JP6909559B2 - Oph活性増強剤 - Google Patents

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本発明は、酸化蛋白質を分解する生体内酵素である酸化蛋白質分解酵素(oxidized protein hydrolase:OPH)の活性を増強させるOPH活性増強剤、及び、当該OPH活性増強剤を含有する飲食品や医薬品などに関する。
OPHは、蛋白のN末端アシル化アミノ酸を遊離するセリンプロテアーゼの一種で、アシルアミノ酸遊離酵素(acylamino-Acid Releasing Enzyme:AARE)、アシル化ペプチド分解酵素(acylpeptide hydrolase:APH)などとも言われている。また、OPHは、アシル化だけでなく、ホルミル化(Formyl)、アセチル化(Acetyl)、ブチル化(Butyl)、プロピル化(Propyl)された蛋白質のN末端アミノ酸に対しても作用する。
OPHはブタ肝臓、ラット脳、ヒト血液、角層などの生体組織に広く存在している。OPHは酸化蛋白質や糖化蛋白質を優先的に分解するとともにプロテアソームと協働して老化蛋白質を分解すること、アルツハイマー病の原因であるアミロイドβ蛋白質を減少させることが報告されている。またOPHがAGEs(終末糖化産物)を分解することも確認されている。これらのことから生体中のOPHの活性を増強させることは、老化蛋白質の分解を促進し、老化や疾患を予防・治療できる可能性がある。
国際公開番号WO2011/004733
上記の事情を鑑み、本発明は、OPHの活性を増強させるOPH活性増強剤を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための手段として、以下の発明などを提供する。すなわち、メトキシフラボノイドを含有するOPH活性増強剤を提供する。また、フラボノイド骨格のA環又は/及びB環にメトキシ基を有するメトキシフラボノイド含有するOPH活性増強剤を提供する。また、前記OPH活性増強剤を含有する食品、食品添加物、医薬品、医薬部外品及び化粧品を提供する。
本発明により、酸化蛋白質を分解する生体内酵素であるOPHの活性を増強させるOPH活性増強剤などを提供することができる。
フラボノイドの基本骨格を示す図 試験に用いた各試料についての構造などを示す図 各試料のOPH活性増強作用を示す図
以下、本発明の実施例について説明する。なお、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるべきものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得る。
<実施例>
<構成>
本実施例に係るOPH活性増強剤は、メトキシフラボノイドを有効成分として含有するOPH活性増強剤である。「OPH活性増強剤」とは、酸化蛋白質の分解酵素であるOPHの酸化蛋白質分解活性(以下、単にOPH活性)を増強させる剤を意味する。
「メトキシフラボノイド」とは、メトキシ基(構造式がCH3O-と表わされる1価の官能基)を有するフラボノイドである。図1は、フラボノイドの基本骨格を示す図である。フラボノイドとは、ベンゼン環2個(図1におけるA環とB環)を3個の炭素原子でつないだジフェニルプロパン構造を有するフェニル化合物群の総称である。
フラボノイドは、C環の構造の差異により、フラボン類、フラボノール類、イソフラボン類などに分類される。


本実施例におけるOPH活性増強剤は、さらに既知の方法を用いることにより、当該OPH活性増強剤を含有する食品、食品添加物、医薬品、医薬部外品、化粧品などとして提供することが可能である。
例えば、医薬品とする場合には、本実施例のOPH活性増強剤を粉体や粒体としカプセルに充填したり、あるいは、賦形剤、結合剤、崩壊剤などを添加して打錠機等を用いて製造することができる。また、食品とする場合には、各植物を適宜乾燥や破砕等を湯で煮出すことで提供できる。また、医薬品のようにカプセルや錠剤のような形態で提供してもよいし、他の飲料、調味料、菓子等の各種の食品にOPH活性増強剤を添加した態様で提供することもできる。
また、美容液、クリーム、ローションなどの化粧品とすることもできる。例えば、美容液とする場合には、本実施例のOPH活性増強剤の他、水、コメヌカ油、ペンチレングリコール、グリセリン、スクワラン、パルミチン酸セチル、ダイマージリノール酸などを主成分とし、ヒアルロン酸Na、水添ナタネ油アルコール、カルボマー、キサンタンガム、水酸化カリウム、ジメチコン、ポリソルベート−60、ステアリン酸グリセリル、水添ヒマシ油、フェノキシエタノール、尿素、アルギニン、アルブチン、クエン酸などを添加剤とする。そして、各成分を水溶性原料・油溶性原料に分けて溶解してから、それらを加熱して混合・乳化する。これを冷却しながらエキスなどの添加物を配合し、さらに低温になったところで精油や香料などの揮発性の高いものを添加する。その後、所定の安全性の検査(菌、pH、温度安定性、粘度等)を行い、瓶などに充填して製品として提供することができる。
<試験>
本試験は、OPHとその反応基質であるN-Acetyl-L-alanine p-nitro-anilide(AAPA)との反応系に試料溶液を添加し、OPHの酵素反応への影響を評価するものである。
(試料)
本試験に用いた試料は、以下の通りである。
メトキシフラボン類として
(試料1)4',5,7-trihydroxy-3',5'-dimethoxyflavone (tricin:トリシン)
(試料2)3,5,7,3',4'-pentamethoxy flavone(3,5,7,3',4'-ペンタメトキシフラボン)
(試料3)3,5,7,4'-tetramethoxy flavone(3,5,7,4'-テトラメトキシフラボン)
(試料4)3,5,7-trimethoxy flavone(3,5,7-トリメトキシフラボン)
(試料5)5,7,4'-trimethoxy flavone(5,7,4'-トリメトキシフラボン)
(試料6)5,7-dimethoxy flavone(5,7-ジメトキシフラボン)
(試料7)5,6,7,3',4'-pentamethoxy flavone (sinensetin:シネンセチン)
(試料8)5,6,7,8,3',4'-hexamethoxy flavone (nobiletin:ノビレチン)
(試料9)5,6,7,8,4'-pentamethoxy flavone (tangeretin:タンゲレチン)
フラボン類として、(試料10)ルテオリン-7-O-グルコシド、(試料11)アストラガリン、(試料12)ルチン、(試料13)イソクェルシトリンを用いた。また、フラバン-3-オール類(フラバノール類)として、(試料14)エピガロカテキンガレート、(試料15)(+)カテキンを用いた。図2は上述した15の各試料についての構造などを示す図である。
(方法)
OPHとしてacylamino-acid releasing enzyme (AARE)、OPHの反応基質としてN-acetyl-L-alaninep-nitroanilide(AAPA) 溶液を使用した。測定にはOPHを0.01U/mL、0.005U/mL、0.001U/mLに調製して使用した。96ウェルマイクロプレートの各wellにOPH、AAPA、試料溶液を混合添加し、37℃に設定したインキュベーター内で4時間反応させた反応液の405nmにおける吸光度をマイクロプレートリーダーで測定した。
OPHの活性は1時間当たりの吸光度変化量(反応速度)を求めた。同時にreference(Ref)として試料無添加時の反応速度を求め、下記の式1に従ってRefの反応速度を100%とした時の活性増強作用を算出した。OPH活性増強作用ネガティブコントロールにはエピガロカテキンガレート(EGCg)を使用した。
(式1)OPH活性増強作用(%)=(試料のOPH反応速度/RefのOPH反応速度) ×100
(結果)
各試料のOPH活性増強作用を図3に示す。なお、結合する官能基は、以下の通りである。H:水素、OH:ヒドロキシ(hydroxy)基、MeO:メトキシ(methoxy)基、Glc:グリコシル(glycosyl)基、Gal:ガレート(gallate)基。
図示するように、OPH活性増強作用はメトキシフラボン類にみられ、フラボン類、フラバン-3-オール類にはみられなかった。メトキシフラボン類のOPH活性増強作用は、メトキシ基がB環よりもA−C環に結合していると活性増強作用が強かった。またOPH活性増強作用はA−C環におけるメトキシ基の位置が3位<5位・7位<6位・8位の順に影響が大きかった。
以上の結果から、フラボノイドによるOPH活性増強作用にはメトキシフラボンが有用であり、特にメトキシ基がA−C環に結合していること、さらにメトキシ基がA−C環の5位・7位および6位・8位へ結合していることが有用であった。
また、上記結果より、メトキシ基を有するフラボン類以外のフラボノイドについてもOPH活性増強作用が期待できる。
<効果>
メトキシフラボノイドの一つであるメトキシフラボン類には優れたOPH活性増強作用を有することが認められた。酸化蛋白質を分解する生体内酵素であるOPHの活性を増強させるOPH活性増強剤などを提供することができる。

Claims (6)

  1. 3,5,7,3',4'‐ペンタメトキシフラボン、3,5,7,4'−テトラメトキシフラボン、3,5,7−トリメトキシフラボン、5,7,4'−トリメトキシフラボン、5,7−ジメトキシフラボン、シネンセチン、ノビレチン、タンゲレチンのいずれか一以上を含有するOPH活性増強剤。
  2. 請求項1に記載のOPH活性増強剤を含有するOPH活性増強用医薬品。
  3. 請求項1に記載のOPH活性増強剤を含有するOPH活性増強用医薬部外品。
  4. 請求項1に記載のOPH活性増強剤を含有するOPH活性増強用食品。
  5. 請求項1に記載のOPH活性増強剤を含有するOPH活性増強用食品添加物。
  6. 請求項1に記載のOPH活性増強剤を含有するOPH活性増強用化粧品。
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