JP6921169B2 - 分離式インナーチューブ及びタイヤ - Google Patents
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Description
2.インナーチューブに空気が充填されていない状態では、係合状態を維持させることが困難であり、そのため、インナーチューブをカバータイヤに装着する際にもインナーチューブの連続性を保ちにくい。
図1と図2に示すように、分離式インナーチューブは、長尺状のインナーチューブ本体を含み、その両端にはそれぞれ第1ジョイント11と第2ジョイント12が設けられ、前記第1ジョイント11と第2ジョイント12の自由端は、それぞれ第1密閉面111と第2密閉面121を有し、第2ジョイント12の自由端には、更にインナーチューブ本体の長手方向に沿ってスリーブ部122が伸びている。
図11と12に示すように、実施例1において、スリーブ部は挿入スロットの一端に設けられたが、本実施例におけるスリーブ部はプラグ側に設けられている。具体的には、第1密閉面111は第1プラグであり、第1ジョイントの自由端はインナーチューブ本体の長手方向に沿ってスリーブ部112が伸びており、第1プラグはスリーブ部112の中に位置する。
図19〜図21を参照する。実施例1と実施例2では空気を充填していない状態において、第1プラグと挿入スロット、第2プラグとスリーブ部の内壁はすべて完全に接合している結合状態である。
実施例4において、第1プラグと第2プラグの表面粗さはインナーチューブ本体の他の部分の表面粗さより高い。第1ジョイント11と第2ジョイント12の表面粗さは両ジョイントの間の摩擦力を増加することができる。膨張後の両ジョイントの結合をよりしっかりとさせ、耐圧能力を高めることができる。
Claims (25)
- 分離式インナーチューブであって、
長尺状のインナーチューブ本体を含み、前記インナーチューブ本体の両端に第1密閉面と第2密閉面がそれぞれ形成され、そのうち一端はインナーチューブ本体の長手方向に沿って延伸されてスリーブ部を形成し、前記第1密閉面と前記第2密閉面がスリーブ部によって突き合わさることで、長尺状の前記インナーチューブ本体の首尾が連結されてインナーチューブを形成し、
前記第2密閉面には挿入スロットが形成され、
前記挿入スロットと前記インナーチューブ本体は、ストッパ面により連結され、
前記挿入スロットは円弧状のスロットであり、前記挿入スロットと、前記ストッパ面と、前記インナーチューブ本体の壁との間は、それぞれ円弧角によって繋げられ、
前記第1密閉面には前記挿入スロットに対応する円弧状の第1プラグを有し、
前記インナーチューブ本体に空気を充填すると、前記第1密閉面と第2密閉面は、半径方向に沿って膨張され、且つ前記スリーブ部により位置が制限されスリーブ部の中に包接される、
ことを特徴とする分離式インナーチューブ。 - 前記第1密閉面と第2密閉面は、空気を充填していない状態で挿入連結或いは当接連結される、
ことを特徴とする請求項1に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記インナーチューブ本体は、その両端に第1ジョイントと第2ジョイントがそれぞれ設けられ、前記第1ジョイントと第2ジョイントの自由端にはそれぞれ前記第1密閉面と第2密閉面が形成されている、
ことを特徴とする請求項1に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記インナーチューブ本体に空気を充填していない状態では、前記第1密閉面、前記第2密閉面及び前記スリーブ部の内壁は当接或いは非当接により結合され、
前記インナーチューブ本体に空気を充填した状態では、前記第1密閉面、前記第2密閉面及び前記スリーブ部の内壁は当接により結合される、
ことを特徴とする請求項3に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記非当接による結合とは、前記第1密閉面、前記第2密閉面及びスリーブ部の内壁の完全分離或いは部分的な当接結合を指す、
ことを特徴とする請求項4に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第2ジョイントの自由端は前記インナーチューブ本体の長手方向に沿って延伸されて、前記スリーブ部が形成される、
ことを特徴とする請求項3に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1密閉面は前記インナーチューブ本体の長手方向に沿って設置された第1プラグと第2プラグを含み、
前記第1プラグが前記挿入スロットに挿入されると、前記第2プラグは前記スリーブ部の中に位置されて、前記インナーチューブ本体を首尾が連結されたインナーチューブに接合する、
ことを特徴とする請求項6に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1プラグと第2プラグは、互いに連通する第1空気腔と第2空気腔を有し、前記挿入スロットの壁と前記第2ジョイントの内壁の間に半径方向に沿って形成された第3空気腔を有し、
前記第1空気腔、第2空気腔、第3空気腔は、いずれもインナーチューブ本体の空気充填室と連通されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットの壁とスリーブ部の壁は、ストッパ面により連結されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1プラグと前記第2プラグは、第1ストッパ対応面により連結され、前記第2プラグと前記第1ジョイントの側壁は、第2ストッパ対応面により連結され、
前記第1プラグと前記挿入スロットが挿入連結された場合、前記ストッパ面と前記第1ストッパ対応面は挿入方向に沿って押し付けられて位置制限され、前記第2ストッパ対応面と前記スリーブ部の壁の端面は挿入方向に沿って押し付けられて位置制限される、
ことを特徴とする請求項9に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロット、前記ストッパ面、前記スリーブ部の壁は、円弧角を通じて繋げられ、
前記第1プラグは対応して円弧状のプラグとなり、前記第1プラグ、前記第1ストッパ対応面、前記第2プラグと前記第2ストッパ対応面、第1ジョイントの側壁は、円弧角を通じて繋げられている、
ことを特徴とする請求項10に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1密閉面が第1プラグになり、且つ、前記第1ジョイントの自由端は前記インナーチューブ本体の長手方向に沿って伸びて前記スリーブ部を形成し、前記第1プラグは前記スリーブ部の中に位置されている、
ことを特徴とする請求項3に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第2密閉面が挿入スロット及び第2プラグになり、前記挿入スロットは第2プラグの端部に位置され、
前記第1プラグを前記挿入スロットに挿入した場合、前記第2プラグは前記スリーブ部の中に位置されて、前記インナーチューブ本体を首尾が連結されたインナーチューブに接合する、
ことを特徴とする請求項12に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1プラグは第1空気腔を有し、前記挿入スロットの壁と前記第2プラグの内壁の間に半径方向に沿って形成された第2空気腔を有し、前記第1空気腔、前記第2空気腔は、いずれも前記インナーチューブ本体の空気充填室と連通されている、
ことを特徴とする請求項13に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1プラグと前記スリーブ部の壁の間は、ストッパ面によって繋がっている、
ことを特徴とする請求項13に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットと前記第2プラグは第1ストッパ対応面によって繋がっており、前記第2プラグと前記第2ジョイントの側壁は第2ストッパ対応面によって繋がっており、
前記第1プラグと前記挿入スロットが挿入連結された場合、前記ストッパ面と前記第1ストッパ対応面は挿入方向に沿って押し付けられて位置制限され、前記第2ストッパ対応面と前記スリーブ部の壁の端面は挿入方向に沿って押し付けられて位置制限される、
ことを特徴とする請求項15に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットは円弧状に形成され、前記挿入スロット、前記第1ストッパ対応面、前記第2プラグ、前記第2ストッパ対応面及び前記第1ジョイントの側壁の間は、円弧角を通じて繋げられており、
前記第1プラグは対応して円弧状に形成され、前記第1プラグ、前記ストッパ面及びスリーブ部の壁の間は、円弧角を通じて繋げられている、
ことを特徴とする請求項16に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記スリーブ部の側壁の厚さは、前記インナーチューブ本体の側壁の厚さの50%−70%である、
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記スリーブ部の長さは、前記インナーチューブ本体の断面幅より5〜10mm大きい、
ことを特徴とする請求項1〜17の何れか1項に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1ジョイントと前記第2ジョイントの硬度は40−70JIS Aであり、
空気を充填する前、前記挿入スロットは挿入スロットの形状を維持し、前記第1プラグと前記第2プラグはプラグの形状を維持している、
ことを特徴とする請求項7〜11、13〜17の何れか1項に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記第1ジョイントと前記第2ジョイントは粗い面を有す、
ことを特徴とする請求項3〜17の何れか1項に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットの軸方向に沿う断面は円弧状面であり、その弧長と前記インナーチューブ本体の断面周長の比率が、インナーチューブ本体の空気充填後の膨張比率より大きい、
ことを特徴とする請求項6〜17の何れか1項に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットの軸方向に沿った断面は円弧状面であり、その弧長は、前記インナーチューブ本体の断面周長の120%以上である、
ことを特徴とする請求項20に記載の分離式インナーチューブ。 - 前記挿入スロットの軸方向に沿った断面は、円弧状面を含む、
ことを特徴とする請求項20に記載の分離式インナーチューブ。 - インナーチューブ、カバータイヤ及びリムを含むタイヤであって、前記インナーチューブは、請求項1〜24の何れか1項に記載の分離式インナーチューブである、
ことを特徴とするタイヤ。
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