JP2011163625A - 車両用オイルクーラ - Google Patents

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JP2011163625A
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Mitsuru Yanagisawa
満 柳澤
Kensuke Shiozawa
憲介 塩沢
Takuya Bungo
卓也 文後
Hiroshi Fujita
宏 藤田
Jun Ono
小野  純
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T Rad Co Ltd
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Abstract

【課題】 水冷の車両用オイルクーラにおいて、コンパクトでさらに冷却性能の高いものの提供。
【解決手段】 各プレート3、6を浅い円錐台形状(皿状)に形成し、その周縁の円環状側壁4の開口縁に放熱用のフランジ部5を設け、すべてのプレート3、6を同一方向に積層する。そして、隣接するプレート3、6を互いに接触してろう付けするとともに、各プレート3、6の一枚おきに冷却水流通路7とオイル流通路8とを形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、積層型の水冷オイルクーラに関する。
従来の積層型オイルクーラは、多数の皿状プレートを交互に逆向きに重ね合わせて、各プレートの1つおきにオイル流路と冷却水流路とを形成していた(特許文献1)。
あるいは、皿状プレートを同一方向に重ね合わせて、同様に各プレートの1枚おきに冷却水流路とオイル流路とを形成していた(特許文献2)。
特開2007−3028号公報 特開2008−45477号公報
従来型オイルクーラは、高温のオイルを冷却水のみによって冷却する構造であった。
そこで本発明は、水冷オイルクーラの外周からも空冷できる構造の冷却性能の高いコンパクトなものを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、その平面(3a)(6a)に一対の冷却水連通孔(1) と、一対のオイル連通孔(2)とが設けられて、浅い円錐台形状に形成された多数のプレート(3)(6)を有し、
各プレート(3)(6)は、その周縁の円環状側壁(4)の開口縁に、放熱用のフランジ部(5)が前記平面(3a)(6a)の方向に突設形成され、
全てのプレート(3)(6)が同一方向に積層されて、その円環状側壁(4)の内外面が隣接プレート(3)(6)に互いに接触してろう付けされると共に、その各平面間(3a)(6a)に隙間を有し、各プレート(3)(6)の一枚おきの前記隙間に冷却水流通路(7)とオイル流通路(8)が形成された車両用オイルクーラである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1において、
前記プレート(3)(6)の開口側で、その積層方向の一端に、その開口直径より小なる直径の第1支持プレート(9)が配置され、積層方向の他端に第2支持プレート(10)が配置され、
積層方向の前記一端に位置する複数の前記プレート(3)(6)の円環状側壁(4)および放熱用のフランジ部(5)が、前記第1支持プレート(9)よりも軸線方向外側に突出された車両用オイルクーラである。
請求項3に記載の本発明は、請求項1または請求項2において、
前記オイルクーラは、車両の走行風が流通する位置に配置された車両用オイルクーラである。
本発明の車両用オイルクーラを構成する各プレート3、6は、その円環状側壁4の開口縁にフランジ部5が平面方向に突設形成され、すべてのプレート3、6が同一方向に積層されたから、各プレート3、6のフランジ部5がオイルクーラ外周に多数突設されることにより空気と接する面の放熱面積がより増加するので、それによって外周からも空気冷却される効果を有する。
上記構成において、請求項2に記載のように、各プレート3、6の一端に位置する第1支持プレート9よりも各プレート3、6の円環状側壁4およびフランジ部5が軸線方向外側に突出されたものでは、さらにオイルクーラとしての放熱性が向上する。
請求項3に記載のように、車両の走行風が通過する位置に、そのオイルクーラが配置されたものでは、その走行風によってオイルクーラがより効率的に放熱される。
本発明の車両用オイルクーラの縦断面図であって、図4のI−I矢視断面図。 図1のII−II部拡大図。 図1のIII−III部拡大図。 同オイルクーラの平面図。 プレート3、6の要部拡大断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
本発明の車両用オイルクーラは、多数のプレート3、6の積層体からなる。プレート3、6はそれぞれ浅い円錐台形状(皿状)に形成され、その平面3a、6aに一対づつの冷却水連通孔1、オイル連通孔2が穿設されている。一方のプレート3のオイル連通孔2はその孔縁部が下向きにバーリング加工され、他方のプレート6のオイル連通孔2はそのバーリング加工部外周に整合すると共に、そのオイル連通孔2の周縁部は上向きに環状凸部を形成する。また、一方のプレート3の冷却水連通孔1は、前記と逆に、その孔縁部が上向きに環状凸部を形成し、他方のプレート6の冷却水連通孔1の孔縁部が下向きにバーリング加工されている。
なお、プレート3、6の周縁は円環状側壁4が形成され、その開口縁に放熱用のフランジ部5が平面方向に突設形成されている。全てのプレート3,6が同一方向に積層されて、その円環状側壁4の内外面が隣接プレート3,6間で互いに接触してろう付けされる。それと共に、その各平面間3a,6aに隙間を有し、各プレート3,6の一枚おきの前記隙間に冷却水流通路7とオイル流通路8が交互に形成され、オイル流通路8には平面円板状のインナーフィン13が介装されている。
そして、積層方向の一端には第1支持プレート9が設けられ、他端に第2支持プレート10が配置されている。第1支持プレート9は、プレート3,6の開口よりも小なる円形に形成され、各プレートの一対づつのオイル連通孔2、冷却水連通孔1に整合する位置に孔が設けられ、そこに一対づつの冷却水パイプ11およびオイルパイプ12が接合されている。
このようにして組立てられたオイルクーラは、各部品の接触部間が一体にろう付け固定される。そして、一方の冷却水パイプ11から冷却水が流入して冷却水流通路7を通り、他方の冷却水パイプ11からそれが放出される。また、一方のオイルパイプ12からはオイルが流入し、オイル流通路8を流通して他方のオイルパイプ12からそれが流出される。このとき冷却水によりオイルが冷却される。
このような車両用オイルクーラは、車両のエンジンルーム等に配置される。そして、車両の走行にともなって、オイルクーラ外周に空気流が流通する。このとき、各プレート3、6のフランジ部5および円環状側壁4が外面側に露出しているため、走行風によりあるいは、ファンによってオイルクーラの外面が冷却される。そのため、高温のオイルは冷却水と空気流との両者により内面側と外面側から冷却される。
1 冷却水連通孔
2 オイル連通孔
3 プレート
3a 平面
4 円環状側壁
5 フランジ部
6 プレート
6a 平面
7 冷却水流通路
8 オイル流通路
9 第1支持プレート
10 第2支持プレート
11 冷却水パイプ
12 オイルパイプ
13 インナーフィン
14 車両用オイルクーラ

Claims (3)

  1. その平面(3a)(6a)に一対の冷却水連通孔(1) と、一対のオイル連通孔(2)とが設けられて、浅い円錐台形状に形成された多数のプレート(3)(6)を有し、
    各プレート(3)(6)は、その周縁の円環状側壁(4)の開口縁に、放熱用のフランジ部(5)が前記平面(3a)(6a)の方向に突設形成され、
    全てのプレート(3)(6)が同一方向に積層されて、その円環状側壁(4)の内外面が隣接プレート(3)(6)に互いに接触してろう付けされると共に、その各平面間(3a)(6a)に隙間を有し、各プレート(3)(6)の一枚おきの前記隙間に冷却水流通路(7)とオイル流通路(8)が形成された車両用オイルクーラ。
  2. 請求項1において、
    前記プレート(3)(6)の開口側で、その積層方向の一端に、その開口直径より小なる直径の第1支持プレート(9)が配置され、積層方向の他端に第2支持プレート(10)が配置され、
    積層方向の前記一端に位置する複数の前記プレート(3)(6)の円環状側壁(4)および放熱用のフランジ部(5)が、前記第1支持プレート(9)よりも軸線方向外側に突出された車両用オイルクーラ。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記オイルクーラは、車両の走行風が流通する位置に配置された車両用オイルクーラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013083381A (ja) * 2011-10-06 2013-05-09 Toyota Motor Corp 車両用熱交換器

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0441970U (ja) * 1990-07-31 1992-04-09
JP2001050673A (ja) * 1999-06-21 2001-02-23 Valeo Thermique Moteur 自動車のオイルを冷却するためのプレートタイプ熱交換器

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