JP6921623B2 - 破砕機 - Google Patents

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本発明は、対象物を破砕する破砕機の構成に関する。
従来から、投入された対象物に対し、高速回転する衝撃部材によって衝撃・せん断により破砕し、グレートを通過する程細かくなった対象物を排出する構成の衝撃式破砕機が知られている。特許文献1は、この種の破砕機を開示する。
特許文献1に記載されている破砕設備は、破砕室と、破砕用ロータと、下部グレーチングと、上部グレーチングと、を備える。破砕用ロータは、複数のハンマーを有する。下部グレーチングと上部グレーチングは、例えば、複数箇所の開口部を有する格子状の鋳物で形成されている。
この構成で、破砕室へ投入された破砕対象物は、各ハンマーにより破砕室内で小さく破砕され、下部グレーチングが有する開口部から落下して排出されるか、または、破砕用ロータの回転に伴って、上部グレーチングが有する開口部を通過して排出される。
特開2013−46884号公報
特許文献1のようにグレートを上部と下部に有する破砕機において、上部のグレートから排出される破片は、下部のグレートからの破片と比較して、細長い形状の物が多く含まれ、下流側の工程で詰まりを発生させ易い。従って、破砕機から排出される破片の品質を全体的に向上させる観点から改善が望まれていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その目的は、全体としての処理能力を低下させることなく、排出される破片の品質を向上させ、下流工程での詰まりを発生させにくくすることができる破砕機を提供することにある。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
本発明の観点によれば、以下の構成の破砕機が提供される。即ち、この破砕機は、ロータと、衝撃部材と、第1グレートと、第2グレートと、を備える。前記ロータは、回転する。前記衝撃部材は、前記ロータに配置される。前記第1グレートは、前記ロータの外周面を覆うように円弧面状に配置される。前記第2グレートは、前記第1グレートよりも高い位置に配置される。前記第2グレートが前記ロータの外周面との間に形成する上方空間が、前記第1グレートが前記ロータの外周面との間に形成する破砕空間と比べて広くなっている。前記第1グレートの円弧面のうち前記ロータの回転方向下流側の端部が、前記ロータの回転軸線を含む仮想水平面よりも高くなっている。前記第1グレートの円弧面のうち、前記仮想水平面より高い部分の円弧面に対する中心角が30°以上60°以下である。前記ロータの回転軸線と平行な向きで見たときの前記第2グレートの角度が変更可能である。
これにより、回転する衝撃部材がロータの回転軸線よりも高い位置にあるときも、第1グレートの円弧面において仮想水平面より高くなっている部分との間で、対象物を破砕することができる。この結果、第1グレートから多くの破片を排出することができるので、処理能力の向上及び品質の向上を実現することができる。また、第1グレートからの排出量を増大させつつ、第2グレートから排出される破片の割合を状況に応じて調整することができる。処理能力の増強と、排出される破片の品質の向上と、の両方を良好に実現することができる。
本発明によれば、全体としての処理能力を低下させることなく、排出される破片の品質を向上させ、下流工程での詰まりを発生させにくくすることができる破砕機を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る破砕機の全体的な構成を示す側面模式図。 試験に用いられた破砕機の側面模式図。 下グレートを図2と比較して40°延長した破砕機の側面模式図。 下グレートを図2と比較して60°延長した破砕機の側面模式図。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る破砕機10の全体的な構成を示す側面模式図である。
本実施形態の破砕機10は、例えば廃車、廃家電、産業廃棄物等を処理して再資源化するリサイクルプラントに設置される機械である。この破砕機10は衝撃式の破砕機として構成されており、投入された対象物を衝撃・せん断によって破砕し、小さな破片にすることができる。
本実施形態の破砕機10は、ケーシング1と、下グレート(第1グレート)13と、上グレート(第2グレート)14と、ロータ20と、ハンマ24と、を主として備えている。
ケーシング1は、その内部に対象物を通過可能な経路を形成できるように中空に構成されている。ケーシング1の内部には、下グレート13、上グレート14、ロータ20及びハンマ24が収容される。ケーシング1の側部には斜め上向きに開放された投入口2が形成されており、外部から投入口2を介して対象物を破砕機10の内部に投入することができる。
ロータ20は、ケーシング1に形成された破砕室1bに配置され、水平な軸を中心として回転可能に支持されている。このロータ20は、高速回転して対象物に打撃(衝撃)を与えて破砕する複数のハンマ(衝撃部材、打撃部材)24を外周部に備えている。このハンマ24は、回転可能に支持されている。
下グレート13は、ロータ20の回転軸線を中心とする円弧面状に構成されており、ロータ20の下方に配置される。ケーシング1の内部において、円弧面状の下グレート13の外側には、破砕済みの対象物(破片)を排出するための排出室1cが形成されている。
下グレート13には、貫通状に形成された多数の通過孔が格子状に配置されている。下グレート13は破砕室1bと排出室1cとを区画するように配置され、破砕室1bと排出室1cとの間は、前記通過孔を通じて接続されている。
ロータ20の軸線方向で見たときに、下グレート13は図1に示すように、ロータ20から突出した状態のハンマ24の先端部が通過する軌跡に対して、小さな隙間を形成するように配置されている。従って、ロータ20の外周面と下グレート13の間には円弧状の破砕空間31が形成され、この破砕空間31をハンマ24が通過することになる。この破砕空間31の上流端は、前述の供給空間1aと接続されている。
この構成で、供給空間1aにある対象物は破砕室1bの入口(具体的には、破砕空間31の端部)に送られ、ロータ20とともに回転するハンマ24によって砕かれながら、破砕空間31に沿って移動する。対象物が破砕されて所定の大きさ以下となった破片は、下グレート13の通過孔を通過して排出室1cに至る。排出室1cの破片は、ケーシング1の下面に形成された排出口5から落ちるように外部に出て、破砕機10の下方に設置された図略のコンベヤ又は振動フィーダの上に落下し、選別等の下流の工程へ搬送される。
上グレート14は、ロータ20の上方に配置される。具体的に説明すると、ロータ20の上方には、下方に形成された破砕空間31よりも相対的に広い空間である上方空間32が設けられ、この上方空間32にある程度の量の破片を留まらせることができる。これにより、破砕室1bに大量の対象物が投入された場合でも、この上方空間32を通じて破片をロータ20の周方向で分散させることにより、ロータ20に加わる負荷の変動を抑制することができる。上グレート14は、この上方空間32の上部と、排出室1cと、を仕切るように配置されている。
上グレート14には、前述した下グレート13と同様に、貫通状に形成された多数の通過孔が格子状に配置されている。上方空間32において、ロータ20の回転によって跳ね上げられて上グレート14の通過孔を通過できた破片は、排出室1cに至って落下し、下グレート13を通過した破片と合流して下流の工程へ搬送される。一方、通過孔を通過できなかった対象物は、上方空間32の壁等で跳ね返りつつ、再度、高速回転するハンマ24により破砕され、破砕空間31の上流端に戻される。
なお、上グレート14は、ケーシング1に支持された回転可能な軸15に固定されている。従って、この軸15を中心として上グレート14の角度を変更することで、上グレート14に対する破片の通過し易さを調整することができる。
ところで、このような上グレート14を通過して排出される破片は、下グレート13を通過して排出される破片と比較して、細長い形状のものが多くなる傾向がある。これは以下の理由による。即ち、破片が、その長手方向の長さがグレートの通過孔の大きさよりも長くなるような細長い形状を有しているにもかかわらず当該グレートから排出されるには、当該破片が、その長手方向をグレートの通過孔の方向に向けつつ当該通過孔に沿って通り抜ける必要がある。この点、下グレート13がロータ20の外周面との間に形成する破砕空間31は狭く、この部分では、細長い破片が下グレート13の通過孔を通り抜けるような向きになりにくい。一方、上グレート14がロータ20の外周面との間に形成する上方空間32は上記の破砕空間31と比べて広いため、細長い破片が上グレート14の通過孔を通り抜けるような向きになり易い。
このような細長い形状の破片は、下流の工程において引っ掛かり及び詰まり等の原因となり易く、操業安定性の低下に繋がるため、低品質とみなされることが多い。上グレート14の角度の変更によって、破片が当該上グレート14を通過しにくくなるように調整する余地もあるが、それでも、処理能力と品質のバランスを良好に保つことは難しい。上グレート14の通過孔を覆うように図略のカバーを取り付けて閉鎖することもできるが、この場合、破砕機10の処理能力の小さくない低下を招いてしまう。
そこで、本実施形態の破砕機10においては、下グレート13が、ロータ20の軸線を含む仮想水平面P1よりも上側に突出した円弧状の部分(延長部13x)を有するように構成されている。この延長部13xの円弧中心は、仮想水平面P1より下側の部分の円弧中心と同様に、ロータ20の軸線と一致する。また、延長部13xの円弧半径は、仮想水平面P1より下側の部分の円弧半径と等しい。
このように構成することで、円弧状の破砕空間31が実質的に延長されるので、下グレート13とハンマ24の間で対象物が良く破砕され、また、下グレート13の通過孔から排出される破片を増やすことができる。更に、下グレート13から排出される破片の全体に占める割合を増加させることにより、破砕機10から排出される破片の品質を向上させることができる。
ところで、上グレート14からの排出効率を増加させる観点で考えれば、下からのハンマ24の打撃によって上向きに飛散する破片が、他の構成によって遮られずに上グレート14に円滑に到達することが好ましい。このことから、上グレート14を有する破砕機においては、当該上グレート14を、ハンマ24の回転軌跡の接線が実質的に鉛直上向きとなる地点Qのほぼ真上を覆うように配置するとともに、前記の地点Qから上グレート14を良好に見通せるように、下グレート13が有する円弧面の最上端の高さは、当該地点Qまで、言い換えれば、ハンマ24の回転軌跡の中心(ロータ20の軸線)を含む仮想水平面P1までとするのが従来の常識であった。
また、図1のように下グレート13を円弧状に延長すると、上グレート14の近傍の空間が狭くなって、異物排出ゲート等の設置等が困難となるため、このような構成は従来では非実用的と考えられていた。
一方、本願発明者は、上記の技術慣行に囚われることなく鋭意研究を重ねたところ、ロータ20の回転軸線の高さを上回る高さまで図1のように下グレート13を円弧状に延長すると、破砕機10の処理能力の向上及び品質の向上の観点からかえって有効であることを、試験等を行うことにより突き止めた。
以下、この試験について説明する。即ち、従来の破砕機において、ロータの回転方向下流側における下グレートの端部の高さは、ロータの回転軸線を含む仮想水平面の高さ以下であった。そこで、本願発明者は、破砕機の処理能力を向上させ、また、細長い破片を減らすことができる構成として、下グレートを上側へ延長することを検討した。
本願発明者は、先ず、従来技術に相当する構成として、図2に示す破砕機10pを用意した。この破砕機10pにおいて、ロータ20の下面を覆う円弧面状の下グレート13は、図1に示す破砕機10と比較して、ロータ20の回転方向下流側における端部が、ロータ20の回転軸線と同じ高さである構成となっている。なお、この破砕機10pの説明においては、図1の破砕機10と同一又は類似の部材には図面に同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
下グレート13には前述の通過孔が格子状に配置されているが、図2の破砕機10pでは、ロータ20の軸線方向に複数並ぶ通過孔の列が、円弧の周方向で8つ配置されている。試験では、この8つの列を、回転方向上流側の2つの列の群A、中央の3つの列の群B、下流側の3つの列の群Cに区分し、破砕機10pにサンプルを投入して破砕させたときに各群から排出される量の割合を調べた。このとき、上グレート14の角度は、水平となるように設定した。
図2に示す従来の構成の破砕機10pでは、下グレート13から排出される破片のうち、通過孔の列の群Aからの排出量が22.8%(2列の合計)、群Bが40.8%(3列の合計)、群Cが36.4%(3列の合計)となった。また、全ての破片のうち下グレート13からの破片が占める割合は55.7%、上グレート14からの破片が占める割合は44.3%であった。
次に、図3に示すように、下グレート13の端部を円弧状に延長した破砕機10qを用意した。図3の構成は、従来の構成(図2)の下グレート13の円弧面の中心角を、ロータ20の回転方向下流側へ拡大したものに相当する。図3の破砕機10qにおいて、ロータ20の回転軸線を含む仮想水平面P1から下グレート13が上方に延びている円弧状の部分(延長部13x)の長さは、中心角に換算して40°とした。そして、この40°の部分に形成される通過孔の2つの列を、群Dに区分した。
図3に示す破砕機10qを用いて上述と同等の条件で破砕を行ったところ、下グレート13から排出される破片のうち、通過孔の列の群Aからの排出量が19.4%(2列の合計)、群Bが35.4%(3列の合計)、群Cが30.0%(3列の合計)、群Dが15.2%(2列の合計)となった。また、全ての破片のうち下グレート13からの破片が占める割合は61.5%、上グレート14からの破片が占める割合は38.5%であった。
群Dからの排出量を1列あたりに換算すると7.6%となり、他の群(1列あたり11%〜13%)と比較して高いとはいえない。これは、群Dの通過孔は他と違って斜め上方を向いていること等が原因と考えることができる。それでも、群A〜Cの部分では十分に小さくならなかった破片が群Dの部分で小さくなったから群Dで排出されると考えると、全ての群を総合すれば、下グレート13から排出される破片の量が、図2の破砕機10pに比べて良好に増大したということができる。また、下グレート13からの排出量が増大した分、上グレート14からの排出量の割合が低下しており、これは、細長い破片が少なくなって品質が向上したことを示している。
次に、図4に示すように、図3の構成よりも下グレート13の端部を更に円弧状に延長した破砕機10rを用意した。ロータ20の回転軸線を含む仮想水平面P1から下グレート13が上方に延びている円弧状の部分(延長部13x)の長さは、中心角に換算して60°とした(言い換えれば、図3の場合よりも更に20°延長した)。そして、この60°の部分に形成される通過孔の3つの列を、群D’に区分した。
図4に示す破砕機10rでは、下グレート13から排出される破片のうち、通過孔の列の群Aからの排出量が20.2%(2列の合計)、群Bが32.4%(3列の合計)、群Cが30.3%(3列の合計)、群D’が17.1%(3列の合計)となった。また、全ての破片のうち下グレート13からの破片が占める割合は63.9%、上グレート14からの破片が占める割合は36.1%であった。
群D’において1列あたりに換算した排出量は5.7%であり、図3の群Dと比較しても小さくなっているが、全ての群を総合すれば、下グレート13から排出される破片の量が、図2の破砕機10pに比べて増大したということができる。また、下グレート13からの排出量の割合が増大し、下グレート13からの排出量の割合が減少していることがわかる。
以上により、下グレート13の端部がロータ20の回転軸線を含む仮想水平面P1より上方へ円弧状に突出する構成とすると、処理能力を増強できるとともに、排出される破片の品質を全体的に高めることができるという知見が得られた。また、付随して行われた他の実験の結果も総合すると、この円弧状の延長部13xの長さは、中心角に換算して10°以上80°以下、好ましくは20°以上70°以下、より好ましくは30°以上60°以下にすることが良いことが確かめられた。
以上に説明したように、破砕機10は、ロータ20と、ハンマ24と、下グレート13と、上グレート14と、を備える。ロータ20は、回転する。ハンマ24は、ロータ20に配置される。下グレート13は、ロータ20の外周面を覆うように円弧面状に配置される。上グレート14は、下グレート13よりも高い位置に配置される。下グレート13の円弧面のうちロータ20の回転方向下流側の端部が、ロータ20の軸線を含む仮想水平面P1よりも高くなっている。
これにより、回転するハンマ24がロータ20の回転軸線よりも高い位置にあるときも、下グレート13の円弧面において仮想水平面P1より高くなっている部分(延長部13x)との間で、対象物を破砕することができる。この結果、下グレート13から多くの破片を排出することができるので、処理能力の向上及び品質の向上を実現することができる。
また、図3に示す破砕機10qにおいて、下グレート13の円弧面のうち、前記仮想水平面P1より高い部分に対する中心角が30°以上60°以下である。
これにより、処理能力の増強と、排出される破片の品質の向上と、の両方を良好に実現することができる。
また、図3に示す破砕機10qにおいて、ロータ20の軸線と平行な向きで見たときの上グレート14の角度を変更可能である。
これにより、下グレート13からの排出量を増大させつつ、上グレート14から排出される破片の割合を状況に応じて調整することができる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明したが、上記の構成は例えば以下のように変更することができる。
下グレート13は、延長部13xも含めて一体的に形成されても良いし、分割して構成したものを互いに接合しても良い。例えば、仮想水平面P1より上側の部分(延長部13x)と、下側の部分と、を別の部品として構成しても良い。また、例えば、櫛歯状に構成された細長い部品(グレートバー)を円弧状に多数並べて配置して下グレート13の円弧面の部分とし、上記の櫛歯状の部分が前記通過孔となるように構成しても良い。
ロータ20の大きさ、ハンマ24の数、破砕室1bの形状、下グレート13の円弧面の半径、下グレート13及び上グレート14に形成される通過孔の形状及び数等は、要求される処理能力、対象物の性状等に応じて適宜変更することができる。
上グレート14の角度は、上記のように変更可能とすることに代えて、変更不能に構成されても良い。
10 破砕機
13 下グレート(第1グレート)
14 上グレート(第2グレート)
20 ロータ
24 ハンマ(衝撃部材)
P1 仮想水平面

Claims (1)

  1. 回転するロータと、
    前記ロータに配置される衝撃部材と、
    前記ロータの外周面を覆うように円弧面状に配置される第1グレートと、
    前記第1グレートよりも高い位置に配置される第2グレートと、
    を備え、
    前記第2グレートが前記ロータの外周面との間に形成する上方空間が、前記第1グレートが前記ロータの外周面との間に形成する破砕空間と比べて広く、
    前記第1グレートの円弧面のうち前記ロータの回転方向下流側の端部が、前記ロータの回転軸線を含む仮想水平面よりも高くなっており、かつ、前記第1グレートの円弧面のうち、前記仮想水平面より高い部分の円弧面に対する中心角が30°以上60°以下であり、
    前記ロータの回転軸線と平行な向きで見たときの前記第2グレートの角度が変更可能であることを特徴とする破砕機。
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