JP7180729B2 - トナーカートリッジ - Google Patents

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本開示は、トナーカートリッジに関する。
従来、画像形成装置に対して着脱可能なトナーカートリッジが知られている。トナーカートリッジは、トナーを収容する。
例えば、特許文献1に記載されるトナーカートリッジは、トナーを収容するための筐体と、トナーを排出するための開口と、トナーを開口に向かって搬送するアジテータと、を有する。トナーカートリッジは、さらに、アジテータの回転軸の軸方向においてトナーカートリッジの一方側面から突出する第1突起と、アジテータの回転軸線方向においてトナーカートリッジの他方側面から突出する第2突起と、を有する。トナーカートリッジは、現像器に取り付けられるときに、第1突起と第2突起が現像器の溝に嵌ることによって、装着動作に合せて現像器に対して位置決めされる。その後、トナーカートリッジは、第1突起と第2突起を中心としてピボットする。開口は、第1突起と第2突起との間における中央に位置する。アジテータは、第1突起と第2突起との間に位置し、アジテータの回転軸の軸方向と交差する方向において、トナーを搬送する。
特開2011-13367号公報
一方で、特許文献1に記載されるトナーカートリッジでは、アジテータによって搬送されたトナーを、アジテータの回転軸の軸方向に搬送したい場合がある。
しかしながら、特許文献1には、アジテータの回転軸の軸方向にトナーを搬送するための構成(例えば、オーガ)を有するトナーカートリッジについて開示されておらず、また、そのようなトナーカートリッジを、装着動作に合せて現像器または画像形成装置に位置決めするための構成についても、開示されていない。
そこで、本開示の目的は、アジテータによって搬送されたトナーをアジテータの回転軸の軸方向に搬送しつつ、装着動作に合せて現像器または画像形成装置に対して位置決めすることができるトナーカートリッジを提供することにある。
(1)本開示のトナーカートリッジは、筐体と、アジテータと、オーガと、第1突起と、第2突起とを備える。
筐体は、第1方向に延びる。筐体は、第1トナー収容部と、第2トナー収容部とを備える。第1トナー収容部は、第1方向に延びる第1内部空間を含む。第2トナー収容部は、第1方向に延びる第2内部空間を含む。第2内空間は、第1内部空間と接続される。第2トナー収容部は、第2方向において、第1トナー収容部の一方側に位置する。第2トナー収容部は、第1開口を有する。第1開口は、第1方向において第2トナー収容部の一方側に位置する。第1開口は、第2内空間内のトナーが排出されることを許容する。
アジテータは、第1方向に延びる第1軸について回転可能である。アジテータは、第1内部空間内のトナーを撹拌する。アジテータは、第1内部空間から第2内部空間へトナーを搬送する。
オーガは、第1方向に延びる第2軸について回転可能である。オーガは、第2内空間から第1開口へトナーを搬送する。
第1突起は、第1方向において第2トナー収容部の一方側、かつ、第1開口の一方側に位置する。第1突起は、第1方向に延びる。
第2突起は、第1方向において第2トナー収容部の他方側に位置する。第2突起は、第1方向に延びる。
このような構成によれば、第2トナー収容部は、第2方向において、第1トナー収容部の一方側に位置する。これにより、第1方向におけるトナーカートリッジの小型化を図りながら、第2方向において、第1トナー収容部および第2トナー収容部により、十分なトナー容量を確保できる。
また、トナーカートリッジを現像器または画像形成装置に取り付けたときには、第1突起および第2突起により、トナーカートリッジを現像器または画像形成装置に対して位置決めすることができる。これにより、装着動作に合わせて、トナーカートリッジを現像器または画像形成装置に対して位置決めすることができ、現像器または画像形成装置に対して第1開口を正確に位置決めすることができる。
そして、トナーカートリッジは、現像器または画像形成装置に取り付けられた後、アジテータによって、第1トナー収容部内のトナーを第2トナー収容部に搬送し、オーガによって、第2トナー収容部内のトナーを第1開口に搬送する。
これにより、アジテータによって搬送されたトナーを、オーガによってアジテータの回転軸の軸方向に搬送でき、アジテータおよびオーガによって、第1トナー収容部から第1開口まで円滑にトナーを搬送することができる。また、オーガによってトナーを搬送することにより、第1開口から排出されるトナーの量を調整することができる。なお、第1開口は、第1方向において第2トナー収容部の一方側に位置するので、第1方向に延びるオーガを設けるという簡易な構成で、第1開口へトナーを搬送できる。これにより、部品点数の低減を図りながら、第1開口へトナーを搬送できる。
総括すると、第1方向において第2トナー収容部の一方側に第1突起が位置し、第1方向において第2トナー収容部の他方側に第2突起が位置し、第1突起と第2突起との間にいて、オーガによって第1開口へトナーを搬送することにより、部品点数の低減を図りながら、現像器または画像形成装置に対して正確に位置決めされた第1開口へ円滑にトナーを搬送することができ、第1開口から排出されるトナーの量を調整することができる。
(2)第1突起は、第1軸と第2軸とを結ぶことにより定義される第2方向に延びてもよい。第2突起は、第2方向に延びてもよい。
(3)第1方向および第2方向と交差する第3方向における第2突起の幅は、第3方向における第1突起の幅と異なってもよい。
(4)オーガは、第1方向における一端部と、一端部と第1方向に離れた他端部とを有してもよい。第1方向におけるオーガの一端部の周面の一部は、第1開口を介して露出されてもよい。
(5)トナーカートリッジは、さらに、シャッタを備えてもよい。シャッタは、第1開口を閉じる閉状態と、第1開口を開ける開状態とを有する。シャッタは、第1方向における第2トナー収容部の一端部に位置する。シャッタは、第1突起を備える。
(6)第1突起は、シャッタから第1方向に延びてもよい。
(7)シャッタは、第1方向に延びる第3軸について、回転可能であってもよい。シャッタは、閉位置から開位置へ回転可能であってもよい。シャッタが閉位置に位置する場合、シャッタは第1開口を閉じる。シャッタが開位置に位置する場合、シャッタは第1開口を開ける。
(8)第1突起は、シャッタと共に回転可能であってもよい。
(9)シャッタは、第2開口を有してもよい。シャッタが開位置に位置する場合、第2開口の少なくとも一部と、第1開口の少なくとも一部が重なる。
(10)シャッタが開位置に位置する場合、オーガの一端部は、第1開口を介して露出されてもよい。
(11)筐体は、さらに、カバーを備えてもよい。カバーは、第2トナー収容部の一端部を覆う。カバーは、第1開口を有する。
(12)第2トナー収容部は、第3開口を有してもよい。第3開口は、第2トナー収容部の一端部に位置する。オーガの一端部は、第3開口を介して、第2トナー収容部から露出されてもよい。カバーは、オーガの一端部の少なくとも一部を覆ってもよい。
(13)カバーは、複数のギア歯を有してもよい。複数のギア歯は、カバーの外表面に位置する。複数のギア歯は、オーガの回転方向に沿って並ぶ。
(14)オーガは、第1方向における一端部と、一端部と前記第1方向に離れた他端部とを有してもよい。トナーカートリッジは、さらに、オーガギアを備えてもよい。オーガギアは、オーガの他端部に装着される。オーガギアは、オーガと共に回転可能である。第2突起は、オーガギアよりも、第1方向において第1開口から離れて位置してもよい。
(15)トナーカートリッジは、さらに、ギアカバーを備えてもよい。ギアカバーは、オーガギアの少なくとも一部を覆う。第2突起は、ギアカバーから第1方向に延びてもよい。
(16)第2トナー収容部は、第1貫通穴を有してもよい。第1貫通穴は、第2トナー収容部の第1方向における他端部に位置する。第1貫通穴は、第1方向に第2トナー収容部を貫通する。第1方向におけるオーガの他端部は、第1貫通穴に挿入されてもよい。オーガギアは、第2トナー収容部の外表面に位置してもよい。
(17)第1開口は、第1方向において、第1トナー収容部よりも一方側に位置してもよい。
(18)アジテータは、第1軸に沿って延びるアジテータシャフトと、アジテータシャフトとともに回転可能な羽根であって、第1内部空間内に位置する羽根とを備えてもよい。第1開口は、第1方向において、アジテータの羽根よりも一方側に位置してもよい。
(19)第1突起および第2突起は、トナーカートリッジが現像器に装着されるときに、現像器に対して位置決めされてもよい。トナーカートリッジは、現像器に装着された後、筐体が第1突起と第2突起とを中心に現像器に対してピボットすることにより、現像器に取り付けられてもよい。
本発明のトナーカートリッジは、アジテータによって搬送されたトナーをアジテータの回転軸の軸方向に搬送しつつ、装着動作に合せて現像器または画像形成装置に対して位置決めすることができる。
図1は、トナーカートリッジ1の斜視図である。 図2は、トナーカートリッジ1の中央断面図である。 図3は、図1のA-A断面図である。 図4は、トナーカートリッジ1の一端部を分解した斜視図である。 図5は、トナーカートリッジ1の他端部を分解した斜視図である。 図6Aは、第2方向と交差する方向から見たトナーカートリッジ1の側面図であって、シャッタ13が閉位置に位置する状態を示す。
図6Bは、第2方向と交差する方向から見たトナーカートリッジ1の側面図であって、シャッタ13が開位置に位置する状態を示す。
図7は、図6AのA-A断面図である。 図8は、図6AのB-B断面図である。 図9は、現像器31に対するトナーカートリッジ1の装着方向から見た現像器31の側面図である。 図10は、図9に示す現像器31のA-A断面図であって、第1方向において溝34に向かう方向に見た断面図である。 図11は、図9に示す現像器31のB-B断面図であって、第1方向において溝35に向かう方向に見た断面図である。 図12は、現像器31に対するトナーカートリッジ1の装着を説明する説明図であって、トナーカートリッジ1が現像器31に装着される前の状態を示す。 図13は、図12とともに現像器31に対するトナーカートリッジ1の装着を説明する説明図であって、トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、筐体2が第1位置に位置した状態を示す。 図14は、図13に示すときの第2突起6と溝35との係合を説明する説明図である。 図15は、図13に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、ロック部材18を通る断面図であり、ロック部材18が解除位置に位置した状態を示す断面図である。 図16は、図15と同様に、図13に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、シャッタ13の第2開口13Dを通る断面図であり、筐体2が第1位置に位置し、シャッタ13が閉位置に位置し、現像シャッタ51が閉位置に位置した状態を示す断面図である。 図17は、図15および図16と同様に、図13に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、ロック部材52Aを通る断面図であり、筐体2が第1位置に位置し、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58に接触した状態を示す断面図である。 図18は、図15から図17と同様に、図13に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、現像シャッタ51のギア部54Aを通る断面図であり、筐体2が第1位置に位置し、現像シャッタ51の突起53Aが、トナーカートリッジ1の突起25Aとギア部24Aとの間に位置した状態を示す断面図である。 図19は、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へ向かってピボットした場合における現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、シャッタ13の第2開口13Dを通る断面図であり、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58に接触している状態を示す断面図である。 図20は、図19に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、現像シャッタ51のギア部54Aを通る断面図であり、現像シャッタ51の突起53Aにトナーカートリッジ1のギア部24Aが接触した状態を示す断面図である。 図21は、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へ向かってさらにピボットした場合における現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、ロック部材52Aを通る断面図であり、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58から離れた状態を示す断面図である。 図22は、図21に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、現像シャッタ51のギア部54Aを通る断面図であり、ロック部材52Aの突起59が現像シャッタ51の突起57に接触し、トナーカートリッジ1のギア部24Aが現像シャッタ51のギア部24Aに噛み合った状態を示す断面図である。 図23は、図21に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の側面図である。 図24は、筐体2が第2位置に位置した場合における現像器31およびトナーカートリッジ1の側面図である。 図25は、図24に示すときの第2突起6と溝35との係合を説明する説明図である。 図26は、図24に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、現像シャッタ51のギア部54Aを通る断面図であり、ロック部材52Aの突起59が現像シャッタ51の凹部56に位置する状態を示す断面図である。 図27は、図24に示す現像器31およびトナーカートリッジ1の断面図であって、シャッタ13の第2開口13Dを通る断面図であり、シャッタ13が開位置に位置し、現像シャッタ51が開位置に位置した状態を示す断面図である。
1.トナーカートリッジ1の概略
トナーカートリッジ1の概略について、説明する。
図1に示すトナーカートリッジ1は、トナーを収容するカートリッジである。後で詳しく説明するが、トナーカートリッジ1は、図12および図13に示すように、後述する現像器31に装着される。その後、トナーカートリッジ1は、現像器31に対して、図13に示す状態から図24に示す状態へピボットすることにより、現像器31に取り付けられる。トナーカートリッジ1は、現像器31に取り付けられた状態で、現像器31に対してトナーを供給可能である。なお、トナーカートリッジ1がピボットするとは、トナーカートリッジ1自体がその一端部に有する軸について、トナーカートリッジ1が回動することをいう。トナーカートリッジ1自体が有する軸とは、具体的には、後述する第2軸A2である。
図1から図3に示すように、トナーカートリッジ1は、筐体2と、アジテータ3と、オーガ4と、第1突起5と、第2突起6とを備える。
1.1 筐体2
筐体2は、第1方向に延びる。筐体2は、第1トナー収容部2Aと、第2トナー収容部2Bとを備える。第2トナー収容部2Bは、第2方向において、第1トナー収容部2Aの一方側に位置する。第2方向は、後述する第1軸A1と、後述する第2軸A2とを結ぶことにより定義される。第1トナー収容部2Aは、第1方向に延びる。第1トナー収容部2Aは、円筒形状を有する。第1トナー収容部2Aは、第1方向に延びる第1内部空間2Dを含む。第1内部空間2Dは、トナーを収容可能である。第2トナー収容部2Bは、第1方向に延びる。第2トナー収容部2Bは、円筒形状を有する。第2トナー収容部2Bの外径は、第1トナー収容部2Aの外径よりも小さい。第2トナー収容部2Bは、第1方向に延びる第2内部空間2Eを含む。第1内部空間2Dと第2内部空間2Eとは、第2方向において並ぶ。第2内部空間2Eは、第1内部空間2Dと接続される。第2内部空間2Eの内容積は、第1内部空間2Dの内容積よりも小さい。なお、第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、一体的に構成されてもよい。また、第1トナー収容部2Aと第2トナー収容部2Bとは、別体で構成され、互いに組み付けられてもよい。
また、筐体2は、第1開口2Cを有する。第1開口2Cは、第1方向において、第2トナー収容部2Bの一方側に位置する。また、第1開口2Cは、第1方向において、第1トナー収容部2Aよりも一方側に位置する。すなわち、第1開口2Cは、第1方向において、アジテータ3よりも一方側に位置する。後で詳しく説明するが、第1開口2Cは、第2内部空間2E内のトナーが排出されることを許容する。第1開口2Cが第1方向において、第1トナー収容部2Aおよびアジテータ3よりも一方側に位置することにより、アジテータ3によって第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへ搬送されたトナーが直接、第1開口2Cから排出されることがなく、第2内部空間2Eのトナーをオーガ4だけで搬送することができ、第2内部空間2Eのトナーを第1開口2Cへ定量的に搬送し、第1開口2Cから排出できる。
トナーカートリッジ1が後述する現像器31に装着された状態で、筐体2は、後述する現像器31に対して、第1位置(図13参照)と、第2位置(図24参照)との間を、ピボット可能である。
1.2 アジテータ3
アジテータ3は、第1内部空間2D内に位置する。アジテータ3は、第1内部空間2D内のトナーを撹拌し、第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへトナーを搬送可能である。アジテータ3は、第1方向に延びる第1軸A1について回転可能である。アジテータ3は、アジテータシャフト3Aと、羽根3Bとを備える。アジテータシャフト3Aは、第1軸A1に沿って延びる。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aから、第1トナー収容部2Aの径方向に延びる。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aとともに回転可能である。羽根3Bは、第1内部空間2D内に位置する。羽根3Bは、アジテータシャフト3Aに接続する基端と、アジテータシャフト3Aから最も離れた先端とを有する。羽根3Bの先端は、第1トナー収容部2Aの内面に接触する。羽根3Bの先端は、第1トナー収容部2Aの内面に接触することにより、アジテータ3の回転方向における上流側へ湾曲する。羽根3Bが回転することにより、アジテータ3は、第1内部空間2D内のトナーを撹拌し、第1内部空間2Dから第2内部空間2Eへトナーを搬送可能である。
1.3 オーガ4
オーガ4は、第2内部空間2E内に位置する。後で詳しく説明するが、オーガ4は、第2内部空間2Eから第1開口2Cへトナーを搬送するように構成される。オーガ4は、第1方向に延びる。オーガ4は、第1方向に延びる第2軸A2について回転可能である。詳しくは、オーガ4は、シャフト4Aと、螺旋部分4Bとを備える。シャフト4Aは、第1軸A1に沿って延びる。螺旋部分4Bは、シャフト4Aから、第1トナー収容部2Aの径方向に突出する。螺旋部分4Bは、第1方向に延びる螺旋形状を有する。
1.4 第1突起5および第2突起6
第1突起5は、第1方向において、トナーカートリッジ1の一端部に位置する。第1突起5は、第1方向において、第1開口2Cに対して、第2トナー収容部2Bの反対側に位置する。言い換えると、第1突起5は、第1方向において、第2トナー収容部2Bの一方側、かつ、第1開口2Cの一方側に位置する。第1突起5は、第1方向に延びる。また、第1突起5は、第2方向に延びる。後で詳しく説明するが、第1突起5は、後述するシャッタ13に設けられる突起14と、後述する第2カバー15に設けられる突起16とから構成される。なお、突起14は、後述するシャッタ13に設けられる突起14、および、後述する第2カバー15に設けられる突起16の少なくとも1つから構成されていればよい。具体的には、突起14は、後述するシャッタ13に設けられる突起14から構成されてもよい。この場合、トナーカートリッジ1は、第2カバー15を備えなくてもよい。また、突起14は、後述する第2カバー15に設けられる突起16から構成されてもよい。この場合、トナーカートリッジ1は、シャッタ13を備えなくてもよい。
第2突起6は、第1方向において、トナーカートリッジ1の他端部に位置する。第2突起6は、第1方向において、第2トナー収容部2Bに対して、第1突起5の反対側に位置する。すなわち、第2突起6は、第1方向における第2トナー収容部2Bの他端部に位置する。第2突起6は、第1方向に延びる。また、第2突起6は、第2方向に延びる。
2.トナーカートリッジ1の詳細
図3から図8を参照して、トナーカートリッジ1の詳細について、説明する。
2.1 第2トナー収容部2B
図3および図4に示すように、第2トナー収容部2Bは、第3開口11を有する。第3開口11は、第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。第2トナー収容部2Bの一端部は、第1方向において、第1トナー収容部2Aの一端部よりも突出している。すなわち、第2トナー収容部2Bは、第1方向における長さが第1方向における第1トナー収容部2Aの長さよりも長い。これにより、第1内部空間2Dは、第1方向における長さが第1方向における第2内部空間2Eの長さよりも短い。第2トナー収容部2Bの一端部は、円筒形状を有する。第3開口11は、第2トナー収容部2Bの一端部を、第1方向に貫通する。第3開口11は、第2内部空間2Eに接続する。これにより、第3開口11は、第2内部空間2E内のトナーが排出されることを許容する。また、第3開口11には、オーガ4が挿通されている。オーガ4は、第1方向における一端部4Cと、一端部4Cと第1方向に離れた他端部4Dとを有している。オーガ4の一端部4Cは、第1方向において、第3開口11から突出する。すなわち、オーガ4の一端部4Cは、第3開口11を介して、第2トナー収容部2Bから露出される。これにより、オーガ4は、第2内部空間2Eから第3開口11へトナーを搬送できる。
2.2 カバー12
図3および図4に示すように、筐体2は、さらに、カバー12を備える。
カバー12は、第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。詳しくは、カバー12は、第2トナー収容部2Bの一端部に取り付けられる。これにより、カバー12は、筐体2とともに移動可能である。カバー12は、第2トナー収容部2Bの一端部を覆う。カバー12は、第3開口11を覆う。カバー12は、オーガ4の一端部4Cを覆う。詳しくは、カバー12は、オーガ4の一端部4Cの周面を覆う。カバー12は、オーガ4の一端部4Cの周面に沿って延びる。具体的には、カバー12は、円筒形状を有する。カバー12は、第1方向に延びる。カバー12は、上記した第1開口2Cを有する。
第1開口2Cは、第1方向において、第2トナー収容部2Bから離れて位置する。詳しくは、第1開口2Cは、第1方向において、第3開口11から離れて位置する。第1開口2Cは、カバー12の周面を貫通する。これにより、第1開口2Cは、カバー12を介して、トナーが排出されることを許容する。第1開口2Cの面積は、第3開口11の面積よりも小さい。なお、オーガ4は、第1方向において、第1開口2Cまで延びている。これにより、オーガ4は、第2内部空間2Eから第1開口2Cへトナーを搬送可能である。
2.3 シャッタ13
図3および図4に示すように、トナーカートリッジ1は、さらに、シャッタ13を備える。
シャッタ13は、第1方向における第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。詳しくは、シャッタ13は、カバー12と、第2トナー収容部2Bの一端部とに挿入される。これにより、シャッタ13は、第2トナー収容部2Bの一端部に取り付けられる。シャッタ13は、閉位置(図6A参照)から開位置(図6B参照)へ回転可能である。シャッタ13が閉位置に位置する場合、シャッタ13は、第1開口2Cを閉じる。シャッタ13が開位置に位置する場合、シャッタ13は、第1開口2Cを開ける。すなわち、シャッタ13は、第1開口2Cを閉じる閉状態(図6A参照)と、第1開口2Cを開ける開状態(図6B参照)とを有する。
さらに詳しくは、シャッタ13は、第1方向に延びる。シャッタ13は、一端部と、他端部とを有する。他端部は、第1方向において、一端部よりも、第2トナー収容部2Bから離れている。シャッタ13は、挿入部13Aと、カバー部13Bとを備える。挿入部13Aは、シャッタ13の一端部に位置する。挿入部13Aは、第3開口11に挿入される。挿入部13Aは、開口13Cを有する。開口13Cは、挿入部13Aを第1方向に貫通する。これにより、開口13Cは、第2内部空間2E内のトナーがシャッタ13の内部空間に入ることを許容する。カバー部13Bは、第1方向において、挿入部13Aと並ぶ。カバー部13Bは、第1方向において、挿入部13Aと、後述する突起14との間に位置する。カバー部13Bは、第1方向において、第3開口11から突出する。カバー部13Bは、オーガ4の一端部4Cの周面を覆う。カバー部13Bは、オーガ4の一端部4Cの周面に沿って延びる。また、カバー部13Bは、カバー12の内面に沿って延びる。言い換えると、カバー12は、カバー部13Bの周面に沿って延び、カバー部13Bの周面を覆う。具体的には、カバー部13Bは、円筒形状を有する。カバー部13Bは、第1方向に延びる。カバー部13Bは、第2開口13D(図6B参照)を有する。すなわち、シャッタ13は、第2開口13Dを有する。第2開口13Dは、カバー部13Bの周面を貫通する。シャッタ13が開位置に位置する場合、第2開口13Dの少なくとも一部と、第1開口2Cの少なくとも一部とが重なる。これにより、第2開口13Dは、第1開口2Cを介してシャッタ13の内部空間内のトナーが排出されることを許容する。また、シャッタ13が開位置に位置する場合、第2開口13Dの少なくとも一部と、第1開口2Cの少なくとも一部とが重なることにより、オーガ4の一端部4Cは、第1開口2Cを介して露出される。すなわち、第1方向におけるオーガ4の一端部4Cの周面の一部は、第1開口2Cを介して露出される。なお、第2開口13Dの周りには、シールS(図16参照)が設けられる。シールSは、カバー12の内面とカバー部13Bとの間に位置する。これにより、シールSは、カバー12の内面とカバー部13Bとの間にトナーが入ることを防ぐ。
また、図4に示すように、シャッタ13は、突起14を備える。
突起14は、第1方向における第2トナー収容部2Bの一端部から、カバー12よりも遠くにある。突起14は、第1方向において、カバー部13Bに対して、挿入部13Aの反対側に位置する。突起14は、トナーカートリッジ1が後述する現像器31(図9参照)に装着されたときに、現像器31に対して位置決めされる。突起14は、第1方向に延びる。突起14は、シャッタ13から第1方向に延びる。具体的には、突起14は、カバー部13Bから延びる。これにより、突起14は、シャッタ13とともに、筐体2およびカバー12に対して回転可能である。突起14は、第1方向において、基端部と、先端部とを有する。基端部は、カバー部13Bに接続する。先端部は、第1方向において、基端部に対してカバー部13Bの反対側に位置する。詳しくは、突起14は、軸部14Aと、平板部14Bと、ボス14Cとを備える。軸部14Aは、突起14の基端部に位置する。軸部14Aは、カバー部13Bから第1方向に延び、平板部14Bと接続する。平板部14Bは、第1方向において、軸部14Aに対して、カバー部13Bの反対側に位置する。平板部14Bは、シャッタ13が閉位置に位置するときに、第2方向に延びる。すなわち、突起14は、シャッタ13が閉位置に位置する場合、第2方向に延びる。第2方向における平板部14Bの長さは、第2方向における軸部14Aの長さよりも長い。ボス14Cは、突起14の先端部に位置する。ボス14Cは、第1方向において、平板部14Bに対して、軸部14Aの反対側に位置する。ボス14Cは、平板部14Bから第1方向に延びる。ボス14Cは、第3軸A3に沿って延びる。なお、第3軸A3は、第2軸A2と一致してもよい。なお、ボス14Cは、円筒形状である。
2.4 第2カバー15
図4に示すように、トナーカートリッジ1は、第2カバー15を備える。
第2カバー15は、第1方向に延びる。第2カバー15は、一端部と、他端部とを有する。他端部は、第1方向において、一端部よりも筐体2から離れている。第2カバー15の一端部は、第1トナー収容部2Aに取り付けられる。これにより、第2カバー15は、筐体2およびカバー12とともに、シャッタ13に対して移動可能である。第2カバー15は、突起16を備える。
突起16は、第2カバー15の他端部に位置する。突起16は、第1方向において、第2カバー15の他端部から突出する。突起16は、第2方向に延びる。突起16は、第4開口17を有する。第4開口17は、第1方向および第2方向と交差する方向において、突起16を貫通する。突起16は、第1フレーム16Aと、第2フレーム16Bと、第3フレーム16Cとを備える。第1フレーム16Aは、第2方向において、第2フレーム16Bから離れている。第1フレーム16Aと第2フレーム16Bとの間には、第4開口17が位置する。第3フレーム16Cは、第1方向において、第4開口17に対して、筐体2の反対側に位置する。第3フレーム16Cは、第2方向に延びる。第3フレーム16Cは、第1フレーム16Aおよび第2フレーム16Bと接続する。第3フレーム16Cは、貫通穴16Dを有する。貫通穴16Dは、第3フレーム16Cを第1方向に貫通する。
そして、図1および図4に示すように、突起16内には、突起14が挿入される。すると、第1フレーム16Aと第2フレーム16Bとの間には、突起14の平板部14Bが位置する。第4開口17は、突起14の平板部14Bを露出する。これにより、シャッタ13が閉位置に位置する場合に、第1フレーム16Aおよび第2フレーム16Bは、平板部14Bの縁を覆う。また、第3フレーム16Cは、第1方向において、平板部14Bに向かい合う。これにより、第3フレーム16Cは、第1方向において、突起14の先端部の少なくとも一部を覆う。すなわち、第2カバー15は、突起14の先端部の少なくとも一部を覆う。また、突起14のボス14Cは、貫通穴16Dに挿入される。これにより、第2カバー15は、突起14の先端部を回転可能に支持する。これにより、シャッタ13は、第1方向に延びる第3軸A3について、回転可能である。
また、図7に示すように、第2カバー15は、ロック部材18と、ストッパ19とを備える。
ロック部材18は、ロック位置(図7参照)と、解除位置(図15参照)との間を移動可能である。詳しくは、ロック部材18は、ロック位置と、解除位置との間をピボット可能である。ロック部材18は、ばね18Cにより、ロック位置へ向かって押圧される。
ロック部材18は、シャフト18Aと、突起18Bとを備える。シャフト18Aは、第2カバー15に回転可能に支持される。これにより、ロック部材18は、第2カバー15に対してピボット可能である。突起18Bは、シャフト18Aから、突起14に向かって延びる。突起18Bは、ロック部材18がロック位置に位置するときに、平板部14Bの一端部に向かい合う。平板部14Bの一端部は、シャッタ13が閉位置に位置しているときに、第2方向において、第1フレーム16A(図1参照)に向かい合う端部である。突起18Bは、突起14の一端部に接触する。これにより、ロック部材18は、ロック位置に位置するときに、突起14を第2カバー15へロックできる。なお、突起14を第2カバー15へロックするとは、突起14が第2カバー15に対して回転することを止めることである。ロック部材18は、トナーカートリッジ1が後述する現像器31から取り外されている状態で、突起14を第2カバー15へロックすることにより、シャッタ13が閉位置から開位置へ移動することを止める。また、突起18Bは、ロック部材18が解除位置に位置するときに、平板部14Bの一端部に接触できない。これにより、ロック部材18は、解除位置に位置するときに、第2カバー15への突起14のロックを解除する。
ばね18Cは、コイルばねである。詳しくは、ばね18Cは、一端部と、一端部から離れた他端部と、一端部と他端部との間に位置するコイル部とを備える。ばね18Cの一端部は、第2カバー15に接触する。ばね18Cの他端部は、ロック部材18の突起18Bに接触する。これにより、ばね18Cは、ロック部材18をロック位置へ向かって押圧する。
ストッパ19は、第2フレーム16Bの内面に位置する。ストッパ19は、第2フレーム16Bの内面から第1フレーム16Aに向かって突出する。ストッパ19は、シャッタ13が閉位置に位置するときに、平板部14Bの他端部に向かい合う。平板部14Bの他端部は、シャッタ13が閉位置に位置しているときに、第2方向において、第2フレーム16Bに向かい合う端部である。平板部14Bの他端部は、係合部14Dを有する。係合部14Dは、シャッタ13が閉位置に位置しているときに、平板部14Bの他端部から第2方向に突出する。ストッパ19は、係合部14Dと向かい合う。ストッパ19は、係合部14Dに接触する。これにより、ストッパ19は、シャッタ13が閉位置に位置する場合に、シャッタ13が閉位置から開位置へ回転するときの突起14の回転方向とは反対方向に、突起14が回転することを止める。シャッタ13が閉位置に位置する場合に、突起14が反対方向に回転すると、突起14の係合部14Dは、ストッパ19と接触する。
2.5 ギア列およびギアカバー21
図3および図5に示すように、トナーカートリッジ1は、オーガギア23、アジテータギア22、アイドルギア61およびギアカバー21を備える。
2.5.1 オーガギア23
オーガギア23は、オーガ4の他端部4Dに装着される。オーガギア23は、第2軸A2についてオーガ4とともに回転可能である。詳しくは、第2トナー収容部2Bは、第1貫通穴20Aを有する。第1貫通穴20Aは、第2トナー収容部2Bの第1方向における他端部に位置する。第1貫通穴20Aは、第1方向に第2トナー収容部2Bを貫通する。第1方向におけるオーガ4の他端部4Dは、第1貫通穴20Aに挿入される。これにより、オーガ4の他端部4Dは、第1方向において、筐体2を貫通する。オーガギア23は、第2トナー収容部2Bの外表面に位置する。
2.5.2 アジテータギア22
アジテータギア22は、アジテータ3に装着される。アジテータギア22は、第1軸A1についてアジテータ3とともに回転可能である。詳しくは、アジテータシャフト3Aは、第1端部3Cと、第1方向において第1端部3Cから離れた第2端部3Dとを有する。第1トナー収容部2Aは、第2貫通穴20Bを有する。第2貫通穴20Bは、第1トナー収容部2Aの第1方向における他端部に位置する。第2貫通穴20Bは、第1方向に第1トナー収容部2Aを貫通する。第2端部3Dは、第2貫通穴20Bに挿入される。これにより、第2端部3Dは、第1方向において、筐体2を貫通する。アジテータギア22は、第2端部3Dに取り付けられる。アジテータギア22は、第1トナー収容部2Aの外表面に位置する。アジテータギア22は、オーガギア23と間隔を隔てている。アジテータギア22の径は、オーガギア23の径よりも大きい。また、アジテータギア22の径は、アイドルギア61の径よりも大きい。これにより、アジテータ3は、オーガ4に対して遅い周速で回転できる。
2.5.3 アイドルギア61
アイドルギア61は、アジテータギア22とオーガギア23との間に位置する。アイドルギア61は、オーガギア23に噛み合い、かつ、アジテータギア22に噛み合う。これにより、オーガギア23は、アイドルギア61を介して、アジテータギア22に駆動力を伝えることができる。詳しくは、アイドルギア61は、オーガギア23の一端部に噛み合う。なお、オーガギア23の他端部は、ギアカバー21の後述する開口21Aを介して、ギアカバー21から露出される。つまり、アイドルギア61は、オーガギア23の一端部に対して、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。なお、オーガギア23の他端部は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、筐体2が現像器31に対して第2位置に位置したときに、後述する現像器31のギア30に噛み合う。つまり、トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、筐体2が現像器31に対して第2位置に位置したときに、アイドルギア61は、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。これにより、アイドルギア61は、現像器31のギア30からオーガギア23の他端部に加わるトルクを、オーガギア23の他端部の反対側で、安定して受けることができる。アイドルギア61は、筐体2のボス62について回転可能である。ボス62は、アジテータギア22とオーガギア23との間に位置する。ボス62は、オーガギア23の一端部に対して、オーガギア23の他端部の反対側に位置する。ボス62は、第1トナー収容部2Aの外表面から第1方向に突出する。すなわち、ボス62は、筐体2から第1方向に延びる。ボス62は、円柱形状を有する。アイドルギア61は、ボス62が挿入される貫通穴61Aを有する。貫通穴61Aにボス62が挿入されることにより、アイドルギア61は、ボス62について回転可能である。なお、ボス62は、貫通穴61Aを介してアイドルギア61を貫通していてもよく、アイドルギア61を貫通していなくてもよい。
また、ボス62は、先端部と基端部とを有する。基端部は、筐体2に接続する端部である。詳しくは、基端部は、第1トナー収容部2Aの外表面に接続する。先端部は、第1方向において、基端部に対して筐体2の反対側に位置する端部である。ボス62は、先端部に穴62Aを有する。穴62Aは、先端部から基端部に向かって凹む。
2.5.4 ギアカバー21
ギアカバー21は、第1方向において、筐体2に対して、カバー12の反対側に位置する。ギアカバー21は、アジテータギア22、アイドルギア61およびオーガギア23の一端部を覆う。すなわち、ギアカバー21は、オーガギア23の少なくとも一部を覆う。ギアカバー21は、開口21Aと、貫通穴21Bとを有する。開口21Aは、オーガギア23の他端部を露出する。開口21Aは、第2突起6と第2トナー収容部2Bとの間に位置する。開口21Aは、第3方向において、ギアカバー21を貫通する。貫通穴21Bは、第1方向において、ボス62と向かい合う位置に位置する。貫通穴21Bは、第2突起6に対して、開口21Aの反対側に位置する。貫通穴21Bは、第1方向において、ギアカバー21を貫通する。貫通穴21Bには、ボス62の先端部が挿入される。これにより、貫通穴21Bは、ボス62の先端部を露出する。また、貫通穴21Bにボス62が挿入されることにより、ギアカバー21をボス62に対して固定でき、ギアカバー21を筐体2に対して安定に固定できる。
また、トナーカートリッジ1は、ネジ63を備える。ネジ63は、第1方向に延びる軸部63Aと、軸部63Aの一端部に位置する頭部63Bとを有する。軸部63Aの径は、貫通穴21Bよりも小さい。頭部63Bの径は、貫通穴21Bよりも大きい。軸部63Aは、貫通穴21Bを介してボス62の穴62Aに挿入される。このとき、頭部63Bは、貫通穴21Bの縁に向かい合う。これにより、ネジ63は、ボス62に対してギアカバー21を固定する。
2.5.5 第2突起6
また、ギアカバー21は、上記した第2突起6を備える。
第2突起6は、第1方向において、オーガギア23に対して、第2トナー収容部2Bの反対側に位置する。第2突起6は、オーガギア23よりも、第1方向において第1開口2Cから離れて位置する。第2突起6は、ギアカバー21から第1方向に延びる。
また、図8に示すように、第1方向および第2方向と交差する第3方向における第2突起6の幅L1は、第3方向における第1突起5の幅L2と異なる。なお、第3方向における突起14の幅と、第3方向における突起16の幅とは、同じである。詳しくは、第1方向および第2方向と交差する第3方向における第2突起6の幅L1は、第3方向における第1突起5の幅L2よりも広い。これにより、第1突起5の幅L1に合う後述する溝34に、第2突起6は、嵌まらない。これにより、ユーザが、トナーカートリッジ1を第1方向において逆にした状態で、現像器31に装着しようとした場合、トナーカートリッジ1を現像器31に装着することができない。なお、第1方向および第2方向と交差する第3方向における第2突起6の幅L1は、第3方向における第1突起5の幅L2よりも狭くてもよい。
2.6 ギア部および突起
また、トナーカートリッジ1は、図1および図4に示すように、ギア部24A、ギア部24B、突起25A、突起25B、突起26Aおよび突起26Bを備える。ギア部24A、ギア部24B、突起25A、突起25B、突起26Aおよび突起26Bは、後述する現像器31の現像シャッタ51を動かすための構成である。
カバー12は、ギア部24Aおよびギア部24Bを、さらに備える。ギア部24Aは、第1方向において、ギア部24Bから離れている。ギア部24Aとギア部24Bとの間には、第1開口2Cが位置する。ギア部24Aおよびギア部24Bは、それぞれ、複数のギア歯を有する。すなわち、カバー12は、複数のギア歯を有する。ギア部24Aの複数のギア歯、および、ギア部24Bの複数のギア歯は、カバー12の外表面に位置する。詳しくは、ギア部24Aの複数のギア歯、および、ギア部24Bの複数のギア歯は、シャッタ13に対するカバー12の回転方向に沿って、カバー12の周面に位置する。ギア部24Aの複数のギア歯、および、ギア部24Bの複数のギア歯は、シャッタ13に対するカバー12の回転方向に並ぶ。また、ギア部24Aの複数のギア歯、および、ギア部24Bの複数のギア歯は、オーガ4の回転方向に沿って並ぶ。
また、カバー12は、突起25Aおよび突起25Bを、さらに備える。突起25Aは、第1方向において、突起25Bから離れている。突起25Aは、シャッタ13に対するカバー12の回転方向において、ギア部24Aの複数のギア歯と並ぶ。突起25Aは、筐体2が現像器31に対して第2位置(図24参照)から第1位置(図13参照)へ回転する場合におけるカバー12の回転方向Rにおいて、ギア部24Aの複数のギア歯よりも上流側に位置する。突起25Aは、カバー12の回転方向Rにおいて、ギア部24Aの複数のギア歯の間隔よりも長い間隔を隔てて、ギア部24Aの複数のギア歯と並ぶ。具体的には、カバー12の回転方向Rにおける第2突起25Aとギア部24Aとの間隔は、ギア部24Aの複数のギア歯のピッチである。突起25Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置へ回転する場合におけるカバー12の回転方向Rにおいて、ギア部24Bの複数のギア歯よりも上流側に位置する。突起25Bは、カバー12の回転方向Rにおいて、ギア部24Bの複数のギア歯の間隔よりも長い間隔を隔てて、ギア部24Bの複数のギア歯と並ぶ。具体的には、カバー12の回転方向Rにおける第2突起25Bとギア部24Bとの間隔は、ギア部24Bの複数のギア歯のピッチである。突起25Aおよび突起25Bは、第2方向において、第2トナー収容部2Bに対して第1トナー収容部2Aの反対側へ突出する。
突起26Aは、第1方向において、突起25Aに対して、第1開口2Cの反対側に位置する。突起26Bは、第1方向において、突起25Bに対して、第1開口2Cの反対側に位置する。突起26Aは、第2トナー収容部2Bの一端部に位置する。突起26Bは、第2カバー15の他端部に位置する。突起26Aおよび突起26Bは、第2方向において、第2トナー収容部2Bに対して第1トナー収容部2Aの反対側へ突出する。
3.現像器31の詳細
図9から図11に示す現像器31は、トナーカートリッジ1からトナーを供給されるための構成である。例えば、現像器31は、トナーカートリッジ1から供給されたトナーを用いて、現像するための構成である。本実施形態では、現像器31は、現像ローラ32を備える。また、現像器31は、感光体を備えてもよい。現像器31は、画像形成装置に対して着脱可能なカートリッジタイプであってもよい。現像ローラ32は、第1方向に延びる。現像ローラ32は、感光体に接触可能である。また、現像器31は、トナー収容部33を備える。トナー収容部33は、トナーを収容可能である。
現像器31は、溝34、溝35および現像開口36を有する。
溝34は、第1方向において、現像器31の一端部に位置する。溝35は、第1方向において、現像器31の他端部に位置する。溝35は、第1方向において、溝34と離れている。以下、溝34および溝35の詳細について説明する。
3.1 溝34
図10および図13に示すように、溝34は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着される装着方向、具体的には、図12に矢印で示す方向に延びる。溝34は、装着方向において、一端部と、他端部とを有する。一端部は、装着方向において、他端部よりも現像開口36から離れている。また、溝34は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1(図1参照)の第1突起5を受け入れ可能な幅を有する。詳しくは、また、溝34は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1(図1参照)の第1突起5と同じ幅を有する。溝34は、平面38A、平面38B、凹部39A、凹部39B、突起41Aおよび突起41Bを備える。
3.1.1 平面38Aおよび平面38B
平面38Aは、溝34の一端部に位置する。平面38Bは、溝34の他端部に位置する。平面38Aおよび平面38Bは、それぞれ、装着方向に延びる。平面38Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起16の第1フレーム16A(図1参照)と向かい合う。平面38Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起16の第2フレーム16B(図1参照)と向かい合う。平面38Aおよび平面38Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置(図24参照)から第1位置(図13参照)にピボットしたときに、平面38Aおよび平面38Bの少なくとも一方が突起16と接触することにより、筐体2を第1位置に止める。
3.1.2 凹部39Aおよび凹部39B
図10、図13、図23および図24に示すように、凹部39Aは、溝34の幅方向において、平面38Aから離れる方向へ凹む。凹部39Bは、溝34の幅方向において、平面38Bから離れる方向へ凹む。凹部39Aは、円弧面42Aと、平面40Aを有する。凹部39Bは、円弧面42Bと、平面40Bを有する。円弧面42Aは、平面38Aに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第1フレーム16Aが移動する方向へ延びる。円弧面42Bは、平面38Bに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2フレーム16Bが移動する方向に延びる。平面40Aは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第1フレーム16Aが移動する方向において、円弧面42Aの下流側の端部に位置する。平面40Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2フレーム16Bが移動する方向において、円弧面42Bの下流側の端部に位置する。平面40Aおよび平面40Bは、装着方向と交差する方向に延びる。詳しくは、平面40Aおよび平面40Bは、装着方向と直交する方向に延びる。平面40Aおよび平面40Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットしたときに、平面40Aおよび平面40Bの少なくとも一方が突起16と接触することにより、筐体2を第2位置に止める。
3.1.3 突起41Aおよび突起41B
突起41Aおよび突起41Bは、溝34の幅方向において、円弧面42Aと円弧面42Bとの間に位置する。突起41Aは、溝34の幅方向において、円弧面42Aと突起41Bとの間に位置する。突起41Bは、溝34の幅方向において、円弧面42Bと突起41Aとの間に位置する。突起41Bは、溝34の幅方向において、突起41Aから離れている。突起41Aおよび突起41Bは、それぞれ、装着方向に延びる。トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aと突起41Bとの間には、平板部14B(図15参照)が位置する。トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aおよび突起41Bは、平板部14Bに接触する。これにより、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起41Aおよび突起41Bは、突起14が回ることを止める。これにより、シャッタ13は、現像器31に対して固定される。
一方、突起41Aおよび突起41Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、溝34の幅方向において、第1フレーム16A、第2フレーム16Bおよび第3フレーム16C(図1参照)と接触しない。これにより、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、第1フレーム16A、第2フレーム16Bおよび第3フレーム16Cは、シャッタ13が現像器31に対して固定された状態で、シャッタ13に対して回転可能である。これにより、筐体2は、シャッタ13が現像器31に対して固定された状態で、カバー12および第2カバー15とともに、現像器31に対してピボット可能である。筐体2が、カバー12および第2カバー15とともに、現像器31に対して、第1位置(図13参照)から第2位置(図24参照)へピボットすることにより、シャッタ13は、筐体2に対して、開位置に位置する。シャッタ13が開位置(図27参照)に位置することにより、第2開口13Dの少なくとも一部と第1開口2Cの少なくとも一部とが重なり、第1開口2Cが開く。
なお、突起41Aは、円弧面42Aの径方向において、円弧面42Aと離れている。突起41Aと円弧面42Aとの間隔は、装着方向における第1フレーム16A(図1参照)の長さよりも長い。これにより、第1フレーム16Aは、筐体2が現像器31に対してピボットするときに、突起41Aと円弧面42Aとの間を通ることができる。また、突起41Bは、円弧面42Bの径方向において、円弧面42Bと離れている。突起41Bと円弧面42Bとの間隔は、装着方向における第2フレーム16B(図1参照)の長さよりも長い。これにより、第2フレーム16Bは、筐体2が現像器31に対してピボットするときに、突起41Bと円弧面42Bとの間を通ることができる。
3.2 溝35
図11に示すように、溝35は、装着方向に延びる。溝35は、装着方向において、一端部と、他端部とを有する。一端部は、装着方向において、他端部よりもトナー収容部33から離れている。また、溝35は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1の第2突起6(図1参照)を受け入れ可能な幅を有する。詳しくは、溝35は、装着方向と交差する方向において、トナーカートリッジ1の第2突起6と同じ幅を有する。溝35は、平面43A、平面43B、凹部44Aおよび凹部44Bを備える。
3.2.1 平面43Aおよび平面43B
平面43Aは、溝35の一端部に位置する。平面43Bは、溝35の他端部に位置する。平面43Aおよび平面43Bは、それぞれ、装着方向に延びる。平面43Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、第2突起6の一端部と向かい合う。平面43Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、第2突起6の他端部と向かい合う。平面43Aおよび平面43Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットしたときに、平面43Aおよび平面43Bの少なくとも一方が第2突起6と接触することにより、筐体2を第1位置に止める。
3.2.2 凹部44Aおよび凹部44B
凹部44Aは、溝35の幅方向において、平面43Aから離れる方向へ凹む。凹部44Bは、溝35の幅方向において、平面43Bから離れる方向へ凹む。凹部44Aは、円弧面46Aと、平面45Aを有する。凹部44Bは、円弧面46Bと、平面45Bを有する。円弧面46Aは、平面43Aに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の一端部が移動する方向へ延びる。円弧面46Bは、平面45Bに対して、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の他端部が移動する方向に延びる。平面45Aは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の一端部が移動する方向において、円弧面46Aの下流側の端部に位置する。平面45Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置へピボットするときに第2突起6の他端部が移動する方向において、円弧面46Bの下流側の端部に位置する。平面45Aおよび平面45Bは、装着方向と交差する方向に延びる。詳しくは、平面45Aおよび平面45Bは、装着方向と直交する方向に延びる。平面45Aおよび平面45Bは、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットしたときに、平面45Aおよび平面45Bのいずれか一方が第2突起6と接触することにより、筐体2を第2位置に止める。
3.3 現像開口36
現像開口36は、図9に示すように、第1方向において、溝34と溝35との間に位置する。現像開口36は、第1方向において、現像器31の中央よりも溝34の近くに位置する。図10に示すように、現像開口36は、装着方向において、トナー収容部33の外表面を貫通する。現像開口36は、装着方向において、トナー収容部33の外表面に露出する一端36Aと、トナー収容部33の内部空間に接続する他端36Bとを有する。
3.4 現像シャッタ51
また、現像器31は、図9および図10に示すように、現像シャッタ51を備える。
現像シャッタ51は、装着方向において、現像開口36の一端36Aと他端36Bとの間に位置する。現像シャッタ51は、装着方向において、一方面51Bと、他方面51Cとを有する。一方面51Bは、装着方向において、現像開口36の他端36Bよりも一端36Aの近くに位置する。他方面51Cは、装着方向において、一方面51Bよりも、現像開口36の他端36Bの近くに位置する。現像シャッタ51は、現像開口36を閉じる閉位置(図16参照)と、現像開口36を開ける開位置(図27参照)との間を移動可能である。現像シャッタ51は、開口51Aを有する。開口51Aは、装着方向において、現像シャッタ51を貫通する。図27に示すように、現像シャッタ51が開位置に位置するときに、開口51Aは、現像開口36の少なくとも一部と重なる。これにより、開口51Aは、現像シャッタ51が開位置に位置するときに、現像開口36および開口51Aを介して、トナーカートリッジ1のトナーがトナー収容部33へ入ることを許容する。
また、現像シャッタ51は、図9および図18に示すように、突起53A、突起53B、ギア部54Aおよびギア部54Bを備える。
突起53Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24A(図19参照)と接触する構成である。また、突起53Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24B(図1参照)と接触する構成である。筐体2が現像器31に対して第1位置から第2位置にピボットするときに、ギア部24Aの複数のギア歯の1つ目のギア歯が突起53Aを押圧し、かつ、ギア部24Bの複数のギア歯の1つ目のギア歯が突起53Bを押圧することにより、現像シャッタ51が、閉位置から開位置へ向かって移動を始める。その後、ギア部24Aの複数のギア歯の残りのギア歯が、ギア部54Aと噛み合い、ギア部24Bの複数のギア歯の残りのギア歯が、ギア部54Bと噛み合う。また、突起53Aは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、突起25A(図18参照)と接触する構成である。また、突起53Bは、筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、突起25B(図1参照)と接触する構成である。筐体2が現像器31に対して第2位置から第1位置にピボットするときに、ギア部24Aがギア部54Aから離れ、かつ、ギア部24Bがギア部54Bから離れた後、突起25Aが突起53Aを押圧し、かつ、突起25Bが突起53Bを押圧することにより、現像シャッタ51が、閉位置に位置する。また、ギア部54Aは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、トナーカートリッジ1のギア部24A(図22参照)と噛み合うための構成である。また、ギア部54Bは、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されている場合に、トナーカートリッジ1のギア部24B(図1参照)と噛み合うための構成である。
突起53Aは、第1方向において、現像開口36に対して、溝34の反対側に位置する。突起53Bは、第1方向において、現像開口36と溝34との間に位置する。突起53Aおよび突起53Bは、現像シャッタ51の一方面51Bに位置する。突起53Aおよび突起53Bは、現像シャッタ51の一方面51Bから突出する。突起53Aおよび突起53Bは、現像シャッタ51が閉位置に位置するときに、トナー収容部33の外表面に露出されている。
ギア部54Aは、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ移動するときの現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、突起53Aの上流側に位置する。ギア部54Aは、現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、突起53Aから離れて位置する。ギア部54Bは、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ移動するときの現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、突起53Bの上流側に位置する。ギア部54Bは、現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、突起53Bから離れて位置する。ギア部54Aおよびギア部54Bは、それぞれ、複数のギア歯を有する。複数のギア歯は、現像シャッタ51の移動方向Mに並ぶ。
また、図18、図20、図22および図26に示すように、現像シャッタ51は、凹部55、凹部56および突起57を備える。凹部55は、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外された状態で、現像シャッタ51が閉位置に位置するときに、後述する突起59を受け入れるための構成である。突起57は、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外された状態で、閉位置に位置する現像シャッタ51が開位置に移動しようとした場合に、凹部55に嵌まった突起59に接触し、閉位置に位置する現像シャッタ51が開位置に移動することを止めるための構成である。凹部56は、トナーカートリッジ1が現像器31に取り付けられた状態で、現像シャッタ51が開位置に位置するときに、突起59を受け入れるための構成である。凹部55、凹部56および突起57は、現像シャッタ51の他方面51Cに位置する。凹部56は、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ移動するときの現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、凹部55の上流側に位置する。突起57は、現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、凹部55と凹部56との間に位置する。凹部55は、現像シャッタ51の他方面51Cから一方面51Bへ向かって凹む。凹部56は、現像シャッタ51の他方面51Cから一方面51Bへ向かって凹む。突起57は、一方面51Bから他方面51Cへ向かう方向へ突出する。突起57は、傾斜面57Aを有する。傾斜面57Aは、凹部55から凹部56へ向かうにつれて、現像シャッタ51の一方面51Bへ向かって傾斜する。
3.5 ロック部材
また、現像器31は、図9に示すように、ロック部材52Aおよびロック部材52Bを備える。
ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外されている場合に、現像シャッタ51を閉位置にロックするための構成である。現像シャッタ51を閉位置にロックするとは、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ向かって移動することを止めることである。ロック部材52Aは、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外されており、現像シャッタ51が閉位置に位置する場合に、第1方向における現像シャッタ51の一端部に係合する。また、ロック部材52Bは、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外されており、現像シャッタ51が閉位置に位置する場合に、第1方向における現像シャッタ51の他端部に係合する。現像シャッタ51の他端部は、第1方向において、現像シャッタ51の一端部よりも溝34の近くに位置する。
ロック部材52Aは、第1方向において、現像シャッタ51に対して、溝34の反対側に位置する。ロック部材52Bは、第1方向において、現像シャッタ51と溝34との間に位置する。ロック部材52Bは、第1方向において、ロック部材52Aから離れている。第1方向において、ロック部材52Aとロック部材52Bとの間には、現像シャッタ51が位置する。ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、トナー収容部33の外表面に露出されている。ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、それぞれ、現像シャッタ51の移動方向に延びる。
図17、図19および図21に示すように、ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、それぞれ、基端E1と、現像シャッタ51の移動方向Mにおいて基端E1から離れた先端E2とを備える。先端E2は、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ移動するときの現像シャッタ51の移動方向Mにおいて、基端E1よりも上流側に位置する。ロック部材52Aの基端E1、および、ロック部材52Bの基端E1は、それぞれ、現像器31に固定されている。ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、それぞれ、装着方向において、トナー収容部33から離れている。これにより、ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、それぞれ、装着方向に湾曲可能である。ロック部材52Aおよびロック部材52Bは、それぞれ、突起58と突起59(図18参照)とを備える。
ロック部材52Aの突起58は、装着方向において、トナー収容部33から離れる方向へ向かって、ロック部材52Aから突出する。ロック部材52Bの突起58(図9参照)は、装着方向において、トナー収容部33から離れる方向へ向かって、ロック部材52Bから突出する。ロック部材52Aの突起58は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起26Aと接触する。ロック部材52Bの突起58は、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたときに、突起26B(図1参照)と接触する。
図18、図20、図22および図26に示すように、ロック部材52Aの突起59は、ロック部材52Aの先端E2に位置する。ロック部材52Bの突起59は、ロック部材52Bの先端E2に位置する。突起59は、第1方向に延びる。なお、突起59は、トナーカートリッジ1が現像器31から取り外された状態で、現像シャッタ51が閉位置に位置するときに、現像シャッタ51の凹部55に嵌まる。これにより、突起59が凹部55に嵌まった状態で、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ移動すると、突起59は、現像シャッタ51の突起57に接触し、現像シャッタ51の移動を止める。
4.現像器31に対するトナーカートリッジ1の着脱
以下、図12から図27を参照して、現像器31にトナーカートリッジ1を取り付ける動作、および、現像器31からトナーカートリッジ1を取り外す動作について説明する。
4.1 現像器31にトナーカートリッジ1を取り付ける動作
現像器31にトナーカートリッジ1が取り付けられる場合、図12、図13および図14に示すように、第1突起5が溝34に嵌まり、さらに、第2突起6が溝35に嵌まることで、現像器31にトナーカートリッジ1が装着される。なお、第1突起5は、溝34に嵌まることにより、現像器31に対して位置決めされる。また、第2突起6は、溝35に嵌まることにより、現像器31に対して位置決めされる。なお、このとき、図1に示すように、筐体2は、シャッタ13に対して、第1位置に位置する。シャッタ13は、カバー12に対して閉位置に位置し、第1開口2Cを閉じている。すなわち、筐体2が第1位置にある場合に、シャッタ13は、第1開口2Cを閉じる。
すると、トナーカートリッジ1は、図13および図14に示すように、現像器31に装着される。第1突起5は、溝34に嵌まる。また、第2突起6は、溝35に嵌まる。このとき、図15に示すように、突起14は、突起41Aと突起41Bとの間に位置決めされる。すなわち、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたとき、突起14は、現像器31に対して位置決めされる。
また、このとき、突起41Bが、ロック部材18の突起18Bに接触することにより、ばね18Cの押圧力に抗して、ロック部材18は、ロック位置から解除位置へ移動する。すなわち、トナーカートリッジ1が現像器31に装着される場合に、ロック部材18は、現像器31の一部に接触し、ロック部材18は、ロック位置から解除位置へ移動する。これにより、トナーカートリッジ1が現像器31に装着されたとき、ロック部材18は、突起14のロックを解除する。すなわち、ロック部材18がロック位置から解除位置へ移動することで、突起14は、第2カバー15に対して回転可能となる。言い換えると、ロック部材18がロック位置から解除位置へ移動することで、第2カバー15は、突起14に対して回転可能となる。これにより、筐体2は、シャッタ13に対して、カバー12および第2カバー15とともに回転可能となる。
また、このとき、図16に示すように、現像シャッタ51は、閉位置に位置する。また、このとき、図17に示すように、トナーカートリッジ1の突起26Aは、ロック部材52Aの突起58に接触する。これにより、ロック部材52Aは、先端E2が現像シャッタ51から離れるように湾曲する。これにより、図18に示すように、ロック部材52Aの突起59は、現像シャッタ51の凹部55から外れる。また、このとき、現像シャッタ51の突起53Aは、トナーカートリッジ1の突起25Aとギア部24Aとの間に位置している。
次いで、ユーザは、筐体2を、現像器31に対して、第1位置から第2位置へ向かってピボットさせる。
すると、筐体2は、第1突起と第2突起とを中心に、現像器31に対して第1位置から第2位置へ向かってピボットし、図19および図20に示すように、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58に接触した状態で、ギア部24Aが突起53Aを押圧する。これにより、突起59が凹部55から外れた状態で、現像シャッタ51が閉位置から開位置へ向かって移動する。
次いで、筐体2が現像器31に対してさらに第1位置から第2位置へ向かってピボットすると、現像シャッタ51がさらに閉位置から開位置へ向かって移動し、突起57が、突起59に対してトナー収容部33の反対側を通過する。
そして、図21に示すように、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58から離間する。これにより、ロック部材52Aが、湾曲した状態から復元し、ロック部材52Aの先端E2は、現像シャッタ51に近づく。すると、図22に示すように、突起59は、突起57の傾斜面57Aに接触する。また、ギア部24Aの複数のギア歯は、ギア部54Aの複数のギア歯と噛み合う。すなわち、トナーカートリッジ1が現像器31に対してピボット可能である場合に、複数のギア歯の少なくとも1つは、現像器31に設けられる現像開口36を開閉するための現像シャッタ51と係合する。また、このとき、図23に示すように、突起16の第1フレーム16Aは、溝34の凹部39A内に位置し、突起16の第2フレーム16Bは、溝34の凹部39B内に位置する。
次いで、図24および図25に示すように、突起16の第1フレーム16Aおよび第2フレーム16Bの少なくとも一方が、溝34の平面40Aまたは平面40Bに接触し、第2突起6の一端部および他端部の少なくとも一方が、溝35の平面45Aまたは平面45Bに接触すると、筐体2がシャッタ13に対して第2位置に位置する。このとき、図26に示すように、現像シャッタ51が開位置に位置し、突起59は、凹部56内に位置する。また、図27に示すように、シャッタ13が筐体2に対して開位置に位置し、第2開口13Dの少なくとも一部は、第1開口2Cの少なくとも一部と重なる。これにより、第2開口13Dは、第1開口2Cを介してトナーが排出されることを許容する。
これにより、現像器31に対するトナーカートリッジ1の取り付けが完了する。
4.2 現像器31からトナーカートリッジ1を取り外す動作
現像器31からトナーカートリッジ1を取り外す場合、ユーザは、筐体2を、現像器31に対して、図24および図25に示す第2位置から、図13および図14に示す第1位置へ向かってピボットさせる。
すると、図22に示すように、現像シャッタ51は、トナーカートリッジ1のギア部24Aとギア部54Aとが噛み合い、トナーカートリッジ1のギア部24Bとギア部54Bとが噛み合うことにより、開位置から閉位置へ向かって移動する。
このとき、突起59は、突起57の傾斜面57Aに沿って、装着方向において、現像シャッタ51から離れる方向へ移動する。
次いで、筐体2がさらに第1位置に近づくと、図19に示すように、トナーカートリッジ1の突起26Aがロック部材52Aの突起58に接触する。また、このとき、図20に示すように、トナーカートリッジ1のギア部24Aが、ギア部54Aから離れる。また、トナーカートリッジ1のギア部24Bが、ギア部54Bから離れる。これにより、現像シャッタ51の移動が、一旦、停止する。
次いで、筐体2がさらに第1位置に近づくと、トナーカートリッジ1の突起25Aが、現像シャッタ51の突起53Aに接触する。また、トナーカートリッジ1の突起25Bが、現像シャッタ51の突起53Bに接触する。トナーカートリッジ1の突起25Aによって現像シャッタ51の突起53Aが押圧され、トナーカートリッジ1の突起25Bによって現像シャッタ51の突起53Bが押圧されることにより、現像シャッタ51は、再度、閉位置に向かって移動する。
そして、図13および図14に示すように、突起16の第1フレーム16Aおよび第2フレーム16Bの少なくとも一方が、溝34の平面38Aまたは平面38Bに接触し、第2突起6の一端部および他端部の少なくとも一方が、溝35の平面43Aまたは平面43Bに接触すると、筐体2が第1位置に位置する。このとき、図18に示すように、現像シャッタ51が閉位置に位置する。また、このとき、図16に示すように、シャッタ13は、カバー12に対して閉位置に位置し、第1開口2Cを閉じる。
次いで、ユーザは、図12に示すように、現像器31からトナーカートリッジ1を第2方向に引き抜く。
これにより、現像器31からのトナーカートリッジ1の取り外しが完了する。
5.トナーカートリッジから現像器へのトナーの搬送
トナーカートリッジ1が現像器31に装着され、かつ、筐体2が第2位置に位置しているときには、トナーカートリッジ1のオーガギア23(図1参照)は、現像器31のギア30(図9参照)に噛み合う。
そして、画像形成装置が画像形成動作を実行すると、現像器31のギア30からトナーカートリッジ1のオーガギア23に駆動力が入力される。すると、図2に示すように、オーガ4が回転する。また、オーガギア23から図示しないギア列を介してアジテータ3に駆動力が入力され、アジテータ3が回転する。
すると、アジテータ3が回転することにより、第1内部空間2D内のトナーが、第2内部空間2Eへ搬送される。
次いで、図4に示すように、第2内部空間2E内のトナーは、オーガ4により、第2内部空間2Eからシャッタ13の内部空間へ搬送される。
その後、図27に示すように、シャッタ13の内部空間内のトナーは、第2開口13Dと第1開口2Cとが重なることにより形成される開口、および、現像シャッタ51の開口51Aと現像開口36とが重なることにより形成される開口を介して、現像器31のトナー収容部33内に供給される。すなわち、第1開口2Cは、第2内部空間2E内のトナーが排出されることを許容する。
7.作用効果
図1から図3に示すように、第2トナー収容部2Bは、第2方向において、第1トナー収容部2Aの一方側に位置する。これにより、第1方向におけるトナーカートリッジ1の小型化を図りながら、第2方向において、第1トナー収容部2Aおよび第2トナー収容部2Bにより、十分なトナー容量を確保できる。
また、図13および図14に示すように、トナーカートリッジ1を現像器31に取り付けたときには、第1突起5および第2突起6により、トナーカートリッジ1を現像器31に対して位置決めすることができる。これにより、現像器31に対して第1開口2Cを正確に位置決めすることができる。
そして、トナーカートリッジ1は、現像器31に取り付けられた後、図2に示すように、アジテータ3によって、第1トナー収容部2A内のトナーを第2トナー収容部2Bに搬送し、図4に示すように、オーガ4によって、第2トナー収容部2B内のトナーを第1開口2Cに搬送する。
これにより、アジテータ3およびオーガ4によって、第1トナー収容部2Aから第1開口2Cまで円滑にトナーを搬送することができる。また、オーガ4によってトナーを搬送することにより、第1開口2Cから排出されるトナーの量を調整することができる。なお、第1開口2Cは、第1方向において第2トナー収容部2Bの一方側に位置するので、第1方向に延びるオーガ4を設けるという簡易な構成で、第1開口2Cへトナーを搬送できる。これにより、部品点数の低減を図りながら、第1開口2Cへトナーを搬送できる。
総括すると、図1に示すように、第1方向において第2トナー収容部2Bの一方側に第1突起5が位置し、第1方向において第2トナー収容部2Bの他方側に第2突起6が位置し、第1突起5と第2突起6との間にいて、オーガ4によって第1開口2Cへトナーを搬送することにより、部品点数の低減を図りながら、現像器31に対して正確に位置決めされた第1開口2Cへ円滑にトナーを搬送することができ、第1開口2Cから排出されるトナーの量を調整することができる。
その結果、トナーカートリッジ1は、トナーを円滑に搬送し、トナーの排出量を調整できる。
1 トナーカートリッジ
2 筐体
2A 第1トナー収容部
2B 第2トナー収容部
2C 第1開口
2D 第1内部空間
2E 第2内部空間
3 アジテータ
4 オーガ
4C 一端部
4D 他端部
5 第1突起
6 第2突起
11 第3開口
12 カバー
13 シャッタ
13D 第2開口
20 第1貫通穴
21 ギアカバー
23 オーガギア
24A ギア部
24B ギア部
31 現像器
A1 第1軸
A2 第2軸
A3 第3軸
L1 幅
L2 幅

Claims (11)

  1. 第1方向に延びる筐体であって、前記第1方向に延びる内部空間を含むトナー収容部を備える筐体であって、前記内部空間内のトナーが排出されることを許容するための第1開口を有する筐体と、
    前記第1方向に延びる軸について回転可能なトナー搬送部材であって、前記内部空間から前記第1開口へ前記トナーを搬送するためのトナー搬送部材と、
    前記第1方向において前記トナー収容部の一方側に位置する第1突起であって、前記第1方向に延びる第1突起と、
    前記第1方向において前記トナー収容部の他方側に位置する第2突起であって、前記第1方向に延びる第2突起と、
    前記トナー搬送部材の端部に装着されたギアであって、前記トナー搬送部材と共に回転可能なギアであり、前記第1方向において前記第1突起と前記第2突起の間に位置するギアと、を備え、
    前記第1突起および前記第2突起は、トナーカートリッジが現像器に装着されるときに、前記現像器に対して位置決めされ、
    前記トナーカートリッジは、前記現像器に装着された後、前記筐体が前記第1突起と前記第2突起とを中心に前記現像器に対してピボットすることにより、前記現像器に取り付けられ
    前記ギアは、前記第1方向において、前記第1突起および前記第2突起と重なることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 請求項1に記載のトナーカートリッジと、
    画像形成装置に着脱可能であり、現像ローラを有する前記現像器と、を備えた画像形成装置。
  3. 前記現像ローラは、前記第1方向に延びることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像器は、感光体を有し、
    前記現像ローラは、前記感光体と接触可能であることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像器は、トナーを収容可能なトナー収容部を有することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像器は、現像開口を閉じる閉位置と、前記現像開口を開ける開位置と、の間を移動可能な現像シャッタを有することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記現像器は、前記現像シャッタを前記閉位置にロックするためのロック部材を有することを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記ロック部材は、ロック位置と、解除位置と、の間を移動可能であり、
    前記トナーカートリッジが前記現像器から取り外された状態で、前記現像シャッタが前記閉位置に位置するときに、前記ロック部材は、前記ロック位置に位置し、
    前記トナーカートリッジが前記現像器に装着されたとき、前記ロック部材は、前記ロック位置から前記解除位置へ移動することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記ロック部材が前記ロック位置に位置するときに、前記ロック部材の一部は、前記現像シャッタに係合することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  10. 前記第1突起は、前記第1方向と交差する第2方向に延び、
    前記第2突起は、前記第2方向に延び、
    前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向における前記第2突起の幅は、前記第3方向における第1突起の幅と異なることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  11. 前記第1突起の少なくとも一部は、前記第1方向において、前記第2突起の少なくとも一部と重なることを特徴とする請求項1または請求項10に記載のトナーカートリッジ。
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