JP6915853B2 - 生産管理装置、生産管理システム、および生産管理方法 - Google Patents

生産管理装置、生産管理システム、および生産管理方法 Download PDF

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Description

本開示は、生産管理装置、生産管理システム、および生産管理方法に関する。
従来、製造ラインに配置された生産設備の稼働状況に関する情報である稼働状況情報をそれぞれ取得し、各製造ラインについての稼働状況情報を提供する生産管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。この生産管理システムにおいて、稼働状況情報は、無線通信によって送受信されている。
特開2016−181188号公報
しかしながら、従来技術では、無線通信を用いているため、検出信号を送受信する際の通信不成立によって検出信号の欠落が発生する場合がある。検出信号の欠落が発生した場合には、生産管理装置が把握する生産数が実際の生産数よりも少なくなる場合がある。また、一つの生産物が生産されるまでに要する時間が実際よりも長く算出される場合がある。したがって、提供される製造ラインの稼働状況情報が不正確になるおそれがある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、製造ラインの生産状況を管理するための生産管理装置が提供される。この生産管理装置は、前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号であって、出力順序を示す連番を含む検出信号を取得する取得部と、前記検出信号を計数する計数部であって、前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数する計数部と、を備える。
この生産管理装置は、出力順序を示す連番を含む検出信号を取得する検出部と、検出信号を計数する計数部であって、連番を用いて検出信号の欠落を補完して計数するので、検出信号を送受信の失敗に起因して提供される計数の結果が不正確になることを抑制または防止することができる。
上記形態の生産管理装置において、前記計数部はさらに、製品が繰り出されるサイクルタイムを算出し、前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記サイクルタイムを算出してもよい。この形態の生産管理装置によれば、検出信号の欠落を補完してサイクルタイムを算出するので、検出信号の欠落によってサイクルタイムが不正確なるのを抑制または防止することができる。
本開示の他の形態によれば、製造ライン配設される検出装置と検出装置から検出信号を用いて製造ラインの生産状況を管理する生産管理装置とを備える生産管理システムが提供される。前記検出装置は、前記製造ラインから製品が繰り出される度に検出信号を出力する検出部と、前記出力された検出信号に連番を付して前記生産管理装置に送信する送信部と、を備える。前記生産管理装置は、連番を含む前記検出信号を受信する受信部と、前記検出信号を計数する計数部であって、前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数する計数部と、を備える。この生産管理システムによれば、検出信号を送受信が失敗することに起因して、計数の結果が不正確になることを抑制または防止することができる。
上記形態の生産管理システムにおいて、前記生産管理装置が備える前記計数部はさらに、製品が繰り出されるサイクルタイムを算出し、前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記サイクルタイムを算出してもよい。この生産管理システムによれば、検出信号の欠落によってサイクルタイムが不正確なるのを抑制または防止することができる。
本開示の他の形態によれば、製造ラインの生産状況を管理するための生産管理方法が提供される。この生産管理方法は、前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号であって、出力順序を示す連番を含む検出信号を取得する工程と、前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数する工程と、を備える。この生産管理方法によれば、検出信号を送受信の失敗に起因して検出信号の計数の結果が不正確になることを抑制または防止することができる。
本開示は、上記形態以外の種々の形態で実現することができる。
生産管理システムの全体図。 検出装置の内部構成を示すブロック図。 第1の実施形態に係る検出装置が設置された際の様子を示す模式図。 生産管理装置の内部構成を示すブロック図。 生産管理装置が製造状況情報を生成する際の流れを説明するフローチャート図。 実施形態において送信された情報が表示部に表示されるまでの流れを説明する図。 比較例において送信された情報が表示部に表示されるまでの流れを説明する図。 第2の実施形態に係る検出装置の様子を示す模式図。
A.第1の実施形態
図1は、第1に実施形態に係る生産管理システム100および製造ラインL1、L2を示す概略構成図である。生産管理システム100は、検出装置10a〜10dと、生産管理装置20と、を有する。生産管理システム100は、製造ラインL1、L2による製品の生産を管理する。
検出装置10a〜10dは、センサを有し、それぞれが対応する生産設備30a〜30dの状態の検出が可能となるように配設されている。検出装置10a〜10dは、検出結果である検出信号を生産管理装置20へと無線方式により送信する。
生産管理装置20は、検出装置10a〜10dから送信された検出信号を受信することによって取得し、受信した検出信号を用いて製造ラインL1、L2の生産状況を示す生産状況情報を生成する。生産状況情報とは、例えば、製品の加工に要する時間であるサイクルタイムや、生産設備30a〜30dの稼働率や、生産設備30a〜30dの運転および停止時間である。生産管理装置20の詳細な説明は、後述する。
製造ラインL1、L2は、加工対象を搬送する搬送機構41と、搬送機構41の搬送軌道に沿って配置された生産設備30a〜30dと、を有する。搬送機構41は、例えば、ベルトコンベアである。生産設備30a〜30dは、例えば、金属加工機、溶接機、樹脂成形機、塗装機である。各生産設備30a〜30dには、生産処理、加工処理を実行するためのプログラマブルロジックコントローラ(PLC)およびPLCに接続されているセンサが備えられている。PLCに接続されたセンサとは、例えば、生産設備30a〜30dあるいは搬送機構41に組み込まれている生産設備30a〜30dの状態を検出するためのセンサである。このセンサは、製造ラインおよび生産設備を作動させるために製造ラインL1、L2および生産設備30a〜30dの設置・配置時に配置されている。
図2は、検出装置10aの内部構成を説明するためのブロック図である。検出装置10aは、検出部11と、コントロール部12と、送信部13と、を有している。以下では、検出装置10a〜10dの代表例として検出装置10aを用いて、検出装置10a〜10dの内部構成を説明する。各検出装置10a〜10dは、同様の構成を有する。
検出部11は、生産設備30aの生産状態を検出するセンサである。生産状態とは、例えば、製品の繰り出しに関する生産設備30aの動作や、生産設備30aによる加工対象の取り込みおよび排出、である。検出部11として使用するセンサは、例えば、製造設備30aが製品を繰り出す際の扉の開閉を検出する加速度センサや、生産設備30aから繰り出される製品を検出する光センサ、である。検出部11は、アナログセンサでもよくデジタルセンサであってもよい。
コントロール部12は、図示しない中央演算処理装置(CPU)と記憶装置とを備えている。コントロール部12は、例えば、検出信号に含まれるノイズの除去や、時間情報の生成、検出信号に対するシーケンス番号の付加を行なう。本実施形態において、検出の結果と時間情報とシーケンス番号は、送信されるフレーム(MACフレーム)のデータフィールドに含まれている。時間情報は、検出部11が生産状態を検出した時刻を示す情報であり、例えば、検出部11からの信号がコントロール部12に到達した時刻である。シーケンス番号とは、検出装置10aによる検出信号の出力順序を示す連番であり、例えば、00〜FFの256カウントの信号である。シーケンス番号は、コントロール部12が検出信号を受け取る度にカウントアップされ、最大値であるFFまでカウントが進むと00から再度カウントアップされる。コントロール部12は、検出部11がアナログセンサである場合には、検出部11によって生成される検出信号をアナログ信号からデジタル信号への変換を行なってもよい。アナログ信号からデジタル信号への変換には、例えば二値化処理を用いることができる。
送信部13は、検出信号を生産管理装置20へと無線通信によって送信する。無線通信とは、例えば、802.11aの規格の無線LANである。
図3は、検出装置10aが生産設備30aに設置された際の様子を示す模式図である。検出装置10aは、生産設備30aの近傍であって、生産設備30aから加工終了品WPが排出される位置に配置されている。検出部11は、生産設備30aの稼働状態を示す情報として加工終了品WPの搬送(排出)を検出する。検出装置10aは、検出部11として光電式の光センサを有する。光電式の光センサは、光源と光源からの光を受光する受光部とによって構成される。光電式の光センサによる加工終了品WPの搬送の検出は、搬送機構41によって搬送される加工終了品WPの通過を光の遮断を検出することによって行なうことができる。加工終了品WPは、製造ラインL1から製品が繰り出される度に搬送される。
図4は、生産管理装置20の内部構成を説明するためのブロック図である。生産管理装置20は、中央演算処理部(CPU)21と、記憶部22と、送受信部23と、生産状況情報を表示する表示部24と、生産管理装置20への入力を行なうための入力部25と、を有する。CPU21と記憶部22と送受信部23は、通信バスを介して相互に通信が可能となるように接続されている。送受信部23は、無線通信を介して、検出装置10a〜10dと接続されている。
CPU21は、例えば、送受信部23が受信した検出信号を取得する取得部211や、取得した検出信号の計数処理を行なう計数部212や、欠落した検出信号の補完処理を行なう補完処理部213や、検出信号を用いて生産状況情報を生成する生産状況情報生成部214として機能する。CPU21の各種機能を実現するための各種プログラムは、記憶部22に記憶されている。CPU21は、計数処理の結果や、生産状況情報や、補完処理の結果、を記憶部22に出力する。
記憶部22は、読み込み及び書き込みが可能な記憶媒体であり、例えば、RAMや、ハードディスク(HDD)を用いることができる。本実施形態では、記憶部22として、HDDを採用している。記憶部22は、例えば、前述したCPU21の各種機能を実現するための各種プログラムや、生産状況情報を生成する際に必要となる基準パルス数や、基準パルス間隔を格納している。また、記憶部22は、検出信号を一時的に記憶する。
送受信部23は、検出装置10a〜10dから検出信号を受信する受信部として機能する。また、送受信部23は、記憶部22に記憶されている情報を図示しない端末装置に送信する送信部としても機能する。生産管理装置20は、端末装置に情報を送信することによって、生産管理装置20の表示の確認が困難な場所にも情報を提供できる。また、送受信部23は、クラウドコンピュータ等の情報共有システムに対して情報を送信しても良い。
図5は、CPU21によって実行される処理の流れを説明するためのフローチャートである。図6は、生産管理装置20の表示部24に生産状況情報が表示されるまでのデータの流れを説明するための説明図である。以下では、生産管理装置20による検出装置10aから送信される検出信号を用いた生産状況情報の生成の流れを説明する。
生産管理のための処理が開始されると、取得部211として機能するCPU21は、送受信部23を介して検出装置10aから送信された検出信号を取得する(ステップS101)。検出装置10aが送信する送信データSDには、検出信号とシーケンス番号と検出信号が検出された時刻である時間情報とが含まれている。検出信号を取得すると、CPU21は、検出信号に欠落がないかを確認する(ステップS102)。欠落の有無の確認は、例えば、前回受信された検出信号に付された番号と新たに受信された検出信号に付された番号とを比較して、2以上の増加があった場合には検出信号の欠落があったと判断する。図6に示す受信データRDにおいて、「103」の番号が付された検出信号が欠落している。検出信号に欠落があった場合(ステップS102:YES)には、補完処理が行なわれる(ステップS103)。
補完処理は、欠落していな検出信号とシーケンス番号を用いて欠落した検出信号を算出することにより実行される。例えば、シーケンス番号の比較から欠落した検出信号の数を算出し、欠落した検出信号の前に検出された検出信号の検出時刻と後に検出された検出信号の検出時刻との間を均等に分割した時刻を欠落した検出信号の検出時刻として算出する。例えば、時刻t0に検出されたA番が付された検出信号が受信され、次に時刻tnに受信されたA+n番が付された検出信号がれた場合には、A+1〜A+n−1の番号が付された検出信号の検出時刻は、時刻t0と時刻tnとの差をnで割った時間間隔で順次検出されたと仮定して算出される。なお、A及びnは1以上の整数である。図6に示す補完処理後データCDにおいて、「103」が付された検出信号の検出時刻は、「102」が付された検出信号の検出時刻12:26:00と「104」が付された検出信号の検出時刻12:27:56の間の時間を均等に分割することにより算出されている。
補完処理が完了すると、生産状況情報生成部214として機能するCPU21は、補完処理後データCDを用いて生産情況情報であるサイクルタイムを算出する(ステップS104)。生産管理装置20は、検出信号の検出時刻と1つ前の検出信号の検出時刻との時間差をサイクルタイムとして算出している。例えば、図6に示す「103」が付された検出信号に対応するサイクルタイムは、「102」が付された検出信号の検出時刻12:26:00と「103」が付された検出信号の検出時刻12:26:58との差である。検出信号に欠落がなかった場合(ステップS102:NO)には、CPU21は、補完処理(ステップS103)を行なわずに、生産状況情報であるサイクルタイムを算出する(ステップS104)。CPU21は、算出した生産状況情報と時間情報を関連付けて、表示部24に表示する(ステップS105)。
図7は、比較例に係る生産管理システムに係る生産管理装置の表示部224に生産状況情報が表示されるまでのデータの流れを説明するための説明図である。従来例では、検出信号にシーケンス番号が付されていない。また、従来例では、検出信号が欠落した際に検出信号を補完する手段を有していない。図7の例では、12:27:56に検出された検出信号は、通信不成立によって生産管理装置の受信部に受信されず、欠落している。比較例に係る生産管理装置は、検出信号の一部が欠落した状態、つまり、本来複数の製品が生産された時間を1つの製品が生産されたものとしてサイクルタイムを算出する。したがって、算出されたサイクルタイムは、実際のサイクルタイムと比べて長い時間となる。また、本来生産されたはずの製品が計数されていないため、計数の結果と実際に生産された製品の数とに差が生じる。
以上説明した第1の実施形態によれば、生産管理装置20は、出力順序を示す連番であるシーケンス番号を含む検出信号を取得し、検出信号を用いて生産状況情報を生成する。
生産管理装置20は、生産状況情報を生成する際には、シーケンス番号を用いて検出信号の欠落を補完して計数することができる。したがって、計数の結果が実際の生産数より少なくなることを抑制または防止できる。また、検出信号を送受信の失敗に起因して、提供される製造ラインL1、L2の稼働状態情報であるサイクルタイムが不正確になることを抑制または防止することができる。
B.第2の実施形態
第2の実施形態の説明において、第1の実施形態と同様の構成には、第1の実施形態と同様の符号を用いて説明を省略する。図8は、第2の実施形態に係る生産管理システム200の検出装置110が設置された際の様子を示す模式図である。第2の実施形態に係る生産管理システム200は、生産設備30bに備えられたシグナルタワー31の示す報知情報を検出する検出部111を有している。シグナルタワー31は、3色の信号灯の点灯によって生産設備30bの稼働状態を報知する。例えば、シグナルタワー31は、生産設備30bが正常に稼働している場合には緑色が点灯し、オペレータの呼び出しが必要な場合には黄色が点灯し、異常停止をした場合には赤色に点灯する。検出部111は、例えば、光センサを用いることができる。本実施形態において、検出部111は、緑色の信号灯に装着されている。検出装置110は、正常動作中には連続的に検出信号を出力し、異常発生時には検出信号は出力しない。この場合、検出装置110は連続的に入力される検出信号を間欠的に、例えば、10秒毎に送信部13を介して検出信号を生産管理装置20に送信する。送信される検出信号には、シーケンス番号が付されている。生産管理装置20は、検出信号に基づいて生産設備30bの停止時間を算出する。生産管理装置20は、シーケンス番号に基づいて、検出信号の欠落を検出し、通信の不成立によって検出信号が送信されなかった場合には、停止時間を算出しない。その他の構成は、第1の実施形態に係る生産管理システム100と同様である。
上記第2の実施形態に係る生産管理システム200によれば、検出信号の欠落が発生した場合における、通信が不成立であった間の時間を停止時間として算出することにより、生産状況情報が不正確になることを抑制または防止できる。
C.変形例1
上記実施形態において、各検出装置10a〜10d、110が有する検出部11、111は1つのみであるが、検出部11の数は1つに限定されるものではない。検出装置10a〜10d、110は複数の検出部11、111を備えていても良い。例えば、検出装置10a〜10d、110は、シグナルタワーの点灯を検出する検出部と生産設備から排出される加工終了品WPを検出する検出部とを備えても良い。この場合には、複数の検出信号に基づいて生産状況情報を形成することが可能である。
D.変形例2
上記実施形態において、生産管理システム100、200は検出装置10a〜10dを備えているが、検出装置10a〜10dは備えられていなくてもよい。検出装置10a〜10dが備えられていない場合には、例えば、生産設備30a〜30dが既に有するセンサを用いることができる。生産設備30a〜30dが有するセンサとは、例えば、PLCによるシーケンス制御のために備えられたセンサである。変形例2に係る生産設備30a〜30dは、センサによる検出結果である検出信号にシーケンス番号を付した後に、検出信号を生産管理装置20に送信する送信部13を有している。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10a、10b、10c、10d、110…検出装置
11、111…検出部
12…コントロール部
13…送信部
20…生産管理装置
21…中央演算処理部(CPU)
22…記憶部
23…送受信部
24、224…表示部
25…入力部
30a、30b、30c、30d…生産設備
31…シグナルタワー
41…搬送機構
100、200…生産管理システム
211…取得部
212…計数部
213…補完処理部
214…生産状況情報生成部
L1、L2…製造ライン
SD、sd…送信データ
RD、rd…受信データ
CD…補完処理後データ

Claims (3)

  1. 製造ラインの生産状況を管理するための生産管理装置であって、
    前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号であって、出力順序を示す連番を含む検出信号を取得する取得部と、
    前記検出信号を計数し、更に製品が繰り出されるサイクルタイムを算出する計数部であって、前記連番を比較して前記検出信号に欠落がある場合、欠落した検出信号の数を算出し、欠落した検出信号の前に検出された検出信号の検出時刻と欠落した検出信号の後に検出された検出信号の検出時刻との間を均等に分割した時刻を欠落した検出信号の検出時刻として算出することにより前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数し、補完された前記検出信号を用いて前記サイクルタイムを算出する計数部と、を備える生産管理装置。
  2. 製造ラインに配設される検出装置と検出装置からの検出信号を用いて製造ラインの生産状況を管理する生産管理装置とを備える生産管理システムであって、
    前記検出装置は、
    前記製造ラインから製品が繰り出される度に検出信号を出力する検出部と、
    前記出力された検出信号に連番を付して前記生産管理装置に送信する送信部と、を備え、
    前記生産管理装置は、連番を含む前記検出信号を受信する受信部と、
    前記検出信号を計数し、更に製品が繰り出されるサイクルタイムを算出する計数部であって、前記連番を比較して前記検出信号に欠落がある場合、欠落した検出信号の数を算出し、欠落した検出信号の前に検出された検出信号の検出時刻と欠落した検出信号の後に検出された検出信号の検出時刻との間を均等に分割した時刻を欠落した検出信号の検出時刻として算出することにより前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数し、補完された前記検出信号を用いて前記サイクルタイムを算出する計数部と、を備える、生産管理システム。
  3. 製造ラインの生産状況を管理するための生産管理方法であって、
    前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号であって、出力順序を示す連番を含む検出信号を取得する工程と、
    前記連番を比較して前記検出信号に欠落がある場合、欠落した検出信号の数を算出し、欠落した検出信号の前に検出された検出信号の検出時刻と欠落した検出信号の後に検出された検出信号の検出時刻との間を均等に分割した時刻を欠落した検出信号の検出時刻として算出することにより前記連番を用いて前記検出信号の欠落を補完して前記検出信号を計数し、補完された前記検出信号を用いて、製品が繰り出されるサイクルタイムを算出する工程と、
    を備える生産管理方法。
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