JP2002159427A - 清掃用物品 - Google Patents
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Abstract
ルダに装着するものかのいずれかに限定されていたた
め、前記いずれかの手段では様々な形状の面の払拭に対
応できなかった。 【解決手段】 清掃用物品10は、上面シート11aと
下面シート11bとが接合されて袋状に形成されてい
る。シート11内の保持空間14には、挿入口13から
手を装着できるとともに保持具も装着可能である。上面
シート11aには、手またはの挿入方向に対して交叉す
る方向にスリット15,16が形成されている。前記清
掃用物品10を手で保持して使用する場合には指をスリ
ット15と16の外側へ出して使用することで、使用時
に清掃用物品10が手からずれたり、抜け難い。
Description
織布などのシートを用いた清掃用物品に関する。
清掃用物品としては、直接手に装着して使用するもの
と、ホルダに装着して使用するものとがある。
用物品170を示す平面図であり、例えば実開平5−5
1238号公報に開示されている。この清掃用物品17
0は、外側全面が拭き取り面171として形成され、前
記拭き取り面171の基端には手が挿入される入口とな
る挿入口172が形成され、拭き取り面171の先端の
中央には挿入方向に沿って表側の拭き取り面と裏側の拭
き取り面とが接合された接合線173が形成されてい
る。
使用する清掃用物品180を示す斜視図である。ホルダ
181は、挿入部182と取っ手183とが一体に形成
されたものであり、前記挿入部182の部分に不織布に
より形成されたシート185が装着される。シート18
5は所定の形状の上面シート185aと下面シート18
5bとが重ね合わされて、その周囲に接合線186が形
成されたものである。
面が手の形に似せて形成されたものや、外面に指を挿入
する挿入部が設けられたものなどがある。
示す清掃用物品170では、内部に手を入れて保持する
ことができ、凹凸面や湾曲面を払拭するには適してはい
るものの、平坦な面を払拭する場合には必ずしも完全な
平坦面を形成することができず、塵や埃などの拭き残し
が生じる問題があった。さらに、接合線173が形成さ
れていることで払拭時にこの接合線173を指で挟むこ
とによって拭き取り面171のずれや脱落は防止できる
ものの、ホルダに保持させようとしても前記接合線17
3が邪魔となりホルダを装着することができない。
は、挿入部182の底面が平面182aとなっているた
め、平面182aの部分でしか払拭することができず、
家具などの凹凸した面や湾曲した面を払拭するには不向
きであった。また、図14に示す清掃用物品180では
前記シート185を手に直接装着して使用することも可
能ではあるが、凹凸面や湾曲面の払拭を行おうとした場
合、払拭時にシートが手からずれたり、外れたりするお
それが高く、使用に耐え得るものではなかった。
では、その形状が複雑であるため、シートの裁断や、接
着や縫合などで接合部を形成するのが困難である。また
この種のものは右利き用が主であり、左手に装着して使
用することができない欠点がある。
り、全体が単純な形状でありながら手で確実に保持する
ことができ、また左右いずれの手でも保持可能な清掃用
物品を提供することを目的としている。
であり、しかも手で保持したときに確実に保持できるよ
うにした清掃用物品を提供することを目的とする。
ートおよび下面シートが周縁部の少なくとも一部で接合
されて、前記上面シートと前記下面シートとの間に形成
される空間と前記空間に通じる挿入口とを有する袋体ま
たは筒体とされた清掃用物品において、前記挿入口から
前記空間に至る方向を縦方向、前記縦方向と交叉する方
向を横方向としたときに、前記上面シートには前記縦方
向または横方向あるいは前記両方向に対して斜めに延び
る少なくとも1つのスリットが形成されて、前記挿入口
から前記空間に挿入された手の指を前記スリットから外
部へ突出可能とされており、少なくとも前記下面シート
の外面が拭き取り面とされていることを特徴とするもの
である。
挿入口側に位置する第1のスリットと、前記第1のスリ
ットと間隔を開けて縦方向の終端側に位置する第2のス
リットの少なくとも2つのスリットが形成されており、
前記第1のスリットと前記第2のスリットとの間に、前
記上面シートの一部で形成された保持帯が形成されてい
ることが好ましい。
を有するシート、例えば開孔不織布やネット材で形成さ
れているものであってもよい。
ートが周縁部の少なくとも一部で接合されて、前記上面
シートと前記下面シートとの間に形成される空間と前記
空間に通じる挿入口とを有する袋体または筒体とされた
清掃用物品において、前記空間内には、前記上面シート
と前記下面シートとの間に位置する中間シートが設けら
れており、前記挿入口から前記空間に至る方向を縦方
向、前記縦方向と交叉する方向を横方向としたときに、
前記中間シートには前記縦方向または横方向あるいは前
記両方向に対して斜めに延びる少なくとも1つのスリッ
トが形成され、前記挿入口から前記空間に挿入された手
の指を前記スリットに挿入可能とされており、前記下面
シートの外面と前記上面シートの外面の双方が拭き取り
面とされていることを特徴とするものである。
入口側に位置する第1のスリットと、前記第1のスリッ
トと間隔を開けて縦方向の終端側に位置する第2のスリ
ットの少なくとも2つのスリットが形成されており、前
記第1のスリットと前記第2のスリットとの間に、前記
中間シートの一部で形成された保持帯が形成されている
ものが好ましい。
ートが周縁部の少なくとも一部で接合されて、前記上面
シートと前記下面シートとの間に形成される空間と前記
空間に通じる挿入口とを有する袋体または筒体とされた
清掃用物品において、前記挿入口から前記空間に至る方
向を縦方向、前記縦方向と交叉する方向を横方向とした
ときに、前記空間内には、前記上面シートと前記下面シ
ートとの間に位置して前記横方向に延びる所定幅の保持
帯が設けられており、少なくとも前記下面シートの外面
が拭き取り面とされていることを特徴とするものであ
る。
前記スリットと、空間内の縦方向の終端との間隔が60
〜90mmであることが好ましい。
縦方向の終端との間隔が60〜90mmであることが好
ましく、さらに、前記保持帯の幅寸法が、5〜20mm
であることが好ましい。
向に延びる中心線に対して左右対称形状とすることがで
きる。
るホルダーが組み合わされているものとすることが可能
である。
状とすることなく、前記スリットに指を挿入し、または
前記保持帯を指で保持することで、確実に手で保持で
き、その結果、狭い場所などの清掃が可能になる。また
左右対称形状として上面シートと下面シートのいずれの
外面でも同等に拭き取りを行うことができる。さらにホ
ルダに保持して使用することも可能である。
品を示す斜視図であり、それぞれ手に装着された場合、
保持具に装着された場合を示す。図11は前記清掃用物
品の断面図である。
用されるものであり、使い捨て可能なシート11で形成
されている。シート11は上面シート11aと下面シー
ト11bとから成り、両シート11a,11bが重ねら
れて、周縁部が接合線12により接合されている。この
実施の形態では、基端側に挿入口13が形成され、前記
挿入口13の左右両側部から縦方向に向けてほぼ直線状
の側部接合線12a,12aが形成され、縦方向の終端
側では、前記側部接合線12a,12aと連続する湾曲
接合線12bが形成されている。符号12cで示す部分
が縦方向の終端である。
1aと下面シート11bとの間には、保持空間14が形
成されて袋体となっており、前記挿入口13と前記空間
14が通じている。また、前記縦方向の終端12cにお
いて接合線が形成されておらず、この終端12cで上面
シート11aと下面シート11bとの間に開口部が形成
された筒体形状であってもよい。または1枚のシート1
1を2枚重ねとなるように折り畳んで、周縁部に接合線
を形成して、袋体または筒体を形成してもよい。
は、例えば熱可塑性繊維(熱融着性繊維)で形成され
た、または熱可塑性繊維を含む不織布である。前記熱可
塑性繊維はPE(ポリエチレン)、PP(ポリプロピレ
ン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)繊維、P
EとPETの複合繊維、PEとPPの複合繊維、例えば
芯がPETまたはPP、鞘がPEの芯鞘構造の複合繊維
などであり、不織布は、サーマルボンド不織布、スパン
ボンド不織布、あるいはスパンレース不織布などであ
る。また、前記熱可塑性繊維の他にレーヨンなどの再生
セルロース繊維を含むものであってもよいし、または前
記再生セルロース繊維のみで形成されたスパンレース不
織布であってもよい。
外面すなわち袋体となる清掃用物品10の下に向く外面
が主な拭き取り面として使用される。よって少なくとも
下面シート11bは、外面に一部の繊維が突出して拭き
取り効果を発揮できるようスパンレース不織布で形成さ
れることが好ましい。また前記下面シート11bにエン
ボス加工を施すなどして前記下面シート11bの外面を
凹凸形状にしてもよい。さらに少なくとも下面シート1
1bをスパンレース不織布で形成し、その外面に摩擦力
を与えて前記外面から一部の繊維を毛羽立たせるように
してもよい。
をスパンボンド不織布やスパンレース不織布などの基材
の外面に繊維を植設したもの、または前記基材の外面に
トウ(TOW)から開繊された長繊維層を間隔を開けて
融着し、前記長繊維層によって埃を取り込めるようにし
てもよい。
bと同じ不織布の他に、前記基材に繊維を植設したも
の、または基材と長繊維層とから成るものが使用されて
もよい。または前記上面シート11aが、フィルム、フ
ィルムと不織布のラミネート材、または織布などで形成
されていてもよい。
とが熱可塑性繊維を含む場合には、前記接合線12を熱
シールで形成することができる。または前記接合線12
において上面シート11aと下面シート11bとを縫合
してもよいし、または接着してもよい。
を開けて横方向に延びる第1のスリット15と第2のス
リット16が形成されており、前記第1のスリット15
と第2のスリット16とで挟まれた部分は、前記上面シ
ート11aの一部で形成された保持帯17となってい
る。なお、前記第1のスリット15の両端部には小丸孔
15a,15aが形成され、第2のスリット16の両端
部には小丸孔16a,16aが形成されて、両スリット
15,16の両端部において上面シート11aが裂ける
のを防止している。
した状態を示している。手を挿入口13から保持空間1
4内に挿入するが、このとき一部の指を第1のスリット
15から外部に出し、その指先を第2のスリット16か
ら保持空間14内に入れる。図1の例では、人差し指、
中指、薬指の3本の指を、第1のスリット15から外へ
出して、さらに第2のスリット16から保持空間14内
に入れており、親指と小指の2本の指は前記スリット1
5,16に差し込むことなくそのまま保持空間14内に
留めている。
と、前記2本の指との間に保持されるようになり、しか
も全ての指の指先が、保持空間14内に位置し、各指先
が接合線の近くすなわち保持空間14の内縁部まで延び
ている。なお、1本の指や2本の指で前記保持帯17を
保持してもよい。
でき、また各指先を保持空間14の内縁部において自由
に動かすことができる。よって、下面シート11bの外
面で平らな床面などをむらなく確実に拭くことができる
のみならず、家具の隙間や床と壁との境界部のような変
形した箇所または狭い箇所に指先を自由に追従させて拭
き取ることも可能である。
縦方向に延びる中心線O−Oに対して左右対称形状とな
っている。また、第1のスリット15と第2のスリット
16は、前記中心線O−Oにより二分されるように左右
方向での中央に位置している。よって、左手を挿入口1
3から保持空間14内に挿入しても、図1と対称な状態
で同様にして保持帯17を保持でき、清掃用物品10を
確実に保持することができる。
持帯17を確実に保持でき、しかも各指の指先を保持空
間14の内縁部まで延ばして且つ自由に動かせるために
は、図2において、前記終端12cから第2のスリット
16(保持帯17の縁部)までの間隔W1が60〜90
mm、前記保持帯17の幅寸法W2が、5〜20mmで
あることが好ましい。さらに挿入口13から第1のスリ
ット15(保持帯17の縁部)までの間隔W3は、70
〜110mmが好ましい。またW1+W2+W3は16
0〜220mmが好ましく、この範囲であれば成人の手
の全体を保持空間14内に挿入することができる。
0〜110mm、第2のスリット16の長さL2が50
〜90mmであり、第1のスリット15の長さL1より
も第2のスリット16の長さL2が短い方がよい。
O−Oを境として左右対称形状であり、しかも保持空間
14内には内側への突出部がないため、図2に示すよう
に保持具(ホルダ)40に装着して使用することもでき
る。
2とが樹脂により、一体に成型されたものであり、ある
いはそれぞれが別部材として成型されて組み合わされた
ものである。なお、挿入保持部41は前記シート11内
面と摩擦抵抗の大きな樹脂あるいはゴムなどの弾性体に
より形成されたものであってもよい。
0の保持空間14内に収まる大きさであり、保持空間1
4内に挿入保持部41がほとんど隙間無く挿入される。
挿入保持部41の下面は、平面41aとなっている。挿
入保持部41の上面の基端側には上面シート11aを挿
入保持部41の上面において位置ずれすること無く留め
ておくための係止手段43が設けられている。この掛止
手段43は、上面シート11aが不織布であれば、この
不織布の繊維が絡まって係止される多数の鉤状の突起を
有するファスナーである。また上面シート11aがフィ
ルムなどの場合には、前記係止手段43が粘着力を発揮
するものであってもよい。また挿入保持部41に、上面
シート11aの縁部を挟み込む機構を設けてもよい。
れた状態では、下面シート11bが、前記挿入保持部4
1の下面の平面41aによって平面状態を維持するよう
になる。よって前記下面シート11bによって床など平
坦な面をむらなく拭き取ることができる。
破線18,18で示す部分、すなわち前記側部接合線1
2a,12aから中心方向へ短い間隔を空けた位置で、
上面シート11aと下面シート11bを接合してもよ
い。破線18,18で示す部分で上下のシートを接合す
ると、手の甲が挿入口13から抜け出しにくくなる。
品の変形例を示す斜視図である。図3に示す清掃用物品
20では、全体の形状と寸法が図1と図2に示す清掃用
物品10と同じである。
上面シート21が多数の開孔を有するシートで形成され
ている。例えば前記上面シート20は、ナイロンなどで
形成されたネット、または多数の開孔が形成された不織
布、または多数の開孔が形成されたフィルムなどであ
る。そして前記上面シート20に第1のスリット15お
よび第2のスリット16が形成されている。
拭き取り面として使用できるように、スパンレース不織
布や、基材に繊維が植設されたシート、あるいは基材と
長繊維層とで形成されたシートなどである。
ト11bの外面を拭き取り面として使用できるが、上面
シート21は通気性の良い素材で形成されているため、
保持空間14内と外部との換気が良好となり手に蒸れ感
を感じるのを防止できる。また図3に示すものも保持具
40に装着して使用することが可能である。
物品30を示す斜視図である。この清掃用物品30は、
図1と図2に示すのと同じ上面シート11aと下面シー
ト11bとが側部接合線12a,12aおよび湾曲接合
線12bで接合されて袋体が形成されている。また上面
シート11aと下面シート11bとの間には保持空間1
4が形成され、基端部には挿入口13が開口されてい
る。
の終端12c寄りに1本のスリット31が形成され、ス
リット31の両端部には小丸穴31a,31aが形成さ
れている。
用する場合に、保持空間14内に挿入した手のうちの1
本の指(中指)または2本の指(人差し指と中指)ある
いは3本の指(人差し指と中指と薬指)を前記スリット
31から外側へ突出させる。
ット31から外へ出すことで、上面シート11aを指間
で保持でき、その結果、清掃用物品30と手との位置ず
れを防止できるようになる。しかも指を自由に動かすこ
とで、狭い場所や細かな凹凸のある場所でも、下面シー
ト11bの外面で拭き取りを行うことができる。
らスリット31までの間隔W1が60〜90mmである
ことが好ましく、またスリット31の長さは、20〜8
0mm程度が好ましい。
物品50を示す斜視図であり、図12はその断面図であ
る。
と下面シート11bとの間に中間シート51が挟まれて
いる。上面シート11aと下面シート11bおよび中間
シート51は、ほぼ同じ形状で且つ同じ寸法に裁断され
たものであり、図12の断面図に示すように、前記上面
シート11a、下面シート11bおよび中間シート51
は、前記側部接合線12a,12aおよび湾曲接合線1
2bにより一緒に接合されている。これら接合線は熱シ
ール、縫合、接着などで形成される。
aの外面と下面シート11bの外面の双方が拭き取り面
として使用される。よって両シート11a,11bは、
図1と図2に示す下面シート11bと同様に、スパンレ
ース不織布、基材に繊維が植設されたシート、基材と長
繊維層とが重ねられたシートなどで形成されている。
ム、ゴムシート、不織布などである。そしてこの中間シ
ート51に第1のスリット52と第2のスリット53が
形成されており、各スリット52,53の両端部には小
丸穴52a,52aと53a,53aが形成されてい
る。前記第1のスリット52と第2のスリット53の形
状、好ましい形成位置、および好ましい長さ寸法は、図
1と図2に示した第1のスリット15および第2のスリ
ット16と同じである。
と第2のスリット53との間で、中間シート51の一部
により保持帯54が形成されている。この保持帯54の
好ましい寸法も、図1と図2に示す保持帯17と同じで
ある。
中間シート51との間に保持空間55が形成され、中間
シート51と下面シート11bとの間に保持空間56が
形成されている。
きには、手を保持空間55と保持空間56のどちら側へ
挿入してもよい。図5は、手を下側の保持空間56に挿
入した状態を示している。この場合、人差し指、中指、
薬指の3本の指を第1のスリット52に挿入して上側の
保持空間55に突出させ、さらに指先を第2のスリット
53に挿入して指先を下側の保持空間56に差し込む。
なお親指と小指は下側の保持空間56内に留める。その
結果、第1のスリット52と第2のスリット53との間
の保持帯54を指間で保持でき、しかも指先を保持空間
56内で自由に動かせるようになる。
前記3本の指を第1のスリット52から下側の保持空間
56に入れ、さらに第2のスリット53から上側の保持
空間55に出して、保持帯54を前記3本の指の上で保
持してもよい。この場合も、清掃用物品50を手で確実
に保持でき、しかも指先を自由に動かすことができる。
るのみならず、上下が対称構造であるため、上下逆に
し、上面シート11aを下向きにしても同様に手で保持
することができる。よって、上面シート11aの外面と
下面シート11bの外面の双方を使用して平面部分のみ
ならず、細かな部分の拭き取りを行うことができる。
たスリット31と同様のスリットを1本のみ設けてもよ
い。
11bの外面と上面シート11aの外面の双方が汚れた
ときに、挿入口13の部分で上面シート11aまたは下
面シート11bの縁部を保持し、保持帯54を指で挿入
口13から外側へ引き出すことで、清掃用物品50を簡
単に裏返しにでき、手を汚すことなく廃棄できる。
bを白色、中間シート51を他の色に着色しておけば、
裏返して廃棄状態となったか否かを目視で直ちに確認で
きる。
物品60を示す斜視図である。図6に示す清掃用物品6
0は、図5に示すものと同様に、上面シート11aの外
面と下面シート11bの外面の双方が拭き取り面として
使用されるものである。
間には、保持帯61が設けられている。この保持帯61
は、フィルム、不織布、紙、などで所定幅の帯体として
形成されたものであり、例えばその両端部が、上面シー
ト11aと下面シート11bとの間に挟まれて、前記側
部接合線12a,12aまたは湾曲接合線12bにおい
て、上面シート11a、下面シート11bおよび保持帯
61が一緒に接合されている。あるいは、保持帯61の
両端部が、上面シート11aの内面または下面シート1
1bの内面に熱シール、接着、縫合などの手段で固定さ
れていてもよい。
るときには、挿入口13から保持空間14内に手が挿入
され、指と指との間で前記保持帯61が保持される。例
えば図6に示すように3本の指と、親指ならびに小指と
の間に、保持帯61が保持される。よって前記実施の形
態と同様に、手で確実に保持でき、細かな部分の拭き取
りができる。
ら外部へ引き出すことで、清掃用物品60を簡単に裏返
しできる。この場合も保持帯61を着色しておくこと
で、裏返し状態であることを目視で区別できる。
物品70を示す斜視図である。この清掃用物品70は、
図1や図2に示すのと同じ上面シート11aと下面シー
ト11bとが側部接合線12a,12aおよび湾曲接合
線12bで接合されて袋体が形成されている。また上面
シート11aと下面シート11bとの間には保持空間1
4が形成され、基端部には挿入口13が開口されてい
る。
入方向(縦方向)に沿う1本のスリット71が形成さ
れ、スリット71の両端部には小丸穴71a,71aが
形成されている。
用する場合に、保持空間14内に挿入した手のうちの1
本の指(中指)または2本の指(人差し指と中指)ある
いは3本の指(人差し指と中指と薬指)を前記スリット
71から外側へ突出させる。
物品80を示す斜視図であり、図9は本発明の第7の実
施の形態の清掃用物品90を示す斜視図である。
に縦方向に対して傾斜した1本のスリット81が形成さ
れ、スリット81の両端部に小丸穴81a,81aが形
成されている。この清掃用物品80では、手で保持して
使用する場合に、例えば2本の指(人差し指と中指)あ
るいは3本の指(人差し指と中指と薬指)を前記スリッ
ト81から外側へ突出させる。
に横方向に間隔を開け且つ縦方向に対して傾斜して配置
された第1のスリット91と第2のスリット92がハ字
状に形成されており、前記第1のスリット91の両端部
には小丸孔91a,91aが形成され、第2のスリット
92の両端部には小丸孔92a,92aが形成されてい
る。この清掃用物品90では、手で保持して使用する場
合に、例えば第1のスリット91には1本の指(人差し
指)を、第2のスリット92には2本の指(中指と薬
指)を外側へ突出させる。
用物品100を示す斜視図である。この清掃用物品10
0は、図5に示すのと同様に上面シート11aと下面シ
ート11bと中間シート51とが側部接合線12a,1
2a及び湾曲接合線12bにより一緒に接合され、上面
シート11aと中間シート51との間に保持空間55が
形成され、中間シート51と下面シート11bとの間に
保持空間56が形成されている。
に図7に示すものと同様に手の挿入方向(縦方向)に沿
う1本のスリット101が形成され、スリット101の
両端部には小丸穴101a,101aが形成されてい
る。あるいは前記中間シート51に図8や図9に示すも
のと同様のスリット81、スリット91,92が形成さ
れていてもよい。
0,90では、一部の指をスリットから外へ出すことで
上面シート11aを指間に保持でき、その結果手との位
置ずれを防止でき、しかも指を自由に動かすことで、狭
い場所や細かな凹凸のある場所でも、下面シート11b
の外面で拭き取りを行うことができる。また図10に示
す清掃用物品100では、上面シート11aの外面と下
面シート11bの外面の双方を使用して平面部分のみな
らず、細かな部分の拭き取りを行うことができる。
0,60,70,80,90,100においても、保持
具(ホルダ)40に装着して使用することができる。図
5と図10に示す清掃用物品50,100では、上方の
保持空間55または下方の保持空間56に、保持具40
の挿入保持部41が挿入される。図6に示す清掃用物品
60では、上面シート11aと保持帯61との間または
保持帯61と下面シート11bとの間に挿入保持部41
が挿入されて保持される。
態において、上面シート11aや中間シート51に3本
以上のスリットを形成してもよい。また図6に示す保持
帯61にスリットを形成し、これらスリットを使用して
指で確実に保持できるようにしてもよい。
体を手袋形状などにせず、単純な形状にでき、しかも手
で保持したときに確実に保持でき、また指を自由に動か
すことができて細かな部分や狭い場所の拭き取りが可能
である。またホルダ(保持具)に装着して使用すること
も可能である。
保持した状態を示す斜視図、
ダに保持した状態を示す斜視図、
例を示す示す斜視図、
斜視図、
斜視図、
斜視図、
斜視図、
斜視図、
斜視図、
す斜視図、
す平面図、
を示す斜視図、
Claims (11)
- 【請求項1】 上面シートおよび下面シートが周縁部の
少なくとも一部で接合されて、前記上面シートと前記下
面シートとの間に形成される空間と前記空間に通じる挿
入口とを有する袋体または筒体とされた清掃用物品にお
いて、 前記挿入口から前記空間に至る方向を縦方向、前記縦方
向と交叉する方向を横方向としたときに、前記上面シー
トには前記縦方向または横方向あるいは前記両方向に対
して斜めに延びる少なくとも1つのスリットが形成され
て、前記挿入口から前記空間に挿入された手の指を前記
スリットから外部へ突出可能とされており、 少なくとも前記下面シートの外面が拭き取り面とされて
いることを特徴とする清掃用物品。 - 【請求項2】 前記上面シートには、前記挿入口側に位
置する第1のスリットと、前記第1のスリットと間隔を
開けて縦方向の終端側に位置する第2のスリットの少な
くとも2つのスリットが形成されており、前記第1のス
リットと前記第2のスリットとの間に、前記上面シート
の一部で形成された保持帯が形成されている請求項1記
載の清掃用物品。 - 【請求項3】 前記上面シートが、多数の開孔を有する
シートで形成されている請求項1または2記載の清掃用
物品。 - 【請求項4】 上面シートおよび下面シートが周縁部の
少なくとも一部で接合されて、前記上面シートと前記下
面シートとの間に形成される空間と前記空間に通じる挿
入口とを有する袋体または筒体とされた清掃用物品にお
いて、 前記空間内には、前記上面シートと前記下面シートとの
間に位置する中間シートが設けられており、 前記挿入口から前記空間に至る方向を縦方向、前記縦方
向と交叉する方向を横方向としたときに、前記中間シー
トには前記縦方向または横方向あるいは前記両方向に対
して斜めに延びる少なくとも1つのスリットが形成さ
れ、前記挿入口から前記空間に挿入された手の指を前記
スリットに挿入可能とされており、 前記下面シートの外面と前記上面シートの外面の双方が
拭き取り面とされていることを特徴とする清掃用物品。 - 【請求項5】 前記中間シートには、前記挿入口側に位
置する第1のスリットと、前記第1のスリットと間隔を
開けて縦方向の終端側に位置する第2のスリットの少な
くとも2つのスリットが形成されており、前記第1のス
リットと前記第2のスリットとの間に、前記中間シート
の一部で形成された保持帯が形成されている請求項4記
載の清掃用物品。 - 【請求項6】 上面シートおよび下面シートが周縁部の
少なくとも一部で接合されて、前記上面シートと前記下
面シートとの間に形成される空間と前記空間に通じる挿
入口とを有する袋体または筒体とされた清掃用物品にお
いて、 前記挿入口から前記空間に至る方向を縦方向、前記縦方
向と交叉する方向を横方向としたときに、前記空間内に
は、前記上面シートと前記下面シートとの間に位置して
前記横方向に延びる所定幅の保持帯が設けられており、 少なくとも前記下面シートの外面が拭き取り面とされて
いることを特徴とする清掃用物品。 - 【請求項7】 縦方向の終端側に位置する前記スリット
と、空間内の縦方向の終端との間隔が60〜90mmで
ある請求項1ないし5のいずれかに記載の清掃用物品。 - 【請求項8】 前記保持帯の縁部と、前記空間内の縦方
向の終端との間隔が60〜90mmである請求項2,
5,6のいずれかに記載の清掃用物品。 - 【請求項9】 前記保持帯の幅寸法が、5〜20mmで
ある請求項2,5,6,8のいずれかに記載の清掃用物
品。 - 【請求項10】 前記袋体または筒体は、縦方向に延び
る中心線に対して左右対称形状である請求項1ないし9
のいずれかに記載の清掃用物品。 - 【請求項11】 前記挿入口から空間内に挿入されるホ
ルダーが組み合わされている請求項1ないし10のいず
れかに記載の清掃用物品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358771A JP2002159427A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 清掃用物品 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000358771A JP2002159427A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 清掃用物品 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002159427A true JP2002159427A (ja) | 2002-06-04 |
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ID=18830615
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000358771A Pending JP2002159427A (ja) | 2000-11-27 | 2000-11-27 | 清掃用物品 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002159427A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7779502B2 (en) | 2004-11-16 | 2010-08-24 | Uni-Charm Corporation | Cleaning item |
JP2011167417A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Hogi Medical:Kk | 開脚用ドレープ |
JP2013052001A (ja) * | 2011-09-01 | 2013-03-21 | Toshiko Iwai | 衛生シート |
KR200475723Y1 (ko) * | 2013-03-09 | 2014-12-26 | 홍광희 | 청소용패드의 벨크로와 바이어스구조 |
JP2015047461A (ja) * | 2013-09-04 | 2015-03-16 | 王子ホールディングス株式会社 | 清拭用手袋 |
JP2019017877A (ja) * | 2017-07-20 | 2019-02-07 | 花王株式会社 | 清掃具 |
JP2021000202A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | ユニ・チャーム株式会社 | 清掃シート |
EP3811839A1 (de) * | 2019-10-23 | 2021-04-28 | Jens Fritsch | Trocken- und/oder reinigungstuch |
EP3847942A1 (de) * | 2020-01-09 | 2021-07-14 | Jens Fritsch | Trocken- und/oder reinigungstuch |
-
2000
- 2000-11-27 JP JP2000358771A patent/JP2002159427A/ja active Pending
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US11805956B2 (en) | 2020-01-09 | 2023-11-07 | Jens Fritsch | Drying and/or cleaning cloth |
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