JP6906297B2 - 建具カバー材及び建具カバー材の取付方法 - Google Patents
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Description
しかしながら、ネジや埋め木が外観上目立つため、意匠性がよくないという問題があった。
図1は、本発明の第一実施形態に係る建具カバー材80が取り付けられた建具1を示す正面図である。図2は、図1のA−A線に沿った縦断面図である。図3は、図1のB−B線に沿った横断面図である。図4は、本発明の第一実施形態に係る建具カバー材80が取り付けられた建具1を示す拡大横断面図である。図5は、本発明の第一実施形態に係る建具カバー材80を縦材10に係合する係合金具86及び被係合金具17を示す拡大断面図であり、(a)は、係合金具86と被係合金具17係合とが係合している様子を示す図であり、(b)は、係合金具86と被係合金具17係合との係合が解除されている様子を示す図である。
なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の外壁として納められたサッシユニット1を構成するサッシの横材50(上枠51、下枠61)、方立11の長手方向(すなわち、ガラス70の面内方向)を意味し、「見込方向」とは、屋内外方向(すなわち、奥行き方向)を意味する。
先ず、側面カバー部81の先端の端面(見込み方向における屋内側の端面)、及び/又は、正面カバー部83の裏面833の部分であって、溝831よりも見付方向における端縁に至るまでの部分に、接着材を塗布する。次に、正面カバー部83の溝831に、それぞれ側面カバー部81の先端の凸部814を挿入して嵌合する。これにより、正面カバー部83に側面カバー部81を固定する。
アングル部材15は、既存の建具の方立11に対して、後付けで取付けられる。具体的には、アングル部材15の方立側側壁151をビス153によって、側面部124に固定する。また、アングル部材16を固定する工程を行なう。アングル部材156は、既存の建具の方立11に対して、後付けで取付けられる。具体的には、アングル部材16の方立側面側壁161をビス163によって、側面部124に固定する。また、ビス175によって被係合金具17を正面部125に固定する。
屋内側へ突出する室内側中空部121を備えた縦材10としての方立11の方立本体部12の側面部124及び正面部125を覆うカバー材80は、スギ材の集成材により構成され、方立本体部12の側面部124を覆う側面カバー部81と、スギ材の集成材により構成され、方立本体部12の正面部125及び側面カバー部81の先端部の端面を覆う正面カバー部83と、正面部125に対向する正面カバー部83の裏面に固着される締結具を固定可能な固定部材85と、を備える。
図6は、本発明の第二実施形態に係る建具カバー材80が取り付けられた建具を示す拡大横断面図である。
第二実施形態は、建具としてのサッシユニットが方立11に代えて縦枠11Aを有する点、及び、突起部155が縦枠11Aとは独立した別体(別の部品により構成された別の部材)で構成された縦材12Aと一体成形されて構成されている点において、第一実施形態とは異なる。第一実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
縦材12Aは、建具とは別の部材により構成され、建具の屋内側(室内側)に取付けられる。このため、方立本体部12を有していないサッシユニットに対して、木製のカバー部材を容易に取り付けて改装をすることが可能である。
図7は、本発明の第三実施形態に係る建具カバー材80が取り付けられた建具を示す拡大横断面図である。
第三実施形態は、縦材12Bを縦枠11Aに固定するためのアタッチメント110Bに突起部155が設けられている点において、第二実施形態とは異なる。第一実施形態、第二実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
図8は、本発明の第四実施形態に係る建具カバー材80が取り付けられた建具を示す拡大横断面図である。
第四実施形態は、アタッチメント110Cが小型に形成されている点、突起部155が縦材12Cと一体成形されて設けられている点において、第三実施形態とは異なる。第一実施形態〜第三実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
図9は、本発明の第五実施形態に係る建具カバー材80Dを示す拡大横断面図である。
第五実施形態においては、固定部材85Dの形状や材質等の構成が、第一実施形態〜第四実施形態における固定部材85の構成とは異なる。第一実施形態〜第四実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
第六実施形態においては、建具カバー材80Eの構成が、第一実施形態〜第五実施形態における建具カバー材80、80Dの構成とは異なる。第一実施形態〜第五実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
第七施形態においては、建具カバー材80Fの構成が、第一実施形態〜第六実施形態における建具カバー材80、80Dの構成とは異なる。また、係合金具86、被係合金具17が固定される位置が、第一実施形態〜第六実施形態における位置とは異なる。第一実施形態〜第六実施形態と同様の構成については、同一の符号を用いて図示し、説明を省略する。
例えば、側面カバー部81の溝811は、側面カバー部81の厚み方向(図4における左右方向)における側面カバー部81の中央よりも、方立本体部12の側面部124の側(室内側中空部121の内方寄りの側)に配置されていたが、この構成に限定されない。例えば、側面カバー部81の厚みが十分に確保できれば、溝811を、側面カバー部81の厚み方向(図4における左右方向)における側面カバー部81の中央に位置させてもよい。
また、方立11の方立本体部12や縦材12A、縦材12B、縦材12Cは、中空のホロー構造に構成されていたが、この構成に限定されない。例えば、特開2014−145151号公報に記載されているように、方立や縦材は、分割可能なに半割れに構成されていてもよい。
また、ガラスとしては、例えば、網入り板ガラスを、屋外側のガラスに用いたり、外観意匠を考慮して屋内側のガラスに用いたりしてもよい。
また、本実施形態においては、建具カバー材の施工方法は、改装において実施されたが、改装に限定されない。建具カバー材の施工方法は、新築の場合に実施されてもよい。
15、15E…アングル部材(突起部材、建具カバー材係合部)
17…被係合金具(被係合部、建具カバー材係合部)
80、80D、80E…カバー材(建具カバー材)
81、81E…側面カバー部
83、83E…正面カバー部
85、85D、85E…固定部材
86、86E…係合金具(係合部)
121…室内側中空部
124、124E…側面部
125…正面部
155…突起部
811…溝
814…凸部(嵌合部)
Claims (6)
- 屋内側へ突出する室内側中空部を備えた縦材の側面部及び正面部を覆う建具カバー材であって、
スギ材により構成され、前記縦材の側面部を覆う側面カバー部と、
スギ材により構成され、前記縦材の正面部及び前記側面カバー部の先端部を覆う正面カバー部と、
ヒノキ材により構成され、前記縦材の正面部に対向する前記正面カバー部又は前記縦材の側面部に対向する前記側面カバー部の裏面に固着される締結具を固定可能な固定部材と、
を備える建具カバー材。 - 前記固定部材には、前記縦材の正面部又は前記縦材の側面部に設けられた被係合部と係合する係合部が形成されている請求項1に記載の建具カバー材。
- 前記側面カバー部の先端には、前記正面カバー部の裏面に嵌合する嵌合部が形成されている請求項1又は請求項2に記載の建具カバー材。
- 前記側面カバー部の基端側の部分には、前記縦材の基端側の部分に設けられた突起部が差し込まれる溝が形成されている請求項1〜3いずれかに記載の建具カバー材。
- 前記溝は、前記側面カバー部の厚み方向における前記側面カバー部の中央よりも前記縦材の側面部の側に配置されている請求項4に記載の建具カバー材。
- 屋内側に突出する室内側中空部を備えた建具の縦材の、正面部を覆うスギ材により構成された正面カバー部と側面部を覆うスギ材により構成された側面カバー部とを備えたコの字状の建具カバー材内に取付けられヒノキ材により構成された固定部材と、前記固定部材に締結具で固定される係合部と、を備えた建具用カバー材の施工方法であって、
前記建具の縦材に前記係合部に係合可能な被係合部を取付ける工程と、
前記被係合部と前記係合部を係合させて建具カバー材を前記建具の縦材に取付ける工程と、を備える建具カバー材の取付方法。
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