JP6908487B2 - 表面処理方法及び装置 - Google Patents
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Description
特許文献1には、大気圧プラズマで生成したフッ化水素(HF)を含むプロセスガスをシリコンウェハーやガラスに接触させてエッチングすることが記載されている。
特許文献2には、ガラス基板を大気圧プラズマ洗浄した後、エッチングすることで、粗さ(Ra)の不均一性を改善することが記載されている。
特許文献3には、液体HFを気化させたHFガスと窒素を混合してガラス基板に接触させ、凹凸を形成することが記載されている。
特許文献4には、ガラス基板を大気圧プラズマプロセスで化学処理し、所定の表面粗さにすることが記載されている。
本発明は、かかる考察に鑑み、前記混合成分に代わる表面粗さ制御物質を利用して、表面粗さを能動的に制御することを目的とする。
フッ素系反応成分を含有する反応性流体を前記被処理基板に接触させるエッチング工程と、
前記エッチング工程に先立って、前記フッ素系反応成分が前記被処理基板の表面成分と相互作用可能な厚み又は面密度の表面粗さ制御物質によって、前記被処理基板の少なくとも被処理領域をマスクするマスク工程と、
を備えたことを特徴とする。
本発明装置は、シリコン含有物を含む被処理基板を表面処理する装置であって、
フッ素系反応成分を含有する反応性流体を前記被処理基板に接触させるエッチング処理部と、
前記フッ素系反応成分が前記被処理基板の表面成分と相互作用可能な厚み又は面密度の表面粗さ制御物質によって、前記接触前の前記被処理基板の少なくとも被処理領域をマスクするマスク処理部と、
を備えたことを特徴とする。
前記表面粗さ制御物質が、目標の表面粗さに応じた極性の有機化合物を含むことが好ましい。
前記表面粗さ制御物質が、ポリスチレン(PST)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリエチレングリコール(PEG)からなる群から選択される少なくとも1つを含むことが好ましい。
前記表面粗さ制御物質は、ヒドロキシル基、フェニル基、ビニル基、エステル基その他の原子団であってもよい。前記表面粗さ制御物質としてのヒドロキシル基、フェニル基、ビニル基、エステル基その他の原子団によって前記被処理基板の被処理領域を修飾(マスク)してもよい。
前記表面粗さ制御物質は、完全に電離した状態の陽イオン(アニオン)、或いは陰イオン(カチオン)であってもよい。
シリコン含有物としては、SiO2、SiN、Si、SiC、SiOC等が挙げられる。
フッ素系反応成分は、前記シリコン含有物と反応可能な化合物であり、HF、COF2等が挙げられる。
<第1実施形態>
図1に示すように、本発明形態の被処理基板は、液晶パネル用のガラス基板9である。ガラス基板9は、SiO2等のシリコン含有物を含む。ガラス基板9における、接触帯電を抑制すべき裏面(図1において下面)の全域が、被処理領域9aとなっている。該被処理領域9aを表面処理装置1によってエッチング(表面処理)することで、被処理領域9aに所望の表面粗さ(凹凸)を付与する。
なお、ガラス基板9の表面(図1の上面)は、TFTなどの素子が形成される素子形成面であり、非処理領域9bである。
エッチング処理部10は、ノズル部11と、HF生成部30と、搬送手段40を含む。
HF生成部30は、互いに対向する一対の電極31,31を含む。図示は省略するが、少なくとも片方の電極31の対向面には、アルミナ(Al2O3)などの固体誘電体が設けられている。一対の電極31,31どうし間の空間35の内圧は、大気圧近傍である。
電源33からの電圧供給によって、一対の電極31間に大気圧近傍のグロー放電が生成され、電極間空間35が放電空間となる。
なお、放電形式は、グロー放電に限られず、アーク放電、コロナ放電などであってもよい。
フッ素含有ガスとしては、CF4、C2F4、C2F6、C3F8等のPFC(パーフルオロカーボン)、CHF3、CH2F2、CH3F等のHFC(ハイドロフルオロカーボン)、SF6、NF3、XeF2、その他のフッ素含有化合物が挙げられる。ここでは、フッ素含有ガスとして、CF4が用いられている。
キャリアガスとしては、ヘリウム、アルゴン、ネオン、キセノン等の希ガス、窒素、その他の不活性ガスが挙げられる。ここでは、キャリアガスとして、例えば窒素(N2)が用いられている。キャリアガスは、フッ素含有ガスを搬送する機能の他、フッ素含有ガスを希釈する希釈ガスとしての機能、及び放電空間35における放電生成ガスとしての機能等を有している。
フッ素含有原料ガスが、放電空間35においてプラズマ化(励起、活性化、ラジカル化、イオン化などを含む)されることで、フッ素含有ガス(CF4)が分解されて、フッ素系反応成分であるフッ化水素(HF)が生成される。これによって、フッ素含有原料ガスからフッ化水素を含む反応性ガス(反応性流体)が生成される。フッ化水素の生成反応式は、例えば下式である。
CF4+2H2O→4HF+CO2 (式1)
ノズル部11は、図1の紙面直交方向に沿う幅方向に延びる容器状になっている。ノズル部11の上面に吹出口12が設けられている。吹出口12は、幅方向(図1の紙面直交方向)に延びるスリット状になっている。吹出口12の長さは、ガラス基板9の幅寸法(図1の紙面直交方向の寸法)と同程度か、それより少し大きい。
なお、図示は省略するが、処理空間15の幅方向の両端部(図1の紙面手前側の端部及び奥側の端部)は、一対の端壁によって塞がれている。
前記幅方向と直交する搬送方向(図1において左右)における、処理空間15の両端部は開口されて、外部に連なっている。これによって、処理空間15の内圧が、大気圧近傍になっている。搬送方向(図1において左右)における処理空間15の中央部には吹出口12が連通され、両側部には吸込口13が連通されている。
<マスク工程>
エッチング処理部10によるエッチング処理に先立ち、図1の仮想線に示すように、マスク処理部20によってマスク工程を行なう。マスク工程では、ガラス基板9の被処理領域9aを表面粗さ制御物質によってマスクする。
表面粗さ制御物質は、目標の表面粗さRaに応じた極性の有機化合物を含むことが好ましい。
表面粗さ制御物質は、ポリスチレン(PST)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリエチレングリコール(PEG)から選択された少なくとも1つを含むことが好ましい。
これらの有機化合物を極性の高い順に並べると、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)となる。
前記有機化合物からなる表面粗さ制御物質は、溶媒に溶解させておくことが好ましい。
溶媒としては、水、エタノール、アセトン、クメンなどが挙げられる。
次いで、スピンテーブル22を高速回転駆動することで、ガラス基板9を高速回転させる。
次いで、滴下ノズル23から前記表面粗さ制御物質の溶液24を被処理領域9aの中央部に滴下し、高速回転の遠心力で被処理領域9aに行き渡らせる。
これによって、被処理領域9aが、表面粗さ制御物質によるマスクで覆われる。
具体的には、表面粗さ制御物質によるマスクの厚みは、オングストロームオーダーであることが好ましく、5オングストローム〜1000オングストロームであることがより好ましい。
目標の表面粗さRaに応じて、マスクの厚みを調節してもよい。
次に、ガラス基板9をエッチング処理部10へ送る。
エッチング処理部10においては、HF生成部30でのフッ素含有原料ガスのプラズマ化によって、フッ化水素(HF)を含む反応性ガスが生成される。該反応性ガスが、反応性ガス供給路36を経てエッチング処理部10に送られ、吹出口12から処理空間15に供給される(反応性ガス供給工程)。
処理空間15内においてガラス基板9の裏面(図1において下面)すなわち被処理領域9aに反応性ガスが接触する。これによって、反応性ガス中のフッ化水素(HF)と、被処理領域9aにマスクされた表面粗さ制御物質との相互作用が起き、更には、前記フッ化水素と、被処理領域9aにおけるシリコン(Si)等の表面成分との相互作用が起き、被処理領域9aが所望の表面粗さRaにエッチングされる。反応式は、例えば下式である。
SiO2+4HF+H2O→SiF4+3H2O (式2)
同じマスク材料(表面粗さ制御物質)であっても、マスクの厚みを調節することによって、表面粗さRaを制御できる。
要するに、マスク工程で導入した表面粗さ制御物質と反応性ガス中のフッ化水素との相互作用を利用して、前記フッ化水素とガラス基板9との相互作用を制御することで、ガラス基板9の表面粗さRaを制御することができる。
これに対し、ポリスチレンなどの極性の低い有機マスクの場合、前記引き寄せが起きにくい。そのため、フッ化水素(HF)が有機マスクの分子間又は原子間を透過してガラス基板9の表面まで到達しやすい。したがって、ガラス基板9の表面のうち、前記有機マスクの分子又は原子の陰になっていない箇所ではエッチング反応が進み、陰になっている箇所ではエッチング反応が抑えられ、その結果、表面粗化(凹凸形成)が促進されるものと考えられる。
したがって、アルミニウムなどの混合成分が少なく表面粗化しにくい組成のガラス基板9の場合、ポリスチレンなどの極性の低い有機マスクを用いることで、確実に表面粗化できる。
逆に粗化され過ぎる組成のガラス基板9については、ポリエチレングリコールなどの極性の高い有機マスクを用いることで、粗化を抑制できる。
液晶パネル用のガラス基板9においては、接触帯電を抑制すべき裏面9aには極性の低いマスク材料を被膜し、TFTなどの素子が形成される表面9bには極性の高いマスク材料を被膜しておいてもよい。そうすることで、裏面9aの表面粗さRaを高めるとともに、表面9bは粗化を抑制できる。
<マスク除去工程>
前記エッチング処理後、ガラス基板9を水洗いする。前記有機マスクは、エッチングによって形成された凸部の頂点上に載った状態であるから、水洗によってガラス基板9から簡単に除去できる。
<第2実施形態>
図3は、本発明の第2実施形態を示したものである。第2実施形態では、マスク処理部として、スリットコーター25が用いられている。スリットコーター25は、タンク25aと、コーターノズル25bを含む。タンク25aからノズル25bへ、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)等の有機マスク材料が供給される。
図4は、本発明の第3実施形態を示したものである。第3実施形態では、マスク処理部として、ロールコーター26が用いられている。ロールコーター26は、搬送手段40におけるノズル部11より搬送方向の上流側(図4において右側)の部分に介在されている。
ロールコーター26は、タンク26aと、コーターロール26bを含む。タンク26aにポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)等の有機マスク材料が溜められている。
コーターロール26bが搬送手段40の他の搬送コロ41と同期して回転されることで、ガラス基板9の被処理領域9aに有機マスク材料が塗布される。
図5は、本発明の第4実施形態を示したものである。第4実施形態では、マスク処理部として、蒸着処理部27が用いられている。蒸着処理部27は、搬送手段40におけるノズル部11より搬送方向の上流側(図5において右側)の部分に介在されている。
蒸着処理部27は、蒸着槽27aと、ヒーター27bを含む。蒸着槽27aにポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)等の有機マスク材料が溜められている。
図6は、本発明の第5実施形態を示したものである。第5実施形態では、マスク処理部として、噴霧器28が用いられている。噴霧器28は、タンク28aと、噴霧ノズル28bを含む。タンク28aから噴霧ノズル28bへ、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)等の有機マスク材料が供給される。
図7は、本発明の第6実施形態を示したものである。第6実施形態では、マスク処理部として、プラズマ処理部50が用いられている。プラズマ処理部50は、搬送手段40におけるノズル部11より搬送方向の上流側(図7において右側)の部分に介在されている。
プラズマ処理部50は、互いに対向する一対の電極51,51を含む。図示は省略するが、少なくとも片方の電極51の対向面には、アルミナ(Al2O5)などの固体誘電体が設けられている。一対の電極51,51どうし間の空間55の内圧は、大気圧近傍である。電極間空間55には、処理ガスとして、酸素含有分子及び水素含有分子を含むガス(例えば空気)が供給される。プラズマ処理部50の吹出部54は、搬送中のガラス基板9の裏面(被処理領域9a)に向けられている。
電源53からの電圧供給によって、一対の電極51間に大気圧近傍のグロー放電が生成され、電極間空間55が放電空間となる。
なお、放電形式は、グロー放電に限られず、アーク放電、コロナ放電などであってもよい。
なお、図7のプラズマ処理部50は、処理対象のガラス基板9が放電空間55の外部に配置されるリモート式大気圧プラズマ処理装置であるが、処理対象のガラス基板9が電極間の放電空間の内部に配置されて直接プラズマ照射されるダイレクト式大気圧プラズマ処理装置を用いてもよい。
例えば、マスク方法としては、前記実施形態に挙げたものの他、UV照射、熱CVD、プラズマCVD、プラズマ重合、ゾルゲル反応、薬液処理などを適用してもよい。
エッチング方法としては、真空プラズマエッチング、ウェットエッチングなどを適用してもよい。
フッ化水素水溶液をバブリング等によって気化させたガスを反応性ガス(反応性流体)として用いてもよい。
反応性流体は、反応性ガスすなわち気体に限られず、液体でもよい。反応性流体としてHF水溶液を用いて、ウェットエッチングを行なってもよい。
<表面粗さ制御物質>
ポリエチレングリコール(PEG)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリスチレン(PST)の4種類の有機化合物を表面粗さ制御物質として用いた。
これら有機化合物をそれぞれ溶媒に溶かし、表面粗さ制御物質溶液24を得た。
ポリエチレングリコール及びポリアクリル酸の溶媒には、エタノールを用いた。
ポリメチルメタクリレート及びポリスチレンの溶媒には、クメンを用いた。
マスク処理部20としてスピンコーター21(図2)を用い、各溶液24をガラス基板9からなるサンプルに塗布し、マスクを形成した。
各溶液24の量は、0.2mlとした。
スピンコーター21の回転数は8000rpmであり、回転時間はサンプル1つあたり1minとした。
マスクの厚みは、溶液24中の表面粗さ制御物質濃度で調整し、段差計にて測定した。なお、数十オングストローム以下の厚みについては段差計では測定できないため、段差計で測定可能な厚み(数百オングストローム)が得られたときの溶液濃度(1%)に基づいて比例推定した。具体的には、マスクの厚みは、表1〜表4の通りであった。
その後、図1に示すエッチング処理部10を用い、大気圧プラズマにより発生させたフッ化水素含有ガスをサンプルに接触させた。
原料ガスの組成は下記の通り。
CF4 1slm
N2 11slm
H2O 210mg/min
サンプルの搬送速度は、7m/minであった。
<マスク除去工程>
エッチング工程後のサンプルを純水で洗浄した。
その後、原子間力顕微鏡(AFM)にて各サンプルの平均粗さ(Ra)を測定した。
測定結果は、表1〜表4及び図8の通りである。
マスクの厚みが5オングストローム〜1000オングストロームの範囲において、表面粗さ制御物質及びマスク厚によって表面粗さRaを制御可能であることが確認された。
極性の低い表面粗さ制御物質であるほど、粗さRaのピークが大きく現れた。特に、ポリスチレンにおけるピークが大きかった。
<比較例1>
比較例1として、マスク無しで、エッチング工程だけを実施例1と同一条件で行なったサンプルについて平均粗さ(Ra)を測定したところ、Ra=0.2339nmであった。
ポリエチレングリコールなどの極性の高い表面粗さ制御物質を用いることで、マスク無しの場合よりも表面粗化を抑制可能であることが確認された。
有機マスク材料(表面粗さ制御物質)として、重合度1000のポリスチレン(PST)を用いた。
なお、実施例1におけるポリスチレン(PST)の重合度は2000であった。
溶媒には実施例1と同じクメンを用いた。
実施例1と同様にして、マスク工程、エッチング工程、マスク除去工程、及び平均粗さ(Ra)の測定工程を順次行なった。
表5及び図9は、実施例1(重合度2000)と実施例2(重合度1000)の平均粗さ(Ra)の測定結果を比較したものである。
マスク厚が1000オングストローム程度であっても、重合度を低くすれば、粗化度を制御可能であることが確認された。
9 ガラス基板(被処理基板)
9a 被処理領域
9b 非処理領域
10 エッチング処理部
11 ノズル部
12 吹出口
13 吸込口
14 排気処理部
15 処理空間
16 天板
17 吸引路
20 マスク処理部
21 スピンコーター
22 スピンテーブル
23 滴下ノズル
24 表面粗さ制御物質溶液
25 スリットコーター(マスク処理部)
25a タンク
25b コーターノズル
26 ロールコーター(マスク処理部)
26a タンク
26b コーターロール
27 蒸着処理部(マスク処理部)
27a 蒸着槽
27b ヒーター
28 噴霧器(マスク処理部)
28a タンク
28b 噴霧ノズル
30 HF生成部
31 電極
32 反応性ガス原料供給部
33 電源
35 放電空間
36 反応性ガス供給路
40 搬送手段
41 コロ
50 プラズマ処理部
51 電極
55 放電空間
53 電源
54 吹出部
Claims (4)
- シリコン含有物を含む被処理基板を表面処理する方法であって、
フッ素系反応成分を含有する反応性流体を前記被処理基板に接触させるエッチング工程と、
前記エッチング工程に先立って、前記フッ素系反応成分が前記被処理基板の表面成分と相互作用可能な厚み又は面密度の表面粗さ制御物質によって、前記被処理基板の少なくとも被処理領域をマスクするマスク工程と、
を備え、前記表面粗さ制御物質が、目標の表面粗さに応じた極性の有機化合物を含むことを特徴とする表面処理方法。 - 前記表面粗さ制御物質によるマスクの厚みが、5オングストローム〜1000オングストロームであることを特徴とする請求項1に記載の表面処理方法。
- 前記表面粗さ制御物質が、ポリスチレン(PST)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリアクリル酸(PAA)、ポリエチレングリコール(PEG)からなる群から選択される少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の表面処理方法。
- シリコン含有物を含む被処理基板を表面処理する装置であって、
フッ素系反応成分を含有する反応性流体を前記被処理基板に接触させるエッチング処理部と、
前記フッ素系反応成分が前記被処理基板の表面成分と相互作用可能な厚み又は面密度の表面粗さ制御物質によって、前記接触前の前記被処理基板の少なくとも被処理領域をマスクするマスク処理部と、
を備え、前記表面粗さ制御物質が、目標の表面粗さに応じた極性の有機化合物を含むことを特徴とする表面処理装置。
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