JP6915283B2 - 操作パネル構造、及び、当該操作パネル構造を有する現金預払機 - Google Patents

操作パネル構造、及び、当該操作パネル構造を有する現金預払機 Download PDF

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Description

本発明は、操作パネル構造、及び、当該操作パネル構造を有する現金預払機に関する。
従来、金融機関や流通機関で利用されている現金預払機の中には、非接触ICリーダユニットを内蔵するものがある。非接触ICリーダユニットは、電波を利用して非接触IC媒体との間で情報の送受信を行うユニットである。ここで、「非接触IC媒体」とは、例えば、非接触型ICカード(non−contact type IC card)だけでなく、電波を利用して内蔵されたICチップと外部装置との間で情報の送受信を行うスマートフォン等の電子装置を含むものである。
この種の現金預払機の操作パネルには、非接触ICリーダユニットの装置外装面に非接触IC読取部が設けられている。非接触IC読取部は、非接触IC媒体が載置される部位である。
操作パネルには、非接触IC読取部の他に、例えば、表示入力部、カード挿入排出口、明細票排出口、現金口(紙幣口)、数字入力部等が設けられている。表示入力部は、ディスプレイとタッチパネルとが一体になった装置である。カード挿入排出口は、キャッシュカードの挿入や排出を行う開口部である。明細票排出口は、取引明細票の排出を行う開口部である。現金口(紙幣口)は、現金(紙幣)の投入や放出を行う開口部である。数字入力部は、暗証番号や金額等の数字情報を入力する装置である。
このような現金預払機は、例えば、以下のようにして、現金の投入を受け付けることによって、電子マネーを非接触IC媒体にチャージ(入金)することができる。
例えば、まず、顧客は、表示入力部に表示されたチャージ取引用のボタンを押下する。そして、顧客は、表示入力部に表示された案内情報に従って、非接触IC媒体を非接触IC読取部の上に載置し、数字入力部でチャージ金額を入力する。これに応答して、現金預払機が現金口(紙幣口)を開くので、顧客は、現金口(紙幣口)に現金を投入する。すると、現金預払機は、数字入力部で入力されたチャージ金額分の電子マネーを非接触IC媒体にチャージ(入金)する。なお、このとき、顧客によって投入された投入金額が数字入力部で入力されたチャージ金額よりも多ければ、現金預払機は、現金口(紙幣口)から差額分の現金を放出する。
また、現金預払機は、例えば、以下のようにして、ホストコンピュータで管理されている顧客の口座にアクセスすることによって、電子マネーを非接触IC媒体にチャージ(入金)することもできる。
例えば、まず、顧客は、表示入力部に表示されたチャージ取引用のボタンを押下する。そして、顧客は、表示入力部に表示された案内情報に従って、キャッシュカードをカード挿入排出口に挿入するとともに、非接触IC媒体を非接触IC読取部の上に載置し、数字入力部で暗証番号とチャージ金額を入力する。これに応答して、現金預払機は、ホストコンピュータと通信する。そして、現金預払機は、ホストコンピュータで管理されている顧客の口座にアクセスして、顧客の口座から数字入力部で入力されたチャージ金額分の預金を引き落とす(出金する)とともに、引き落とされた(出金された)チャージ金額分の電子マネーを非接触IC媒体にチャージ(入金)する。
このような現金預払機の中には、非接触IC読取部の上に載置された非接触IC媒体が非接触IC読取部から落下しないように、非接触IC読取部の周囲に土手形状の突起部を備え、突起部で非接触IC媒体を保持する操作パネル構造を有するものがある(例えば、特許文献1参照)。
特願2016−090112号
しかしながら、従来の操作パネル構造は、以下に説明するように、非接触IC媒体の取り外し易さを向上させることが望まれていた。
現金預払機は、比較的大型でかつ厚みのあるスマートフォンから比較的小型でかつ厚みのない(つまり、薄い)ICカードまで、様々なサイズの非接触IC媒体を読み込む必要がある。そのため、非接触IC読取部が比較的広く設けられていた。そして、従来の操作パネル構造は、非接触IC媒体を非接触IC読取部に密着させた状態で保持する構造になっていた。
このような従来の操作パネル構造は、比較的小型でかつ厚みのない(薄い)ICカードが非接触IC読取部の上に載置された場合に、ICカードを指先で摘むことが困難であるため、ICカードを持ち上げて非接触IC読取部から取り外すことが困難であった。そのため、従来の操作パネル構造は、非接触IC媒体を容易に取り外すことができることが望まれていた。
本発明は、前記した課題を解決するためになされたものであり、非接触IC媒体の取り外し易さを向上させた操作パネル構造、及び、当該操作パネル構造を有する現金預払機を提供することを主な目的とする。
前記目的を達成するため、第1発明は、操作パネル構造であって、非接触IC媒体が上に載置される非接触IC読取部を備えたパネル部材を有し、前記パネル部材の上面部は、前記非接触IC読取部の前縁と後縁と左縁と右縁との中の少なくとも1つの縁の近傍に、縁の延在方向に沿って形成された突条状の突起部と、前記突起部に対して前記非接触IC媒体が載置される側の位置に、前記突起部の延在方向に沿って延在して形成された凹部と、を備えている構成とする。
また、第2発明は、現金預払機であって、第1発明に係る操作パネル構造と、取引処理機構と、を有する構成とする。
本発明によれば、非接触IC媒体の取り外し易さを向上させることができる。
実施形態1に係る現金預払機の全体構成を示す図である。 実施形態1に係る操作パネル構造の全体構成を示す図である。 実施形態1に係る操作パネル構造の細部構成を示す図である。 実施形態1に係る操作パネル構造での非接触IC媒体の取り外し方法を示す図である。 第1変形例に係る操作パネル構造を示す図である。 第2変形例に係る操作パネル構造を示す図である。 第3変形例に係る操作パネル構造を示す図である。 第4変形例に係る操作パネル構造を示す図である。 第4変形例に係る操作パネル構造での非接触IC媒体の取り外し方法を示す図である。 実施形態2に係る操作パネル構造を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態(以下、「本実施形態」と称する)につき詳細に説明する。なお、各図は、本発明を十分に理解できる程度に、概略的に示してあるに過ぎない。よって、本発明は、図示例のみに限定されるものではない。また、各図において、共通する構成要素や同様な構成要素については、同一の符号を付し、それらの重複する説明を省略する。
[実施形態1]
<現金預払機の全体構成>
以下、図1を参照して、本実施形態1に係る現金預払機1の全体構成につき説明する。図1は、本実施形態1に係る現金預払機1の全体構成を示す図である。現金預払機1は、預金取引や支払取引等の各種の取引を行うための装置である。
図1に示すように、本実施形態1に係る現金預払機1は、表示入力部2、カード挿入排出口3、明細票排出口4、現金口(紙幣口)5、数字入力部6、バーコードリーダ7a、指紋認証装置7b、非接触ICリーダユニット8、取引処理機構9を有している。
表示入力部2は、表示部としてのディスプレイと入力部としてのタッチパネルとが一体になった装置である。
カード挿入排出口3は、キャッシュカードや振込カード等の挿入や排出を行う開口部である。
明細票排出口4は、取引明細票の排出を行う開口部である。
現金口(紙幣口)5は、現金(紙幣)の投入や放出を行う開口部である。
数字入力部6は、暗証番号や金額等の数字情報を入力する装置である。
バーコードリーダ7aは、媒体に付与されたバーコードを読み取る装置である。
指紋認証装置7bは、指紋情報を取得して個人を認証する装置である。
非接触ICリーダユニット8は、電波を利用して非接触IC媒体Cd(図4参照)との間で情報の送受信を行うユニットである。
取引処理機構9は、各種の取引を行うための機構である。
図1に示す例では、表示入力部2は、現金預払機1の顧客に対向する対向面の比較的高い位置に設置されている。カード挿入排出口3と明細票排出口4と数字入力部6は、その表示入力部2の下方に左側から順番に配置されている。現金口(紙幣口)5は、数字入力部6の手前側(前方側)の位置に設置されている。その現金口(紙幣口)5よりもさらに手前側(前方側)の位置には、非接触IC読取部21が設置されている。非接触IC読取部21は、非接触IC媒体Cd(図4参照)が載置される部位である。非接触IC媒体Cdに格納されている情報は、非接触IC媒体Cdが非接触IC読取部21の上に載置された状態で、非接触ICカードリーダユニット8によって読み取られる。バーコードリーダ7aと指紋認証装置7bは、非接触IC読取部21の右横側の位置に設置されている。
非接触ICリーダユニット8は、現金預払機1の比較的手前側(前方側)の位置の内部に設置されている。非接触ICリーダユニット8は、固定具(図示せず)によって装置内部に固定されている。非接触ICリーダユニット8の装置外装面には、非接触IC読取部21が設けられている。非接触IC読取部21は、非接触IC媒体Cd(図4参照)を載置することが可能なサイズになっており、略平坦な面状を呈している。
非接触IC読取部21の周囲には、銘板や印刷、造形等により、その位置が非接触IC読取部であることを表す情報が案内表記されている。非接触IC読取部21の奥側(後方側)には、現金口(紙幣口)5が配置されている。
本実施形態1では、非接触IC媒体Cd(図4参照)が非接触型ICカードである場合を想定して説明する。しかしながら、非接触IC媒体Cd(図4参照)は、非接触型ICカードに限らず、電波を利用して内蔵されたICチップと外部装置との間で情報の送受信を行う電子装置(例えば、スマートフォンやタブレット型端末装置等)であってもよい。
取引処理機構9は、例えば、それぞれ図示せぬ制御部や、通信部、繰出部、搬送部、鑑別部、複数の金庫等で構成されている。これらは、主に装置内部に設置されている。制御部は、各部の動作を制御する。通信部は、図示せぬホストコンピュータ等の外部装置と通信する。繰出部は、現金口(紙幣口)5に投入された現金(紙幣)を1枚ずつに分離して搬送部に繰り出す。搬送部は、現金(紙幣)を所望の場所に搬送する。鑑別部は、現金(紙幣)の真贋や金種等を鑑別する。金庫は、金種別に現金(紙幣)を収容する。
<操作パネル構造の全体構成>
現金預払機1は、以下のような操作パネル構造10を有している。以下、図1及び図2を参照して、現金預払機1の操作パネル構造10の全体構成につき説明する。図2は、操作パネル構造10の全体構成を示す図である。図2(a)は、操作パネル構造10の正面視構成を示しており、図2(b)は、操作パネル構造10の上面視構成を示している。
図1に示すように、操作パネル構造10は、非接触IC読取部21を備えたパネル部材11を有している。パネル部材11の上面部12は、現金預払機1の顧客に対向する対向面の比較的奥側(後方側)から手前側(前方側)に向かって下がるように傾斜した形状を呈している。パネル部材11の上面部12には、現金口(紙幣口)5とバーコードリーダ7aと指紋認証装置7bと非接触IC読取部21とが設けられている。
図1及び図2(a)に示すように、パネル部材11の上面部12における横方向の略中央部13は、他の部位から窪む形状になっている。その略中央部13は、奥側(後方側)から手前側(前方側)に向かって下がるように傾斜する傾斜面部として形成されている。以下、略中央部13を「傾斜面部13」と称する場合がある。このような操作パネル構造10は、傾斜面部13の上にジュース等の飲料が置かれることを防止することができる。非接触IC読取部21は、その傾斜面部13に設けられている。そのため、操作パネル構造10は、非接触IC読取部21の上にジュース等の飲料が置かれることを防止することができる。
図1及び図2(b)に示すように、パネル部材11の上面部12において、傾斜面部13は、1乃至複数の突条状の突起部22と、1つの溝状の凹部23aと、を備えている。ここで、「突条(elongated protrution)」とは、細長く平面方向に延びる突出した形状を意味している。
突起部22は、非接触IC読取部21の上に載置された非接触IC媒体Cd(図4参照)の位置を規定するとともに、非接触IC媒体Cd(図4参照)が非接触IC読取部21から落下しないように、非接触IC媒体Cdを保持するために設けられている。
突起部22は、非接触IC読取部21の前縁と後縁と左縁と右縁との中の少なくとも1つの縁の近傍に、縁の延在方向に沿って形成さている。本実施形態1では、突起部22として、2つの突起部22a,22bが非接触IC読取部21の前縁21aと後縁21bの近傍に、縁の延在方向に沿って形成されているものとして説明する。
なお、非接触IC読取部21の前縁と後縁と左縁と右縁は、それぞれ、非接触IC読取部21の上に載置される非接触IC媒体の下端部と上端部と左端部と右端部に対応する部位である。ここで、非接触IC媒体の「下端部」、「上端部」、「左端部」、および「右端部」とは、それぞれ、顧客が非接触IC読取部21の上に載置された状態の非接触IC媒体を見た場合の非接触IC媒体の下側、上側、左側、右側の各端部を意味している。
なお、図示例では、非接触IC読取部21が矩形の形状に形成されている。しかしながら、非接触IC読取部21は矩形以外の形状に形成することもできる。一般に非接触IC媒体は矩形の形状を呈しているので、仮に非接触IC読取部21が矩形以外の形状に形成されている場合であっても、ここでは、便宜的に、非接触IC媒体の下端部と上端部と左端部と右端部に対応する非接触IC読取部21の各部位を、非接触IC読取部21の前縁と後縁と左縁と右縁として説明している。
凹部23aは、突起部22aの近傍に形成された溝状の部位である。凹部23aは、非接触IC読取部21の上に載置された非接触IC媒体Cd(図4参照)に対し、その端部の下側に空間を形成する。
<操作パネル構造の細部構成>
以下、図3及び図4を参照して、操作パネル構造10の細部構成につき説明する。図3は、操作パネル構造10の細部構成を示す図である。図3(a)は、操作パネル構造10の斜視構造を示しており、図3(b)は、操作パネル構造10の側面視構造を示している。図4は、操作パネル構造10での非接触IC媒体Cdの取り外し方法を示す図である。図4(a)は、非接触IC読取部21の上に非接触IC媒体Cdを載置したときの状態を示しており、図4(b)は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを取り外すときの状態を示している。
図3(a)に示すように、傾斜面部13は、前記した2つの突起部22a,22bと、前記した1つの凹部23aと、を備えている。
突起部22aは、非接触IC読取部21の前縁21aに沿って形成されている。一方、突起部22bは、非接触IC読取部21の後縁21bに沿って形成されている。凹部23aは、突起部22aに対して非接触IC媒体Cd(図4参照)が載置される側(非接触IC読取部21側)の位置に、突起部22aの延在方向に沿って延在して形成されている。
図3(b)に示すように、凹部23aは、側面視において、突起部22aの壁面に連続して形成された縦壁面24aと、縦壁面24aに対して傾斜するように形成された傾斜面24bとを備えており、楔形の形状を呈している。なお、図3(b)に示す例では、縦壁面24a及び傾斜面24bは、それぞれ、平坦面状に形成されている。しかしながら、縦壁面24a及び傾斜面24bは、それぞれ、円弧状形成することもできる。例えば、縦壁面24aは、後記する角部24c(図4(b)参照)を中心とする円弧状に形成することもできる。また、例えば、傾斜面24bは、図9に示すような円弧状に形成することもできる。
図4(a)に示すように、非接触IC媒体Cdは、傾斜面部13に形成された非接触IC読取部21の上に載置される。その際に、重力が非接触IC媒体Cdに加わるため、非接触IC媒体Cdは傾斜面部13に沿って非接触IC読取部21の上を装置の奥側(後方側)から手前側(前方側)に向かって滑落する。その結果、非接触IC媒体Cdの下端部(図4(a)における左側の端部)が突起部22aに突き当たる。これにより、突起部22aが非接触IC媒体Cdの下端部を保持する。このとき、非接触IC媒体Cdの下端部の下側には、凹部23aによって空間が形成されている。
図4(b)に示すように、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを取り外す場合に、凹部23aの上から非接触IC媒体Cdの下端部を矢印A1の方向に押さえ付けて、非接触IC媒体Cdの下端部を凹部23aの中に押し込ませる。すると、凹部23aの角部24cを中心にして、非接触IC媒体Cdが回動する。その結果、非接触IC媒体Cdの上端部が非接触IC読取部21から矢印A2の方向に浮き上がる。これにより、顧客は、非接触IC媒体Cdの上端部を指先で容易に摘むことができる。そのため、顧客は、非接触IC媒体Cdを持ち上げて非接触IC読取部21から容易に取り外すことができる。
係る構成において、想定される最大サイズの非接触IC媒体Cdを凹部23aの中に入れることができるように、凹部23aの長さ(具体的には、図3(a)に示す突起部22aの延在方向の長さ)は、好ましくは、想定される最大サイズの非接触IC媒体Cdの凹部23aに対向する部位の幅よりも長くなっているとよい。また、指で掴むことができる程度に非接触IC媒体Cdの浮き上がらせる側の端部(本実施形態1では、上端部)を非接触IC読取部21から離間させることができるように、凹部23aの幅は、好ましくは、非接触IC媒体Cdの押下される側の端部(本実施形態1では、下端部)を凹部23aの中に入れることができる幅以上になっているとよい。また、凹部23aの幅と突起部22aの幅とのバランスを考慮すると、凹部23aの幅は、好ましくは、突起部22aの幅と略同じになっているとよい。
<現金預払機の操作パネル構造の主な特徴>
(1)本実施形態1に係る操作パネル構造10は、非接触IC媒体Cdが上に載置される非接触IC読取部21を備えたパネル部材11を有している。パネル部材11の上面部12は、非接触IC読取部21の前縁と後縁と左縁と右縁との中の少なくとも1つの縁の近傍に、縁の延在方向に沿って形成された1乃至複数の突条状の突起部22(本実施形態1では、2つの突起部22a,22b)と、突起部22aに対して非接触IC媒体Cdが載置される側の位置に、突起部22aの延在方向に沿って延在して形成された凹部23aと、を備えている。
このような操作パネル構造10は、突起部22aで非接触IC媒体Cdの載置位置を決定することができる。そして、操作パネル構造10は、顧客が凹部23aの上から非接触IC媒体Cdの一方の端部(本実施形態1では、下端部)を押さえ付けることで、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdの他方の端部(本実施形態1では、上端部)を浮き上がらせることができる。これにより、顧客は、非接触IC媒体Cdの浮き上がった他方の端部を指先で容易に摘むことができる。そのため、顧客は、非接触IC媒体Cdを持ち上げて非接触IC読取部21から容易に取り外すことができる。このような操作パネル構造10は、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
(2)本実施形態1では、凹部23aの長さは、非接触IC読取部21の上に載置される非接触IC媒体Cdの凹部23aに対向する部位の幅よりも長くなっている。これにより、操作パネル構造10は、顧客が非接触IC媒体Cdの一方の端部(本実施形態1では、下端部)を押さえ付けたときに、その端部を凹部23aの中に受け入れることができる。
(3)本実施形態1では、凹部23aの側面視形状は、楔形を呈している。これにより、操作パネル構造10は、顧客が非接触IC媒体Cdの一方の端部(本実施形態1では、下端部)を押さえ付けたときに、凹部23aの角部24cを中心にして非接触IC媒体Cdを回動させることができる。その結果、操作パネル構造10は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdの他方の端部(本実施形態1では、上端部)を浮き上がらせることができる。
(4)本実施形態1では、パネル部材11の上面部12には、傾斜面部13が形成されている。そして、非接触IC読取部21は、傾斜面部13に設置されている。このような操作パネル構造10は、傾斜面部13の上(特に、非接触IC読取部21の上)にジュース等の飲料が置かれることを防止することができる。
(5)本実施形態1では、パネル部材11の上面部12には、現金(紙幣)を出納する現金口(紙幣口)5が開口形成されている。突起部22aは、現金口(紙幣口)5から遠い側の縁(前縁21a)に沿って形成されている。このような操作パネル構造10は、非接触IC媒体Cdが非接触IC読取部21から落下しないように、突起部22aで非接触IC媒体Cdを保持することができる。
(6)本実施形態1では、非接触IC読取部21の前縁と後縁と左縁と右縁とのうち、現金口(紙幣口)5から遠い側の縁である前縁21aに沿って、突起部22aと凹部23aとが形成されている。このような操作パネル構造10は、顧客が非接触IC媒体Cdを非接触IC読取部21の上に載置したときに、現金口(紙幣口)5から遠い側の突起部22aで非接触IC媒体Cdを保持するため、非接触IC媒体Cdを現金口(紙幣口)5から離間した位置で保持することができる。また、操作パネル構造10は、顧客が非接触IC媒体Cdを非接触IC読取部21から取り外すときに、非接触IC媒体Cdの上端部が現金口(紙幣口)5から離間するように、凹部23aで非接触IC媒体Cdを浮き上がらせることができる。そのため、操作パネル構造10は、非接触IC媒体Cdが現金口(紙幣口)5の中に落下することを防止しつつ、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
<変形例>
このような操作パネル構造10は、例えば、図5〜図9に示す操作パネル構造10A,10B,10C,10Dのように変形することができる。
<第1変形例>
図5は、第1変形例に係る操作パネル構造10Aを示す図である。図5に示すように、第1変形例に係る操作パネル構造10Aは、実施形態1の操作パネル構造10(図4(a)参照)と比較すると、非接触IC読取部21が水平面部13aに設けられている点で相違している。水平面部13aは、略水平な方向に配置された平坦な部位である。第1変形例に係る操作パネル構造10Aのように、非接触IC読取部21は、水平な部位に設けられていてもよい。
なお、非接触IC読取部21は、パネル部材11の上面部12における横方向の略中央部から右側又は左側にずれた位置(例えば、図2に示す傾斜面部13から右側又は左側にずれた位置)配置されていてもよい。
<第2変形例>
図6は、第2変形例に係る操作パネル構造10Bを示す図である。図6に示すように、第2変形例に係る操作パネル構造10Bは、実施形態1の操作パネル構造10(図3(a)参照)と比較すると、凹部23aに加え、凹部23bを備えている点で相違している。以下、凹部23aと凹部23bとを区別する場合に、凹部23aを「第1凹部23a」と称し、凹部23bを「第2凹部23b」と称する。また、凹部23aと他の凹部(ここでは、凹部23b)を総称する場合に「凹部23」と称する。
第2凹部23bは、突起部22bの近傍に形成された溝状の部位である。第2凹部23bは、突起部22bに対して非接触IC媒体Cd(図4参照)が載置される側(非接触IC読取部21側)の位置に、突起部22bの延在方向に沿って延在して形成されている。
このような操作パネル構造10Bでは、非接触IC媒体Cd(図4参照)の上端部が第2凹部23bの上に配置されている場合に、顧客は、第1凹部23aだけでなく、第2凹部23bの上から非接触IC媒体Cdの上端部を押さえ付けることによっても、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを浮き上がらせて取り外すことができる。このような操作パネル構造10Bは、実施形態1の操作パネル構造10(図3(a)参照)よりもさらに非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
<第3変形例>
図7は、第3変形例に係る操作パネル構造10Cを示す図である。図7に示すように、第3変形例に係る操作パネル構造10Cは、実施形態1の操作パネル構造10(図3(a)参照)と比較すると、突起部22a,22bに加え、2つの突起部22c,22dを備えている点と、凹部23aに加え、2つの凹部23c,23dを備えている点で相違している。
突起部22c,22dは、それぞれ、非接触IC読取部21の左縁21cと右縁21dの近傍に、縁の延在方向に沿って形成された突条状の部位である。図7に示す例では、突起部22c,22dは、突起部22aと一体の構造(すなわち、突起部22aと接続された構造)になっている。しかしながら、突起部22c,22dは、突起部22aから独立した構造(すなわち、突起部22aから分断された構造)であってもよい。
凹部23c,23dは、それぞれ、突起部22c,22dの近傍に形成された溝状の部位である。凹部23c,23dは、非接触IC読取部21の上に載置された非接触IC媒体Cd(図4参照)に対し、その端部の下側に空間を形成する。凹部23c,23dは、それぞれ、突起部22c,22dに対して非接触IC媒体Cd(図4参照)が載置される側(非接触IC読取部21側)の位置に、突起部22c,22dの延在方向に沿って延在して形成されている。
このような操作パネル構造10Cでは、非接触IC媒体Cd(図4参照)の左端部又は右端部が凹部23c又は凹部23dの上に配置されている場合に、顧客は、凹部23aだけでなく、凹部23c又は凹部23dの上から非接触IC媒体Cdの左端部又は右端部を押さえ付けることによっても、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを浮き上がらせて取り外すことができる。したがって、操作パネル構造10Cでは、凹部23aと凹部23cと凹部23dとの中のいずれかの凹部23の上に非接触IC媒体Cdが片寄って載置されている場合であっても、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを浮き上がらせて取り外すことができる。このような操作パネル構造10Cは、実施形態1の操作パネル構造10(図3(a)参照)よりもさらに非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
<第4変形例>
図8は、第4変形例に係る操作パネル構造10Dを示す図である。図8に示すように、第4変形例に係る操作パネル構造10Dは、実施形態2の操作パネル構造10B(図6参照)と比較すると、凹部23(第1凹部23a及び第2凹部23b)とは別の凹部25を備えている点で相違している。
凹部25は、突起部22a及び第1凹部23aと交差するように、交差方向に延在して形成された溝状の部位である。凹部25は、顧客の指先が非接触IC媒体Cd(図9参照)の下端部に接触し易くするために設けられている。以下、凹部25を「端部用凹部25」と称する場合がある。
図9は、操作パネル構造10Dでの非接触IC媒体Cdの取り外し方法を示す図である。図9(a)は、非接触IC媒体Cdの下端部を押し下げる場合の取り外し方法を示しており、図9(b)は、非接触IC媒体Cdの下端部を持ち上げる場合の取り外し方法を示している。なお、図9に示す例では、顧客が指を端部用凹部25の中に挿入し易いように、端部用凹部25の先端部が溝型の円弧状に形成されている。また、端部用凹部25の先端部の形状に合わせて、第1凹部23aの傾斜面24b(図3(b)参照)が溝型の円弧状に形成されている。
図9(a)に示すように、顧客は、矢印F1の方向に沿って端部用凹部25の上から端部用凹部25の中に指を挿入する。これにより、顧客は、第1凹部23aの上から指先を非接触IC媒体Cdの下端部に接触させることができる。その結果、顧客は、第1凹部23aの上から非接触IC媒体Cdの下端部を矢印A1の方向に押さえ付けて、非接触IC媒体Cdの下端部を第1凹部23aの中に押し込ませることができる。これにより、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdの上端部を矢印A2の方向に浮き上がらせることができるため、非接触IC媒体Cdの上端部を指先で容易に摘むことができる。したがって、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを容易に取り外すことができる。
図9(b)に示すように、顧客は、矢印F2の方向に沿って端部用凹部25の前方から端部用凹部25の中に指を挿入する。これにより、顧客は、指先を非接触IC媒体Cdの下端部の下側に潜り込ませて、指先を非接触IC媒体Cdの下端部に接触させることができる。その結果、顧客は、指先を非接触IC媒体Cdの下端部に引っ掛けて、非接触IC媒体Cdの下端部を矢印A3の方向に持ち上げることができる。これにより、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdの下端部を浮き上がらせることができるため、非接触IC媒体Cdの下端部を指先で容易に摘むことができる。なお、顧客は、第2凹部23bの上から非接触IC媒体Cdの上端部を押さえ付けることによっても、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを浮き上がらせて取り外すことができる。したがって、顧客は、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを容易に取り外すことができる。
このような操作パネル構造10Dでは、顧客は、端部用凹部25に指を挿入することによって、指先を非接触IC媒体Cdに接触させることができる。そのため、操作パネル構造10Dは、実施形態2の操作パネル構造10B(図6参照)よりもさらに非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
係る構成において、端部用凹部25の長さは、好ましくは、標準的なサイズの指(特に、人差し指)の指先を挿入させることができる長さ以上であるとよい。また、端部用凹部25の幅は、好ましくは、標準的なサイズの指(特に、人差し指)を挿入することができる幅以上になっているとよい。
以上の通り、本実施形態1に係る操作パネル構造10によれば、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。同様に、第1〜第4変形例に係る操作パネル構造10A,10B,10C,10Dによれば、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
[実施形態2]
実施形態1に係る操作パネル構造10(図3参照)は、凹部23aを利用して非接触IC媒体Cdを浮き上がらせる構成になっている。
これに対し、本実施形態2では、突起部22とは別の突起部26(図10参照)を利用して非接触IC媒体Cdを浮き上がらせる構成の操作パネル構造10Eを提供する。
以下、図10を参照して、本実施形態2に係る操作パネル構造10Eの構成につき説明する。図10は、本実施形態2に係る操作パネル構造10Eの構成を示す図である。図10(a)は、操作パネル構造10Eの斜視構造を示しており、図10(b)は、操作パネル構造10Eの側面視構造を示している。
図10(a)に示すように、本実施形態2に係る操作パネル構造10Eは、実施形態1に係る操作パネル構造10(図3参照)と比較すると、凹部23aがパネル部材の上面部に設けられていない点と、パネル部材の上面部に、突起部22とは別の突起部26を備えている点で相違している。
突起部26は、非接触IC読取部21内に設けられた突起である。突起部26は、非接触IC読取部21の上に載置される非接触IC媒体Cdを下から支持するために設けられている。
図10(b)に示すように、操作パネル構造10Eでは、非接触IC媒体Cdが非接触IC読取部21の上に載置されたときに、突起部22aが非接触IC媒体Cdの下端部を保持する。また、このとき、突起部26が非接触IC媒体Cdの略中央部を下から支持する。これによって、非接触IC媒体Cdの略中央部が非接触IC読取部21から離間する。その結果、操作パネル構造10Eは、非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdの上端部を浮き上がらせることができる。以下、突起部26を「離間支持用突起部26」と称する場合がある。
このような操作パネル構造10Eは、離間支持用突起部26を利用することで非接触IC読取部21から非接触IC媒体Cdを浮き上がらせることができる。これにより、顧客は、非接触IC媒体Cdの上端部を指先で容易に摘むことができる。そのため、顧客は、非接触IC媒体Cdを持ち上げて非接触IC読取部21から容易に取り外すことができる。このような操作パネル構造10Eは、実施形態1の操作パネル構造10(図3(a)参照)と同様に、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
以上の通り、本実施形態2に係る操作パネル構造10Dによれば、実施形態1に係る操作パネル構造10と同様に、非接触IC媒体Cdの取り外し易さを向上させることができる。
なお、本発明は、前記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更や変形を行うことができる。
例えば、前記した実施形態は、本発明の要旨を分かり易く説明するために詳細に説明したものである。そのため、本発明は、必ずしも説明した全ての構成要素を備えるものに限定されるものではない。また、本発明は、ある構成要素に他の構成要素を追加したり、一部の構成要素を他の構成要素に変更したりすることができる。また、本発明は、一部の構成要素を削除することもできる。
例えば、前記した実施形態では、非接触IC読取部21が傾斜面部13に設置されている。しかしながら、非接触IC読取部21は、傾斜していない場所に設置することが可能である。
1 現金預払機
2 表示入力部
3 カード挿入排出口
4 明細票排出口
5 現金口(紙幣口)
6 数字入力部
7a バーコードリーダ
7b 指紋認証装置
8 非接触ICリーダユニット
9 取引処理機構
10,10A,10B,10C,10D,10E 操作パネル構造
11 パネル部材
12 上面部
13 パネル部材の上面部における横方向の略中央部(傾斜面部)
13a パネル部材の上面部における横方向の略中央部(水平面部)
21 非接触IC読取部
21a 前縁
21b 後縁
21c 左縁
21d 右縁
22(22a,22b,22c,22d) 突条状の突起部
23(23a,23b,23c,23d) 凹部
24a 縦壁面
24b 傾斜面
24c 角部
25 端部用凹部(別の凹部)
26 離間支持用突起部(別の突起部)
Cd 非接触型ICカード(非接触IC媒体)

Claims (9)

  1. 非接触IC媒体が上に載置される非接触IC読取部を備えたパネル部材を有し、
    前記パネル部材の上面部は、
    前記非接触IC読取部の前縁と後縁と左縁と右縁との中の少なくとも1つの縁の近傍に、縁の延在方向に沿って形成された突条状の突起部と、
    前記突起部に対して前記非接触IC媒体が載置される側の位置に、前記突起部の延在方向に沿って延在して形成された凹部と、を備えている
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  2. 請求項1に記載の操作パネル構造において、
    前記凹部の長さは、前記非接触IC読取部の上に載置される非接触IC媒体の前記凹部に対向する部位の幅よりも長い
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の操作パネル構造において、
    前記凹部の側面視形状は、楔形を呈している
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の操作パネル構造において、
    前記パネル部材の上面部には、傾斜面部が形成されており、
    前記非接触IC読取部は、前記傾斜面部に設置されている
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の操作パネル構造において、
    前記パネル部材の上面部には、現金を出納する現金口が開口形成されており、
    前記非接触IC読取部の前縁と後縁と左縁と右縁とのうち、近傍に前記突起部が形成されている縁は、前記現金口から遠い側の縁である
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の操作パネル構造において、
    前記パネル部材の上面部には、現金を出納する現金口が開口形成されており、
    前記非接触IC読取部の前縁と後縁と左縁と右縁とのうち、近傍に前記突起部が形成されている縁は、前記現金口から遠い側の縁及び近い側の縁の2つの縁であり、
    前記凹部は、前記遠い側の縁に沿って形成された第1凹部と、前記近い側の縁に沿って形成された第2凹部と、を有している
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  7. 請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の操作パネル構造において、
    前記パネル部材の上面部は、さらに、前記突起部及び前記凹部と交差するように、交差方向に延在して形成された別の凹部を備えている
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  8. 非接触IC媒体が上に載置される非接触IC読取部を備えたパネル部材を有し、
    前記パネル部材の上面部は、
    前記非接触IC読取部の前縁と後縁と左縁と右縁とのうち、少なくとも1つの縁の近傍に、縁の延在方向に沿って形成された突条状の突起部と、
    前記非接触IC読取部内に設けられ、かつ、前記非接触IC読取部の上に載置される非接触IC媒体が当該上面部に対して傾斜し、当該非接触IC媒体の一端部が当該上面部から浮き上がるように形成された別の突起部と、を備えている
    ことを特徴とする操作パネル構造。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の操作パネル構造と、
    取引処理機構と、を有する
    ことを特徴とする現金預払機。
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