JP6919585B2 - オイルクーラ - Google Patents

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Description

本発明は、オイルクーラ、特に積層型の水冷オイルクーラに関する。
従来、自動車に搭載され、トランスアクスルのケース内で使用されるオイル等を冷却するオイルクーラが知られている。
特許文献1には、多数のプレートを積層して形成されており、各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成された積層型の水冷オイルクーラが記載されている。
特開2011−163625号公報
積層型の水冷オイルクーラにおいて、体格の増加を抑制しつつ、冷却性能を向上させることが望まれている。
本発明の目的は、コンパクトで冷却性能が高いオイルクーラを提供することにある。
本発明のオイルクーラは、多数の皿状のプレートを積層して形成されており、前記各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成されたオイルクーラであって、前記各プレートの外周の少なくとも一部には外方に向かう波型形状のフランジが形成されており、隣接する前記各フランジ間には、フィンが設けられている、ことを特徴とする。
本発明によれば、プレートに形成された波型形状のフランジと、隣接するフランジ間に設けられたフィンとにより、プレートに伝わった熱を外気へ放散させる表面積(放熱面積)が増えるため、オイルクーラの冷却性能を高めることができる。また、フランジが波型形状であるため、フランジが外方へ突出する長さを短くでき、オイルクーラの体格増加を抑制することができる。
一般的な積層型の水冷オイルクーラの斜視図である。 本発明の実施形態におけるオイルクーラの上面を簡略化して示す図である。 図2のA−A断面図である。 図3のB−B端面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
図1は、一般的な積層型の水冷オイルクーラ(オイルクーラ100)の斜視図である。オイルクーラ100は、自動車のエンジンルームに搭載されてトランスアクスルのケース内で使用されるオイル等を冷却するものである。
オイルクーラ100は、本体12と、本体12の上面17から延出し本体12に冷却水を流入および流出させる一対の冷却水パイプ14a,14bと、本体12の上面17から延出し本体12にオイルを流入および流出させる一対のオイルパイプ16a,16bと、を備える。以降説明するように、本実施形態のオイルクーラ10は、積層型の水冷オイルクーラ(オイルクーラ100)に、フランジ及びフィンにより空冷機能を付加して冷却性能を一段と高めたものである。
図2は、本実施形態のオイルクーラ10の上面を簡略化して示す図である。図3は、図2のA−A断面図である。図3に示すように、オイルクーラ10の本体12は、多数の皿状のプレート30,32を積層して形成されており、各プレート30,32間に冷却水が流通する冷却水流路36と、オイルが流通するオイル流路34とが交互に形成されている。
プレートは、第1プレート30と第2プレート32とからなり、それらが交互に積み重ねられている。第1プレート30は、一対のオイルパイプ16a,16bの各々に対応するように設けられた円形状の第1オイル連通孔40a,40bと、第1オイル連通孔40a,40bの各々の周縁から下向きに突出した突出部41a,41bとを有する。第2プレート32は、一対のオイルパイプ16a,16bの各々に対応するように設けられた円形状の盛り上がり部42a,42bと、盛り上がり部42a,42bの各々の天板44a,44bに設けられた円形状の第2オイル連通孔43a,43bとを有する。第1プレート30と、第2プレート32とが重ねられることで、第1プレート30の突出部41a,41bの各々が、第2プレート32の第2オイル連通孔43a,43bの各々の中に入り込んでおり、第1プレート30の下面と、第2プレート32の天板44a,44bとが密着している。この構造により、冷却水流路36を挟んで一層おきにオイル流路34が形成されている。オイルパイプ16aから流入したオイルは、各層のオイル流路34を通り、オイルパイプ16bから流出される。
図示しないが、一対の冷却水パイプ14a,14bの断面においては、図3と同様の構造で、冷却水が流れる経路が存在する。すなわち、第1プレート30が盛り上がり部と冷却水連通孔とを有し、第2プレート32が冷却水連通孔と突出部とを有し、第2プレート32の突出部が第1プレート30の冷却水連通孔の中に入り込んでおり、第2プレート32の下面と、第1プレート30の盛り上がり部の天板とが密着している。この構造により、オイル流路34を挟んで一層おきに冷却水流路36が形成されている。冷却水パイプ14aから流入した冷却水は、各層の冷却水流路36を通り、冷却水パイプ14bから流出される。
図2に示すように、本実施形態では、オイルクーラ10をエンジンルームに搭載した際に、車両前側を向く本体12の側面(各プレート30,32の外周部分)に外方に向かう波型形状のフランジ50,52が形成されている。すなわち、図3に示すように、本体12の各プレート30,32の外周部分のうち、車両前側を向く外周部分に外方に向かう波型形状のフランジ50,52が形成されている。
隣接する各フランジ50,52間には、複数のフィン56がフランジ50,52に接して設けられている。図4は、図3のB−B端面図であり、最も外方に位置するフィン56aが示されている。フィン56は、所定幅(図3の左右方向に所定幅)を有し、オイルクーラ10の本体12の側面に沿って波型形状で延びて存在している。フィン56は、例えば、熱伝導性の高い金属からなる薄板を波型形状に成形した部材である。フィン56は、例えば、一般的なラジエータに設けられている空冷フィンと同様の形状とすることができる。また、フィン56は、例えば、各プレート30,32と同一の材質とすることができ、フィン56の厚さ(板厚)は、限定されず、各プレート30,32と同様の厚さであってもよい。なお、本実施形態ではフランジ50,52間に複数のフィン56を設けているが、1つのフィン56を設けてもよい。また、本実施形態ではフィン56は波型形状を有しているが、他の形状を有していてもよい。
次に、本実施形態のオイルクーラ10の作用効果について説明する。
本実施形態のオイルクーラ10は、各プレート30,32の外周の一部に外方に向かう波型形状のフランジ50,52が形成されている。それにより、各プレート30,32に伝わった熱を外気へ放散させる表面積(放熱面積)が増えるため、オイルクーラ10の冷却性能を高めることができる。換言すれば、オイルクーラ10の放熱性を向上することができる。さらに、本実施形態のオイルクーラ10は、隣接するフランジ50,52間に、フランジ50,52に接して設けられたフィン56を有することで、放熱面積がさらに増えるため、オイルクーラ10の冷却性能を一段と高めることができる。また、本実施形態のように、オイルクーラ10をエンジンルームに搭載した際に、車両前側を向く各プレート30,32の外周部分にフランジ50,52を形成することで、車両を走行させてエンジンルームに入り込んだ風がフランジ50,52及びフィン56の周囲を流れて、フランジ50,52及びフィン56を効果的に冷却することができる。このように、本実施形態のオイルクーラ10は、水冷の機能に加えて、空冷の機能が付加されたものであり、冷却効率を効果的に高めることができる。
また、本実施形態のオイルクーラ10によれば、フランジ50,52が波型形状であるため、フランジ50,52が外方へ突出する長さを短くでき、オイルクーラ10の体格増加を抑制することができる。すなわち、オイルクーラ10をコンパクトにできる。
以上説明した実施形態のオイルクーラ10は、各プレート30,32の車両前側を向く外周部分にフランジ50,52を形成したが、フランジ50,52を形成する部分はそれに限定されるものではない。例えば、各プレート30,32の外周の全てにフランジ50,52を形成してもよく、各プレート30,32の車両前側を向く外周部分にフランジ50,52を形成せずに他の外周部分にフランジ50,52を形成してもよい。
また、以上説明した実施形態のオイルクーラ10は、全てのプレート30,32にフランジ50,52を形成したが、一部のプレート30,32にのみフランジ50,52を形成し、それらの間にフィン56を設ける構造であってもよい。
なお、以上説明した実施形態のオイルクーラ10は、自動車のエンジンルームに搭載されるものとしたが、オイルクーラ10が搭載される場所はエンジンルームに限定されるものではない。
10,100 オイルクーラ、12 本体、14a,14b 冷却水パイプ、16a,16b オイルパイプ、17 上面、30 プレート(第1プレート)、32 プレート(第2プレート)、34 オイル流路、36 冷却水流路、40a,40b 第1オイル連通孔、41a,41b 突出部、42a,42b 盛り上がり部、43a,43b 第2オイル連通孔、44a,44b 天板、50,52 フランジ、56,56a フィン。

Claims (1)

  1. 多数の皿状のプレートを積層して形成されており、前記各プレート間に冷却水が流通する冷却水流路と、オイルが流通するオイル流路とが交互に形成されたオイルクーラであって、
    前記各プレートの外周の少なくとも一部には外方に向かう波型形状のフランジが形成されており、
    隣接する前記各フランジ間には、フィンが設けられている、
    ことを特徴とするオイルクーラ。
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