JP6914808B2 - 振出式シャープペンシル - Google Patents

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Description

本発明は、軸筒を前後に振ることにより芯繰出機構が作動し、筆記芯を前方へ繰出すことができる振出式シャープペンシルに関するものである。
従来より、軸筒を前後に振ることにより前進させた重量体で当接体を押動し、該当接体の前進に従動して前進するチャックにより、筆記芯を前方へ繰出すことができる芯繰出機構を搭載した振出式シャープペンシルは、軸筒を持ち替えずに筆記芯を繰り出すことができることから便利であり、実際に市場でも高評価を得ている。
ところで、このような振出式シャープペンシルは、軸筒を振った際に、重量体が該軸筒内の前方当接体及び後方当接体に当接することで衝撃音が生じ、また、重量体が前後に移動する際に他の部材と摺接する摺接音が生じてしまうものであった。
この問題を解決する手段として、特許文献1には、重量体が当接する前方の当接体と後方の当接体とに弾性片を設けてあり、軸筒を振った際、重量体が当接体に当接する衝撃を弾性片で吸収させ、衝撃音の低減を可能にした振出式シャープペンシルが記載されている。
しかしながら、特許文献1の振出式シャープペンシルでは、当接体に設けた弾性片によって重量体の衝撃が吸収され、その際に発生する衝撃音は軽減されるものの、完全には防ぐことができていなかった。また、重量体が前後に移動する際、該重量体が他の部材と摺接することで発生する摺接音は考慮されていなかった。
また、この問題を解決する手段として、本件出願人により、特許文献2には、振り動作時に発生する衝撃音及び摺接音を防止する振出式シャープペンシルが開示されている。
この特許文献2の振出式シャープペンシルでは、芯タンクと軸筒との隙間に重量体を配し、重量体の外面に設けた前方受部と軸筒の内面に設けた後方受部との間に弾発部材を配し、弾発部材で重量体を常時前方へ弾発するよう構成している。このため、振り動作時に重量体が後方へ移動した際の衝撃音は、弾発部材の収縮により吸収されることで防止される。更に、収縮した弾発部材の弾発力により重量体が前進する力を補助できるため、重量体が振り動作時に加速するために必要となる軸方向の移動距離を短くでき、芯タンクと重量体自体の摺接音も軽減することができる。
特開2012−240407号公報 特開2017−013343号公報
しかしながら、特許文献2の構造では、振り動作時に重量体が前進して当接体に当接した際の衝撃音を防止することができず、また、重量体が前後に摺動する移動距離も短くなるものの無くすことはできないため、全体として衝撃音及び摺接音の発生を半分程度しか軽減することができなかった。
本発明は、前記問題を鑑みてなされたものであって、振り動作時に発生する衝撃音及び摺接音を更に軽減することができる振出式シャープペンシルを得ることにある。
本発明は、
「1.軸筒内に、筆記芯を狭持可能なチャックと、該チャックの後方に配設され内部に前記筆記芯を収納する芯タンクと、を備えた芯繰出機構を具備し、前記軸筒を前後に振ることにより前記チャックが前進し、前記筆記芯を前方へ繰出すことができる振出式シャープペンシルであって、
前記チャックと前記芯タンクとが前後動不能に固着されており、
前記軸筒の外周部に、筒状に形成された把持部材が該軸筒に対して前後動自在に係止され、前記把持部材に形成した当接部と前記軸筒に形成した被当接部とが該把持部材に対して該軸筒が前進した際に当接するよう構成され、前記把持部材と前記軸筒との間に第一の弾発部材を配設して、前記把持部材を前記軸筒に対して前方へ弾発し、
前記把持部材を把持した状態で、前記軸筒の前後に振ることにより前記芯タンクを前進させ、該芯タンクに従動して前進する前記チャックにより前記軸筒内の筆記芯を前方へ繰出すことを特徴とした振出式シャープペンシル。
2.前記芯タンクと前記軸筒との間に第二の弾発部材を配設して、前記芯タンクを前記軸筒に対して前方へ弾発したことを特徴とする前記1項に記載の振出式シャープペンシル。
3.前記把持部材をゴム弾性を有する弾性材料で形成したことを特徴とする前記1項または2項に記載の振出式シャープペンシル。」である。
本発明では、軸筒に対して把持部材を前後動可能に配設し、且つ、把持部材の当接部と軸筒の被当接部とを該把持部材に対して該軸筒が前進した際に当接可能に構成している。このため、把持部材を把持して振り動作を行うと、その振り動作を止めた時に発生する1回目の慣性力により把持部材に対して軸筒や軸筒内に配設されたチャックと芯タンクとが前進する。そして、把持部材の当接部と軸筒の被当接部とが当接することで発生する第二の慣性力で軸筒に対してチャックと芯タンクとを更に前進させる力が更に働くことから、チャックや芯タンクに対して慣性力で前進する重量体を当接させ、衝撃力を発生させてチャックを前進させる従来公知の振出式シャープペンシルの構造を使用せずに、振り動作によりチャック及び芯タンクを前進させ、筆記芯を前方へ繰出すことができる。このため、振り動作時に重量体に起因した衝撃音や摺接音が発生することがなく、音の発生を軽減することができる。
更に、把持部材と軸筒との間に第一の弾発部材を配設することが好ましく、この場合、把持部材を軸筒に対して後方へ弾発することで、振り動作時に把持部材に対して前進する軸筒にブレーキが掛かり、把持部材の当接部と軸筒の被当接部とが当接した際の衝突音を軽減する効果を奏する。
尚、本発明における芯タンクは、一体で形成してもよく、複数の筒状体を前後動不能に固着して一体化することで形成してもよい。
また、複数の筒状体を固着して芯タンクを形成する場合、個々の筒状体は同じ材料を用いて形成してもよく、例えば樹脂と金属、樹脂と木材など、別の材料を用いて形成したものを固着させて一体化させてもよい。更に、振り動作時に芯タンク及びチャックが前進し易くするために、複数の筒状体に部分的に重い材料を用いたり、肉厚を厚くする等により芯タンクを重く形成してもよい。
また、芯タンクと軸筒との間に第二の弾発部材を配設し、芯タンクを軸筒に対して前方へ弾発することが好ましく、この場合、振り動作時にチャックと芯タンクとが前進する力が増加し、芯出させるために必要となる振り動作の力を弱くすることができる。
更に、把持部材はゴム弾性を有する弾性材料で形成することが好ましく、この場合、振り動作時に把持部材の当接部と軸筒の被当接部とが当接した際の衝撃を弱め、衝突音の発生を軽減することができる。
尚、把持部材に用いる弾性材料としては、合成ゴム、シリコンゴム、ウレタンゴム、ニトリルゴム、熱可塑性エラストマー等が好適に使用できる。
また、本発明の振出式シャープペンシルは、従来公知の振出式シャープペンシルのように、振り動作時に重量体が芯タンクやチャックに衝撃的に当たることがないため、チャックで狭持している筆記芯にチャックから衝撃力が伝わることがなく、振り動作時に筆記芯が破損し難い特徴を有している。
このため、本発明は、芯強度が弱い直径が0.6mm以下の筆記芯に用いることが好ましく、直径が0.4mm以下の筆記芯に用いることがより好ましい。
本発明では、軸筒を振った際に発生する衝撃音及び摺接音を軽減することができる振出式シャープペンシルを得ることができた。
本実施例の振出式シャープペンシルの縦断面図である。 図1におけるA−A断面を示した断面図である。
次に図面を参照しながら、本発明の振出式シャープペンシルを詳細に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
また、本実施例では、軸筒の長手方向において、先口がある方を前方と表現し、その反対側を後方と表現する。更に、軸筒の軸径方向において、芯繰出機構がある方を内方と表現し、その反対側を外方と表現する。
尚、説明を分かりやすくするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ符号を付してある。
実施例1
本実施例の振出式シャープペンシル1は、図1に示すように、軸本体2の前方に先口3を配設して着脱自在に螺合してあり、軸本体2の後方には後部筒部材4を着脱不能に係止して、先口3と軸本体2と後部筒部材4とで軸筒5を形成してある。そして、振出式シャープペンシル1は、軸筒5と、軸筒5の前部外周部に当該軸筒5に対して前後動自在に係止された把持部材6と、軸筒5内に配設された芯繰出機構7と、軸筒5の後方に着脱自在に装着されたキャップ体8と、により構成してある。
芯繰出機構7は、軸筒5内に配設したチャック9の後部にコネクター10を圧入固着することでチャック9とコネクター10とを連結し、更に、コネクター10の後部に、パイプ材からなり内部に筆記芯11(呼び径0.3、直径0.38mmのシャープペンシル用の焼成芯)を収納した前筒体12を圧入固着することでコネクター10と前筒体12とを連結して構成してある。また、チャック9の頭部9aには締具13が外嵌され、締具13の後端を受け止めるワッシャー状の連結具14とコネクター10の間にチャックスプリング15を取付荷重100gで張架してある。
尚、芯繰出機構7は、先口3と軸本体2とを螺合する際に、先口3の内段と軸本体2の前端部とで連結具14を狭持することで、軸筒5内に固定してある。
前筒体12はポリプロピレンを用いてパイプ状に形成してあり、前筒体12の後方に黄銅を用いて重く形成した後筒体16を配設し、前筒体12の後方外周部12aに後筒体16の前部内孔部16aを着脱不能に圧入して固着してある。また、後筒体16の後部外周部には後方段部16bが形成してある。
尚、前筒体12と後筒体16により内部に筆記芯11を収納可能な内孔を有する芯タンク17が形成される。
軸本体2は、外周部が前端から中央部にかけて段状に形成してあり、前端外周部に形成した雄螺子部2aと、その後方に形成した前段部2bと、更にその後方に外段部2c(被当接部)と、を形成してある。また、後部外周部には内外を貫通する係止孔2dが形成してある。
先口3は、後部内周部に雌螺子部3aを形成してあり、前述したように、雌螺子部3aを 軸本体2の雄螺子部2aに螺合することで、軸本体2に対して先口3を着脱自在に取り付けてある。また、先口3の前部内段部には、筆記芯11を適度の力で保持する合成ゴム等の弾性体で形成した芯ホルダー18を圧入固着してある。
軸本体2の前部外周部2eには、前方から筒状の把持部材6を装着してあり、軸本体2に対して把持部材6を前後動自在に構成してある。また、把持部材6の内周面には内段部6aを形成してあり、把持部材6の内段部6aと軸本体2の前段部2bとの間に第1コイルスプリング19(第一の弾発部材)を配設して、軸本体2に対して把持部材6を前方へ弾発してある。尚、把持部材6の前端は先口3の後端に当接するよう構成してあり、これにより把持部材6の前方への移動を制限すると共に、把持部材6の後端6b(当接部)は軸本体2の外段部2c(被当接部)と当接するよう構成することで、把持部材6に対して軸本体4の前方への移動を規制してある。
また、具体的には、把持部材6はゴム弾性を有する熱可塑性エラストマーを射出成形することで形成してある。
軸本体2の後端には、従来の振出式シャープペンシルにも見られるように、クリップ部4aを一体に形成して設けた後部筒部材4を挿着してある。この後部筒部材4は、軸本体2の後端より後方へ突出し且つクリップ部4aを有した外筒部4bと、軸本体2の後端部内に挿入した内筒部4cとで構成されている。また、外筒部4bの内孔は内筒部4cの内孔より大径に形成してあり、内筒部4cの対向した2カ所には、内筒部14bの内外を連通し前後に伸びたガイド孔4d(図2参照)を形成してある。更に、内筒部4cには外方に突出する凸部4eを設けてあり、凸部4eを軸本体2に形成した係止孔2dに嵌着することで、軸本体2に対して後部筒状体4が回転したり外れたりしないようにしてある。
また、後筒体16の後部に設けた後方段部16bと、後部筒部材4の内筒部4cの前端内孔に設けた前方受部4fとの間に第二の弾発部材として第2コイルスプリング20を張架し、後部筒部材4(軸筒5)に対して後筒体16(芯タンク17)を前方に弾発してある。
尚、本実施例では第2コイルスプリング20の取付時荷重は80gとしてあり、チャックスプリング15の取付時荷重100gより小さく構成することで、チャック9が常時後方へ弾発されて筆記芯11をチャック9で挟持するようにしてある。
後部筒部材4には、前後に貫通する内孔を備えたノック体21を後方から装着してある。また、ノック体21には、後部に消しゴム装着部21aと、前部に芯タンク17の後端部が挿入する前孔21bと、芯タンク17の後端が当接可能な底部21cと、を形成してある。そして、ノック体21は、前孔21bを芯タンク17側に向けた状態で後部筒状体4の外筒部4b側から挿入して、前孔21bが後部筒部材4の内筒部4cの前端より後方に位置するように配置し、ノック体21の外周面に形成した係止突起21d(図2参照)を、後部筒部材4の内筒部4cに形成したガイド孔4dに係止し、更に、係止突起21dをガイド孔4eの後端に当接するよう形成することで、ノック体21が後部筒部材4より抜け出さないように構成してある。
また、ノック体21の外周面には、周状に突出させたスプリング受部21eを形成してあり、スプリング受部21eと後部筒部材4の後孔段部4gとの間にノックスプリング22を張架してノック体21を後方へ弾発してある。
尚、消しゴム装着部21aには、消しゴム23を装着し、ノック体21の後部にはキャップ体8を着脱自在に装着してある。
次に、軸筒5を前後に振る動作により、筆記芯11が前進し先口3の前端開口部3bより繰出される状態を説明する。
図1の状態から、振出式シャープペンシル1の把持部材6を指で把持し、軸筒5の軸心に沿った方向に後方から前方へ向けて振り動作を行い、前方へ振られた状態で振出式シャープペンシル1の振り動作を止めると、把持部材6に対して固定されていない部品が前方へ移動する。即ち、把持部材6に対して、把持部材6と第1コイルスプリング19とを除く全部品(軸筒5、芯繰出機構7、ノック体21、ノックスプリング22、消しゴム23、キャップ体8)が第一の慣性力を受けて一体的に前進を開始する。そして、把持部材6の後端6b(当接部)に前進した軸本体2(軸筒5)の外段部2c(被当接部)が当接すると、軸筒5の前進が止まり、軸筒5に対してチャック9とコネクター10と芯タンク17とが前方方向へ発生した第二の慣性力を受け、チャックスプリング15の弾発力に抗して更に前進する。この時差をつけて2段階に発生した慣性力により芯タンク17に従動してチャック9が前進し、チャック9に狭持された筆記芯11も前進し、筆記芯11が前方へ繰り出され先口3前端開口部3bから前方へ突出する。
尚、本発明の振出式シャープペンシル1では、公知のシャープペンシルと同様に、キャップ体8を前方へ押圧する動作(ノック動作)をすることで、キャップ体8と共にノック体21を前方へ移動させ、前進したノック体21の底部21cに芯タンク17の後端が当接し、更に、芯タンク17の前進に従動してチャック9が筆記芯11を狭持したまま前進することでも芯を前方へ繰出すことができるよう構成してある。
また、第二の慣性力が発生した際、軸筒5に対してチャック9とコネクター10と芯タンク17が前進するには、チャック9、コネクター10または芯タンク17の少なくとも一部品は重く形成することで第二の慣性力が強くなるよう構成することが好ましい。このため、本実施例では後筒体16を黄銅で形成することで芯タンク17を重くすることで慣性力が高くなるよう構成した。
更に、振り動作時に芯タンク17は他の部材と摺接及び当接はしないため、芯タンク17に起因した音は殆ど発生しない。また、把持部材6は前述したようにゴム弾性を有する熱可塑性エラストマーで形成していることから、把持部材6の後端6b(当接部)と軸本体2の外段部2c(被当接部)とが当接した際の衝突音が軽減される。そして、第一の慣性力が働く際、把持部材6及び第1コイルスプリング19以外の全部品の重量により慣性力が掛かるため、軸筒内を前後に摺動する重量体の重さのみで慣性力を発生させている従来公知の振出式シャープペンシルに比べて慣性力を発生させるに必要となる把持部材6の摺動距離を短くでき、結果として、把持部材6に対して軸本体2が前進した際に、把持部材6と軸本体2との間で発生する摺接音の発生を抑えることができる。
また、把持部材6と軸本体2との間に第1コイルスプリング19を配設しているため、把持部材6の後端6bと外段部2cとの当接時に第1コイルスプリング19の弾発力でブレーキが掛かり、当接時に発生する音を更に小さくすることができる。
更に、第二の慣性力により、チャック9と芯タンク17とが前進する際、第2コイルスプリング20で芯タンク17を前方へ弾発している為、チャック9と芯タンク17との初動を補助してスムーズな前進を促すことができ、結果として振り動作時に必要になる力を下げることができる。
本実施例により、振り動作時における衝撃音及び摺接音の発生を軽減することができる振出式シャープペンシル1を得ることができた。
1…振出式シャープペンシル、
2…軸本体、2a…雄螺子部、2b…前段部、2c…外段部(被当接部)、2d…係止孔、
2e…前部外周部、
3…先口、3a…雌螺子部、3b…前端開口部、
4…後部筒部材、4a…クリップ部、4b…外筒部、4c…内筒部、4d…ガイド孔、
4e…凸部、4f…前方受部、4e…後孔段部、
5…軸筒、
6…把持部材、6a…内段部、6b…後端(当接部)、
7…芯繰出機構、
8…キャップ体、
9…チャック、9a…頭部、
10…コネクター、
11…筆記芯、
12…前筒体、12a…後方外周部、
13…締具、
14…連結具、
15…チャックスプリング、
16…後筒体、16a…前部内孔部、16b…後方段部、16d…係止突起、
16e…スプリング受け部、
17…芯タンク、
18…芯ホルダー、
19…第1コイルスプリング(第一の弾発部材)、
20…第2コイルスプリング(第二の弾発部材)、
21…ノック体、21a…消しゴム装着部、21b…前孔、21c…底部、
21d…係止突起、21e…スプリング受部、
22…ノックスプリング、
23…消しゴム。

Claims (3)

  1. 軸筒内に、筆記芯を狭持可能なチャックと、該チャックの後方に配設され内部に前記筆記芯を収納する芯タンクと、を備えた芯繰出機構を具備し、前記軸筒を前後に振ることにより前記チャックが前進し、前記筆記芯を前方へ繰出すことができる振出式シャープペンシルであって、
    前記チャックと前記芯タンクとが前後動不能に固着されており、
    前記軸筒の外周部に、筒状に形成された把持部材が該軸筒に対して前後動自在に係止され、前記把持部材に形成した当接部と前記軸筒に形成した被当接部とが該把持部材に対して該軸筒が前進した際に当接するよう構成され、前記把持部材と前記軸筒との間に第一の弾発部材を配設して、前記把持部材を前記軸筒に対して前方へ弾発し、
    前記把持部材を把持した状態で、前記軸筒の前後に振ることにより前記芯タンクを前進させ、該芯タンクに従動して前進する前記チャックにより前記軸筒内の筆記芯を前方へ繰出すことを特徴とした振出式シャープペンシル。
  2. 前記芯タンクと前記軸筒との間に第二の弾発部材を配設して、前記芯タンクを前記軸筒に対して前方へ弾発したことを特徴とする請求項1に記載の振出式シャープペンシル。
  3. 前記把持部材をゴム弾性を有する弾性材料で形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の振出式シャープペンシル。
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