JP6913576B2 - 間柱用固定金具 - Google Patents

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Description

本発明は、間仕切壁構築箇所に配置された両間柱にねじで固定される固定部と、前記両固定部を繋ぐ繋ぎ部と、を備え、前記繋ぎ部には、間仕切壁に配置される機器を支持する機器支持部が設けられている間柱用固定金具に関する。
従来の間柱用固定金具では、特許文献1に示すように、両固定部の各々は、軽量形鋼製の両間柱の相対向する対向側面に当接可能な固定板から構成され、各固定板は、繋ぎ部の繋ぎ板に対して直角に折り曲げ形成されている。各固定板には、間柱の対向側面にねじの一例であるタッピンねじで固定するための取付け孔が貫通形成されている。
そして、両間柱に亘って間柱用固定金具を固定する際、一般に、間柱用固定金具の取付け位置を両間柱の対向側面にマーキングし、このマーキング位置に両固定部の固定板を当て付ける。この状態で各固定板の取付け孔に配置したタッピンねじをインパクトドライバー等の工具で捻じ込み、間柱用固定金具の両固定板を両間柱の対向側面に締め付け固定する。
特開2015−023626号公報(図13)
特許文献1に示す間柱用固定金具では、タッピンねじの捻じ込み時に、両固定部を繋ぐ繋ぎ部を一方の手で把持して、一方の固定板を一方の間柱の対向側面に対して垂直方向から押し付けている。しかし、垂直方向からの押し付けだけでは位置保持力が弱くて不安定であるため、他方の手で工具を操作してタッピンねじを捻じ込む際、軽量形鋼製の間柱に当接したタッピンねじの動き回りによって間柱用固定金具の固定板が簡単に位置ずれを起こし易く、その都度、間柱用固定金具の固定板を対向側面のマーキング位置に位置合わせし直す必要があり、固定板のねじ止め固定に手間取る不都合がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、両間柱の前面とこれに沿って取付けられる壁材との間に存在する融通に着目した合理的な改良により、両間柱に亘って能率良く簡便に固定することのできる間柱用固定金具を提供する点にある。
本発明による第1の特徴構成は、間仕切壁構築箇所に配置された両間柱にねじで固定される固定部と、前記両固定部を繋ぐ繋ぎ部と、を備え、前記繋ぎ部には、間仕切壁に配置される機器を支持する機器支持部が設けられている間柱用固定金具であって、
前記両固定部の各々は、前記両間柱の相対向する第1側面に当接可能な第1固定板と、当該第1固定板の端部に連続する状態で前記両間柱における前記第1側面と直交する前面側の第2側面に当接可能な第2固定板と、当該第2固定板の端部に連続する状態で前記両間柱における前記第2側面と直交する第3側面に当接可能な第3固定板と、を備え、前記第1固定板と第3固定板との対向面間の間隔が、前記間柱の第1側面と第3側面との外面間寸法よりも小に構成され、さらに、前記両固定部の少なくとも前記両第2固定板には、前記ねじの取付け孔が形成されている点にある。
上記構成によれば、繋ぎ部の両側に位置する両固定部を、第1固定板と第2固定板と第3固定板とをもって略コの字状に構成し、この略コの字状の両固定部を、間仕切壁構築箇所に配置された両間柱に対して前面側から嵌合装着する。このとき、各固定部の第1固定板と第3固定板との対向面間の間隔が、間柱の第1側面と第3側面との外面間寸法よりも小に構成されているので、各固定部の第1固定板と第3固定板との対向面間で間柱の第1側面と第3側面とを挟持し、間柱用固定金具の両固定部が両間柱の設定取付け位置に挟持状態で仮保持される。
しかも、両間柱に挟持保持された各固定部においては、第1固定板が両間柱の相対向する第1側面に当接し、この第1固定板の端部に連続する第2固定板が、第1側面の端部に連続する前面側の第2側面に当接し、この第2固定板の端部に連続する第3固定板が、第2側面の端部に連続する第3側面に当接しているので、ねじの捻じ込み時の動き回りに起因する外力が作用しても、両間柱に挟持状態で仮保持された間柱用固定金具の傾動等を抑制することができる。
さらに、両固定部の少なくとも両第2固定板には、ねじの取付け孔が形成されているのもで、間柱に対する固定部のねじ止め操作を前方側の広い空間において無理のない姿勢で容易に行うことができる。
また、間柱の前面側の第2側面とこれに沿って取付けられる壁材との間には若干の融通が存在するため、間柱の第2側面に固定部の第2固定板が配置されていても、壁材の取付けに影響を及ぼすことはない。
したがって、間柱の前面とこれに沿って取付けられる壁材との間に存在する融通に着目した上述の合理的な構成により、両間柱に対する間柱用固定金具の位置保持の容易化と確実化を図ることができ、且つ、両間柱の前面側から無理のない姿勢で容易にねじ止め操作することができるので、間柱用固定金具を両間柱に亘って能率良く簡便に固定するこができる。
本発明による第2の特徴構成は、前記固定部の第1固定板と前記繋ぎ部の繋ぎ板とを折り曲げる折り曲げ部位には、前記繋ぎ部に支持される前記機器の種類に応じて折り曲げ位置を複数に選択変更可能な折り曲げ選択部が設けられている点にある。
上記構成によれば、両間柱に亘って間柱用固定金具を固定する際、その施工現場において、繋ぎ部に支持される機器の種類によって変動する大きさや形状等に応じて、固定部の第1固定板と繋ぎ部の繋ぎ板とを折り曲げる折り曲げ部位に設けられている折り曲げ選択部での折り曲げ位置を選択することができるので、機器の種類に応じた適切な取付けを容易に実施することができる。
本発明による第3の特徴構成は、前記各固定部の第3固定板には、前記間柱に対して前記固定部が所定の嵌合装着状態にあるとき、前記間柱の被係合部に抜け止め状態で係合する係合部が形成されている点にある。
上記構成によれば、間柱用固定金具の両固定部が両間柱に所定姿勢で嵌合装着されたとき、各固定部の第3固定板に形成された係合部が間柱の被係合部に抜け止め状態で係合するため、両間柱に対する間柱用固定金具の仮保持力を高めることができる。
両間柱に対する間柱用固定金具の取付け説明図 両間柱に仮保持された間柱用固定金具の前方側斜視図 両間柱に仮保持された間柱用固定金具の後方側斜視図 両間柱に仮保持された間柱用固定金具の平面図 間柱用固定金具の分離状態の斜視図 間柱用固定金具の前方側斜視図 間柱用固定金具の後方側斜視図 間柱用固定金具の平面図(a)、左側面図(b)、正面図(c)、右側面図(d)、底面図(e)
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、間仕切壁構築箇所に所定間隔をおいて配置された軽量形鋼製の両間柱1間に、軽量間仕切壁Wの内部に配置される配線ボックスやスイッチ等の機器2(図2参照)を支持する金属製の間柱用固定金具Aを取付ける取付け手順を示す。図2〜図4は、両間柱1間に亘って間柱用固定金具Aを仮保持させた状態を示す。
軽量間仕切壁Wは、図1、図2に示すように、建物の間仕切壁構築予定箇所に沿って複数の間柱1を所定間隔で配置し、複数の間柱1の壁幅方向両側部に、石膏ボード等の壁材3を取付けて構成されている。尚、図1、図2においては、間柱用固定金具Aの取付けを例示する関係で片面側の壁材3のみを表示している。
また、間柱1を構成する軽量形鋼としては、従来から種々の形態のものが存在し、そのいずれの形態の軽量形鋼も好適に用いることができる。本実施形態の間柱1は、軽量形鋼の一例であるリップ溝形鋼が用いられている。このリップ溝形鋼製の間柱1は、図1〜図4に示すように、壁幅方向に沿う底板部1Aと、当該底板部1Aの壁幅方向両側から壁面方向に沿って直角に折り曲げ形成される一対の側板部1Bと、両側板部1Bの先端から壁幅方向の内方側に直角に折り曲げ形成される一対のリップ部1Cとから構成されている。リップ部1Cは、図4に示すように、その先端側が間柱1の内部空間側に突出する状態で平面視において略L字状に屈曲形成され、両リップ部1C間には、間柱1の全長に亘って開口する開口部1Dが形成されている。
また、底板部1Aの壁幅方向中央部分は、壁幅方向両端部分よりも間柱1の内部空間側に窪み形成され、この窪み形成された壁幅方向中央部分と壁幅方向両端部分との境界箇所に上下方向に沿う段差1Eが形成されている。この底板部1Aの段差1Eの形成位置とリップ部1Cの先端部1cの位置とが一致又は略一致する。底板部1Aの段差1E及びリップ部1Cの先端部1cは、後述の被係合部31を構成する。
本実施形態においては、複数の間柱1は、開口部1Dが壁面方向の一側方(図1、図4における右側)に位置する状態で配置されている。そのため、図1、図4において、左側の間柱1のリップ部1Cと右側の間柱1の底板部1Aとが壁面方向で相対向することになり、このリップ部1Cの外側面と底板部1Aの外側面との各々が、壁面方向で相対向する第1側面Faを構成することになる。
また、左側の間柱1の両側板部1Bと右側の間柱1の両側板部1Bとのうち、図1、図2において、壁材3が取付けられていない手前側の両側板部1Bの外面の各々が、第1側面Faの端部に直角に連続する前面側の第2側面Fbを構成することになる。
さらに、図1、図4において、左側の間柱1の底板部1Aの外側面と右側の間柱1のリップ部1Cの外側面の各々が、第2側面Fbの端部に直角に連続する第3側面Fcを構成することになる。
次に、間柱用固定金具Aについて詳述する。
間柱用固定金具Aは、図1、図5〜図8に示すように、両間柱1に取付けねじの一例であるタッピンねじ4で固定される板金製の一対の固定部A1と、両固定部A1を繋ぐ伸縮自在な板金製の繋ぎ部A2と、を備えている。
両固定部A1の各々は、図2〜図4に示すように、両間柱1の相対向する第1側面Faに当接可能な第1固定板11と、当該第1固定板11の他端部に連続する状態で両間柱1の前面側の第2側面Fbに当接可能な第2固定板12と、当該第2固定板12の他端部に連続する状態で両間柱1の第3側面Fcに当接可能な第3固定板13と、を備えている。
両固定部A1の第1固定板11の一端部は、繋ぎ部A2を構成する伸縮自在な第1繋ぎ板21及び第2繋ぎ板22の各端部に連続形成され、両第1固定板11は、第1繋ぎ板21及び第2繋ぎ板22に対して略直角に折り曲げ形成されている。
図2〜図4に示すように、各固定部A1の第1固定板11と第2固定板12は略直角に折り曲げ形成されている。第3固定板13は、第1固定板11及び第2固定板12よりも短く、且つ、間柱1のリップ部1Cよりも長く構成されている。この第3固定板13は、第2固定板12に対して90度よりも少し小なる角度で折り曲げ形成されている。この構成により、各固定部A1は、平面視で略コの字状に構成され、両間柱1に対して前面側から嵌合装着可能に構成されている。
図8に示すように、第1固定板11と第3固定板13の先端側部位との間の最小対向面間隔(後述の係合部32の形成位置が最小対向面間隔となる)L1は、図3に示す間柱1の第1側面Faと第3側面Fcとの外面間寸法L3よりも小に構成されている。また、図8に示すように、第1固定板11と第3固定板13の基端側部位との間の最大対向面間隔L2は、図3に示す間柱1の第1側面Faと第3側面Fcとの外面間寸法L3と同一に構成されている。
そして、図1に示すように、繋ぎ部A2の両側に位置する両固定部A1を上述のようにコの字状に構成し、このコの字状の両固定部A1を、間仕切壁構築箇所に配置された両間柱1に対して前面側から嵌合装着する。このとき、各固定部A1の第1固定板11と第3固定板13との最小対向面間隔L1が、間柱1の第1側面Faと第3側面Fcとの外面間寸法L3よりも小に構成されているので、各固定部A1の第1固定板11と第3固定板13との対向面間で間柱1の第1側面Faと第3側面Fcとが挟持され、図2〜図4に示すように、間柱用固定金具Aの両固定部A1が両間柱1の設定取付け位置に挟持状態で仮保持される。
しかも、図2〜図4に示すように、両間柱1に挟持保持された各固定部A1においては、第1固定板11が両間柱1の相対向する第1側面Faに当接し、この第1固定板11の端部に連続する第2固定板12が、第1側面Faの端部に連続する前面側の第2側面Fbに当接し、この第2固定板12の端部に連続する第3固定板13が、第2側面Fbの端部に連続する第3側面Fcに当接しているので、タッピンねじ4の捻じ込み時の動き回りに起因する外力が作用しても、両間柱1に挟持状態で仮保持された間柱用固定金具Aの傾動等を抑制することができる。
図2〜図4に示すように、各固定部A1の第3固定板13のうち、被係合部31を構成する底板部1Aの段差1E及びリップ部1Cの先端部1cに対応する部位には、間柱1側にV字状に突出する係合部32が形成されている。
そのため、間柱用固定金具Aの両固定部A1が両間柱1の設定取付け位置に挟持状態で仮保持されると、図1〜図4に示すように、左側の間柱1と一方の固定部A1との嵌合装着部位においては、固定部A1の第3固定板13の係合部32が、間柱1の底板部1Aの一方の段差1Eをもって構成される被係合部31に抜け止め状態で係合する。右側の間柱1と他方の固定部A1との嵌合装着部位においては、固定部A1の第3固定板13の係合部32が、右側の間柱1における一方のリップ部1Cの先端部1cをもって構成される被係合部31に抜け止め状態で係合する。この構成により、両間柱1に対する間柱用固定金具Aの仮保持力を高めることができる。
図1〜図4に示すように、各固定部A1の第1固定板11の一箇所には、当該第1固定板11をタッピンねじ4で間柱1の第1側面Faに捻じ込み固定するための第1取付け孔41が形成されている。第2固定板12の長手方向三箇所には、当該第2固定板12をタッピンねじ4で間柱1の第2側面Fbに捻じ込み固定するための第2取付け孔42が形成されている。本実施形態では、一つの第1取付け孔41と三つの第2取付け孔42とを使用することができるが、その使用数は作業者が選択することになる。
また、第2固定板12に形成されている第2取付け孔42を使用する場合には、タッピンねじ4のねじ込み操作を前方側の広い空間において無理のない姿勢で容易に行うことができる。
図6〜図8に示すように、一方の固定部A1の第1固定板11と繋ぎ部A2の第1繋ぎ板21との間の折り曲げ部位、及び、他方の固定部A1の第1固定板11と繋ぎ部A2の第2繋ぎ板22との間の折り曲げ部位には、繋ぎ部A2に支持される機器2の種類によって変動する大きさや形状等に応じて折り曲げ位置を複数に選択変更可能な折り曲げ選択部51が設けられている。折り曲げ選択部51は、各折り曲げ部位の長手方向の複数個所に形成された折り曲げ用脆弱部51aから構成されている、本実施形態では、各折り曲げ部位の長手方向の三箇所の各々に、折り曲げ用脆弱部51aの一例である板幅方向に沿う二つの長孔を形成して構成されている。
上記構成により、両間柱1に亘って間柱用固定金具Aを固定する際、その施工現場において、繋ぎ部A2に支持される機器2の種類によって変動する大きさや形状等に応じて、固定部A1の第1固定板11と繋ぎ部A2の第1繋ぎ板21及び第2繋ぎ板22との間の折り曲げ部位に設けた折り曲げ選択部51で折り曲げ位置を選択することができるので、機器2の種類に応じた適切な取付けを容易に実施することができる。
そのため、施工現場に搬入される間柱用固定金具Aは、一方の固定部A1の第1固定板11と繋ぎ部A2の第1繋ぎ板21との間の折り曲げ部位、及び、他方の固定部A1の第1固定板11と繋ぎ部A2の第2繋ぎ板22との間の折り曲げ部位が折り曲げ加工されていない状態にあり、各施工現場において、機器2の種類に応じて折り曲げ選択部51の折り曲げ用脆弱部51aが選択される。本実施形態では、図1〜図4に示すように、長手方向中央位置の折り曲げ用脆弱部51aで折り曲げ形成されている。
図5〜図7に示すように、繋ぎ部A2の第1繋ぎ板21の幅方向両側縁部には、それの長手方向に沿って横断面略Uの字状に折り曲げられた一対の外側摺動案内部23が形成されている。繋ぎ部A2の第2繋ぎ板22の幅方向両側縁部には、外側摺動案内部23の内寸法に相当する大きさで長手方向に沿って横断面略Uの字状に折り曲げられた一対の内側摺動案内部24が形成されている。
第1繋ぎ板21の両外側摺動案内部23内に第2繋ぎ板22の両内側摺動案内部24が摺動自在に嵌合されている。
繋ぎ部A2の第1繋ぎ板21における外側摺動案内部23の形成領域、及び、第2繋ぎ板22における内側摺動案内部24の形成領域が、機器2を支持する機器支持部に構成されている。この機器支持部を構成する第1繋ぎ板21の幅方向中央位置及び第2繋ぎ板22の幅方向中央位置には、機器2を取付けるため複数個の長孔25,26が長手方向に沿って所定ピッチで形成されている。
図1、図2に示す軽量間仕切壁Wにおいては、両間柱1の前面側の第2側面Fbとこれに沿って取付けられる壁材3との間には若干の融通が存在するため、両間柱1の第2側面Fbに両固定部A1の第2固定板12が配置されても、壁材3の取付けに影響を及ぼすことはない。
〔その他の実施形態〕
(1)上述の実施形態では、両固定部A1を繋ぐ繋ぎ部A2を、伸縮自在な二分割構造の第1繋ぎ板21と第2繋ぎ板2から構成したが、この構成に限定されるものではない。例えば、繋ぎ部A2を、伸縮自在な三分割構造に構成してもよい。さらに、両間柱1の対向面間隔が一定に構成されている施工現場においては、両固定部A1を伸縮不能な繋ぎ部A2で一体に構成した間柱用固定金具Aを用いてもよい。
(2)上述の実施形態では、繋ぎ部A2の機器支持部に、機器2を取付けるため複数個の長孔25,26を形成したが、この構成に限定されるものではない。機器2を支持することのできる構造であれば、如何なる支持構造を用いてもよい。
1 間柱
4 ねじ(タッピンねじ)
11 第1固定板
12 第2固定板
13 第3固定板
21 繋ぎ板(第1繋ぎ板)
22 繋ぎ板(第2繋ぎ板)
31 被係合部
32 係合部
42 取付け孔(第2取付け孔)
51 折り曲げ選択部
A1 固定部
A2 繋ぎ部
Fa 第1側面
Fb 第2側面
Fc 第3側面
L1 対向面間隔(最小対向面間隔)
L3 外面間寸法
W 間仕切壁(軽量間仕切壁)

Claims (3)

  1. 間仕切壁構築箇所に配置された両間柱にねじで固定される固定部と、前記両固定部を繋ぐ繋ぎ部と、を備え、前記繋ぎ部には、間仕切壁に配置される機器を支持する機器支持部が設けられている間柱用固定金具であって、
    前記両固定部の各々は、前記両間柱の相対向する第1側面に当接可能な第1固定板と、当該第1固定板の端部に連続する状態で前記両間柱における前記第1側面と直交する前面側の第2側面に当接可能な第2固定板と、当該第2固定板の端部に連続する状態で前記両間柱における前記第2側面と直交する第3側面に当接可能な第3固定板と、を備え、前記第1固定板と前記第3固定板の先端側部位との対向面間の間隔が、前記間柱の前記第1側面と前記第3側面との外面間寸法よりも小に構成され、さらに、前記両固定部の少なくとも前記両第2固定板には、前記ねじの取付け孔が形成されている間柱用固定金具。
  2. 前記固定部の第1固定板と前記繋ぎ部の繋ぎ板とを折り曲げる折り曲げ部位には、前記繋ぎ部に支持される前記機器の種類に応じて折り曲げ位置を複数に選択変更可能な折り曲げ選択部が設けられている請求項1記載の間柱用固定金具。
  3. 前記各固定部の第3固定板には、前記間柱に対して前記固定部が嵌合装着されたとき、前記間柱の被係合部に抜け止め状態で係合する係合部が形成されている請求項1又は2記載の間柱用固定金具。
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