JP6925913B2 - 自動分析装置、及びその自動分析装置における試薬の吸引方法 - Google Patents
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以下、図1乃至図5を参照して、本発明の一実施形態にかかる自動分析装置1の全体構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動分析装置1の全体構成を模式的に示した斜視図である。図2は、図1に示す本発明の一実施形態に係る自動分析装置1の全体構成のうち、点線で囲んだ部分を拡大した斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係る自動分析装置1における試薬庫100内、特に試薬トレイを模式的に示した斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係る自動分析装置1における試薬容器150内の試薬吸引動作時を模式的に示した斜視図である。図5は、本発明の一実施形態に係る自動分析装置1における試薬トレイ110、試薬容器収容部120、及び試薬容器収容部120内に収容される試薬容器150を概念的に示した図(上面図)である。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関し、更なる詳細を第1の実施形態として、以下説明する。
第1の実施形態に係る自動分析装置1においては、図6に示すように、試薬容器収容部120内に収容される試薬容器150が、試薬容器収容部120内において意図せず回転(自転)することのないよう、試薬トレイ110上に位置決め部122が設けられている。位置決め部122は、試薬トレイ110上であって、隣接する2つの試薬容器収容部120の間に設けられる。位置決め部122は、試薬容器150の外壁150aとして成形される係合構造150x、又は試薬容器150に別個に装着される試薬容器アダプタ300の外壁300aに設けられる係合構造300xと係合するためのスペースとして設計されている。
第1の実施形態に係る自動分析装置1においては、図8乃至図10に示すように、試薬容器150の開口部151の上方(試薬容器150に試薬容器アダプタ300が装着される場合にあっては、試薬容器アダプタ300の上方)に設けられ、試薬吸引ノズル20(ノズル部26)の試薬容器150内への進入経路を開放又は閉塞するように動作する蓋部材160が設けられる。図8に示すように、蓋部材160は、基本的には、試薬容器150の開口部151を覆うようにして(閉塞するようにして)、試薬容器150内と、試薬容器150の外側とが連通しないように遮断している。これにより、試薬の蒸発や、他の試薬とのコンタミネーション等を効率的に防止している。
第1の実施形態に係る自動分析装置1においては、図9に示すように、吸引位置110xに対応する位置において、磁場を発生させる磁場発生部130が設けられる。ここで、吸引位置110xに対応する位置とは、試薬吸引ノズル20のノズル部26が、試薬庫100外から試薬庫内100内へと下降され、試薬容器150の開口部151から試薬容器150内へと進入する進入経路上(又はその延長線上)に位置する試薬容器収容部120に対して、鉛直方向に対向する、試薬庫100内における全ての位置のことを意味するものとする。
第1の実施形態に係る自動分析装置1においては、図8及び図9に示すように、磁性体140は、試薬容器収容部120に収容される試薬容器150の周囲のいずれかの位置であって、かかる試薬容器150が吸引位置110xに位置した時に、磁場発生部130が発出する磁場の作用を受けて、移動することができる位置に配される。具体的には、例えば図8及び図9に示すように、試薬容器150の側方に設けられることが好ましい。なお、図8及び図9に示すように、磁性体140は、1つの試薬容器150に対して少なくとも1つ設けられる。
以上の通り説明した第1の実施形態に係る自動分析装置1における、試薬の吸引方法について、以下説明する。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関連する形態の要部の詳細を第2の実施形態として、図11A及び図11Bを参照しつつ、以下説明する。なお、第2の実施形態に係る自動分析装置1は、第1の実施形態に係る自動分析装置1の構成と殆どの部分において共通するため、かかる共通する部分については、図11A及び図11Bにおいて、図8及び図9と同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
図11Aは、本発明の第2の実施形態に係る自動分析装置1の要部であって、試薬容器150の開口部151が閉塞された状態を模式的に示した断面図である。図11Bは、本発明の第2の実施形態に係る自動分析装置1の要部であって、試薬容器150の開口部151が開放された状態を模式的に示した断面図である。言い換えれば、図11Aは、試薬容器150が、吸引位置110xでない位置に位置している場合を示し、図11Bは、試薬容器150が吸引位置110xに位置する場合を示している。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関連する形態の要部の詳細を第3の実施形態として、図12A及び図12Bを参照しつつ、以下説明する。なお、第3の実施形態に係る自動分析装置1は、第1の実施形態に係る自動分析装置1の構成と殆どの部分において共通するため、かかる共通する部分については、図12A及び図12Bにおいて、図8及び図9と同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
第3の実施形態に係る自動分析装置1においては、図12A及び図12Bに示すように、蓋部材160の端部162は、例えば移動路180を形成する板材150tに取り付けられ、かかる端部162を蓋部材160の支点171としている。これにより、蓋部材160は、端部162を中心に動作(回動)することが可能となり、試薬ノズル20(ノズル部26)の試薬容器150の開口部151への進入経路の閉状態から開状態への遷移(図12Aの状態から図12Bの状態への遷移)、又は開状態から閉状態への遷移(図12Bの状態から図12Aの状態への遷移)を実現している。なお、蓋部材160が所定角度(例えば100度)を超えて回動してしまうことのないよう、蓋部材160の端部162には、過回動ストッパ(図示せず)が設けられている。
図12A及び図12Bに示すように、第1の移動路180aは、試薬容器収容部120の底面120bから天井蓋101の方向へと延在し、蓋部材160近傍まで達している。また、第1移動路180aに収容される第1継手部材190は、第1移動路180a内から第2の移動路180bへと延在しており、一端において蓋部材160と当接するように設けられる。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関連する形態の要部の詳細を第4の実施形態として、図13A乃至図15Bを参照しつつ、以下説明する。なお、第4の実施形態に係る自動分析装置1は、第1の実施形態に係る自動分析装置1の構成と多くの部分において共通するため、かかる共通する部分については、図13A乃至図15Bにおいて、図8及び図9と同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
第4の実施形態に係る自動分析装置1においては、図13A乃至図13Dに示すように、蓋部材160は試薬トレイ110、試薬容器アダプタ300、又は試薬容器150に支点171を介して取り付けられる。なお、図13A乃至図13Dにおいては、蓋部材160は、試薬容器アダプタ300に取り付けられており、支点171は、試薬容器150の開口部151の近傍であって、試薬容器アダプタ300の外壁300aの端部301に設けられる。蓋部材160は、支点171を中心に回動することが可能となっており、試薬ノズル20(ノズル部26)の試薬容器150の開口部151への進入経路の閉状態から開状態への遷移(図13Aの状態から図13Bの状態を経由して、図13Cの状態への遷移)、又は開状態から閉状態への遷移(図13Cの状態から図13Dの状態を経由して、最終的には図13Aの状態への遷移)を実現している。なお、蓋部材160における支点171には、前述した過回動ストッパ(図示せず)が設けられていてもよい。
次に、磁場発生部130は、図13A乃至図13Dに示すように、試薬庫100を形成する天井蓋101上に設けられ、試薬容器150の方向に向かって延在している。ここで、磁場発生部130は、図13Cに示すように、吸引位置110xに対応する位置(厳密には、試薬吸引ノズル20の進入経路を妨害しないよう、吸引位置110xに対応する位置から、僅かに天井蓋101の周方向に外れた位置)に設けられると同時に、図13A及び図13Bに示すように、吸引位置110xに対応する位置以外(110yの少なくともいずれかの位置、及び110zの位置)にも設けられる。具体的には、天井蓋101上であって、任意の試薬容器収容部120に対応する(対向する)位置から、吸引位置110xに対応する位置にかけて、断続的に設けられる。例えば、図13Aにおいては、吸引位置110xに対応する位置から所定距離離れた位置(110yの位置)であって、試薬容器収容部120に対向する位置に磁場発生部130が設けられている。次に、図13Bにおいては、天井蓋101上であって、吸引位置110xに対応する位置に隣接する位置(110zの位置)であって、試薬容器収容部120に対向する位置にも磁場発生部130が設けられている。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関連する形態の要部の詳細を第5の実施形態として、図16乃至図18Bを参照しつつ、以下説明する。なお、第5の実施形態に係る自動分析装置1は、第4の実施形態に係る自動分析装置1の構成と殆どの部分において共通するため、かかる共通する部分については、図16乃至図18Bにおいて、図13A乃至図15Bと同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
第5の実施形態に係る自動分析装置1においては、図16に示すように、第4の実施形態において天井蓋101上に設けられた磁場発生部130に加えて、天井蓋101の中心側にも同様に、延在する長さの異なる複数の磁場発生部130が設けられる。この場合において、天井蓋101の中心側に設けられる、延在する長さの異なる複数の磁場発生部130は、図17A及び図17Bに示すように、外周側に設けられる磁場発生部130とは異なり、吸引位置110xに対応する位置に向かって、磁場発生部130の長さが次第に長くなるように、複数の磁場発生部130が設けられている。より詳しくは、図17A及び図17Bに示すように、天井蓋101上に、延在する長さ(高さ)の異なる複数の磁場発生部130が、天井蓋101の外周から所定距離中心側に、階段状且つ略円弧上に設けられている。なお、図17Aにおいては、紙面上方が試薬庫100内であることを付言しておく。
次に、前述の一実施形態に係る自動分析装置1に関連する形態の要部の詳細を第6の実施形態として、図19A乃至図19Cを参照しつつ、以下説明する。なお、第6の実施形態に係る自動分析装置1は、第4の実施形態に係る自動分析装置1の構成と殆どの部分において共通するため、かかる共通する部分については、図19A乃至図19Cにおいて、図13A乃至図15Bと同じ符号を付与し、その詳細な説明は省略する。
20 試薬吸引ノズル
22 軸部
24 アーム部
26 ノズル部
30 検体ラック収容部
40 検体ノズル
100 試薬庫
100b 試薬庫の底面
101 天井蓋
110 試薬トレイ
110x 吸引位置
112 突出部
120 試薬容器収容部
120a 試薬容器収容部の側壁
120b 試薬容器収容部の底面
122 位置決め部
130 磁場発生部
140 磁性体
150 試薬容器
150a 試薬容器の外壁
150x、300x 係合構造
151 試薬容器の開口部
160 蓋部材
180、180a、180b 移動路、第1の移動路、第2の移動路
190 第1継手部材
192 第2継手部材
300 試薬容器アダプタ
300a 試薬容器アダプタの外壁
Claims (12)
- 試薬庫と、
試薬が充填される試薬容器を収容する試薬容器収容部を複数含み、前記試薬が吸引される吸引位置に、前記試薬容器を移動させるために、前記試薬庫内において回動する試薬トレイと、
前記吸引位置において、前記試薬容器の開口部から前記試薬容器内へ進入して、前記試薬を吸引する試薬吸引ノズルと、
前記試薬トレイの下方且つ前記試薬庫の底面上であって、前記吸引位置に対応する位置に設けられる磁場発生部と、
前記試薬容器の周囲のいずれかの位置に配され、少なくとも前記吸引位置において、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動する磁性体と、
前記試薬容器の開口部上方に設けられ、前記試薬吸引ノズルの前記試薬容器内への進入経路を開放又は閉塞するものであって、前記吸引位置においては、前記磁性体が、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動することと連動して、前記進入経路を開状態となるように動作する蓋部材と、
前記試薬トレイ上に設けられ、前記試薬容器に別個に装着され又は前記試薬容器の外壁に設けられる係合構造と係合する位置決め部と、
を具備する自動分析装置。 - 前記係合構造は、前記試薬容器の周囲を覆い、前記試薬容器と前記試薬容器収容部との間に挿入され、且つ、上方に前記蓋部材が配される試薬容器アダプタの外壁に設けられる凸構造である、請求項1に記載の自動分析装置。
- 前記磁性体は、前記試薬容器収容部の側壁と、前記試薬容器の外壁との間に設けられ、前記試薬容器収容部の底面から前記試薬庫の天井蓋の方向へと延在する移動路内に収容され、前記移動路内において、少なくとも鉛直上方又は鉛直下方に移動する、請求項1に記載の自動分析装置。
- 前記試薬容器の外壁又は前記試薬容器アダプタの外壁の少なくとも一部が、前記試薬容器収容部の側壁と、前記試薬容器の外壁との間に設けられ、前記試薬容器収容部の底面から前記試薬庫の天井蓋の方向へと延在する移動路を形成する、請求項2に記載の自動分析装置。
- 前記移動路は、前記試薬容器収容部の底面から前記試薬庫の底面に向かって、さらに下方へと延在する、請求項3又は4に記載の自動分析装置。
- 前記試薬トレイの下面であって、前記試薬容器収容部に対向する位置に、前記試薬トレイの周方向に沿って円環状に延在する突出部が設けられ、
前記磁場発生部は、前記試薬トレイの下方であって、前記突出部の前記試薬トレイの径方向外側及び内側の少なくともいずれか一方に設けられる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の自動分析装置。 - 前記蓋部材の少なくとも一部は、前記試薬トレイ又は前記試薬容器アダプタに取り付けられ、前記蓋部材は、前記蓋部材の少なくとも一部を支点として、前記試薬吸引ノズルの前記試薬容器内への進入経路を閉塞又は開放すべく動作可能に設けられる、請求項2に記載の自動分析装置。
- 前記試薬容器収容部の側壁と、前記試薬容器の外壁との間に設けられ、前記試薬容器収容部の底面から前記試薬庫の天井蓋の方向へと延在する移動路内において前記磁性体が移動することに連動して、前記移動路内において移動可能であって、一端は前記磁性体に連結し、他端は前記蓋部材に当接又は連結する継手部材をさらに具備する、請求項7に記載の自動分析装置。
- 試薬庫と、
試薬が充填される試薬容器を収容する試薬容器収容部を複数含み、前記試薬が吸引される吸引位置に、前記試薬容器を移動させるために、前記試薬庫内において回動する試薬トレイと、
前記吸引位置において、前記試薬容器の開口部から前記試薬容器内へ進入して、前記試薬を吸引する試薬吸引ノズルと、
少なくとも前記吸引位置に対応する位置に設けられる磁場発生部と、
前記試薬容器の周囲のいずれかの位置に配され、少なくとも前記吸引位置において、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動する磁性体と、
前記試薬容器の開口部上方に設けられ、前記試薬吸引ノズルの前記試薬容器内への進入経路を開放又は閉塞するものであって、前記吸引位置においては、前記磁性体が、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動することと連動して、前記進入経路を開状態となるように動作する蓋部材と、
前記試薬トレイ上に設けられ、前記試薬容器に別個に装着され又は前記試薬容器の外壁に設けられる係合構造と係合する位置決め部と、
を具備し、
複数の前記磁場発生部が、前記試薬庫を形成する天井蓋上であって、任意の前記試薬容器収容部に対応する位置から前記吸引位置に対応する位置に向かって、前記天井蓋から前記試薬容器へ延在する長さが順次異なるように略円弧状に設けられ、
前記磁性体が、前記蓋部材上に設けられる、
自動分析装置。 - 試薬庫と、
試薬が充填される試薬容器を収容する試薬容器収容部を複数含み、前記試薬が吸引される吸引位置に、前記試薬容器を移動させるために、前記試薬庫内において回動する試薬トレイと、
前記吸引位置において、前記試薬容器の開口部から前記試薬容器内へ進入して、前記試薬を吸引する試薬吸引ノズルと、
少なくとも前記吸引位置に対応する位置に設けられる磁場発生部と、
前記試薬容器の周囲のいずれかの位置に配され、少なくとも前記吸引位置において、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動する磁性体と、
前記試薬容器の開口部上方に設けられ、前記試薬吸引ノズルの前記試薬容器内への進入経路を開放又は閉塞するものであって、前記吸引位置においては、前記磁性体が、前記磁場発生部の磁場の作用を受けて移動することと連動して、前記進入経路を開状態となるように動作する蓋部材と、
前記試薬トレイ上に設けられ、前記試薬容器に別個に装着され又は前記試薬容器の外壁に設けられる係合構造と係合する位置決め部と、
を具備し、
前記磁場発生部が、前記試薬庫を形成する天井蓋上であって、任意の前記試薬容器収容部に対応する位置から前記吸引位置に対応する位置に向かって、前記天井蓋に対向する距離が変化する傾斜面を有して略円弧状に設けられ、
前記磁性体が、前記蓋部材上に設けられる、
自動分析装置。 - 試薬容器に充填される試薬を吸引する試薬の吸引方法であって、
前記試薬容器に別個に装着され又は前記試薬容器の外壁に設けられる係合構造を、試薬庫内において回動する試薬トレイ上に設けられる位置決め部と係合させつつ、前記試薬トレイ上に設けられる試薬容器収容部内に前記試薬容器を収容するステップと、
前記試薬容器の開口部上方に設けられる蓋部材によって、前記試薬容器の開口部を閉塞させるステップと、
前記試薬が吸引される吸引位置へと、前記試薬容器を移動させるために、前記試薬トレイを回動させるステップと、
少なくとも前記吸引位置に対応する位置に設けられる磁場発生部が発出する磁場に、前記試薬容器の周囲のいずれかの位置に配される磁性体を作用させて、前記磁性体を移動させるステップと、
前記磁性体が前記磁場発生部の作用を受けて移動することと連動して、前記蓋部材が、少なくとも前記吸引位置において、前記試薬容器の開口部を開放させるように動作するステップと、
前記吸引位置において、試薬吸引ノズルが、前記試薬容器の開口部から前記試薬容器内へ進入して、前記試薬を吸引するステップと、
を含み、
前記試薬庫を形成する天井蓋上であって、任意の前記試薬容器収容部に対応する位置から前記吸引位置に対応する位置に向かって、前記天井蓋から前記試薬容器へ延在する長さが順次異なるように、複数の前記磁場発生部が略円弧状に設けられ、
前記磁性体が、前記蓋部材上に設けられ、
複数の前記磁場発生部が発出する磁場に、前記蓋部材上に設けられる前記磁性体を順次作用させて、前記試薬容器の開口部が前記蓋部材によって閉塞される状態を、前記吸引位置に対応する位置に至る前から順次解除するステップをさらに含む、
試薬の吸引方法。 - 試薬容器に充填される試薬を吸引する試薬の吸引方法であって、
前記試薬容器に別個に装着され又は前記試薬容器の外壁に設けられる係合構造を、試薬庫内において回動する試薬トレイ上に設けられる位置決め部と係合させつつ、前記試薬トレイ上に設けられる試薬容器収容部内に前記試薬容器を収容するステップと、
前記試薬容器の開口部上方に設けられる蓋部材によって、前記試薬容器の開口部を閉塞させるステップと、
前記試薬が吸引される吸引位置へと、前記試薬容器を移動させるために、前記試薬トレイを回動させるステップと、
少なくとも前記吸引位置に対応する位置に設けられる磁場発生部が発出する磁場に、前記試薬容器の周囲のいずれかの位置に配される磁性体を作用させて、前記磁性体を移動させるステップと、
前記磁性体が前記磁場発生部の作用を受けて移動することと連動して、前記蓋部材が、少なくとも前記吸引位置において、前記試薬容器の開口部を開放させるように動作するステップと、
前記吸引位置において、試薬吸引ノズルが、前記試薬容器の開口部から前記試薬容器内へ進入して、前記試薬を吸引するステップと、
を含み、
前記試薬庫を形成する天井蓋上であって、任意の前記試薬容器収容部に対応する位置から前記吸引位置に対応する位置に向かって、前記天井蓋に対向する距離が変化する傾斜面を有する前記磁場発生部が略円弧状に設けられ、
前記磁性体が、前記蓋部材上に設けられ、
前記磁場発生部が発出する磁場に、前記蓋部材上に設けられる前記磁性体を作用させて、前記試薬容器の開口部が前記蓋部材によって閉塞される状態を、前記吸引位置に対応する位置に至る前から順次解除するステップをさらに含む、
試薬の吸引方法。
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