JP6913921B2 - 水栓取付け機構及び水栓取付け方法 - Google Patents

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Description

本発明は、水栓取付け機構及び水栓取付け方法に関するものである。
湯水混合栓を水栓取付板部上に取り付けるにあたり、作業者が例えば流し台のシンク下部に潜り込み、湯水混合栓取り付け足にパッキン、座金、ロックナットを嵌込みながらロックナットを前記取り付け足の雄ねじに締付けるというふうに下からの作業を行っていたので、作業性が悪いという問題があった。
そこで、この問題を解決するため特許文献1に示すような水栓取付け機構がある。
この水栓取付け機構は、供給管(接続ホース)の挿通孔を有する水栓取り付け用のアダプター(フランジ)を設け、アダプターに取り付けた2個のホルダーガイド(ビス)にそれぞれホルダーを設け、水栓取付板部(面板)に開設された貫通孔(取付穴)を通過可能な大きさの1個のホルダー抜け止め用の締付け金具を設け、締付け金具の2個のねじ孔にそれぞれホルダーガイドを螺着させ、ホルダーガイドに対して、上から順にアダプター、ホルダー及び締付け金具を位置させるように構成されている。
さらに、この従来例は、閉じた姿勢〔特許文献1の図4(A)参照〕のまま両ホルダーを貫通孔に通した後にホルダーが自重で自然に開いて(回転して)閉じた姿勢から開いた姿勢〔特許文献1の図4(B)参照〕に切り換わるよう特許文献1の図1,2,5,7に示すように、締付け金具及びその上に位置するホルダー間にスベリコア及びスベリ座を設けたものである。
そして、水栓取付けに当たっては、挿通孔が貫通孔に連通するようアダプターを水栓取付板部の上部に載置するとともに、2個のホルダーを閉じた状態にしながらホルダーガイドと締付け金具を水栓取付板部の上方から貫通孔を通過させ、続いて、閉じた状態から2個のホルダーが自然に開き、続いて、ホルダーガイドを回転させながら、この回転による締付け金具の螺進に伴って2個のホルダーを持ち上げ、ホルダーとアダプターとで水栓取付板部を挟着し、水栓に接続の供給管を水栓取付板部の上方から挿通孔を経て貫通孔に挿通し、水栓の下部をアダプターに内嵌合させるようにしている。
特許第4138969号公報
しかし、従来の水栓取付け機構は以下に示すような課題がある。
(1)面板上から取り付ける際に水栓を固定するホルダーが、小さい取付穴には通らない。
又、ホルダーを小さくすると大きい取付穴に取り付けできない。
即ち、上記従来例では、2個のホルダーの閉じた姿勢の大きさが、35mm(〜39mm)以上の径を持つ取付穴を通過するように設定されていたので、例えば33mmの径を持つ小さい取付穴に施工することができない。
(2)施工時に締め込むビスが2個あり、例えばレンチ、スパナ等の工具を用いてビスを2個締付ける必要があり、施工に手間がかかる。
即ち、ビスを保持する締付け金具を螺進させるため2個のビスを回転させる必要がある。
(3)2個のホルダー、ビスを保持する締付け金具が必要であり、又、スベリコア及びスベリ座も必要であり、部品点数が多く、コストが増大する。
(4)ビスの配置にスペースを取るため、フランジの空間が狭くなり、水栓の接続ホースが通しづらい。また、小さい取付穴では接続ホースが通せない。
本発明は上述の事柄を考慮に入れてなされたものであり、必要に応じて小さい取付穴から大きい取付穴に施工することができるとともに、部品点数をできるだけ少なくしてコスト低減を図り、さらには、施工作業を容易にできる水栓取付け機構及び水栓取付け方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するため、本発明は、供給管挿通用の貫通穴が開設された水栓取付板部の上部に、供給管の挿通孔を有する水栓取り付け用のアダプターを、前記挿通孔と前記貫通穴を連通させる状態で上方から固定し、このアダプターに水栓を取り付けるようにした水栓取付け機構であって、前記アダプターに、前記貫通穴に挿通される第1、第2ホルダーガイドを設け、前記第1ホルダーガイドは外周面に雄ネジを有しており、そして前記第1ホルダーガイドが挿通される貫通孔及び第2ホルダーガイドが挿通される貫通孔を有する上ホルダーと、第1ホルダーガイドの前記雄ネジに螺合する雌ネジを有する下ホルダーとを備え、さらに、前記第2ホルダーガイドは外周面に雄ネジを有し、前記第2ホルダーガイドが挿通される前記貫通孔は前記第2ホルダーガイドの前記雄ネジに螺合する雌ネジを内面に有することを特徴とする水栓取付け機構を提供する(請求項1)。
又、別の観点から、本発明は、請求項1に記載の水栓取付け機構を用いる水栓取付け方法であって、前記上ホルダー、下ホルダーを互いに近接させた閉状態でこれら上、下ホルダー及び前記第1、第2ホルダーガイドを前記貫通孔内に挿入し、前記第1ホルダーガイドを軸心回りに回動して前記第1ホルダーガイドの前記雄ネジと前記下ホルダーの前記雌ネジとの螺合により、まず、前記下ホルダーが回動して前記上、下ホルダーが開状態となり、次いで、前記下ホルダーが前記上ホルダーに当接し、さらに、前記上、下ホルダーが上昇し、さらに、それら上、下ホルダーの上面が水栓取付板部側に当接して、前記アダプターを水栓取付板部に固定することを特徴とする水栓取付け方法を提供する(請求項)。
本発明では、第1ホルダーガイドの外周面に雄ネジを設けるとともに、第1、第2ホルダーガイドが挿通される貫通孔を有する上ホルダーと、前記雄ネジに螺合する雌ネジを有する下ホルダーとを、供給管挿通用の貫通穴に通す際に、下ホルダーを第1ホルダーガイド回りに回転させると、下ホルダーは自由に回転できるため、上下両ホルダーをそろえるようにでき互いに近接させた閉状態にできる。
即ち、本発明では、水栓取付板部の上方において上下両ホルダーをそろえることができ、上下両ホルダーのサイズを小さくすることなく上下両ホルダーを供給管挿通用の貫通穴に通すことができる。
又、本発明では、上下両ホルダーのサイズを小さくする必要がないため、大きな供給管挿通用の貫通穴にも対応できる。
前記供給管挿通用の貫通穴に上下両ホルダーを通した後、下ホルダーに螺合している第1ホルダーガイドを水栓取付板部の上方から締付けて回動させることにより、前記供給管挿通用の貫通穴を通す際に閉じていた状態の下ホルダーが第2ホルダーガイド側まで開いていき、第2ホルダーガイドに当たった下ホルダーは、この状態で上昇していく。
このような下ホルダーの上昇過程で下ホルダーは上ホルダーに当たり上下両ホルダーは合わさり、さらに、合わさった状態で、さらに上ホルダーも下ホルダーと共に上昇し、遂には、上ホルダーの上面及び下ホルダーの上面が水栓取付板部側に当接して、アダプターを水栓取付板部に固定することができる。
又、前記両ホルダーガイドの配置スペースを小さくできるため、締付金具内の空間を大きくとることができ、水栓の接続ホースを通しやすい。又、小さい供給管挿通用貫通孔でも接続ホースが通すことができる。
特に本発明では、第2ホルダーガイドが挿通されされる貫通孔は第2ホルダーガイドの雄ネジに螺合する雌ネジを内面に有するので、上ホルダーの水平姿勢を常に保てるよう(第1ホルダーガイドを回転し易くするよう)第2ホルダーガイドの締付けによって適宜調整することができる。
そのため、発明では、第1ホルダーガイドを回転し易い水平姿勢に上ホルダーを常時保ちながら、作業者は、下ホルダーの回転動作、下ホルダーが第2ホルダーガイドまで開いていく動作、下ホルダーの上昇動作をスムースに行うことがてきる。
(A)は、比較例に係る水栓取付け機構におけるアダプターを上方から見た斜視図である。(B)は、上記比較例におけるアダプターを下方から見た斜視図である。 比較例において、水栓取付け前の複数の水栓取付部材(アダプター、第1、第2ホルダーガイド、上ホルダー、下ホルダー)を示す分解斜視図である。 比較例において、組付けられた複数の水栓取付部材のうち下ホルダーを自由回転させて上下両ホルダーをそろえながら上下両ホルダーを供給管挿通用の貫通孔に通す状態を示す構成説明図である。 比較例において、供給管挿通用の貫通孔に上下両ホルダーを通した後、第1ホルダーガイドをねじ込みながら下ホルダーが第2ホルダーガイドまで開いていく状態を示す斜視図である。 比較例において、下ホルダーが第2ホルダーガイドに当たりながら上昇していく状態を示す斜視図である。 比較例において、下ホルダーの上昇過程で下ホルダーが上ホルダーと合わさり、上下両ホルダーが上昇していく状態を示す斜視図である。 (A)は、他の比較例に係る水栓取付け機構で用いる下ホルダーを示す上面図である。(B)は、上記他の比較例における下ホルダーを示す下面図である。 本発明の実施形態に係る水栓取付け機構において、水栓取付け前の複数の水栓取付部材(アダプター、第1、第2ホルダーガイド、上ホルダー、下ホルダー)を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。なお、それによって本発明は限定されるものではない。
図1〜図6は、比較例を示す。
図1〜図6において、水栓取付け機構1は、供給管挿通用の貫通穴2が開設された水栓取付板部(面板)3の上部に、水栓(湯水混合栓)(図示せず)に接続の供給管(接続ホース)(図示せず)の挿通孔4を有する水栓取り付け用のアダプター(フランジ)5を、供給管挿通用の貫通穴2と挿通孔4を連通させる状態で上方から固定し、このアダプター5に湯水混合栓を取り付けるようにしたものである。
アダプター5に、貫通穴2に挿通される第1、第2ホルダーガイド6,7を設け、第1ホルダーガイド6は外周面に雄ネジ6aを有しており、そして第1、第2ホルダーガイド6,7が挿通される貫通孔8,9を有する上ホルダー10と、第1ホルダーガイド6の雄ネジ6aに螺合する雌ネジ11aを有する下ホルダー11とを備える。
第2ホルダーガイド7は、この実施形態では外周面に雄ネジ7aを有しているが、ピンでもよい。
アダプター5は、筒状で、上部小径部分5aと下部大径部分5bを有する。
上部小径部分5aは、湯水混合栓の下部側をビス止めによりアダプター5に内嵌合させるため設けたビス孔12を有する。
下部大径部分5bは供給管挿通用の貫通穴2よりも大径である。
上ホルダー10は、羽根状で、垂直段差13を介して大小二つの所定の厚みを有し、前記貫通孔8,9を一端側に有する。
即ち、上ホルダー10は、一端側の下部を切欠いてあり、垂直段差13を介して厚みが小である一端部(薄肉部)aと大である他端部(厚肉部)bで構成されている。
又、上ホルダー10は、貫通孔9の近傍で他端寄りにおける一方面には内側に湾曲した湾曲面14を有する。そして、上ホルダー10の薄肉部aに、先端側から前記貫通孔8,9及び前記湾曲面14がこの順で設けられている。
一方、下ホルダー11は、羽根状で、上ホルダー10とは反対に、他端側の上部を切欠いてあり、垂直段差15を介して厚みが小である他端部(薄肉部)dと大である一端部(厚肉部)eで構成されている。
又、下ホルダー11の薄肉部dに、先端側から前記雌ネジ11a及び第2ホルダーガイド7に当接しうるよう一方面の内側に湾曲して形成された湾曲面16がこの順で設けられている。
更に、厚肉部b,eのトータルの厚みTは前記貫通穴2の最小径(例えば33mmの径)よりも小さく設定されているとともに、上下両ホルダー10,11の長さはそれぞれ前記貫通孔2の最大径(例えば39mmの径)よりも長く設定されている。
図3は、下ホルダー11が自由に回転できるため、上下両ホルダー10,11をそろえることができ、上下両ホルダー10,11をそろえるようにして互いに近接させるようにした閉状態を示し、この状態で上下両ホルダー10,11を供給管挿通用の貫通穴2に通すものである。
即ち、上下両ホルダー10,11の閉状態では、上ホルダー10の厚肉部bの下面と下ホルダー11の厚肉部eの上面が向き合いながら当接した状態で厚肉部b,eから上下両ホルダー10,11を供給管挿通用の貫通穴2に挿入している。
この場合、厚肉部b,eのトータルの厚みTは前記貫通穴2の最小径(例えば33mmの径)よりも小さく設定されているとともに、上下両ホルダー10,11の長さは前記貫通穴2の最大径(例えば39mmの径)よりも長く設定されている。且つ、この比較例では、従来のように供給管挿通用の貫通穴を通過する締付け金具は不要である。
そのため、小さい取付穴から大きい取付穴までオールラウンドに施工することができる。
又、下ホルダー11の上昇過程で下ホルダー11が上ホルダー10と合わさり、この状態で上下両ホルダー10,11が上昇していく場合は、下ホルダー11の薄肉部dに形成した湾曲面16が第2ホルダーガイド7に当たりながら、且つ上ホルダー10の薄肉部aの下部と、下ホルダー11の薄肉部dの上部とが向き合いながら合わさった状態で、上下両ホルダー10,11が上昇していく。
而して、図2に示す状態から、第1ホルダーガイド6を貫通孔9と雌ネジ11aに通す。
一方、第2ホルダーガイド7を貫通孔8に通すとともに、雄ネジ7aに螺合する雌ネジを有するナット等の部材21〔図3参照〕を第2ホルダーガイド7の下端に設ける。
続いて、図3に示すように、下ホルダー11を回転させて下ホルダー11を上ホルダー10にそろえ、上下両ホルダー10,11をそろえることで小さい供給管挿通用の貫通穴2に通すことができる。又、上下両ホルダー10,11のサイズを小さくする必要はないため、大きな径の貫通穴2にも対応できる。
貫通穴2を通した後、第1ホルダーガイド6をガイド上端部から工具でねじ込むと、貫通穴2を通す際に閉じていた下ホルダー11が図4に示すように、第2ホルダーガイド6まで開いていき、その結果、図5に示すように、下ホルダー11の薄肉部dに設けた湾曲面16が第2ホルダーガイド7に当たる。
更に、第1ホルダーガイド6をねじ込んでいくと、雄ネジ6aと雌ネジ11aの螺合により、下ホルダー11は上昇していく。
そして、図6に示すように、下ホルダー11が上昇するとこれが上ホルダー10と合わさり、上ホルダー10も上昇していくため、工具による締付けは上ホルダー10だけで済む。即ち、この実施形態では、施工時に例えばレンチ、スパナ等の工具を用いて締め込む第1ホルダーガイド(ビス)6が1個で済むので、その分、2個締付ける必要がある従来例に比べて施工が容易である。
その結果、遂には、上ホルダー10の上面全体及び下ホルダー11の厚肉部eの上面が水栓取付板部側に当接して、アダプター5を水栓取付板部3に固定することができる。この際、ナット等の部材21を下ホルダー11の薄厚肉部dの下面にまでねじ込むことにより両ホルダー10,11の当たりを強固にでき、引いてはアダプター5を水栓取付板部3に強固に固定できる。
図7は、他の比較例を示す。尚、図7において、図1〜図6に示した符号と同一のものは、同一又は相当物である。
図7において、下ホルダー11の厚肉部eの上面22に複数の小突起23を設け、上ホルダー10の上面及び前記上面22が水栓取付板部側に当接した際に、水栓取付板部3の下面3aに複数の小突起23を介して厚肉部eの上面が当接する。そのため、厚肉部eの上面がフラットな場合に比べて、下面3aに対して厚肉部eが滑りにくく摩擦力を大にでき、水栓取付板部3のアダプター5とホルダー10,11との挟持力をより強固にできる。
図8は、第2ホルダーガイド7が挿通される貫通孔8は第2ホルダーガイド7の雄ネジ7aに螺合する雌ネジ8aを内面に有するように構成した本発明の実施形態に係る水栓取付け機構を示す。尚、図8において、図1〜図7に示した符号と同一のものは、同一又は相当物である。
図8において、この実施形態の上ホルダー10は、上下面がストレートな面に形成されており、肉部aの厚みは下ホルダー11の厚肉部eの厚みから下ホルダー11の薄肉部dの厚みを差し引いた厚みに形成されている。
上ホルダー10は、羽根状で、貫通孔8,9を一端側に有する。第2ホルダーガイド7が挿通される貫通孔8は第2ホルダーガイド7の雄ネジ7aに螺合する雌ネジ8aを内面に有する。
即ち、上ホルダー10は、貫通孔9の近傍で他端寄りにおける一方面には内側に湾曲した湾曲面14を有する。そして、上ホルダー10の肉部aには、先端側から貫通孔8,9及び湾曲面14がこの順で設けられている。
又、上ホルダー10の上面における他端側には、複数の小突起23が設けられている。
而して、図8に示す状態から、第1ホルダーガイド6を貫通孔9と雌ネジ11aに通す。
一方、第2ホルダーガイド7を貫通孔8の雌ネジ8aに螺合する。
続いて、下ホルダー11を回転させて下ホルダー11を上ホルダー10にそろえ、上下両ホルダー10,11をそろえることで小さい供給管挿通用の貫通穴2に通すことができる。又、上下両ホルダー10,11のサイズを小さくする必要はないため、大きな径の貫通穴2にも対応できる。
この際、第1ホルダーガイド6が回転し易いように第2ホルダーガイド7の締付けを適宜調整することによって下ホルダー11はスムースに上ホルダー10に揃うことになる。
貫通穴2を通した後、第1ホルダーガイド6をガイド上端部から工具でねじ込むと、貫通穴2を通す際に閉じていた下ホルダー11が第2ホルダーガイド6まで開いていき、その結果、下ホルダー11の薄肉部dに設けた湾曲面16が第2ホルダーガイド7に当たる。
この場合も、第1ホルダーガイド6が回転し易いように第2ホルダーガイド7の締付けを適宜調整することによって下ホルダー11はスムースに開きうる。
更に、第1ホルダーガイド6をねじ込んでいくと、雄ネジ6aと雌ネジ11aの螺合により、下ホルダー11は上昇していく。
この場合も、第1ホルダーガイド6が回転し易いように第2ホルダーガイド7の締付けを適宜調整することによって下ホルダー11はスムースに上昇しうる。
そして、下ホルダー11が上昇するとこれが上ホルダー10と合わさり、上ホルダー10も上昇していく。
その結果、遂には、上ホルダー10の上面全体及び下ホルダー11の厚肉部eの上面が水栓取付板部側に当接して、アダプター5を水栓取付板部3に固定することができる。
この場合も、最終的に第1ホルダーガイド6と第2ホルダーガイド7の締付けを適宜調整することによって上ホルダー10の上面全体及び下ホルダー11の上面が水平状態でに水栓取付板部側に当接させることができる
1 水栓取付け機構
2 供給管挿通用の貫通穴
3 水栓取付板部
4 供給管の挿通孔
5 アダプター
6 第1ホルダーガイド
7 第2ホルダーガイド
6a 雄ネジ
8,9 貫通孔
10 上ホルダー
11 下ホルダー

Claims (2)

  1. 供給管挿通用の貫通穴が開設された水栓取付板部の上部に、供給管の挿通孔を有する水栓取り付け用のアダプターを、前記挿通孔と前記貫通穴を連通させる状態で上方から固定し、このアダプターに水栓を取り付けるようにした水栓取付け機構であって、前記アダプターに、前記貫通穴に挿通される第1、第2ホルダーガイドを設け、前記第1ホルダーガイドは外周面に雄ネジを有しており、そして前記第1ホルダーガイドが挿通される貫通孔及び第2ホルダーガイドが挿通される貫通孔を有する上ホルダーと、第1ホルダーガイドの前記雄ネジに螺合する雌ネジを有する下ホルダーとを備え、さらに、前記第2ホルダーガイドは外周面に雄ネジを有し、前記第2ホルダーガイドが挿通される前記貫通孔は前記第2ホルダーガイドの前記雄ネジに螺合する雌ネジを内面に有することを特徴とする水栓取付け機構。
  2. 請求項1に記載の水栓取付け機構を用いる水栓取付け方法であって、前記上ホルダー、下ホルダーを互いに近接させた閉状態でこれら上、下ホルダー及び前記第1、第2ホルダーガイドを前記貫通穴内に挿入し、前記第1ホルダーガイドを軸心回りに回動して前記第1ホルダーガイドの前記雄ネジと前記下ホルダーの前記雌ネジとの螺合により、まず、前記下ホルダーが回動して前記上、下ホルダーが開状態となり、次いで、前記下ホルダーが前記上ホルダーに当接し、さらに、前記上、下ホルダーが上昇し、さらに、それら上、下ホルダーの上面が水栓取付板部側に当接して、前記アダプターを水栓取付板部に固定することを特徴とする水栓取付け方法。

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