JP6924591B2 - 無線通信システムおよび無線通信装置 - Google Patents
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Description
図6と図7は、従来の近距離無線通信を使用した無線通信システムの動作について説明するための図である。
図6と図7の無線通信システムは、一つ以上の指令装置401と、一つ以上の基地局装置402と、複数の移動局装置から構成されている。
移動局装置は指令装置401からの一斉指令受信及び移動局間の個別通信等を行う。移動局装置は操作表示及び音響機能を有するハンドセット装置405,406と移動局本体部403,404が近距離無線通信により制御及び音声信号の通信を行う。
図6は指令装置401からシステム内の移動局装置に対し一斉指令を実施している状態であり、各移動局装置の本体部403,404は基地局装置402からの一斉指令を受信し、受信音声を近距離無線通信でハンドセット装置405,406側へ送信する。
図7は移動局装置403,405と移動局装置404,406が個別通信を行っている状態である。移動局装置の本体部403,404とハンドセット装置405,406は送話及び受話音声を近距離無線通信で送受信する。
図6、図7において、基地局装置402と移動局本体部403,404との間の無線通信は、SCPC(Single Channel Per Carrier)方式、MCA(Multi Channel Access)方式、TDMA(Time Division Multiple Access)方式、FDMA(Frequency Divison Multiple Access)方式、公衆無線回線など種々の無線通信方式が適用され得る。
このように、従来の近距離無線通信を利用した無線通信システムでは、移動局装置の本体部とハンドセット装置との間の近距離無線通信が切断すると、種々の不具合が生じ、ユーザの運用に支障が出ていた。
そこで、本発明は、移動局装置の本体部とハンドセット装置間の近距離無線通信が切断した場合に、ユーザの運用への支障を低減できるようにすることである。
図1〜図5は本発明の一実施例である無線通信システムの動作を説明するための図である。
図1は本発明の一実施例に関わる無線通信システムの無線通信装置の構成を説明するためのブロック図である。
図2は本発明の一実施例に関わる無線通信システムの一斉指令の動作を説明するための図である。
本発明の一実施例の無線通信システム(以下、本無線通信システムという)は、指令装置10、基地局装置20、無線通信装置である移動局装置30−1,30−2(以下、移動局装置30−1,30−2を区別しない場合には移動局装置30とする)で構成されている。
なお、指令装置10と基地局装置20は複数であってもよい。
本体部40は、無線部41、記憶部42、操作部43、表示部44、Bluetooth通信部(近距離無線部)45、制御部46を備えている。
ハンドセット装置50は、Bluetooth通信部(近距離無線部)51、記憶部52、マイク53、スピーカ54、操作部55、表示部56、制御部57を備えている。
記憶部42は、基地局装置20から受信した音声やデータなどの情報や、ユーザが操作部43を介して入力した設定情報などを記憶するものである。
操作部43は、ユーザの操作部であり、電源や音量や各種設定ボタンなどである。
表示部44は、LEDや液晶モニタによって構成されるユーザインタフェースである。
近距離無線部45は、ハンドセット装置50の近距離無線部51と近距離無線通信(ここではBluetooth通信)を行うものである。
記憶部52は、近距離無線部45から受信した音声やデータなどの情報や、ユーザが操作部43を介して入力した設定情報などを記憶するものである。
マイク53は、ユーザの音声入力部であり、スピーカ54は近距離無線部51が受信した音声を出力する出力部である。
操作部55は、ユーザの操作部であり、プレストークスイッチや、各種設定ボタンなどである。
表示部56は、LEDや液晶モニタによって構成されるユーザインタフェースである。
制御部57は、ハンドセット装置50全体を制御するものであり、例えばCPUから構成される。
図2に示すように、移動局装置30−1,30−2は、本体部40とハンドセット装置50が近距離無線通信によるペアリングで動作制御を行っており、無線通信で使用する送話音声の集音はマイク53で行い、受話音声の鳴動はスピーカ54で行う。
このとき、移動局装置30−1の本体部40−1は、指令装置10からの一斉指令を基地局装置20を介して受信すると、近距離無線通信により本体部40−1からハンドセット装置50−1に受信音声信号を送信し、スピーカ54から受信音声が再生される。一方、移動局装置40−2は、近距離無線通信ペアリング切断中であるため、制御部46は基地局装置20から受信した一斉指令の音声信号情報を記憶部42に記憶する。(2)。
図3は本発明の一実施例に関わる無線通信システムの一斉指令時の動作を説明するためのフローチャートである。
一斉指令はすべての移動局装置30に対して送信される音声またはデータ送信であり、指令装置10のユーザが図示しない操作部を操作して一斉指令を指定することにより、基地局装置20から送信される。基地局装置20から送信される無線信号には、制御情報として、指令種別(例えば一斉指令、グループ指令、個別通信、グループ通信等)を示す情報や宛先を示す情報が含まれている。移動局装置30の本体部40の制御部46は、制御情報に基づいて指令種別や自信が受信すべき信号であるか否かを判断する。
ここで、制御部46はペアリング接続中と判定するとS303の処理に進み、切断中と判定するとS304の処理に進む。
制御部46は、S304の処理では記録機能のユーザ設定を判定する。移動局装置30ではユーザによる操作部43または55の操作によって、一斉指令受信時に近距離無線通信ペアリングが切断していた場合に一斉指令を記録するか否かの設定情報を設定可能である。この設定は指令種別に応じて設定可能とすることが好ましい。ここで、ユーザ設定が記録しない設定の場合には制御部46は処理を終了する(S311)。一方、ユーザ設定が録音する設定の場合には、制御部46は無線部41が受信した一斉指令を記憶部42に記録し(S305)、S306の処理に進む。
制御部46は、S310の処理では録音の削除をするか否かを判定し、録音を削除しない場合にはS308の処理に戻り、録音を削除する場合には処理を終了する(S311)。録音を削除するか否かは、ユーザによって予め設定された設定情報に基づくか、あるいは、ハンドセット装置50におけるユーザの操作部55の操作に基づく。
さらに、本実施例では、近距離無線通信の切断時に一斉指令を受信した場合に記憶部42に記憶するか否かを設定することができる。通信種別に応じて設定することにより、大切な情報だけを記憶させることができるのでユーザの利便性が向上する。
図4(A)は、移動局30−1と移動局30−2とが基地局装置20を介して個別通信中に移動局装置30−2の本体部40−2とハンドセット装置50−2との近距離無線通信ペアリングが切断した場合を示している。
個別通信中に移動局装置30−2の本体部40−2とハンドセット装置50−2との近距離無線通信ペアリングが切断すると(1)、本体部40−2の制御部46は近距離無線通信ペアリング切断を検出し(2)、個別通信の呼切断要求を基地局装置20に送信する(3)。これにより、移動局30−1と移動局30−2との個別通信は切断される。
図5において、移動局装置30の本体部40の制御部46は、基地局装置20を介して他の移動局装置30と個別通信中(S321)の場合にはハンドセット装置50との近距離無線通信ペアリング状態を判定し(S322)、接続中の場合にはS322の処理に戻り、切断の場合にはS323の処理に進む。
そして、制御部46は、S324の処理ではハンドセット装置50との近距離無線通信ペアリング状態を判定し、つまり、監視しており、切断中の場合にはS324の処理に戻り、再接続を検出した場合にはS325の処理に進む。
さらに、切断理由を通知するので、相手方はなぜ通信できなくなったかを知ることができる。また、制御部46は所定時間以内であれば、個別通信を再接続するので、ユーザは操作することなく通信を復活させることができ、利便性が向上する。
Claims (5)
- 指令装置と、基地局装置と、本体部とハンドセット装置とを有する無線通信装置とを備えた無線通信システムであって、
前記無線通信装置の前記本体部は、
前記基地局装置と無線通信を行う第1無線部と、
前記ハンドセット装置と無線通信を行う第2無線部と、
前記第2無線部と前記ハンドセット装置との無線回線の切断中に前記第1無線部が前記基地局装置からデータを受信した際に、その無線信号に含まれる指令種別を示す情報に基づく指令種別の判別、及び、前記ハンドセット装置との無線回線の接続状態の判別を行い、ユーザによって予め設定された指令種別であり且つ前記ハンドセット装置との無線回線が切断中である場合に、前記基地局装置から受信したデータを記憶部に記憶する制御部とを備える
ことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1に記載の無線通信システムであって、
前記本体部の前記制御部は、前記ハンドセット装置との無線回線が再接続された場合には、前記第2無線部を介して前記記憶部に前記基地局装置から受信したデータを記憶したことを示す記録情報を前記ハンドセット装置に通知するように構成され、
前記ハンドセット装置は、
前記本体部の前記第2無線部と無線通信を行う第3無線部と、
前記第3無線部を介して前記本体部から前記記録情報を受信すると、その旨を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする無線通信システム。 - 請求項2に記載の無線通信システムであって、
前記ハンドセット装置の前記制御部は、前記本体部の前記記憶部に記憶されたデータを読み出すための操作をユーザから受け付けた場合に、前記第3無線部を介して送信要求信号を前記本体部に送信し、
前記本体部の前記制御部は、前記第2無線部と前記ハンドセット装置との前記無線回線が再接続された後に、前記第2無線部を介して前記ハンドセット装置から前記送信要求信号を受信したことに応じて、前記記憶部に記憶した前記データを、前記第2無線部を介して前記ハンドセット装置に送信することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の無線通信システムであって、
前記予め設定された指令種別は、一斉指令を含むことを特徴とする無線通信システム。 - 本体部とハンドセット装置とを有する無線通信装置であって、
前記本体部は、基地局装置と無線通信を行う第1無線部と、前記ハンドセット装置と無線通信を行う第2無線部とを備え、
前記ハンドセット装置は、前記本体部の前記第2無線部と無線通信を行う第3無線部を備え、
前記本体部は、前記第2無線部と前記第3無線部との無線回線の切断中に前記第1無線部が前記基地局装置からデータを受信した際に、その無線信号に含まれる指令種別を示す情報に基づく指令種別の判別、及び、前記ハンドセット装置との無線回線の接続状態の判別を行い、ユーザによって予め設定された指令種別であり且つ前記ハンドセット装置との無線回線が切断中である場合に、前記基地局装置から受信したデータを記憶部に記憶する制御部を更に備える
ことを特徴とする無線通信装置。
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