JP2012082990A - 熱交換器 - Google Patents
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Abstract
【課題】シェルの耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図る熱交換器を提供する。
【解決手段】連通孔14の周囲の位置で、隣り合うシェル10の間に介在されたシート部材30とを備え、隣り合うシェル10の連通孔14同士を連通させ、且つ、連通孔14の周囲にシート部材30を介在させて複数のシェル10が積層され、且つ、第1プレート11と第2プレート12とインナーフィン20とシート部材30の互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合された水冷コンデンサ1であって、シート部材30は、インナーフィン20のスリット22の全領域をカバーする大きさである。
【選択図】図3
【解決手段】連通孔14の周囲の位置で、隣り合うシェル10の間に介在されたシート部材30とを備え、隣り合うシェル10の連通孔14同士を連通させ、且つ、連通孔14の周囲にシート部材30を介在させて複数のシェル10が積層され、且つ、第1プレート11と第2プレート12とインナーフィン20とシート部材30の互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合された水冷コンデンサ1であって、シート部材30は、インナーフィン20のスリット22の全領域をカバーする大きさである。
【選択図】図3
Description
本発明は、複数のシェルを積層して構成される熱交換器に関する。
この種の従来の熱交換器としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この熱交換器100は、図19〜図23に示すように、内部にインナーフィン110を配置した複数のシェル101を有し、複数のシェル101が左右一対のシート部材120を介在して積層されている。
各シェル101は、第1プレート102と第2プレート103が互いに逆向きで組み付けされている。シェル101の内部には、長手方向Lに沿って冷媒流通路104が設けられている。冷媒流通路104の長手方向Lの両端部には、連通孔105がそれぞれ設けられている。連通孔105の周縁には、リング状突壁106が外側に設けられている。
インナーフィン110は、シェル101の冷媒流通路104に配置されている。インナーフィン110には、連通孔105に対応する位置に開口部111が設けられている。インナーフィン110には、その長手方向Lの両端の周縁に切欠部112が設けられている。インナーフィン110は、幅方向Wに波形状である。インナーフィン110の波形状によって、冷媒流路104内は幅方向Wに小通路104a(図22に示す)に仕切られている。
シート部材120は、中心に突壁挿入孔121を有する。シート部材120は、リング形状であり、インナーフィン110の切欠部112の一部領域のみカバーする大きさに設定されている。
第1プレート102と第2プレート103とインナーフィン110とシート部材120は、その互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合されている。詳細には、第1プレート102と第2プレート103は、双方の周縁部の重ね合わせ箇所がロー付けされる。第1プレート102及び第2プレート103とインナーフィン110との間は、第1プレート102及び第2プレート103の各内面とインナーフィン110の波形状の稜線箇所がロー付けされる。第1プレート102及び第2プレート103とシート部材120の間は、その両外面の当接箇所がロー付けされる。
上記構成において、シェル101の一方の連通孔105より冷媒流通路104に流入した冷媒は、図23に示すように、インナーフィン110の波形状によって仕切られた小通路104aの内で、幅方向Wの中央部の小通路104aに流れ込むと共に、インナーフィン110の切欠部112を通って幅方向Wの端部の小通路104aにも流れ込む。そして、冷媒流通路104を通って他方の連通孔105の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔105より流出する。従って、冷媒をシェル101の幅方向Wに極力均一に流すことができ、熱交換性能が向上する。
しかしながら、前記従来の熱交換器100では、図21に示すように、シート部材120の外側にインナーフィン110の切欠部112が配置されている。従って、シート部材120が配置されない領域の切欠部112に対応する箇所ではインナーフィン110とシェル101(第1プレート102及び第2プレート103)の間がロー付けされないのみならず、シェル101(第1プレート102及び第2プレート103)とシート部材120の間もロー付けされないため、他の箇所に較べてシェル101の耐圧強度が劣るという問題がある。シェル101内の冷媒流通路104には高圧の冷媒が流れるため、シェル101の全ての箇所で所定以上の耐圧強度が要求される。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、シェルの耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図ることができる熱交換器を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、第1プレートと第2プレートが互いに組み付けされ、内部に長手方向に沿って冷媒流通路が設けられていると共に前記冷媒流通路の長手方向の両端部に連通孔が設けられているシェルと、前記シェルの前記冷媒流通路に配置され、前記連通孔に対応する位置に開口部が設けられていると共に前記開口部の周囲に冷媒分散用開口部が設けられている波形状のインナーフィンと、前記連通孔の周囲の位置で、隣り合う前記シェルの間に介在されたシート部材とを備え、隣り合う前記シェルの前記連通孔同士を連通させ、且つ、前記連通孔の周囲に前記シート部材を介在させて複数の前記シェルが積層され、且つ、前記第1プレートと前記第2プレートと前記インナーフィンと前記シート部材の互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合された熱交換器であって、前記シート部材は、前記インナーフィンの前記冷媒分散用開口部の全領域をカバーする大きさに設けられたことを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記シート部材には、前記冷媒分散用開口部の全領域に一致しない位置にスリットを設けたことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記シート部材は、波形状であることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1記載の熱交換器であって、前記シート部材の外面には、溝を設けたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器であって、前記冷媒分散用開口部は、スリットであることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5記載の熱交換器であって、前記スリットは、前記インナーフィンの幅方向に対し、反対側の前記開口部側に傾斜していることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6記載の熱交換器であって、前記スリットは、半円形状の前記シート部材の角部に向かって延びていることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器であって、前記冷媒分散用開口部は、周縁部を切り欠いた切欠部であることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器であって、前記冷媒分散用開口部は、スリットと周縁部を切り欠いた切欠部であることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、シェルの一方の連通孔より冷媒流通路に流入した冷媒は、インナーフィンの幅方向の端部側にインナーフィンの冷媒分散用開口部を通って流れ込むことができ、冷媒流通路を通って他方の連通孔の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔より流出するため、冷媒がシェルの幅方向に極力均一に流れる。又、インナーフィンの冷媒分散用開口部の全領域では、インナーフィンとシェルの間でロー付けされないが、シェルとシート部材の間でロー付けされるため、インナーフィンの冷媒分散用開口部の位置が他の箇所に較べて強度が低下しない。以上より、シェルの耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図ることができる。
請求項2の発明によれば、ロー付け時に発生する余分なローがスリットに逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材のスリットとインナーフィンの冷媒分散用開口部の位置が全領域で重ならないため、冷媒分散用開口部に対応する箇所の強度劣化を極力防止できる。以上より、シェルの耐圧強度の低下を極力防止しつつロー付け性の向上を図ることができる。
請求項3の発明によれば、ロー付け時に発生する余分なローが波形状による通路に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材の波形状による通路をシェルの外側を流れる流体が通るため、隣り合うシェルの間で、且つ、シート部材が介在された領域でも熱交換が行われ、熱交換性能が更に向上する。
請求項4の発明によれば、ロー付け時に発生する余分なローが溝に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材の溝をシェルの外側を流れる流体が通るため、隣り合うシェルの間で、且つ、シート部材が介在された領域でも熱交換が行われ、熱交換性能が更に向上する。
請求項5の発明によれば、一方の連通孔より流入した冷媒は、スリットを通ってインナーフィンの幅方向の端部側に流れ込み、冷媒流通路を通って他方の連通孔の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔より流出する。
請求項6の発明によれば、一方の連通孔より冷媒流通路に流入した冷媒は、斜め方向のスリットによってスムーズにインナーフィンの幅方向の端部に導かれる。
請求項7の発明によれば、シート部材の領域内で、冷媒を極力スムーズにインナーフィンの幅方向の最端部まで導くことができる。
請求項8の発明によれば、インナーフィンの開口部の周囲の強度を低下させることなく冷媒を冷媒流通路の幅方向の端部にも流すことができる。
請求項9の発明によれば、一方の連通孔より冷媒流通路に流入した冷媒は、スリットと切欠部の双方を通ってインナーフィンの幅方向の端部側に流れ込み、冷媒流通路を通って他方の連通孔の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔より流出するため、冷媒を確実に冷媒流通路の幅方向の端部にも流すことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1〜図8は本発明の第1実施形態を示し、図1は水冷コンデンサ1の正面図、図2は水冷コンデンサ1の断面図、図3はインナーフィン20を収容したシェル10とシート部材30の分解斜視図、図4はインナーフィン20を収容したシェル10の平面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は(a)はシート部材30の平面図、(b)はシート部材30の側面図、図7はシート部材30とインナーフィン20の端部との配置関係を示す図、図8は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
図1〜図8は本発明の第1実施形態を示し、図1は水冷コンデンサ1の正面図、図2は水冷コンデンサ1の断面図、図3はインナーフィン20を収容したシェル10とシート部材30の分解斜視図、図4はインナーフィン20を収容したシェル10の平面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は(a)はシート部材30の平面図、(b)はシート部材30の側面図、図7はシート部材30とインナーフィン20の端部との配置関係を示す図、図8は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
熱交換器である水冷コンデンサ1は、蒸気圧縮式冷凍サイクルに介在され、車両駆動源及びその駆動回路等を冷却するための冷却水循環路内(例えば車両駆動用コンデンサの出口タンク内)に配置されている。そして、水冷コンデンサ1は、冷媒と冷却水(LLC)との間で熱交換することによって冷媒の熱を放熱する。以下、水冷コンデンサ1の構成を説明する。
水冷コンデンサ1は、図1〜図5に示すように、内部にインナーフィン20をそれぞれ配置した複数のシェル10を有し、複数のシェル10が左右一対のシート部材30を介在して積層されている。
各シェル10は、第1プレート11と第2プレート12が互いに逆向きで組み付けされている。シェル10の内部には、長手方向Lに沿って冷媒流通路13が設けられている。冷媒流通路13の長手方向Lの両端部には、連通孔14がそれぞれ設けられている。各連通孔14の周縁には、リング状突壁11a,12aが外側に設けられている。第1プレート11のリング状突壁11aと第2プレート12のリング状突壁12aの径寸法は異なり、第1プレート11のリング状突壁11aが第2プレート12のリング状突壁12a内に嵌り込むよう設定されている。これにより、積層されたシェル10は、左右位置の連通孔14同士が互いに連通される。
積層されたシェル10の一方端に配置された第1プレート11で、且つ、その一方側の連通孔14には、冷媒入口パイプ(図示せず)が接続されている。冷凍サイクルを循環する冷媒は、冷媒入口パイプ(図示せず)を介して一方側の連通孔14に流入される。積層されたシェル10の一方端に配置された第1プレート11で、且つ、その他方側の連通孔14には、冷媒出口パイプ(図示せず)が接続されている。水冷コンデンサ1内を通った冷媒は、他方側の連通孔14より冷媒出口パイプ(図示せず)を介して流出される。積層されたシェル10の他方端に配置された第2プレート12には、連通孔14が設けられていない。
インナーフィン20は、幅方向Wに波形状であり、シェル10の冷媒流通路13に配置されている。尚、図3のインナーフィン20は、波形状には表示せずに簡略表示されている。インナーフィン20には、連通孔14に対応する位置に円状の開口部21が設けられている。インナーフィン20には、開口部21の周囲に冷媒分散用開口部である一対のスリット22が設けられている。一対のスリット22は、各開口部21に連通している。各スリット22は、インナーフィン20の幅方向Wに対し反対側の開口部21側に傾斜している。その傾斜方向は、半円形状のシート部材30の角部a(図7参照)に向かう方向に設定されている。
又、インナーフィン20の波形状の各稜線部は、第1プレート11及び第2プレート12の各内面に当接している。各当接箇所は、下記するようにロー付けで固定されている。これにより、シェル10内の冷媒流通路13は、シェル10の幅方向Wに沿って複数の小通路13aに仕切られている。
シート部材30は、図6(a)、(b)に詳しく示すように、第2プレート12のリング状突壁12aより若干大径の突壁挿入孔31を有する。シート部材30は、突壁挿入孔31に第1プレート11及び第2プレート12のリング状突壁11a,12aを挿入することによって各連通孔14の周囲の位置で隣り合うシェル10間に介在されている。シート部材30は、図7に詳しく示すように、シェル10の端部の形状とほぼ同様の半円形状のフラット部材であり、インナーフィン20の一対のスリット22の全領域をカバーする大きさに設けられている。シート部材30は、図7では、インナーフィン20とのオーバーラップ領域を明確化するため、破線ハッチングで示されている。
第1プレート11、第2プレート12、インナーフィン20及びシート部材30は、共にアルミニューム製である。第1プレート11と第2プレート12は、アルミニューム製の芯材層と、冷媒が流れる内面側に設けられたロー材層と、冷却水(LLC)が流れる外面側に設けられた犠材層とから成る三層構造である。外面側を犠材層とすることによって、冷却水による腐食を防止している。シート部材30は、全ての外面側がロー材層とされている。
そして、第1プレート11と第2プレート12とインナーフィン20とシート部材30は、互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合されている。詳細には、第1プレート11と第2プレート12の間は、双方の周縁部の重ね合わせ箇所がロー付けされる。第1プレート11及び第2プレート12とインナーフィン20との間は、第1プレート11及び第2プレート12の内面とインナーフィン20の波形状の稜線箇所がロー付けされる。第1プレート11及び第2プレート12とシート部材30の間は、互いの外面の当接箇所がロー付けされる。
上記構成において、図8に示すように、シェル10の一方の連通孔14より冷媒流通路13に流入した冷媒は、インナーフィン20の波形状によって仕切られた小通路13aの内で、幅方向Wの中央部の小通路13aに直接に流れ込むと共に、幅方向Wの端部の小通路13aにインナーフィン20の一対のスリット22を通って流れ込む。そして、冷媒流通路13を通って他方の連通孔14の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔14より流出する。従って、冷媒をシェル10の幅方向Wに極力均一に流すことができ、シェル10の幅方向Wの全域で熱交換が行われるため、熱交換性能が向上する。
また、シート部材30は、インナーフィン20の一対のスリット22の全領域をカバーする大きさに設けられている。従って、インナーフィン20の一対のスリット22の全領域では、インナーフィン20とシェル10(第1プレート11及び第2プレート12)の間でロー付けされないが、シェル10(第1プレート11及び第2プレート12)とシート部材30の間でロー付けされるため、インナーフィン20の一対のスリット22の位置が他の箇所に較べて強度が低下しない。以上より、シェル10の耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図ることができる。
冷媒分散用開口部は、開口部21に連通するスリット22である。従って、一方の連通孔14より流入した冷媒は、小通路13aを介することなくスリット22を通ってインナーフィン20の幅方向Wの端部側の小通路13aに流れ込み、冷媒流通路13を通って他方の連通孔14の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔14より流出するため、スムーズに冷媒を幅方向Wの端部側の小通路13aに流すことができる。
スリット22は、インナーフィン20の幅方向Wに対し、反対側の開口部21側に傾斜している。従って、一方の連通孔14より冷媒流通路13に流入した冷媒は、斜め方向のスリット22によってスムーズにインナーフィン20の幅方向Wの端部側に導かれる。
スリット22は、シート部材30の内側の角部aに向かって延びている。これにより、シート部材30の領域の範囲内で、冷媒を極力スムーズにインナーフィン20の幅方向Wの最端部まで導くことができる。
(第2実施形態)
図9〜図11は本発明の第2実施形態を示し、図9はインナーフィン20Aの斜視図、図10はシート部材30とインナーフィン20Aの端部の配置関係を示す図、図11は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
図9〜図11は本発明の第2実施形態を示し、図9はインナーフィン20Aの斜視図、図10はシート部材30とインナーフィン20Aの端部の配置関係を示す図、図11は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
この第2実施形態の熱交換器である水冷コンデンサは、前記第1実施形態のものと比較するに、インナーフィン20Aの冷媒分散用開口部の構成のみが相違する。つまり、図9に示すように、インナーフィン20Aの冷媒分散用開口部は、両端部の周縁部を切り欠いた切欠部23にて構成されている。尚、図9のインナーフィン20Aは、波形状には表示せずに簡略表示されている。
シート部材30は、図10に詳しく示すように、前記第1実施形態のものと同様に半円形状であり、インナーフィン20Aの切欠部23の全領域をカバーする大きさに設けられている。シート部材30は、図10では、インナーフィン20Aとのオーバーラップ領域を明確化するため、破線ハッチングで示されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には明確化のために同一符号を付する。
上記構成において、図11に示すように、シェル10の一方の連通孔14より冷媒流通路13に流入した冷媒は、インナーフィン20Aの波形状によって仕切られた小通路(図示せず)の内で、幅方向Wの中央部の小通路に直接に流れ込むと共に、幅方向Wの端部の小通路にインナーフィン20Aの切欠部23を通って流れ込む。そして、冷媒流通路13を通って他方の連通孔14の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔14より流出する。従って、冷媒をシェル10の幅方向Wに極力均一に流すことができ、シェル10の幅方向Wの全域で熱交換が行われるため、熱交換性能が向上する。
また、シート部材30は、インナーフィン20Aの切欠部23の全領域をカバーする大きさに設けられている。インナーフィン20Aの切欠部23の全領域では、インナーフィン20Aとシェル10(第1プレート11及び第2プレート12)の間でロー付けされないが、シェル10(第1プレート11及び第2プレート12)とシート部材30の間でロー付けされるため、インナーフィン20Aの切欠部23の位置が他の箇所に較べて強度が低下しない。以上より、シェル10の耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図ることができる。
冷媒分散用開口部は、周縁部を切り欠いた切欠部23である。従って、インナーフィン20Aの連通孔14の周囲の強度を低下させることなく冷媒を冷媒流通路13の幅方向Wの端部にも流すことができる。
(第3実施形態)
図12〜図14は本発明の第2実施形態を示し、図12はインナーフィン20Bの斜視図、図13はシート部材30とインナーフィン20Bの端部の配置関係を示す図、図14は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
図12〜図14は本発明の第2実施形態を示し、図12はインナーフィン20Bの斜視図、図13はシート部材30とインナーフィン20Bの端部の配置関係を示す図、図14は冷媒流れを示すシェル10の断面図である。
この第3実施形態の熱交換器である水冷コンデンサは、前記第1実施形態のものと比較するに、インナーフィン20Bの冷媒分散用開口部の構成のみが相違する。つまり、図12に示すように、インナーフィン20Bの冷媒分散用開口部は、開口部21に連通する一対のスリット22と周縁部を切り欠いた切欠部23とから構成されている。尚、図12のインナーフィン20Bは、波形状には表示せずに簡略表示されている。
シート部材30は、図13に詳しく示すように、前記第1実施形態のものと同様に半円形状であり、インナーフィン20Bの一対のスリット22と切欠部23の双方の全領域をカバーする大きさに設けられている。シート部材30は、図13では、インナーフィン20Bとのオーバーラップ領域を明確化するため、破線ハッチングで示されている。
他の構成は、前記第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。図面の同一構成箇所には明確化のために同一符号を付する。
上記構成において、図14に示すように、シェル10の一方の連通孔14より冷媒流通路13に流入した冷媒は、インナーフィン20Bの波形状によって仕切られた小通路(図示せず)の内で、幅方向Wの中央部の小通路に直接に流れ込むと共に、幅方向の端部の小通路にインナーフィン20Bのスリット22と切欠部23を通って流れ込む。そして、冷媒流通路13を通って他方の連通孔14の近くまで流れた冷媒は、上記とほぼ逆の流れによって他方の連通孔14より流出する。従って、冷媒をシェル10の幅方向Wに極力均一に流すことができ、シェル10の幅方向Wの全域で熱交換が行われるため、熱交換性能が向上する。
また、シート部材30は、インナーフィン20Bの一対のスリット22と切欠部23の双方の全領域をカバーする大きさに設けられている。インナーフィン20Bのスリット22と切欠部23の全領域では、インナーフィン20Bとシェル10(第1プレート11及び第2プレート12)の間でロー付けされないが、シェル10(第1プレート11及び第2プレート12)とシート部材30の間でロー付けされるため、インナーフィン20Bの一対のスリット22の位置と切欠部23が他の箇所に較べて強度が低下しない。以上より、シェル10の耐圧強度を低下させずに熱交換性能の向上を図ることができる。
(シート部材の第1変形例)
図15(a)は第1変形例のシート部材30Aの平面図、図15(b)は第1変形例のシート部材30Aの側面図である。
図15(a)は第1変形例のシート部材30Aの平面図、図15(b)は第1変形例のシート部材30Aの側面図である。
図15(a)、(b)において、第1変形例のシート部材30Aには、シート側スリット32が設けられている。シート側スリット32は、インナーフィン20,20A,20Bの冷媒分散用開口部であるスリット22や切欠部23の全領域で一致しない位置であり、シート側スリット32の延びる方向は、シェル10の幅方向Wである。つまり、シート側スリット32は、第1及び第3実施形態のスリット22に交差するが全領域では一致しない。シート側スリット32は、第2及び第3実施形態の切欠部23には全く一致しない。
この第1変形例のシート部材30Aを使用した場合には、ロー付け時に発生する余分なローがシート側スリット32に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材30Aのシート側スリット32とインナーフィン20,20A,20Bの冷媒分散用開口部であるスリット22や切欠部23の位置が全領域で重ならないため、冷媒分散用開口部であるスリット22や切欠部23に対応する箇所の強度劣化を極力防止できる。以上より、シェル10の耐圧強度の低下を極力防止しつつロー付け性の向上を図ることができる。
(シート部材の第2変形例)
図16(a)は第2変形例のシート部材30Bの平面図、図16(b)は第2変形例のシート部材30Bの側面図、図16(c)は第2変形例のシート部材30Bの正面図である。
図16(a)は第2変形例のシート部材30Bの平面図、図16(b)は第2変形例のシート部材30Bの側面図、図16(c)は第2変形例のシート部材30Bの正面図である。
図16(a)、(b)、(c)において、第2変形例のシート部材30Bは、波形状のプレート材である。波形状の方向は、シェル10の幅方向W、つまり、シェル10の外側を流れる冷却水の流れ方向である。
この第2変形例のシート部材30Bを使用した場合には、ロー付け時に発生する余分なローが波形状によって出来る通路33に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、波形状の通路33がロー材によって完全に詰まらない場合には、シート部材30Bの波形状による通路33をシェル10の外側を流れる冷却水が通るため、隣り合うシェル10の間で、且つ、シート部材30Bが介在している領域でも熱交換が行われ、熱交換性能が更に向上する。
(シート部材の第3変形例)
図17(a)は第3変形例のシート部材30Cの平面図、図17(b)は第3変形例のシート部材30Cの側面図、図17(c)は第3変形例のシート部材30Cの正面図である。
図17(a)は第3変形例のシート部材30Cの平面図、図17(b)は第3変形例のシート部材30Cの側面図、図17(c)は第3変形例のシート部材30Cの正面図である。
図17(a)、(b)、(c)において、第3変形例のシート部材30Cには、その両方の外面に間隔を置いて複数の溝34が設けられている。各溝34は、突壁挿入孔31に交差しない領域に設けられている。各溝34の方向は、シェル10の幅方向W、つまり、シェル10の外側を流れる冷却水の流れ方向である。
この第3変形例のシート部材30Cを使用した場合には、ロー付け時に発生する余分なローがシート部材30Cの溝34に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材30Cの溝34がロー材によって完全に詰まらない場合には、シート部材30Cの溝34をシェルの外側を流れる冷却水が通るため、隣り合うシェル10の間で、且つ、シート部材30Cが介在された領域でも熱交換が行われ、熱交換性能が更に向上する。
(シート部材の第4変形例)
図18(a)は第4変形例のシート部材30Dの平面図、図18(b)は第4変形例のシート部材30Dの側面図、図18(c)は第4変形例のシート部材30Dの正面図である。
図18(a)は第4変形例のシート部材30Dの平面図、図18(b)は第4変形例のシート部材30Dの側面図、図18(c)は第4変形例のシート部材30Dの正面図である。
図18(a)、(b)、(c)において、第4変形例のシート部材30Dには、その一方の外面に間隔を置いて複数の溝34が設けられている。溝34は、前記第3変形例と異なり、突壁挿入孔31に交差する領域にも設けられている。各溝34の方向は、シェル10の幅方向W、つまり、シェル10の外側を流れる冷却水の流れ方向である。突壁挿入孔31と交差する溝34には、突壁挿入孔31を迂回する迂回溝34aが設けられている。
この第4変形例のシート部材30Dを使用した場合には、ロー付け時に発生する余分なローがシート部材30Dの溝34に逃げるため、ロー付け性が良い。そして、シート部材30Dの溝34がロー材によって完全に詰まらない場合には、シート部材30Dの溝34をシェル10の外側を流れる冷却水が通り、隣り合うシェル10の間で、且つ、シート部材30Dが介在された領域でも熱交換が行われ、熱交換性能が更に向上する。
特に、第4変形例では、第3変形例の場合に較べて、迂回溝34aによって冷却水の流通領域が広くなるため、熱交換性能がより更に向上する可能性がある。
(その他)
尚、この各実施形態では、本発明を水冷コンデンサに適用した場合を説明したが、内部にインナーフィン20を配置した複数のシェル10がシート部材30を介在して積層された熱交換器(空冷コンデンサ等)であれば本発明を適用できる。
尚、この各実施形態では、本発明を水冷コンデンサに適用した場合を説明したが、内部にインナーフィン20を配置した複数のシェル10がシート部材30を介在して積層された熱交換器(空冷コンデンサ等)であれば本発明を適用できる。
1 水冷コンデンサ(熱交換器)
10 シェル
11 第1プレート
12 第2プレート
13 冷媒流通路
14 連通孔
20,20A,20B インナーフィン
21 開口部
22 スリット(冷媒分散用開口部)
23 切欠部(冷媒分散用開口部)
30,30A〜30D シート部材
32 シート側スリット
34 溝
L 長手方向
W 幅方向
10 シェル
11 第1プレート
12 第2プレート
13 冷媒流通路
14 連通孔
20,20A,20B インナーフィン
21 開口部
22 スリット(冷媒分散用開口部)
23 切欠部(冷媒分散用開口部)
30,30A〜30D シート部材
32 シート側スリット
34 溝
L 長手方向
W 幅方向
Claims (9)
- 第1プレート(11)と第2プレート(12)が互いに組み付けされ、内部に長手方向(L)に沿って冷媒流通路(13)が設けられていると共に前記冷媒流通路(13)の長手方向の両端部に連通孔(14)が設けられているシェル(10)と、
前記シェル(10)の前記冷媒流通路(13)に配置され、前記連通孔(14)に対応する位置に開口部(21)が設けられていると共に前記開口部(21)の周囲に冷媒分散用開口部(22),(23)が設けられている波形状のインナーフィン(20),(20A),(20B)と、
前記連通孔(14)の周囲の位置で、隣り合う前記シェル(10)の間に介在されたシート部材(30),(30A)〜(30D)とを備え、
隣り合う前記シェル(10)の前記連通孔(14)同士を連通させ、且つ、前記連通孔(14)の周囲に前記シート部材(30),(30A)〜(30D)を介在させて複数の前記シェル(10)が積層され、且つ、前記第1プレート(11)と前記第2プレート(12)と前記インナーフィン(20),(20A),(20B)と前記シート部材(30),(30A)〜(30D)の互いに当接する箇所同士がロー付けによって接合された熱交換器(1)であって、
前記シート部材(30),(30A)〜(30D)は、前記インナーフィン(20),(20A),(20B)の前記冷媒分散用開口部(22),(23)の全領域に配置されたことを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1記載の熱交換器(1)であって、
前記シート部材(30A)には、前記冷媒分散用開口部(22),(23)の全領域に一致しない位置にシート用スリット(32)を設けたことを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1記載の熱交換器(1)であって、
前記シート部材(30B)は、波形状であることを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1記載の熱交換器(1)であって、
前記シート部材(30C),(30D)の外面には、溝(34)を設けたことを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器(1)であって、
前記冷媒分散用開口部(22)は、スリット(22)であることを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項5記載の熱交換器(1)であって、
前記スリット(22)は、前記インナーフィン(20),(20B)の幅方向(W)を基準として、反対側の前記開口部(21)側に傾斜していることを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項6記載の熱交換器であって、
前記スリット(22)は、半円形状の前記シート部材(30)の角部(a)に向かって延びていることを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器(1)であって、
前記冷媒分散用開口部(23)は、周縁部を切り欠いた切欠部(23)であることを特徴とする熱交換器(1)。 - 請求項1〜請求項4のいずれかに記載の熱交換器(1)であって、
前記冷媒分散用開口部(22),(23)は、スリット(22)と、周縁部を切り欠いた切欠部(23)であることを特徴とする熱交換器(1)。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015532707A (ja) * | 2012-09-05 | 2015-11-12 | レール・リキード−ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード | 熱交換器のための交換器要素、このような交換器要素を備える熱交換器、及びこのような交換器要素を製作するための方法 |
CN116670460A (zh) * | 2020-12-15 | 2023-08-29 | 阿法拉伐股份有限公司 | 传热板 |
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2010
- 2010-10-07 JP JP2010227533A patent/JP2012082990A/ja active Pending
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