JP6917760B2 - 型締装置 - Google Patents

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本発明は、金型を搭載した可動盤及び固定盤の平行度を保ち、型締精度の向上を図ることが可能な型締装置に関する。本発明の型締装置は、例えば射出(成形)装置、ダイカストマシン、圧縮成形機(プレス成形機)、及びトランスファ成形機などの各種成形機に採用することができる。
型締装置には、金型(可動型、固定型)が搭載されている。可動型は、例えば、リニアガイドによってベースに対して移動可能な可動盤に取り付けられている。一方、固定型は、ベースに固定(静置)された固定盤に取り付けられ、可動型に対して静止している。これにより、可動型を固定型に対して移動(進退)させることで、可動型を固定型に接触させたり(型閉状態)、可動型を固定型から離間させたり(型開状態)することができる。
特開2003−071894号公報
型締装置において、型締めを精度よくスムーズに行うためには、固定型と可動型との合わせ面(接触面)が互いに平行となるように、可動型を固定型に接触させることが望ましい。
しかしながら、金型が搭載されると、可動盤及び固定盤は、金型の重量によってそれぞれ垂直方向に対して僅かに傾いた状態となる。具体的には、可動盤及び固定盤は、互いの合わせ面の上縁部が近接し、下縁部が離間するようにそれぞれ傾く。
この状態で型を閉じると、ガイドピンの摩耗などを招きやすく、スムーズな型締めに支障を来すおそれがある。また、高精度な型開動作が必要なレンズ成形やコアバック動作を用いる発泡成形などで、成形品の品質が落ちる。
本発明は、これを踏まえてなされたものであり、その目的は、金型を搭載した固定盤及び可動盤の平行度を保つことが可能な型締装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、固定型を搭載可能で、ベースに固定された固定盤と、可動型を搭載可能で、ベースに対して移動可能、かつ固定型に対して前記可動型を離接可能な可動盤と、可動盤をベースに対して移動させ、固定型に対して可動型を離接させる駆動機構と、固定盤と駆動機構とを連結する連結ユニットとを備える。連結ユニットは、可動盤を介して固定盤と駆動機構とを連結するタイバーを上下にそれぞれ複数本ずつ有する。下方に位置する各タイバーは、上方に位置する各タイバーよりも剛性が低い。固定盤に固定型が搭載されるとともに、可動盤に可動型が搭載された状態において、下方に位置する各タイバーは、固定型と可動型の互いの合わせ面が平行をなすように、上方に位置する各タイバーよりも伸長する。固定盤から固定型が外れるとともに、可動盤から可動型が外れた状態において、下方に位置する各タイバーは、固定型と可動型の互いの合わせ面が平行でなくなるように、上方に位置する各タイバーよりも収縮する。
本発明によれば、金型を搭載した固定盤及び可動盤の平行度を保つことが可能な型締装置を実現することができる。
一実施形態に係る型締装置を備えた成形ユニットの構成を示す図。 図1の型締装置の斜視図。 タイバーの構成例を示す図であって、型閉(型締)状態を模式的に示す側面図。 タイバーの構成例を示す図であって、型開状態を模式的に示す側面図。 タイバーの構成例を示す図であって、金型を外した状態を模式的に示す側面図。 タイバーの別の構成例を示す図であって、型開状態を模式的に示す側面図。 タイバーのさらに別の構成例を示す図であって、型開状態を模式的に示す側面図。
後述する実施形態の図面において、第1方向X及び第2方向Yは、水平面上において互いに直交する方向である。第1方向X及び第2方向Yと直交する方向(重力方向)を、第3方向Zと定義する。第1方向Xは、例えば、型締装置2の長手方向(或いは、タイバー19a,19b,19c,19dに沿った可動盤17(金型15)の移動方向)として規定されている。第2方向Yは、例えば、型締装置2の幅方向として規定されている。第3方向Zは、型締装置2の高さ(上下)方向として規定されている。
「一実施形態」
図1には、射出装置1と、型締装置2と、を備えた成形ユニット3が示されている。成形ユニット3は、ベース4上に設けられている。成形ユニット3において、射出装置1から射出された可塑化材料(溶融された樹脂材料)を、型締装置2において冷却・固化させる。これにより、使用目的(用途)に応じた各種の成形品を製造することができる。
「射出装置1」
図1には、射出装置1の一例が示されている。射出装置1は、可動本体5と、移動機構6と、射出構造体7と、を有している。可動本体5は、移動機構6によって、予め設定された方向に移動可能に構成されている。射出構造体7は、可動本体5に連結されている。これにより、射出構造体7は、可動本体5に追従して移動可能に構成されている。なお、可動本体5には、後述する回転移動装置12が搭載されている。
移動機構6は、型締装置2に向かって配置されたガイドレール(図示しない)と、ガイドレールに沿って移動可能なスライダ(図示しない)と、駆動装置8と、を備えている。スライダは、可動本体5に取り付けられている。これにより、可動本体5は、ガイドレールに沿って移動可能に構成されている。
駆動装置8は、例えば、モータ8aと、ボールネジ8bと、ナット構造体8cと、を備えている。モータ8aは、ベース4に支持されている。ボールネジ8bは、モータ8aの出力軸(図示しない)に連結されている。ボールネジ8bは、型締装置2に向かって配置されている。ナット構造体8cは、ボールネジ8bに螺合されている。ナット構造体8cは、可動本体5に連結されている。
かかる駆動装置8において、例えば、モータ8aを駆動させる。モータ8aの回転運動は、出力軸を介してボールネジ8bに伝達され、ボールネジ8bを回転させる。ボールネジ8bの回転により、ナット構造体8cが、ボールネジ8bに沿って移動する。ナット構造体8cの移動に追従して、可動本体5がガイドレールに沿って移動する。可動本体5に追従して、射出構造体7が、型締装置2に向けて移動する。かくして、射出構造体7のノズル9aが、型締装置2(金型15)のノズルタッチ部15cに隙間なく接触する。この状態において、射出構造体7のノズル9aから射出された可塑化原料が、外部に漏れ出すことは無い。
射出構造体7は、両端(先端、基端)を有するシリンダ本体9と、ホッパ10と、スクリュ11と、を備えている。シリンダ本体9には、中空円筒状のシリンダ9sが設けられている。シリンダ9sは、シリンダ本体9の基端から先端に亘って連続して構成されている。シリンダ本体9の基端には、原料投入用のホッパ10が設けられている。シリンダ本体9の先端には、ノズル9aが設けられている。
シリンダ9sには、スクリュ11が回転可能に挿通されている。スクリュ11は、シリンダ9sに沿って連続的に構成されている。スクリュ11をシリンダ9sに挿通させた状態において、スクリュ11の先端は、ノズル9aに対向して位置付けられている。スクリュ11の基端は、回転移動装置12に連結されている。回転移動装置12は、可動本体5に搭載されている。
回転移動装置12は、例えば、モータ12aと、アクチュエータ12bと、タイミングベルト12cと、を備えている。スクリュ11の基端には、アクチュエータ12bが連結されている。アクチュエータ12bは、スクリュ11をシリンダ9sに沿って移動(前進、後退)可能に構成されている。スクリュ11の基端には、タイミングベルト12cを介してモータ12aが連結されている。
かかる回転移動装置12において、例えば、モータ12aを駆動させる。モータ12aの回転運動は、タイミングベルト12cを介してスクリュ11の基端に伝達される。これにより、スクリュ11を、予め設定された回転状態(例えば、回転数、角速度)で回転させることができる。
なお、シリンダ本体9には、ヒータ13が設けられている。ヒータ13によってシリンダ本体9を加熱することで、シリンダ9s内の温度を、予め設定された温度に調整することができる。予め設定された温度としては、例えば、ホッパ10からシリンダ9sに投入された原料14を、溶融するのに最適な温度を想定することができる。
「射出装置1の動作」
例えば、シリンダ9s内でスクリュ11を回転させる。このとき、スクリュ11の先端は、ノズル9aに近接させた状態に維持されている。ここで、原料14(例えば、ペレット状の樹脂材料)をホッパ10に供給する。原料14は、ホッパ10を通ってシリンダ9s内に投入される。
投入された原料14は、回転するスクリュ11によって、シリンダ9sの先端(ノズル9a)に向けて搬送される。この間、原料14は、圧縮されつつヒータ13によって加熱される。これにより、溶融された原料14(可塑化原料14p)となる。かくして、可塑化原料14pは、スクリュ11の先端に搬送される。
このとき、スクリュ11の先端に搬送された可塑化原料14pに押されて、スクリュ11が後退する。そして、スクリュ11が、計量完了位置まで更に後退する。このとき、スクリュ11の回転を停止させる。かくして、1個の成形品を成形するのに必要な可塑化原料14pが、シリンダ9s内(即ち、スクリュ11の先端とノズル9aとの間のシリンダ9s内)に蓄えられる。
次に、非回転状態のスクリュ11をノズル9aに向けて前進させる。このとき、スクリュ11の先端から、可塑化原料14pに押圧力が作用する。これにより、可塑化原料14pが、ノズル9aからシリンダ9s外(例えば、型締装置2の金型15)に射出される。この後、例えば、金型15を冷却することで、可塑化原料14pを冷却・固化させる。これにより、使用目的(用途)に応じた各種の成形品が成形される。かくして、金型15から脱型することで最終的な成形品を得ることができる。
「型締装置2」
図1及び図2には、型締装置2の一例が示されている。ここでは、トグル(toggle)式の型締装置2を想定する。型締装置2は、金型15(固定型15a、可動型15b)を搭載可能に構成されている。型締装置2は、金型15を横方向(第1方向X)に型締め可能に構成されている。型締装置2は、固定盤16と、可動盤17と、トグル機構18と、連結ユニット19と、駆動機構20と、スライド機構21と、を有している。なお、固定盤16は、ベース4に固定されている。
駆動機構20(具体的には、後述するトグルサポート22)は、位置調整機構50によって、後述するガイドレール31上に位置決め可能に構成されている。即ち、位置調整機構50は、型締装置2の幅方向(第2方向Y)の両側にそれぞれ、例えば、支持プレート51と、複数のガイドブロック52a,52bと、を備えている。支持プレート51は、駆動機構20(トグルサポート22)を下から支えるように配置されている。ガイドブロック52a,52bは、支持プレート51を支持可能に配置されている。ガイドブロック52a,52bは、ガイドレール31に沿って移動可能に構成され、駆動機構20(トグルサポート22)を、固定盤16から所定の距離だけ離間した位置に位置決めすることができる。
可動盤17は、トグル機構18を介して駆動機構20に連結されている。可動盤17は、スライド機構21によってベース4に対して移動可能に構成されている。かかる構成において、駆動機構20は、可動盤17を移動させる駆動力を生じ、その駆動力をトグル機構18から可動盤17に与える。これにより、駆動機構20は、スライド機構21のガイドレール31に沿って可動盤17を移動させる。かくして、金型15を開閉(離接)させることができる。以下、具体的に説明する。
金型15は、固定盤16と可動盤17の対向面16s,17sに搭載されている。即ち、固定型15aは、固定盤16の対向面16sに搭載されている。可動型15bは、可動盤17の対向面17sに搭載されている。ここで、可動型15bを固定型15aに接触させた型閉(型締)状態において、金型15の内部には、上記した可塑化原料14pが射出される成形空間が構成される。なお、固定型15aには、成形空間に連通したノズルタッチ部15cが設けられている。更に、固定盤16には、射出構造体7のノズル9aが挿入可能な開口部16aが構成されている。開口部16aは、固定盤16を貫通させて構成されている。開口部16aは、ノズルタッチ部15cに対向させて配置されている。
トグル機構18は、可動盤17と、後述する駆動機構20のトグルサポート22との間に設けられている。トグル機構18は、第1トグルリンク18aと、第2トグルリンク18bと、を備えている。第1トグルリンク18a、及び、第2トグルリンク18bは、型締装置2の上下方向(第3方向Z)に沿って、互いに対向させて配置されている。双方のトグルリンク18a,18bは、互いに同一の構成を有している。当該トグルリンク18a,18bにおいて、一端が可動盤17に連結され、他端がトグルサポート22に連結されている。なお、トグル機構18は、既存のトグルリンク構造をそのまま利用することができるため、具体的な説明は省略する。
連結ユニット19は、4本のタイバー(第1タイバー19a、第2タイバー19b、第3タイバー19c、第4タイバー19d)を備えている。タイバー19a,19b,19c,19dは、固定盤16と、後述する駆動機構20のトグルサポート22との間に設けられている。タイバー19a,19b,19c,19dは、型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿って構成されている。タイバー19a,19b,19c,19dの一端側は、固定盤16に固定されている。タイバー19a,19b,19c,19dの他端側は、トグルサポート22に着脱自在に連結されている。
図面では一例として、第1タイバー19aと第2タイバー19bは、型締装置2の上下方向(第3方向Z)に沿って、互いに平行に対向させて配置されている。第3タイバー19cと第4タイバー19dは、型締装置2の上下方向(第3方向Z)に沿って、互いに平行に対向させて配置されている。第1タイバー19aと第3タイバー19cは、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿って、互いに平行に対向させて配置されている。第2タイバー19bと第4タイバー19dは、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿って、互いに平行に対向させて配置されている。
また、可動盤17は、タイバー19a,19b,19c,19dに沿って移動可能に構成されている。この移動中において、可動盤17は、スライド機構21に支持されている。これにより、タイバー19a,19b,19c,19dには、可動盤17の荷重が掛かることはない。スライド機構21の構成については後述する。
駆動機構20は、トグルサポート22と、サーボモータ23と、動力伝達ユニット24と、クロスヘッド25と、を備えている。動力伝達ユニット24は、連結機構26と、1本のボールネジ27と、複数のガイドロッド28a,28bと、を備えている。図2には一例として、2本のガイドロッド(第1ガイドロッド28a、第2ガイドロッド28b)が示されている。ボールネジ27は、連結機構26を介してサーボモータ23に連結されている。
ボールネジ27とガイドロッド28a,28bは、型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿って構成されている。ボールネジ27とガイドロッド28a,28bは、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿って、互いに平行に対向させて配置されている。ガイドロッド28a,28bの相互間にボールネジ27が配置されている。ガイドロッド28a,28bは、その一端がトグルサポート22に支持され、その他端がロッドサポート29a,29bに支持されている。
図面では一例として、各ロッドサポート29a,29bは、型締装置2の上下方向(第3方向Z)に沿って構成されている。即ち、第1ロッドサポート29aは、その一端が第1タイバー19aに支持され、その他端が第2タイバー19bに支持されている。第2ロッドサポート29bは、その一端が第3タイバー19cに支持され、その他端が第4タイバー19dに支持されている。
クロスヘッド25は、ボールネジ27に螺合したナット部25tと、ガイドロッド28a,28bに沿って移動可能なサポート部(第1サポート部25a、第2サポート部(図示しない))と、を備えている。第1サポート部25aと第2サポート部(図示しない)は、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿って、クロスヘッド25の両側に配置されている。
更に、クロスヘッド25は、2つのトグルレバー(第1トグルレバー30a、第2トグルレバー30b)を介して、トグル機構18(第1トグルリンク18a、第2トグルリンク18b)に連結されている。クロスヘッド25には、型締装置2の上下方向(第3方向Z)に沿って、2つのリンク支点(第1リンク支点L1、第2リンク支点L2)が設けられている。
この場合、第1トグルレバー30aは、その一端が第1リンク支点L1に回動自在に連結され、その他端が第1トグルリンク18aに回動自在に連結されている。第2トグルレバー30bは、その一端が第2リンク支点L2に回動自在に連結され、その他端が第2トグルリンク18bに回動自在に連結されている。
図1及び図2に示すように、スライド機構21としては、例えば、市販のリニアガイドをそのまま利用することができる。図面では一例として、スライド機構21は、型締装置2の幅方向(第2方向Y)の両側にそれぞれ、ガイドレール31と、支持プレート32と、複数のガイドブロック33a,33bと、を備えている。なお、後述では1つの支持プレート32に2個のガイドブロック33a,33bを適用しているが、これに限定されることはなく、例えば、3個以上のガイドブロックを適用してもよい。
ここで、支持プレート32、及び、ガイドブロック33a,33bは、可動盤17を移動可能に支持する支持構造体として機能する。図面において、支持構造体は、ガイドレール31に沿って移動可能に構成されているが、ガイドレール31に代えて、ガイド溝(図示しない)を形成してもよい。要するに、支持構造体を一定方向に案内させることが可能であればよい。この場合、支持構造体と、ガイドレール31(或いは、ガイド溝)とを含めて「リニアガイド」と称する。
ガイドレール31は、型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿って構成されている。ガイドレール31は、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿ったベース4の両側に、互いに平行に対向させて配置されている。ガイドレール31は、ベース4上に固定されている。
支持プレート32は、可動盤17を搭載可能に構成されている。支持プレート32は、型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿って構成されている。図面では一例として、支持プレート32は、可動盤17を下から支えるように配置されている。このため、可動盤17の全重量が、支持プレート32に作用する。更に、個々のガイドレール31には、2個のガイドブロック(第1ガイドブロック33a、第2ガイドブロック33b)が配置されている。ガイドブロック33a,33bは、ガイドレール31に嵌まり込んだ状態で、当該ガイドレール31に沿って移動可能に構成されている。
ガイドブロック33a,33bは、支持プレート32を下から支えるように配置されている。このため、支持プレート32及び当該支持プレート32に支持された可動盤17は、その両側(即ち、型締装置2の幅方向(第2方向Y)に沿った両側)をガイドブロック33a,33b(支持構造体)によって支えられた状態で、当該ガイドブロック33a,33b(支持構造体)と共に、ガイドレール31に沿って移動可能となっている。
型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿ったガイドブロック33a,33bの配列仕様において、第1ガイドブロック33aは、固定盤16寄りの部分に配置され、第2ガイドブロック33bは、トグルサポート22寄りの部分に配置されている。即ち、ガイドブロック33a,33bは、可動盤17の移動方向に沿って配置されている。この場合、型閉(型締)時には、第1ガイドブロック33aが、支持プレート(可動盤17)を先導し、型開時には、第2ガイドブロック33bが、支持プレート(可動盤17)を先導する。
「型締装置2の動作」
例えば、サーボモータ23の回転運動が、連結機構26を介してボールネジ27に伝達される。このとき、ボールネジ27が回転する。ナット部25tがボールネジ27に沿って移動する。ナット部25tの移動に伴って、クロスヘッド25が移動する。同時に、サポート部25aがガイドロッド28a,28bに沿って移動する。かくして、クロスヘッド25は、型締装置2の長手方向(第1方向X)に沿って、高い走行精度を維持しつつ安定的に移動する。
このとき、クロスヘッド25の移動に追従して、トグル機構18から可動盤17に押圧力が作用する。かかる押圧力によって、トグル機構18が、可動盤17を固定盤16に向かって移動させる。この間、可動盤17は、スライド機構21(支持構造体、リニアガイド)によって移動する。これにより、可動盤17は、固定型15aに対して可動型15bを離接可能に構成される。可動型15bを固定型15aに接触させた型閉(型締)状態において、金型15の内部には、上記した可塑化原料14pが射出される成形空間が構成される。
なお、型開閉時における可動盤17の移動速度は、例えば、型締装置2を稼動するための制御装置(図示省略)によって制御することができる。例えば、制御装置は、サーボモータ23の回転を制御する。これにより、ボールネジ27の回転が制御される。同時に、クロスヘッド25の移動が制御される。この結果、トグル機構18から可動盤17に押圧力を作用させるタイミングが制御される。かくして、型締装置2の仕様態様(例えば、搭載した金型15(可動型15b)の重量)に応じて、可動盤17を、最適な速度で固定盤16に向かって移動させることができる。
「本発明の特長的構成」
図1〜図5に示すように、型締装置2において、連結ユニット19は、可動盤17を介して固定盤16と駆動機構20(具体的には、トグルサポート22)とを連結する。連結ユニット19には、金型15(固定型15a、可動型15b)を挟んで上下に2本ずつ、タイバー19a,19b,19c,19dが配置されている。このうち、下方に位置する各タイバー(以下、下側タイバーという)19a,19cは、上方に位置する各タイバー(以下、上側タイバーという)19b,19dよりも剛性が低い。ここでの剛性とは、タイバー19a,19b,19c,19dの伸縮性や可撓性、曲げ特性などを指す。下側タイバー19a,19cは、上側タイバー19b,19dと比べて伸縮性や可撓性、曲げ特性などが高い性質を有する。このような性質(剛性)の相違は、構造上の相違によって得られるものであってもよいし、素材の物性(材質)によって得られるものであってもよい。例えば、構造上における剛性の尺度としては、断面係数などを適用することができる。素材の物性(材質)における剛性の尺度としては、ヤング率(縦弾性係数)などを適用することができる。
このような性質(剛性)の相違を生じさせるべく、本実施形態では一例として、下側タイバー19a,19cは、当該下側タイバー19a,19cの他の部位よりも、軸心との直交断面積が小さな部位を有している。図3〜図5には、下側タイバー19a,19c及び上側タイバー19b,19dのうち、第1タイバー19a及び第2タイバー19bの構成を示す。第1タイバー19a及び第2タイバー19bは、いずれも断面形状が円形をなしている。第1タイバー19aは、他の部位よりも径の小さな部位(以下、小径部という)41を有している。
なお、第3タイバー19cの構成は第1タイバー19aと、第4タイバー19dの構成は第2タイバー19bとそれぞれ同一である。したがって、以下では、第1タイバー19a及び第2タイバー19bの構成についてのみ説明し、第3タイバー19c及び第4タイバー19dの構成については説明を省略する。
図3〜図5に示すように、第1タイバー19aは、固定盤16に固定された一端側と、トグルサポート22に着脱自在に連結された他端側との間に、小径部41を有している。小径部41を除く第1タイバー19aの他の部位(以下、大径部という)42は、ほぼ一定の径寸法とされている。第1タイバー19aにおいて、小径部41は、大径部42よりも断面係数が小さいため、撓みやすく伸縮しやすい。これに対し、第2タイバー19bは、小径部41に相当する部位を有しておらず、全体が第1タイバー19aの大径部42とほぼ同一の径寸法とされている。第1タイバー19a及び第2タイバー19bは、同一素材で構成されている。
第1タイバー19aにおける小径部41の形態、例えば位置、範囲、数などは、特に限定されない。本実施形態では一例として、第1タイバー19aは、小径部41を1つだけ有している。小径部41は、型締装置2の長手方向(第1方向X)に対し、型閉(型締)状態(図3に示す状態)での固定盤16の対向面16sと可動盤17の対向面17sとの間に、かつ固定型15aと可動型15bとの合わせ面15sよりも固定盤16寄りに位置付けられている。
第1タイバー19aは、小径部41を有することで、小径部41に相当する部位を有していない第2タイバー19bと比べて、全体の剛性が低くなっている。すなわち、第1タイバー19aは、第2タイバー19bよりも全体が撓みやすく伸縮しやすい。第1タイバー19aの剛性は、次のような観点に基づいて小径部41を構成することで低下させればよい。
図3には、可動型15bを固定型15aに接触させた型閉(型締)状態を示す。固定盤16には、固定型15aが搭載され、可動盤17には、可動型15bが搭載されている。固定型15a及び可動型15bに型締力(トグル機構18による押圧力)が作用されると、第1タイバー19a及び第2タイバー19bには、型締力の反力として引張方向の力が作用する。これにより、第1タイバー19aと第2タイバー19bはいずれも伸長し、型締装置2の長手方向(第1方向X)にほぼ同一長さとなっている。ただし、小径部41を有しているため、第1タイバー19aは、第2タイバー19bよりも伸長量が大きい。この状態においては、トグルサポート22、固定盤16、及び可動盤17は、いずれもベース4に対して垂直(型締装置2の上下方向(第3方向Z))に起立している(角度θ1〜θ3は、いずれも90°)。そして、タイバー19a,19bには、型締力が均一にかかっており、固定型15aと可動型15bの合わせ面15sは、互いに平行となっている。
図4には、可動型15bを固定型15aから離間させた型開状態を示す。この状態において、型締力は、固定型15a及び可動型15bに作用していない。すなわち、図3に示す型閉(型締)状態において作用されていた引張方向の力は、第1タイバー19a及び第2タイバー19bに作用していない。このため、第1タイバー19a及び第2タイバー19bは、かかる引張方向の力によっては伸長しないが、固定型15a及び可動型15bの重量によって伸長する。ただし、その伸長量は、引張方向の力が作用した状態(図3に示す状態)よりも小さい。この状態において、第1タイバー19aは、型締装置2の長手方向(第1方向X)に第2タイバー19bよりも短くなる。この時、トグルサポート22は、上部が下部よりも可動盤17から離間するように僅かに傾く(ベース4との間になす角度θ1は、90°+α)。このため、固定型15aと可動型15bの合わせ面15sは、平行に保たれる。
図5には、固定盤16から固定型15aを外すとともに、可動盤17から可動型15bを外した状態を示す。この状態において、上述した型締力、引張方向の力、及び金型15の重量はいずれも、第1タイバー19a及び第2タイバー19bに作用していない。このため、伸長していた第1タイバー19aと第2タイバー19bはいずれも収縮する(伸長前の状態に戻る)。ただし、小径部41を有しているため、第1タイバー19aは、第2タイバー19bよりも収縮量が大きい。したがって、固定盤16と可動盤17は、図4に示す平行状態から対向面16s,17sの上縁部が離間するようにそれぞれ僅かに傾く(ベース4との間になす角度θ2は、90°+β、θ3は、90°+γ)。
このように本実施形態では、固定盤16に固定型15aが搭載されるとともに、可動盤17に可動型15bが搭載された状態(図4に示す状態)において、下側タイバー19a,19cは、固定型15aと可動型15bの互いの合わせ面15sが平行をなすように、上側タイバー19b,19dよりも伸長する。また、固定盤16から固定型15aが外れるとともに、可動盤17から可動型15bが外れた状態(図5に示す状態)において、下側タイバー19a,19cは、合わせ面15sが平行でなくなるように、上側タイバー19b,19dよりも収縮する(伸長前の状態に戻る)。
すなわち、固定盤16と可動盤17に金型15が搭載された状態において、合わせ面15sを平行とすることが可能に、第1タイバー19aに小径部41を設けている。なおかつ、金型15が外された状態において、合わせ面15sの上縁部が離間するように、固定盤16と可動盤17(固定型15aと可動型15b)を傾かせることが可能に、第1タイバー19aに小径部41を設けている。さらに加えて、型締力が作用された状態(図3に示す状態)において、合わせ面15sを平行とすることが可能に、第1タイバー19aに小径部41を設けている。
したがって、このような条件を満たす限り、第1タイバー19a及び第2タイバー19bの構成、より具体的には下側タイバー19a,19c及び上側タイバー19b,19dの構成は、任意に変更可能である。
例えば、下側タイバー19a,19cは、上側タイバー19b,19dよりも、全長に亘って軸心との直交断面積を小さくする。この場合一例として、下側タイバー19a,19c及び上側タイバー19b,19dを同一素材(ヤング率が同一の素材)で構成する。或いは、下側タイバー19a,19cを上側タイバー19b,19dよりもヤング率の小さな素材で構成する。この場合一例として、下側タイバー19a,19cと上側タイバー19b,19dは、全長に亘って同一の断面形状とする。いずれの場合であっても、下側タイバー19a,19cの剛性を上側タイバー19b,19dよりも低くすることができる。
図6及び図7には、このようにして剛性に相違を生じさせた第1タイバー19a及び第2タイバー19bの構成例を、型開状態(図4と同様)について示す。第1タイバー19a及び第2タイバー19bは、いずれも断面形状が円形をなしている。図6では、第1タイバー19aは、全長に亘って第2タイバー19bよりも小径となっている。図7では、第1タイバー19a及び第2タイバー19bは、全長に亘って同一径となっている。第3タイバー19cの構成は第1タイバー19aと、第4タイバー19dの構成は第2タイバー19bとそれぞれ同一である。また、型締装置2におけるタイバー19a,19b,19c,19d以外の部材の構成は、図1及び図2に示す構成と同様である。
なお、図3〜図5示す固定盤16、可動盤17、及びトグルサポート22の傾斜角θ1〜θ3は、固定盤16及び可動盤17に搭載される金型15の重量によって異なる。ただし、型締装置2においては、金型15の推奨搭載量の範囲が設定されている。したがって、例えば推奨搭載量の下限重量と上限重量の中間重量の金型15を搭載した場合、図3及び図4に示すように合わせ面15sを平行とすることが可能に、下側タイバー19a,19cの剛性を上側タイバー19b,19dよりも低くすればよい。これにより、推奨搭載量の金型15であれば、かかる傾斜角θ1〜θ3を所定範囲内に止め、金型15を搭載した状態において合わせ面15sをほぼ平行とすることが可能となる。
「一実施形態の効果」
本実施形態によれば、下側タイバー19a,19cは、上側タイバー19b,19dよりも剛性が低い。このため、金型15を搭載した状態において、固定盤16及び可動盤17の平行度を保つことができる。すなわち、金型15の合わせ面15sを平行とした状態で型締めすることができるので、固定型15a及び可動型15bに対して均一に型締め力を作用させることができる。したがって、例えばガイドピンの摩耗などのような金型15の損傷を有効に抑制することができる。この結果、型締めをスムーズに行うことできるとともに、その精度の向上を図ることができる。また、例えば高精度な型開動作が必要なレンズ成形やコアバック動作を用いる発泡成形などを行う場合であっても、成形品の品質を落とすことなく、その向上を図ることができる。
1…射出装置、2…型締装置、3…成形ユニット、4…ベース、15…金型、15a…固定型、15b…可動型、15s…合わせ面、16…固定盤、17…可動盤、18…トグル機構、19…連結ユニット、19a,19b,19c,19d…タイバー、20…駆動機構、21…スライド機構、22…トグルサポート、25…クロスヘッド、27…ボールネジ、41…小径部、42…大径部、θ1〜θ3…傾斜角。

Claims (4)

  1. 固定型を搭載可能で、ベースに固定された固定盤と、
    可動型を搭載可能で、前記ベースに対して移動可能、かつ前記固定型に対して前記可動型を離接可能な可動盤と、
    前記可動盤を前記ベースに対して移動させ、前記固定型に対して前記可動型を離接させる駆動機構と、
    前記固定盤と前記駆動機構とを連結する連結ユニットと、を備え、
    前記連結ユニットは、前記可動盤を介して前記固定盤と前記駆動機構とを連結するタイバーを上下にそれぞれ複数本ずつ有し、
    下方に位置する各タイバーは、上方に位置する各タイバーよりも剛性が低く、
    前記固定盤に前記固定型が搭載されるとともに、前記可動盤に前記可動型が搭載された状態において、下方に位置する各タイバーは、前記固定型と前記可動型の互いの合わせ面が平行をなすように、上方に位置する各タイバーよりも伸長し、
    前記固定盤から前記固定型が外れるとともに、前記可動盤から前記可動型が外れた状態において、下方に位置する各タイバーは、前記固定型と前記可動型の互いの合わせ面が平行でなくなるように、上方に位置する各タイバーよりも収縮する
    型締装置。
  2. 下方に位置する各タイバーは、当該タイバーの他の部位よりも、軸心との直交断面積が小さな部位を有する
    請求項1に記載の型締装置。
  3. 下方に位置する各タイバーは、上方に位置する各タイバーよりも、全長に亘って軸心との直交断面積が小さい
    請求項1に記載の型締装置。
  4. 下方に位置する各タイバーは、上方に位置する各タイバーよりもヤング率の小さな素材で構成されている
    請求項1に記載の型締装置。
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