JP6906779B1 - 半導体チップの検査方法及び装置 - Google Patents

半導体チップの検査方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6906779B1
JP6906779B1 JP2021038966A JP2021038966A JP6906779B1 JP 6906779 B1 JP6906779 B1 JP 6906779B1 JP 2021038966 A JP2021038966 A JP 2021038966A JP 2021038966 A JP2021038966 A JP 2021038966A JP 6906779 B1 JP6906779 B1 JP 6906779B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor chip
infrared light
camera
image
light image
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021038966A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022138855A (ja
Inventor
保良 鈴木
保良 鈴木
鉄男 川畑
鉄男 川畑
尚盛 松本
尚盛 松本
雄一郎 那須
雄一郎 那須
浩一 矢島
浩一 矢島
峰行 小鍛治
峰行 小鍛治
菅野 純一
純一 菅野
Original Assignee
ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社 filed Critical ヴィスコ・テクノロジーズ株式会社
Priority to JP2021038966A priority Critical patent/JP6906779B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6906779B1 publication Critical patent/JP6906779B1/ja
Publication of JP2022138855A publication Critical patent/JP2022138855A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】チップ内部に存在するクラック欠陥の検出精度を高めることが可能な半導体チップの検査方法及び装置を提供する。【解決手段】本発明による半導体チップの検査方法は、検査対象の半導体チップ2に対して斜め方向にカメラ11を設置すると共に、カメラ11の光軸に対して正反射方向に近赤外光源12を設置し、近赤外光源12から半導体チップ2に向けて近赤外光を照射しながらカメラ11で半導体チップ2の近赤外光画像を撮影し、近赤外光画像を処理して半導体チップ2の内部に存在するクラック欠陥を検査する。【選択図】図1

Description

本発明は、半導体チップの検査方法及び装置に関し、特に、半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する方法及び装置に関する。
シリコンチップに代表される半導体チップの重大な欠陥項目の一つとしてクラック欠陥が挙げられる。クラック欠陥は、チップの表面から観察可能であるとは限らず、チップ内部に留まり表層にまで達していない状態があり、製造の過程で徐々に成長することで半導体デバイスの機能を損なうことが知られている。よって、チップ内部の検査を実施することで、早期にクラック欠陥の存在を認識し、大きな損害が発生する前に問題を摘み取ることが求められている。
このような検査を実現するため、シリコンを透過する近赤外光を用いる手法が提案されている。近赤外光を用いることでチップ内部を観察できるが、チップ内部にクラック欠陥が存在すると、クラックの界面において光の散乱が生じ、通常とは異なる画像データが得られる。これを利用することで、シリコンチップ内部のクラック欠陥の存在を人間が認識することができる。
近赤外光を用いたシリコンチップの検査方法に関し、例えば特許文献1には、半導体チップの表面側から赤外光を照射し、半導体チップを透過した裏面の画像を、半導体チップの表面側に配置した赤外光カメラで取り込むことにより、半導体チップの裏面側の外観検査を表面側から行う方法が記載されている。また特許文献1には、半導体チップの裏面側の外観検査を赤外光下で行うと共に、表面側の外観検査を可視光下で行うことが記載されている。
また特許文献2には、シリコンウェーハの表面及び内部に存在するクラック欠陥を近赤外線によって検査する欠陥検査装置が記載されている。この装置は、近赤外光源からの単波長の近赤外散乱光線をシリコンウェーハに照射し、このシリコンウェーハを透過した透過光線をカメラで撮像し、画像処理部がカメラの撮像画像上でシリコンウェーハの表面粗さ部分となる成分を消去する。特許文献2では、シリコンウェーハの表面の凹凸による輝度変化よりもクラック欠陥による輝度変化が相対的に大きくなる940〜960nmの波長を使用するので、欠陥部分を強調でき、画像処理による識別が可能となる。
特許文献3には、ダイシングにより個片化されたウェーハに生じたクラックを検査する方法が記載されている。この検査方法は、主面側が樹脂層で封止されたウェーハの裏面側から赤外光線を斜めに照射し、その反射光を受光しつつ撮像することにより、ウェーハの内部に発生したクラックを検出する。ウェーハ内部に生じたクラックの界面で乱反射した赤外光線の反射光を受光することによって、クラックのみを顕在化させることができる。
特許文献4には、半導体チップの検査方法ではないが、コネクタ部品などの電子部品の外観検査方法が記載されている。この外観検査方法では、カメラがコネクタ部品の3面を斜め方向から一度に撮影する。ここで、カメラの撮像面は、光軸に対して傾けられており、またカメラの光軸の向きは、照明光が検査台の表面で全反射する方向と一致している。この方法によれば、対象平面全体に焦点を合わせることができ、外観形状が複雑な電子部品の検査を効率的に行うことができる。
特開2004−347525号公報 特許第5830229号公報 特許第4973062号公報 特許第6122310号公報
上記のように、近赤外光を用いた半導体チップの検査方法によれば、チップ内部のクラック欠陥を捉えることが可能である。しかしながら、半導体チップの画像には回路パターンを始めとする様々なパターンが写り込むため、コンピュータが人間と同様にクラック欠陥を認識することが難しいケースも多々存在する。半導体チップ内部のクラック欠陥を自動検査する上での課題は以下の通りである。
第1の課題は、クラックの断面方向によっては、クラックを十分に画像化(サンプリング)できないことである。クラックは半導体チップの内部の様々な方向に発生し、クラックの存在により生じる影の面積は、クラックの断面方向と観察方向が平行となる場合に最小となる。
図11(a)及び(b)は半導体チップ2の真上からクラック3を観察した一例であり、特に図11(a)はクラック3が垂直方向に対して斜めを向いているため、クラック3の影を十分な面積で画像化(サンプリング)できるケースである。一方、図11(b)は、クラック3が垂直であるため、クラック3の影を十分な面積で画像化できないケースである。
クラックの小さな影をカメラで画像化できるかどうかは、レンズの倍率と撮像素子(画素)の大きさによって決定される分解能(1画素当たりの実寸値)によって決まる。分解能と観察範囲はトレードオフの関係にあり、対象物を包含する観察領域を確保するために、1画素当たりの実寸値を大きく(レンズ倍率を低く)したいという要請がある。
第2の課題は、チップ表面の僅かな凹凸をクラック欠陥と区別する必要があることである。半導体チップの表面には研磨等の加工工程で生じた筋状の研磨痕が残っている。このような凹凸パターンはクラック欠陥と紛らわしく、両者を区別することは難しい。第2の課題については特許文献2においても言及されており、特許文献2ではチップ表面の凹凸による輝度変化よりもクラック欠陥による輝度変化が相対的に大きくなる940〜960nmの波長を選択することにより課題の解決を図っている。しかしながら、波長と対象物の透過率は密接な関係があり、使用可能な波長を制限することは技術の適用範囲を大きく狭めることに繋がる。よって、使用可能な波長の選択肢を確保しつつ、課題を解決できる手法が望まれる。
第3の課題は、チップ内部の回路パターンをクラック欠陥と区別する必要があることである。第3の課題については特許文献3においても言及されており、特許文献3ではチップ内部の回路パターンからの正反射光をカメラが受光しないように照明を配置している。クラックが存在する場合は、クラック界面で乱反射が生じるのでクラックを顕在化できる。しかしながら、回路パターンの端などで乱反射が生じることに加え、クラック欠陥からの乱反射も微弱であるため、照明の配置だけで課題を完全に解決することは困難である。
したがって、本発明は、チップ内部に存在するクラック欠陥の検出精度を高めることが可能な半導体チップの検査方法及び装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明による半導体チップの検査方法は、検査対象の半導体チップに対して斜め方向にカメラを設置すると共に、前記カメラの光軸に対して正反射方向に近赤外光源を設置し、前記近赤外光源から前記半導体チップに向けて近赤外光を照射しながら前記カメラが前記半導体チップの近赤外光画像を撮影し、前記近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することを特徴とする。
本発明によれば、チップ内部に存在するクラック欠陥又はその影をできるだけ大きく捉えることができる。したがって、画像処理によるクラック欠陥の検出精度を高めることができ、クラック欠陥の自動検査の信頼性を高めることができる。
本発明による半導体チップの検査方法は、前記カメラの光軸に対して正反射方向に可視光源をさらに設置し、前記可視光源から前記半導体チップに向けて可視光を照射しながら前記カメラが前記半導体チップの可視光画像を撮影し、前記近赤外光画像及び前記可視光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することが好ましい。半導体チップの近赤外光画像にはチップ表面に形成された研磨痕などの筋状の凹凸パターンやチップ表面に付着するごみや汚れなどが写り込むため、対象パターンがクラックか否かを判断することが難しい。しかし、可視光画像から特定したチップ表面の対象パターンを候補から除外することにより、チップ内部のクラック欠陥の検出精度を高めることができる。
本発明による半導体チップの検査方法は、第1の方向から前記半導体チップを撮影して第1の近赤外光画像を取得し、前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影して前記半導体チップの第2の近赤外光画像を取得し、前記第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することが好ましい。クラックの向きによっては特定の方向からクラック欠陥の画像を大きく捉えることが難しい場合がある。しかし、撮影方向が90度異なる二方向からチップ内部のクラック欠陥を撮影した場合には、一方のカメラでは捉えられないクラックを他方のカメラで捉えることができる。したがって、チップ内部のクラック欠陥の検出精度をさらに高めることができる。
前記第1及び第2の近赤外光画像を用いてクラック欠陥を検査する場合、第1のカメラを用いて前記第1の近赤外光画像を撮影し、前記第1のカメラと異なる第2のカメラを用いて前記第2の近赤外光画像を撮影することが好ましい。これにより、半導体チップの撮影に要する時間を短くして検査効率を高めることができる。
前記第1及び第2の近赤外光画像を用いてクラック欠陥を検査する場合、前記半導体チップの向きを90度回転させることにより、同じカメラを用いて前記第1及び第2の近赤外光画像を撮影してもよい。これにより、光学系のコストを抑えながらクラック欠陥の検出精度を高めることができる。
本発明による半導体チップの検査方法は、前記半導体チップ内の基準回路パターンを予め用意し、前記クラック欠陥の検出時に前記近赤外光画像に含まれる回路パターンと前記基準回路パターンとを比較することにより、前記回路パターンと前記クラック欠陥を区別することが好ましい。これにより、チップ内部の回路パターンをクラック欠陥と誤って判断することを防止することができる。
また、本発明による半導体チップの検査装置は、検査対象の半導体チップに対して斜め方向に設置されたカメラと前記カメラの光軸に対して正反射方向に設置された近赤外光源とを含む少なくとも一つの光学系と、前記カメラが撮影した画像を処理する画像処理部とを備え、前記近赤外光源は、前記半導体チップに向けて近赤外光を照射し、前記カメラは、前記半導体チップの近赤外光画像を撮影し、前記画像処理部は、前記近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することを特徴とする。
本発明によれば、チップ内部に存在するクラック欠陥又はその影をできるだけ大きく捉えることができる。したがって、画像処理によるクラック欠陥の検出精度を高めることができ、クラック欠陥の自動検査の信頼性を高めることができる。
本発明において、前記光学系は、前記カメラの光軸に対して正反射方向に設置された可視光源をさらに含み、前記可視光源は、前記半導体チップに向けて可視光を照射し、前記カメラは、前記半導体チップの可視光画像を撮影し、前記画像処理部は、前記近赤外光画像及び前記可視光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することが好ましい。半導体チップの近赤外光画像にはチップ表面に形成された研磨痕などの凹凸パターンやチップ表面に付着するごみの影などが写り込むため、対象パターンがクラックか否かを判断することが難しい。しかし、可視光画像から特定したチップ表面の対象パターンを候補から除外することにより、チップ内部のクラック欠陥の検出精度を高めることができる。
本発明において、前記少なくとも一つの光学系は、前記半導体チップを撮影する方向が異なる第1及び第2の光学系を含み、前記第1の光学系は、第1の方向から前記半導体チップを撮影する第1のカメラと、前記第1のカメラの光軸の正反射方向に設置された第1の近赤外光源とを含み、前記第2の光学系は、前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影する第2のカメラと、前記第2のカメラの光軸の正反射方向に設置された第2の近赤外光源とを含み、前記画像処理部は、前記第1及び第2のカメラがそれぞれ撮影した前記半導体チップの第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することが好ましい。このように、撮影方向が90度異なる二方向からチップ内部のクラック欠陥を撮影した場合には、一方のカメラでは捉えられないクラックを他方のカメラで捉えることができる。また、2つのカメラを使用することにより、半導体チップの撮影に要する時間を短くして検査効率を高めることができる。
本発明による半導体チップの検査装置は、前記半導体チップの向きを回転させる回転機構をさらに備え、前記回転機構は、前記カメラが第1の方向から前記半導体チップを撮影して第1の近赤外光画像を取得した後に前記半導体チップの向きを90度回転させ、前記カメラは、前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影して第2の近赤外光画像を取得し、前記画像処理部は、前記第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査することが好ましい。これにより、光学系のコストを抑えながらクラック欠陥の検出精度を高めることができる。
本発明において、前記画像処理部は、前記半導体チップ内の基準回路パターンを有し、前記クラック欠陥の検出時に前記近赤外光画像に含まれる回路パターンと前記基準回路パターンを比較することにより、前記回路パターンと前記クラック欠陥を区別することが好ましい。これにより、チップ内部の回路パターンをクラック欠陥と誤って判断することを防止することができる。
本発明において、前記カメラの撮像面は、前記カメラの前記光軸に対して傾けられていることが好ましい。この構成によれば、半導体チップを斜め方向から撮影する場合であってもチップ表面から底面までの立体空間全体に焦点を合わせることができ、厚みを有するチップ内部のクリアな撮像画像を得ることができる。
本発明によれば、半導体チップの内部に存在するクラック欠陥の検出精度を高めることが可能な半導体チップの検査方法及び装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。 図2(a)及び(b)は、第1の実施の形態による半導体チップの検査方法の原理を説明する模式図である。 図3(a)及び(b)は、第1の実施の形態による半導体チップの検査方法の原理を説明する模式図である。 図4は、半導体チップの検査方法の第1の変形例を示す模式図である。 図5は、半導体チップの検査方法の第2の変形例を示す模式図である。 図6は、本発明の第2の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。 図7は、第2の実施の形態による半導体チップの検査方法のフローチャートである。 図8(a)〜(c)は、第2の実施の形態による半導体チップの検査方法を説明する模式図であって、(a)は可視光画像、(b)は近赤外光画像、(c)はフィルタリング後の近赤外光画像を示している。 図9は、検査画像から回路パターンの影響を取り除く方法を説明するフローチャートである。 図10は、本発明の第3の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。 図11は、従来の半導体チップの検査方法の問題点を説明するための模式図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。
図1に示すように、本実施形態による検査装置1は、検査対象の半導体チップ2を撮像するカメラ11及び半導体チップ2を照明する近赤外光源12を含む光学系10と、カメラ11が撮影した画像を処理してクラック欠陥の有無を検査する画像処理部20と、光学系10及び画像処理部20を制御する制御部30を備えている。
半導体チップ2は、図示しないステージ(検査面)上に置かれて検査対象とされる。半導体チップ2は例えばシリコンチップであり、その内部には半導体デバイスの回路パターンが形成されている。また半導体チップ2の表面には研磨工程で生じた研磨痕などの筋状の凹凸パターンが形成されており、ごみや汚れなども付着している。回路パターンやチップ表面の凹凸パターンはクラック欠陥の誤検出の原因となるため、その影響をできるだけ排除する必要がある。
光学系10は、半導体チップ2の斜め上方に設置されたカメラ11と、カメラ11の光軸に対して正反射方向に設置された近赤外光源12とを有している。カメラ11は近赤外光に感度があるものであればよく、カメラ11の光軸は、半導体チップ2の主面に対して斜めに交差するように設置されている。鉛直軸に対するカメラ11の設置角度θ(カメラ11の光軸の角度)は15度以上45度未満が好ましく、20度以上35度以下が特に好ましい。
近赤外光源12は半導体チップ2に向けて近赤外光を照射する。近赤外光源12は単波長光源であることが好ましい。近赤外光の波長帯は700nm〜2500μmである。各半導体材料には固有の光透過領域があり、Siでは1200〜1500nm、Geでは1800〜2300nm、GaAsでは900〜1800nmであることが知られている。本実施形態では検査対象物がシリコンチップであることから、例えば1200nmの短波長光源が好ましく使用される。近赤外光源12はカメラ11の光軸に対して正反射方向に設置されているが、実質的に正反射方向であればよく、±5度以内であれば正反射方向の範囲内である。
画像処理部20はパーソナルコンピュータの画像解析ソフトによって実現され、カメラ11が撮影した画像データを処理してチップ内部のクラック欠陥の有無を判定する。制御部30はパーソナルコンピュータの制御プログラムであり、予め決められた手順に従って光学系10及び画像処理部20の動作を制御する。
本実施形態による検査装置1は、カメラ11が撮影した半導体チップ2の近赤外光画像を用いてチップ内部のクラック欠陥の検査を実施する。
図2及び図3は、第1の実施の形態による半導体チップの検査方法の原理を説明する模式図である。
図10を参照しながら説明したように、半導体チップ2の内部に存在するクラック3をカメラ11で撮影する場合、撮影画像に写るクラック3の影の幅又は面積は、クラック3の断面がカメラ11の光軸と平行となる場合に最小となる。
そこで、図2(a)及び(b)に示すように、半導体チップ2を斜め方向から観察することを考える。
図2(a)に示すように、クラック3の断面がチップ面に対してほぼ垂直である場合、クラック3の影の幅が広くなるため、クラック3を検出することが可能である。しかし図2(b)に示すように、クラックの断面がカメラ11の光軸と平行な場合には、半導体チップ2を斜め方向から観察してもクラック3の影の幅は狭いままである。
そこで、図3(a)及び(b)に示すように、半導体チップ2を斜め方向から撮影するカメラ11の光軸に対して正反射方向に近赤外光源12を設置する。
図3(a)に示すように、クラック3の断面がカメラ11の光軸と平行な場合には、照明光がクラック3に遮られることでクラックの影4が生じ、クラックの影4は十分な面積を持って画像化される。また図3(b)に示すように、クラック3の断面が近赤外光源12の照射方向(検査面に対するカメラ11の光軸の正反射方向)と平行な場合には、照明光の反射光がクラック3に遮られることでクラック3が十分な面積を持って画像化される。このように、本実施形態による光学系10は、クラック3の断面がカメラ11の光軸方向又はその正反射方向と平行な場合にも有効であり、カメラ11の光軸に対して正反射方向に近赤外光源12を設置することでクラックの影4の幅が狭くなる問題を解決することができる。
ところで、クラック3の断面がカメラ11の光軸ベクトルと近赤外光源12の照射ベクトルを含む平面と平行な場合には、図3(a)及び(b)のような態様で半導体チップ2を観察したとしてもクラックの影4の幅が狭くなるため、クラックの検出が難しい。
これを解決するためには、観察方向の水平成分が互いに直交する二方向から半導体チップ2を観察することが好ましい。例えば、図4に示すように、半導体チップ2の撮影方向が90度異なる第1及び第2の光学系10A,10Bを用いて半導体チップを検査する。第1の光学系10Aは、第1の方向から半導体チップ2を撮影する第1のカメラ11Aと、第1のカメラ11Aの光軸の正反射方向に設置された第1の近赤外光源12Aを含む。また第2の光学系10Bは、第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から半導体チップ2を撮影する第2のカメラ11Bと、第2のカメラ11Bの光軸の正反射方向に設置された第2の近赤外光源12Bを含む。
半導体チップ2を0度と90度の二方向から検査する場合、図5に示すように、光学系10に対する半導体チップ2の相対的な向きを90度回転させてもよい。半導体チップ2の向きを変更するための回転機構としては、回転ステージを用いてもよく、或いは図示しない半導体チップハンドリング装置を用いて半導体チップ2を持ち上げてその向きを変更してもよい。さらに、半導体チップ2側ではなく光学系10側を90度回転させることも可能である。
単一の光学系を用いて半導体チップ2を二方向から検査する場合、カメラ11が第1の方向から半導体チップ2を撮影して第1の近赤外光画像を取得した後、回転ステージ等の回転機構が半導体チップ2の向きを90度回転させる。その後、カメラ11が第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から半導体チップ2を撮影して第2の近赤外光画像を取得する。画像処理部20は、第1及び第2の近赤外光画像を処理して、半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する。
以上のように、半導体チップ2を二方向から観察する場合には、特定の一方向からの観察だけでは捉えることが困難なクラックを捉えることができ、クラックの検出精度を高めることができる。さらに、2つの光学系を使用する前者の場合には、検査工程のスループットを向上させることができる。また、光学系10の撮影方向に対する半導体チップ2の向きを90度回転させる後者の場合には、光学系のコストを低減できる。
図6は、本発明の第2の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。
図6に示すように、本実施形態による検査装置1の特徴は、光学系10が可視光源13をさらに備える点にある。近赤外光源12と同様に、可視光源13はカメラ11の光軸に対して正反射方向に設置されている。具体的には、近赤外光源12の光路上にハーフミラー14を設置して可視光源13の光路を近赤外光源12の光路と一致させている。
本実施形態において、カメラ11は、半導体チップ2の近赤外光画像と可視光画像をそれぞれ撮像する。画像処理部20は、可視光画像から半導体チップ2の表面のパターンを認識した上で、近赤外光画像から半導体チップ2の内部に存在するクラック欠陥と表面のパターンを区別して検査を実施する。
図7は、本発明の第2の実施の形態による半導体チップの検査方法のフローチャートである。
図7に示すように、本実施形態による半導体チップの検査方法は、まず可視光源13を点灯し、可視光を照射しながら半導体チップ2を撮像する(ステップS11)。次に、半導体チップ2の可視光画像を処理してチップ表面のパターンを特定する(ステップS12)。具体的には、閾値処理によりパターンの画素を決定した上で、その位置と輝度値を保持する。
次に、半導体チップ2の照明を可視光源13から近赤外光源12に切り換えて、近赤外光を照射しながら半導体チップ2を撮像する(ステップS13)。
次に、可視光画像に基づいて決定したチップ表面のパターンを近赤外光画像から除外する処理を行った上で、チップ内部のクラック欠陥の検出処理を行なう(ステップS14、S15)。チップ表面のパターンの除外処理はマスク処理を用いてもよく、画像間の加算/差分処理等を用いてもよい。また、クラック欠陥の検出処理は例えば特許第5806786号に示されたパターンマッチング処理でもよく、基準となる良品パターンとの比較処理でもよい。
図8(a)〜(c)は、第2の実施の形態による半導体チップの検査方法を説明する模式図であって、(a)は可視光画像、(b)は近赤外光画像、(c)はフィルタリング後の近赤外光画像を示している。
図8(a)に示すように、半導体チップの可視光画像にはチップ表面に形成された筋状の凹凸によるパターン5やチップ表面に付着したごみやチリなどのパターン6が写り込んでいるが、チップ内部のクラック欠陥を撮影することはできない。一方、図8(b)に示すように、半導体チップの近赤外光画像ではチップ内部のクラック3を捉えることができるが、チップ表面のパターン5、6も一緒に写り込んでいるため、近赤外光画像を見ただけではどのパターンがクラック欠陥かを特定することが難しい。
しかし上記のように、可視光画像からチップ表面のパターン5、6を特定し、これらをクラック欠陥の候補から除外することにより、図8(c)に示すようにクラック3を特定することができる。
通常、半導体チップ2の内部には回路パターンが存在し、回路パターンがクラック欠陥と類似することがある。当然ながら回路パターンはクラック欠陥ではないので、回路パターンとクラック欠陥を適切に区別することが求められる。
回路パターンとクラック欠陥の区別の問題は、チップ表面のパターンとチップ内部のクラック欠陥の区別の問題と類似している。しかし、チップ表面のパターンが検査対象のチップごとにランダムであるのに対して、回路パターンはチップごとに多少の相違はあるものの概ね同一である。
そこで図9に示すように、回路パターンの基準画像を予め用意しておき(ステップS21)、検査時には近赤外光画像から基準回路パターンを除外する処理を行った上で、チップ内部のクラック欠陥の検出処理を行う(ステップS22,S23)。このように、検査時には基準回路パターンと検査画像とを比較することで、撮影画像中の特定のパターンが回路パターンであるか否かを判断できる。
回路パターンとクラック欠陥を区別する最も簡便な画像処理手法としては、回路パターンの基準画像と検査画像の差を算出した上で、差画像に対して閾値処理を行なうことで、基準回路パターンと異なる画素を顕在化させることができる。実際には、基準回路パターンの生成時と検査時との間には多少の相違が生じるので、差分処理に加えて、特許第5806786号に示されたパターンマッチング処理を実施することが望ましい。
以上説明したように、本実施形態による半導体チップの検査方法は、検査対象の半導体チップ2の斜め上方にカメラ11を設置すると共に、半導体チップ2の主面に対して斜めに入射するカメラ11の光軸に対して正反射方向に近赤外光源12を設置し、カメラ11が撮影した半導体チップ2の近赤外光画像を処理してクラック欠陥の有無を検出するので、半導体チップ2の内部に存在するクラックの影を十分な面積を持って画像化することができ、クラック欠陥の検出精度を高めることができる。
図10は、本発明の第3の実施の形態による半導体チップの検査装置の構成を示す模式図である。
図10に示すように、本実施形態による検査装置1の特徴は、シャインプルーフの原理(Scheimpflug Principle)を応用したカメラ11を用いて半導体チップ2を斜め方向からクリアに撮影する点にある。その他の構成は第1の実施の形態と同様である。
カメラ11は、レンズ15と撮像面16を内蔵する。撮像面16とはフィルム面やCCD(Charge Coupled Device)の配置面であり、レンズ15から得られた画像が像を結ぶ面である。シャインプルーフの原理を応用したカメラ11において、レンズ15の法軸である光軸15xと撮像面16の法軸である撮像軸16xは一致しない。図示のように、光軸15xと撮像軸16xは角度θを構成する。ここで、レンズ15の面と撮像面16が検査面7上で交わるとき(図10の点P)、カメラ11は、検査面7上の検査対象物に対して広く焦点を合わせることができる。
カメラ11のレンズ15はテレセントリックレンズ(Telecentric Lense)であってもよい。テレセントリックレンズは、斜め方向からの撮影であっても直線部分を曲がることなく撮像できるというメリットがある。
上記のように半導体チップ2を斜め方向から撮影する場合、クラック又はその影を大きく捉えて検査精度を高めることができるが、チップに対して焦点面が傾くため、ピントが合いにくく、チップ全体の精細な画像を撮影することが難しい。しかし、シャインプルーフの原理を応用した撮影では焦点面をチップと平行に出来るため、検査面7上に置かれる被写体全体に対して焦点を合わせやすい。このため、被写体に厚みがあってもクリアな撮影画像を得ることができる。
半導体チップ2の内部を観察する場合、チップの表面から底面までの空間すべてに焦点が合う必要があるが、チップを斜め方向から観察する場合には良好な画像が狭い範囲でしか得られず、チップ全体を検査するためにはチップの移動と撮像を複数回繰り返す必要がある。しかし、この技術を用いた場合、合焦空間Fは図示のようになり、半導体チップ2の表面から底面までの空間すべてに焦点を合わせることが可能である。この技術は、撮像平面に対してカメラ11の光軸を傾ける場合に広く有効であるが、撮像対象が光軸方向に厚みを持った空間である場合には、さらに有用性が高い技術となる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明はこうした実施の形態に何等限定されるものではなく、本発明が、その要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施され得ることは勿論である。
例えば、上記第2の実施の形態では、共通のカメラ11を用いて半導体チップ2の近赤外光画像と可視光画像を撮影しているが、近赤外光に感度を持つカメラと可視光に感度を持つカメラを別々に用意することも可能である。
1 検査装置
2 半導体チップ
3 クラック
4 クラックの陰
5、6 チップ表面のパターン
7 検査面
10,10A,10B 光学系
11,11A,11B カメラ
12,12A,12B 近赤外光源
13 可視光源
14 ハーフミラー
15 レンズ
15x 光軸
16 撮像面
16x 撮像軸
20 画像処理部
30 制御部

Claims (11)

  1. 検査対象の半導体チップに対して斜め方向にカメラを設置すると共に、前記カメラの光軸に対して正反射方向に近赤外光源を設置し、
    前記近赤外光源から前記半導体チップに向けて近赤外光を照射しながら前記カメラで前記半導体チップの近赤外光画像を撮影し、
    前記近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査し、
    前記近赤外光画像の処理では、
    前記半導体チップ内の基準回路パターンを予め用意し、
    前記クラック欠陥の検出時に前記近赤外光画像に含まれる回路パターンと前記基準回路パターンとを比較することにより、前記回路パターンと前記クラック欠陥を区別することを特徴とする半導体チップの検査方法。
  2. 前記カメラの光軸に対して正反射方向に可視光源をさらに設置し、
    前記可視光源から前記半導体チップに向けて可視光を照射しながら前記カメラで前記半導体チップの可視光画像を撮影し、
    前記近赤外光画像及び前記可視光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する、請求項1に記載の半導体チップの検査方法。
  3. 第1の方向から前記半導体チップを撮影して第1の近赤外光画像を取得し、
    前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影して前記半導体チップの第2の近赤外光画像を取得し、
    前記第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する、請求項1又は2に記載の半導体チップの検査方法。
  4. 第1のカメラを用いて前記第1の近赤外光画像を撮影し、
    前記第1のカメラと異なる第2のカメラを用いて前記第2の近赤外光画像を撮影する、請求項3に記載の半導体チップの検査方法。
  5. 前記半導体チップの向きを90度回転させることにより、同じカメラを用いて前記第1及び第2の近赤外光画像を撮影する、請求項3に記載の半導体チップの検査方法。
  6. 前記カメラの撮像面は、前記カメラの前記光軸に対して傾けられている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の半導体チップの検査方法。
  7. 検査対象の半導体チップに対して斜め方向に設置されたカメラと前記カメラの光軸に対して正反射方向に設置された近赤外光源とを含む少なくとも一つの光学系と、
    前記カメラが撮影した画像を処理する画像処理部とを備え、
    前記近赤外光源は、前記半導体チップに向けて近赤外光を照射し、
    前記カメラは、前記半導体チップの近赤外光画像を撮影し、
    前記画像処理部は、前記近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査し、
    前記画像処理部は、前記半導体チップ内の基準回路パターンを有し、前記クラック欠陥の検出時に前記近赤外光画像に含まれる回路パターンと前記基準回路パターンを比較することにより、前記回路パターンと前記クラック欠陥を区別することを特徴とする半導体チップの検査装置。
  8. 前記光学系は、前記カメラの光軸に対して正反射方向に設置された可視光源をさらに含み、
    前記可視光源は、前記半導体チップに向けて可視光を照射し、
    前記カメラは、前記半導体チップの可視光画像を撮影し、
    前記画像処理部は、前記近赤外光画像及び前記可視光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する、請求項7に記載の半導体チップの検査装置。
  9. 前記少なくとも一つの光学系は、前記半導体チップを撮影する方向が異なる第1及び第2の光学系を含み、
    前記第1の光学系は、第1の方向から前記半導体チップを撮影する第1のカメラと、前記第1のカメラの光軸の正反射方向に設置された第1の近赤外光源とを含み、
    前記第2の光学系は、前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影する第2のカメラと、前記第2のカメラの光軸の正反射方向に設置された第2の近赤外光源とを含み、
    前記画像処理部は、前記第1及び第2のカメラがそれぞれ撮影した前記半導体チップの第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する、請求項7又は8に記載の半導体チップの検査装置。
  10. 前記半導体チップの向きを回転させる回転機構をさらに備え、
    前記回転機構は、前記カメラが第1の方向から前記半導体チップを撮影して第1の近赤外光画像を取得した後に前記半導体チップの向きを90度回転させ、
    前記カメラは、前記第1の方向と互いの水平成分が略直交する第2の方向から前記半導体チップを撮影して第2の近赤外光画像を取得し、
    前記画像処理部は、前記第1及び第2の近赤外光画像を処理して前記半導体チップの内部に存在するクラック欠陥を検査する、請求項7又は8に記載の半導体チップの検査装置。
  11. 前記カメラの撮像面は、前記カメラの前記光軸に対して傾けられている、請求項7乃至10のいずれか一項に記載の半導体チップの検査装置。
JP2021038966A 2021-03-11 2021-03-11 半導体チップの検査方法及び装置 Active JP6906779B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021038966A JP6906779B1 (ja) 2021-03-11 2021-03-11 半導体チップの検査方法及び装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021038966A JP6906779B1 (ja) 2021-03-11 2021-03-11 半導体チップの検査方法及び装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6906779B1 true JP6906779B1 (ja) 2021-07-21
JP2022138855A JP2022138855A (ja) 2022-09-26

Family

ID=76918291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021038966A Active JP6906779B1 (ja) 2021-03-11 2021-03-11 半導体チップの検査方法及び装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6906779B1 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01221850A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Shimadzu Corp 赤外線散乱顕微鏡
JPH08220008A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Mitsubishi Electric Corp 赤外検査装置
JP2007078404A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池パネル検査装置
JP2008032433A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Olympus Corp 基板検査装置
JP2008045965A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Yamaha Corp ウェハの検査方法及びウェハのクラック検査装置
JP2014163874A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Visco Technologies Corp 検査装置
JP2017538117A (ja) * 2014-12-05 2017-12-21 ケーエルエー−テンカー コーポレイション ワークピース欠陥検出用の装置、方法及びコンピュータプログラム製品
JP6755603B1 (ja) * 2019-12-25 2020-09-16 上野精機株式会社 電子部品の処理装置

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01221850A (ja) * 1988-02-29 1989-09-05 Shimadzu Corp 赤外線散乱顕微鏡
JPH08220008A (ja) * 1995-02-15 1996-08-30 Mitsubishi Electric Corp 赤外検査装置
JP2007078404A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Mitsubishi Electric Corp 太陽電池パネル検査装置
JP2008032433A (ja) * 2006-07-26 2008-02-14 Olympus Corp 基板検査装置
JP2008045965A (ja) * 2006-08-14 2008-02-28 Yamaha Corp ウェハの検査方法及びウェハのクラック検査装置
JP2014163874A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 Visco Technologies Corp 検査装置
JP2017538117A (ja) * 2014-12-05 2017-12-21 ケーエルエー−テンカー コーポレイション ワークピース欠陥検出用の装置、方法及びコンピュータプログラム製品
JP6755603B1 (ja) * 2019-12-25 2020-09-16 上野精機株式会社 電子部品の処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022138855A (ja) 2022-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10935503B2 (en) Apparatus, method and computer program product for defect detection in work pieces
JP3709426B2 (ja) 表面欠陥検出方法および表面欠陥検出装置
TWI388798B (zh) 表面檢查裝置及表面檢查方法
US8620063B2 (en) Polarization imaging
US7924418B2 (en) Inspection apparatus and method
US20090196489A1 (en) High resolution edge inspection
JP2005127989A (ja) 傷検出装置および傷検出プログラム
TW201842328A (zh) 磊晶晶圓之裏面檢查方法、磊晶晶圓裏面檢查裝置、磊晶成長裝置之升降銷管理方法以及磊晶晶圓之製造方法
US7106432B1 (en) Surface inspection system and method for using photo detector array to detect defects in inspection surface
JP2010117337A (ja) 表面欠陥検査装置
US8223328B2 (en) Surface inspecting apparatus and surface inspecting method
TW202020418A (zh) 光學檢測系統
JP2001209798A (ja) 外観検査方法及び検査装置
JP2008096314A (ja) マクロ検査装置
JP6906779B1 (ja) 半導体チップの検査方法及び装置
JP2001194322A (ja) 外観検査装置及び検査方法
JP5868203B2 (ja) 検査装置
JP5566928B2 (ja) マスク検査方法およびその装置
JP3078784B2 (ja) 欠陥検査装置
KR20210143648A (ko) 전자 부품의 내부 결함을 검출하기 위한 장치 및 그 방법
JPH08233747A (ja) 欠陥検査装置及び欠陥検査方法
WO2010096407A1 (en) Polarization imaging
KR100710703B1 (ko) 반도체 리드프레임 도금 선폭 측정 검사장치 및 그 방법
JP2016080517A (ja) 表面検査装置
JP2000028535A (ja) 欠陥検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210311

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20210311

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20210414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210622

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210622

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6906779

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250