JP6917715B2 - シャワーヘッド用フック装置 - Google Patents

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Description

この発明は、浴室などで使用されるシャワーヘッドを、係止ないし支持するためのフック装置に関するものである。
浴室などにおいては、一般的にシャワー装置を構成するシャワーヘッドの頭部を、着脱可能に支持するためのシャワー用フック装置が設けられている。
このようなフック装置の一例が、特許文献1〜6に開示されている。
特開2002−106523号公報(特許文献1)においては、スライドのロックを確実に行うことができると共に、スライド操作を円滑に行うことができ、さらには、安定した性能を保持することができるスライドロック装置が提案されている。
このスライドロック装置は、図1に示されるように、その全体が相手部材(支柱)の長手方向に沿って移動可能に装着され、弾性部材によって付勢されたストッパが、相手部材との間で摩擦力を発生してスライドをロックするものである。
特開2005−180491号公報(特許文献2)においては、一方向には、適度な抵抗で移動させることができ、反対方向には、軽快に移動させることができる、操作フィーリングが向上したスライドロック装置が提案されている。
このスライドロック装置は、軸状の相手部材とベースとの間に、ロック駒が圧接状態で挟まれることにより、相手部材とベースとの相対移動が、ロック駒の摩擦力によってロックされ、相手部材の一方向への相対移動によって、前記摩擦力が増大してロック駒が回転し、反対方向への相対移動によって、摩擦力低減方向にロック駒が移動可能としたものである。
特開2013−19152号公報(特許文献3)においては、スライドバーとして安価な丸パイプを用いることができるシャワーノズル受け装置が提案されている。
特許第3858180号公報(特許文献4)においては、ロック状態を解除するとき、従来のようにボルトを弛める等の作業を必要とせず、手で動かすことができる軸スライドロック装置が提案されている。
特許第4678622号公報(特許文献5)においては、ロック力を大きくすることに起因して操作力が大きくなったり、ロック力を大きくするために、ばね力を大きくする必要がなく、確実にロックを行うことができ、しかも、高さ調整を簡単に行うことができるのに加えて、突出量が大きくなることがなく良好なデザイン性を有したスライドロック装置が提案されている。
特許第4884250号公報(特許文献6)においては、ロック状態の下で、スライドシャワーフックに保持されているシャワーヘッドを取り出す際、シャワーヘッドの上向きの移動に連れて、スライドシャワーフックが、スライドバーに沿って上向きに移動してしまうことがなく、使い勝手が良好なスライドシャワーフック装置が提案されている。
特開2002−106523号公報(特許請求の範囲,図1) 特開2005−180491号公報(特許請求の範囲,図1) 特開2013−19152号公報(特許請求の範囲,図1〜3) 特許第3858180号公報(特許請求の範囲,図1及び3) 特許第4678622号公報(特許請求の範囲,図4及び5) 特許第4884250号公報(特許請求の範囲,図3)
前記従来のスライドロック装置ないしフック装置では、使用環境によっては、シャンプーや、石鹸水、油などの滑り性を有する液体が、パイプなどの相手部材に付着し、付着した液体によって相手部材が滑りを生じるので、前記ロック装置ないしフック装置が、自重で下降するおそれがあるという問題があった。
これを防止するためには、前記ロック装置ないしフック装置のロック力を大きくする必要があるが、この場合には、乾燥状態における操作力が大きくなるため、乾燥状態での操作性が低下するという問題があった。
特に、前記特許文献1,2及び4〜6に開示されている従来の装置では、パイプなどの相手部材への固定を行うロック力や、この相手部材に対する装置の操作性が摩擦力に大きく依存した構造となっている。
すなわち、摩擦力を大きくしてロック力を増大させた場合には、前記装置を操作する際に、ロックを解除するために非常に強い力が必要とされ、その操作性が悪くなる。
一方、摩擦力を小さくした場合には、その操作性が良好となる反面、充分なロック力を得ることができず、装置が自重によって下降するおそれがあるという問題があった。
さらに、前記ロック力を大きくするためには、付勢力が大きい弾性体を利用して摩擦力を大きくする必要があるが、大きい弾性体を使用する場合には、装置が大型化してしまうという問題もあった。
この発明はかかる現状に鑑み、上昇及び下降のいずれの方向へ移動させる場合であっても片手で簡単に操作することができ、シャンプーなどの滑り性を有する液体が付着した場合でも影響を受けることがなく、支柱などの相手部材へのロック・解除を確実に行うことができ、さらには構造が複雑でないフック装置、特にシャワーヘッド用フック装置を提供せんとするものである。
すなわち、この発明にかかる請求項1に記載の発明は、
シャワーヘッドを脱着可能に係着する係止部、および支柱を貫通させる貫通孔を有する中空の装置本体と、
前記装置本体内に、前記支柱の上方から下方に向かって、前記支柱から離れるように、前記支柱の軸方向に対して所定の角度で傾斜するよう形成された規制リブの傾斜面と、前記支柱との間に設けられ、かつ前記傾斜面に沿って摺動する摺動部材と、
ボタンと一体に形成され、かつ前記装置本体の内部又は外部に移動可能に配設される押しボタン部材と、
前記押しボタン部材に対して、弾性付勢力を作用させるように前記装置本体内に配設される弾性部材と、
前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持され、かつ一端が前記摺動部材が有する第1支持軸に、他端が前記押しボタン部材が有する第3支持軸にそれぞれ支持された梃子部材と、
を備え、
前記第2支持軸および前記第3支持軸間の距離は、前記第2支持軸及び前記第1支持軸間の距離よりも長くなるよう構成されていること
を特徴とするシャワーヘッド用フック装置である。
この発明の請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のシャワーヘッド用フック装置において、
前記摺動部材は、
その背面に、前記支柱の上方から下方に向かって支柱から離れるよう、上端から下端に向かって暫時幅が広がるように所定の角度に傾斜させた摺動面を備え、
前記摺動部材及び/又は支柱は、
前記弾性部材によって、前記摺動部材が前記支柱に圧接されて摩擦力を生じる手段を備え
前記摺動面は、前記傾斜面と常に接していること
を特徴とするものである。
この発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載のシャワーヘッド用フック装置において、
前記摺動部材は、
前記支柱に圧接する部分において、前記摺動部材よりも摩擦係数の高い圧接部材を備えること
を特徴とするものである。
この発明の請求項4に記載の発明は、
請求項1〜3のいずれかに記載のシャワーヘッド用フック装置において、
前記弾性部材は、
圧縮コイルばねであること
を特徴とするものである。
この発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のシャワーヘッド用フック装置において、
前記押しボタン部材は、
前記支柱の軸方向に対して平行又は垂直に移動するように配設されていること
を特徴とするものである。
この発明の請求項6に記載の発明は、
シャワーヘッドを脱着可能に係着する係止部および支柱を貫通させる貫通孔を有する中空の装置本体と、
前記装置本体内に、前記支柱の上方から下方に向かって、前記支柱から離れるように、前記支柱の軸方向に対して所定の角度で傾斜するよう形成された規制リブの傾斜面と、前記支柱との間に設けられ、かつ前記傾斜面に沿って摺動する摺動部材と、
前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持され、かつ一端が前記摺動部材が有する第1支持軸に支持され、他端がボタンと一体に形成された押圧部を構成する梃子部材と、
前記押圧部に対して弾性付勢力を作用させるように前記装置本体と梃子部材との間に架設される弾性部材と、
を備え、
前記第2支持軸と前記梃子部材および前記弾性部材の当接部との間の距離は、前記第2支持軸及び前記第1支持軸間の距離よりも長くなるよう構成されていること
を特徴とするシャワーヘッド用フック装置である。
この発明のフック装置は、シャワーヘッド用のフック装置であって、装置本体の内部に形成された空間内に、支柱の軸方向に対して所定の角度で傾斜させた傾斜面に沿って摺動する摺動部材と、ボタンと一体に形成され、かつ前記装置本体の内部又は外部に、例えば、前記支柱の軸方向に対して平行又は垂直に、移動可能に配設される押しボタン部材と、前記押しボタン部材に対して弾性付勢力を作用させるように前記装置本体内に配設される弾性部材と、前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持され、かつ一端が前記摺動部材が有する第1支持軸に、他端が前記押しボタン部材が有する第3支持軸にそれぞれ支持された梃子部材とを備えるもので、前記摺動部材を、押しボタン操作によって、支柱との間の摩擦力が増加又は減少する方向に摺動させて、支柱への固定・解除を行うものである。
このフック装置は、前記第2支持軸および前記第3支持軸間の距離が、前記第2支持軸及び前記第1支持軸間の距離よりも長くなるよう設定されているので、いわゆる梃子の原理によって、支柱などの相手部材へのロックに際しては、極めて強い力で行うことができる一方、その解除(昇降)に際しては、そのための操作を、弱い力で、簡単かつ確実に行うことができるものである。
よって、シャンプーなどの滑り性を有する液体が付着した場合でも影響を受けることがなく、支柱などの相手部材へのロック・解除を簡単かつ確実に行うことができる
特に、この発明のフック装置は、装置本体と、摺動部材と、押しボタン部材と、弾性部材と、梃子部材と、から構成されるものであるので、その構造は極めて簡単であって、故障が少なく、部品点数が少なく済み、安価に提供することができる。
さらに、この発明のフック装置は、容易に分解可能なものとすることができるので、メンテナンスや修理を容易に行うことができる。
さらにまた、この発明のフック装置は、前記梃子部材を、その一端にボタンとして機能するボタン部分(押圧部)を形成することによって、押しボタンが一体化した構造とすることができるものである。
したがって、さらに部品点数を少なくすることができ、より安価に提供することができる。
この発明のフック装置の一実施形態を示した斜視図であって、(a)は、上斜視図を示し、(b)は、下斜視図を示すものである。 装置本体を構成するケース本体の内部の説明図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。 装置本体を構成するケース本体の内部の説明図であって、ボタンを押圧操作した状態を示すものである。 図1に示すフック装置のA−A’断面図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。 図1に示すフック装置のA−A’断面図であって、ボタンを押圧操作した状態を示すものである。 この発明のフック装置の他の実施形態を示した説明図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。 この発明のフック装置の他の実施形態を示した説明図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。 図7に示すフック装置の他の実施形態を示した説明図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。 この発明のフック装置の他の実施形態を示した説明図であって、ボタンを押圧操作していない状態を示すものである。
以下、この発明のシャワーヘッド用フック装置(以下、単に「フック装置」と言う)の一実施の形態の構成を、図面を参照して説明する。
なお、この発明は、図面に示す形態にのみ限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲内において種々改良を加えることができるものである。
図1は、この発明にかかるフック装置1の一例を示した斜視図である。
この発明のフック装置1は、浴室の壁面などに沿って垂直に配される支柱12に沿って移動させることによって、所望の高さ位置に設定することができる。
前記フック装置1は、図2〜5に示すように、中空の装置本体2と、前記装置本体2内の、前記支柱12の軸方向に対して所定の角度で傾斜させた傾斜面8aと、前記支柱12との間に設けられ、かつ前記傾斜面8aに沿って摺動する摺動部材3と、前記装置本体2内に設けられ、ボタンと一体に形成され、かつ前記支柱12の軸方向に対して平行に摺動する押しボタン部材4と、前記押しボタン部材4内に装着される圧縮コイルばねからなる弾性部材5と、前記装置本体2内に突設された支持軸(第2支持軸)11bを支点として回動可能で、かつ一端が前記摺動部材3が有する支持軸11aに、他端が前記押しボタン部材4が有する支持軸11cに、それぞれ支持された平板状の梃子部材6とで構成されるものである。
前記装置本体2は、図1に示すように、各部材などを収納するために、縦方向に2分割されたもので、中空の右ケース部材2aと中空の左ケース部材2bとを、係止片やネジなどの締結手段によって一体に結合して構成されている。
前記右ケース部材2aの一端側には、前記左ケース部材2bと結合させた際、前記装置本体2を、前記支柱12に沿って上下動させるための貫通孔を上下方向に形成するため、所要の大きさの半円状の切欠き2cが形成され、前記左ケース部材2bの一端側にも、前記切欠き2cと相対する半円状の切欠き2dが形成されている。
なお、前記支柱12については、その素材については特に制限はなく、ステンレス製パイプなどが好適に使用される。
前記右ケース部材2aの他端側には、シャワーヘッドを係止するヘッド係止部10を形成するため所要の大きさの切欠き2eが形成され、前記左ケース部材2bの他端側にも、前記切欠き2eと相対する切欠き2fが形成されている。
なお、前記ヘッド係止部10には、開口部10aを上下方向に形成することにより、シャワーヘッドを係止するための円弧状の係止部10bが形成されている。
さらに、前記右ケース部材2aの下部の所定の位置には、前記左ケース部材2bと結合させたときに、押しボタン部材4のボタン部分を、前記装置本体2から突出させるための開口部が形成されるように、所要の大きさの切欠き2gが形成され、前記左ケース部材2bにも、前記切欠き2gと相対する切欠き2hが形成されている。
前記摺動部材3は、図2〜5に示すように、前記装置本体2内において、鉛直な支柱12の上方から下方に向かって、前記支柱12から離れるように、前記支柱12の軸方向に対して、所定の角度で傾斜するよう形成された規制リブ8の傾斜面8aと、前記支柱12との間に形成される空間S1内に設けられるものである。
一方、前記摺動部材3の背面には、前記支柱12の上方から下方に向かって支柱12から離れるよう、上端から下端に向かって暫時幅が広がるように所定の角度に傾斜させた摺動面3aが形成されている。
したがって、前記摺動面3aは、前記傾斜面8aと常に接しているので、前記摺動部材3は、前記装置本体2の内部の傾斜面8aに沿って摺動する。
よって、前記摺動部材3は、後述する押しボタン部材4の上下移動に伴って、前記支柱12と密着又は離反し、前記支柱12との間の摩擦力が、増加又は減少する方向に摺動する。
図2〜5に示すように、前記装置本体2の空間S2内には、押しボタン部材4が配設されている。
具体的には、前記押しボタン部材4は、押しボタンと一体に形成されたもので、前記支柱12の軸方向に対して平行に摺動するように形成された、規制リブ9a,9bによって区画された空間S2内に配設されている。
これによって、前記押しボタン部材4は、前記規制リブ9a,9bに沿って上下方向に摺動する。
前記押しボタン部材4の内部には、図4及び5に示すように収容空間S3が形成され、この収容空間S3内に前記弾性部材5が装着される。
前記押しボタン部材4は、この弾性部材5の伸縮に伴って上下方向に摺動するものである。
具体的には、前記押しボタン部材4は、何ら操作されていない通常の状態にあるときは、前記弾性部材5の付勢力によって、その先端のボタン部分が前記装置本体2の外部に常時突出した状態にある。
一方、押圧操作が行われたときには、前記押しボタン部材4は、前記装置本体2の上方(内部)に移動する。
前記弾性部材5は、前記押しボタン部材4に対して付勢力を作用させるためのもので、図2〜5においては、一定量圧縮した状態で、前記支柱12の軸方向に対して、平行に前記押しボタン部材4の収容空間S3に挿入されている。
前記弾性部材5の下端部は、前記収容空間S3の上部(保持部H)に当接するもので、これによって、前記弾性部材5の付勢力が押しボタン部材4に作用する。
そのため、前記押しボタン部材4は、前記弾性部材5の付勢力によって前記装置本体2の外部に向かって付勢されるので、前記押しボタン部材4が備えるボタン部分は、装置本体2の開口部2iから突出した状態になるとともに、後述するように前記摺動部材3(又は圧接部材7)を前記支柱12に密着した状態に保持することができる。
なお、この実施例において、前記弾性部材5は、その上部を保持部Hによって保持されている。
なお、かかる弾性部材5としては、捻じりコイルばねや板バネなどの圧縮コイルばね以外の各種ばね、又はゴムなどの弾性体或いは各種シリンダ装置なども用いることができる。
その際、前記弾性部材5の付勢力は、後述する梃子部材6を使用しない状態で、フック装置1の上方移動を困難にする程度のものであることが好ましい。
前記梃子部材6は、前記装置本体2内の前記摺動部材3と、前記押しボタン部材4の間の所定の位置に突設された第2支持軸11bに、これを支点として回動可能に支持されている。
さらに、前記梃子部材6には、その両端部にU字状の切込みを形成して、前記摺動部材3に突設された第1支持軸11a及び前記押しボタン部材4(図2及び3において、その上端部)に突設された第3支持軸11cを、それぞれ支持するための係合部6a,6bが形成されている。
なお、この実施例においては、前記第2支持軸11bと前記第3支持軸11cの間の距離d1は、前記第2支持軸11bと前記第1支持軸11aの間の距離D1よりも長くなるように設定されている。
前記梃子部材6の一端側の係合部6aは、前記摺動部材3に突設された第1支持軸11aに回動可能に支持され、他端側の係合部6bは、前記押しボタン部材4に突設された第3支持軸11cに回動可能に支持されている。
このような構成によって、前記梃子部材6においては、前記装置本体2に突設された第2支持軸11bが支点、押圧力又は付勢力によって上下移動する前記押しボタン部材4に突設された第3支持軸11cが力点、前記摺動部材3に突設された第1支持軸11aが作用点として機能する。
したがって、前記押しボタン部材4が押圧力を受けていない初期状態では、図2に示すように、前記押しボタン部材4は、その移動範囲内で最下部に位置し、前記摺動部材3は、摺動範囲内で最上部に位置する。
一方、前記押しボタン部材4に押圧力を加える場合には、前記押しボタン部材4を軽く押すだけで、図3に示すように、前記梃子部材6が第2支持軸11bを支点として反時計方向に搖動して、前記摺動部材3が前記支柱12から離れる方向に摺動する。
この実施例において、前記摺動部材3の支柱12側、詳しくは、前記支柱12に圧接する部分には、円弧状の圧接部材7が備えられ、前記弾性部材5の付勢力によって、常時前記支柱12と密着している。
なお、前記圧接部材7については、前記支柱12と密着する面を、前記支柱12の外形に対応したものとすることが好ましい。
前記圧接部材7は、前記弾性部材5によって、前記支柱12に圧接されて摩擦力を生じる材質からなる部材であればよい。
かかる圧接部材7としては、例えば、ゴムなどの弾性を有する樹脂材料からなるものが挙げられる。
なお、前記圧接部材7の摺動部材3への固定は、接着、溶着、その他の手段により行うことができる。
さらに、このような圧接部材7は、前記支柱12において前記摺動部材3が圧接する位置、又は前記摺動部材3の支柱12側と前記支柱12の前記摺動部材3の圧接位置の両方に配設してもよい。
さらにまた、前記圧接部材7の配設に代えて、凹凸加工など、弾性部材によって支柱12に密着して摩擦力を生じる手段を、摺動部材3及び/又は支柱12に施してもよい。
かかるフック装置1の使用に際して、上昇及び下降のいずれの方向へ移動させる場合であっても片手で簡単に操作することができ、シャンプーなどの滑り性を有する液体が付着した場合でも影響を受けることがなく、支柱などの相手部材へのロック・解除を確実に行うことができるメカニズムについて説明する。
前記したように、前記フック装置1において、前記梃子部材6は、前記装置本体2に突設された第2支持軸11bが支点、押圧力又は付勢力によって上下移動する前記押しボタン部材4に突設された第3支持軸11cが力点、前記摺動部材3に突設された第1支持軸11aが作用点として機能するものである。
この実施例においては、支点と力点の間の距離d1は、支点と作用点の間の距離D1よりも長く設定されている(d1>D1)ので、力点に加えられた押圧力fは、梃子の原理で増幅され、その作用点において力Fとして得られる。
この場合において、d1×f=D1×Fという関係が成立する。
したがって、前記押しボタン部材4が押圧されていない状態では、前記弾性部材5による付勢力が、力点に加えられる力fに相当し、梃子の原理によって増幅されて、作用点においては、前記摺動部材3を前記支柱12に押し付ける方向に対して、付勢力fのd1/D1倍の力Fで前記摺動部材3は、前記支柱12に強く押し付けられることになる。
よって、この発明のフック装置は、シャンプーなどの滑り性を有する液体が付着した場合でも影響を受けることがなく、支柱などの相手部材に強固にロックされる。
なお、この実施例においては、支点と力点の間の距離は、支点と作用点の間の距離の2倍に設定しているので、前記摺動部材3は、付勢力の2倍の力で支柱12に押し付けられていることになる。
一方、前記押しボタン部材4を押圧する場合には、その押圧力が力点に加える力fに相当し、作用点においては、梃子の原理によって、前記摺動部材3が離れる方向に加わる力Fが、d1/D1倍に増幅されるので、前記摺動部材3を前記支柱12から離すために加える力は、少ないもので済む。
よって、この発明のフック装置を、上昇及び下降のいずれの方向へ移動させる場合であっても、片手で簡単に操作することができる。
つぎに、この発明のフック装置1の作動について説明する。
図2及び4において、前記フック装置1は何ら操作されておらず、通常の状態にある。
すなわち、通常の状態では、前記弾性部材5の付勢力が、前記梃子部材6を介して前記摺動部材3に伝達されるため、この付勢力によって、前記摺動部材3は、空間S1内の傾斜面8aに沿って前記装置本体2から離れる方向(図2及び4において上方)に摺動し、前記摺動部材3が備える圧接部材7は、支柱12に密着した状態にある。
そのため、前記圧接部材7と前記支柱12の間に、梃子の原理によって増幅された極めて強い摩擦力が発生する。
これによって、前記フック装置1は前記支柱12の所定の位置にロック(固定)され、上下方向への移動が極めて困難な状態となっている。
なお、この状態においては、前記押しボタン部材4の先端(ボタン部分)は、図示のように装置本体2から突出している。
一方、図3及び5において、前記押しボタン部材4を押圧操作し、前記弾性部材5の付勢力に抗して前記摺動部材3を前記装置本体2内に押し込むと、前記摺動部材3が、前記空間S1内の前記傾斜面8aに沿って下方向に摺動し、これにより前記摺動部材3が備える圧接部材7が前記支柱12から、僅かに離れることとなる。
したがって、前記圧接部材7と前記支柱12の間では、摩擦力が消失する。
このような状態では、前記圧接部材7によるロック状態が解除されるため、上下いずれの方向に対しても前記フック装置1を、梃子の原理によって極めて軽くなった力で簡単に移動させることができる。
かくして、前記フック装置1の高さ調整を、容易に行うことができる。
なお、前記押しボタン部材4への押圧操作を解除すると、前記したように前記弾性部材5の付勢力によって、前記摺動部材3が備える圧接部材7と前記支柱12との間に摩擦力が発生するため、前記フック装置1は、その所定の位置に固定されることとなる。
かかる構成のフック装置1は、図1〜5に示すように、主として装置本体2、摺動部材3、押しボタン部材4、弾性部材5、梃子部材6、圧接部材7で構成され、前記装置本体2は、ヘッド係止部10、右ケース部材2a及び左ケース部材2bで構成されるものとすることができる。
したがって、部品点数が少なく、構造も簡単である。
さらに、前記フック装置1は、例えば、前記押しボタン部材4(詳しくは、その収容空間S3)に前記弾性部材5を挿入するとともに、必要に応じて前記摺動部材3に圧接部材7を装着し、これらを右ケース部材2a内の所定の空間に配置し、係止部2bと結合させた後、左ケース部材2bを装着し、締結部材などを用いて締結することによって、容易に組み立てることができるものである。
一方、前記フック装置1については、前記締結部材を外すことによって、分解することができるので、そのメンテナンスや修理を容易に行うことができる。
この実施例においては、前記押しボタン部材4を前記装置本体2の下方に突出するように設けるとともに、前記摺動部材3の配設(例えば摺動面3a及び傾斜面8aの傾斜方向)を、上方から下方に向かって前記支柱12から離れるようにした形態について記載したが、これとは逆に、前記押しボタン部材4を前記装置本体2の上方に突出するように設けるとともに、前記弾性部材5の配設(例えば摺動面3a及び傾斜面8aの傾斜方向)を、下方から上方に向かって前記支柱12から離れるようにしても、この発明の効果が得られるので、このような形態もこの発明に包含される。
さらに、他の実施の形態として、押しボタン部材の左右方向への移動に伴って、摺動部材が、支柱と密着又は離反し、前記支柱との間の摩擦力が、増加又は減少する方向に摺動する構成としてもよい。
図6において、フック装置101は、前記フック装置1と基本的に同様の構成を有するもので、中空の断面L字状の装置本体102と、前記装置本体102内の、支柱112の軸方向に対して所定の角度で傾斜させた傾斜面108aと、前記支柱112との間に形成される空間S11内に設けられ、かつ前記傾斜面108aに沿って摺動する摺動部材103と、ボタンと一体に形成され、かつ前記支柱112の軸方向に対して垂直に摺動する押しボタン部材104と、前記押しボタン部材104内に装着される圧縮コイルばねからなる弾性部材105と、前記装置本体102内に突設された支持軸(第2支持軸)111bを支点として回動可能で、かつ一端が前記摺動部材103が有する支持軸111aに、他端が前記押しボタン部材104が有する支持軸111cに、それぞれ支持された、L字状の平板からなる梃子部材106とで構成されている。
さらに、前記摺動部材103の支柱112側には、円弧状の圧接部材107が備えられている。
なお、図6において、前記押しボタン部材104は、前記支柱112の軸方向に対して垂直に摺動するように形成された、規制リブ109a,109b間に外嵌され、これらの規制リブ109a,109bに沿って左右方向に摺動する。
前記摺動部材103は、前記押しボタン部材104の左右方向の移動に伴って、前記支柱112と密着又は離反し、前記支柱112との間の摩擦力が、増加又は減少する方向に摺動する。
前記梃子部材106は、前記摺動部材103と前記押しボタン部材104の間の所定の位置に突設された第2支持軸111bに、これを支点として回動可能に支持されている。
さらに、前記梃子部材106は、その一端側にU字状の切込みを形成することによって設けられた係合部106aが前記摺動部材103に突設された第1支持軸111aに回動可能に支持され、かつ他端側に形成されたガイド溝106bが前記押しボタン部材104に突設された第3支持軸111cに回動(搖動)可能に支持されるように構成されている。
前記第2支持軸111bと前記第3支持軸111cの間の距離d2は、前記第2支持軸111bと前記第1支持軸111aの間の距離D2よりも長くなるように設定されているので、梃子の原理によって、前記フック装置101を、上昇及び下降のいずれの方向へ移動させる場合であっても片手で簡単に操作することができ、前記フック装置101の、支柱112へのロック・解除を確実に行うことができる。
さらにまた、他の実施の形態として、梃子部材の一端にボタン部分を形成することによって、梃子部材と押しボタンとが一体化した構成としてもよい。
この場合においても、前記梃子部材においては、前記装置本体に突設された第2支持軸が支点、前記梃子部材の前記弾性部材との当接部が力点、前記摺動部材に突設された第1支持軸が作用点として機能することになるが、前記同様、梃子の原理による作用効果を得ることができる。
このような構成によって、フック装置を構成する部品点数を、さらに少なくすることができるので、フック装置を、より安価に提供することができる。
例えば、図7に示すフック装置201は、前記フック装置1と基本的に同様の構成を有するもので、梃子部材206の他端側を、支柱212への固定・解除を行うボタンとして機能する押圧部206bとしたものである。
具体的には、図7において、フック装置201は、中空の装置本体202と、前記装置本体202内の、前記支柱212の軸方向に対して所定の角度で傾斜させた傾斜面208aと、前記支柱212との間に形成される空間S21内に設けられ、かつ前記傾斜面208aに沿って摺動する摺動部材203と、前記装置本体202内に突設された支持軸(第2支持軸)211bを支点として回動可能で、かつ一端が、U字状の切込みを形成することによって設けられた係合部206aにおいて、前記摺動部材203が有する支持軸211aに支持され、他端が押圧部206bを構成する平板状の梃子部材206と、前記梃子部材206の他端側に形成された収容空間S24と前記装置本体202内に形成された収容空間S23との間に、一定量圧縮した状態で、前記支柱212の軸方向に対して、所定の角度で傾斜させて、架設される圧縮コイルばねからなる弾性部材205とで構成されている。
前記摺動部材203は、その支柱212側に円弧状の圧接部材207を備え、前記梃子部材206の上下方向の搖動に伴って、前記支柱212と密着又は離反し、前記支柱212との間の摩擦力が、増加又は減少する方向に摺動する。
前記第2支持軸211bと前記梃子部材206および前記弾性部材205の当接部との間の距離d3は、前記第2支持軸211bと前記第1支持軸211aの間の距離D3よりも長くなるように設定されているので、梃子の原理によって、前記フック装置201を、上昇及び下降のいずれの方向へ移動させる場合であっても片手で簡単に操作することができ、前記フック装置201の、支柱212へのロック・解除を確実に行うことができる。
なお、図8に示すフック装置201は、弾性部材206として、捻じりコイルばねを使用したこと以外は、図7に示すフック装置201と同様のものである。
さらに、別の形態として、図9に示すフック装置301は、前記フック装置101と基本的に同様の構成を有するもので、前記フック装置101における梃子部材106の他端と押しボタン部材104とを一体化して、押圧部(押しボタン部)を構成するものである。
具体的には、図9において、フック装置301は、中空の断面L字状の装置本体302と、前記装置本体302内の、前記支柱312の軸方向に対して所定の角度で傾斜させた傾斜面308aと、前記支柱312との間に形成される空間S31内に設けられ、かつ前記傾斜面308aに沿って摺動する摺動部材303と、前記装置本体302内に突設された支持軸(第2支持軸)311bを支点として回動可能で、かつ一端が前記摺動部材303が有する支持軸311aに支持され、他端がボタンと一体に形成され、前記支柱312に外嵌する押圧部306bを構成する梃子部材306と、コイル状に捲かれたコイル部305bが前記装置本体302内に突設された係止ピン302kに係止され、一方の端末305aが前記押圧部306bの内部に形成されたばね支持孔(図示せず)に挿入されて係止され、他方の端末305cが前記装置本体302内に形成されたばね支持孔(図示せず)に挿入されて係止される捻じりコイルばねからなる、前記押圧部306bに対して付勢力を作用させる弾性部材305とで構成されている。
なお、この発明のフック装置は、シャワー装置のシャワーヘッドを係止するために使用するものであるが、他の装置の支柱部分などの被係止物ないし被係止部を係止するために使用することも当然可能なものである。
この発明は、シャワー装置のシャワーヘッドなどを支持するためのフック装置に関するもので、支柱などの相手部材へのロックに際しては、極めて強い力で行うことができる一方、その解除(昇降)に際しては、そのための操作を、弱い力で、簡単かつ確実に行うことができるので、シャンプーなどの滑り性を有する液体が付着した場合でも影響を受けることがなく、支柱などの相手部材へのロック・解除を簡単かつ確実に行うことができる。
したがって、この発明は、シャワー装置のシャワーヘッドなどを支持するためのフック装置として、幅広く利用されるものである。
1,101,201,301 フック装置
2,102,202,302 装置本体
2a 右ケース部材
2b 左ケース部材
2c〜2h 切欠き
2i 開口部
302k 係止ピン
3,103,203,303 摺動部材
3a,103a,203a,303a 摺動面
4,104 押しボタン部材
5,105,205,305 弾性部材
6,106,206,306 梃子部材
6a,106a,206a,306a 係合部
6b 係合部
7,107,207,307 圧接部材
8 規制リブ
8a,108a,208a,308a 傾斜面
9a,109a 規制リブ
9b,109b 規制リブ
10,110,210,310 ヘッド係止部
10a 開口部
10b 係止部
11a,111a,211a,311a 第1支持軸
11b,111b,211b,311b 第2支持軸
11c,111c 第3支持軸
12,112,212,312 支柱
206b,306b 押圧部
H 保持部
S1,S11,S21,S31 空間
S2 空間
S3,S13,S23,S24 収容空間

Claims (6)

  1. シャワーヘッドを脱着可能に係着する係止部、および支柱を貫通させる貫通孔を有する中空の装置本体と、
    前記装置本体内に、前記支柱の上方から下方に向かって、前記支柱から離れるように、前記支柱の軸方向に対して所定の角度で傾斜するよう形成された規制リブの傾斜面と、前記支柱との間に設けられ、かつ前記傾斜面に沿って摺動する摺動部材と、
    ボタンと一体に形成され、かつ前記装置本体の内部又は外部に移動可能に配設される押しボタン部材と、
    前記押しボタン部材に対して、弾性付勢力を作用させるように前記装置本体内に配設される弾性部材と、
    前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持され、かつ一端が前記摺動部材が有する第1支持軸に、他端が前記押しボタン部材が有する第3支持軸にそれぞれ支持された梃子部材と、
    を備え、
    前記第2支持軸および前記第3支持軸間の距離は、前記第2支持軸及び前記第1支持軸間の距離よりも長くなるよう構成されていること
    を特徴とするシャワーヘッド用フック装置。
  2. 前記摺動部材は、
    その背面に、前記支柱の上方から下方に向かって支柱から離れるよう、上端から下端に向かって暫時幅が広がるように所定の角度に傾斜させた摺動面を備え、
    前記摺動部材及び/又は支柱は、
    前記弾性部材によって、前記摺動部材が前記支柱に圧接されて摩擦力を生じる手段を備え
    前記摺動面は、前記傾斜面と常に接していること
    を特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド用フック装置。
  3. 前記摺動部材は、
    前記支柱に圧接する部分において、前記摺動部材よりも摩擦係数の高い圧接部材を備えること
    を特徴とする請求項1に記載のシャワーヘッド用フック装置。
  4. 前記弾性部材は、
    圧縮コイルばねであること
    を特徴とする請求項1〜3に記載のシャワーヘッド用フック装置。
  5. 前記押しボタン部材は、
    前記支柱の軸方向に対して平行又は垂直に移動するように配設されていること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のシャワーヘッド用フック装置。
  6. シャワーヘッドを脱着可能に係着する係止部および支柱を貫通させる貫通孔を有する中空の装置本体と、
    前記装置本体内に、前記支柱の上方から下方に向かって、前記支柱から離れるように、前記支柱の軸方向に対して所定の角度で傾斜するよう形成された規制リブの傾斜面と、前記支柱との間に設けられ、かつ前記傾斜面に沿って摺動する摺動部材と、
    前記装置本体内に突設された第2支持軸を支点として回動可能に支持され、かつ一端が前記摺動部材が有する第1支持軸に支持され、他端がボタンと一体に形成された押圧部を構成する梃子部材と、
    前記押圧部に対して弾性付勢力を作用させるように前記装置本体と梃子部材との間に架設される弾性部材と、
    を備え、
    前記第2支持軸と前記梃子部材および前記弾性部材の当接部との間の距離は、前記第2支持軸及び前記第1支持軸間の距離よりも長くなるよう構成されていること
    を特徴とするシャワーヘッド用フック装置。
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