JP6921489B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ等のカラー画像を形成する画像形成装置に関する。
画像形成装置は、例えば、色毎に設けられる複数の感光体及び中間転写体を備える。このような画像形成装置は、複数の感光体に異なる色のトナー像を形成して、各色のトナー像を感光体から中間転写体に重なるように転写(一次転写)する。中間転写体は、一次転写されたトナー像を用紙等のシート上に転写(二次転写)する。このようにして画像形成装置は、シート上に画像を形成する。画像形成装置は、一次転写及び二次転写において各色のトナー像の転写位置にずれが生じないように構成される。しかし、部品公差、組み立て公差、及び画像形成時の装置内の昇温による部品の位置変動により、中間転写体上及びシート上のトナー像の転写位置にずれが生じることがある。この現象は「色ずれ」とよばれる。画像形成装置は、形成する画像の品位を保つために、装置内で色ずれを検出して補正する処理(色ずれ補正処理)を行う。
色ずれ補正処理では、例えば各感光体、中間転写体、シートを搬送する搬送ベルト、及びシートのいずれかに、色毎に、トナー像(画像)の位置を検出するための位置検出用画像が形成される。色ずれ補正処理では、位置検出用画像の形成位置を検出することで色間の間隔のずれ(色ずれ量)を算出し、これに応じて各色の画像の形成位置を補正する。
位置検出用画像は、例えば反射型フォトセンサにより形成位置が検出される。反射型フォトセンサは、発光部及び受光部を備える。例えば中間転写体に形成された位置検出用画像を検出する場合、発光部は、中間転写体上を照射する。中間転写体は、発光部により照射された光を反射する。受光部は、中間転写体による反射光(例えば拡散反射光)を受光する。中間転写体の位置検出用画像が形成された位置と、形成されていない位置とでは光の反射率が異なるために、受光部は、位置検出用画像の有無により異なる反射光量を受光する。受光部は、受光した反射光量に応じた値のアナログの電気信号であるアナログ信号を出力する。
中間転写体の位置検出用画像が形成されていない位置の反射率が、形成されている位置の反射率よりも低い場合のアナログ信号の波形について説明する。通常、中間転写体は、一次転写が行われる位置から二次転写が行われる位置までトナー像を搬送するために回転する。反射型フォトセンサは、回転中の中間転写体から位置検出用画像(トナー像)を検出する。位置検出用画像は、反射型フォトセンサの検出領域に、中間転写体の回転に応じて侵入した後に離脱する。そのために受光部が受光する反射光の光量は、徐々に増加した後に徐々に減少する。これにより受光部から出力されるアナログ信号は、凸型の波形になる。位置検出用画像が反射型フォトセンサの検出領域を100%のフィル率で占めたときのアナログ信号の値がピーク値(最大値)となる。
アナログ信号は、中間転写体のトナー像が形成される面の反射率が均一であり、反射型フォトセンサの部品公差がなく、位置検出用画像の形状が理想的な場合に、三角波形になる。しかしながら、現実には、中間転写体のトナー像が形成される面の形状変化、反射型フォトセンサの部品公差、位置検出用画像の不均一性等の理由により、アナログ信号は、歪んだ三角波形になる。
位置検出用画像の測定結果から色ずれ量を算出する場合、反射型フォトセンサは、各色(イエロー、マゼンタ、シアン)の位置検出用画像を中間転写体の回転に応じて、連続して検出する。反射型フォトセンサの受光部から出力される各色の画像の位置を表すアナログ信号は、コンパレータにより所定の閾値で二値化(二値化信号)される。二値化信号のローからハイへの切り替わりエッジとハイからローへの切り替わりエッジとの間の重心位置が、位置検出用画像の形成位置となる。各色の重心位置の距離により、色ずれ量が算出される。
アナログ信号に歪みが生じる場合、二値化信号のエッジ間の重心位置は、歪みが生じていない場合の重心位置に対して誤差(ずれ)を持つ。色ずれ量が各色の重心位置の距離により算出されるために、各色の重心位置が持つ誤差が同じであれば、色ずれ量の算出時に誤差が打ち消されて正しい色ずれ量が算出される。アナログ信号の歪みの要因の多くは、各色のアナログ信号の波形に等しく影響するために、通常、各色の重心位置の誤差は同等になる。そのためにアナログ信号のピーク値が合うように、位置検出用画像を形成するための画像データを色毎に予め設定する画像形成装置が知られている(特許文献1)。この画像形成装置は、各色の位置検出用画像を検出することで生成されるアナログ信号の重心位置の色毎の検出誤差が等しいために、色ずれ量の誤差を低減することができる。
特開2001−222146号公報
しかしながら、予めピーク値が合うように設定された画像データに基づいて位置検出用画像を形成しても、実際に測定した各色の位置検出用画像のピーク値が異なる可能性がある。これは、温度や湿度などの環境条件の変化や現像剤の劣化によって、画像形成装置の濃度特性が変化するためである。
例えば、特許文献1に記載の画像形成装置は、ブラックの位置検出用画像によるアナログ信号の波形のピーク値と他の色の位置検出用画像によるアナログ信号の波形のピーク値とが等しくなるように、画像データが設定されている。画像形成装置の濃度特性が変化した場合、予め設定された画像データに基づいて形成されたブラックの位置検出用画像によるアナログ信号の波形のピーク値と、他の色の位置検出用画像のアナログ信号の波形のピーク値との関係が変化する場合がある。この場合、各色の位置検出用画像によるアナログ信号の波形のピーク値が異なってしまい、高精度な色ずれ量の検出が困難になる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、濃度特性が変化した場合であっても色ずれ量を高精度に検出可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、第1色の画像を形成する第1画像形成部と、前記第1色とは異なる第2色の画像を形成する第2画像形成部とを有し、画像を形成する画像形成手段と、前記第1色の画像と前記第2色の画像とを担持する像担持体と、前記像担持体に担持された前記第1色の画像と前記第2色の画像とをシートに転写する転写手段と、前記像担持体に担持された測定用画像からの乱反射光を受光する受光手段を有し、当該受光手段の受光結果に応じた出力値を出力する出力手段と、前記画像形成手段に、前記第1色の第1測定用画像と前記第2色の第1測定用画像とを含む第1パターン画像を形成させ、前記第1パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値を取得し、前記第1パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力値に基づいてターゲット色を選択する選択手段と、測定用画像データを、前記ターゲット色の第1測定用画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値と、前記ターゲット色と異なる他の色の第1測定用画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値とに基づいて生成する生成手段と、前記画像形成手段に、前記測定用画像データに基づいて前記第1色の第2測定用画像と前記第2色の第2測定用画像とを含む第2パターン画像を形成させ、前記第2パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値を取得し、前記第2パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力値に基づいて、前記第1画像形成部により形成される画像と前記第2画像形成部により形成される画像との色ずれを制御する制御手段と、を有し、前記生成手段は、前記第1色の前記第2測定用画像に対応する前記出力手段の出力値のピーク値と、前記第2色の前記第2測定用画像に対応する前記出力手段の出力値のピーク値とが同じになるように前記測定用画像データを生成することを特徴とする。
本発明によれば、濃度ターゲットに対応するように形成された各色の位置検出用画像に基づいて画像の形成位置を補正するために、濃度特性が変化した場合であっても色ずれ量を高精度に検出可能である。
画像形成装置の構成図。 (a)〜(c)は濃度センサの説明図。 画像読取装置の構成図。 画像形成装置の制御系統の説明図。 位置検出用画像の例示図。 アナログ信号の説明図。 (a)、(b)は位置検出用画像の測定結果の説明図。 画像データを各画像形成部に送信するタイミングを表すタイミングチャート。 位置検出用画像の測定結果の説明図。 (a)〜(c)はアナログ信号の波高値の色ずれ量への影響の説明図。 濃度補正用画像の説明図。 濃度デジタル信号の例示図。 画像濃度補正処理を表すフローチャート。 濃度ターゲットに対してプロットされた濃度の説明図。 自動階調補正処理を表すフローチャート。 作像条件用画像の例示図。 露光量と濃度との関係を表す図。 階調補正用画像の例示図。 自動階調補正処理を表すフローチャート。 濃度ターゲットの比較図。 (a)、(b)は色ずれ補正処理を含む画像形成処理を表すフローチャート。
以下、実施の形態を図面を参照しつつ詳細に説明する。
(全体構成)
図1は、本実施形態の画像形成装置の構成図である。画像形成装置10は、操作装置20及び画像読取装置30に接続される。操作装置20は、各種入力キー、テンキー等の入力装置及びディスプレイ等の出力装置を備えるユーザインタフェースである。ディスプレイは、タッチパネルディスプレイであってもよい。ユーザは、操作装置20により画像形成装置10に対して各種設定、ジョブの指示等を入力することができる。ディスプレイには、設定や指示を入力する際の画面等が表示される。画像読取装置30は、リーダ部200を内蔵するスキャナユニット100を備える。画像読取装置30は、リーダ部200により原稿の画像を読み取り、読み取った結果を表す画像データを生成する。画像形成装置10は、外部装置との間で通信を行う通信機構を備える。通信機構は、LAN(Local Area Network)等のネットワークや公衆通信網による通信が可能である。画像形成装置10は、画像読取装置30で生成された画像データや通信機構を介して外部装置から取得した画像データに応じて画像形成処理を行う。
(画像形成装置)
画像形成装置10は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像を形成するために、各色に対応する画像形成部101Y、101M、101C、101Kを備える。符号末尾のY、M、C、Kは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックを表す。以降、色を区別する必要がない場合には、Y、M、C、Kを符号末尾に付さずに説明する。他の色毎に設けられる構成部材についても同様である。画像形成装置10は、この他に、中間転写ベルト104、定着器107、及び用紙等のシートを搬送するための搬送機構を備える。
画像形成部101は、像担持体である感光ドラム102及び露光器103を備える。感光ドラム102Y、102M、102C、102Kは、中間転写ベルト104に沿って所定の間隔で配置される。感光ドラム102は、表面が一様に帯電された後に露光器103によりレーザ光を照射されることで、画像データに応じた静電潜像が形成される。静電潜像は、現像器により現像される。これにより感光ドラム102に画像データに応じたトナー像が形成される。感光ドラム102Yにはイエローのトナー像が形成される。感光ドラム102Mにはマゼンタのトナー像が形成される。感光ドラム102Cにはシアンのトナー像が形成される。感光ドラム102Kにはブラックのトナー像が形成される。露光器103は、階調補正テーブルにより階調補正された画像データに基づくレーザ駆動信号により、出射するレーザ光が駆動制御される。画像データは色毎に用意されており、露光器103は、対応する色の画像データに基づくレーザ駆動信号に応じて駆動制御される。
各画像形成部101Y〜101Kに対応して、中間転写ベルト104を挟む位置に、一次転写部105Y〜105Kが設けられる。各感光ドラム102Y、102M、102C、102Kに形成されたトナー像は、対応する一次転写部105Y、105M、105C、105Kにより、順次重なるように、中間転写ベルト104に一次転写される。これにより中間転写ベルト104にフルカラーの色画像(トナー像)が形成される。中間転写ベルト104は、像担持体であり、駆動ローラに架け渡されて回転駆動される。中間転写ベルト104は、トナー像が一次転写される側で、画像形成部101Yから画像形成部101Kの方向に回転駆動される。中間転写ベルト104の回転により、トナー像が二次転写部106に搬送される。
シートは、給紙トレイ110a、110bに収容される。シートは、給紙トレイ110a、110bから1枚ずつ給紙されて、レジストローラ111へ搬送される。レジストローラ111は、シートの斜行等を補正し、中間転写ベルト104によりトナー像が二次転写部106に搬送されるタイミングに合わせて、シートを二次転写部106に搬送する。二次転写部106は、中間転写ベルト104に形成されたトナー像を、搬送されてきたシートに二次転写する。二次転写後に中間転写ベルト104に残留するトナーは、ベルトクリーナ108により除去される。
トナー像が転写されたシートは、定着器107に搬送される。定着器107は、シートに転写されたトナー像を加熱及び加圧することで、シートに定着させる。これによりシートへの画像形成が終了する。画像が形成されたシートは、排紙ローラ112により画像形成装置10外に排出される。
画像形成装置10は、中間転写ベルト104に形成されたトナー像の濃度を測定する複数の濃度センサ109a、109b、109c、109dを備える。そのために濃度センサ109a、109b、109c、109dは、中間転写ベルト104の移動方向(回転方向)で画像形成部101Kの下流側に設けられる。濃度センサ109a、109b、109c、109dは、中間転写ベルト104の移動方向(回転方向)に直交する方向に、検出領域が重ならないように配置される。濃度センサ109dは、後述の画像濃度補正時に用いられ、濃度センサ109a、109b、109cは、後述の色ずれ補正時に用いられる。画像形成装置10は、装置内の温度を検出する温度センサ130及び装置内の湿度を検出する湿度センサ131を備える。
(濃度センサ)
濃度センサ109a、109b、109c、109dは、同じ構成のフォトセンサである。図2は濃度センサ109a、109b、109c、109dの説明図である。以下、濃度センサを区別しない場合には、濃度センサ109と記載する。
図2(a)は、濃度センサ109の構成図である。濃度センサ109は、発光部120及び受光部121を備える。発光部120は、中間転写ベルト104上を照射する。中間転写ベルト104は、発光部120により照射された光を反射する。受光部121は、中間転写ベルト104による反射光(例えば拡散反射光)を受光する。受光部121は、発光部120から中間転写ベルト104に照射される光の拡散反射光を受光可能なように、発光部120からの光の入射角と反射角とが等しくならない位置に配置される。中間転写ベルト104のトナー像122が形成された位置と、形成されていない位置とでは光の反射率が異なる。そのために受光部121は、トナー像122の有無により異なる光量の反射光を受光する。受光部121は、受光した反射光量に応じた値を表すアナログの電気信号であるアナログ信号(出力値)を出力する。
濃度センサ109は、回転中の中間転写ベルトからトナー像122を検出する。トナー像122は、濃度センサ109の検出領域123に、中間転写ベルト104の回転に応じて侵入した後に離脱する。そのために受光部121が受光する反射光の光量は、徐々に増加した後に徐々に減少する。これにより受光部121から出力されるアナログ信号は、三角波形になる。図2(b)は、このようなアナログ信号124の波形例示図である。トナー像122が濃度センサ109の検出領域123を100%のフィル率で占めたときのアナログ信号の値がピーク値(最大値)となる。
図2(b)は、中間転写ベルト104のトナー像122が形成される面の反射率が均一であり、濃度センサ109の部品公差がなく、トナー像122の形状が理想的な場合のアナログ信号124の波形である。しかしながら、現実には、中間転写ベルト104のトナー像122が形成される面の形状変化、濃度センサ109の部品公差、トナー像122の不均一性等の理由により、アナログ信号は、歪んだ三角波形になる。図2(c)は、このようなアナログ信号125の波形例示図である。
(画像読取装置)
図3は、画像読取装置30の構成図である。画像読取装置30は、原稿Gが載置される原稿台202、光源203、光学系204、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ205、及びリーダ画像処理部208を備える。光源203、光学系204、及びCCDイメージセンサ205は、リーダ部200を構成する。光源203は、原稿台202に載置された原稿Gに光を照射する。原稿Gは、照射された光を反射する。原稿Gによる反射光は、光学系204を介してCCDイメージセンサ205の受光面上に結像する。CCDイメージセンサ205は、反射光量に応じたアナログ信号である読取信号をリーダ画像処理部208に送信する。読取信号は原稿Gの画像を表す。
リーダ部200は、図中矢印R203方向に移動する。これにより、CCDイメージセンサ205は、原稿Gの全面の画像についての読取信号をリーダ画像処理部208に送信する。リーダ画像処理部208は、CCDイメージセンサ205から取得した読取信号を画像処理することで、原稿Gの全面の画像を表すデジタル信号である画像データを生成する。リーダ画像処理部208は、生成した画像データを画像形成装置10に送信する。また、リーダ画像処理部208は、読取信号により、原稿Gに形成された画像の濃度値を取得する。つまり画像読取装置30は、原稿Gに形成された画像の濃度を測定する濃度測定装置としても機能する。
(制御系統)
図4は、画像形成装置10の制御系統の説明図である。この制御系統は、画像形成装置10における色ずれ補正及び画像濃度補正を実行するための構成を表しており、画像形成処理時の他の動作制御のための構成は省略している。制御系統は画像形成装置10に内蔵される。
制御系統は、CPU(Central Processing unit)401、メモリ402、コンパレータ403、A/Dコンバータ404、及びプリンタ制御部406を備える。CPU401は、カウンタ405を有する。CPU401は、メモリ402、コンパレータ403、A/Dコンバータ404、プリンタ制御部406、画像形成部101Y、101M、101C、101K、及び操作装置20に接続される。コンパレータ403及びA/Dコンバータ404は、濃度センサ109から、トナー像の濃度の測定結果であるアナログ信号を取得する。
CPU401は、メモリ402に格納されるコンピュータプログラムを読み出して実行することで、画像形成装置10の動作を制御する。CPU401は、操作装置20から入力される各種設定や指示に応じて画像形成装置10の動作を制御する。本実施形態では、CPU401は、色ずれ補正及び画像濃度補正を行う。メモリ402は、各所の測定用画像となる測定用画像データを格納する。
コンパレータ403は、濃度センサ109から取得するアナログ信号を、所定の閾値と比較することで二値化して、二値化信号に生成する。コンパレータ403の処理の詳細は後述する。コンパレータ403は、生成した二値化信号をCPU401に送信する。A/Dコンバータ404は、濃度センサ109から取得するアナログ信号を量子化してデジタル信号(濃度デジタル信号)を生成する。A/Dコンバータ404は、生成した濃度デジタル信号をCPU401に送信する。
CPU401は、カウンタ405により、コンパレータ403がハイレベルのデジタル信号を出力する期間をカウントする。カウント値は、メモリ402に保存される。そして、CPU401はハイレベルのデジタル信号の中間時点と他のハイレベルのデジタル信号の中間時点との時間間隔を取得する。CPU401は、ハイレベルのデジタル信号の中間時点と他のハイレベルのデジタル信号の中間時点との時間間隔に基づいて、各色のトナー像の位置関係を検出する。CPU401は、検出した位置関係に基づいて各色のトナー像の位置ずれ量(色ずれ量)を検出する。また、CPU401は、A/Dコンバータ404から取得する濃度デジタル信号に応じてトナー像の濃度を検出する。CPU401は、検出した色ずれ量に基づいて色ずれ補正を行い、検出したトナー濃度に基づいて画像濃度補正を行う。CPU401は、各画像形成部101Y、101M、101C、101Kへ、色ずれ補正及び画像濃度補正のための制御信号を送信する。
(色ずれ補正)
各画像形成部101Y、101M、101C、101Kから中間転写ベルト104に転写される各色のトナー像間に生じる相対的な位置のずれである色ずれについて説明する。上述の通り、各感光ドラム102Y、102M、102C、102Kには、対応する色のトナー像が形成される。各感光ドラム102Y、102M、102C、102Kに形成されたトナー像が中間転写ベルト104に転写されることで、中間転写ベルト104にカラー画像が形成される。このとき各感光ドラム102Y、102M、102C、102Kから中間転写ベルト104への転写位置のずれが色ずれとなる。色ずれが生じると、本来形成されるはずの画像と、実際に形成された画像とに色味の相違が発生する。これは最終的にシートに形成される画像の画質低下の原因になる。
画像形成装置10は、電源の投入時、待機状態からの復帰時、所定の枚数(累積枚数)のシートへの画像形成時に、所定のタイミングで、色ずれ補正用のトナー像である各色の位置検出用画像を中間転写ベルト104に形成する。画像形成装置10は、この位置検出用画像の測定結果に基づいて、各色のトナー像の相対的な位置ずれを補正(色ずれ補正)する。
図5は、中間転写ベルト104上に形成された位置検出用画像の例示図である。この位置検出用画像は、イエローの位置検出用画像301、マゼンタの位置検出用画像302、シアンの位置検出用画像303、及びブラックの位置検出用画像である複合トナーパターン304を含む。イエローの位置検出用画像301は、イエローのトナー像の形成位置を検出するためのトナー像である。マゼンタの位置検出用画像302は、マゼンタのトナー像の形成位置を検出するためのトナー像である。シアンの位置検出用画像303は、シアンのトナー像の形成位置を検出するためのトナー像である。複合トナーパターン304は、ブラックのトナー像の形成位置を検出するためのトナー像である。
複合トナーパターン304は、有彩色のトナーパターンとブラックのトナーパターンとの組み合わせで構成される。本実施形態では、マゼンタのトナーパターン801上にブラックのトナーパターン802、803が、一部が重畳されるように形成される。複合トナーパターン304は、中間転写ベルト104の回転方向にブラックのトナーパターン802、803が所定の間隔を空けて形成され、その間からマゼンタのトナーパターン801が露出する。複合トナーパターン304は、先に感光ドラム102Mからマゼンタのトナーパターン801が転写され、後に感光ドラム102Kからブラックのトナーパターン802、803が、トナーパターン801を挟むように転写されて形成される。
各色の位置検出用画像301、302、303及び複合トナーパターン304は、中間転写ベルト104の回転方向(Y方向)に並んで形成される。図5では図示されていないが、各色の位置検出用画像301、302、303及び複合トナーパターン304は、中間転写ベルト104の回転方向に対して直交する方向(X方向)に、離れて、もう一つ同じ構成で形成される。X方向は、感光ドラム102の回転軸方向であり、露光器103によりレーザ光が走査される主走査方向である。Y方向は主走査方向に直交する副走査方向である。
本実施形態の画像形成装置10は、マゼンタを基準色とし、マゼンタの位置検出用画像302の位置に対する他の色の位置検出用画像301、303及び複合トナーパターン304の相対位置を検出する。検出した相対位置に基づいて、画像形成装置10は各色の色ずれ量を算出する。画像形成装置10は、画像形成の際に中間転写ベルト104に転写した各色のトナー像間にずれが生じないように、算出した色ずれ量に応じて色ずれ補正を行う。
図6は、位置検出用画像の測定結果を表すアナログ信号の説明図である。アナログ信号701は、コンパレータ403で閾値703に応じて二値化されて、二値化信号702に変換される。中間転写ベルト104の表面は光沢がある。そのために中間転写ベルト104による正反射光量は、有彩色の位置検出用画像による正反射光量よりも多い。濃度センサ109の発光部120から出射される光量が一定であるために、中間転写ベルト104の表面による乱反射光の光量は有彩色のトナー像による乱反射光の光量よりも少なくなる。
そのために、有彩色のトナー像である位置検出用画像301、302、303を検出することによって得られるアナログ信号701の波形は、図6に示すように上に凸の形状になる。なお、図6ではアナログ信号701が三角波であるが、必ずしも三角波になるわけではない。アナログ信号701の波形は、中間転写ベルト104の回転方向(駆動方向)における位置検出用画像301、302、303の幅と濃度センサ109の検出領域の幅とに依存する。そのために、これらの幅の関係によっては、アナログ信号701は台形に近い波形となることもある。
二値化信号702は、濃度センサ109から出力されるアナログ信号701がコンパレータ403により二値化された信号である。コンパレータ403は、閾値703以上の出力レベルのアナログ信号701をハイレベルのデジタル信号へ変換し、閾値703未満の出力レベルのアナログ信号701をローレベルのデジタル信号へ変換する。コンパレータ403は、ハイレベルのデジタル信号とローレベルのデジタル信号とを含む二値化信号702を出力する。
ここで、ブラックのトナー像は発光部120の光を吸収する。つまり、ブラックのトナーパターンの検出結果に対応するアナログ信号値と中間転写ベルト104の検出結果に対応するアナログ信号値とはあまり変わらない。そのため、ブラックの位置検出用画像は複合トナーパターン304となっている。濃度センサ109は、複合トナーパターン304の有彩色のトナーパターン801とブラックのトナーパターン802、803との反射光量の差異により、複合トナーパターン304を検出する。
図7は、図5の位置検出用画像の測定結果の説明図である。図7(a)はアナログ信号の波形を表す。図7(b)はアナログ信号を二値化した二値化信号を表す。
濃度センサ109は、中間転写ベルト104からの乱反射光を受光して、出力レベルAのアナログ信号を出力する。濃度センサ109は、イエロー、マゼンタ、シアンの位置検出用画像301、302、303からの乱反射光を受光して、出力レベルBのアナログ信号を出力する。アナログ信号901aは、イエローの位置検出用画像301の測定結果を表す。アナログ信号902aは、マゼンタの位置検出用画像302の測定結果を表す。アナログ信号903aは、シアンの位置検出用画像303の測定結果を表す。なお、出力レベルAは出力レベルBよりも低レベルである。
濃度センサ109は、複合トナーパターン304から乱反射光を受光して、アナログ信号904aを出力する。複合トナーパターン304を検出する場合、濃度センサ109は、まず中間転写ベルト104からの乱反射光を受光して、出力レベルAのアナログ信号を出力する。濃度センサ109は、検出領域に搬送されるブラックのトナーパターン802からの乱反射光を受光して、出力レベルAよりも低レベルの出力レベルCのアナログ信号を出力する。濃度センサ109は、トナーパターン802に続いて検出領域に搬送されるマゼンタのトナーパターン801からの乱反射光を受光して、出力レベルBのアナログ信号を出力する。濃度センサ109は、トナーパターン801に続いて検出領域に搬送されるブラックのトナーパターン803からの乱反射光を受光して、出力レベルCのアナログ信号を出力する。複合トナーパターン304が検出領域外に搬送されると、濃度センサ109は、中間転写ベルト104からの乱反射光を受光して、出力レベルAのアナログ信号を出力する。複合トナーパターン304は、中間転写ベルト104により搬送されることで検出領域を通過する。そのため、複合トナーパターン304の検出結果に対応するアナログ信号の出力レベルは、複合トナーパターン304が検出領域を通過している間に変化する。
ブラックのトナー像の形成位置は、マゼンタのトナーパターン801により生成されるアナログ信号904aの波形により、間接的に検出される。そのために、複合トナーパターン304は、ブラックのトナーパターン802、803が所定間隔離されて形成され、その間からマゼンタのトナーパターン801が露出するように形成される。
図7(a)のようなアナログ信号は、コンパレータ403により図7(b)のような二値化信号に変換される。コンパレータ403は閾値Dとアナログ信号の出力レベルとの比較により二値化信号を生成する。閾値Dは、出力レベルBと出力レベルAとの間の値である。イエローのアナログ信号901aは、コンパレータ403により二値化信号901bに変換される。マゼンタのアナログ信号902aは、コンパレータ403により二値化信号902bに変換される。シアンのアナログ信号903aは、コンパレータ403により二値化信号903bに変換される。複合トナーパターンのアナログ信号904aは、コンパレータ403により二値化信号904bに変化される。
CPU401は、コンパレータ403で生成された二値化信号の重心位置と基準色(本実施形態ではマゼンタ)の位置検出用画像302から得られる二値化信号の重心位置との差分により、各色のトナー像の形成位置を検出する。メモリ402には、色ずれが発生していない状態の各色のトナー像の重心位置と基準色の重心位置との差分が参照値として格納されている。CPU401は、メモリ402に格納される参照値と、実際に測定した重心位置の差分とを比較することで、色ずれ量を検出する。CPU401は、検出した色ずれ量に基づいて、色ずれ補正制御を行う。CPU401は、例えば、色ずれが無くなるように、画像形成前に画像形成部101に対して露光器103のレーザ光の出射タイミングの制御を行わせることで、色ずれ補正を行う。
図8は、各色の位置検出用画像の画像データを各画像形成部101に送信するタイミングを表すタイミングチャートである。位置検出用画像301、302、303及び複合トナーパターン304は、画像形成部101Y、101M、101C、101Kの配置に応じた順に形成される。
CPU401は、各画像形成部101Y、101M、101C、101Kに対して、各部の配置及び中間転写ベルト104の回転速度に応じたタイミングで位置検出用画像を形成するための画像データを送信する。CPU401は、はじめに、イエローの位置検出用画像301を形成するための画像データYを画像形成部101Yに送信する。次いでCPU401は、マゼンタの位置検出用画像302を形成するための画像データM1を画像形成部101Mに送信し、引き続きシアンの位置検出用画像303を形成するための画像データCを画像形成部101Cに送信する。CPU401は、位置検出用画像301、302、303が順位形成されるように、各画像データY、M1、Cを所定の時間間隔αで送信する。各画像データY、M1、Cは、画像が形成される時間βが同じになるように設定される。そのために、位置検出用画像301、302、303は、中間転写ベルト104の回転方向の幅が等しくなる。
シアンの位置検出用画像303を形成するための画像データCを送信したCPU401は、複合トナーパターン304を形成するための制御を行う。CPU401は、まず、画像形成部101Mに、マゼンタのトナーパターン801を形成するための画像データM2を送信する。画像データM2の画像が形成される時間γは、時間βよりも長い時間である。画像データM2を送信した後に、CPU401は、ブラックのトナーパターン802を形成するための画像データK1を画像形成部101Kに送信する。画像データK1の送信から時間β経過後に、CPU401は、ブラックのトナーパターン803を形成するための画像データK2を画像形成部101Kに送信する。このような画像データM2、K1、K2により形成される複合トナーパターン304は、位置検出用画像301、302、303の中間転写ベルト104の搬送方向の幅と同一幅に、マゼンタのトナーパターン801が露出することになる。
図9は、位置検出用画像の測定結果の説明図である。図9では、図7とは異なり中間転写ベルト104のトナー像122が形成される面の形状変化、濃度センサ109の部品公差、トナー像122の不均一性等の理由により、アナログ信号が、歪んだ三角波形になる。図9では、アナログ信号が歪み、各色のアナログ信号の波高値(トナー像の形成部分と形成されていない部分との測定結果の差)が異なる。コンパレータ403は、閾値D1によりアナログ信号を二値化信号DS1に変換する。
CPU401は、二値化信号DS1を取得すると、その立ち上がりエッジ及び立ち下がりエッジのタイミングを、カウンタ405によりカウントする。立ち上がりエッジと立ち下がりエッジとの中心が、位置検出用画像の重心位置となり、色ずれの検出に用いられる。
図10は、アナログ信号の波高値の色ずれ量への影響の説明図である。図10(a)は、波高値が異なる場合の二値化信号の重心位置を表し、図10(b)は、波高値が同じ場合の二値化信号の重心位置を表す。図10(c)は、波高値に対する、コンパレータ403がアナログ信号を二値化信号に変換する際に用いる閾値の影響を表す。いずれもアナログ信号には歪みが生じている。
各色のアナログ信号のピーク値が異なる場合(図10(a))、同じ閾値Dで二値化信号を生成すると、二値化信号702の重心位置の誤差が、各アナログ信号で異なる。アナログ信号の波高値が低く二値化信号に変換するための閾値がピーク値に近い場合(図10(c)の閾値C)と、波高値が高く閾値がボトム値に近い場合(図10(c)の閾値D)とでは、二値化信号の重心位置が異なる。そのために、図1(a)のように、ピーク値が異なるアナログ信号では、重心位置の誤差が各アナログ信号で異なる。この場合、正確な色ずれ量の算出が困難になる。
各色のアナログ信号のピーク値が同じ場合(図10(b))、同じ閾値Dで二値化信号変換すると、二値化信号702の重心位置の誤差が、各アナログ信号で同様になる。そのために、色ずれ量の算出時に各色の位置検出用画像の検出誤差がキャンセルされて、正確な色ずれ量を算出できる。
したがって、誤差の少ない高精度な色ずれ量の検出を行うためには、アナログ信号の出力レベルを各色で合わせる必要がある。アナログ信号の出力レベルはトナー像の載り量によって決まる。トナー像に濃度ずれが生じたときに、図10(a)のようにアナログ信号のピーク値に差が生じる。そのために、アナログ信号の出力レベルを各色で合わせるように、各色のトナー像の濃度を調整する必要がある。本実施形態では高精度な色ずれ量の検出を行なうために、以下に示すように画像濃度補正を行って位置検出用画像の画像データを管理することで、位置検出用画像の濃度を調整する。
(画像濃度補正)
画像濃度補正では、画像濃度補正用のトナー像である濃度補正用画像が形成される。図11は、濃度補正用画像の説明図である。濃度補正用画像Qは、色毎に、最大濃度(Dmax部)を含む複数の濃度(複数階調)で形成されたパッチ画像が副走査方向に並んで構成される。また、各色の濃度補正用画像Qは、濃度センサ109dの検出領域を通過するように、中間転写ベルト104の回転方向に並んで形成される。濃度補正用画像Qは、画像形成されるページ間(印刷画像間)に形成される。
濃度センサ109dは、濃度補正用画像Qが検出領域を通過するタイミングで濃度補正用画像Qに光を照射して、その反射光量を測定する。測定結果は濃度を表すアナログ信号として出力される。濃度センサ109dは、アナログ信号をA/Dコンバータ404に送信する。アナログ信号は、A/Dコンバータ404で濃度デジタル信号に変換されてCPU401に入力される。図12は、濃度デジタル信号の例示図である。CPU401は、濃度デジタル信号が表す反射光量から画像濃度へ変換するためのテーブルを有する。CPU401は、このテーブルを参照して、濃度補正用画像Qの濃度を判断する。
画像濃度補正は、連続画像形成中に、所定枚数のページ間、例えば100枚目と101枚目のページ間に形成される濃度補正用画像Qの測定結果に基づいて行われる。画像濃度補正の際に、CPU401は、各画像形成部101に対して濃度補正用画像Qの形成を指示する。各画像形成部101は、指示に応じて、中間転写ベルト104に濃度補正用画像Qのトナー像を形成する。
CPU401は、濃度センサ109dによる濃度補正用画像Qの測定結果に基づいて、画像形成部101Y、101M、101C、及び101Kにより形成される画像の濃度が目標濃度となるように、画像濃度補正を行う。CPU401は、プリンタ制御部406に予め保管される濃度補正用画像Qの画像データにより、所定の濃度に対応するパルス幅を有するレーザ駆動パルスを生成する。露光器103は、このレーザ駆動パルスに応じた時間だけレーザ光を感光ドラム102に照射することで、感光ドラム102に静電潜像を形成する。これを現像することで、感光ドラム102に所定の濃度に対応した濃度補正用画像Qのトナー像が形成される。トナー像は、中間転写ベルト104に転写される。
図13は、画像濃度補正処理を表すフローチャートである。すべての色について、同様の処理により画像濃度補正が行われる。
CPU401は、所定枚数のシートへの画像形成後に画像濃度補正処理を行う。本実施形態では、100枚毎に画像濃度補正処理を行うために、CPU401は、累積100枚のシートへの画像形成を行ったか否かを判断する(S1301)。100枚のシートへの画像形成を行っていない場合(S1301:N)、CPU401は、画像濃度補正処理を終了して、通常の状態に復帰する。100枚以上のシートへの画像形成を行った場合(S1301:Y)、CPU401は、画像濃度補正モードで動作を開始する(S1302)。
CPU401は、画像濃度補正モードで動作を開始すると、画像形成部101の動作を制御して、トナー像である濃度補正用画像Qを中間転写ベルト104に形成する(S1303)。このとき、CPU401は、温度センサ130及び湿度センサ131により検出される画像形成装置10の装置内の環境条件(温度、湿度)に応じて、露光器103によるレーザ光の露光量等の作像条件を決定する。レーザ光の露光量は、環境条件との対応関係が予めメモリ402に保存されている。CPU401はメモリ402を参照して露光量を決定する。濃度センサ109dは、中間転写ベルト104に形成された濃度補正用画像Qの濃度を測定する(S1304)。濃度センサ109dは、測定結果であるアナログ信号をA/Dコンバータ404に送信する。
A/Dコンバータ404は、アナログ信号を濃度デジタル信号に変換する。CPU401は、A/Dコンバータ404から濃度デジタル信号を取得する。CPU401は、取得した濃度デジタル信号に応じた濃度を、所定の濃度ターゲットに対してプロットする。図14は、濃度ターゲットに対してプロットされた濃度の説明図である。図14では濃度D3がプロットされる。濃度補正用画像Qの10階調分の濃度が、濃度ターゲットに対してプロットされる。ターゲット濃度の詳細は後述する。
CPU401は、測定した濃度を線形補間(図14の破線)して、濃度ターゲットとの関係から濃度特性(階調特性)を把握する。CPU401は、濃度ターゲットに対する濃度特性(階調特性)の逆変換処理を行う(S1305)。逆変換処理を行うことで、CPU401は、ルックアップテーブルである階調補正テーブルを作成する(S1306)。CPU401は、作成した階調補正テーブルを、例えばメモリ402に格納する。CPU401は、階調補正テーブルの作成が終了すると、画像濃度補正モードを終了して(S1307)、通常の状態に復帰する。画像濃度補正テーブルは、画像形成時に、画像データの補正に用いられる。
(濃度ターゲット)
濃度ターゲットは、ユーザの任意或いは自動的に実行される自動階調補正により生成されてメモリ402に保存される。本実施形態では、自動階調補正により濃度ターゲットが設定される例を説明する。図15は、自動階調補正処理を表すフローチャートである。
CPU401は、自動階調補正処理を開始すると、まず、画像形成装置10により最大濃度を含む10階調の画像を含む各色の画像パターン(作像条件用画像)をシートに形成する(S103)。ユーザは、作像条件用画像が形成されたシートを画像読取装置30の原稿台202に載置する。画像読取装置30は、原稿台202に載置されたシートから作像条件用画像を読み取り、読取結果をCPU401に送信する(S104)。
図16は、作像条件用画像の例示図である。作像条件用画像の最大濃度(Dmax部)の画像により、ベタ画像濃度に対する作像条件が決定される。作像条件用画像は、最大濃度の画像に対して、副走査方向に露光量を変化させて形成される。本実施形態では、処理直前の中心となる露光量(LPW_Ref)に対して、露光量を±5%、±10%、±15%、±20%、±25%と変化させて作像条件用画像が形成される。CPU401は、濃度ターゲットに対する露光量(LPW)を作像条件用画像形成時の露光量に基づいて決定する。
CPU401は、画像読取装置30から取得する作像条件用画像の読取結果から、作像条件用画像の濃度を検出し、検出した濃度に応じて作像条件を決定する(S106)。作像条件には、感光ドラム102の帯電電位、現像器の現像電位、露光器103によるレーザ光の露光量等がある。本実施形態では、CPU401は、作像条件として露光量を決定する。図17は、作像条件としての露光量と検出した濃度との関係を表す図である。CPU401は、このような関係に基づいて、作像条件用画像の濃度から作像条件(設定露光量)を決定する。
作像条件を決定したCPU401は、引き続き階調補正制御を行う。CPU401は、まず、画像形成装置10により各色の画像パターン(階調補正用画像)をシートに形成する(S107)。ユーザは、階調補正用画像が形成されたシートを画像読取装置30の原稿台202に載置する。画像読取装置30は、原稿台202に載置されたシートから階調補正用画像を読み取り、読取結果をCPU401に送信する(S108)。図18は、階調補正用画像の例示図である。階調補正用画像は、各色が、副走査方向に64階調の画像を含む。
CPU401は、画像読取装置30から取得する階調補正用画像の読取結果から、階調補正用画像の濃度を検出し、検出した濃度に応じて全濃度領域の濃度特性(階調特性)を取得する。CPU401は、取得した濃度特性(階調特性)と予め設定されている階調ターゲットとにより、画像データに対する補正テーブルである階調補正テーブルを作成する(S109)。すでにS1306の処理で階調補正テーブルが作成されている場合、CPU401は、S1306において作成された階調補正テーブルをS109において作成された階調補正テーブルに置き換える。階調補正テーブルの作成により、階調ターゲットに対してシート上に形成する画像の濃度が全濃度領域で合うようになる。
CPU401は、このように設定された作像条件及び階調補正テーブルを用いて、各画像形成部101に、色毎に、自動濃度調整用のトナー像(測定用画像)を中間転写ベルト104に形成させる(S110)。自動濃度調整用のトナー像(測定用画像)は、各色が10階調の画像を含む。CPU401は、濃度センサ109dに、自動濃度調整用のトナー像(測定用画像)の濃度を測定させる。CPU401は、濃度センサ109dから自動濃度調整用のトナー像(測定用画像)の濃度の測定結果を取得する(S111)。この測定結果が中間転写ベルト104上における画像データに対するターゲット濃度になる。本実施形態では、自動濃度調整用のトナー像に、図11の濃度補正用画像Qのような10階調の画像を用いる。CPU401は、濃度センサ109dの測定結果を濃度ターゲットとしてメモリ402に保存する(S112)。このようにして 濃度ターゲットが設定される。なお、前述の説明においてはCPU401が測定用画像の濃度をターゲット濃度としてメモリ402に格納したが、例えば、測定用画像の検出結果に対応する濃度センサ109dの出力レベルをターゲットレベルとしてメモリ402に格納する構成としてもよい。
(色ずれ補正処理)
上述の通り部品公差や取り付け位置公差、経時変化による中間転写ベルト104の表面の凹凸等により、色ずれ補正のための位置検出用画像の測定結果(アナログ信号)に歪みが生じる。測定結果に歪みが生じた場合であっても、色ずれ量を正確に把握して正確な色ずれ補正を行う必要がある。本実施形態では、測定結果が歪んだ場合でも各色の測定結果から得られる重心位置の関係がずれないように、測定結果のピーク値が各色で同じになるように位置検出用画像を形成する。
自動階調補正の結果に応じて形成される中間転写ベルト104上の各色のトナー像の測定結果のピーク値が等しくなるように、画像データが補正される。本実施形態では、自動階調補正により色ずれ補正時の位置検出用画像の濃度が設定される。図19は、自動階調補正処理を表すフローチャートである。図19のS701〜S710の処理は、図15のS103〜S112と同様の処理であるため説明を省略する。ただし、S704で決定される作像条件は、帯電電位、現像電位、及び露光量である。
濃度ターゲットの生成後にCPU401は、各色の位置検出用画像の反射光量を比較し、各反射光量が等しくなるように各色の位置検出用画像の画像データを補正する。そのためにCPU401は、濃度補正用画像Qの測定結果(各色の位置検出用画像の検出結果に対応する出力レベル)を色毎に比較する。図20は、各色の位置検出用画像の検出結果に対応する出力レベルの比較図である。CPU401は、各色の位置検出用画像の出力レベルを比較し、各色の位置検出用画像の出力レベルの内から出力レベルが最も小さい色を決定し、当該決定された色の位置検出用画像の出力レベルを出力レベルのターゲット値に決定する(S711)。CPU401は、決定した出力レベルのターゲット値になるように、各色の位置検出用画像の画像データの信号値を決定する(S712)。図20の例では、イエローの画像データが信号値Yt、マゼンタの画像データが信号値Mt、シアンの画像データが信号値Ct、ブラックの画像データが信号値Ktに決定される。
CPU401は、このように決定した画像データの信号値に基づいて色ずれ補正処理を行う。図21は、色ずれ補正処理を含む画像形成処理を表すフローチャートである。図21(a)は画像形成処理を表す。図21(b)は色ずれ補正処理を表す。
CPU401は、画像読取装置30や外部装置から画像データが入力されて画像形成処理を開始する(S501:Y)。CPU401は、色ずれ補正量の検出の要否を判断する(S502)。CPU401は、実行条件が満たされたか否かに応じて色ずれ補正量の検出の要否を判断する。CPU401は、例えば画像形成装置10の電源投入直後である場合に実行条件が満たされたと判定する。さらに、CPU401は、前回色ずれ補正量の検出を行ってからのシートへの画像形成の累積枚数が所定枚数に達した場合に実行条件が満たされたと判定する。さらに、CPU401は、前回色ずれ補正量の検出を行ったときの環境条件と現在の環境条件との差が所定値より大きければ実行条件が満たされたと判定する。なお、環境条件とは、例えば、絶対水分量、温度などである。
色ずれ補正量の検出が必要な場合(S502:Y)、CPU401は、色ずれ補正量を検出する(S503)。色ずれ補正量の検出については後述する。色ずれ補正量の検出後、或いは色ずれ補正量の検出が不要な場合(S502:N)、CPU401は、S503で検出した色ずれ補正量或いは事前に検出された色ずれ補正量を、メモリ402から読み出す(S504)。CPU401は、メモリ402から読み出した色ずれ補正量に基づいて画像の書き出し位置を補正し、画像形成部101に、画像形成を行わせる(S505、S506)。CPU401は、例えば画像形成を行う画像データの有無により画像形成処理の終了を判断する(S507)。画像形成が終了ではない場合(S507:N)、CPU401は、S502以降の処理を繰り返し行う。画像形成が終了である場合(S507:Y)、CPU401は画像形成処理を終了する。
色ずれ補正量の検出処理について説明する。
CPU401は、各画像形成部101により、各色の位置検出用画像を中間転写ベルト104に形成する(S511)。このときCPU401は、各色の位置検出用画像の濃度が等しくなるように、S712の処理において決定された信号値に基づいて各色の位置検出用画像を形成している。CPU401は、濃度センサ109に、各色の位置検出用画像を検出させ、各色の位置検出用画像の検出結果を取得する(S512)。CPUは、濃度センサ109による検出結果に基づいて、色ずれ補正量を算出して、メモリ402に保存する(S513、S514)。このようにして色ずれ補正量が検出される。
以上のような本実施形態の画像形成装置10は、色ずれ補正量の検出の際に、各色の位置検出用画像の測定結果のピーク値が同じになるように、画像データを補正する。測定結果のピーク値が同等になるために、各色の測定結果に同様に歪みが生じていても、正確な色ずれ補正量を取得することができる。そのために、正確な色ずれ補正が可能となる。

Claims (3)

  1. 第1色の画像を形成する第1画像形成部と、前記第1色とは異なる第2色の画像を形成する第2画像形成部とを有し、画像を形成する画像形成手段と、
    前記第1色の画像と前記第2色の画像とを担持する像担持体と、
    前記像担持体に担持された前記第1色の画像と前記第2色の画像とをシートに転写する転写手段と、
    前記像担持体に担持された測定用画像からの乱反射光を受光する受光手段を有し、当該受光手段の受光結果に応じた出力値を出力する出力手段と、
    前記画像形成手段に、前記第1色の第1測定用画像と前記第2色の第1測定用画像とを含む第1パターン画像を形成させ、前記第1パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値を取得し、前記第1パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力値に基づいてターゲット色を選択する選択手段と、
    測定用画像データを、前記ターゲット色の第1測定用画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値と、前記ターゲット色と異なる他の色の第1測定用画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値とに基づいて生成する生成手段と、
    前記画像形成手段に、前記測定用画像データに基づいて前記第1色の第2測定用画像と前記第2色の第2測定用画像とを含む第2パターン画像を形成させ、前記第2パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力手段の出力値を取得し、前記第2パターン画像からの乱反射光に対応する前記出力値に基づいて、前記第1画像形成部により形成される画像と前記第2画像形成部により形成される画像との色ずれを制御する制御手段と、を有し、
    前記生成手段は、前記第1色の前記第2測定用画像に対応する前記出力手段の出力値のピーク値と、前記第2色の前記第2測定用画像に対応する前記出力手段の出力値のピーク値とが同じになるように前記測定用画像データを生成することを特徴とする、
    画像形成装置。
  2. 前記選択手段は、前記第1パターン画像に含まれる複数の色の測定用画像の出力結果のうち、前記出力手段の出力値が最も小さい色を前記ターゲット色として選択することを特徴とする、
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. シートに形成されたテスト画像を読み取る読取手段と、
    前記テスト画像の読取結果に基づいて前記画像形成手段により形成される画像の濃度を調整する調整手段と、をさらに有し、
    前記選択手段は、前記調整手段により前記濃度が調整された後に、前記画像形成手段に前記第1パターン画像を形成させることを特徴とする、
    請求項1又は2記載の画像形成装置。
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