより定義される。第1トナー収容部2Aは、第1方向に延びる。第1トナー収容部2Aは、円筒形状を有する。第1トナー収容部2Aは、第1方向に延びる第1内部空間2Dを含む。第1内部空間2Dは、トナーを収容可能である。第2トナー収容部2Bは、第1方向に延びる。第2トナー収容部2Bは、円筒形状を有する。第2トナー収容部2Bの外径は、第1トナー収容部2Aの外径よりも小さい。第2トナー収容部2Bは、第1方向に延びる第2内部空間2Eを含む。第1内部空間2Dと第2内部空間2Eとは、第2方向において並ぶ。第2内部空間2Eは、第1内部空間2Dと接続される。第2内部空間2Eの内容積は、第1内部空間2Dの内容積よりも小さい。なお、第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、一体的に構成されてもよい。また、第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、別体で構成され、互いに組み付けられてもよい。
、第1トナー収容部2Aおよびアジテータ3よりも一方側に位置することにより、アジテータ3によって第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへ搬送されたトナーが直接、第1開口2Cから排出されることがなく、第2内部空間2Eのトナーをオーガ4だけで搬送することができ、第2内部空間2Eのトナーを第1開口2Cへ定量的に搬送し、第1開口2Cから排出できる。
アジテータ3は、第1内部空間2D内に位置する。アジテータ3は、第1内部空間2D内のトナーを撹拌し、第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへトナーを搬送可能である。アジテータ3は、第1方向に延びる第1軸A1について回転可能である。アジテータ3は、アジテータシャフト3Aと、羽根3Bとを備える。アジテータシャフト3Aは、第1軸A1に沿って延びる。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aから、第1トナー収容部2Aの径方向に延びる。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aとともに回転可能である。羽根3Bは、第1内部空間2D内に位置する。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aに接続する基端と、アジテータシャフト3Aから最も離れた先端とを有する。羽根3Bの先端は、第1トナー収容部2Aの内面に接触する。羽根3Bの先端は、第1トナー収容部2Aの内面に接触することにより、アジテータ3の回転方向における上流側へ湾曲する。羽根3Bが回転することにより、アジテータ3は、第1内部空間2D内のトナーを撹拌し、第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへトナーを搬送可能である。
オーガ4は、第2内部空間2E内に位置する。後で詳しく説明するが、オーガ4は、第2内部空間2Eから第1開口2Cへトナーを搬送するように構成される。オーガ4は、第1方向に延びる。オーガ4は、第1方向に延びる第2軸A2について回転可能である。詳しくは、オーガ4は、シャフト4Aと、螺旋部分4Bとを備える。シャフト4Aは、第1軸A1に沿って延びる。螺旋部分4Bは、シャフト4Aから、第1トナー収容部2Aの径方向に突出する。螺旋部分4Bは、第1方向に延びる螺旋形状を有する。
第1突起5は、第1方向において、トナーカートリッジ1の一端部に位置する。第1突起5は、第1方向において、第1開口2Cに対して、第2トナー収容部2Bの反対側に位置する。言い換えると、第1突起5は、第1方向において、第2トナー収容部2Bの一方側、かつ、第1開口2Cの一方側に位置する。第1突起5は、第1方向に延びる。また、第1突起5は、第2方向に延びる。後で詳しく説明するが、第1突起5は、後述するシャッタ13に設けられる突起14と、後述する第2カバー15に設けられる突起16とから構成される。なお、突起14は、後述するシャッタ13に設けられる突起14、および、後述する第2カバー15に設けられる突起16の少なくとも1つから構成されていればよい。具体的には、突起14は、後述するシャッタ13に設けられる突起14から構成されてもよい。この場合、トナーカートリッジ1は、第2カバー15を備えなくてもよい。また、突起14は、後述する第2カバー15に設けられる突起16から構成されてもよい。この場合、トナーカートリッジ1は、シャッタ13を備えなくてもよい。
図3から図8を参照して、トナーカートリッジ1の詳細について、説明する。
図3および図4に示すように、第2トナー収容部2Bは、第3開口11を有する。第3開口11は、第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。第2トナー収容部2Bの一端部は、第1方向において、第1トナー収容部2Aの一端部よりも突出している。すなわち、第2トナー収容部2Bは、第1方向における長さが第1方向における第1トナー収容部2Aの長さよりも長い。これにより、第1内部空間2Dは、第1方向における長さが第1方向における第2内部空間2Eの長さよりも短い。第2トナー収容部2Bの一端部は、円筒形状を有する。第3開口11は、第2トナー収容部2Bの一端部を、第1方向に貫通する。第3開口11は、第2内部空間2Eに接続する。これにより、第3開口11は、第2内部空間2E内のトナーが排出されることを許容する。また、第3開口11には、オーガ4が挿通されている。オーガ4は、第1方向における一端部4Cと、一端部4Cと第1方向に離れた他端部4Dとを有している。オーガ4の一端部4Cは、第1方向において、第3開口11から突出する。すなわち、オーガ4の一端部4Cは、第3開口11を介して、第2トナー収容部2Bから露出される。これにより、オーガ4は、第2内部空間2Eから第3開口11へトナーを搬送できる。
図3および図4に示すように、筐体2は、さらに、カバー12を備える。
図3および図4に示すように、トナーカートリッジ1は、さらに、シャッタ13を備える。
図4に示すように、トナーカートリッジ1は、第2カバー15を備える。
図3および図5に示すように、トナーカートリッジ1は、オーガギア23、アジテータギア22、アイドルギア61およびギアカバー21を備える。
オーガギア23は、オーガ4の他端部4Dに装着される。オーガギア23は、第2軸A2についてオーガ4とともに回転可能である。詳しくは、第2トナー収容部2Bは、第1貫通穴20Aを有する。第1貫通穴20Aは、第2トナー収容部2Bの第1方向における他端部に位置する。第1貫通穴20Aは、第1方向に第2トナー収容部2Bを貫通する。第1方向におけるオーガ4の他端部4Dは、第1貫通穴20Aに挿入される。これにより、オーガ4の他端部4Dは、第1方向において、筐体2を貫通する。オーガギア23は、第2トナー収容部2Bの外表面に位置する。
アジテータギア22は、アジテータ3に装着される。アジテータギア22は、第1軸A1についてアジテータ3とともに回転可能である。詳しくは、アジテータシャフト3Aは、第1端部3Cと、第1方向において第1端部3Cから離れた第2端部3Dとを有する。第1トナー収容部2Aは、第2貫通穴20Bを有する。第2貫通穴20Bは、第1トナー収容部2Aの第1方向における他端部に位置する。第2貫通穴20Bは、第1方向に第1トナー収容部2Aを貫通する。第2端部3Dは、第2貫通穴20Bに挿入される。これにより、第2端部3Dは、第1方向において、筐体2を貫通する。アジテータギア22は、第2端部3Dに取り付けられる。アジテータギア22は、第1トナー収容部2Aの外表面に位置する。アジテータギア22は、オーガギア23と間隔を隔てている。アジテータギア22の径は、オーガギア23の径よりも大きい。また、アジテータギア22の径は、アイドルギア61の径よりも大きい。これにより、アジテータ3は、オーガ4に対して遅い周速で回転できる。
アイドルギア61は、アジテータギア22とオーガギア23との間に位置する。アイドルギア61は、オーガギア23に噛み合い、かつ、アジテータギア22に噛み合う。これにより、オーガギア23は、アイドルギア61を介して、アジテータギア22に駆動力を
伝えることができる。詳しくは、アイドルギア61は、オーガギア23の一端部に噛み合う。なお、オーガギア23の他端部は、ギアカバー21の後述する開口21Aを介して、ギアカバー21から露出される。つまり、アイドルギア61は、オーガギア23の一端部に対して、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。なお、オーガギア23の他端部は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、筐体2が現像器31に対して第2位置に位置したときに、後述する現像器31のギア30に噛み合う。つまり、トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、筐体2が現像器31に対して第2位置に位置したときに、アイドルギア61は、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。これにより、アイドルギア61は、現像器31のギア30からオーガギア23の他端部に加わるトルクを、オーガギア23の他端部の反対側で、安定して受けることができる。アイドルギア61は、筐体2のボス62について回転可能である。ボス62は、アジテータギア22とオーガギア23との間に位置する。ボス62は、オーガギア23の一端部に対して、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。ボス62は、第1トナー収容部2Aの外表面から第1方向に突出する。すなわち、ボス62は、筐体2から第1方向に延びる。ボス62は、円柱形状を有する。アイドルギア61は、ボス62が挿入される貫通穴61Aを有する。貫通穴61Aにボス62が挿入されることにより、アイドルギア61は、ボス62について回転可能である。なお、ボス62は、貫通穴61Aを介してアイドルギア61を貫通していてもよく、アイドルギア61を貫通していなくてもよい。
ギアカバー21は、第1方向において、筐体2に対して、カバー12の反対側に位置する。ギアカバー21は、アジテータギア22、アイドルギア61およびオーガギア23の一端部を覆う。すなわち、ギアカバー21は、オーガギア23の少なくとも一部を覆う。ギアカバー21は、開口21Aと、貫通穴21Bとを有する。開口21Aは、オーガギア23の他端部を露出する。開口21Aは、第2突起6と第2トナー収容部2Bとの間に位置する。開口21Aは、第3方向において、ギアカバー21を貫通する。貫通穴21Bは、第1方向において、ボス62と向かい合う位置に位置する。貫通穴21Bは、第2突起6に対して、開口21Aの反対側に位置する。貫通穴21Bは、第1方向において、ギアカバー21を貫通する。貫通穴21Bには、ボス62の先端部が挿入される。これにより、貫通穴21Bは、ボス62の先端部を露出する。また、貫通穴21Bにボス62が挿入されることにより、ギアカバー21をボス62に対して固定でき、ギアカバー21を筐体2に対して安定に固定できる。
また、ギアカバー21は、上記した第2突起6を備える。
Cから離れて位置する。第2突起6は、ギアカバー21から第1方向に延びる。
また、トナーカートリッジ1は、図1および図4に示すように、ギア部24A、ギア部24B、突起25A、突起25B、突起26Aおよび突起26Bを備える。ギア部24A、ギア部24B、突起25A、突起25B、突起26Aおよび突起26Bは、後述する現像器31の現像シャッタ51を動かすための構成である。
2カバー15の他端部に位置する。突起26Aおよび突起26Bは、第2方向において、第2トナー収容部2Bに対して第1トナー収容部2Aの反対側へ突出する。
図9から図11に示す現像器31は、トナーカートリッジ1からトナーを供給されるための構成である。例えば、現像器31は、トナーカートリッジ1から供給されたトナーを用いて、現像するための構成である。本実施形態では、現像器31は、現像ローラ32を備える。また、現像器31は、感光体を備えてもよい。現像器31は、画像形成装置に対して着脱可能なカートリッジタイプであってもよい。現像ローラ32は、第1方向に延びる。現像ローラ32は、感光体に接触可能である。また、現像器31は、トナー収容部33を備える。トナー収容部33は、トナーを収容可能である。
図10および図13に示すように、溝34は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着される装着方向、具体的には、図12に矢印で示す方向に延びる。溝34は、装着方向において、一端部と、他端部とを有する。一端部は、装着方向において、他端部よりも現像開口36から離れている。また、溝34は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1(図1参照)の第1突起5を受け入れ可能な幅を有する。詳しくは、また、溝34は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1(図1参照)の第1突起5と同じ幅を有する。溝34は、平面38A、平面38B、凹部39A、凹部39B、突起41Aおよび突起41Bを備える。
平面38Aは、溝34の一端部に位置する。平面38Bは、溝34の他端部に位置する。平面38Aおよび平面38Bは、それぞれ、装着方向に延びる。平面38Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起16の第1フレーム16A(図1参照)と向かい合う。平面38Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起16の第2フレーム16B(図1参照)と向かい合う。平面38Aおよび平面38Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置(図24参照)から第1位置(図13参照)にピボットしたときに、平面38Aおよび平面38Bの少なくとも一方が突起16と接触することにより、筐体2を第1位置に止める。
図10、図13、図23および図24に示すように、凹部39Aは、溝34の幅方向において、平面38Aから離れる方向へ凹む。凹部39Bは、溝34の幅方向において、平面38Bから離れる方向へ凹む。凹部39Aは、円弧面42Aと、平面40Aを有する。凹部39Bは、円弧面42Bと、平面40Bを有する。円弧面42Aは、平面38Aに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第1フレーム16Aが移動する方向へ延びる。円弧面42Bは、平面38Bに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2フレーム16Bが移動する方向に延びる。平面40Aは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第1フレーム16Aが移動する方向において、円弧面42Aの下流側の端部に位置する。平面40Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2フレーム16Bが移動する方向において、円弧面42Bの下流側
の端部に位置する。平面40Aおよび平面40Bは、装着方向と交差する方向に延びる。詳しくは、平面40Aおよび平面40Bは、装着方向と直交する方向に延びる。平面40Aおよび平面40Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットしたときに、平面40Aおよび平面40Bの少なくとも一方が突起16と接触することにより、筐体2を第2位置に止める。
突起41Aおよび突起41Bは、溝34の幅方向において、円弧面42Aと円弧面42Bとの間に位置する。突起41Aは、溝34の幅方向において、円弧面42Aと突起41Bとの間に位置する。突起41Bは、溝34の幅方向において、円弧面42Bと突起41Aとの間に位置する。突起41Bは、溝34の幅方向において、突起41Aから離れている。突起41Aおよび突起41Bは、それぞれ、装着方向に延びる。トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aと突起41Bとの間には、平板部14B(図15参照)が位置する。トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aおよび突起41Bは、平板部14Bに接触する。これにより、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aおよび突起41Bは、突起14が回ることを止める。これにより、シャッタ13は、現像器31に対して固定される。
図11に示すように、溝35は、装着方向に延びる。溝35は、装着方向において、一端部と、他端部とを有する。一端部は、装着方向において、他端部よりもトナー収容部33から離れている。また、溝35は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1の第2突起6(図1参照)を受け入れ可能な幅を有する。詳しくは、溝35は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1の第2突起6と同じ幅を有する。溝35は、平面43A、平面43B、凹部44Aおよび凹部44Bを備える。
平面43Aは、溝35の一端部に位置する。平面43Bは、溝35の他端部に位置する
。平面43Aおよび平面43Bは、それぞれ、装着方向に延びる。平面43Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、第2突起6の一端部と向かい合う。平面43Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、第2突起6の他端部と向かい合う。平面43Aおよび平面43Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットしたときに、平面43Aおよび平面43Bの少なくとも一方が第2突起6と接触することにより、筐体2を第1位置に止める。
凹部44Aは、溝35の幅方向において、平面43Aから離れる方向へ凹む。凹部44Bは、溝35の幅方向において、平面43Bから離れる方向へ凹む。凹部44Aは、円弧面46Aと、平面45Aを有する。凹部44Bは、円弧面46Bと、平面45Bを有する。円弧面46Aは、平面43Aに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の一端部が移動する方向へ延びる。円弧面46Bは、平面45Bに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の他端部が移動する方向に延びる。平面45Aは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の一端部が移動する方向において、円弧面46Aの下流側の端部に位置する。平面45Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の他端部が移動する方向において、円弧面46Bの下流側の端部に位置する。平面45Aおよび平面45Bは、装着方向と交差する方向に延びる。詳しくは、平面45Aおよび平面45Bは、装着方向と直交する方向に延びる。平面45Aおよび平面45Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットしたときに、平面45Aおよび平面45Bのいずれか一方が第2突起6と接触することにより、筐体2を第2位置に止める。
現像開口36は、図9に示すように、第1方向において、溝34と溝35との間に位置する。現像開口36は、第1方向において、現像器31の中央よりも溝34の近くに位置する。図10に示すように、現像開口36は、装着方向において、トナー収容部33の外表面を貫通する。現像開口36は、装着方向において、トナー収容部33の外表面に露出する一端36Aと、トナー収容部33の内部空間に接続する他端36Bとを有する。
また、現像器31は、図9および図10に示すように、現像シャッタ51を備える。
現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24A(図19参照)と接触する構成である。また、突起53Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24B(図1参照)と接触する構成である。筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24Aの複数のギア歯の1つ目のギア歯が突起53Aを押圧し、かつ、ギア部24Bの複数のギア歯の1つ目のギア歯が突起53Bを押圧することにより、現像シャッタ51が、閉位置から開位置へ向かって移動を始める。その後、ギア部24Aの複数のギア歯の残りのギア歯が、ギア部54Aと噛み合い、ギア部24Bの複数のギア歯の残りのギア歯が、ギア部54Bと噛み合う。また、突起53Aは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、突起25A(図18参照)と接触する構成である。また、突起53Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、突起25B(図1参照)と接触する構成である。筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、ギア部24Aがギア部54Aから離れ、かつ、ギア部24Bがギア部54Bから離れた後、突起25Aが突起53Aを押圧し、かつ、突起25Bが突起53Bを押圧することにより、現像シャッタ51が、閉位置に位置する。また、ギア部54Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、トナーカートリッジ1のギア部24A(図22参照)と噛み合うための構成である。また、ギア部54Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、トナーカートリッジ1のギア部24B(図1参照)と噛み合うための構成である。
は、一方面51Bから他方面51Cへ向かう方向へ突出する。突起57は、傾斜面57Aを有する。傾斜面57Aは、凹部55から凹部56へ向かうにつれて、現像シャッタ51の一方面51Bへ向かって傾斜する。
また、現像器31は、図9に示すように、ロック部材52Aおよびロック部材52Bを備える。
以下、図12から図27を参照して、現像器31にトナーカートリッジ1を取り付ける動作、および、現像器31からトナーカートリッジ1を取り外す動作について説明する。
現像器31にトナーカートリッジ1が取り付けられる場合、図12、図13および図14に示すように、第1突起5が溝34に嵌まり、さらに、第2突起6が溝35に嵌まることで、現像器31にトナーカートリッジ1が装着される。なお、第1突起5は、溝34に嵌まることにより、現像器31に対して位置決めされる。また、第2突起6は、溝35に嵌まることにより、現像器31に対して位置決めされる。なお、このとき、図1に示すように、筐体2は、シャッタ13に対して、第1位置に位置する。シャッタ13は、カバー12に対して閉位置に位置し、第1開口2Cを閉じている。すなわち、筐体2が第1位置にある場合に、シャッタ13は、第1開口2Cを閉じる。
すると、現像シャッタ51がさらに閉位置から開位置へ向かって移動し、突起57が、突起59に対してトナー収容部33の反対側を通過する。
現像器31からトナーカートリッジ1を取り外す場合、ユーザは、筐体2を、現像器31に対して、図24および図25に示す第2位置から、図13および図14に示す第1位置へ向かってピボットさせる。
フレーム16Bの少なくとも一方が、溝34の平面38Aまたは平面38Bに接触し、第2突起6の一端部および他端部の少なくとも一方が、溝35の平面43Aまたは平面43Bに接触すると、筐体2が第1位置に位置する。このとき、図18に示すように、現像シャッタ51が閉位置に位置する。また、このとき、図16に示すように、シャッタ13は、カバー12に対して閉位置に位置し、第1開口2Cを閉じる。
トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、かつ、筐体2が第2位置に位置しているときには、トナーカートリッジ1のオーガギア23(図1参照)は、現像器31のギア30(図9参照)に噛み合う。
図1から図3に示すように、第2トナー収容部2Bは、第2方向において、第1トナー収容部2Aの一方側に位置する。これにより、第1方向におけるトナーカートリッジ1の小型化を図りながら、第2方向において、第1トナー収容部2Aおよび第2トナー収容部2Bにより、十分なトナー容量を確保できる。
口2Cまで円滑にトナーを搬送することができる。また、オーガ4によってトナーを搬送することにより、第1開口2Cから排出されるトナーの量を調整することができる。なお、第1開口2Cは、第1方向において第2トナー収容部2Bの一方側に位置するので、第1方向に延びるオーガ4を設けるという簡易な構成で、第1開口2Cへトナーを搬送できる。これにより、部品点数の低減を図りながら、第1開口2Cへトナーを搬送できる。
2 筐体
2A 第1トナー収容部
2B 第2トナー収容部
2C 第1開口
2D 第1内部空間
2E 第2内部空間
3 アジテータ
4 オーガ
4C 一端部
4D 他端部
5 第1突起
6 第2突起
11 第3開口
12 カバー
13 シャッタ
13D 第2開口
20 第1貫通穴
21 ギアカバー
23 オーガギア
24A ギア部
24B ギア部
31 現像器
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
L1 幅
L2 幅
Claims (10)
- 第1方向に延びる筐体であって、前記第1方向に延びる内部空間を含むトナー収容部を
備える筐体であって、前記第1方向において前記トナー収容部の一方側に位置する第1開
口であって、前記内部空間内のトナーが排出されることを許容するための第1開口を有す
る筐体と、
前記第1方向に延びる軸について回転可能なトナー搬送部材であって、前記内部空
間から前記第1開口へ前記トナーを搬送するためのトナー搬送部材と、
前記第1方向において前記トナー収容部の一方側、かつ、前記第1開口の一方側に位置
する第1突起であって、前記第1方向に延びる第1突起と、
前記第1方向において前記トナー収容部の他方側に位置する第2突起であって、前記第
1方向に延びる第2突起と、
前記トナー搬送部材の端部に装着されたギアであって、前記トナー搬送部材と共に回転可能なギアを備え、
前記第2突起は、前記ギアよりも、前記第1方向において前記第1開口から離れて位置
し、
前記第1突起および前記第2突起は、トナーカートリッジが現像器に装着されるときに
、前記現像器に対して位置決めされ、
前記トナーカートリッジは、前記現像器に装着された後、前記筐体が前記第1突起と前
記第2突起とを中心に前記現像器に対してピボットすることにより、前記現像器に取り付
けられることを特徴とするトナーカートリッジ。 - 請求項1に記載のトナーカートリッジと、
画像形成装置に着脱可能であり、現像ローラを有する前記現像器と、を備えた画像形成装置。 - 前記現像ローラは、前記第1方向に延びることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
- 前記現像器は、感光体を有し、
前記現像ローラは、前記感光体と接触可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記現像器は、トナーを収容可能なトナー収容部を有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記現像器は、現像開口を閉じる閉位置と、前記現像開口を開ける開位置と、の間を移動可能な現像シャッタを有することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
- 前記現像器は、前記現像シャッタを前記閉位置にロックするためのロック部材を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
- 前記ロック部材は、ロック位置と、解除位置と、の間を移動可能であり、
前記トナーカートリッジが前記現像器から取り外された状態で、前記現像シャッタが前記閉位置に位置するときに、前記ロック部材は、前記ロック位置に位置し、
前記トナーカートリッジが前記現像器に装着されたとき、前記ロック部材は、前記ロック位置から前記解除位置へ移動することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。 - 前記ロック部材が前記ロック位置に位置するときに、前記ロック部材の一部は、前記現像シャッタに係合することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
- 前記第1突起は、前記第1方向と交差する第2方向に延び、
前記第2突起は、前記第2方向に延び、
前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向における前記第2突起の幅は、前
記第3方向における第1突起の幅と異なることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017170100A JP6926850B2 (ja) | 2016-03-31 | 2017-09-05 | トナーカートリッジ |
JP2021122222A JP7180729B2 (ja) | 2017-09-05 | 2021-07-27 | トナーカートリッジ |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016073399A JP6210121B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | トナーカートリッジ |
JP2017170100A JP6926850B2 (ja) | 2016-03-31 | 2017-09-05 | トナーカートリッジ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016073399A Division JP6210121B2 (ja) | 2016-03-31 | 2016-03-31 | トナーカートリッジ |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2021122222A Division JP7180729B2 (ja) | 2017-09-05 | 2021-07-27 | トナーカートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2017227911A JP2017227911A (ja) | 2017-12-28 |
JP6926850B2 true JP6926850B2 (ja) | 2021-08-25 |
Family
ID=60889240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017170100A Active JP6926850B2 (ja) | 2016-03-31 | 2017-09-05 | トナーカートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6926850B2 (ja) |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08320634A (ja) * | 1994-08-17 | 1996-12-03 | Ricoh Co Ltd | 像担持体支持装置 |
JP2003280321A (ja) * | 2002-03-20 | 2003-10-02 | Seiko Epson Corp | 像担持体カートリッジおよび画像形成装置 |
JP5029659B2 (ja) * | 2009-06-30 | 2012-09-19 | ブラザー工業株式会社 | 現像装置および現像剤カートリッジ |
US8995889B2 (en) * | 2012-08-01 | 2015-03-31 | Lexmark International, Inc. | Toner anti-bridging agitator for an image forming device |
JP6050734B2 (ja) * | 2013-09-24 | 2016-12-21 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像形成装置 |
JP6159690B2 (ja) * | 2014-07-30 | 2017-07-05 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 現像剤収容容器、およびこれを備えた画像形成装置 |
JP6210121B2 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-11 | ブラザー工業株式会社 | トナーカートリッジ |
-
2017
- 2017-09-05 JP JP2017170100A patent/JP6926850B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2017227911A (ja) | 2017-12-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6206530B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6210121B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6682962B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP7209231B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6926850B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP2021170138A (ja) | トナーカートリッジ | |
JP2017182006A (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6917009B2 (ja) | トナーカートリッジ | |
JP6834251B2 (ja) | 現像装置 | |
JP2017182007A (ja) | トナーカートリッジ | |
JP2017182005A (ja) | トナーカートリッジ | |
CN113552785B (zh) | 调色剂盒 | |
RU2791131C2 (ru) | Тонер-картридж |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20200331 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20200526 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200729 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210112 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20210309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6926850 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |