JP6920911B2 - 清掃具 - Google Patents

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Description

本発明は、シート状の清掃具に関する。
シート状の清掃用具に関し、特許文献1には、シート状の基板の周側部に切り込みを設け、該切り込みに手を挿入することにより把持可能となっている使い捨てブラシが記載されている。この使い捨てブラシは、基板の長手方向の両端部それぞれに、該基板の幅方向に向けてスリット状の切り込みが設けられており、同文献には、手により把持して、通常のブラシと同様に用いることができると共に、左右いずれの手であるかを問わずに用いることができると記載されている。
また、特許文献2には、可撓性シートの周縁にスリットが設けられたブラシであり、スリットに指を入れてブラシを手に掛けた状態で、手及びブラシに被せることが可能となる不織布製の袋を備えた清掃用拭き具が記載されている。この清掃用拭き具は、ブラシに不織布製の袋を被せて使用することになるので、ブラッシングの際に犬や猫等の毛がブラシには付着しないようになり、ブラシから犬や猫等の毛を除去する手間を省くことができると記載されている。
特開2000−106937号公報 特開2002−191437号公報
しかし、特許文献1に記載の使い捨てブラシは、基板の長手方向両端部に設けられた切り込みに対し、該基板の長手方向に手を挿入するものであるため、清掃の際、切り込みに手を挿入した状態で手を基板の長手方向に動かした場合に、手と使い捨てブラシとがずれやすい傾向にある。
しかも、特許文献1に記載の使い捨てブラシは、多数の突起を備えており、ペット等の毛を梳くようにして使用するものであり、そのような使用方法であれば、手と使い捨てブラシのずれはそれほど気になることなく使用可能であるが、清掃の際に清掃具と清掃対象物との間に比較的大きな摩擦が生じる場合、例えば、摩絨毯、ソファー、車のシートやカーペット等の布製品を清掃する場合等には、手と使い捨てブラシとの間に大きなずれが生じやすくなり、安定した清掃がしづらくなる。
他方、特許文献2に記載の清掃用拭き具は、不織布製の袋の大きさによって、清掃用拭き具を使用できる手の大きさが決まってしまうため、手の大きい人と手の小さい人の両方が使用することは困難である。
本発明の課題は、従来技術が有する上述した解決課題を解決し得る清掃具を提供することにある。
本発明は、互いに直交する第1方向及び第2方向を有するシート状の清掃具であって、第2方向の端部域それぞれにスリット状の第1指挿入部が形成されており、第1指挿入部それぞれは、第2方向の内方に向かって凸の平面視形状の第1スリット部及び第2方向の外方に向かって凸の平面視形状の第2スリット部を有すると共に、全体として第1方向に沿って延びている清掃具を提供するものである。
本発明の清掃具によれば、手の大小に拘わらずに指の挿入が容易であるとともに指が抜けにくく、清掃の際に、手と清掃具とのずれが生じにくく清掃を安定して行うことができる。
図1(a)は、本発明の第1実施形態の清掃具の平面図であり、図1(b)は、図1(a)の清掃具における掌領域近傍の拡大図である。 図2(a)は、図1の清掃具における第1指挿入部の拡大図であり、図2(b)は、図1の清掃具における第2指挿入部の拡大図である。 図3は、本発明の第1実施形態の清掃具の使用状態を示す平面図である。 図4は、本発明の第2実施形態の清掃具の平面図である。 図5は、本発明の第3実施形態の清掃具の平面図であり、図5(a)は、第1仮想線と第3指挿入部との距離を示す図、図5(b)は、第2仮想線と第3指挿入部との距離を示す図である。 図6(a)は、本発明の第4実施形態の清掃具の平面図であり、図6(b)は、図6(a)の清掃具における第1指挿入部の拡大図である。 図7は、本発明の第5実施形態の清掃具の平面図である。 図8は、本発明の第6実施形態の清掃具の平面図である。 図9(a)及び図9(b)は、第1〜第6実施形態の清掃具の他の構成要素の組み合わせ例を示す平面図である。 図10は、本発明の清掃具の更に他の実施形態を示す平面図である。
以下、本発明をその好ましい実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1には、本発明の第1実施形態の清掃具1Aが示されている。
第1実施形態の清掃具1Aは、図1に示すように、平面視において互いに直交する第1方向X及び第2方向Yを有している。第1方向X及び第2方向Yは、清掃具1Aを手に装着したときに、手の幅方向に沿う方向を第2方向Yとし、中指の先端から手首に向かう手長方向に沿う方向を第1方向Xとする。なお、手の幅方向と第2方向Yとは完全に平行でなくても良く、概ね平行であれば良い。また、中指の先端から手首に向かう方向と第1方向Xとは完全に平行でなくても良く、概ね平行であれば良い。
第1実施形態の清掃具1Aは、互いに平行な一対の第1辺2xと互いに平行な一対の第2辺2yとを有する四角形状の平面視形状を有し、第1方向Xは、第1辺2xと平行な方向であり、第2方向Yは、第2辺2yと平行な方向である。第1実施形態の清掃具1Aは、第1辺2xを長辺、第2辺2yを短辺とする長方形状の平面視形状を有するが、正方形の平面視形状を有していても良い。また、角部を丸めた長方形状や正方形状を有していても良い。
清掃具1Aは、図1及び図3に示すように、手に装着したときに、装着者の第2〜第4指の指先側に配される指先側領域F、装着者の手首側に配される手首側領域W、及び指先側領域Fと手首側領域Wとの間の掌領域Pに区分することができる。第1指、第2指、第3指、第4指及び第5指は、順に親指、人指し指、中指、薬指及び小指を意味する。
また清掃具1Aは、図1に示すように、第2方向Yに関し、中央域C及び端部域S,Sに区分される。第2方向Yの中央域Cは、清掃具1Aの第2方向Yにおける全長を3等分して3領域に区分したときに中央に位置する領域であり、第2方向Yの端部域Sは、同様にして3領域に区分したときに前記中央域Cの両側に位置する領域である。清掃具1Aの第2方向Yにおける全長とは、清掃具1Aの第2方向Yの一方の端に接し第1方向Xに沿う仮想線と、第2方向Yの他方の端に接し第1方向Xに沿う仮想線との間の長さL2を意味する(図10参照)。
また清掃具1Aは、図1に示すように、第1方向Xに関し、中央域M及び端部域Eに区分される。第1方向Xの中央域Mは、清掃具1Aの第1方向Xにおける全長を5等分したときに中間に位置する5分の3の領域である。第1方向Xの端部域Eは、清掃具1Aの第1方向Xにおける全長を5等分したときに中央域Mの両側に位置する5分の1の領域である。清掃具1Aの第1方向Xにおける全長とは、清掃具1Aの第1方向Xの一方の端に接し第2方向Yに沿う仮想線と、第1方向Xの他方の端に接し第2方向Yに沿う仮想線との間の長さL1を意味する。尚、清掃具1Aでは第1方向Xの端部域E,Eは指先側領域F及び手首側領域Wに位置しており、第1方向Xの中央域Mは掌領域Pを含んでいる。
清掃具1Aは、単層又は多層構造のシート材からなる。清掃具1Aが、シート材からなることで、複数枚を重ねて包装袋に収容したり、複数枚を重ねて保管したりすることができ効率的である。
清掃具1Aは、清掃対象面に存するごみの掻き取り性能を有する繊維(以降、ごみの掻き取り性能を有する繊維又は第2繊維とも称す)を含んでいることが好ましい。そのような繊維としては、例えば剛性の高い繊維を用いることが好ましい。剛性の高い繊維としては、(イ)繊維を構成する材料自体の剛性が高いことに起因して繊維自体の剛性も高くなる繊維や、(ロ)繊維を構成する材料の種類にかかわらず、繊維が太くなることで剛性が高くなる繊維(以下、この繊維のことを「太径繊維」とも言う。)などが挙げられる。(イ)の繊維としては、例えば各種の金属からなる繊維などが挙げられる。(ロ)の太径繊維としては、例えば繊維形成能を有する合成樹脂からなり且つ繊維径の大きな繊維が挙げられる。これら(イ)及び(ロ)の繊維のうち、製造のしやすさや経済性の点から、(ロ)の繊維を用いることが好ましい。
ごみの掻き取り性能を有する繊維に(ロ)の太径繊維を用いる場合には、該太径繊維の繊維径は、ごみに対する十分な掻き取り性能又は十分な捕集性能を発現させる観点から、20μm以上であることが好ましく、30μm以上であることが更に好ましく、40μm以上であることが一層好ましい。繊維径は大きければ大きいほど、ごみの掻き取り性能が向上するが、清掃具の製造のしやすさや経済性、またカーペット等へのダメージ防止の点から、上限を120μm以下とすることが好ましく、110μm以下とすることが更に好ましく、100μm以下とすることが一層好ましい。例えば繊維径は、20μm以上120μm以下であることが好ましく、30μm以上110μm以下であることが更に好ましく、40μm以上100μm以下であることが一層好ましい。
(ロ)の太径繊維を用いる場合、該太径繊維は、捲縮していてもよく、あるいは捲縮していなくてもよい。また、太径繊維として、熱の付与によって螺旋状の捲縮が発現する繊維である潜在捲縮繊維を用いてもよい。ごみの掻き取り性能及び汚れの除去性を一層向上させる観点から、太径繊維は螺旋状の捲縮繊維であることが好ましい。
清掃具1Aが、単層構造のシート材からなる場合のシート材は、親水性層からなるものでも、疎水性層からなるものでも良い。ごみの掻き取り性能を有する繊維は、疎水性層に含まれていることが好ましい。
また清掃具1Aが、多層構造のシート材からなる場合、ごみの掻き取り性能を有する繊維が何れかの層に含まれていることが好ましく、清掃対称面に接触する片面又は両面に含まれていることが好ましい。また片面又は両面を構成する表面層に、ごみの掻き取り性能を有する繊維が含まれている一方、その表面層以外の層に、親水性繊維の層を含むことも好ましい。その親水性繊維は、片面又は両面の表面層に含まれる、ごみの掻き取り性能を有する繊維よりも繊維径が小さい繊維であることが好ましい。
清掃具1Aが多層構造のシート材からなる場合は、親水性繊維を含む親水性層と、疎水性繊維を含む疎水性層を含むことが好ましい。
親水性層は親水性繊維のみを含んで構成されていてもよく、あるいは親水性繊維に加えて他の繊維を含んで構成されていてもよい。親水性層が親水性繊維に加えて他の繊維を含んでいる場合、他の繊維が含まれる割合は、親水性層の質量に対して20質量%以上であることが好ましく、30質量%以上であることが更に好ましい。また、80質量%以下であることが好ましく、70質量%以下であることが更に好ましい。例えば他の繊維が含まれる割合は、親水性層の質量に対して20質量%以上80質量%以下であることが好ましく、30質量%以上70質量%以下であることが更に好ましい。親水性繊維としては、天然繊維、再生繊維、及び繊維形成能を有する合成樹脂からなる合成繊維の表面に親水化処理を施した繊維などを用いることができ、天然繊維及び再生繊維を用いることが好ましい。天然繊維としては、例えばセルロース繊維が挙げられ、具体例としてはコットンやパルプ等が挙げられる。再生繊維としては、例えばレーヨン、キュプラ、リヨセル、テンセル等から選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。繊維形成能を有する合成樹脂からなる合成繊維の表面に施す親水化処理としては、例えば各種界面活性剤の塗布又は樹脂中への練り込みや、コロナ放電処理などが挙げられる。親水性繊維は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
親水性層に、親水性繊維に加えて他の繊維が含まれる場合、該他の繊維としては、例えばバインダーの役割をする熱融着性繊維が好ましく挙げられ、具体的には、ポリエステル、ポリエチレン、低融点ポリエステル、低融点ポリエチレン、変性ポリエチレン、ポリプロピレンなどから選ばれる1種又は2種以上を用いることができる。これらの繊維は1種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。親水性層の強度、水性液の保持及び放出の制御、また水性液に水以外の成分が含んでいる場合の該成分の保持及び放出の制御等の観点から、親水性層に熱融着性繊維が含まれる割合は、50質量%以上であることが好ましく、55質量%以上であることが更に好ましく、また80質量%以下であることが好ましく、75質量%以下であることが更に好ましい。例えば熱融着性繊維が含まれる割合は、親水性層の質量に対して50質量%以上80質量%以下であることが好ましく、55質量%以上75質量%以下であることが更に好ましい。また、同観点から、親水性層に熱融着性繊維が含まれる割合は、親水性繊維より多いことが好ましい。
疎水性層は第2繊維のみを含んで構成されていてもよく、あるいは第2繊維に加えて他の繊維を含んで構成されていてもよい。第2繊維層が第2繊維に加えて他の繊維を含んでいる場合、他の繊維が含まれる割合は、疎水性層の質量に対して10質量%以上であることが好ましく、20質量%以上であることが更に好ましい。また、80質量%以下であることが好ましく、70質量%以下であることが更に好ましい。例えば他の繊維が含まれる割合は、疎水性層の質量に対して10質量%以上80質量%以下であることが好ましく、20質量%以上70質量%以下であることが更に好ましい。
疎水性繊維としては、例えば、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等のポリオレフィン;ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)等のポリエステル;ナイロン(登録商標)、ナイロン6等のポリアミド;アクリル等の合成樹脂から作られた熱可塑性繊維などを用いることができる。また、合成繊維の繊維構成としては、1種類の樹脂からなる単一繊維でも良く、融点の異なる2種類以上の樹脂を含む複合繊維でも良い。複合繊維としては、相対的に融点の低い樹脂(低融点樹脂)を鞘部、相対的に融点の高い樹脂(高融点樹脂)を芯部とした芯鞘型;低融点樹脂と高融点樹脂とが所定方向に並列したサイドバイサイド型等が挙げられる。
親水性層と疎水性層は、それらの対向面において、所定の接合手段によって接合されていることが好ましい。接合手段としては、親水性層及び疎水性層にそれぞれ含まれる繊維の材質等に応じて適切な手段が選択される。例えば親水性層及び疎水性層の双方に熱融着性繊維が含まれている場合には、熱エンボスロールによる挟圧や熱風の吹き付け等を用いた熱融着によって両層を接合することができる。熱融着以外の接合手段としては、例えば接着剤を用いた接着や縫合などが挙げられるが、これらに限られない。また、2種以上の接合手段を組み合わせて用いることもできる。
清掃具1Aに後述するスリットを形成し易くする観点や、後述するスリットに手を挿入して清掃する際に清掃具に十分な強度を持たせる観点から、清掃具1Aは剛性の高い繊維を含むことが好ましい。剛性の高い繊維としては、PET、芯PET/鞘PEの複合繊維等の合成繊維が挙げられる。また清掃具1Aが多層構造のシート材からなる場合は、同様の観点から、シート材を3層構造とし、PETを含む層と、芯PET/鞘PEの複合繊維を含む層との間に、パルプを含む層を配することが好ましい。また、パルプを含む層にはバインダー繊維が含まれていることが好ましい。
清掃具1Aにおいては、図1に示すように、第2方向Yの端部域Sそれぞれにスリット状の第1指挿入部2,2が形成されている。第1指挿入部2,2は、清掃具1Aを手に装着するときに、例えば親指及び小指を挿入するための挿入部である。第1指挿入部2は、全体として第1方向Xに沿って延びており、第1実施形態では平面視して第2方向Yの内方に向かって凸の部分と第2方向Yの外方に向かって凸の部分とを有するなだらかな湾曲線状に形成されている。なお、内方は清掃具1Aの中心に近づく方向を意味し、また外方は清掃具1Aの辺に近づく方向を意味する。第1指挿入部2が、全体として第1方向Xに沿って延びているとは、第1方向Xにおける第1指挿入部2の両端を結ぶ仮想直線Lを引いたときに、該仮想直線Lと第1方向Xと平行な直線Lxとのなす角度θ(図10参照)が45度未満であることを意味する。第1方向Xにおける第1指挿入部2の両端とは、第1方向Xにおける第1指挿入部2の最も指先領域F側にある一端と第1方向Xにおける第1指挿入部2の最も手首領域W側にある他端とを意味する。前記なす角度θは、0度以上であることが好ましく、3度以上であることが更に好ましく、また20度以下であることが好ましく、10度以下であることが更に好ましい。
また、第2方向Yの端部域Sそれぞれに位置する第1指挿入部2,2どうしは、第1方向Xの長さHが同じであることが好ましい。第1指挿入部2の第1方向Xの長さHとは、上述の仮想直線Lを対角線にもつ長方形の第1方向Xに沿う辺の長さHを意味する(図2(a)参照)。
清掃具1Aでは、第1指挿入部2,2は、第1方向Xにおける掌領域Pに位置していると共に、第1方向Xにおける中央域Mに位置している。尚、清掃具1Aは、図1に示すように、第1方向Xに延びる中心線CLに対して線対称に形成されている。清掃具1Aが中心線CLに対して線対称に形成されていることにより、清掃具1Aをひっくり返した場合にも第1指挿入部2に指を挿入することができるため、清掃具1Aのどちらの面を清掃対称面に向けた場合でも清掃具1Aを使用することができる。
第1指挿入部2,2の第1方向Xの長さHは、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは25mm以上、より好ましくは30mm以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは60mm以下、より好ましくは50mm以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは25mm以上60mm以下、より好ましくは30mm以上50mm以下である。
第1指挿入部2,2それぞれは、図1に示すように、第2方向Yの内方に向かって凸の平面視形状の第1スリット部21及び第2方向Yの外方に向かって凸の平面視形状の第2スリット部22を有している。清掃具1Aでは、第1スリット部21は、第2方向Yの中央域C側に向かって凸の平面視形状を有しており、第2スリット部22は、第2方向Yの端部域S側に向かって凸の平面視形状を有している。第1スリット部21及び第2スリット部22は、清掃具1Aに切り込みを入れたスリットとして形成されている。清掃具1Aでは、第1スリット部21及び第2スリット部22は、滑らかな円弧形状を有している。
第2方向Yの端部域Sそれぞれに位置する第1スリット部21,21どうしは、中心線CLを挟んで互いに対向して配されており、第2方向Yの端部域Sそれぞれに位置する第2スリット部22,22どうしは、中心線CLを挟んで互いに対向して配されている。
第1指挿入部2の第1方向Xの長さHに対する第1スリット部21の第1方向Xの長さh1の比率は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは30%以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは80%以下、より好ましくは60%以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは10%以上80%以下、より好ましくは30%以上60%以下である。第1スリット部21の第1方向Xの長さh1とは、第1スリット部21の第2スリット部22が連設していない側の端から、仮想戦Lと第1指挿入部2との交点までの第1方向Xの長さh1を意味する(図2(a)参照)。
第1スリット部21の第1方向Xの長さh1は、第1指挿入部2に指を挿入し易くする観点から、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、第1指挿入部2から指が抜けにくくする観点から、好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下であり、指の挿入のし易さ及び抜けにくさの両立の観点から、好ましくは10mm以上35mm以下、より好ましくは15mm以上25mm以下である。
第1スリット部21の第1方向Xの長さh1に対する第1スリット部21の湾曲の深さw1の比率は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは0%以上、より好ましくは15%以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは80%以下、より好ましくは35%以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは0%以上80%以下、より好ましくは15%以上35%以下である。第1スリット部21の湾曲の深さw1とは、第1スリット部21の第2スリット部22が連設していない側の端と第1スリット部21の凸の頂点P1との第2方向Yの長さw1を意味する。ここで、第1スリット部21の凸の頂点P1とは、第1スリット部21の凸部のうち最も第2方向Yの中央域C側に位置する部位を意味する。
第1スリット部21の湾曲の深さw1は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは0mm以上、より好ましくは2mm以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは20mm以下、より好ましくは10mm以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは0mm以上20mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である。
第1指挿入部2の第1方向Xの長さHに対する第2スリット部22の第1方向Xの長さh2の比率は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは30%以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは80%以下、より好ましくは60%以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは10%以上80%以下、より好ましくは30%以上60%以下である。第2スリット部22の第1方向Xの長さh2とは、第2スリット部22の第1スリット部21が連設していない側の端から、仮想戦Lと第1指挿入部2との交点までの第1方向Xの長さh2を意味する(図2(a)参照)。
第2スリット部22の第1方向Xの長さh2は、第1指挿入部2に指を挿入し易くする観点から、好ましくは10mm以上、より好ましくは15mm以上であり、第1指挿入部2から指が抜けにくくする観点から、好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下であり、指の挿入のし易さ及び抜けにくさの両立の観点から、好ましくは10mm以上35mm以下、より好ましくは15mm以上25mm以下である。尚、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、第1スリット部21の第1方向Xの長さh1と第2スリット部22の第1方向Xの長さh2とは同じ長さであることが好ましい。第1スリット部21の第1方向Xの長さh1と第2スリット部22の第1方向Xの長さh2とを足した長さが、第1指挿入部2の第1方向Xの長さHである。
第2スリット部22の第1方向Xの長さh2に対する第2スリット部22の湾曲の深さw2の比率は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは0%以上、より好ましくは15%以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは80%以下、より好ましくは35%以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは0%以上80%以下、より好ましくは15%以上35%以下である。第2スリット部22の湾曲の深さw2とは、第2スリット部22の第1スリット部21が連設していない側の端と第2スリット部22の凸の頂点P2との第2方向Yの長さw2を意味する。
第2スリット部22の湾曲の深さw2は、第1指挿入部2に指を入れやすくする観点から、好ましくは0mm以上、より好ましくは2mm以上であり、第1指挿入部2から指を抜けにくくする観点から、好ましくは20mm以下、より好ましくは10mm以下であり、第1指挿入部2に指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは0mm以上20mm以下、より好ましくは2mm以上10mm以下である。
第1スリット部21,21の凸の頂点P1同士の距離D1は、図1に示すように、第2スリット部22,22の凸の頂点P2同士の距離D2よりも短くなっている。これにより、手の幅の小さい人は第1スリット部21,21に親指及び小指を容易に挿入することができ、手の幅の大きい人は第2スリット部22,22に親指及び小指を容易に挿入することができるようになっている。
成人の手の一般的な大きさを考慮すると、前記距離D2は、好ましくは80mm以上、より好ましくは90mm以上であり、また好ましくは120mm以下、より好ましくは110mm以下であり、また、好ましくは80mm以上120mm以下、より好ましくは90mm以上110mm以下である。前記距離D2と前記距離D1との差は、手の大きさによらずに指の挿入を容易とする点から、好ましくは2mm以上、より好ましくは5mm以上であり、挿入した指が抜けにくくする点から、また好ましくは30mm以下、より好ましくは25mm以下であり、指の挿入し易さ及び抜けにくさの両立の観点から、好ましくは2mm以上30mm以下、より好ましくは5mm以上25mm以下である。
また清掃具1Aでは、図1に示すように、第1スリット部21及び第2スリット部22は、第1方向Xに連設されている。第1指挿入部2は、第1スリット部21と第2スリット部22との連設部に変曲点23を有している。変曲点23とは、第1スリット部21の凸の頂点P1と第2スリット部22の凸の頂点P2との間に位置する第1指挿入部2上の点であって、該点において第1指挿入部の凸の部分の向きが内方から外方に、又は外方から内方に変わる点を意味する。第1指挿入部2は変曲点23を有しているので、指を第1指挿入部2に挿入した後、変曲点23が指に引っかかり、第1指挿入部2から指が抜け難くなっている。第1スリット部21と第2スリット部22との連設部は滑らかな曲線であっても良いし、直線を含んでいても良い。第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、第1スリット部21と第2スリット部22との連設部は滑らかな曲線であることが好ましい。
また清掃具1Aは、図1に示すように、第1指挿入部2が設けられた領域よりも第1方向Xの一端側に第2指挿入部3が設けられている。清掃具1Aでは、上述のように、第1指挿入部2は掌領域Pに設けられているので、第1指挿入部2が設けられた領域よりも第1方向Xの一端側とは、第1方向Xにおける掌領域Pよりも指先領域F側を意味する。
さらに清掃具1Aでは、図1に示すように、第2指挿入部3は、指先側領域Fにおける第2方向Yの端部域Sに設けられている。清掃具1Aでは、第2指挿入部3は図1及び2に示すように、人差し指又は薬指を挿入するための挿入部であり、第2方向の両端部域S,Sそれぞれに設けられていても良い。
清掃具1Aでは、第2指挿入部3は清掃具1Aに切り込みを入れたスリットとして形成されており、清掃具1Aの周縁に沿った円弧形状を有している。第2指挿入部3は全体として円弧形状を有していればよく、第2指挿入部3は曲線のみで形成されていてもよいし、曲線と直線とで形成されていてもよい。清掃具1Aでは、第2指挿入部3は曲線と直線とを組み合わせて形成されている。
第2指挿入部3の第2方向Yの両端を結ぶ線分の長さw4に対する第2指挿入部3湾曲の深さw5の比率は、第2指挿入部3に指を入れやすくする観点から、好ましくは0%以上、より好ましくは10%以上であり、第2指挿入部3から指を抜けにくくする観点から、好ましくは40%以下、より好ましくは30%以下であり、第2指挿入部3に指を入れやすくし且つ第2指挿入部3から指を抜け難くする観点から、好ましくは0%以上40%以下、より好ましくは10%以上30%以下である。第2指挿入部3湾曲の深さw4とは、第2指挿入部3の第2方向Yの両端を通る直線Mと、該直線Mと平行であり且つ第2指挿入部3の凸の頂点P3に接する直線Nとの最短距離w5を意味する(図2(b)参照)。
清掃具1Aを手に装着して清掃を行う際に、第2指挿入部3,3に人差し指及び薬指を挿入することで、清掃具1Aの手への装着状態が一層安定するとともに、拭きにくいカーペットのような摩擦抵抗の高い布製品を清掃対象とした場合であっても、清掃具1Aと布製品との摩擦抵抗によって清掃具1Aが手から外れてしまうことを防ぐことが可能となる。
尚、第2指挿入部3は、図1に示すように、指先側領域Fだけでなく手首側領域Wにも設けられていても良い。清掃具1Aは、第2指挿入部3が手首側領域Wにも設けられていることにより、清掃具1Aを第1方向Xにひっくり返した場合にも、第2指挿入部3に指を挿入することができるようになされている。また、清掃具1Aは、第2指挿入部3が手首側領域Wにも設けられていることにより、清掃具1Aを回転させて手首側領域Wが装着者の指先側にくるように場合にも、第2指挿入部3に指を挿入することができる。
また、清掃具1Aの全面を無駄なく使って清拭する観点から、清掃具1Aを手に装着したときに、清掃具1Aの手首側領域Wの下端が着用者の手首まで及んでいることが好ましい。手首側領域Wの下端を、着用者の母指球や小指球も使って清拭に用いる観点から、清掃具1Aの第1方向Xの長さL1は第1指挿入部2,2同士間の距離D3の、好ましくは100%以上、より好ましくは110%以上である。清掃具1Aの全面を無駄なく使って清拭する観点から、清掃具1Aの第1方向Xの長さL1は第1指挿入部2,2同士間の距離D3の、好ましくは250%以下、より好ましくは230%以下である。上述の効果が共に奏されるようにする観点から、清掃具1Aの第1方向Xの長さL1は第1指挿入部2,2同士間の距離D3の、好ましくは100%以上250%以下、より好ましくは110%以上230%以下である。第1指挿入部2,2同士間の距離D3とは、第1指挿入部2,2それぞれにおける第1方向Xの中央部同士間、即ち、第1指挿入部2の第1方向Xの両端からの距離が等しい第1指挿入部2上の部分同士間の距離D3を意味する〔図1(b)参照〕。
また清掃具1Aは、図1に示すように、第2方向Yの中央域Cにおける指先領域Fに第3指挿入部4が設けられている。本実施形態では、第3指挿入部4は指先領域Fに設けられている。第3指挿入部4は、清掃具1Aを手に装着するときに、例えば中指を挿入するための挿入部である。第3指挿入部4は清掃具1Aに切り込みを入れたスリットとして形成されており、指先領域F側の第2辺2yに向かって凸に湾曲した湾曲形状を有している。第3指挿入部4は曲線のみで形成されていてもよいし、曲線と直線とで形成されていてもよい。第3指挿入部4は、図1に示すように、第2方向Yの中央域Cにおける指先領域Fのみならず、第2方向Yの中央域Cにおける手首側領域Wにも設けられていてもよい。第3指挿入部4が手首側領域Wに設けられている場合は、第3指挿入部4は手首領域W側の第2辺2yに向かって凸に湾曲した湾曲形状を有している。
第3指挿入部4の曲率半径は、第3指挿入部4に指を入れやすくする観点から、好ましくは50mm以上、より好ましくは80mm以上であり、第3指挿入部4から指を抜けにくくする観点から、好ましくは250mm以下、より好ましくは150mm以下であり、第3指挿入部4に指を入れやすくし且つ第3指挿入部4から指を抜け難くする観点から、好ましくは50mm以上250mm以下、より好ましくは80mm以上150mm以下である。同観点から、第3指挿入部4の第2方向Yに沿う長さは、好ましくは10mm以上であり、より好ましくは25mm以上であり、また好ましくは60mm以下であり、より好ましく40mm以下であり、また好ましくは10mm以上60mm以下であり、より好ましくは25mm以上40mm以下である。
上述のように、第1実施形態の清掃具1Aによれば、第2方向Yの端部域S,Sそれぞれにスリット状の第1指挿入部2,2が形成されているので、それらに親指と小指とを挿入して清掃を行ったときに、手と清掃具がずれ難い。また、第1指挿入部2,2それぞれは、第2方向Yの内方に向かって凸の平面視形状の第1スリット部21及び第2方向Yの外方に向かって凸の平面視形状の第2スリット部22を有すると共に、全体として第1方向Xに沿って延びているので、手の大きい人であっても手の小さい人であっても指を挿入し易く、また挿入した指が清掃中に抜け難くなっている。
また、第1指挿入部2は、第1スリット部21及び第2スリット部22が連設されて全体として1つのスリットとなっているので、装着者の指の太さに関わらず、第1指挿入部2に指を容易に挿入することができるようになっている。清掃具1Aでは、第1指挿入部2と同様に、第2指挿入部3もスリットであるため、第2指挿入部3も、装着者の指の太さに関わらず、指を容易に挿入することができるようになっている。
清掃具1Aは、容易に手に装着することができると共に、清掃の際に手と清掃具がずれ難いので、清掃の際に清掃具との摩擦が高くなってしまう絨毯、ソファー、車のシートやカーペット等の布製品を清掃対象とした場合であっても、快適且つ簡便に清掃することができる。
また、清掃具1Aは、第1指挿入部2,2に親指と小指とを挿入して清掃することにより、清掃具1Aの少なくとも片面の表面に螺旋状の捲縮繊維が配されており、清掃具1Aの表面と清掃対象面との摩擦抵抗が高く清掃し難い場合であっても、手と清掃具がずれ難く、清掃具1Aの操作を安定して行うことができるようになっている。また、第1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4の全ての指挿入部に指を挿入して清掃することにより、手と清掃具が更にずれ難く、清掃具1Aの操作をより安定して行うことができるようになっているが、全ての指挿入部に指を挿入して清掃した場合のみならず、1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4のうちの何れかの指挿入部に指を挿入して清掃した場合であっても、手と清掃具がずれ難く、清掃具1Aの操作を安定して行うことができるようになっている。
尚、本発明の清掃具の清掃対象は上述の布製品に限定されず、タイルやフローリング、網戸等の硬質表面を清掃対象とすることができる。また、本発明の清掃具は、液体を含浸させることなく乾式清掃シートとして用いても良いし、水や、洗浄液等の液体を含浸させて湿式清掃シートとして用いても良い。洗浄液は、水及び界面活性剤を含むことが好ましい。
次に、本発明の第2〜第6実施形態に係る清掃具1B〜1Fを図4〜7に示す。第2〜第6実施形態の清掃具1B〜1Fについては、矛盾しない限り、上述した第1実施形態の清掃具1Aの説明が適宜適用される。図4〜7中には、第1実施形態の清掃具1Aと同様の構成について、第1実施形態の清掃具1Aに付した符号と同一の符号を付してある。
第2実施形態の清掃具1Bでは、図4に示すように、第3指挿入部4Bが、指先側領域Fにおける第2方向Yの中央域Cに設けられている。清掃具1Bでは、第3指挿入部4Bは、第2方向Yに沿って切り込みを入れたスリットが、第1方向Xに2つ並んで形成されている。清掃具1Bの第3指挿入部4Bは、清掃具1Bを手に装着するときに、中指を挿入するための挿入部であり、第1方向Xに並んだスリットの間の部分を持ち上げて開口を形成することで、該開口に中指を挿入することができるようになっている。
清掃具1Bの第3指挿入部4Bを形成する2つのスリットのうち、掌領域Pよりも指先領域F側に位置するスリットを外方スリット41とし、掌領域P側に位置するスリットを内方スリット42とする。
第2実施形態の清掃具1Bでは、図4に示すように、外方スリット41は、第2方向Yに沿って切り込みを入れたスリットであり、掌領域P側に向かって凸の平面視形状を有している。外方スリット41が掌領域P側に向かって凸の平面視形状を有していることにより、外方スリット41が直線又は指先領域F側に向かって凸の平面視形状を有している場合に比べて、清掃具1Bにおける外方スリット41よりも指先領域F側の領域を広くすることができる。これにより、第3指挿入部4Bに中指を挿入した際に、清掃具1Bの上に中指の先端を置くことができる。
内方スリット42は、第2方向Yに沿って切り込みを入れたスリットであり、指先側領域F側に向かって凸の平面視形状を有している。
尚、第3指挿入部4Bは、図4に示すように、指先側領域Fだけでなく手首側領域Wにも設けられていても良い。清掃具1Bは、第3指挿入部4Bが手首側領域Wにも設けられていることにより、清掃具1Bを第1方向Xにひっくり返した場合にも、第3指挿入部4Bに指を挿入することができるようになっている。手首側領域Wに位置する第3指挿入部4Bにおいては、掌領域Pよりも手首側領域W側に位置するスリットが外方スリット41となり、内方スリット42は手首側領域W側に向かって凸の平面視形状を有している。
第3実施形態の清掃具1Cでは、図5(a)及び図5(b)に示すように、上述の第2実施形態の清掃具1Bと同様に、外方スリット41Cと内方スリット42とからなる第3指挿入部4Cが、指先側領域Fにおける第2方向Yの中央域Cに設けられている。清掃具1Cでは、外方スリット41Cは、内方スリット42と同様に、指先側領域F側に向かって凸の平面視形状を有している。
清掃具1Cでは、図5(a)に示すように、第3指挿入部4Cは、第1方向Xにおいて第1指挿入部2に近い位置に形成されており、第1指挿入部2及び第3指挿入部4Cに指を挿入し清掃具1Cを手に装着したときに、指の付け根のラインより内側の部分が、指の付け根のラインに沿って清掃対称面側に突出するような立体形状に変形しやすくなっている。これにより、清掃具1Cが手から外れ難くなると共に、清掃具1Cが手にフィットするため、装着者の思い通りに清掃具1Cを動かすことができ、清掃性や操作の安定性を向上させることができる。
指の付け根付近を用いた効率的な清掃を可能とする観点から、図5(a)に示すように、第1指挿入部2における第1方向Xの中央部同士を結ぶ第1仮想線L3を引いたときに、第1仮想線L3と第3指挿入部4Cとの間の距離D4は、好ましくは20mm以上、より好ましくは25mm以上であり、また好ましくは60mm以下、より好ましくは50mm以下であり、また好ましくは20mm以上60mm以下、より好ましくは25mm以上50mm以下である。
第1仮想線L3と第3指挿入部4Cとの距離D4とは、第3指挿入部4Cの第1方向Xにおける最も掌領域P側に位置する部分から第1仮想線L3に垂線を引いたときの該垂線の長さD4を意味する。
同様に、指の付け根付近を用いた効率的な清掃を可能とする観点から、図5(b)に示すように、第3指挿入部4Cは、第1方向Xにおいて清掃具1Cの中央に近い位置に形成されていることが好ましい。
具体的には、清掃具1Cにおける第1方向Xの中央を通り第2方向Yに沿う第2仮想線L4を引いたときに、第2仮想線L4と第3指挿入部4Cとの距離D5は、好ましくは20mm以上、より好ましくは25mm以上であり、また好ましくは60mm以下、より好ましくは50mm以下であり、また好ましくは20mm以上60mm以下、より好ましくは25mm以上50mm以下である。
清掃具1Cにおける第1方向Xの中央を通り第2方向Yに沿う第2仮想線L4とは、清掃具1Cの第1方向Xの一方の端から他方の端までの長さL1を2等分する直線であって第2方向Yに沿うものを意味する。第2仮想線L2と第3指挿入部4Cとの距離D5とは、第3指挿入部4Cの第1方向Xにおける最も掌領域P側に位置する部分から第2仮想線L4に垂線を引いたときの該垂線の長さD5を意味する。
図6に示す第4実施形態の清掃具1Dでは、第1指挿入部2Dは、第1スリット部21を挟んで第2スリット部22とは反対側に、第2方向Yの外方に向かって凸の平面視形状を有する第3スリット部24Dを備えている。清掃具1Dでは、第3スリット部24Dは、第2方向Yの端部域S側に凸の平面視形状を有している。第3スリット部24Dは、清掃具1Dに切り込みを入れたスリットとして形成されている。清掃具1Dでは、図6に示すように、第2スリット部22、第1スリット部21及び第3スリット部24Dは、この順で第1方向Xに連設されており、第1指挿入部2Dは全体としてW字形状の1つのスリットとなっている。第1指挿入部2Dが第1、第2及び第3スリット部21,22,24Dを有している場合、第1指挿入部2Dの第1方向Xの長さHの好ましい値は、上述した第1指挿入部2,2の第1方向Xの長さHの好ましい値と同じである。
清掃具1Dでは、第3スリット部24Dは、滑らかな円弧形状を有しており、第1指挿入部2Dは、第1スリット部21と第3スリット部24Dとの連設部に変曲点25を有している。清掃具1Dでは、第1指挿入部2Dは変曲点23に加えて変曲点25を有しているので、指を第1指挿入部2Dに挿入した後、変曲点23及び変曲点25が指に引っかかり、第1指挿入部2Dから指が更に抜け難くなっている。第1スリット部21と第3スリット部24Dとの連設部は滑らかな曲線であっても良いし、直線を含んでいても良い。第1指挿入部2Dから指を抜け難くする観点から、第1スリット部21と第3スリット部24Dとの連設部は滑らかな曲線であることが好ましい。
第1指挿入部2Dは、第1スリット部21の凸の頂点P1及び第2スリット部22の凸の頂点P2からの距離が等しい第1指挿入部2D上の点である第1中点M1を有している。第1指挿入部2Dが曲線を含んでいる場合、第1スリット部21の凸の頂点P1及び第2スリット部22の凸の頂点P2からの距離とは、第1指挿入部2Dの曲線に沿って測定した距離を意味する。
また第1指挿入部2Dは、第1スリット部21の凸の頂点P1及び第3スリット部24Dの凸の頂点Pdからの距離が等しい第1指挿入部2D上の点である第2中点M2を有している。第1指挿入部2Dが曲線を含んでいる場合、第1スリット部21の凸の頂点P1及び第3スリット部24Dの凸の頂点Pdからの距離とは、第1指挿入部2Dの曲線に沿って測定した距離を意味する。
第1指挿入部2Dが第1、第2及び第3スリット部21,22,24Dを有している場合、第1指挿入部2Dの第1方向Xの長さHに対する第1スリット部21の第1方向Xの長さhd1の比率は、第1指挿入部2Dに指を入れやすくする観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上であり、第1指挿入部2Dから指を抜けにくくする観点から、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、第1指挿入部2Dに指を入れやすくし且つ第1指挿入部2Dから指を抜け難くする観点から、好ましくは10%以上50%以下、より好ましくは20%以上40%以下である。第1指挿入部2Dにおける第1スリット部21の第1方向Xの長さhd1とは、第1中点M1から第2中点M2までの第1方向Xの長さhd1を意味する(図6(b)参照)。
第1指挿入部2Dが第1、第2及び第3スリット部21,22,24Dを有している場合、第1指挿入部2Dの第1方向Xの長さHに対する第2スリット部22の第1方向Xの長さhd2の比率は、第1指挿入部2Dに指を入れやすくする観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上であり、第1指挿入部2Dから指を抜けにくくする観点から、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、第1指挿入部2Dに指を入れやすくし且つ第1指挿入部2Dから指を抜け難くする観点から、好ましくは10%以上50%以下、より好ましくは20%以上40%以下である。第1指挿入部2Dにおける第2スリット部22の第1方向Xの長さhd2とは、第2スリット部22の第1スリット部21が連設していない側の端から、第1中点M1までの第1方向Xの長さhd2を意味する(図6(b)参照)。
第1指挿入部2Dの第1方向Xの長さHに対する第3スリット部24Dの第1方向Xの長さhd3の比率は、第1指挿入部2Dに指を入れやすくする観点から、好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上であり、第1指挿入部2Dから指を抜けにくくする観点から、好ましくは50%以下、より好ましくは40%以下であり、第1指挿入部2Dに指を入れやすくし且つ第1指挿入部2から指を抜け難くする観点から、好ましくは10%以上50%以下、より好ましくは20%以上40%以下である。第3スリット部24Dの第1方向Xの長さとは、第3スリット部24Dの第1スリット部21が連設していない側の端から、第2中点M2までの第1方向Xの長さhd3を意味する(図6(b)参照)。尚、第1スリット部21の第1方向Xの長さhd1と、第2スリット部22の第1方向Xの長さhd2と、第3スリット部24Dの第1方向Xの長さhd3とは同じであることが好ましい。
第3スリット部24Dの第1方向Xの長さhd3に対する第3スリット部24Dの湾曲の深さw3の比率は、第1指挿入部2Dに指を入れやすくする観点から、好ましくは0%以上、より好ましくは15%以上であり、第1指挿入部2Dから指を抜けにくくする観点から、好ましくは80%以下、より好ましくは35%以下であり、第1指挿入部2Dに指を入れやすくし且つ第1指挿入部2Dから指を抜け難くする観点から、好ましくは0%以上80%以下、より好ましくは15%以上35%以下である。第3スリット部24Dの湾曲の深さw3とは、第3スリット部24Dの第1スリット部21が連設していない側の端と第3スリット部24Dの凸の頂点Pdとの第2方向Yの長さw3を意味する。第3スリット部24Dの凸の頂点Pdとは、第3スリット部24Dの凸部のうち最も第2方向Yの端部域S側に位置する部位を意味する。
第5実施形態の清掃具1Eは、図7に示すように、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1スリット部21E及び第2スリット部22Eの位置が第1方向Xにずれている。つまり、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1指挿入部2Eの位置が第1方向Xにずれている。人体において、中指の先端から手首へ向かう方向と、親指の付け根から小指の付け根へ向かう方向とは直交していない。従って、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1指挿入部2Eの位置が第1方向Xにずれていることにより、清掃具1Eを手に装着したときに、装着者の親指又は小指に対応した位置に第1指挿入部2Eが配されることになる。これにより、清掃具1Eでは、第1指挿入部2Eに指を容易に挿入することができると共に、手に不要な力を入れることなく自然な状態で清掃を行うことができるようになっている。
尚、清掃具1Eでは、2方向Yの一方の端部域S及び他方の端部域Sに配されている第1指挿入部2E,2Eは何れも掌領域Pに位置している。
ここで、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1スリット部21Eの位置が第1方向Xにずれているとは、第1スリット部21Eの凸の頂点P1を通り第2方向Yに沿う第3仮想直線L5同士の第1方向Xの距離D6が3mm以上であることを意味する。第3仮想直線L5同士の第1方向Xの距離D6は、ヒトの手の平均的な寸法、装着及び操作のし易さの観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下であり、上述の効果をより一層奏する観点から、好ましくは5mm以上35mm以下、より好ましくは10mm以上30mm以下である。
また、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第2スリット部22Eの位置が第1方向Xにずれているとは、第2スリット部22Eの凸の頂点P2を通り第2方向Yに沿う第4仮想直線L6同士の第1方向Xの距離D7が3mm以上であることを意味する。第4仮想直線L6同士の第1方向Xの距離D7は、ヒトの手の平均的な寸法、装着及び操作のし易さの観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下であり、上述の効果をより一層奏する観点から、好ましくは5mm以上35mm以下、より好ましくは10mm以上30mm以下である。
第6実施形態の清掃具1Fは、図8に示すように、第1指挿入部2Fは第3スリット部24Fを有しており、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第3スリット部24Fの位置が第1方向Xにずれている。
尚、清掃具1Fでは、2方向Yの一方の端部域S及び他方の端部域Sに配されている第1指挿入部2F,2Fは何れも掌領域Pに位置している。
ここで、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第3スリット部24Fの位置が第1方向Xにずれているとは、第3スリット部24Fの凸の頂点Pdを通り第2方向Yに沿う第5仮想直線L7同士の第1方向Xの距離D8が3mm以上であることを意味する。第3スリット部24Fの凸の頂点Pdとは、第2スリット部22の凸の頂点P2と同様に、第3スリット部24Fの凸部のうち最も第2方向Yの端部域S側に位置する部位を意味する。第5仮想直線L7同士の第1方向Xの距離D8は、ヒトの手の平均的な寸法、装着及び操作のし易さの観点から、好ましくは5mm以上、より好ましくは10mm以上であり、また好ましくは35mm以下、より好ましくは30mm以下であり、上述の効果をより一層奏する観点から、好ましくは5mm以上35mm以下、より好ましくは10mm以上30mm以下である。
以上、本発明の好ましい実施形態を示して説明したが、各発明は、上記の実施形態に制限されず適宜に変更可能である。
例えば、第1指挿入部2を設ける一方、第2指挿入部3及び第3指挿入4,4B,4Cを設けないこともできる。
また、第1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4,4B,4Cの周囲にエンボス加工を施して、第1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4,4B,4Cが設けられている部分を、視認又は触って認識できるようにしても良い。また、第1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4,4B,4Cのスリットの周縁は滑らかな直線若しくは曲線であっても良いし、ギザギザ形状を有していても良い。第1〜第3指挿入部2,3,4B,4Cのスリットの周縁をギザギザ形状にすることで、第1〜第3指挿入部2,3,4B,4Cから指が抜け難くすることができる。
また、第1指挿入部2、第2指挿入部3、第3指挿入部4,4B,4Cは、それぞれ、それぞれに沿って延びる一対の側縁間に指を挿入可能な指挿入部であるが、指を挿入する前の平面視において、その一対の側縁間に多少の隙間があってもよい。
本発明の清掃具は、上述の第1〜第6実施形態の清掃具1A〜1Fに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。また、上述の第1〜第6実施形態清掃具1A〜1Fにおける各構成要件は、本発明の趣旨を損なわない範囲で、例えば図9に示すように、適宜組み合わせて実施できる。例えば、図9(a)に示すように、清掃具1Cの第2指挿入部4C(図5参照)を有する清掃具において、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1指挿入部2の位置を第1方向Xにずれていてもよい。また、図9(b)に示すように、清掃具1Bの第3指挿入部4B(図4参照)を有する清掃具において、第2方向Yの一方の端部域Sと他方の端部域Sとで、第1指挿入部2の位置を第1方向Xにずれていてもよい。
また、本発明の清掃具の平面視形状は、長方形や正方形等の四角形、楕円形等に限られず、本発明の効果が奏される限り任意の形状とすることができ、例えば、台形、ひし形、楕円形、円形、長手方向の両端を円弧状にした四角形(図10参照)、四隅を丸めた四角形等とすることもできる。
1A,1B,1C,1D,1E,1F 清掃具
2 第1指挿入部
21,21E 第1スリット部
22,22E 第2スリット部
23 第1指挿入部の第1スリット部と第2スリット部との変曲点
24D,24F 第3スリット部
25 第1指挿入部の第1スリット部と第3スリット部との変曲点
3 第2指挿入部
4,4B,4C 第3指挿入部
41,41C 外方スリット
42 内方スリット
L1 清掃具の第1方向の全長の長さ
L2 清掃具の第2方向の全長の長さ
L3 第1指挿入部における第1方向の中央部同士を結ぶ第1仮想線
L4 清掃具における第1方向の中央を通り第2方向に沿う第2仮想線
L5 第1スリット部の凸の頂部を通り第2方向に沿う第3仮想直線
L6 第2スリット部の凸の頂部を通り第2方向に沿う第4仮想直線
L7 第3スリット部の凸の頂部を通り第2方向に沿う第5仮想直線
D1 第1スリット部の凸の頂点同士の距離
D2 第2スリット部の凸の頂点同士の距離
D3 第1指挿入部同士間の距離
D4 第1仮想線と第3指挿入部との距離
D5 第2仮想線と第3指挿入部との距離
D6 第3仮想直線同士の第1方向の距離
D7 第4仮想直線同士の第1方向の距離
D8 第5仮想直線同士の第1方向の距離
F 清掃具の指先側領域
P 清掃具の掌領域
W 清掃具の手首側領域
X 第1方向
Y 第2方向

Claims (7)

  1. 互いに直交する第1方向及び第2方向を有するシート状の清掃具であって、
    第2方向の端部域それぞれに、清掃具を貫通するスリット状の第1指挿入部が形成されており、
    第1指挿入部それぞれは、第2方向の内方に向かって凸の平面視形状の第1スリット部及び第2方向の外方に向かって凸の平面視形状の第2スリット部を1つずつのみ有すると共に、全体として第1方向に沿って延びており、
    第1スリット部及び第2スリット部は、それぞれ円弧状で、第1方向に連設されており、第1スリット部及び第2スリット部とからなる第1指挿入部の第1方向の長さHが、25mm以上60mm以下である、清掃具。
  2. 第1スリット部の凸の頂点同士の距離D1が、第2スリット部の凸の頂点同士の距離D2よりも短く、前記距離D2が80mm以上120mm以下である、請求項1に記載の清掃具。
  3. 第1方向における第1指挿入部が設けられた領域より一端側における、第2方向の端部域に、清掃具を貫通する第2指挿入部が設けられている、請求項1又は2に記載の清掃具。
  4. 第1方向における第1指挿入部が設けられた領域より一端側における、第2方向の中央域に、清掃具を貫通する第3指挿入部が設けられている、請求項1又は2に記載の清掃具。
  5. 前記清掃具の第1方向の長さが、第1指挿入部同士間の距離の100%以上250%以下である、請求項1〜の何れか1項に記載の清掃具。
  6. 第2方向の一方の端部域と他方の端部域とで、第1スリット部及び第2スリット部の位置が、共に第1方向にずれている、請求項1〜5の何れか1項に記載の清掃具。
  7. 前記清掃具の少なくとも片面の表面に螺旋状の捲縮繊維が配されている、請求項1〜の何れか1項に記載の清掃具。
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