JP7084013B2 - 生産管理装置、および生産管理方法 - Google Patents

生産管理装置、および生産管理方法 Download PDF

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Description

本開示は、生産管理装置、および生産管理方法に関する。
従来、製造ラインに配置された生産設備の稼働状況に関する情報である稼働状況情報をそれぞれ取得し、各製造ラインについての稼働状況情報を提供する生産管理システムが知られている(例えば、特許文献1)。
特開2016-181188号公報
しかしながら、従来技術では、時間帯に関わらず同様の情報(生産数や停止時間)を生成していた。停止していても差し支えのない休憩時間にも停止時間をカウントするため、休憩時間が異常停止時間とみなされる場合があった。また、終業から次の始業までの間の停止時間が異常停止時間とみなされる場合があった。したがって、製造ラインの実態を反映しない値がシステムから算出され、提供される情報が不正確になるおそれがある。
本開示は、上述の課題を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
本開示の一形態によれば、製造ラインの生産状況を管理するための生産管理装置が提供される。この生産管理装置は、前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号を取得する取得部と、前記製造ラインの稼働予定を示す稼働予定情報を用いて、前記製造ラインの稼働状態を示す属性を決定し、決定された属性を用いて、前記検出信号を用いた処理を実行する処理部と、を備える。
この生産管理装置によれば、製造ラインの稼働予定を示す稼働予定情報を用いて、製造ラインの稼働状態を示す属性を決定し、決定された属性を用いて、前記検出信号を用いた処理を実行する処理部を備えるので、製造ラインの稼働状態に応じて検出信号を用いた処理が変更される。したがって、製造ラインの稼働状態を反映しない稼働状態情報が生成され、提供される製造ラインの稼働状況情報が不正確になることを抑制または防止できる。
上記形態の生産管理装置において、前記属性は、少なくとも、計画停止、休憩中、始業、終業および保全のいずれか1つを含んでもよい。この生産管理装置によれば、計画停止、休憩中、始業、終業および保全に対応できる。
上記形態の生産管理装置において、前記処理部は、前記属性に基づいて、前記検出信号を計数または計数しなくてもよい。この生産管理装置によれば、処理部は、属性に基づいて、検出信号を計数または計数しないので、製造ラインの稼働状態に応じて検出信号を計数するか否かを切り替えることができる。
上記形態の生産管理装置において、前記処理部は、前記属性に基づいて、前記製造ラインの状態を示す管理情報を切り替えてもよい。この生産管理装置によれば、製造ラインの状態を示す管理情報を切り替えることができる。
上記形態の生産管理装置において、前記処理部は、前記属性に基づいて、前記検出信号を検出しない停止時間を計時または計時しなくてもよい。この生産管理装置によれば、処理部は、属性に基づいて、停止時間を計時または計時しないので、製造ラインの稼働状態に応じて検出信号を計数するか否かを切り替えることができる。
本開示の他の形態によれば、製造ラインの生産状況を管理するための生産管理方法が提供される。この生産管理方法は、前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号を取得し、前記製造ラインの稼働予定を示す稼働予定情報を用いて、前記製造ラインの稼働状態を示す属性を決定し、決定された属性を用いて、前記検出信号を用いた処理を実行することと、を備える。したがって、製造ラインの稼働状態を反映しない稼働状態情報が生成され、提供される製造ラインの稼働状況情報が不正確になることを抑制または防止できる。
本開示は、生産管理装置および生産管理方法以外の種々の形態で実現することが可能であり、例えば、生産管理システムや生産管理プログラム等の形態で実現することができる。
生産管理システムの全体図。 検出装置の内部構成を示すブロック図。 検出装置が生産設備に設置された際の様子を示す模式図。 生産管理装置の内部構成を示すブロック図。 製造ラインの属性毎に実行される処理を説明するための表。 生産管理のために実行される処理を示すフローチャート図。 製造ラインにおける稼働予定情報の例を示した表。
A.実施形態
図1は、実施形態に係る生産管理システム100および製造ラインL1、L2を示す概略構成図である。生産管理システム100は、検出装置10a~10dと、生産管理装置20と、を有する。生産管理システム100は、製造ラインL1、L2による製品の生産を管理する。
検出装置10a~10dは、センサを有し、それぞれが対応する生産設備30a~30dの動作の検出が可能となるように配設されている。生産設備30a~30dの動作とは、生産設備30a~30dが製品を加工するための動作であり、好ましくは製品が繰り出される度にとられる動作である。検出装置10a~10dは、動作の検出結果である検出信号を生産管理装置20へと送信する。
生産管理装置20は、検出装置10a~10dから送信された検出信号を受信することによって取得する。生産管理装置20は、検出信号を用いて製造ラインL1、L2の生産状況を示す生産状況情報を生成する。生産状況情報とは、例えば、製品の加工に要する時間であるサイクルタイムや、生産設備30a~30dの稼働率や、生産設備30a~30dの運転および停止時間である。生産管理装置20は、時間帯毎に予め設定されている属性を示す情報である稼働予定情報に基づいて、生成する生産状況情報を切り替える。生産管理装置20の詳細な説明は、後述する。
製造ラインL1、L2は、加工対象を搬送する搬送機構41と、搬送機構41の搬送軌道に沿って配置された生産設備30a~30dと、を有する。搬送機構41は、例えば、ベルトコンベアである。生産設備30a~30dは、例えば、金属加工機、溶接機、樹脂成形機、塗装機である。各生産設備30a~30dには、生産処理、加工処理を実行するためのプログラマブルロジックコントローラ(PLC)およびPLCに接続されているセンサが備えられている。PLCに接続されたセンサとは、例えば、生産設備30a~30dあるいは搬送機構41に組み込まれている生産設備30a~30dの状態を検出するためのセンサである。このセンサは、製造ラインおよび生産設備を作動させるために製造ラインL1、L2および生産設備30a~30dの設置・配置時に配置されている。
図2は、検出装置10aの内部構成を説明するためのブロック図である。検出装置10aは、検出部11と、コントロール部12と、送信部13と、を有している。以下では、検出装置10a~10dの代表例として検出装置10aを用いて、検出装置10a~10dの内部構成を説明する。各検出装置10a~10dは、同様の構成を有する。
検出部11は、生産設備30aの生産状態を検出するセンサである。生産状態とは、例えば、製品の繰り出しに関する生産設備30aの動作や、生産設備30aによる加工対象の取り込みおよび排出、である。検出部11として使用するセンサは、例えば、製造設備30aが製品を繰り出す際の扉の開閉を検出する加速度センサや、生産設備30aから繰り出される製品を検出する光センサ、である。検出部11は、アナログセンサでもよくデジタルセンサであってもよい。検出部11は、コントロール部12と通信可能に接続されている。
コントロール部12は、図示しない中央演算処理装置(CPU)と記憶装置とを備えている。コントロール部12は、例えば、検出信号に含まれるノイズの除去や、検出信号への検出時刻の付与を行なう。コントロール部12は、検出部11がアナログセンサである場合には、検出部11によって生成される検出信号をアナログ信号からデジタル信号への変換を行なってもよい。アナログ信号からデジタル信号への変換には、例えば二値化処理を用いることができる。
図3は、検出装置10aが生産設備30aに設置された際の様子を示す模式図である。検出装置10aは、生産設備30aの近傍であって、生産設備30aから加工終了品WPが排出される位置に配置されている。検出部11は、生産設備30aの動作を示す情報として加工終了品WPの搬送(排出)を検出する。検出装置10aは、検出部11として光電式の光センサを有する。光電式の光センサは、光源と光源からの光を受光する受光部とによって構成される。光電式の光センサによる加工終了品WPの搬送の検出は、搬送機構41によって搬送される加工終了品WPの通過を光の遮断を検出することによって行なうことができる。加工終了品WPは、製造ラインL1から製品が繰り出される度に搬送される。
図4は、生産管理装置の内部構成、生産管理装置20の内部構成を説明するためのブロック図である。生産管理装置20は、中央演算処理部(CPU)21と、記憶部22と、送受信部23と、生産状況情報を表示する表示部24と、入力部25と、を有する。CPU21と記憶部22と送受信部23は、通信バスを介して相互に通信が可能となるように接続されている。送受信部23は、無線通信を介して、検出装置10a~10dと接続されている。
CPU21は、検出信号を用いた処理を行なう処理部として機能する。検出信号を用いた処理とは、検出信号に基づいて生産状況を示す情報を生成する処理、および検出信号に基づいて生産管理装置20を制御のための処理である。検出信号を用いた処理には、検出信号の計数や、検出信号の検出時刻に基づいたサイクルタイムおよび停止時間の算出や、属性の切り替えが含まれる。CPU21は、例えば、送受信部23が受信した検出信号を取得する取得部211や、取得した検出信号の計数処理を行なう計数部212や、属性取得部213や、生産状況情報生成部214として機能する。属性取得部213は、稼働予定情報と検出信号とを用いて属性を取得し、取得した属性を記憶部22に記憶させる。生産状況情報生成部214は、検出信号と記憶部22に記憶された属性を用いて生産状況情報を生成する。また、CPU21は、現在の時刻を時間情報として取得する。本実施形態において、CPU21は、所定の時間間隔で時間情報を記憶部22へと出力し、記憶部22に記憶させる。時間情報を出力する時間間隔は、現実の現在時刻と記憶部22が記憶している時間情報が示す現在時刻との時間差が生産管理の妨げにならないように設定される時間間隔であり、例えば、1秒間隔である。CPU21は、検出信号と生産状況情報についても、記憶部22へと出力し、記憶させる。CPU21の各種機能を実現するための各種プログラムは、記憶部22に記憶されている。
稼働予定情報は、製造ラインL1、L2の稼働予定を示す情報であり、稼働状態を示す属性が時間帯毎に設定されている。本実施形態において、属性には、計画停止、休憩中、始業、終業および保全が含まれている。稼働予定情報は、例えば、入力部25を介して記憶部22に入力される、または、生産管理装置20とは異なる装置によって生成された後に送受信部23を介して入力される。入力された稼働予定情報は、記憶部22に記憶される。記憶部22に記憶される稼働予定情報を複数であっても良く、複数の稼働予定情報が記憶されている場合には、CPU21は、月日や曜日によって用いる稼働予定情報を切り替えてもよい。CPU21は、現在時刻を示す時間情報と検出信号と稼働予定情報によって、検出信号を用いた処理に用いる属性である現在の属性を決定する。
生産管理情報は、例えば、生産個数情報や、停止時間情報や、製造ラインL1、L2の管理情報である。生産個数情報は、製造ラインL1、L2もしくは生産設備30a~30dによって生産された製品の数量を示す情報である。生産個数情報は、例えば、検出信号を計数することによって得られる。停止時間情報は、製造ラインL1、L2もしくは生産設備30a~30dが正常に稼働していない時間を示す情報である。停止時間情報は、例えば、検出信号が取得されない時間や、製造ラインL1、L2が正常に稼働していないことを示す属性(例えば、修理中)であった時間、を計時することによって得られる。管理情報は、製造ラインL1、L2の稼働状態を管理するための情報である。稼働情報は、例えば、製造ラインL1、L2の属性が切り替えられた時刻と、切り替えられる前の属性と、切り替えられた後の属性と、を記録することによって得られる。
記憶部22は、読み込み及び書き込みが可能な記憶媒体であり、例えば、RAMや、ハードディスク(HDD)を用いることができる。本実施形態では、記憶部22として、HDDを採用している。記憶部22は、例えば、前述したCPU21の各種機能を実現するための各種プログラムや、時間帯毎の属性や、生産状況情報を生成する際に必要となる基準パルス数や、基準パルス間隔を格納している。また、記憶部22は、生産設備30a~30dの属性や、検出信号や、時間情報を一時的に記憶する。
送受信部23は、検出装置10a~10dから検出信号を受信する受信部として機能する。また、送受信部23は、記憶部22に記憶されている情報を図示しない端末装置に送信する送信部としても機能する。生産管理装置20は、端末装置に情報を送信することによって、生産管理装置20の表示の確認が困難な場所にも情報を提供できる。また、送受信部23は、クラウドコンピュータ等の情報共有システムに対して情報を送信しても良い。
図5は、属性毎に実行される処理を説明するための表である。以下では、図5を参照して、CPU21によって実行される処理の内容を説明する。CPU21によって実行される処理とは、取得した検出信号と属性を用いた処理である。
属性が「稼働中」である場合には、CPU21は、検出信号を計数する。CPU21は、計数の結果を生産個数情報として記憶部22に記憶させる。また、CPU21は、停止時間を計時する。CPU21は、計時した停止時間を停止時間情報として記憶部22に記憶させる。「稼働中」とは、生産設備30aが稼働状態であることを示している。「稼働中」から別の属性への切り替えは、現在時刻が「稼働中」以外の属性が設定されている時刻になることによって実行される。
属性が「計画停止」である場合には、CPU21は、停止時間を計時しない。具体的には、属性が「計画停止」に切り替わると、CPU21による停止時間の計時が停止する。CPU21は、属性が「計画停止」である場合に検出信号を取得すると、属性を「計画停止」から「稼働中」へと切り替える。つまり、検出信号は、状態を「計画停止」から「稼働中」へ切り替えるトリガーとして機能する。また、取得した検出信号は計数される。属性が「稼働中」に切り替わると、CPU21による停止時間の計時は再開される。属性が「計画停止」である場合に、現在時刻が別の属性が設定されている時刻になると、属性は設定された属性に切り替えられる。「計画停止」とは、生産設備30aが計画停止状態であることを示している。計画停止状態とは、例えば、予定の生産数が達成されたために生産設備30a~30dの運転を停止している状態である。
属性が「休憩中」である場合には、CPU21は、停止時間を計時しない。CPU21は、検出信号を計数する。CPU21は、計数の結果を生産個数情報として記憶部22に記憶させる。「休憩中」の属性から別の属性への切り替えは、現在時刻が「休憩中」以外の属性が設定された時刻になることによって実行される。
属性が「保全」である場合には、CPU21は、停止時間を計時せず、また、生産個数を算出しない。「保全」の属性から別の属性への切り替えは、現在時刻が別の属性が設定された時刻になることによって実行される。「保全」とは、製造ラインL1、L2が正常な状態を維持できるように行なう作業のうち、製造ラインL1、L2の停止が必要な作業であり、点検や、保守、修繕、修理が含まれる。を行なう時間帯である。
属性が「始業」である場合には、CPU21は、停止時間は計時しない。CPU21は、属性が「始業」である場合に検出信号を取得すると、属性を「始業」から「稼働中」へと切り替える。つまり、検出信号は、状態を「始業」から「稼働中」へ切り替えるトリガーとして機能する。また、取得した検出信号は計数される。属性が「稼働中」に切り替わると、CPU21による停止時間の計時は開始される。属性が「始業」である場合に、現在時刻が別の属性が設定されている時刻になると、属性は設定された属性に切り替えられる。
属性が「終業」である場合には、CPU21は、検出信号を計数し、停止時間を計時する。「終業」が設定された時間帯の次の時間帯には、「計画停止」が設定されている。「終業」から「計画停止」への切り替えは、「終業」が設定された時間帯以降に停止時間が所定の長さを越えると実行される。所定の長さとは、製造ラインL1、L2の停止を判断するための時間であり、例えば、サイクルタイムの平均値の3倍の長さの時間である。
図6は、CPU21が実行する生産管理のための処理を示すフローチャート図である。以下では、CPU21が実行する処理の流れを説明する。CPU21による生産管理のための処理は、生産管理装置20の入力部25を介して処理の開始の指示が入力されることによって開始される。
処理が開始されると、CPU21は、処理の停止の指示が入力されているか否かの確認を行なう(ステップS101)。本処理は、停止の指示が入力された場合に(ステップS101:YES)、停止される。停止の指示がない場合(ステップS101:NO)には、CPU21は、記憶部22に記憶されている現在の属性を取得する(ステップS102)。
現在の属性を取得すると、CPU21は、時間情報の取得する(ステップS103)。時間情報の取得は、記憶部22に現在時刻として記憶されている時間情報を読み込むことによって実行される。時間情報を取得すると、CPU21は、時間情報を用いて属性を切り替えるか否かを判断する(ステップS104)。CPU21は、稼働予定情報における現在時刻に対応する属性と、記憶部22に記憶されている現在属性とを比較することによって、属性を切り替えるか否かを決定する。属性を切り替える場合には(ステップS104:YES)、CPU21は、属性の切り替えを実行する(ステップS109)。
属性の切り替えない場合には(ステップS104:NO)、CPU21は、検出信号が送受信部23によって受信されたか否かを確認する(ステップS105)。検出信号が受信されていない場合には(ステップS105:N0)、CPU21は、再度、処理の停止指示の有無の確認する(ステップS101)。
検出信号が受信されていた場合には(ステップS105:YES)、CPU21は、記憶部22に記憶されている受信された検出信号を取得し(ステップS106)、検出信号を用いた処理を実行する(ステップS107)。検出信号を用いた処理の内容は、図5に示したように、現在の属性によって異なる。検出信号を用いた処理を実行すると、CPU21は、検出信号に用いて属性を切り替えるか否かを判断する(ステップS108)。検出信号を用いて属性の切り替えない、つまり、検出信号が属性を切り替えるトリガーとして機能しない場合には(ステップS108:NO)、CPU21は、処理の停止が指示されているか否かを再び確認する(ステップS101)。
検出信号が現在の属性から他の属性への切り替えるトリガーとして機能する場合には(ステップS108:YES)、CPU21は、記憶部22に記憶されている現在の属性を、新しい属性に切り替える(ステップS109)。切り替え後の属性は、記憶部22に記憶されている稼働予定情報に基づいて決定される。属性を切り替えると、CPU21は、処理の停止が指示されているか否かを再び確認する(ステップS101)。
図7は、製造ラインL1における稼働予定情報の例を示した表である。本実施形態において、属性は、1時間毎に設定されている。以下では、図7を用いて、CPU21によって実行される処理を具体的に説明する。
7:00から8:00の時間帯において、製造ラインL1の属性は、「始業」である。7:00から8:00の間に検出信号が取得されると、現在時刻が8:00より前であっても、属性は、「稼働中」に切り替えられる。7:00から8:00の間に検出信号が取得されない場合には、属性は、8:00になると自動的に稼働中に切り替えられる。
属性が「始業」から「稼働中」に切り替えられると、CPU21は、検出信号の計数や停止時間の計時を開始する。現在時刻が12:00になると、属性は、「稼働中」から「休憩中」へと切り替えられる。属性が「休憩中」に切り替えられると、停止時間の計時は停止される。
属性が「休憩中」である12:00から13:00までの時間帯では、CPU21は、検出信号が取得されない場合であっても停止時間を算出しない。CPU21は、12:00から13:00までの時間帯に検出信号を取得した場合には、検出信号を用いて生産個数をカウントする。現在時刻が13:00になると、属性は、「休憩中」から「稼働中」に切り替えられる。属性が「稼働中」に切り替えられると、停止時間の計時は再開される。
現在時刻が14:00になると、属性は、「稼働中」から「保全」に切り替えられる。属性が「保全」である14:00から15:00までの時間帯では、CPU21は、検出信号を計数しない。また、CPU21は、検出信号が取得された場合であっても停止時間の計時を継続する。属性が「保全」の時間帯では、検出信号を用いた処理を実行しないため、保全作業中の動作確認等によって生産個数が不正確になることを抑制する。現在時刻が15:00になると属性は「稼働中」に切り替えられる。
現在時刻が17:00になると、属性は、「稼働中」から「終業」に切り替えられる。属性が「終業」である17:00から18:00までの時間帯では、CPU21は、検出信号を計数し、停止時間を計時する。18:00以降、所定時間を越えて検出信号が取得されない場合には、属性は、「終業」から「計画停止」に切り替えられる。
上記実施形態によれば、生産管理装置20は、製造ラインL1、L2の稼働予定を示す稼働予定情報に基づいて属性を取得し、取得された属性を用いて、検出信号を用いた処理を実行するCPU21(処理部)を備えている。したがって、製造ラインL1、L2の稼働状態に応じて、処理内容を変更することが可能である。
また、上記実施形態によれば、属性は、計画停止と、休憩中と、始業と、終業と、保全と、を含んでいる。したがって、生産管理装置20は、少なくとも、製造ラインL1、L2の稼働状態が計画停止、休憩中、始業、終業、または保全である場合に対応が可能である。
また、上記実施形態によれば、CPU21(処理部)は、属性に基づいて、検出信号を計数または計数しない、および、停止時間を計時または計時しない。また、CPU21は、属性に基づいて、製造ラインの状態を示す管理情報を切り替える。したがって、製造ラインL1、L2の稼働状態を反映しない生産状況情報が生成され、提供される製造ラインL1の稼働状況情報が不正確になることを抑制または防止できる。
B.変形例1
上記実施形態に係る生産管理装置20は、操作者が生産設備30a~30dもしくは製造ラインL1、L2の稼働状態を示す状態情報を入力するための入力装置を有していてもよい。入力装置は、例えば、生産設備30aの近傍に配設され、操作者の操作によって状態情報が入力される入力装置である。入力される状態情報は、例えば、保全作業の完了である。生産管理装置20は、属性が「保全」である間に、保全作業の完了を示す状態情報が入力された場合には、「保全」から「稼働中」へと属性を切り替える。
変形例1に係る生産管理装置20によれば、属性を切り替える際に、稼働予定情報と検出信号とに加えて状態情報を用いることが可能である。したがって、操作者による属性の切り替えが可能である。
C.変形例2
上記実施形態において、生産管理装置20は、稼働状態を取得するセンサを用いて、属性を切り替えてもよい。センサは、生産設備30aが備えるセンサ(例えば、PLCに接続されたセンサ)でもよく生産設備30aの配設後に設置されたセンサでもよい。稼働状態を検出するセンサは、例えば、生産設備30aの稼働状態を直接検出するセンサや、生産設備30aの状態を報知する報知装置(例えば、シグナルタワーやアンドン)の状態を検出するセンサや、作業者を検出するセンサである。生産設備30aの稼働状態を直接検出するセンサは、例えば、生産設備30aへの通電を検出する通電チェッカーや修理の際に開閉する必要がある扉の開閉を検出する加速度センサである。報知装置の状態を検出するセンサには、例えば、アンドンの点灯を検出する光センサがある。また、センサは、作業者を検出するセンサ、例えば、製造ラインL1、L2が稼働中には作業者が立ち入らない場所や、作業者が動作確認のために立つ場所にいる作業者を検出するセンサであってもよい。
変形例2によれば、生産管理装置20は、稼働予定情報と検出信号とに加えて、センサが取得する稼働状態に基づいて属性を決定することが可能である。例えば、非常停止による製造ラインL1、L2の停止の様な、予定されていない稼働状態になった場合でも、属性を切り替えることが可能である。
D.変形例3
上記実施形態に係る生産管理装置20は、属性を決定するための時間情報として、CPU21によって取得される現在時刻を示す情報を用いている。しかし、時間情報は、現在時刻を示す情報に限定されない。例えば、生産管理装置20は、時間情報として、検出信号の検出時刻を示す情報を用いてもよい。検出時刻を示す情報は、例えば、各検出装置10a~10dによって生成され、生成された情報は検出信号とともに生産管理装置20に取得される。この生産管理装置20によれば、CPU21は、属性を決定するための時間情報として、検出信号の検出時刻を示す情報を用いることができる。この場合であっても、上記実施形態と同様の効果を得ることができる。
本開示は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行なうことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10a、10b、10c、10d…検出装置
11…検出部
12…コントロール部
13…送信部
20…生産管理装置
21…中央演算処理部(CPU)
22…記憶部
23…送受信部
24…表示部
25…入力部
30a、30b、30c、30d…生産設備
41…搬送機構
100…生産管理システム
211…取得部
212…計数部
213…属性取得部
214…生産状況情報生成部
L1、L2…製造ライン

Claims (6)

  1. 製造ラインの生産状況を管理するための生産管理装置であって、
    前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号を取得する取得部と、
    予め定められた、製造ラインの稼働状態を示す属性を時間帯毎に規定する情報であって、前記製造ラインの稼働予定を示す情報である稼働予定情報および現在時刻を用いて、前記製造ラインの稼働状態を示す属性を決定し、決定された属性および前記検出信号の入力に応じて、前記検出信号の計数または属性の変更を実行する処理部と、
    を備える、生産管理装置。
  2. 請求項1に記載の生産管理装置において、
    前記属性は、少なくとも、計画停止、休憩中、始業、終業および保全のいずれか1つを含む、
    生産管理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の生産管理装置において、
    前記処理部は、前記属性に基づいて、前記検出信号を計数または計数しない、生産管理装置。
  4. 請求項1から請求項3までに記載のいずれか一項に記載の生産管理装置において、
    前記処理部は、前記属性に基づいて、前記製造ラインの状態を示す管理情報を切り替える、生産管理装置。
  5. 請求項1から請求項4までに記載のいずれか一項に記載の生産管理装置において、
    前記処理部は、前記属性に基づいて、前記検出信号を検出しない停止時間を計時または計時しない、生産管理装置。
  6. 製造ラインの生産状況を管理するための生産管理方法であって、
    前記製造ラインから製品が繰り出される度に出力される検出信号を取得し、
    予め定められた、製造ラインの稼働状態を示す属性を時間帯毎に規定する情報であって、前記製造ラインの稼働予定を示す情報である稼働予定情報および現在時刻を用いて、前記製造ラインの稼働状態を示す属性を決定し、決定された属性および前記検出信号の入力に応じて、前記検出信号の計数または属性の変更することと、を備える生産管理方法。
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