JP6915352B2 - エキシマランプおよび光照射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体製造工程や液晶パネル製造工程において好適に用いることができるエキシマランプおよびこのエキシマランプを備えた光照射装置に関する。
金属、ガラス、その他の材料よりなる被処理体に波長200nm以下の真空紫外線を照射することにより、当該真空紫外線およびこれにより生成されるオゾンの作用によって被処理体を処理する紫外線照射処理法が開発されている。この紫外線照射処理法は、例えば半導体製造工程や液晶パネル製造工程において、被処理体の表面に付着した有機汚染物質を除去する洗浄処理や、被処理体の表面に酸化膜を形成する酸化膜形成処理に利用されている。
従来、上記の紫外線照射処理法に用いられる紫外線光源としては、誘電体よりなる放電容器内に、エキシマ発光用ガスが充填され、放電容器内において誘電体バリア放電が生じることにより、エキシマ分子が生成されてエキシマ光が放出されるエキシマランプが用いられている。
このようなエキシマランプとしては、外側管内に内側管が配置され、外側管と内側管との間に放電空間が形成された二重管構造の放電容器を有するものが知られている(特許文献1参照。)。
而して、半導体製造工程や液晶製造工程においては、生産効率向上のため、従来のエキシマランプよりも照度の高い紫外線光源が求められている。
特開2004−265770号公報
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、その目的は、高い照度の紫外線を放射することができるエキシマランプおよびこのエキシマランプを備えた光照射装置を提供することにある。
本発明のエキシマランプは、外側管内に内側管が配置され、外側管および内側管の間に放電空間が形成された放電容器と、前記外側管の外周面に配置された外側電極と、前記内側管の内周面に配置された内側電極とを備えてなるエキシマランプであって、
前記外側管は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部と、これらの板状部の各々における長辺部分を連結する2つの連結部とよりなり、
前記内側管は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部と、これらの板状部の各々における長辺部分を連結する2つの連結部とよりなり、
前記外側管における一方の連結部が光取り出し窓として構成され、
前記外側電極は、板状であって、前記外側管の2つの板状部の外面およびそれに続く前記外側管の他方の連結部の外面に形成され、
前記板状部における管軸方向および厚み方向の各々に垂直な方向に光が、前記外側管における一方の連結部のみから取り出されることを特徴とする。
このようなエキシマランプにおいては、前記外側管は、前記板状部の各々の内面間の距離をD1とし、前記連結部の各々の内面間の距離をD2としたとき、D2/D1の値が1.1〜4のものであることが好ましい。
また、本発明のエキシマランプにおいては、前記外側管および前記内側管の少なくとも一方には、少なくとも一つの板状部における放電空間に接する面に光反射膜が形成されていることが好ましい。
また、前記内側電極は金属管よりなり、当該金属管内に冷却媒体が流通されることが好ましい。
本発明の光照射装置は、光取出し方向に開口を有するランプ収容溝が形成された冷却ブロックと、
この冷却ブロックのランプ収容溝に収容された、上記のエキシマランプと
よりなることを特徴とする。
本発明の光照射装置においては、前記エキシマランプの複数が、各々の光取出し方向が同一方向となるよう、管軸方向と直角な方向に平行に並んで配置されていることが好ましい。
本発明によれば、外側管および内側管の各々は、互いに対向する板状部を有することにより、放電が生じる面積が大きいため、放電容器内においてエキシマが多量に発生する。しかも、板状部における管軸方向および厚み方向の各々に垂直な方向に光が取り出されるので、高い照度の紫外線を放射することができる。
本発明のエキシマランプの一例における構成の概略を示す斜視図である。 図1のエキシマランプを管軸と垂直な面で切断して示す説明用断面図である。 冷却媒体供給機構および冷却媒体排出機構が設けられたエキシマランプの構成を示す説明図である。 冷却媒体供給排出機構が設けられたエキシマランプの構成を示す説明図である。 本発明の光照射装置の一例における構成の概略を示す斜視図である。 図5の光照射装置をエキシマランプの管軸と垂直な面で切断して示す説明用断面である。 分割可能な冷却プロックの一例における構成を示す説明用断面図である。 本発明のエキシマランプの他の例における構成を、板状部の面方向に放電容器の管軸に沿って切断して示す説明図である。 本発明のエキシマランプの他の例における構成を、板状部の厚み方向に放電容器の管軸に沿って切断して示す説明図である。 本発明の光照射装置の他の例における構成の概略を示す説明用断面図である。 実施例における試験結果を示すグラフである。
以下、本発明のエキシマランプおよび光照射装置の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のエキシマランプの一例における構成の概略を示す斜視図である。図2は、図1のエキシマランプを管軸と垂直な面で切断して示す説明用断面図である。
このエキシマランプ10は、外側管20内に内側管25が配置されてなる放電容器11を有する。
外側管20は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部21,22と、これらの板状部21,22の各々における長辺部分を連結する2つの連結部23,24とにより構成されている。連結部23,24の各々は、外方に突出するよう湾曲した形状を有する。図示の例では、連結部23,24の各々は、外側管20の管軸に垂直な断面の形状が半円弧状である。また、一方の連結部23が光取り出し窓として構成されている。
内側管25は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部26,27と、これらの板状部26,27の各々における長辺部分を連結する2つの連結部28,29とにより構成されている。連結部28,29の各々は、外側管20の連結部23,24に接近する方向に突出するよう湾曲した形状を有する。図示の例では、連結部23,24の各々は、半球状である。
本発明において、外側管および内側管について「内周面」および「外周面」と表現するときは、外側管および内側管の各々(各管単独)の外周面および内周面を意味する。また、板状部および連結部について「内面」と表現するときは、放電空間に接する面を意味し、「外面」と表現するときは、放電空間に接していない面を意味する。すなわち、外側管における板状部の外面は、当該外側管の外周面の一部であり、外側管における板状部の内面は、当該外側管の内周面の一部である。一方、内側管における板状部の外面は、当該内側管の内周面の一部であり、内側管における板状部の内面は、当該外側管の外周面の一部である。
外側管20および内側管25の各々は、当該外側管20の板状部21,22と当該内側管25の板状部26,27とが互いに対向するよう配置されている。また、外側管20における管軸方向の一端部および他端部と、内側管25における管軸方向の一端部および他端部とが、封止壁部11a,11bによって接合されている。これにより、外側管20と内側管25との間には、密閉された角筒状の放電空間Sが形成されている。
外側管20の内周面と内側管の外周面との間の距離(放電ギャップ)は、例えば3〜20mmである。
放電容器11を構成する材料としては、放電空間Sにおいて生じるエキシマ光を透過し得るもの、例えば合成石英ガラスが用いられている。
外側管20は、板状部21,22の各々の内面間の距離をD1とし、連結部23,24の各々の内面間の距離をD2としたとき、D2/D1の値が1.1〜4、特に1.3〜3のものであることが好ましい。D2/D1の値が上記の範囲のものであれば、高い照度の紫外線を確実に放射することができる。
外側管20の外周面には、一方の連結部23以外の外面(2つの板状部材21,22および他方の連結部24の各々の外面)を覆うよう、薄板状の外側電極12が設けられている。また、内側管25の内周面(2つの板状部材26,27および2つの連結部28,29の各々の外面)には、内側電極13が設けられている。この例では、外側電極12が低電圧側の電極とされ、内側電極13が高電圧側の電極とされている。
外側電極12を構成する材料としては、例えばアルミニウムなどの金属材料を用いることができる。また、外側電極12の厚みは、例えば0.5mmである。
内側電極13としては、コイル状の金属導線よりなるものや、内部に冷却水等の冷却媒体を流通させることが可能な金属管よりなるものを用いることができる。
内側電極13を上記の金属管によって構成する場合には、図3に示すように、放電容器11の一端に冷却媒体供給機構14が設けられ、当該放電容器11の他端に冷却媒体排出機構15が設けられていてもよい。冷却媒体供給機構14は、内側電極13を構成する金属管の一端に口締め部14bを介して接続された継ぎ手14aを有する。この継ぎ手14aには、冷却媒体供給源(図示省略)に接続される冷却媒体導入部14cおよび高周波電源(図示省略)に電気的に接続される電極引出し部14dが設けられている。冷却媒体排出機構15は、内側電極13を構成する金属管の他端に口締め部15bを介して接続された継ぎ手15aを有する。この継ぎ手15aには、冷却媒体排出部15cが設けられている。
また、図3に示す冷却媒体供給機構14および冷却媒体排出機構15の代わりに、図4に示すように、放電容器11の一端に冷却媒体供給排出機構16が設けられていてもよい。冷却媒体供給排出機構16は、内側電極13を構成する金属管の一端および他端の各々に口締め部16bを介して接続された継ぎ手16aを有する。この継ぎ手16aには、冷却媒体供給源(図示省略)に接続される冷却媒体導入部16cおよび冷却媒体排出部16dが設けられている。
外側管20の内周面には、一方の連結部23以外の内面(2つの板状部材21,22および他方の連結部24の各々の内面)を覆うよう、光反射膜17が形成されている。また、内側管25の外周面(2つの板状部材26,27および2つの連結部28,29の各々の内面)には、光反射膜18が形成されている。
光反射膜17、18を構成する材料としては、シリカ、アルミナ、またはこれらの混合物を用いることができる。光反射膜17、18の厚みは、例えば10〜100μmである。
放電容器11内の放電空間Sには、キセノンやアルゴン等の希ガスを含む発光ガスや、水銀などが封入されている。
発光ガスの封入圧は、例えば静圧で13〜110kPaである。
上記のエキシマランプ10においては、高周波電源により外側電極12と内側電極13との間に高周波電圧が印加されると、放電容器11における外側管20と内側管25との間に誘電体バリア放電が発生し、これにより、放電空間Sにおいて発光ガスによるエキシマが生成されてそのエキシマ光である紫外線が放出される。そして、この紫外線は、直接または光反射膜17,18に反射されながら、外側管20の板状部21,22における管軸方向および厚み方向の各々に垂直な方向に向かって進み、一方の連結部23から外部に取り出される。
上記のエキシマランプ10によれば、外側管20および内側管25の各々は、互いに対向する板状部21,22,26,27を有することにより、放電が生じる面積が大きいため、放電容器内においてエキシマが多量に発生する。しかも、板状部21,22における管軸方向および厚み方向の各々に垂直な方向に一方の連結部23から光が取り出されるので、高い照度の紫外線を放射することができる。
図5は、本発明の光照射装置の一例における構成の概略を示す説明図である。図6は、図5に示す光照射装置をエキシマランプの管軸と垂直な面で切断して示す説明用断面図である。
この光照射装置は、光取出し方向に開口を有するランプ収容溝31が形成された冷却ブロック30と、この冷却ブロック30のランプ収容溝31に収容された、図1に示すエキシマランプ10とを備えてなる。
具体的に説明すると、冷却ブロック30のランプ収容溝31は、エキシマランプ10の外側管20および他方の連結部24に適合する形態を有する。そして、エキシマランプ10は、外側管20および他方の連結部24がランプ収容溝31に収容され、一方の連結部23が、冷却ブロック30のランプ収容溝31から突出した状態で配置されている。外側管20および他方の連結部24は、ランプ収容溝31の内壁面に外側電極12を介して接触した状態であっても、近接した状態であってもよい。
また、冷却ブロック30には、冷却用流体を流通するための冷却用流体流通路32が、ランプ収容溝31と同方向に貫通して伸びるよう形成されている。
上記の光照射装置によれば、図1に示すエキシマランプ10が設けられているため、高い照度の紫外線を放射することができる。
また、エキシマランプ10は、冷却ブロック30のランプ収容溝31に収容されているため、エキシマランプ10の除熱の効果が高く、効率よくエキシマランプ10を冷却することができる。
本発明は、上記の実施の形態に限定されず、例えば以下のような種々の変更を加えることが可能である。
(1)外側管20および内側管25の各々における一方の連結部23,28は、半球状ではなく平坦な板状のものであってもよい。
(2)外側管20と外側電極12との間、および/または外側電極12と冷却ブロック30との間には、伝熱シートが配置されていてもよい。
(3)冷却ブロック30は、例えば図7に示すように、ランプ収容溝31の底壁を構成する底壁部33と、ランプ収容溝31の側壁を構成する2つの側壁部34,35とに分割可能に構成されていてもよい。
(4)エキシマランプ10における放電容器11は、例えば図8およひ図9に示す構造のものであってもよい。
具体的に説明すると、図8および図9に示すエキシマランプ10における放電容器11においては、内側管25は、その管軸方向の一端部が外側管20における管軸方向の一端部から突出し、その管軸方向の他端部が外側管20における管軸方向の他端部より内方に位置するよう、外側管20内に配置されている。外側管20における管軸方向の一端部と、内側管25における管軸方向の一端側の外周面とは、封止壁部11aによって接合されている。外側管20における管軸方向の他端部は、外側管封止壁部20aによって接合されている。内側管25における管軸方向の他端部は、内側管封止壁部25aによって接合されている。外側管20における管軸方向の一端側には、内壁面から突出する支持部20bが設けられている。この支持部20bの先端が内側管25の外周面に当接または接合されることにより、内側管25における管軸方向の他端側が支持されている。
内側管25における管軸方向の一端側には、板状部26,27および連結部28,29の各々の一端に連続して、内側管25の一端に向かって板状部26,27の厚み方向に拡開する中継部25bを介して円管部25cが形成されている。
また、内側管25内には、冷却媒体供給管19が、その外周面が内側管25の内周面および内側電極13から離間し、かつ先端が内側管封止壁部25aから離間した状態で挿入されている。これにより、冷却媒体供給管19の内部および冷却媒体供給管19の外周面と内側管25の内周面と間に、冷却媒体流路が形成されている。
(5)光照射装置においては、図10に示すように、冷却ブロック30には、それぞれ同方向に伸びる複数のランプ収容溝31が、ランプ収容溝31が伸びる方向に垂直な方向に並ぶよう形成され、複数のエキシマランプ10が、ランプ収容溝31の各々に収容されることにより、各々の光取出し方向が同一方向となるよう、管軸方向と直角な方向に平行に並んで配置された構成であってもよい。
このような光照射装置によれば、エキシマランプ10を高い密度で配置することができる。
〈実施例1〉
図5の構成に従い、下記の仕様のエキシマランプを作製した。
放電容器の材質=合成石英ガラス
外側管の板状部の寸法:400mm(管軸方向の長さ)×10mm(光取り出し方向の長さ)×1mm(厚み)
外側管の連結部:外径が26.5mm、内径が24.5mmの半球状のもの
内側管の板状部の寸法:400mm(管軸方向の長さ)×10mm(光取り出し方向の長さ)×1mm(厚み)
内側管の連結部:外径が6mm、内径が4mmの半球状のもの
放電ギャップ:9.25mm
外側電極:材質=アルミニウム,厚み=500μm
内側電極:材質=ステンレス,厚み=300μm
光反射膜:材質=シリカとアルミナとの混合物,厚み=50μm
このエキシマランプにおいて、D1は24.5mm、D2は34.5mm、D2/D1の値は1.41である。
〈実施例2〉
外側管および内側管の板状部における光取り出し方向の長さを20mmに変更したこと以外は、実施例1と同様の構成のエキシマランプを作製した。
このエキシマランプにおいて、D1は24.5mm、D2は44.5mm、D2/D1の値は1.82である。
〈実施例3〉
外側管および内側管の板状部における光取り出し方向の長さを30mmに変更したこと以外は、実施例1と同様の構成のエキシマランプを作製した。
このエキシマランプにおいて、D1は24.5mm、D2は54.5mm、D2/D1の値は2.22である。
〈実施例4〉
外側管および内側管の板状部における光取り出し方向の長さを40mmに変更したこと以外は、実施例1と同様の構成のエキシマランプを作製した。
このエキシマランプにおいて、D1は24.5mm、D2は64.5mm、D2/D1の値は2.63である。
〈比較例1〉
外側管として、外径が26.5mm、内径が24.5mm、長さが400mmの円管状のものを用い、内側管として、外径が6mm、内径が4mm、長さが400mmの円管状のものを用いたこと以外は、実施例1と同様の構成のエキシマランプを作製した。
このエキシマランプにおいて、実質的に、D1は24.5mm、D2は24.5mm、D2/D1の値は1である。
[試験]
実施例1〜4および比較例1に係るエキシマランプの各々を下記の条件により点灯し、外側管の一方の連結部(光取り出し窓)から光取り出し方向に20mm離間した位置における照度を測定し、比較例1のエキシマランプによる照度を1としたときの相対値を求めた。結果を図11に示す。
図11のグラフにおいて、縦軸は照度の相対値、横軸は板状部における光取り出し方向の長さを示す。比較例1に係るエキシマランプは、板状部が存在しないので、板状部における光取り出し方向の長さを「0」とした。
図11の結果から、実施例1〜4に係るエキシマランプによれば、高い照度が得られることが確認された。
10 エキシマランプ
11 放電容器
11a,11b 封止壁部
12 外側電極
13 内側電極
14 冷却媒体供給機構
14a 継ぎ手
14b 口締め部
14c 冷却媒体導入部
14d 電極引出し部
15 冷却媒体排出機構
15a 継ぎ手
15b 口締め部
15c 冷却媒体排出部
16 冷却媒体供給排出機構
16a 継ぎ手
16b 口締め部
16c 冷却媒体導入部
16d 冷却媒体排出部
17,18 光反射膜
19 冷却媒体供給管
20 外側管
20a 外側管封止壁部
20b 支持部
21,22 板状部
23,24 連結部
25 内側管
25a 内側管封止壁部
25b 中継部
25c 円管部
26,27 板状部
28,29 連結部
30 冷却ブロック
31 ランプ収容溝
32 冷却用流体流通路
33 底壁部
34,35 側壁部
S 放電空間

Claims (5)

  1. 外側管内に内側管が配置され、外側管および内側管の間に放電空間が形成された放電容器と、前記外側管の外周面に配置された外側電極と、前記内側管の内周面に配置された内側電極とを備えてなるエキシマランプであって、
    前記外側管は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部と、これらの板状部の各々における長辺部分を連結する2つの連結部とよりなり、
    前記内側管は、互いに対向して配置された、それぞれ管軸方向に長い矩形の2つの板状部と、これらの板状部の各々における長辺部分を連結する2つの連結部とよりなり、
    前記外側管における一方の連結部が光取り出し窓として構成され、
    前記外側電極は、板状であって、前記外側管の2つの板状部の外面およびそれに続く前記外側管の他方の連結部の外面に形成され、
    前記板状部における管軸方向および厚み方向の各々に垂直な方向に光が、前記外側管における一方の連結部のみから取り出されることを特徴とするエキシマランプ。
  2. 前記外側管は、前記板状部の各々の内面間の距離をD1とし、前記連結部の各々内面間の距離をD2としたとき、D2/D1の値が1.1〜4のものであることを特徴とする請求項1に記載のエキシマランプ。
  3. 前記外側管および前記内側管の少なくとも一方には、少なくとも一つの板状部における放電空間に接する面に光反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のエキシマランプ。
  4. 前記内側電極は金属管よりなり、当該金属管内に冷却媒体が流通されることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のエキシマランプ。
  5. 光取出し方向に開口を有するランプ収容溝が形成された冷却ブロックと、
    この冷却ブロックのランプ収容溝に収容された、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のエキシマランプと
    よりなることを特徴とする光照射装置。
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