JP6914692B2 - 検知装置および検知方法 - Google Patents

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本発明は、検知装置および検知方法に関する。
従来、熱源から放出される遠赤外線等の電磁波を検知して、熱源が人体か人体以外の熱源かを検知する装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2015−180853号公報
検知装置は、熱源の動作に応じた電磁波強度の変動の態様を判別できることが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、熱源を検知する検知装置を提供する。検知装置は、予め定められた視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波に基づいて熱源を検知してよい。検知装置は、予め定められた測定期間内において、検知部が検知する電磁波の強度が増加した後に電磁波の強度が減少するか否かを判別する判別部を備えてよい。判別部は、測定期間内において電磁波の強度が増加し、且つ、測定期間内において電磁波の強度が減少しない場合に、熱源が検知部に近づいたと判定してよい。検知装置は、検知部を備えてよい。
測定期間には、第1区間と、第1区間より後の第2区間とが含まれていてよい。判別部は、第2区間における電磁波の単位時間当たりの増加量が、第1区間における電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きいか否かを更に判別してよい。判別部は、測定期間内において電磁波の強度が増加し、測定期間内において電磁波の強度が減少せず、且つ、第2区間における電磁波の単位時間当たりの増加量が、第1区間における電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きい場合に、熱源が検知部に近づいたと判定してよい。
検知部は、視野範囲が部分的に重複し、それぞれの視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する第1の検知素子および第2の検知素子を有してよい。判別部は、第1の検知素子が検知する電磁波の強度変化と、第2の検知素子が検知する電磁波の強度変化との差異に基づいて、熱源の動作状態を判別してよい。
判別部は、測定期間を複数の区間に分割したうちの最後の区間における、第1の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、第2の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別してよい。
検知部は、視野範囲が互いに部分的に重複し、それぞれの視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する3個以上の検知素子を有してよい。検知素子の内、いずれか2つの視野範囲は第1の方向にずれており、検知素子の内、いずれか2つの視野範囲は第1の方向とは異なる第2の方向にずれていてよい。判別部は、それぞれの検知素子が検知する電磁波の強度変化の差異に基づいて、熱源の動作状態を判別してよい。
判別部は、測定期間内において電磁波の強度が増加し、且つ、測定期間内において電磁波の強度が減少した場合に、熱源が検知部の視野範囲を横切ったと判定してよい。
本発明の第2の態様においては、熱源を検知する検知方法を提供する。検知方法は、予め定められた視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波の強度を取得する段階を備えてよい。検知方法は、予め定められた測定期間内において、検知部が検知した電磁波の強度が増加した後に電磁波の強度が減少するか否かを判別する段階を備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本発明の一つの実施形態に係る、検知装置100の一例を示す図である。 熱源200が視野範囲30を横切って移動した場合の、視野範囲30と、熱源200の位置202とを説明する図である。 熱源200が視野範囲30を横切って移動した場合の、検知部10が検知する電磁波の強度の時間変化の一例を示す図である。 熱源200が検知部10に近づくように移動した場合の、視野範囲30と、熱源200の位置202とを説明する図である。 熱源200が検知部10に近づくように移動した場合の、検知部10が検知する電磁波の強度の時間変化の一例を示す図である。 判別部20における測定期間の一例を示す図である。 判別部20における判別方法の一例を説明する図である。 検知部10の一例を示す図である。 第1の検知素子12−1の視野範囲30−1と、第2の検知素子12−2の視野範囲30−2の一例を示す図である。 検知部10に近づく熱源200と、それぞれの視野範囲30との位置関係の一例を示す図である。 第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度の時間変化の一例を示す図である。 検知部10の他の例を示す図である。 第1の検知素子12−1の視野範囲30−1、第2の検知素子12−2の視野範囲30−2、第3の検知素子12−3の視野範囲30−3、および、第4の検知素子12−4の視野範囲30−4の一例を示す図である。 第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4が検知する電磁波強度の時間変化の一例を示す図である。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一つの実施形態に係る、検知装置100の一例を示す図である。検知装置100は、熱源200から放出される電磁波のうち、予め定められた波長成分を検知する。検知装置100は、赤外線、中赤外線または遠赤外線等の帯域の波長成分を検知してよい。検知される電磁波の強度は、熱源200の動作に応じて変動する。検知装置100は、電磁波の強度が、予め定められた態様か否かを判別する。一例として熱源200は人体であるが、熱源200は人体に限定されない。
検知装置100は、判別部20を備える。また、本例の検知装置100は、検知部10を更に備える。判別部20は、入力された信号を処理する信号処理装置である。一例として判別部20は、半導体基板に形成された集積回路を含んでよい。検知部10は、一例としてフォトダイオードである。検知部10は、判別部20の集積回路と同一の半導体基板に形成されてよい。他の例においては、検知装置100は、検知部10を備えなくともよい。検知装置100が検知部10を備えない場合、判別部20は、外部に設けられた検知部10からの信号を受信する。
検知部10は、予め定められた視野範囲30に含まれる熱源200から放出される所定の波長の電磁波を検知する。視野範囲30の視野角θおよび中心軸32は、検知部10に含まれるフォトダイオードに対向して設けたレンズの特性等で調整できる。
また、遮光性を有する赤外線遮光部と、透光性を有する赤外線透過部とにより構成された検出角制限体を、検知部10に設けてもよい。検出角制限体により、視野範囲30の視野角θを調整してもよい。例えば、検出角制限体は、1つの窓状に形成された赤外線透過部と、その赤外線透過部を窓枠状に囲む赤外線遮光部とにより構成されている。なお、検出角制限体は、検知装置100に構成されるか、あるいは、検知装置100が搭載された電子機器の筺体に窓を設けることにより、検出角制限体が構成されてもよい。
図1においては、xy面における視野範囲30を示している。本明細書では、x軸、y軸およびz軸の直交座標軸を用いて技術的事項を説明する場合がある。直交座標軸は、構成要素の相対位置を特定するに過ぎず、特定の方向を限定するものではない。一例としてz軸は重力方向であり、y軸は視野範囲30の中心軸と平行な軸であり、xy面は地面と平行な水平面であるが、各軸の方向はこれに限定されない。
判別部20は、検知部10が検知した電磁波の強度が、予め定められた態様で変化するか否かを判別する。例えば熱源200が、矢印203に示すように検知部10の視野範囲30を横切るように移動する場合と、矢印204に示すように検知部10に近づくように移動した後にそこに留まる場合とでは、検知部10が検知する電磁波の強度の変化の態様が異なる。検知部10は、熱源200の動作状態に応じた、電磁波の強度の変化の態様を識別する。熱源200の動作状態とは、例えば熱源200の移動の方向である。より具体的には、熱源200が検知部10に近づいて留まっているか否かを示す状態である。
判別部20は、電磁波強度の変動の態様を判別した後に、当該変動の態様に対応する熱源200の動作状態を更に判別してもよい。判別部20は、熱源200の動作状態の判別結果に基づいて、外部装置を制御してもよい。例えば判別部20は、熱源200が検知部10に近づいて留まっていると判別した場合に、外部装置の電源をオンにし、外部装置をスリープ状態から動作状態に変更し、または、外部装置における蓋等の所定の部品を動作させてもよい。また、外部装置の近傍を熱源200が単に通り過ぎる場合には、外部装置をオフ状態またはスリープ状態に維持してもよい。このような動作により、外部装置を使用しようとして近づいたユーザー等を判別して、外部装置を制御することができ、外部装置におけるエネルギー消費量を低減できる。
図2は、熱源200が視野範囲30を横切って移動した場合の、視野範囲30と、熱源200の位置202とを説明する図である。図2においては、視野範囲30の中心軸32と垂直なzx面における視野範囲30を示している。
図3は、熱源200が視野範囲30を横切って移動した場合の、検知部10が検知する電磁波の強度の時間変化の一例を示す図である。図3においては、横軸を時刻として、縦軸を検知部10が検知する電磁波の強度とする。
検知部10が検知する電磁波の強度は、視野範囲30において熱源200が占める面積が増大するにつれて大きくなる。図2に示すように、熱源200が視野範囲30を横切る場合、位置202−aに示すように、視野範囲30に含まれる熱源200の面積が徐々に増大する。このため、図3に示すように、検知部10が検出する電磁波強度は徐々に増大する。
検知部10が電磁波を検出する感度は、視野範囲30の中心が最大となる。このため、熱源200が位置202−bに示すように視野範囲30の中心に到達したときに、検知部10が検出する電磁波強度はピークを示す。そして、視野範囲30の中心から遠ざかるにつれて電磁波強度は徐々に減少する。そして、熱源200が位置202−cに達し、更に、視野範囲30の外側まで移動すると、検知部10が検出する電磁波強度は定常値となる。定常値とは、視野範囲30に含まれる背景物が放出する電磁波強度に対応する。このように、熱源200が視野範囲30を横切る場合、検知部10が検出する電磁波強度は、増大した後に減少する山形の波形となる。
図4は、熱源200が検知部10に近づくように移動した場合の、視野範囲30と、熱源200の位置202とを説明する図である。位置202−aは、熱源200が検知部10から遠い状態における、視野範囲30における熱源200の位置を示す。位置202−bは、位置202−aよりも検知部10との距離が小さい熱源200の、視野範囲30における位置を示す。位置202−cは、位置202−bよりも検知部10との距離が小さい熱源200の、視野範囲30における位置を示す。図4に示すように、検知部10との距離が近づくほど、視野範囲30に占める熱源200の面積は増大する。
図5Aは、熱源200が検知部10に近づくように移動した場合の、検知部10が検知する電磁波の強度の時間変化の一例を示す図である。図4に示したように、熱源200が検知部10に近づく場合、視野範囲30に占める熱源200の面積は増大する。このため、図5Aに示すように、検知部10が検出する電磁波強度は徐々に増大する。
熱源200が検知部10に近づいた状態で留まると、検知部10が検知する電磁波の強度は、増大した状態で概ね一定値となる。判別部20は、予め定められた測定期間内において、検知部10が検知する電磁波の強度が増加した後に電磁波の強度が減少するか否かを判別する。判別部20は、測定期間内において、電磁波の強度が増加した後に電磁波の強度が減少しない場合に、熱源200が検知部10に近づいて留まっていると判別してよい。
図5Bは、判別部20における測定期間の一例を示す図である。判別部20は、所定の測定期間1において、電磁波の強度が所定の態様で変化するか否かを判別する。次に判別部20は、測定期間1に対してΔtだけ遅延した測定期間2において、電磁波の強度が所定の態様で変化するか否かを判別する。本例においてそれぞれの測定期間は同一である。遅延時間Δtは、測定期間よりも短くてよい。つまり、判別部20は、測定期間を少しずつずらしながら、電磁波の強度が所定の態様で変化するか否かを判別する。一例として、Δtは、検知部10における電磁波強度の測定周期と同一であってよい。
測定期間は、熱源200が視野範囲30を横切るのにかかる標準的な時間に応じて設定されることが好ましい。測定期間が短すぎると、図3に示したように電磁波強度の山形の波形の立ち上がり部分しか検知できず、熱源200が検知部10に近づいていると誤判別する場合がある。測定期間が長すぎると、検知部10に近づいて、しばらく留まった後に検知部10から遠ざかる熱源200を、視野範囲30を単に横切る熱源200と誤判別する場合がある。一例として、測定期間は1秒以上、5秒以下である。
測定期間は、ユーザー等により設定されてよく、判別部20が設定してもよい。例えば判別部20は、検知部10が検知した過去の電磁波強度の波形において所定の強度以上のピーク値を有する山形波形の波形幅の平均値に応じて、測定期間を設定してもよい。また、判別部20は、熱源200の平均移動速度、視野範囲30の画角θ、視野範囲30を横切る熱源200と検知部10との平均距離等の情報を取得して、これらの情報に基づいて測定期間を設定してもよい。
図6は、判別部20における判別方法の一例を説明する図である。本例の判別部20においては、測定期間を複数の期間に分割する。図6では、測定期間が区間A、区間B、区間Cおよび区間Dに分割されている。それぞれの区間の長さは同一であってよく、異なっていてもよい。
本例の判別部20は、それぞれの区間における電磁波強度の平均値が、当該区間よりも前の区間における電磁波強度の平均値よりも増加しているか否かを判定する。判別部20は、下式で示される判別条件1を満たすか否かを判定してよい。
(判別条件1)
・(区間Bの電磁波強度平均値−区間Aの電磁波強度平均値)>定数α1
・(区間Dの電磁波強度平均値−区間Cの電磁波強度平均値)>定数α2
判別部20は、判別条件1として、更に下式を満たすか否かを判定してよい。
・(区間Cの電磁波強度平均値−区間Bの電磁波強度平均値)>定数α3
なお、定数α1、α2、α3は、0より大きい定数である。定数α1、α2、α3は、ユーザー等により設定されてよい。判別部20は、判別条件1に含まれる全ての式を満たす場合に、判別条件1を満たすと判定する。
判別部20は、判別条件1を満たす場合に、測定期間内において電磁波の強度が増加し、且つ、測定期間内において電磁波の強度が減少していないと判別してよい。この場合判別部20は、熱源200が検知部10に近づいたと判定してよい。一方で、判別部20は、判別条件1に含まれるいずれかの式が満たされない場合に、熱源200が検知部10に近づいていないと判定してよい。
なお、測定期間内において電磁波の強度が増加し、且つ、測定期間内において電磁波の強度が減少した場合には、判別部20は、熱源200が検知部10の視野範囲30を横切ったと判定してもよい。
判別部20は、測定期間に含まれる第1区間と、第1区間より後の第2区間とにおける、電磁波強度の単位時間当たりの増加量を比較してもよい。本例において第1区間は区間AおよびBを含み、第2区間は区間CおよびDを含む。つまり、第1区間は測定期間の前半区間であり、第2区間は測定期間の後半期間であってよい。また、第1区間における電磁波強度の単位時間当たりの増加量を示す値として、区間Bにおける電磁波強度の平均値と、区間Aにおける電磁波強度の平均値との差分を用いてよい。それぞれの区間の長さは同一とする。同様に、第2区間における電磁波強度の単位時間当たりの増加量を示す値として、区間Dにおける電磁波強度の平均値と、区間Cにおける電磁波強度の平均値との差分を用いてよい。判別部20は、下式で示される判別条件2を満たすか否かを判定してよい。
(判別条件2)
・(区間Dの電磁波強度平均値−区間Cの電磁波強度平均値)/(区間Bの電磁波強度平均値−区間Aの電磁波強度平均値)>定数β
なお、定数βは、1より大きい定数である。定数βは、ユーザー等により設定されてよい。
熱源200が一定の速度で検知部10に近づく場合、視野範囲30に占める熱源200の面積の単位時間当たりの増加量は、熱源200が検知部10に近いほど大きくなる。つまり、熱源200が検知部10に近いほど、熱源200が更に検知部10に近づいた場合に視野範囲30内に見える熱源200は急峻に大きくなる。
判別部20は、判別条件1および判別条件2の双方を満たす場合に、熱源200が検知部10に近づいていると判別してよい。つまり判別部20は、測定期間内において電磁波の強度が増加し、測定期間内において電磁波の強度が減少せず、且つ、第2区間における電磁波の単位時間当たりの増加量が、第1区間における電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きい場合に、熱源200が検知部10に近づいたと判定してよい。これにより、より精度よく熱源200の動作状態を検知することができる。
また、判別部20は、測定期間を分割した区間のうち、最も後ろの区間における電磁波強度の変化の傾きの絶対値が、所定の定数γより小さいか否かを更に判別してよい。判別部20は、下式で示される判別条件3を満たすか否かを判定してよい。
(判別条件3)
・|区間Dの電磁波強度の変化の傾き|<定数γ
なお、区間Dの電磁波強度の変化の傾きは、区間Dの始点および終点における電磁波強度を直線で結んだ場合の、当該直線の傾きを用いてよい。定数γは、0より大きい定数である。定数γは、ユーザー等により設定されてよい。また、定数γに代えて、区間Dの直前の区間Cにおける電磁波強度の変化の傾きの絶対値を用いてもよい。
熱源200が検知部10に近づいて留まる場合、電磁波強度は増大した後にほぼ一定の値となる。このため、熱源200の動作に対応する測定期間の区間Dにおける電磁波強度の傾きは、比較的に緩やかになる。判別部20は、判別条件1、判別条件2および判別条件3の全てを満たす場合に、熱源200が検知部10に近づいて、且つ、留まっていると判別してよい。これにより、より精度よく熱源200の動作状態を検知することができる。なお、区間Dの長さは、他の区間よりも長くてよい。これにより、区間Dに、熱源200が停止した状態の電磁波強度波形を含めることが容易となる。
図7は、検知部10の一例を示す図である。本例の検知部10は、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2を有する。一例として、それぞれの検知素子12は、フォトダイオードである。それぞれの検知素子12は、x軸上の位置が異なるように配置されている。それぞれの検知素子12のy軸上の位置およびz軸上の位置は同一であってよい。検知部10が複数の検知素子12を有する場合、上述した判別条件1、2、3における電磁波強度は、複数の検知素子12が検知する電磁波強度の平均値を用いてよい。
図8は、第1の検知素子12−1の視野範囲30−1と、第2の検知素子12−2の視野範囲30−2の一例を示す図である。視野範囲30−1および視野範囲30−2は、部分的に重複する。つまり、それぞれの視野範囲30は、他の視野範囲30と重複する部分と、重複しない部分とを有する。
図9は、検知部10に近づく熱源200と、それぞれの視野範囲30との位置関係の一例を示す図である。本例の熱源200は、視野範囲30−2だけに含まれる位置202−aから、一部が視野範囲30−2だけに含まれ、一部が両方の視野範囲30に含まれる位置202−bを通り、全体が両方の視野範囲30に含まれる位置202−cに移動する。つまり、本例の熱源200は、検知部10の正面とはずれた位置から、検知部10に近づきつつ検知部10の正面に到達する。
図10は、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度の時間変化の一例を示す図である。図9に示したように、本例の熱源200は、視野範囲30−2側から検知部10に近づく。この場合、第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度が先に増大し始める。
熱源200が、視野範囲30−1にも含まれ始めると(例えば、位置202−b)、第1の検知素子12−1が検知する電磁波強度も増大し始める。そして、熱源200のうち、視野範囲30−1および視野範囲30−2の両方に含まれる部分の割合が大きくなるにつれて、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度の差分は小さくなる。熱源200の全体が、両方の視野範囲30に含まれると(例えば、位置202−c)、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度はほぼ同一となる。
判別部20は、第1の検知素子12−1が検知する電磁波強度と、第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度とを比較して、比較結果が所定の条件を満たすかを更に判別してよい。判別部20は、第1の検知素子12−1が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、第2の検知素子12−2が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別してよい。一例として、判別部20は、下式で示される判別条件4を満たすか否かを判定する。
(判別条件4)
・|第1の検知素子12−1が検知する区間Dの電磁波強度の変化の傾き−第2の検知素子12−2が検知する区間Dの電磁波強度の変化の傾き|<定数ε
定数εは、0より大きい定数である。定数εは、ユーザー等により設定されてよい。
上述したように、熱源200が検知部10に近づくにつれて、第1の検知素子12−1が検知する電磁波強度と、第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度との差異は小さくなる。このため、区間Dの電磁波強度の変化の傾きを比較することで、熱源200が検知部10に近づいているか否かを判別できる。判別部20は、判別条件1から4の全てを満たす場合に、熱源200が検知部10に近づいて留まっていると判定してよい。
また、判別条件4として、区間Dの電磁波強度の平均値を、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2の間で比較してもよい。判別部20は、当該平均値の差分の絶対値が、所定の定数より小さいか否かを判定してよい。また、判別部20は、区間Cに比べて、区間Dのほうが、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度の平均値の差分が小さくなっているか否かを判定してもよい。また、判別部20は、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2のいずれが検出する電磁波強度が先に増大するかに基づいて、熱源200が近づいてくる方向を判別してもよい。
図11は、検知部10の他の例を示す図である。本例の検知部10は、3個以上の検知素子12を有する。3個以上の検知素子12のうち、いずれか2つの検知素子12の視野範囲30は第1の方向にずれており、いずれか2つの検知素子12の視野範囲30は第1の方向とは異なる第2の方向にずれている。視野範囲30が第1の方向にずれている2つの検知素子12と、視野範囲30が第2の方向にずれている2つの検知素子12は、異なる4つの検知素子12であってよく、1つの検知素子12が重複した3つの検知素子12であってもよい。
図11の例では、検知部10は、第1の検知素子12−1、第2の検知素子12−2、第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4を有する。第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2は、図7に示した第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2と同様に、x軸上の位置が異なるように配置されている。第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4は、z軸上の位置が異なるように配置されている。一例として、4つの検知素子12は、菱形または正方形の各頂点に配置されている。
図12は、第1の検知素子12−1の視野範囲30−1、第2の検知素子12−2の視野範囲30−2、第3の検知素子12−3の視野範囲30−3、および、第4の検知素子12−4の視野範囲30−4の一例を示す図である。視野範囲30−1および視野範囲30−2の位置は、互いにx軸方向にずれており、視野範囲30−3および視野範囲30−4の位置は、互いにz軸方向にずれている。なお、それぞれの視野範囲30は、他の全ての視野範囲30と重複する領域を有してよい。熱源200が検知部10に近づく場合、第1の検知素子12−1および第2の検知素子12−2が検知する電磁波強度の波形は、図10に示した例と同様である。また、図12は、検知部10に近づく熱源200と、それぞれの視野範囲30との位置関係の一例を示している。
図13は、第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4が検知する電磁波強度の時間変化の一例を示す図である。熱源200が検知部10に近づく場合、下側の視野範囲30−4が地面の領域を多く含んでいるので、視野範囲30−3よりも先に、視野範囲30−4に熱源200が観察される場合が多い(例えば、位置202−a)。この場合、第4の検知素子12−4が検知する電磁波強度が先に増加し始める。
そして、熱源200の一部が視野範囲30−3にも含まれ始めると(例えば、位置202−b)、第3の検知素子12−3が検知する電磁波強度も増加し始める。そして、熱源200が検知部10の正面で停止すると、第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4が検知する電磁波強度は、それぞれほぼ一定の値となる。
所定の大きさの熱源200が、検知部10に対して正面の所定の距離で停止したときの、それぞれの検知素子12が検知する電磁波強度が所定の値となるように、視野範囲30−1および視野範囲30−2の中心軸が設定されていてよい。判別部20は、第3の検知素子12−3および第4の検知素子12−4が検知する電磁波強度が共に増大した後に一定値となった場合の、電磁波強度の差分の絶対値が、所定の基準範囲内であるか否かを判定してよい。判別部20は、当該差分の絶対値が基準範囲内であり、且つ、上述した判別条件1から4を全て満たす場合に、熱源200が検知部10から所定の距離範囲内まで近づいて留まっていると判別してよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
[項目1]
予め定められた視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波に基づいて、上記熱源を検知する検知装置であって、
予め定められた測定期間内において、上記検知部が検知する電磁波の強度が増加した後に上記電磁波の強度が減少するか否かを判別する判別部を備える検知装置。
[項目2]
上記判別部は、
上記測定期間内において上記電磁波の強度が増加し、且つ、上記測定期間内において上記電磁波の強度が減少しない場合に、上記熱源が上記検知部に近づいたと判定する、
項目1に記載の検知装置。
[項目3]
上記測定期間には、第1区間と、上記第1区間より後の第2区間とが含まれており、
上記判別部は、上記第2区間における上記電磁波の単位時間当たりの増加量が、上記第1区間における上記電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きいか否かを更に判別する、
項目2に記載の検知装置。
[項目4]
上記判別部は、上記測定期間内において上記電磁波の強度が増加し、上記測定期間内において上記電磁波の強度が減少せず、且つ、上記第2区間における上記電磁波の単位時間当たりの増加量が、上記第1区間における上記電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きい場合に、上記熱源が上記検知部に近づいたと判定する、
項目3に記載の検知装置。
[項目5]
上記検知部を更に備える、
項目1から4のいずれか一項に記載の検知装置。
[項目6]
上記検知部は、上記視野範囲が部分的に重複し、それぞれの上記視野範囲に含まれる上記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する第1の検知素子および第2の検知素子を有し、
上記判別部は、上記第1の検知素子が検知する電磁波の強度変化と、上記第2の検知素子が検知する電磁波の強度変化との差異に基づいて、上記熱源の動作状態を判別する、
項目5に記載の検知装置。
[項目7]
上記判別部は、上記測定期間を複数の区間に分割したうちの最後の区間における、上記第1の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、上記第2の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別する、
項目6に記載の検知装置。
[項目8]
上記検知部は、上記視野範囲が互いに部分的に重複し、それぞれの上記視野範囲に含まれる上記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する3個以上の検知素子を有し、
上記検知素子の内、いずれか2つの上記視野範囲は第1の方向にずれており、上記検知素子の内、いずれか2つの上記視野範囲は上記第1の方向とは異なる第2の方向にずれており、
上記判別部は、それぞれの上記検知素子が検知する電磁波の強度変化の差異に基づいて、上記熱源の動作状態を判別する、
項目5に記載の検知装置。
[項目9]
上記判別部は、上記測定期間内において上記電磁波の強度が増加し、且つ、上記測定期間内において上記電磁波の強度が減少した場合に、上記熱源が上記検知部の上記視野範囲を横切ったと判定する、
項目2に記載の検知装置。
[項目10]
熱源を検知する検知方法であって、
予め定められた視野範囲に含まれる上記熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波の強度を取得する段階と、
予め定められた測定期間内において、上記検知部が検知した電磁波の強度が増加した後に上記電磁波の強度が減少するか否かを判別する段階と、
を備える検知方法。


10・・・検知部、12・・・検知素子、20・・・判別部、30・・・視野範囲、32・・・中心軸、100・・・検知装置、200・・・熱源、202・・・位置、203・・・矢印、204・・・矢印

Claims (10)

  1. 予め定められた視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波に基づいて、前記熱源を検知する検知装置であって、
    予め定められた測定期間内において、前記検知部が検知する電磁波の強度が増加した後に前記電磁波の強度が減少するか否かを判別する判別部を備え
    前記判別部は、
    前記測定期間内において前記電磁波の強度が増加し、且つ、前記測定期間内において前記電磁波の強度が減少しない場合に、前記熱源が前記検知部に近づいたと判定し、
    前記測定期間には、第1区間と、前記第1区間より後の第2区間とが含まれており、
    前記判別部は、前記第2区間における前記電磁波の単位時間当たりの増加量が、前記第1区間における前記電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きいか否かを更に判別す
    検知装置。
  2. 前記判別部は、前記測定期間内において前記電磁波の強度が増加し、前記測定期間内において前記電磁波の強度が減少せず、且つ、前記第2区間における前記電磁波の単位時間当たりの増加量が、前記第1区間における前記電磁波の強度の単位時間当たりの増加量より大きい場合に、前記熱源が前記検知部に近づいたと判定する
    請求項に記載の検知装置。
  3. 前記検知部を更に備える
    請求項1または2に記載の検知装置。
  4. 前記検知部は、前記視野範囲が部分的に重複し、それぞれの前記視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する第1の検知素子および第2の検知素子を有し、
    前記判別部は、前記第1の検知素子が検知する電磁波の強度変化と、前記第2の検知素子が検知する電磁波の強度変化との差異に基づいて、前記熱源の動作状態を判別する
    請求項に記載の検知装置。
  5. 前記判別部は、前記測定期間を複数の区間に分割したうちの最後の区間における、前記第1の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、前記第2の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別する
    請求項に記載の検知装置。
  6. 前記検知部は、前記視野範囲が互いに部分的に重複し、それぞれの前記視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する3個以上の検知素子を有し、
    前記検知素子の内、いずれか2つの前記視野範囲は第1の方向にずれており、前記検知素子の内、いずれか2つの前記視野範囲は前記第1の方向とは異なる第2の方向にずれており、
    前記判別部は、それぞれの前記検知素子が検知する電磁波の強度変化の差異に基づいて、前記熱源の動作状態を判別する
    請求項に記載の検知装置。
  7. 前記判別部は、前記測定期間内において前記電磁波の強度が増加し、且つ、前記測定期間内において前記電磁波の強度が減少した場合に、前記熱源が前記検知部の前記視野範囲を横切ったと判定する
    請求項に記載の検知装置。
  8. 予め定められた視野範囲に含まれる熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波に基づいて、前記熱源を検知する検知装置であって、
    予め定められた測定期間内において、前記検知部が検知する電磁波の強度が増加した後に前記電磁波の強度が減少するか否かを判別する判別部と、
    前記検知部と、
    を備え、
    前記検知部は、前記視野範囲が部分的に重複し、それぞれの前記視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する第1の検知素子および第2の検知素子を有し、
    前記判別部は、前記第1の検知素子が検知する電磁波の強度変化と、前記第2の検知素子が検知する電磁波の強度変化との差異に基づいて、前記熱源の動作状態を判別し、
    前記判別部は、前記測定期間を複数の区間に分割したうちの最後の区間における、前記第1の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、前記第2の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別する、
    検知装置。
  9. 前記検知部は、前記視野範囲が互いに部分的に重複し、それぞれの前記視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する3個以上の検知素子を有し、
    前記検知素子の内、いずれか2つの前記視野範囲は第1の方向にずれており、前記検知素子の内、いずれか2つの前記視野範囲は前記第1の方向とは異なる第2の方向にずれており、
    前記判別部は、それぞれの前記検知素子が検知する電磁波の強度変化の差異に基づいて、前記熱源の動作状態を判別する
    請求項8に記載の検知装置。
  10. 熱源を検知する検知方法であって、
    予め定められた視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波を検知する検知部が検知した電磁波の強度を取得する段階と、
    予め定められた測定期間内において、前記検知部が検知した電磁波の強度が増加した後に前記電磁波の強度が減少するか否かを判別する段階と
    を備え
    前記検知部は、前記視野範囲が部分的に重複し、それぞれの前記視野範囲に含まれる前記熱源から放出される電磁波をそれぞれ検知する第1の検知素子および第2の検知素子を有し、
    前記測定期間内において、前記検知部が検知した電磁波の強度が増加した後に前記電磁波の強度が減少するか否かを判別する前記段階は、前記測定期間を複数の区間に分割したうちの最後の区間における、前記第1の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量と、前記第2の検知素子が検知する電磁波の単位時間当たりの増加量との差異が、予め定められた基準値以下であるか否かを判別する段階であ
    検知方法。
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