JPH11197079A - 洗浄用具 - Google Patents

洗浄用具

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JPH11197079A
JPH11197079A JP10002989A JP298998A JPH11197079A JP H11197079 A JPH11197079 A JP H11197079A JP 10002989 A JP10002989 A JP 10002989A JP 298998 A JP298998 A JP 298998A JP H11197079 A JPH11197079 A JP H11197079A
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JP
Japan
Prior art keywords
cleaning
glove
sponge
brush
cleaning tool
Prior art date
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Pending
Application number
JP10002989A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Isayama
秀人 伊佐山
Takashi Ishikawa
隆 石川
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OMIYA SYSTEM TSUSHIN KK
Original Assignee
OMIYA SYSTEM TSUSHIN KK
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Publication date
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄作業の労力を低減し、しかも洗浄作業を
効果的に行うことを可能にする洗浄用具を提供する。 【解決手段】 手袋1の少なくとも掌側1aにブラシや
スポンジからなる洗浄基材2を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タワシやスポンジ
等に替わる優れた洗浄用具に関し、さらに詳しくは、食
器等の洗浄作業を容易にする洗浄用具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、食器等を洗浄する場合、タワシや
スポンジ等を手に持って洗浄作業を行うのが一般的であ
る。しかしながら、食堂、レストラン等のように大量の
被洗浄物を洗浄しなければならない場合などに、タワシ
やスポンジ等を手に持ちながら被洗浄物を擦るという動
作は多大な労力を要するため、短時間でタワシ等を持つ
手が疲れてしまうという問題があった。また、食器等の
小さな被洗浄物を洗浄する場合、一方の手に被洗浄物を
持ち、他方の手に洗浄用具を持ち、その片方の手だけで
洗浄するため、洗浄作業を効果的に行うことができなか
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、洗浄
作業の労力を低減し、しかも洗浄作業を効果的に行うこ
とを可能にする洗浄用具を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の洗浄用具は、手袋の少なくとも掌側にブラシ
やスポンジからなる洗浄基材を取り付けたことを特徴と
するものである。このように手袋の掌側に洗浄基材を取
り付けたことにより、従来のようにブラシやスポンジ等
を手に持ちながら被洗浄物を擦るという動作が不要にな
るので、洗浄作業の労力を大幅に低減することができ
る。また、食器等の被洗浄物を洗浄する場合に、本発明
の洗浄用具を両手に填めるようにすれば、被洗浄物を両
手で持ちながら両手で同時に洗浄することが可能にな
り、洗浄作業を効果的に行うことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の構成について添付
の図面を参照して詳細に説明する。図1及び図2は、本
発明の第1実施形態からなる洗浄用具を例示するもので
ある。図において、手袋1は5本の指を別々に被覆した
構成を有している。手袋1はゴム又は合成樹脂の非透水
材から成形することが好ましいが、天然繊維や合成繊維
等の繊維から編成又は織成した編織物であってもよい。
特に、手袋1をゴム又は合成樹脂から成形して防水処理
を施すようにすれば、洗浄作業における洗浄剤、水、お
湯、油等による手荒れを防止することができる。
【0006】手袋1の少なくとも掌側1aには、洗浄基
材2が取り付けられている。図中では掌側1aだけに洗
浄基材2が設けられているが、指間等の側面にも洗浄基
材2を配置することが可能である。洗浄基材2は合成樹
脂製のブラシやスポンジから構成し、これを掌側1aに
対して一体的に取り付けることが好ましい。この取付け
は接着剤による接着や、ブラシの場合には植毛にしても
よい。洗浄基材2を合成樹脂製のブラシとした場合、そ
の材料としては、ナイロン樹脂、ポリエステル樹脂、ポ
リエチレン樹脂、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂等を挙
げることができる。
【0007】このブラシを構成する繊維は良好な洗浄作
用を得るために平均直径を0.10〜0.50mm、よ
り好ましくは0.15〜0.35mmの範囲にし、手袋
表面から長さを3.0〜15.0mm、より好ましくは
5.0〜10.0mmの範囲にすることが望ましい。即
ち、上記繊維は人工芝のように粗いものから歯ブラシの
ように細かいものにすることができる。また、繊維は必
ずしも同一太さのものだけからブラシを構成せず、種々
の太さのものを混繊してもよい。この繊維は断面が円形
だけに限らず、三角、四角などの多角形、偏平、星型な
どの異形にすることもできる。特に、異形断面糸は保液
性に優れているので、洗浄作用を有効に発揮することが
できる。また、洗浄基材2として、合成樹脂製ブラシの
他、動物(哺乳類)の毛、植物繊維、金属製ブラシ等を
使用することも可能である。
【0008】一方、洗浄基材2を合成樹脂製のスポンジ
とした場合、その材料としては、ウレタン樹脂等の多孔
性樹脂を挙げることができる。このスポンジは良好な洗
浄作用を得るために連続気泡を有するものがよく、その
厚さを5.0〜20.0mm、より好ましくは10.0
〜15.0mmの範囲にすることが望ましい。また、図
3に示すように、洗浄基材2を取り付けた手袋1の掌側
1aの厚さをそれ以外の部分よりも厚くすることが好ま
しい。このように洗浄基材2の取付部分における手袋1
の厚さをそれ以外の部分よりも厚くすることにより、洗
浄基材2による洗浄効果を高めることが可能であり、し
かも手袋1の耐久性を向上することができる。
【0009】上述のように手袋1の掌側1aに洗浄基材
2を取り付けたことにより、従来のようにブラシやスポ
ンジ等を手に持ちながら被洗浄物を擦るという動作が不
要になるので、洗浄作業の労力を大幅に低減することが
でき、短時間で手が疲れてしまうことがなくなる。ま
た、食器等の被洗浄物を洗浄する場合に、上記洗浄用具
を両手に填めるようにすれば、食器等の被洗浄物を両手
で持ちながら両手で同時に洗浄することが可能になるの
で、洗浄作業を効果的に行うことができる。
【0010】更に、洗浄基材2は手袋1の形状に合わせ
て指先まで取り付けることが可能であるので、従来のブ
ラシやスポンジ等では洗浄できないような細部も指先を
使うことによって洗浄可能になる。図4及び図5は、本
発明の第2実施形態からなる洗浄用具を例示するもので
ある。なお、本実施形態は、上記第1実施例の洗浄用具
において、手袋の甲側に洗浄基材を追加したものである
ので、図1及び図2と同一物には同一符号を付してその
部分の詳細な説明は省略する。
【0011】図において、手袋1の掌側1a及び甲側1
bには、それぞれブラシやスポンジ等からなる洗浄基材
2が取り付けられている。そのため、本実施形態の洗浄
用具によれば、手袋1の両面で洗浄作業を行うことがで
きるので、例えばコップ等のような筒状体の内外面を洗
浄する場合に、その洗浄作業を効果的に行うことができ
る。
【0012】また、上記第1実施形態と同様の理由か
ら、図6に示すように、洗浄基材2を取り付けた手袋1
の掌側1a及び/又は甲側1bの厚さをそれ以外の部分
よりも厚くしてもよい。本発明において、洗浄基材2を
手袋1に対して取り替え自在に構成してもよい。このよ
うに洗浄基材2を取り替え自在にすれば、手袋1が使用
可能でありながら洗浄基材2が破損した場合に、洗浄基
材2だけを交換することが可能になる。また、未使用状
態の洗浄基材2に対して予め洗浄剤を付着させておいて
もよい。このように洗浄基材2に予め洗浄剤を付着させ
た洗浄用具を常時携帯するようにすれば、不意に洗浄が
必要になった場合に、洗浄剤を携帯していなくても洗浄
基材2に水を付けるだけで洗浄作業を行うことができ
る。
【0013】手袋1の形状は特に限定されることはな
く、用途に応じて適宜変更することができる。例えば、
図1に示す5本指の構成は洗浄作業中に被洗浄物を容易
に取り扱うことが可能になる。一方、大面積の被洗浄物
を洗浄する場合は、図7に示すように、親指を独立にす
ると共に、親指以外の4本の指を纏めて被覆するように
したミトン型の構成にするとよい。その他の形態とし
て、図8に示すように、親指を独立にすると共に、人指
し指と中指を纏めて被覆し、薬指と小指を纏めて被覆す
るようにしたり、図9に示すように、親指と人指し指を
それぞれ独立にすると共に、中指と薬指と小指を纏めて
被覆するようにしたり、図10に示すように、全ての指
を纏めて被覆するようにしてもよい。
【0014】手袋1は必ずしも手全体を覆う必要はな
く、用途に応じて手を部分的に覆う構成にすることも可
能である。このような場合の例としては、図11に示す
ように、親指を独立にすると共に、人指し指と中指を纏
めて被覆するようにしたり、図12に示すように、親指
と人指し指と中指をそれぞれ独立に被覆するようにして
もよい。
【0015】また、手袋1の袖部3の長さは特に限定さ
れることはなく、図13や図14に示すように、袖部3
を必要な長さ(例えば、肘まで)に延長することができ
る。特に、図13に示すように、袖部3の一部に液体を
吸収可能な材料からなる液垂れ防止帯4を全周にわたっ
て設けるようにすれば、洗浄作業時に腕側に洗浄液等が
垂れるのを防止できるので好ましい。
【0016】上述した本発明の洗浄用具は、食器洗浄の
ほか、自動車、風呂、ガラス、床、壁、換気扇等の洗浄
にも好適に使用することができる。その他の用途とし
て、人の体を洗うための風呂用品としても使用すること
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、手
袋の少なくとも掌側にブラシやスポンジ等の洗浄基材を
取り付けたことにより、従来のようにタワシやスポンジ
等を手に持ちながら被洗浄物を擦るという動作が不要に
なるので、手の疲労を大幅に軽減し、洗浄作業の労力を
低減することができる。しかも、食器等の被洗浄物を洗
浄する場合に、本発明の洗浄用具を両手に填めるように
すれば、被洗浄物を両手で持ちながら両手で同時に洗浄
することが可能になり、洗浄作業を効果的に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態からなる洗浄用具を掌側
から見た平面図である。
【図2】(A),(B)はそれぞれ異なる態様を示す図
1のA−A断面図である。
【図3】図2の変形例を示す断面図である。
【図4】本発明の第2実施形態からなる洗浄用具を甲側
から見た平面図である。
【図5】(A),(B)はそれぞれ異なる態様を示す図
4のB−B断面図である。
【図6】図4の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異なる
変形例を示す平面図である。
【図8】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異なる
変形例を示す平面図である。
【図9】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異なる
変形例を示す平面図である。
【図10】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異な
る変形例を示す平面図である。
【図11】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異な
る変形例を示す平面図である。
【図12】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異な
る変形例を示す平面図である。
【図13】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異な
る変形例を示す平面図である。
【図14】本発明の洗浄用具において手袋の形状が異な
る変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 手袋 1a 掌側 1b 甲側 2 洗浄基材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手袋の少なくとも掌側にブラシ又はスポ
    ンジからなる洗浄基材を取り付けた洗浄用具。
  2. 【請求項2】 前記手袋の甲側に前記洗浄基材を取り付
    けた請求項1に記載の洗浄用具。
  3. 【請求項3】 前記手袋がゴム又は合成樹脂の非透水材
    からなる請求項1又は2に記載の洗浄用具。
  4. 【請求項4】 前記洗浄基材の取付部分における前記手
    袋の厚さをそれ以外の部分よりも厚くした請求項1乃至
    3のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  5. 【請求項5】 前記洗浄基材が取り替え自在である請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載の洗浄用具。
  6. 【請求項6】 前記洗浄基材に予め洗浄剤を付着させた
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の洗浄用具。
JP10002989A 1998-01-09 1998-01-09 洗浄用具 Pending JPH11197079A (ja)

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Cited By (4)

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