JP6920272B2 - 情報処理装置およびその操作支援方法並びに操作支援プログラム - Google Patents

情報処理装置およびその操作支援方法並びに操作支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置およびその操作支援方法並びに操作支援プログラムに関するものである。
例えば、ノートPCやデスクトップ型PC等のパーソナルコンピュータを用いて写真入りカレンダーや動画ファイル等を作成する場合、複数のアプリケーションを使用して作業を行わなければならない場合がある。特に、PC用のアプリケーションの場合は多様な利用シナリオをカバーするために、単純な利用シナリオは単一のアプリケーション内で完結するが、少し複雑になると、開発会社が異なるアプリケーションを複数使用することになる。
また、その多少複雑な利用シナリオをカバーするために、関連するアプリを連携するように改造するのは現実的ではない。そのため、利用者が上手くアプリケーションを組み合わせ、求める最終結果を得るために必要な作業を適切に分解し、個々の作業ステップを各アプリケーションを使って行う必要がある。
例えば、写真入りカレンダーを作成する場合、ユーザは写真編集を行うアプリケーションを起動させ、写真の編集等の所望の操作を行った後、編集後の写真を所定の保存場所に保存する。続いて、カレンダーを作成するアプリケーションを起動させて、先ほど編集した写真を保存場所から読み出し、読み出した写真をカレンダー作成用のアプリケーションに貼り付けてさらに編集作業を行うことにより、カレンダーを作成する。
特開2006−53872号公報
上述したように、一つの利用シナリオ(例えば、写真入りカレンダーの作成等)において複数のアプリケーションを使用する必要がある場合、起動させるアプリケーションの選定作業やデータファイルの取り扱い等が煩雑になる場合がある。特に、パーソナルコンピュータの操作に不慣れなユーザの場合には、適切な作業ステップに分割することが難しく、また個々の作業ステップを担う適切なアプリを選択・切り替えて作業することが難しい。このため、作業に多大な時間を費やしたり、作業自体を断念してしまったりする場合があった。
従来、作業手順をビデオ撮影し、操作手順を説明する解決策もあり、ビデオ自体もPC等で手軽に閲覧することも可能であるが、俯瞰した作業概要を理解するには良いが、実際にその手順に則って作業を行う場合には、完全に記憶できるわけではないので、何度も該当箇所を探しつつビデオを見ることとなり、その都度、ビデオ画面と操作画面を切替える必要があるなど、十分な課題解決とは言えない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、パーソナルコンピュータの操作に不慣れなユーザであっても容易に作業を進めることのできる情報処理装置およびその操作支援方法並びに操作支援プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一態様は、複数のアプリケーションと各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントとが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報と、利用シナリオがユーザによって選択された場合に、前記利用シナリオに関する複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる起動制御部とを具備する情報処理装置である。
本発明の第二態様は、ユーザによって利用シナリオが選択された場合に、複数のアプリケーションと各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントとが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報に従って、複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる情報処理装置の操作支援方法である。
本発明の第三態様は、ユーザによって利用シナリオが選択された場合に、複数のアプリケーションと各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントとが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報に従って、複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる処理をコンピュータに実行させるための情報処理装置の操作支援プログラムである。
本発明の開示によれば、パーソナルコンピュータの操作に不慣れなユーザであっても容易に作業を進めることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を概略的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を概略的に示した図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置が備える機能の一例を示した機能ブロック図である。 利用シナリオ情報の一例を示した図である。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の操作支援方法の手順の一例を示したフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る情報処理装置の操作支援方法の手順の一例を示したフローチャートである。 メニュー表示画面の一例を示した図である。 手順表示画面の一例を示した図である。 写真編集アプリケーションの起動中にファイル名「DOG1.jpg」の保存行為が行われた場合を示した一表示画面例である。 候補データファイルとアプリケーションとを同一画面上に表示したときの一表示画面例を示した図である。 候補データファイルとアプリケーションとを同一画面上に表示したときの一表示画面例を示した図である。 写真入りカレンダーの一例を示した図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置およびその操作支援方法並びにプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
本実施形態では、情報処理装置の一例としてノートPCを例示して説明するが、本発明に係る情報処理装置はこの例に限定されず、例えば、デスクトップ型PC、タブレット端末、スマートフォン等の携帯電話機等であってもよい。
図1は本実施形態に係る情報処理装置10の外観を概略的に示した図である。図1に示すように、情報処理装置10は、例えば、液晶表示装置等からなる表示部17と、キーボード等からなる入力部16とを備えている。
図2は、本実施形態に係る情報処理装置10のハードウェア構成を概略的に示した図である。図2に示すように、情報処理装置10は、例えば、CPU11と、CPU11が実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)12と、各プログラム実行時のワーク領域として機能するRAM(Random Access Memory)13と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)14と、ネットワークに接続するための通信インターフェース15と、キーボードやマウス等からなる入力部16と、液晶表示装置等の表示部17とを備えている。これら各部は、バス18を介して接続されている。
上記ROM12には、各種プログラム(例えば、操作支援プログラム等)が格納されており、CPU11がROM12からRAM13にプログラムを読み出し、実行することにより種々の機能を実現させる。なお、CPU11が実行するプログラム等を記憶するための記憶媒体は、ROM12に限られず、磁気ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等で構成される他の記録媒体であってもよい。
図3は、情報処理装置10が備える機能の一例を示した機能ブロック図である。図3に示すように、情報処理装置10は、記憶部21、起動制御部22、操作監視部23、ファイル提示部24、ガイダンス部25、表示部17等を備えている。
図3に示した各部により実現される各種機能は、CPU11がROM12に記憶されている操作支援プログラムをRAM13に読み出して実行することにより実現されるものである。
記憶部21には、複数のアプリケーションプログラム(以下、単に「アプリケーション」という。)A、B・・・が格納されている。アプリケーションの一例として、例えば、写真編集用アプリケーション、文書作成用アプリケーション、プレゼンテーション用アプリケーション、音楽編集用アプリケーション等が挙げられる。
記憶部21には、利用シナリオ情報が格納されている。利用シナリオ情報は、利用シナリオ毎にその利用シナリオを実現するために必要となる各種情報が登録された情報である。具体的には、その利用シナリオの実現に利用されるアプリケーション情報と各アプリケーションを起動させるトリガイベントとが関連付けられて登録された情報である。トリガイベントは、例えば、作業選択とされている。
また、利用シナリオ情報には、さらに、利用シナリオの実現に使用される可能性のあるデータファイルの属性情報、より具体的には、複数のアプリケーション間で使用するデータファイルの属性情報が登録されている。本実施形態では、データファイルの属性情報として、ファイル拡張子を用いているが、データファイルの種別を特定できる情報であればこの例に限定されない。
図4に利用シナリオ情報の一例を示す。図4では、利用シナリオとして、「写真入りカレンダーの作成」、「ビデオCDの作成」等が例示されている。
「写真入りカレンダーの作成」に関し、アプリケーション情報として、アプリケーションAおよびアプリケーションBが対応付けられて登録されている。アプリケーションAの一例として写真編集アプリケーションが、アプリケーションBの一例としてプレゼンテーションアプリケーションが挙げられる。
また、各アプリケーションを起動させるトリガイベントとして、アプリケーションAには「写真編集」が、アプリケーションBには「写真貼付」が登録されている。
また、「写真入りカレンダーの作成」に関し、データファイルの属性情報として、「.jpg」、「.jpeg」「.gif」、「.tif」、「.tiff」、「.bmp」、「.png」等の画像に関する拡張子が登録されている。このデータファイルの属性情報は、アプリケーション毎に異なる属性情報が登録されていてもよい。
「ビデオCDの作成」に関し、アプリケーション情報として、アプリケーションC、アプリケーションD、およびアプリケーションEが対応付けられて登録されている。アプリケーションCの一例として音楽編集アプリケーションが、アプリケーションDの一例として動画編集アプリケーションが、アプリケーションEの一例として文書作成アプリケーションが挙げられる。
また、各アプリケーションを起動させるトリガイベントとして、例えば、アプリケーションCには「ビデオ編集」が、アプリケーションDには「BGM音楽の選択」が、アプリケーションEには「ビデオCDの焼付け」が登録されている。
また、「ビデオCDの作成」に関し、データファイルの属性情報として、音楽ファイルに関する拡張子、例えば、「.wma」、「.wav」、「.mov」等が登録されている。
記憶部21には、候補ファイルリストが格納されている。この候補ファイルリストは、後述する操作監視部23によって書き込み等が行われる情報である。
起動制御部22は、ユーザによって利用シナリオが選択された場合に、その利用シナリオに該当する利用シナリオ情報に基づいて、複数のアプリケーションをトリガイベントの発生に伴って起動させる。例えば、起動制御部22は、利用シナリオの作業手順が示された作業手順表示画面(図8参照)において、いずれかの作業がユーザによって選択されたことをトリガイベントとして、該作業に対応付けられたアプリケーションを起動させる。
例えば、図4に示した利用シナリオ情報を例示すると、起動制御部22は、「写真入りカレンダーの作成」の利用シナリオが選択されている間に「写真編集」の作業がユーザによって選択された場合に、「写真編集」の作業に対応するアプリケーションAを起動させる。同様に、「写真貼付」の作業が選択された場合に、トリガイベント発生としてアプリケーションBを起動させる。
操作監視部23は、選択中の利用シナリオに関連するアプリケーションの起動中において、所定の処理がデータファイルに対して行われた場合に、所定の処理が行われたデータファイルの属性情報と利用シナリオ情報に登録されているデータファイルの属性情報とが一致するか否かを判定する。この結果、両者が一致する場合に、所定の作業が行われた該データファイルを候補ファイルとして記録する。
利用シナリオ情報に登録されている属性情報を有するデータファイルは、利用シナリオに関する作業を進めるうえで複数のアプリケーション間で利用される可能性の高いデータファイルである。したがって、そのようなデータファイルが発生した場合には、候補ファイルとして記録しておくことで、複数のアプリケーション間での利用を円滑に行えるようにする。
より具体的には、操作監視部23は、選択中の利用シナリオに関連するアプリケーションの起動中において、あるデータファイルの保存作業がユーザによって行われた場合、もしくは選択中の利用シナリオに関連するアプリケーションがデータファイルを保存した場合、保存されたデータファイルの拡張子が当該利用シナリオ情報に登録されている拡張子と一致するか否かを判定する。この結果、両者が一致する場合には、候補ファイルとして記憶部21の候補ファイルリストに記録する。
操作監視部23は、例えば、候補データファイルのファイル名、データ保存先、及び当該データファイルが保存されたときに起動していた、もしくは保存したアプリケーション情報を関連付けて候補ファイルリストに記録する。
ファイル提示部24は、選択中の利用シナリオに関するアプリケーションが新たに起動した場合に、記憶部21の候補ファイルリストを参照し、候補ファイルリストが記録されているか否かを判定する。そして、候補データファイルがある場合には、その候補データファイルを格納先から読み出して表示部17に表示する。
これにより、選択中の利用シナリオに関係するデータファイルを複数のアプリケーション間で容易に利用することが可能となる。
なお、起動制御部22にてアプリを起動させる直前に、記憶部21の候補ファイルリストを参照し、候補ファイルリストが記録されているか否かを判定する。そして、候補データファイルがある場合には、その候補データファイルを格納先から読み出して表示部17に表示し、選択したファイルを読み込ませつつ、アプリケーションを起動してもよい。
なお、候補データファイルが複数存在した場合には、ファイル提示部24は、それらをサムネイル形式で表示させてもよいし、所定時間毎に切り替えて表示させてもよい。
ガイダンス部25は、操作支援プログラムの進行に合わせて所定のガイダンス情報を表示部17に表示させ、ユーザの操作を支援する。具体的には、ガイダンス部25は、メニュー表示画面(図7参照)、手順表示画面(図8参照)を操作支援の進行に応じて表示部17に表示させる。また、図10、図11に示すように、候補データファイルが表示された画面において、候補データファイルの操作支援に関するガイダンスを表示部17に表示させる。
次に、本実施形態に係る情報処理装置10の操作支援方法について図5、図6を用いて説明する。図5、図6は本実施形態に係る情報処理装置10の操作支援方法の手順の一例を示したフローチャートである。本実施形態に係る操作支援方法は、例えば、ユーザによって操作支援プログラムの実行を指示する入力が行われた場合に実行されてもよいし、所定のタイミング、例えば、情報処理装置10の起動時などに自動的に実行されることとされてもよい。また、作業の途中でもユーザによって当該操作支援プログラムの実行を終了する操作がされた場合には、当該処理を終了する。
まず、表示部17にメニュー表示画面を表示させる(図5のSA1)。図7にメニュー表示画面の一例を示す。図7に示すようにメニュー表示画面は、少なくとも一つの利用シナリオがユーザによる選択が可能な状態で提示されるとともに、「ご希望の利用シナリオを選択してください。」といったガイダンス情報が表示される。なお、ガイダンス情報は、表示によって視覚的にユーザに通知されてもよいし、これに代えて、または、これに加えて、音声によって通知されてもよい。
メニュー表示画面において、ユーザによっていずれかの利用シナリオが選択されると(SA2)、選択された利用シナリオで行われるユーザの作業手順を示した作業手順表示画面を表示部17に表示させる(SA3)。図8に作業手順表示画面の一例を示す。この作業手順表示画面において、ユーザによっていずれかの作業が選択されると(SA4)、その作業に対応付けられたアプリケーション情報を記憶部21の利用シナリオ情報から取得し、取得したアプリケーション情報に従って所定のアプリケーションを起動させる(SA5)。
例えば、図7に示したメニュー表示画面において、利用シナリオとして「写真入りカレンダーを作成する」が選択され、さらに、図8に示した作業手順表示画面において、作業として「写真を編集する」が選択された場合には、図4に示した利用シナリオ情報に従ってアプリケーションAが特定され、アプリケーションAが起動される。
このようにして、選択中の利用シナリオにおいてトリガイベントに対応するアプリケーションが起動すると、ユーザによる入力操作の監視を開始する(SA6)。
続いて、データファイルの保存処理(所定の処理)が行われたか否かを判定する(SA7)。これは、ユーザによるデータファイルの保存行為の他、アプリケーションによるデータファイルの保存処理も含まれる。この結果、データファイルの保存処理が行われた場合には(SA7:YES)、保存されたデータファイルの属性が選択中の利用シナリオに対応して登録されているデータファイル属性に一致するか判定する(SA8)。この結果、同じ属性であれば(SA8:YES)、以降のアプリケーションで利用される可能性の高いデータファイル、すなわち、候補ファイルとして候補ファイルリストに記録する(SA9)。これにより、当該データファイルのファイル名およびそのデータ保存先、及び起動中のアプリケーション情報が関連付けられて候補ファイルリストに記録される。
例えば、図9に示すように、写真編集アプリケーションであるアプリケーションAの起動中において、ユーザによって犬の写真が読み出され、写真内における花の部分を消去する編集がなされて、ファイル名「DOG1.jpg」で保存行為が行われた場合を考える。この場合、図4の利用シナリオ情報では、「写真を編集する」のアプリケーションAに「.jpg」、「.jpeg」「.gif」、「.tif」、「.tiff」、「.bmp」、「.png」の拡張子が関連付けられて登録されている。したがって、図9に示したファイル名「DOG1.jpg」のデータファイルは、利用シナリオ情報に登録されている上記拡張子と一致するので、候補ファイルとして候補ファイルリストに記録されることとなる。
また、例えば、アプリケーションAと同時に文書作成アプリケーションも起動しており、ユーザが文書作成アプリケーションにおいてファイル名「bunsho.doc」のデータファイルを保存した場合、このデータファイルの拡張子「doc」は、選択中の利用シナリオに対応する利用シナリオ情報に登録されていないため、候補データファイルではないと判定され、候補ファイルリストの記録は行われない。
続いて、選択中の利用シナリオに対応する起動中のアプリケーション(例えば、アプリケーションA)に対して終了操作が入力されたか否かを判定する(SA10)。この結果、入力されていなければ(SA10:NO)、ステップSA7に戻り、以降の処理を繰り返す。一方、起動中のアプリケーションに対して終了操作が入力された場合には(SA10:YES)、作業手順表示画面(図8参照)を表示する(図6のSA11)。
この作業手順表示画面において、ユーザによっていずれかの作業が選択されると(SA12)、今回選択された作業が前回と同じであるか否かを判定する(SA13)。
この結果、両者が同じ場合(SA13:YES)、例えば、ユーザによって写真編集の作業が終了された後に、ユーザがやはり違う写真も追加で編集したいと考えて、図8に示された作業手順表示画面において前回と同じ作業である「写真を編集する」を選択した場合には、ステップSA5(図5参照)に戻り、上述と同様の処理を行う。
一方、ユーザによって選択された作業が前回と異なる場合には(図6のSA13:NO)、選択された作業に対応付けられたアプリケーションを起動させる(SA14)。
例えば、図8に示した作業手順表示画面において、「カレンダーに写真を貼る」が選択された場合には、前回選択された作業である「写真を編集する」と異なるため、選択中の利用シナリオ情報において「カレンダーに写真を貼る」に対応付けられた「アプリケーションB」が起動されることとなる。
続いて、記憶部21の候補ファイルリストに候補データファイルが記録されているか否かを判定する(SA15)。この結果、候補データファイルが記録されている場合には(SA15:YES)、候補データファイルとして記録されているデータファイルを格納先から読み出して、候補ファイルとして表示部17に表示する(SA16)。
これにより、例えば、図10に示すように、候補データファイルとして記録されていたデータファイルが表示部17に表示されることとなる。
この表示画面において、候補データファイルは、起動中であるアプリケーションBと並べて表示されるとよい。
また、この表示画面には、候補データファイルの利用方法に関するガイダンス情報が表示されてもよい(SA17)。例えば、図10に示した表示例では、「これを使いますか?」といったガイダンス情報が表示されている。ユーザは現在表示されている写真を使用する場合には、「はい」を、使用しない場合には「いいえ」を選択する。そして、「はい」を選択した場合には、図11に示すように「右の画面にドラッグ&ドロップしてください」といったガイダンスを行う。これにより、ユーザは所望の写真を容易にカレンダーに貼付させることができ、例えば、図12に示すような写真入りのカレンダーを作成することができる。
また、図10の表示画面において、ユーザによって「いいえ」が選ばれた場合には、他の候補データファイルがあればそれを表示すればよく、また、他の候補データファイルがない場合には、「写真フォルダから選択してください」などのガイダンスを行うことにより、ユーザの作業を支援する。このように、作業の進行に応じてガイダンスが行われるのでユーザはそのガイダンスに従って作業を進めることで容易にかつ円滑に所望の作業を完了させることができる。
そして、起動中のアプリケーションを用いたユーザの作業が終わり、アプリケーションに対して終了操作が入力されると(図6のステップSA18:YES)、選択中の利用シナリオに対応付けられている全ての作業が終了したか否かを判定する(SA19)。この結果、全ての作業が終了していない場合には(SA19:NO)、ステップSA11に戻り、作業手順表示画面を再び表示し、他の作業が選択されることを待機する。一方、ステップSA19において、全ての作業が終了した場合には、図5のステップSA1に戻り、ガイドメニューを再び表示させる。
以上説明してきたように、本実施形態に係る情報処理装置10及びその操作支援方法並びにプログラムによれば、複数のアプリケーションと各アプリケーションを起動させるトリガイベントとが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報が格納された記憶部21と、利用シナリオがユーザによって選択された場合に、利用シナリオに関する複数のアプリケーションをトリガイベントの発生に伴って起動させる起動制御部22とを備えるので、ユーザによって選択された利用シナリオに関連するアプリケーションを適切なタイミングで起動させることが可能となる。これにより、ユーザ自らがアプリケーションを直接的に起動させる必要がなくなるため、どのアプリケーションを起動させたらよいのかわからないような操作に不慣れなユーザであっても容易に利用シナリオに応じた作業を進めることが可能となる。すなわち、ガイド情報として適切に分割された作業ステップを参照し、また個々の作業ステップを担う適切なアプリを選択・切り替えて作業することができ、アプリ間のファイルの受け渡しも補佐することができる。
また、利用シナリオ情報には、複数のアプリケーション間で使用するデータファイルの属性情報が登録されているので、この利用シナリオ情報に基づいて候補ファイルデータを記録しておき、起動中のアプリケーションが切り替えられた場合には、記憶しておいた候補ファイルデータを表示部17に表示させることにより、複数のアプリケーション間で同一のデータファイルを容易に使用することが可能となる。これにより、ユーザ自らがデータファイルを読み出して表示させるといった作業の手間が省略され、円滑にかつ容易に作業を進めることが可能となる。
また、利用シナリオにおける作業の進行に応じてユーザの操作手順をガイダンスするガイダンス部25を備えるので、ユーザは表示されたガイダンス情報に基づいて操作を行うことで、容易にかつ円滑に作業を進めることができる。
以上、本発明について実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、上記実施形態で説明した処理手順の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
例えば、上述した実施形態においては、アプリケーションを起動させるトリガイベントとして、ユーザによって作業が選択された場合を例示していたが、これに限定されない。例えば、利用シナリオ情報に、各アプリケーションについての起動順序を登録しておき、トリガイベントをアプリケーションの終了としてもよい。この場合、起動中のアプリケーションに対する終了操作がユーザによって行われた場合に、該アプリケーションの終了操作をトリガイベントとして、利用シナリオ情報の起動順序に従ってアプリケーションを起動させることとしてもよい。この場合、作業手順に従って次々と自動的にアプリケーションが起動されることとなるので、図8に示した作業手順表示画面の提示を不要とすることができ、ユーザの入力操作をより簡素化することが可能となる。
また、本実施形態では、写真入りカレンダーを作成する場合を例示して説明したが、本発明はこのような場合に限定されない。本発明は、例えば、複数のアプリケーションを利用して一つの利用シナリオを実現するような場合に広く汎用的に使用することができる。利用シナリオの他の例としては、例えば、音楽CDの作成等が挙げられる。
10 :情報処理装置
11 :CPU
12 :ROM
13 :RAM
15 :通信インターフェース
16 :入力部
17 :表示部
18 :バス
21 :記憶部
22 :起動制御部
23 :操作監視部
24 :ファイル提示部
25 :ガイダンス部

Claims (6)

  1. 複数のアプリケーションと各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントと、複数のアプリケーション間で使用するデータファイルの属性情報とが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報と、
    利用シナリオがユーザによって選択された場合に、前記利用シナリオに関する複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる起動制御部と
    前記利用シナリオに関する前記アプリケーションの起動中において、所定の処理がデータファイルに対して行われた場合に、所定の処理が行われた該データファイルの属性情報と前記利用シナリオ情報に登録されているデータファイルの属性情報とが一致するか否かを判定し、両者が一致する場合に、所定の処理が行われた該データファイルを候補ファイルとして記録する操作監視部と、
    起動中の前記アプリケーションが切り替えられた場合に、前記候補ファイルとして記録された前記データファイルを切替後の前記アプリケーションで使用可能に表示部に表示させるファイル提示部と
    を具備する情報処理装置。
  2. 前記利用シナリオ情報には、作業と該作業で用いられるアプリケーションとが対応付けられており、
    前記起動制御部は、前記利用シナリオの作業手順が示された作業手順表示画面において、いずれかの作業がユーザによって選択されたことをトリガイベントとして、該作業に対応付けられた前記アプリケーションを起動させる請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記利用シナリオ情報には、各アプリケーションについての起動順序が登録されており、
    前記起動制御部は、起動中のアプリケーションに対する終了操作がユーザによって行われた場合に、該アプリケーションの終了操作をトリガイベントとして、前記利用シナリオ情報の起動順序に従ってアプリケーションを起動させる請求項1に記載の情報処理装置。
  4. ユーザによっていずれかの前記利用シナリオが選択された場合に、該利用シナリオにおける作業の進行に応じてユーザの操作手順をガイダンスするガイダンス部を備える請求項1からのいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 複数のアプリケーションと、各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントと、複数のアプリケーション間で使用するデータファイルの属性情報とが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報に基づいて、利用シナリオがユーザによって選択された場合に、前記利用シナリオに関する複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる工程と
    前記利用シナリオに関する前記アプリケーションの起動中において、所定の処理がデータファイルに対して行われた場合に、所定の処理が行われた該データファイルの属性情報と前記利用シナリオ情報に登録されているデータファイルの属性情報とが一致するか否かを判定し、両者が一致する場合に、所定の処理が行われた該データファイルを候補ファイルとして記録する工程と、
    起動中の前記アプリケーションが切り替えられた場合に、前記候補ファイルとして記録された前記データファイルを切替後の前記アプリケーションで使用可能に表示部に表示させる工程と
    を有する情報処理装置の操作支援方法。
  6. 複数のアプリケーションと、各前記アプリケーションを起動させるトリガイベントと、複数のアプリケーション間で使用するデータファイルの属性情報とが利用シナリオに関連付けて登録された利用シナリオ情報に基づいて、利用シナリオがユーザによって選択された場合に、前記利用シナリオに関する複数の前記アプリケーションを前記トリガイベントの発生に伴って起動させる処理と
    前記利用シナリオに関する前記アプリケーションの起動中において、所定の処理がデータファイルに対して行われた場合に、所定の処理が行われた該データファイルの属性情報と前記利用シナリオ情報に登録されているデータファイルの属性情報とが一致するか否かを判定し、両者が一致する場合に、所定の処理が行われた該データファイルを候補ファイルとして記録する処理と、
    起動中の前記アプリケーションが切り替えられた場合に、前記候補ファイルとして記録された前記データファイルを切替後の前記アプリケーションで使用可能に表示部に表示させる処理と
    をコンピュータに実行させるための情報処理装置の操作支援プログラム。
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