JP6926471B2 - プリンタ - Google Patents

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Description

本明細書では、端末装置から対象データを受信し、対象データに従った印刷を実行するプリンタを開示する。
特許文献1には、いわゆるセキュア印刷を実行可能な画像形成装置が開示されている。画像形成装置は、パソコンから画像ファイルと当該画像ファイルを印刷するためのパスワードとを受信し、画像ファイルとパスワードとを記憶する。画像形成装置は、記憶済みのパスワードに一致するパスワードがユーザによって画像形成装置に入力される場合に、記憶済みの画像ファイルに従った印刷を実行する。従って、ユーザとは異なる第三者によって印刷物が取得されるのを抑制することができ、セキュア印刷を実現することができる。
特開平11−45034号公報 特開2016−151950号公報
上記の技術では、ユーザは、画像ファイルがプリンタに記憶された後に、画像形成装置に近づいてパスワードをプリンタに入力しなければならない。本明細書では、ユーザがプリンタにパスワードを入力しなくても、セキュア印刷を実現することができるプリンタを開示する。
本明細書によって開示されるプリンタは、印刷実行部と、メモリと、第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、前記第1の対象データを前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、を備えていてもよい。
上記の構成によると、プリンタは、第1の対象データを記憶した後に、第1の端末装置から受信される第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、デバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する。プリンタは、デバイス間距離が第1の所定距離以下であると判断する場合、即ち、第1の端末装置のユーザがプリンタに比較的に近い場合には、第1の対象データに従った印刷を実行する。一方、プリンタは、デバイス間距離が第1の所定距離以下でないと判断する場合、即ち、第1の端末装置のユーザがプリンタから比較的に遠い場合には、第1の対象データに従った印刷を実行しない。従って、プリンタは、ユーザがプリンタにパスワードを入力しなくても、セキュア印刷を実現することができる。
上記のプリンタを実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記のプリンタと第1の端末装置とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 プリンタの第1の監視処理のフローチャートを示す。 プリンタの第2の監視処理のフローチャートを示す。 プリンタが記憶モードで動作して記憶印刷を実行するケースのシーケンス図を示す。 図4の続きのシーケンス図を示す。 プリンタが通常モードで動作して記憶印刷を実行するケースのシーケンス図を示す。 プリンタが通常モードで動作して通常印刷を実行するケースのシーケンス図を示す。
(通信システムの構成)
図1に示されるように、通信システムは、プリンタ10と、複数個の携帯端末100,200と、AP(Access Pointの略)300と、を備える。各デバイス10,100,200は、AP300を介して、Wi−Fi方式に従った無線通信(以下では「Wi−Fi通信」と呼ぶ)を実行可能である。また、各デバイス10,100,200は、Bluetooth方式(以下では「BT方式」と呼ぶ)に従った無線通信(以下では「BT通信」と呼ぶ)を実行可能である。
(プリンタ10の構成)
プリンタ10は、印刷機能を実行可能な周辺機器(即ち携帯端末等の周辺機器)である。プリンタ10は、例えば、印刷サービスを提供するショップ等に設置される場合には、不特定の多数のユーザによって共用される。また、プリンタ10は、例えば、家庭内に設置される場合には、特定のユーザのみによって利用される。
プリンタ10は、操作部12と、表示部14と、印刷実行部16と、Wi−Fiインターフェース20と、BT(Bluetoothの略)インターフェース22と、制御部30と、を備える。各部12〜30は、バス線(符号省略)に接続されている。以下では、インターフェースのことを「I/F」と記載する。
操作部12は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部12を操作することによって、様々な指示をプリンタ10に入力することができる。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。印刷実行部16は、インクジェット方式、レーザ方式等の印刷機構である。
Wi−FiI/F20は、Wi−Fi方式に従ったWi−Fi通信を実行するためのI/Fである。Wi−Fi方式は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.の略)の802.11の規格、及び、それに準ずる規格(例えば、802.11a,11b,11g,11n等)に基づく無線通信方式である。
BTI/F22は、BT方式に従ったBT通信を実行するためのI/Fである。Bluetooth方式は、例えば、IEEEの802.15.1の規格、及び、それに準ずる規格に基づく無線通信方式である。より具体的に言うと、BTI/F22は、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energyの略)をサポートしている。
Wi−Fi方式とBT方式との相違点を記述しておく。Wi−Fi通信の通信速度(例えば最大の通信速度が600[Mbps])は、BT通信の通信速度(例えば最大の通信速度が24[Mbps])よりも速い。Wi−Fi通信における搬送波の周波数は、2.4[GHz]帯又は5.0[GHz]帯である。BT通信における搬送波の周波数は、2.4[GHz]帯である。即ち、Wi−Fi通信における搬送波の周波数として5.0[GHz]帯が採用される場合には、Wi−Fi通信における搬送波の周波数とBT通信における搬送波の周波数とは異なる。また、Wi−Fi通信を実行可能な最大の距離(例えば約100[m])は、BT通信を実行可能な最大の距離(例えば約数十[m])よりも大きい。
制御部30は、CPU32とメモリ34とを備える。CPU32は、メモリ34に格納されているプログラム38に従って、様々な処理を実行する。メモリ34は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ34は、さらに、モード情報40を格納する。モード情報40は、プリンタ10の動作モードが記憶モード及び通常モードのどちらであるのかを示す情報である。記憶モードは、携帯端末から受信される画像ファイルを記憶しておき、プリンタ10と携帯端末との間の距離が比較的に小さくなった際に、当該画像ファイルに従った印刷を実行する記憶印刷(即ちセキュア印刷)を実現するためのモードである。通常モードは、携帯端末から画像ファイルが受信されると、プリンタ10と携帯端末との間の距離に関わらず、当該画像ファイルに従った通常印刷を実行するためのモードである。プリンタ10の管理者は、プリンタ10が利用される状況に応じて、プリンタ10の動作モードを記憶モード及び通常モードのどちらかに設定する。例えば、プリンタ10が上記のショップ等に設置される場合には、不特定の多数のユーザによってプリンタ10が共用される。この場合、記憶印刷(即ちセキュア印刷)を実現するための記憶モードに設定され得る。また、例えば、プリンタ10が家庭内に設置される場合には、特定のユーザのみによってプリンタ10が利用される。この場合、セキュア印刷が必要ないと管理者によって判断される場合には、通常印刷を実現するための通常モードに設定され得る。メモリ34は、管理者によって設定される記憶モード又は通常モードを示すモード情報40を格納する。
(携帯端末100,200の構成)
携帯端末100と携帯端末200とは同一の構成を有する。以下では、携帯端末100の構成を説明し、携帯端末200の構成の説明を省略する。携帯端末100は、例えば、携帯電話(例えばスマートフォン)、PDA、ノートPC、タブレットPC、携帯型音楽再生装置、携帯型動画再生装置等の可搬型の端末装置である。携帯端末100は、操作部112と、表示部114と、Wi−FiI/F120と、BTI/F122と、制御部130と、を備える。各部112〜130は、バス線(符号省略)に接続されている。
操作部112は、複数のキーを備える。ユーザは、操作部112を操作することによって、様々な指示を携帯端末100に入力することができる。表示部114は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。表示部114は、いわゆるタッチパネルとしても機能する(即ち操作部としても機能する)。Wi−FiI/F120、BTI/F122は、それぞれ、プリンタ10のWi−FiI/F20、BTI/F22と同様である。
制御部130は、CPU132とメモリ134とを備える。CPU132は、メモリ134に格納されているOSソフトウェア138に従って、様々な処理を実行する。メモリ134は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。メモリ134は、携帯端末100の基本的な動作を実現するためのOSソフトウェア138のみならず、印刷アプリケーション(以下では「印刷アプリ」と呼ぶ)140を格納する。印刷アプリ140は、プリンタ10に印刷機能を実行させるためのアプリケーションである。印刷アプリ140は、例えば、プリンタ10のベンダによって提供されるインターネット上のサーバから携帯端末100にインストールされてもよいし、プリンタ10と共に出荷されるメディアから携帯端末100にインストールされてもよい。
(プリンタの第1の監視処理;図2)
図2を参照して、プリンタ10のCPU32がプログラム38に従って実行する第1の監視処理の内容を説明する。第1の監視処理は、プリンタ10の電源がONされることをトリガとして開始される。
S3では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、プリンタを検索するためのプリンタ検索信号を携帯端末から受信することを監視する。CPU32は、携帯端末からプリンタ検索信号を受信する場合(S3でYES)に、S5において、Wi−FiI/F20を介して、プリンタIDを携帯端末に送信する。プリンタIDは、プリンタ10を識別するための識別情報(例えば、プリンタ名、IPアドレス、MACアドレス等)であり、メモリ34に予め記憶されている。
S8では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、携帯端末からジョブIDを要求するためのジョブID要求を受信することを監視する。ジョブID要求は、携帯端末のユーザによって指定された印刷設定を含む。印刷設定は、例えば、印刷用紙のサイズ(即ち用紙サイズ)、両面印刷の実行の有無、色数(即ち、モノクロ印刷、カラー印刷)等を含む。CPU32は、携帯端末からジョブID要求を受信する場合(S8でYES)に、S10において、ジョブIDを生成する。ジョブIDは、印刷ジョブを特定するためのユニークな情報である。以下では、ジョブID要求の送信元の携帯端末のことを「対象携帯端末」と呼ぶ。S10が終了すると、S13に進む。
S13では、CPU32は、メモリ34内のモード情報40を利用して、プリンタ10の動作モードが記憶モードであるのか否かを判断する。CPU32は、プリンタ10の動作モードが記憶モードであると判断する場合(S13でYES)に、S15に進み、プリンタ10の動作モードが通常モードであると判断する場合(S13でNO)に、S23に進む。
S15では、CPU32は、S10で生成されたジョブIDによって特定される印刷ジョブのステータスを「pending-held」に設定する。ステータス「pending-held」は、プリンタ10が記憶印刷を実行することを示すステータスである。
S20では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、生成済みのジョブIDと設定済みのステータス「pending-held」とを対象携帯端末に送信する。S20が終了すると、S35に進む。
一方、S23では、CPU32は、ステータスを「pending」に設定する。ステータス「pending」は、プリンタ10が通常印刷を実行することを示すステータスである。
S25では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、生成済みのジョブIDと設定済みのステータス「pending」とを対象携帯端末に送信する。
S28では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、対象携帯端末からジョブIDを含む待機指示を受信することを監視する。待機指示は、設定済みのステータスを「pending」から「pending-held」に変更することを指示するためのコマンドである。即ち、通常印刷を実行しようとしているプリンタ10に記憶印刷を実行させるための指示である。CPU32は、対象携帯端末から待機指示を受信する場合(S28でYES)に、S30において、S23で設定されたステータスを「pending」から「pending-held」に変更する。これにより、CPU32は、通常モードで動作しているにも関わらず、記憶印刷を実行することができる。S30が終了すると、S35に進む。また、CPU32は、S25でジョブID等を対象携帯端末に送信してから所定時間が経過するまでの間に、対象携帯端末から待機指示を受信しない場合に、S28でNOと判断して、S45に進む。
CPU32は、S35において、Wi−FiI/F20を介して、対象携帯端末から画像ファイルを受信し、S38において、受信済みの画像ファイルをメモリ34に記憶させる。この際に、CPU32は、S10で生成されたジョブIDと、ステータス「pending-held」と、画像ファイルと、S8で受信された印刷設定と、が関連付けられている印刷ジョブをメモリ34に記憶させる。
S40では、CPU32は、メモリ34内のBT監視フラグ(図示省略)が「0」であるのか否かを判断する。BT監視フラグは、図3の第2の監視処理を実行すべきことを示す「1」と、第2の監視処理を実行すべきでないことを示す「0」と、のどちらかの値を有するフラグである。CPU32は、BT監視フラグが「0」であると判断する場合(S40でYES)に、S43において、BT監視フラグを「0」から「1」に変更する。S43が終了すると、図2の処理が終了する。また、CPU32は、BT監視フラグが「0」でないと判断する場合(S40でNO)に、S43をスキップして、図2の処理を終了する。この場合、CPU32は、過去にS43の処理を実行し、BT監視フラグが「1」に変更済みである。
BT監視フラグが「0」である状態では、BTI/F22への電力供給が実行されていない。この状態では、BTI/F22は、外部から信号を受信することができない。CPU32は、S43でBT監視フラグを「1」に変更すると、BTI/F22への電力供給を開始する。これにより、BTI/F22は、外部から信号を受信して、当該信号に関する情報を制御部30に供給することができる。なお、変形例では、CPU32は、BT監視フラグが「0」である状態において、BTI/F22への電力供給が実行されていてもよい。ただし、この場合、BTI/F22は、外部から信号を受信することができるが、当該信号に関する情報を制御部30に供給せずに、当該信号を破棄する。そして、CPU32は、S43でBT監視フラグを「1」に変更すると、その旨をBTI/F22に通知する。この結果、BTI/F22は、外部から信号を受信すると、当該信号に関する情報を制御部30に供給する状態に移行する。
S45では、CPU32は、Wi−FiI/F20を介して、対象携帯端末から画像ファイルを受信する。図示省略しているが、この際に、CPU32は、ステータス「pending」を利用する点を除いてS38と同様に、印刷ジョブをメモリ34に記憶させる。
S47では、CPU32は、S23で設定されたステータスを「pending」から「processing」に変更する。ステータス「processing」は、画像ファイルに従った印刷を実行中であることを示すステータスである。
S48では、CPU32は、印刷ジョブに含まれる画像ファイルに従った印刷を印刷実行部16に実行させる。具体的には、CPU32は、まず、印刷実行部16のハードウェアの動作を開始させる印刷準備を開始させる。例えば、印刷実行部16がレーザ方式の印刷機構を備える場合には、CPU32は、定着器への電力供給を開始して、定着器を駆動させる。また、例えば、印刷実行部16がインクジェット方式の印刷機構を備える場合には、CPU32は、インクジェットヘッドを待機位置から所定の印刷開始位置まで移動させる。次いで、CPU32は、印刷ジョブに含まれる印刷設定に従って画像ファイルを変換して、印刷実行部16が解釈可能なデータ形式を有する印刷データを生成する。上記の変換は、例えば、多階調(例えば256階調)のRGBビットマップデータを多階調のCMYKビットマップデータに変換する色変換処理、多階調のCMYKビットマップデータを比較的に少ない階調(例えば2階調等)のCMYKビットマップデータに変換するハーフトーン処理等を含む。そして、CPU32は、印刷データを印刷実行部16に供給する。これにより、印刷実行部16において、印刷データによって表わされる画像、即ち、画像ファイルによって表わされる画像の印刷が開始される。
CPU32は、印刷実行部16から印刷が完了したことを示す通知を受信すると、S50において、S47で変更されたステータスを「processing」から「complete」に変更する。ステータス「complete」は、画像ファイルに従った印刷を完了したことを示すステータスである。S50が終了すると、図2の処理が終了する。
(プリンタの第2の監視処理;図3)
続いて、図3を参照して、プリンタ10のCPU32がプログラム38に従って実行する第2の監視処理の内容を説明する。CPU32は、図2のS43でBT監視フラグが「1」に変更されたことをトリガとして図3の処理を実行する。
S100では、CPU32は、BTI/F22を介して、携帯端末からプリンタIDとジョブIDとを含むBeacon信号を受信することを監視する。CPU32は、Beacon信号を受信する場合に、S100でYESと判断し、S105に進む。
S105では、CPU32は、受信済みのBeacon信号内のプリンタIDと、メモリ34に記憶されているプリンタ10のプリンタIDと、が一致するのか否かを判断する。CPU32は、2個のプリンタIDが一致すると判断する場合(S105でYES)に、S115に進む。この場合、受信済みのBeacon信号の送信元の携帯端末は、図2のS8のジョブID要求の送信元の携帯端末(即ち対象携帯端末)である。一方、CPU32は、2個のプリンタIDが一致しないと判断する場合(S105でNO)に、S100に戻る。この場合、受信済みのBeacon信号の送信元である携帯端末は、対象携帯端末とは異なる携帯端末であるので、S115以降の処理が実行されず、この結果、処理負荷を軽減することができる。
S115では、CPU32は、プリンタ10と対象携帯端末との間の距離を算出する。具体的には、まず、CPU32は、Beacon信号内に記述されている送信電波強度を特定する。送信電波強度は、Beacon信号の送信時における搬送波の電波強度である。より詳細には、送信電波強度は、Beacon信号の送信元である対象携帯端末から1m離れた地点で測定される搬送波の受信電波強度に等しい。携帯端末のベンダは、携帯端末から1m離れた地点で測定される搬送波の受信電波強度を予め測定しておき、測定済みの受信電波強度が送信電波強度としてBeacon信号内に記述されるように、携帯端末を調整しておく。次いで、CPU32は、BTI/F22から、Beacon信号の受信時における搬送波の電波強度である受信電波強度を取得する。そして、CPU32は、特定済みの送信電波強度と取得済みの受信電波強度とをS115に示される数式に代入して、プリンタ10と対象携帯端末との間の距離を算出する。
S120では、CPU32は、算出済みの距離と2個の所定距離D1,D2とを比較する。所定距離D1は、比較的に小さな値(例えば1m)に設定され、所定距離D2は、比較的に大きな値(例えば10m)、即ち、所定距離D1よりも大きい値に設定されている。CPU32は、算出済みの距離が所定距離D2よりも大きいと判断する場合(S120で「携帯端末との距離>D2」)に、S100に戻る。また、CPU32は、算出済みの距離が所定距離D2以下かつ所定距離D1よりも大きいと判断する場合(S120で「D1<携帯端末との距離≦D2」)に、S125に進む。また、CPU32は、算出済みの距離が所定距離D1以下であると判断する場合(S20で「携帯端末との距離≦D1」)に、S135に進む。
S125では、CPU32は、メモリ34から、受信済みのBeacon信号内のジョブIDに関連付けられている画像ファイルを取得する。
S130では、CPU32は、印刷準備を実行する。ここで実行される印刷準備は、図2のS48で説明した印刷準備と同様であり、例えば、印刷実行部16のハードウェアを動作させること、及び、S125で取得された画像ファイルを変換して印刷データを生成することを含む。特に、ここで生成される印刷データは、印刷ジョブに含まれるように、画像ファイルに代えてメモリ34に記憶される。即ち、印刷ジョブ内では、ジョブIDと印刷データとが関連付けられる。
一方、S135では、CPU32は、S100で受信されたジョブIDによって識別される印刷ジョブ内のステータスを「pending-held」から「processing」に変更する。
上述したように、S130において、印刷ジョブにおいて、ジョブIDと印刷データとが関連付けられる。S140では、CPU32は、メモリ34から、S100で受信されたジョブIDに関連付けられている印刷データを取得する。
S145では、取得済みの印刷データを印刷実行部16に供給する。これにより、印刷実行部16において、印刷データによって表わされる画像の印刷が開始される。S150は、図2のS50と同様である。
S155では、CPU32は、メモリ34に記憶されている全ての印刷ジョブに含まれる全てのステータスが「complete」であるのか否かを判断する。CPU32は、いずれかの印刷ジョブに含まれるステータスが「complete」でないと判断する場合(S155でNO)に、S100に戻る。一方、CPU32は、全てのステータスが「complete」であると判断する場合(S155でYES)に、S160において、BT監視フラグを「1」から「0」に変更する。この際に、CPU32は、BTI/F22への電力供給を停止する。これにより、プリンタ10の消費電力を低減させることができる。S160が終了すると、図3の処理が終了する。
(具体的なケース;図4〜図7)
続いて、図4〜図7を参照して、図2及び図3の処理によって実現される具体的なケースを説明する。図4〜図7では、プリンタ10と各携帯端末100,200との間で実行されるWi−Fi通信、BT通信を、それぞれ、細線矢印、太線矢印で示す。
(記憶モードのケース;図4)
図4のケースでは、プリンタ10の動作モードは記憶モードに設定されている。T5では、携帯端末100のユーザは、印刷アプリ140を起動し、携帯端末100が所属しているWi−Fi方式のネットワークに所属している1個以上のプリンタを検索するための検索操作を実行する。T10では、携帯端末100は、プリンタ検索信号をブロードキャスト送信する。
プリンタ10は、T10において、携帯端末100からプリンタ検索信号を受信すると(図2のS3でYES)、T20において、プリンタIDを携帯端末100に送信する(S5)。
携帯端末100は、T20において、プリンタ10からプリンタIDを受信すると、当該プリンタIDを含む選択画面を表示する。プリンタ10とは異なるプリンタがAP300に接続されている場合には、選択画面は、当該異なるプリンタのプリンタIDも含む。携帯端末100は、選択画面に含まれる1個以上のプリンタIDの中から、プリンタ10のプリンタIDを選択する操作を受け付けると、T30において、プリンタ10のプリンタIDを記憶する。次いで、T40では、携帯端末100のユーザは、画像ファイルF1と印刷設定PS1とを選択する。この際に、ユーザは、記憶印刷及び通常印刷のどちらかを選択することができ、本ケースでは、記憶印刷が選択される。そして、T50では、携帯端末100は、選択済みの印刷設定PS1を含むジョブID要求をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T50において、携帯端末100からジョブID要求を受信すると(S8でYES)、T60において、ジョブID「X」を生成し(S10)、プリンタ10の動作モードが記憶モードであるので(S13でYES)、T65において、ジョブID「X」に関連付けられるステータスを「pending-held」に設定する(S15)。そして、T70において、プリンタ10は、ジョブID「X」とステータス「pending-held」とを携帯端末100に送信する(S20)。
携帯端末100は、T70において、プリンタ10からジョブID「X」等を受信すると、T80において、T40で選択された画像ファイルF1をプリンタ10に送信する。
プリンタ10は、T80において、携帯端末100から画像ファイルF1を受信すると(S35)、T90において、ジョブID「X」とステータス「pending-held」と画像ファイルF1と印刷設定PS1とが関連付けられている印刷ジョブを記憶する。
携帯端末100は、プリンタ10に画像ファイルF1を送信した後に、T100において、T30で記憶されたプリンタIDと、T70で受信されたジョブID「X」と、を含むBeacon信号を送信することを繰り返す。
一方、携帯端末100とは異なる携帯端末200もT5〜T30の同様の処理を実行する。T140〜T200は、画像ファイルF2、印刷設定PS2、及び、ジョブID「Y」が利用されることを除き、T50〜T100と同様である。これにより、プリンタ10は、ジョブID「X」によって識別される印刷ジョブ及びジョブID「Y」によって識別される印刷ジョブの双方を記憶している状態になる。
(図4の続きのケース;図5)
携帯端末100のユーザが、携帯端末100を持参した状態で、プリンタ10に近づいていく。これにより、プリンタ10は、図5のT300において、携帯端末100からプリンタIDとジョブID「X」とを含むBeacon信号を受信し(図3のS100でYES)、T310において、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D2以下かつ所定距離D1よりも大きいと判断する(S120で「D1<携帯端末との距離≦D2」)。この場合、T315では、プリンタ10は、印刷準備を実行する(S130)。具体的には、プリンタ10は、印刷実行部16のハードウェアの動作を開始させ、かつ、受信済みのBeacon信号内のジョブID「X」に関連付けられている画像ファイルF1を変換して印刷データを生成する。これにより、ジョブID「X」によって特定される印刷ジョブでは、画像ファイルF1に代えて印刷データが関連付けられる。このように、画像ファイルF1にジョブID「X」が関連付けられているので、プリンタ10は、ジョブID「X」を含むBeacon信号を受信することに応じて、画像ファイルF2ではなく画像ファイルF1を利用して印刷データを適切に生成することができる。
その後、携帯端末100のユーザが、携帯端末100を持参した状態で、プリンタ10にさらに近づいていく。これにより、プリンタ10は、T320において、携帯端末100からプリンタIDとジョブID「X」とを含むBeacon信号を受信し(図3のS100でYES)、T330において、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D1以下であると判断する(S120で「携帯端末との距離≦D1」)。この場合、プリンタ10は、T335において、受信済みのBeacon信号内のジョブID「X」に関連付けられているステータスを「pending-held」から「processing」に変更し(S135)、メモリ34からジョブID「X」に関連付けられている印刷データを取得し(S140)、T340において、取得済みの印刷データに従った印刷を実行する(S145)。このように、印刷データにジョブID「X」が関連付けられているので、プリンタ10は、ジョブID「X」を含むBeacon信号を受信することに応じて、当該印刷データに従った印刷を適切に実行することができる。そして、プリンタ10は、当該印刷が完了すると、T345において、ステータスを「processing」から「complete」に変更する(S150)。
なお、T350に示されるように、携帯端末100は、T300,T320のBeacon信号の送信と同時的に、Wi−Fi通信を利用して、ジョブID「X」を含むステータス要求をプリンタ10に送信する。ステータス要求は、ジョブID「X」によって特定される印刷ジョブのステータスの送信を要求するためのコマンドである。そして、T360において、携帯端末100は、プリンタ10からジョブID「X」に関連付けられるステータス「complete」を受信する。携帯端末100は、プリンタ10からステータス「complete」を受信すると、T365において、Beacon信号の送信を停止する。これにより、印刷が完了した後に携帯端末100がBeacon信号の送信を繰り返し続けることが抑制されるので、携帯端末100の消費電力を低減させることができる。
図4及び図5のケースに示されるように、プリンタ10は、記憶モードで動作する場合に、携帯端末100から画像ファイルF1を受信すると(図4のT80)、画像ファイルF1に従った印刷を即座に開始するのではなく、画像ファイルF1を記憶しておく(T90)。そして、プリンタ10は、携帯端末100からBeacon信号を受信し(図5のT320)、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D1以下であると判断する場合(T330)に、画像ファイルF1に従った印刷を実行する。一方、プリンタ10は、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D1以下でないと判断する場合に、画像ファイルF1に従った印刷を実行しない(図3のS120で「携帯端末との距離>D2」又は「D1<携帯端末との距離≦D2」)。これにより、プリンタ10は、ユーザがプリンタ10にパスワードを入力しなくても、セキュア印刷を実現することができる。
また、プリンタ10は、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D2以下かつ所定距離D1よりも大きいと判断する場合に、印刷準備を実行する(T315)。これにより、プリンタ10は、プリンタ10と携帯端末100との間の距離が所定距離D1以下であると判断する場合に、印刷準備を完了しているので、印刷を迅速に実行することができる。このために、ユーザに迅速に印刷物を提供することができる。
(通常印刷が選択されるケース)
なお、図示省略しているが、プリンタ10が記憶モードで動作しており、かつ、携帯端末100のユーザが図4のT40で記憶印刷に代えて通常印刷を選択するケースを説明する。この場合、プリンタ10は、図4及び図5のケースと同様に、T60〜T90を実行する。ただし、携帯端末100は、Beacon信号の送信(T100、図5のT300、T320等)を実行しない。
携帯端末100のユーザは、プリンタ10の操作部12を操作して、プリンタ10が現在記憶している印刷ジョブのリストを表示させる。そして、ユーザは、当該リストからジョブID「X」を選択する。この場合、プリンタ10は、T315,T335〜T345の処理を実行して、画像ファイルF1に従った印刷を実行する。
(通常モードのケース;図6)
図6のケースでは、プリンタ10の動作モードは通常モードに設定されている。まず、図4のT5〜T60と同様の処理が実行される。即ち、プリンタ10が通常印刷を実行するための通常モードで動作しているにも関わらず、携帯端末100ではT40において記憶印刷が選択される。T400では、プリンタ10は、ジョブID「X」に関連付けられるステータスを「pending」に設定する(図2のS13でNO、S23)。T410では、プリンタ10は、ジョブID「X」とステータス「pending」とを携帯端末100に送信する(S25)。
携帯端末100は、T420において、プリンタ10からジョブID「X」とステータス「pending」とを受信すると、T40で記憶印刷が選択されたので、T420において、記憶印刷をプリンタ10に実行させるための待機指示をプリンタ10に送信する。待機指示は、ジョブID「X」を含む。
プリンタ10は、T420において、携帯端末100から待機指示を受信すると(S28でYES)、T430において、ステータスを「pending」から「pending-held」に変更する(S30)。T440、T450は、それぞれ、図4のT80、T90と同様である。その後、図5のT300〜T365と同様の処理が実行される。
図6のケースに示されるように、プリンタ10は、通常印刷を実行するための通常モードで動作している状況において、携帯端末100において記憶印刷が選択される場合(T40)には、携帯端末100から待機指示を受信し、この結果、記憶印刷を実行する。従って、プリンタ10は、携帯端末100のユーザの意図に応じて、記憶印刷(即ちセキュア印刷)を適切に実行することができる。
(通常モードのケース;図7)
図7のケースでは、プリンタ10の動作モードは通常モードに設定されている。まず、図4のT5〜T30と同様である。T500では、携帯端末100のユーザは、画像ファイルF1と印刷設定PS1とを選択することに加えて、記憶印刷及び通常印刷のうちの通常印刷を選択する。この点が、図4及び図6のケースとは異なる。T510、T520は、それぞれ、図4のT50、T60と同様である。T525、T530は、それぞれ、図6のT400、T410と同様である。
携帯端末100は、T530において、プリンタ10からジョブID「X」とステータス「pending」とを受信すると、T500で通常印刷が選択されたので、待機指示をプリンタ10に送信することなく、T540において、画像ファイルF1をプリンタ10に送信する。この点が、図6のケースとは異なる。
プリンタ10は、T540において、携帯端末100から画像ファイルF1を受信すると(図2のS45)、T550〜T560において、プリンタ10と携帯端末100との間の距離に関わらず、画像ファイルF1に従った印刷を実行する(S47〜S50)。
上述したように、図4及び図5のケースでは、プリンタ10は、記憶モードで動作する場合には、プリンタ10と携帯端末100との間の距離に応じて、画像ファイルF1に従ったセキュア印刷を実行する。一方、図7のケースに示されるように、プリンタ10は、通常モードで動作する場合には、プリンタ10と携帯端末100との間の距離に関わらず、画像ファイルF1に従った印刷を実行する(即ちセキュア印刷を実行しない)。プリンタ10は、自身の動作モードに応じて、セキュア印刷を実行するのか否かを適切に切り換えることができる。
また、上述したように、図6のケースでは、プリンタ10は、携帯端末100から待機指示が受信される場合には、プリンタ10と携帯端末100との間の距離に応じて、画像ファイルF1に従ったセキュア印刷を実行する。一方、図7のケースに示されるように、プリンタ10は、携帯端末100から待機指示が受信されない場合には、プリンタ10と携帯端末100との間の距離に関わらず、画像ファイルF1に従った印刷を実行する(即ちセキュア印刷を実行しない)。プリンタ10は、携帯端末100から待機指示が受信されるのか否かに応じて、即ち、携帯端末100のユーザの意図に応じて、セキュア印刷を実行するのか否かを適切に切り換えることができる。
(対応関係)
携帯端末100,200が、それぞれ、「第1の端末装置」、「第2の端末装置」の一例である。画像ファイルF1,F2が、それぞれ「第1の対象データ」、「第2の対象データ」の一例である。図5のT320のBeacon信号、T300のBeacon信号が、それぞれ、「第1の特定信号」、「第2の特定信号」の一例である。所定距離D1,D2が、それぞれ、「第1の所定距離」、「第2の所定距離」の一例である。図3のS115で算出される距離が、「対象値」の一例である。ジョブID「X」、ジョブID「Y」、プリンタIDが、それぞれ、「第1の特定情報」、「第2の特定情報」、「識別情報」の一例である。記憶モード、通常モードが、それぞれ、「第1の動作モード」、「第2の動作モード」の一例である。Wi−FiI/F20、BTI/F22が、それぞれ、「第1の通信インターフェース」、「第2の通信インターフェース」の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)携帯端末100の印刷アプリ140は、画像ファイルをプリンタ10が解釈可能なデータ形式を有する印刷データに変換するためのドライバプログラムを含んでいてもよい。この場合、CPU32は、図2のS35及びS45において、携帯端末100から画像ファイルに代えて印刷データを受信する。そして、CPU32は、図2のS48において画像ファイルの変換を実行することなく、印刷データに従った印刷を印刷実行部16に実行させる。また、CPU32は、図3のS130において画像ファイルの変換を実行しない。本変形例では、印刷データが、「第1の対象データ」及び「第2の対象データ」の一例である。また、「印刷準備」は、印刷データに変換することを含まなくてもよい。
(変形例2)CPU32は、図2のS8において、携帯端末100のユーザIDを含むジョブID要求を受信してもよい。この場合、CPU32は、S38において、ユーザIDに関連付けて画像ファイルをメモリ34に記憶させる。また、CPU32は、図3のS100において、ジョブIDの代わりにユーザIDを含むBeacon信号を受信してもよい。この場合、CPU32は、S125において、Beacon信号内のユーザIDに関連付けられている画像ファイルを印刷データに変換し、S140において、Beacon信号内のユーザIDに関連付けられている印刷データに従った印刷を印刷実行部16に実行させる。本変形例では、ユーザIDが、「第1の特定情報」及び「第2の特定情報」の一例である。
(変形例3)CPU32は、図3のS100において、プリンタID及びジョブIDを含まないBeacon信号を受信してもよい。この場合、S105が省略され、S100でYESの場合に、S115に進む。本変形例では、「第1の特定情報」及び「第2の特定情報」が利用されなくてもよく、「第2のデータ受信部」及び「第2の記憶制御部」を省略可能である。また、本変形例では、「プリンタを識別するための識別情報」が利用されなくてもよく、「第1の算出部」は、当該識別情報を含む第1の特定信号が受信されるのか否かに関わらず、第1の対象値を算出してもよい。
(変形例4)各携帯端末100,200におけるBeacon信号の送信電波強度が同じになるように、各携帯端末100,200が調整されていてもよい。そして、所定距離D1に対応する受信電波強度と、所定距離D2に対応する受信電波強度と、がメモリ34に予め記憶されていてもよい。この場合、CPU32は、図3のS115,S120に代えて、Beacon信号の受信電波強度とメモリ34内の2個の受信電波強度とを比較することによって、携帯端末100との距離と、2個の所定距離D1,D2と、を比較してもよい。即ち、「第1の算出部」及び「第2の算出部」を省略可能である。
(変形例5)CPU32は、図3のS115において、プリンタ10と携帯端末との間の距離に代えて、例えば、送信電波強度と受信電波強度との差分を算出してもよい。そして、所定距離D1に対応する差分と、所定距離D2に対応する差分と、がメモリ34に予め記憶されていてもよい。この場合、CPU32は、S120において、算出済みの差分とメモリ34内の2個の差分とを比較することによって、携帯端末100との距離と、2個の所定距離D1,D2と、を比較してもよい。本変形例では、送信電波強度と受信電波強度との差分が、「第1の対象値」及び「第2の対象値」の一例である。
(変形例6)CPU32は、図3のS120において、携帯端末との距離と所定距離D2とを比較しなくてもよい。この場合、CPU32は、S120でプリンタ10と携帯端末100との間の距離がD1以下であると判断する場合に、S125及びS130の処理を実行する。本変形例では、「第2の判断部」及び「準備部」を省略可能である。
(変形例7)CPU32は、図3のS130において、画像ファイルから印刷データへの変換処理と、印刷実行部16のハードウェアの動作の開始処理と、のうちのいずれか一方のみを実行し、S145において、変換処理と開始処理とのうちの他方を実行してもよい。即ち、「準備処理」は、変換処理と開始処理とのうちの一方を含まなくてもよい。
(変形例8)プリンタ10は、BTI/F22を備えていなくてもよい。この場合、CPU32は、S43でBT監視フラグに代わりWi−Fi監視フラグを「0」から「1」に変更する。CPU32は、Wi−Fi監視フラグが「1」である場合に、図3のS100において、Wi−FiI/F20を介して、携帯端末からWi−Fi方式の信号(例えばProbe Request信号等)を受信することを監視する。そして、CPU32は、当該信号の受信電波強度に基づく携帯端末との距離と、所定距離D1,D2と、を比較する。本変形例では、「第1の通信インターフェース」及び「第2の通信インターフェース」が区別されていなくてもよい。
(変形例9)「プリンタ」は、プリンタ10に限られず、印刷機能と他の機能(例えば、スキャン機能、FAX機能等)とを備える多機能機等であってもよい。
(変形例10)各実施例では、プリンタ10のCPU32がプログラム(即ちソフトウェア)を実行することによって、図2〜図7の各処理が実現される。これに代えて、図2〜図7の各処理のうちの少なくとも1つの処理は、論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:プリンタ、12,112:操作部、14,114:表示部、16:印刷実行部、20,120:Wi−FiI/F、22,122:BTI/F、30,130:制御部、32,132:CPU、34,134:メモリ、38:プログラム、100,200:携帯端末、138:OSソフトウェア、140:印刷アプリケーション、300:AP、F1,F2:画像ファイル、PS1,PS2:印刷設定

Claims (12)

  1. プリンタであって、
    印刷実行部と、
    メモリと、
    第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の対象データが受信される場合に、前記第1の対象データと、前記第1の対象データを特定するための第1の特定情報と、を対応付けて前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から第2の対象データを受信する第2のデータ受信部と、
    前記第2の端末装置から前記第2の対象データが受信される場合に、前記第2の対象データと、前記第2の対象データを特定するための第2の特定情報であって、前記第1の特定情報とは異なる前記第2の特定情報と、を対応付けて前記メモリに記憶させる第2の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から前記第1の特定情報を含む第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の特定情報を含む前記第1の特定信号が受信され、かつ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記メモリに記憶された前記第1の対象データと前記第2の対象データとのうち、前記第1の特定信号に含まれる前記第1の特定情報に対応付けられている前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    を備えるプリンタ。
  2. プリンタであって、
    印刷実行部と、
    メモリと、
    第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の対象データを前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から、前記プリンタを識別するための識別情報を含む第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離に関係する第1の対象値を算出する第1の算出部であって、前記第1の端末装置から、前記プリンタとは異なるプリンタを識別するための識別情報を含む特定信号が受信される場合に、前記第1の対象値を算出しない前記第1の算出部と、
    前記第1の受信電波強度に基づく前記第1の対象値を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    を備えるプリンタ。
  3. プリンタであって、
    印刷実行部と、
    メモリと、
    第1の通信インターフェースと、
    前記第1の通信インターフェースとは異なる第2の通信インターフェースと、
    前記第1の通信インターフェースを介して、第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の対象データを前記メモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第2の通信インターフェースを介して、前記第1の端末装置から第1の特定信号を受信する特定信号受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    を備えるプリンタ。
  4. 前記プリンタは、さらに、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後であって、前記第1の端末装置から前記第1の特定信号が受信される前に、前記第1の端末装置から第2の特定信号が受信される場合に、前記第2の特定信号の第2の受信電波強度を利用して、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離よりも大きい第2の所定距離以下であるのか否かを判断する第2の判断部と、
    前記デバイス間距離が前記第2の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を実行するための印刷準備を実行し、前記デバイス間距離が前記第2の所定距離以下でないと判断される場合に、前記印刷準備を実行しない準備部と、を備える、請求項1から3のいずれか一項に記載のプリンタ。
  5. 前記プリンタは、さらに、
    前記第1の端末装置から前記第2の特定信号が受信される場合に、前記第2の特定信号の前記第2の受信電波強度を利用して、前記デバイス間距離に関係する第2の対象値を算出する第2の算出部を備え、
    前記第2の判断部は、前記第2の受信電波強度に基づく前記第2の対象値を利用して、前記デバイス間距離が前記第2の所定距離以下であるのか否かを判断する、請求項4に記載のプリンタ。
  6. 前記印刷準備は、前記印刷実行部に含まれるハードウェアの動作を開始させることを含む、請求項4又は5に記載のプリンタ。
  7. 前記印刷準備は、前記第1の対象データを前記印刷実行部が解釈可能なデータ形式を有する印刷データに変換することを含む、請求項4から6のいずれか一項に記載のプリンタ。
  8. 前記第1の判断部は、前記プリンタの動作モードが第1の動作モードである状態において、前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から前記第1の特定信号が受信される場合に、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であるのか否かを判断し、
    前記プリンタは、さらに、
    前記プリンタの動作モードが前記第1の動作モードとは異なる第2の動作モードである状態において、前記第1の対象データが受信される場合に、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であるのか否かに関わらず、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させる第2の印刷制御部を備える、請求項1から7のいずれか一項に記載のプリンタ。
  9. 前記第1の判断部は、前記第1の端末装置から待機指示が受信され、かつ、前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から前記第1の特定信号が受信される場合に、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であるのか否かを判断し、
    前記プリンタは、さらに、
    前記第1の端末装置から前記待機指示が受信されずに、前記第1の対象データが受信される場合に、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であるのか否かに関わらず、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させる第2の印刷制御部を備える、請求項1から8のいずれか一項に記載のプリンタ。
  10. プリンタのためのコンピュータプログラムであって、
    前記プリンタに搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
    第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の対象データが受信される場合に、前記第1の対象データと、前記第1の対象データを特定するための第1の特定情報と、を対応付けて前記プリンタのメモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の端末装置とは異なる第2の端末装置から第2の対象データを受信する第2のデータ受信部と、
    前記第2の端末装置から前記第2の対象データが受信される場合に、前記第2の対象データと、前記第2の対象データを特定するための第2の特定情報であって、前記第1の特定情報とは異なる前記第2の特定情報と、を対応付けて前記メモリに記憶させる第2の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から前記第1の特定情報を含む第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の特定情報を含む前記第1の特定信号が受信され、かつ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記メモリに記憶された前記第1の対象データと前記第2の対象データとのうち、前記第1の特定信号に含まれる前記第1の特定情報に対応付けられている前記第1の対象データに従った印刷を前記プリンタの印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  11. プリンタのためのコンピュータプログラムであって、
    前記プリンタに搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
    第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の対象データを前記プリンタのメモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記第1の端末装置から、前記プリンタを識別するための識別情報を含む第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離に関係する第1の対象値を算出する第1の算出部であって、前記第1の端末装置から、前記プリンタとは異なるプリンタを識別するための識別情報を含む特定信号が受信される場合に、前記第1の対象値を算出しない前記第1の算出部と、
    前記第1の受信電波強度に基づく前記第1の対象値を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記プリンタの印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
  12. プリンタのためのコンピュータプログラムであって、
    前記プリンタに搭載されるコンピュータを、以下の各部、即ち、
    前記プリンタの第1の通信インターフェースを介して、第1の端末装置から第1の対象データを受信する第1のデータ受信部と、
    前記第1の対象データを前記プリンタのメモリに記憶させる第1の記憶制御部と、
    前記第1の対象データが前記メモリに記憶された後に、前記プリンタの第2の通信インターフェースであって、前記第1の通信インターフェースとは異なる前記第2の通信インターフェースを介して、前記第1の端末装置から第1の特定信号を受信する特定信号受信部と、
    前記第1の端末装置から前記第1の特定信号が受信される場合に、前記第1の特定信号の第1の受信電波強度を利用して、前記プリンタと前記第1の端末装置との間のデバイス間距離が第1の所定距離以下であるのか否かを判断する第1の判断部と、
    前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下であると判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記プリンタの印刷実行部に実行させ、前記デバイス間距離が前記第1の所定距離以下でないと判断される場合に、前記第1の対象データに従った印刷を前記印刷実行部に実行させない第1の印刷制御部と、
    として機能させるコンピュータプログラム。
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