JP6915249B2 - 課金方法、課金装置および課金プログラム - Google Patents

課金方法、課金装置および課金プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ソフトウェアに課金する技術に関する。
ソフトウェアの流通システムは、一般には、売り切り制の売買契約であり、CD(Compact Disc)などの記録媒体にソフトウェアを記録し、店頭にて販売したり注文に応じて郵送したりする形態がとられている。
一方で、ソフトウェアの配布方法に関しては、インターネットを介して、有料または無料にてソフトウェアを配布することも行われている。特に、クラウドコンピューティング(以下、「クラウド」とも称する)の登場により、ユーザの使用量に応じて課金する従量課金が行われるケースが増えてきている。例えば、IaaS(Infrastructure as a Service)のクラウドサービスにおいても、サーバ上で動作するソフトウェアに対して従量課金を行う必要が生じている。それに対し、ソフトウェアベンダやクラウドサービスベンダは以下のような対応を行っている。
すなわち、例えば、クラウド環境に応じた従量課金のための仕組みをソフトウェアに作りこむ対応が行われている。あるいは、ソフトウェアが導入されているサーバの起動時間をソフトウェアの使用時間とみなして料金を計算することにより、ソフトウェアの従量課金を管理する対応が行われている。
ここで、例えば、特許文献1には、ソフトウェアの使用を受けた分に応じた課金(従量制)を実現し、ネットワークを利用した新しいソフトウェアのサービス形態を提供する技術が開示されている。
また、特許文献2には、プロジェクトに割当てられた各ユーザに、電子機器の各開発用機器を割当てることで、電子機器の開発環境等を提供し、電子機器の開発に伴うシステム管理を正確、効率良く、かつ低価格で行えるようにする方法が開示されている。
特開平10−078867号公報 特開2001−306775号公報
上述のように、サーバの起動時間をソフトウェアの使用時間とみなして料金を計算する場合、当該サーバに課金対象となるソフトウェアが複数導入されている環境において、一つのソフトウェアのみが使用されている場合でもすべてのソフトウェアが課金対象となってしまう虞がある。したがって、正確な従量課金ができないという課題がある。
特許文献1に記載の技術では、課金管理のために、従量制の利用を実現する課金管理エージェントという高度なプログラムを必要とする。しかしながら、そのようなプログラムが作りこまれていないソフトウェアも多数存在し、このようなソフトウェアに対しては、ソフトウェアベンダが機能を追加するといった作業が必要になるという課題がある。
特許文献2に記載の技術では、複数のツールの課金管理に関して同じ課金の基準が適用されているので、例えば起動時間ではなく動作回数を元に使用量を算出したり、特定の機能が動作した場合に追加で課金したりするといった詳細な従量課金の設定を行うことができないという課題がある。
本願発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ソフトウェアに対して機能の作りこみを要することなく、かつ正確で詳細な従量課金の設定を行うことができる課金方法等を提供することを主要な目的とする。
本発明の第1の課金方法は、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式とを取得し、前記取得された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測し、前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する。
本発明の第1の課金装置は、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式とを取得する取得手段と、前記取得された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測する計測手段と、前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する出力手段とを備える。
本発明の第1の課金プログラムは、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式とを取得する処理と、前記取得された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測する処理と、前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する処理とを、コンピュータに実行させる。
本願発明によれば、ソフトウェアに対して機能の作りこみを要することなく、かつ正確で詳細な従量課金の設定を行うことができるという効果が得られる。
本発明の第1の実施形態に係る課金方法の処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の価格情報記憶部に格納される価格情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の計測ルール記憶部に格納される計測ルールの一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の契約情報記憶部に格納される契約情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の使用情報記憶部に格納される使用情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の課金情報記憶部に格納される課金情報の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置のソフトウェア情報登録フェーズの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置によって表示される計測ルール登録画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置によって表示される価格情報登録画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置のソフトウェア使用フェーズの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置によって表示される契約情報登録画面の一例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る課金装置の課金処理部の動作を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る課金装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施形態に係る課金装置のサーバ情報取得部が取得したサーバ情報の一例を示す図である。 各実施形態に示した装置を実現するハードウエア構成の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
第1の実施形態
図1は、本発明の第1の実施形態に係る課金方法の処理を示すフローチャートである。図1に示すように、第1の実施形態に係る課金方法は、まず、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式とを取得する(S110)。
次に、第1の実施形態に係る課金方法は、取得されたルールに応じた、ソフトウェアまたはソフトウェアの特定の機能の使用量を計測する(S120)。そして、第1の実施形態に係る課金方法は、計測された使用量と、ルールを用いた価格計算式とに基づく課金情報を出力する(S130)。
上記構成を採用することにより、本第1の実施形態によれば、ソフトウェア毎に限らず、ソフトウェアの特定の機能毎に課金基準を設定して使用量を計算できるので、ソフトウェアに対して課金管理の機能の作りこみを要することなく、かつ詳細で正確な課金設定を行うことができるという効果が得られる。
第2の実施形態
図2は、本発明の第2の実施形態に係る課金装置200の構成を示すブロック図である。図2に示すように、課金装置200は、入出力部210、制御部220、使用量計測部230、課金処理部240、価格情報記憶部250、計測ルール記憶部260、契約情報記憶部270、使用情報記憶部280および課金情報記憶部290を備える。
課金装置200は、例えばクラウドサービスにおいて使用されているソフトウェアに対して従量課金するために、価格情報や契約情報にしたがって課金額を計算し、ユーザに提供する機能を有する。
各構成要素の概要について説明する。
課金装置200の入出力部210は、ソフトウェアの価格情報、従量課金を行うための計測ルール、契約情報等の入力を受け付けるためのインタフェース、あるいは、ユーザに課金情報等を提供するためのインタフェースを有する。
制御部220は、入出力部210を介して取得した情報を、価格情報記憶部250、計測ルール記憶部260、契約情報記憶部270に格納したり、使用量計測部230、課金処理部240等を制御したりする。
使用量計測部230は、制御部220からの指示に応じて、契約情報記憶部270に格納された契約情報を読み出し、ソフトウェアの課金基準に関する使用量を計測すると共に、計測結果を使用情報記憶部280に格納する。ソフトウェアは、ソフトウェアベンダやクラウドサービスベンダが提供している、課金装置200と通信可能なサーバにて動作しており、使用量計測部230は、契約情報記憶部270に格納された契約情報に対応するソフトウェアの課金基準の使用量を計測可能な機能を予め有しているとする。
課金処理部240は、制御部220からの指示に応じて、使用情報記憶部280に格納された使用情報等を読み出し、課金の計算を行う。課金処理部240は、計算の結果を含む課金情報を、課金情報記憶部290に格納する。
次に、記憶部に格納される情報の概要について説明する。
価格情報記憶部250は、入出力部210を介して取得された、従量課金を算出するためのソフトウェアの価格情報を記憶する。図3は、価格情報記憶部250に格納される価格情報の一例を示す図である。図3に示すように、価格情報は、型番、ソフトウェア名および価格計算式を含む。
計測ルール記憶部260は、ソフトウェアの使用量を計測するための計測ルールを記憶する。図4は、計測ルール記憶部260に格納される計測ルールの一例を示す図である。図4に示すように、計測ルールは、ルール名、ソフトウェア名、計測ルール、対象機能およびキーワードを含む。
契約情報記憶部270は、ユーザやソフトウェアベンダにより登録される契約情報を記憶する。図5は、契約情報記憶部270に格納される契約情報の一例を示す図である。図5に示すように、契約情報は、契約番号、ユーザID、型番およびサーバ名を含む。
使用情報記憶部280は、ユーザによるソフトウェアの使用量である使用情報を記憶する。図6は、使用情報記憶部280に格納される使用情報の一例を示す図である。図6に示すように、使用情報は、日付、契約番号、ルール名および使用量を含む。使用量は、図4に示した、ルール名に対応する計測ルールを計測した結果を示す。例えば、ルール名「rule1」に対応する使用量「100」は、「soft1.txt」におけるキーワード「finish」の出力回数を示す。
課金情報記憶部290は、ユーザ毎の使用量に応じて算出された課金額を含む課金情報を記憶する。図7は、課金情報記憶部290に格納される課金情報の一例を示す図である。図7に示すように、課金情報は、契約番号および課金額を含む。
ここで、課金装置200は、ソフトウェア情報登録フェーズとソフトウェア使用フェーズを有する。ソフトウェア情報登録フェーズは、ソフトウェアの従量課金を行うためにソフトウェアベンダが従量課金の定義を登録するフェーズである。ソフトウェア使用フェーズは、ユーザによるソフトウェアの使用の監視および課金額の算出を行うフェーズである。
まず、ソフトウェア情報登録フェーズについて説明する。
図8は、ソフトウェア情報登録フェーズにおける課金装置200の動作を示すフローチャートである。
ソフトウェアベンダは、提供するソフトウェアの特性に応じて、ソフトウェア毎またはソフトウェアの特定の機能毎に、使用量を計測するためのルールと価格を決定し、課金装置200に登録要求を通知する。
ソフトウェア情報の登録要求を受け付けると(S310)、課金装置200は、従量課金の対象となるソフトウェアに関する計測ルール(単に「ルール」とも称する)の登録を行う(S320)と共に、価格情報の登録を行う(S330)。
以下、具体的に説明する。課金装置200の入出力部210は、従量課金の対象となるソフトウェアに関する情報を登録するための画面を表示する。
ソフトウェアベンダは、ソフトウェアの使用量を計測するための計測ルールをソフトウェア毎、またはソフトウェアの特定の機能毎に設定する。計測ルールとして、例えば、「特定プロセスの起動回数」、「特定プロセスの起動時間」、「データの出力回数」、「データの出力サイズ」、「出力データの特定キーワードの出力回数」、「出力データの特定キーワード間の時間」などがある。なお、プロセスは、ソフトウェアの特定の機能を実現する処理である。
例えば計測ルールとして「特定プロセスの起動回数」が適用された場合、対象となるプロセスが起動された回数が、当該プロセスの使用量としてカウントされる。ソフトウェアベンダは、上記のような計測ルールから、ソフトウェアの特性に応じていずれかを選択して定義してもよい。なお、計測ルールは、上記の例に限定されない。
図9は、入出力部210によって表示される、本実施形態にかかる計測ルール登録画面350の一例を示す図である。図9に示すように、入出力部210は、例えば、ソフトウェア名、計測ルールおよび対象機能の入力を受け付ける。
ソフトウェア名は、計測ルールを登録するソフトウェアの名称である。計測ルールは、そのソフトウェアに適用する計測ルールである。入出力部210は、上記のような計測ルールを選択可能なように画面に表示してもよい。なお、計測ルールとして、上記のうち「出力データの特定キーワードの出力回数」あるいは「出力データの特定キーワード間の時間」が選択された場合、入出力部210は、検出対象となるキーワードの入力を受け付けてもよい。
対象機能は、計測ルールを適用するソフトウェアにおける機能であって、プロセス名やファイル名等であってよい。
入出力部210に上記情報が入力されると、制御部220は、これらの情報に対して一意の「ルール名」を付して、図4に示すような計測ルールとして、計測ルール記憶部260に格納する。図4では、例えば、「soft1」という名称のソフトウェアに対して、「rule1」および「rule2」が適用されることが示される。「rule1」の適用対象は、「soft1」のうちの「soft1.txt」という機能であり、「rule2」の適用対象は、「soft1」のうちの「soft1.log」という機能である。「rule2」は、具体的には、「soft1.log」から出力されるキーワード「START」と「END」との間の時間を計測することを示す。
図10は、入出力部210によって表示される、本実施形態にかかる価格情報登録画面360の一例を示す図である。図10に示すように、入出力部210は、例えば、ソフトウェア名、計測ルール*単価および価格計算式の入力を受け付ける。
ソフトウェア名は、価格情報を登録するソフトウェアの名称である。ソフトウェア名は、ソフトウェアのオプション機能の名称等であってもよい。
計測ルール*単価は、計測ルールと、その計測ルール(課金基準)に対してかかる単価である。入出力部210は、図9に示した計測ルール登録画面350と同様に、計測ルールを選択可能なように画面に表示してもよい。価格計算式は、1または複数の「計測ルール*単価」を組み合わせてなる価格計算式であってよい。
入出力部210に上記情報が入力されると、制御部220は、これらの情報に対して一意の「型番」を付して、図3に示すような価格情報として、価格情報記憶部250に格納する。図3では、例えば、「soft1」の価格計算には、「rule1」と「rule2」が適用され、「rule1*10円」と1秒毎の「rule2*20円」の和で、価格が計算されることが示される。
以上の手順で、ソフトウェア情報登録フェーズにおいて、計測ルールと価格情報が登録される。
次に、ソフトウェア使用フェーズについて説明する。ユーザまたはクラウドサービスベンダが、ソフトウェアの契約情報を入出力部210に入力することにより、ユーザによるソフトウェアの使用が開始される。
図11は、ソフトウェア使用フェーズにおける課金装置200の動作を示すフローチャートである。図11を参照して、ソフトウェア使用フェーズにおける課金装置200の動作について説明する。
ソフトウェアの使用要求を受けると(S410においてYes)、入出力部210は、契約情報の登録を受け付ける(S420)。図12は、入出力部210によって表示される、本実施形態にかかる契約情報登録画面450の一例を示す図である。図12に示すように、入出力部210は、例えば、ユーザID(IDentification)、型番およびサーバ名を受け付ける。ユーザIDは、ソフトウェアを使用するユーザの識別情報である。型番は、ユーザが使用するソフトウェアの型番である。サーバ名は、使用対象のソフトウェアを搭載しているサーバの名称である。
入出力部210に上記情報が入力されると、制御部220は、これらの情報に対して一意の「契約番号」を付して、図5に示すような契約情報として、契約情報記憶部270に登録する。なお、契約が終了すると、契約情報は契約情報記憶部270から削除されてもよい。
制御部220は、上記のように契約情報を登録すると、使用量計測部230に対して、契約情報に基づいて使用量を計測することを指示する。使用量計測部230は、上記指示に応じて、登録された契約情報に含まれる型番に対応する計測ルールに従って、プロセスや出力データをリアルタイムに監視する(S430)。
具体的には、使用量計測部230は、上記型番に対応する価格計算式を、価格情報記憶部250から読み出すと共に、その価格計算式に含まれる計測ルールの情報を、計測ルール記憶部260から読み出す。そして、使用量計測部230は、読み出した計測ルールにしたがって、該当するソフトウェアの対象機能に対して、データ出力回数やプロセス起動回数等をリアルタイムに監視する。
そして、使用量計測部230は、例えば、同日の計測ルール毎のトータルの使用量を算出し、使用情報記憶部280に格納する(S440)。
図6に示すように、使用量計測部230は、例えば、計測ルールごとに、日付、契約番号、ルール名および算出した使用量を、使用量情報として使用情報記憶部280に登録する。
上記のように登録された使用情報を用いて、課金計算が行われる。
図13は、課金処理部240による課金計算の動作を示すフローチャートである。図13を参照して、課金処理部240による課金計算の動作について説明する。
制御部220は、例えば、契約ごとに決まった単位、例えば、日ごと、月ごと、年ごとに、課金計算を、課金処理部240に指示する。制御部220はまた、ユーザの要求に応じて課金計算を課金処理部240に指示してもよい。なお、課金計算のタイミングは、これらに限定されない。
課金処理部240は、課金計算の指示を受けると(S510)、価格情報記憶部250から価格情報を読み出すと共に、使用情報記憶部280から使用情報を読み出す(S520)。課金処理部240は、型番ごとに価格計算式に使用量を代入することにより、課金額を計算する(S530)。そして、課金処理部240は、計算された課金額を契約番号ごとに集計し、その結果を図7に示すような課金情報として課金情報記憶部290に格納する。
上記のように計算された課金情報を、課金装置200は、所定のタイミングでユーザに提供する。
例えば、入出力部210は、課金情報出力の要求を、契約番号と共に受け付ける画面を表示してもよい。入出力部210は、ユーザから、契約番号と課金情報出力の要求を受け付けると、制御部220に通知する。制御部220は、上記通知を受けると、課金情報記憶部290から契約番号に対応する課金額を読み出し、入出力部210を介して画面表示する。制御部220はまた、課金額をファイル等に出力してもよい。
以上のように本第2の実施形態によれば、課金装置200は、ソフトウェア毎またはソフトウェアの特定の機能毎に、使用量を計測するための計測ルールと、その計測ルールを用いた価格計算式とを含む、従量課金の定義を受け付ける。そして、その計測ルールに従ってソフトウェアまたはその特定の機能の使用量を計測し、価格計算式にしたがって課金額を計算する。
この構成を採用することにより、本第2の実施形態によれば、ソフトウェアの従量課金の計算において、課金装置200は、ソフトウェア毎またはソフトウェアの特定の機能毎に課金基準を設定して使用量を計算するので、ソフトウェアに対して課金管理の機能の作りこみを要することなく、従量課金を行うことができるという効果が得られる。また、課金装置200は、ソフトウェア毎に限らず、ソフトウェアの特定の機能毎に課金基準を設定することができるので、オプションライセンスのような特定の機能に特別な課金を行うといった詳細で正確な課金設定を行うことができるという効果が得られる。
第3の実施形態
図14は、本発明の第3の実施形態に係る課金装置300の構成を示すブロック図である。図14に示すように、課金装置300は、上記第2の実施形態において説明した課金装置200の構成に加えて、サーバ情報取得部310およびサーバ情報記憶部320を備える。課金装置300において、第2の実施形態において説明した課金装置200の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
サーバ情報取得部310は、サーバにインストールされているソフトウェア等の構成情報やそのソフトウェアのユーザの情報を取得する。サーバ情報記憶部320は、サーバ情報取得部310により取得されたソフトウェアの構成情報やユーザ情報を格納する。
サーバ情報取得部310は、ソフトウェアベンダやクラウドサービスベンダが提供しているサーバに搭載されているソフトウェアの構成情報や、その構成毎のユーザ情報を取得可能な機能を予め有しているとする。そして、使用量計測部230は、サーバ情報取得部310が取得したソフトウェア情報によって示されるソフトウェアやその特定の機能の課金基準の使用量を計測可能な機能を予め有しているとする。
サーバ情報取得部310は、ユーザからの要求に応じて、あるいは所定のタイミングで、ソフトウェアベンダやクラウドサービスベンダが提供しているサーバから、インストールされているソフトウェアの構成情報や、その構成毎のユーザ情報を取得する。サーバ情報取得部310は、取得した情報をサーバ情報記憶部320に格納する。
図15は、サーバ情報取得部310が取得したサーバ情報の一例を示す図である。図15に示すように、サーバ情報は、サーバ毎の、インストールされているソフトウェアの構成情報と、その構成毎のユーザ情報とを含む。
本実施形態にかかる課金装置300の入出力部210は、上記第2の実施形態において図9、図10を参照して説明した計測ルールや価格情報の登録を、サーバ情報取得部310が構成情報を取得したソフトウェアに対しても受け付ける。
そして、使用量計測部230は、上記のように取得されたソフトウェアについても、登録された計測ルールにしたがって使用量の計測を行う。
以上のように、本第3の実施形態によれば、課金装置300は、サーバに搭載されているソフトウェアの構成情報を取得して記憶するサーバ情報取得部310およびサーバ情報記憶部320を備えるので、例えば、ユーザがサーバに個別にインストールしたソフトウェアに関しても、課金対象とすることができるという効果が得られる。
また、サーバ情報取得部310は、サーバにおけるソフトウェアのユーザ情報を取得するので、ソフトウェアの使用契約終了後の使用など、ソフトウェアが不正に利用されていた場合にも使用量に応じた課金ができるという効果が得られる。なお、ソフトウェアの使用契約が終了しているか否かは、契約情報記憶部270に格納されている契約情報に含まれないユーザの使用であるか否かに基づいて判断することができる。
図2、図14に示した課金装置200、300の各部は、それぞれ、図16に例示するハードウエア資源において実現される。すなわち、図16に示す構成は、プロセッサ11、RAM(Random Access Memory)12、ROM(Read Only Memory)13、外部接続インタフェース14、記録装置15および各構成要素を接続するバス16を備える。
上述した各実施形態では、図16に示すプロセッサ11が実行する一例として、課金装置200、300に対して、上述した機能を実現可能なコンピュータ・プログラムを供給した後、そのコンピュータ・プログラムを、プロセッサ11がRAM12に読み出して実行することによって実現する場合について説明した。しかしながら、図2、図14に示した課金装置200、300の各ブロックに示す機能は、一部または全部を、ハードウエアとして実現してもよい。
かかる供給されたコンピュータ・プログラムは、読み書き可能なメモリ(一時記憶媒体)またはハードディスク装置等のコンピュータ読み取り可能な記憶デバイスに格納すればよい。そして、このような場合において、本発明は、かかるコンピュータ・プログラムを表すコード或いは係るコンピュータ・プログラムを格納した記憶媒体によって構成されると捉えることができる。
以上、上述した実施形態を参照して本発明を説明した。しかしながら、本発明は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本発明は、本発明のスコープ内において、種々の上記開示要素の多様な組み合わせ乃至選択など、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
11 プロセッサ
12 RAM
13 ROM
14 外部接続インタフェース
15 記録装置
16 バス
200、300 課金装置
210 入出力部
220 制御部
230 使用量計測部
240 課金処理部
250 価格情報記憶部
260 計測ルール記憶部
270 契約情報記憶部
280 使用情報記憶部
290 課金情報記憶部
310 サーバ情報取得部
320 サーバ情報記憶部

Claims (5)

  1. コンピュータが、
    サーバから、前記サーバに搭載されたソフトウェアの構成情報と当該構成情報毎のユーザ情報とを含むサーバ情報を取得し、
    取得された前記サーバ情報に含まれる前記構成情報の前記ソフトウェアを提供するソフトウェアベンダによる、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式との登録を受け付け、
    登録された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測し、
    前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する
    課金方法。
  2. 前記ルールは、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能を実現するプロセスを示す情報と、該プロセスにおける課金基準とを含む
    請求項1記載の課金方法。
  3. 前記価格計算式は、前記課金基準と、該課金基準に対する単価とを含む
    請求項2記載の課金方法。
  4. サーバから、前記サーバに搭載されたソフトウェアの構成情報と当該構成情報毎のユーザ情報とを含むサーバ情報を取得するサーバ情報取得手段と、
    取得された前記サーバ情報に含まれる前記構成情報の前記ソフトウェアを提供するソフトウェアベンダによる、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式との登録を受け付ける入出力手段と、
    登録された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測する計測手段と、
    前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する出力手段と
    を備えた課金装置。
  5. サーバから、前記サーバに搭載されたソフトウェアの構成情報と当該構成情報毎のユーザ情報とを含むサーバ情報を取得する処理と、
    取取得された前記サーバ情報に含まれる前記構成情報の前記ソフトウェアを提供するソフトウェアベンダによる、ソフトウェア毎または該ソフトウェアの特定の機能毎の、課金のためのルールと、該ルールを用いた価格計算式との登録を受け付ける処理と、
    登録された前記ルールに応じた、前記ソフトウェアまたは前記ソフトウェアの特定の機能の使用量を計測する処理と、
    前記計測された前記使用量と、前記ルールを用いた前記価格計算式とに基づく課金情報を出力する処理と
    を、コンピュータに実行させる課金プログラム。
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JP7085451B2 (ja) * 2018-10-12 2022-06-16 株式会社日立製作所 課金情報生成支援方法、課金情報生成支援プログラム、及び課金情報生成支援装置

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