JP6220192B2 - 間仕切 - Google Patents

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Description

この発明は、主として、マンションやアパート等のベランダにおいて隣接区分との境に使用される間仕切に関する。
同じ棟に多数の区分建物が配列されるマンションやアパート等では、手摺を有するベランダを通しに建設されるが、プライバシー確保のために隣接区分との間に間地切が設置される。
従来、上記のようなベランダ等の間仕切は、左右竪枠と上下枠とで枠組みされ、中桟(本明細書では中枠ということにする)を有する骨組み構造であって、中枠を中心に上下にパネルが嵌め込まれるが、パネルが外れないように、上記縦枠、上下枠、中枠等の枠材にパネルが保持される蟻溝が設けられている。また、がたつかない固定手段として、嵌着溝とパネルとの間の隙間に太いゴムのビードを押し込んで止めていた。
しかしながら、上記のような従来の間仕切であると、パネルの外れ、がたつき等の不都合がないように、前記のようにビードが押縁として用いられるが、僅かの隙間にビードを押し込む非常に難しい手作業となるため、片側のみにビード36が用いられ(他方はビード無し、図6)、しかも、これ専門とも言える熟練した特別の作業員を配置する必要があり、また、ビードの押し込みに時間がかかり作業性が悪かった。
完成した間仕切は、図5に示すように、建物躯体の壁と手摺との間に納めて両方に金具38で連結して据え付けられる。しかし、パネルの片面40が硬質の枠材42と接触状態にあるため、殊に外圧を受けると、パネル(ケイカル板等)に醜く割れや凹みが生じやすかった。なお、パネルは、いざという場合の避難通路を確保する必要から蹴破ることのできるよう丈夫さを抑制して脆く材質が選択されている。したがって、ビードは強度的安全面からすると、両面に入っていることが望ましいと言える。しかし、ビードではこれができなかった。
また、美観については、ビードが見苦しく捻じれる作業ミスが避けられなく、作業ミスがなくても、ビードは片面に限られるため、ビードの有る無しが隣接区分間又左右一対間に生じることになる。これは美の基本原則(均等性)から外れるために問題であった。
この発明は、上記のような実情に鑑みて、組立てと同時に、両面でパネルの押縁ができるため、その組立て作業性も至って簡単であるとともに、美の原則としての均等性に適合し、しかも、両面押縁有りの均等態勢でパネルが枠材と直接触れないため、パネルが脆材のケイカル板や石膏ボードであっても、割れ、へこみが生じることもなくなる間仕切を提供することを課題とした。
上記の課題を解決するために、この発明は、押出形材の枠材でケイカル板または石膏ボードのパネルを枠組みしてなり、その枠材にパネルが嵌着される蟻溝が形成されている間仕切において、押出形材のアタッチメントを介してそのパネルの嵌着がなされ、該アタッチメントは、蟻溝にその開口部の幅で納まるチャンネル状の硬質本体と、このチャンネル口の両縁部に逆拝み状に傾斜する一対の軟質ヒレとからなり、両軟質ヒレ間にパネルの端縁が差し込まれることにより、両軟質ヒレが押縁としてパネルを押え止めており、さらにチャンネル状の両側上端に、枠材の蟻溝両部片の上に掛止する外鍔と、逆に内向する内鍔とが突設され、外鍔の近傍下位置に口部両部片間に通過してそれと係合する山形凸条が突設され、両内鍔の先端に軟質ヒレが下向き傾斜に突設されていることを特徴とする間仕切を提供する。
間仕切を上記のように構成したから、枠材を所定の障子構造に組立てると同時に、アタッチメントを蟻溝に、又パネルの端縁はアタッチメントにそれぞれ差し込んで組み合わせる。そうすると、両面でパネルに軟質ヒレが押し付けられる均等な両面押縁構造となる。
以上説明したように、この発明の間仕切によれば、組立てと同時に、両面でパネルの押縁ができ、その組立て作業性も至って簡単であるために、熟練した専門の作業員を配置する必要がなくなり、また、美の原則としての均等性に適合するので、隣接区分の使用に適し、しかも、両面押縁有りとしてパネルを軟質ヒレで保持するため、蹴破ることのできる脆いパネルでも、割れ、へこみが生じることがなくなるという優れた効果がある。
この発明に係る間仕切の組立て要領を示し、その一部の破断した分解斜視図である。 同じく組立て要領で要部を示した拡大断面図である。 同組み立てた状態を示す間仕切の正面図である。 同図のA-A線矢視の拡大断面図である。 間仕切の使用状態を示すベランダの断面図である。 従来例の説明図である。
この発明において、パネル1とは、蹴破ることのできるケイカル板ないし石膏ボードであって、ガラスとは違って摩擦が大きく軽量であるために、両軟質ヒレの逆止め状の接触により確実に挟み安定して保持される。
間仕切の骨組みとなる枠材9,11,13は、所定箇所に蟻溝19を有すれば、その形状を特に問うものではない。例えば、下記実施例に二段に横壁15,15を有する形状を示したが、一段の横壁であっても良い。
図面は、一般的なものとして、ベランダの仕切りに使用する間仕切Pとして実施したもので(図5参照)、本体枠組1は、障子型であって、アタッチメント5,5、・・を介して上下にパネル3,3が嵌め込まれ、パネルが両面で保護される表裏対称構造である。これが従来のビード(図6)との違いである。
本体枠組1は、それぞれアルミ押出形材からなる左右竪枠9,9と上下枠11,11と中枠13とから骨組みが組み立てられる。各枠は、それぞれ同じ断面形状であって、こうして同一形材による経費削減がなされる。
形材の断面形状については、両面側壁14,14の間に上下一対の連結横壁15,15を有する基本形であって、上下両端部は連結横壁15,15を底辺とし、口狭く口縁両部片17,17を有する蟻溝19に形成される。また、一方の連結横壁15に、本体骨組1として組立てるためのビスポケット21が設けられる。
アタッチメント5は、例えばプラスチック(例えば硬質の塩化ビニール樹脂)で押出成形された長尺のチャンネル状部材であって、蟻溝19の口部に納まるチャンネル状の硬質本体23を形成するとともに、これと一体に軟質ヒレ(例えば軟質の塩化ビニール樹脂製)25,25が備えられている。また、硬質本体23は、口縁部を断面T字形に形成することで、内外に突出する内鍔27および外鍔28が形成される。
軟質ヒレ25,25は、口縁両部片27,27の内端より突設され、両方が逆拝み状に落ち込むように傾斜し、先端にゆくにつれて薄手に形成されている。したがって、パネル3に脱出しないよう逆止め作用が強力に働く。外鍔28は、枠材の口縁両部片17,17の上に掛かるもので、その下方には、該口縁両部片17の下に係る係合凸条29が対に設けられる。なお、硬質本体23の弾性変形をともなって通過するように、断面山形に係合凸条29,29が形成される。
図1は、組立て要領において間仕切Pの一部を示したもので、本体骨組1を組み立てる手順にアタッチメント5とともにパネル3が嵌め込まれる。この時において、アタッチメント5は、パネル3又は蟻溝19のいずれかに先行して嵌め込まれることになる。外面に抜け止の係合凸条29,29を有するので、蟻溝19に先に嵌め込んで、脱落しない状態に先に止めておくことができる。軟質ヒレ25,25が逆拝みの抜け止め形状(差し込んだら容易に抜けない形状)であり、動かない摩擦作用もあるので、パネル1に先止めするのが良い場合が多い。図1では、パネル1に先止めした場合を示している(矢印参照)。
組み立てた状態では、表裏同一にあらわれる対象構造であるため、いずれから見ても同一に視覚される(図3、図4)。なお、上端には長尺キャップ40、短キャップ42が嵌着される。
P 間仕切
1 本体骨組
3 パネル
5 アタッチメント
9 竪枠(枠材)
11 上下枠(枠材)
13 中桟(枠材)
17 口部両部片
19 蟻溝
23 硬質本体
25 軟質ヒレ
27 内鍔
28 外鍔
29 凸条

Claims (1)

  1. 押出形材の枠材でケイカル板または石膏ボードのパネルを枠組みしてなり、その枠材にパネルが嵌着される蟻溝が形成されている間仕切において、押出形材のアタッチメントを介してそのパネルの嵌着がなされ、該アタッチメントは、蟻溝にその開口部の幅で納まるチャンネル状の硬質本体と、このチャンネル口の両縁部に逆拝み状に傾斜する一対の軟質ヒレとからなり、両軟質ヒレ間にパネルの端縁が差し込まれることにより、両軟質ヒレが押縁としてパネルを押え止めており、さらにチャンネル状の両側上端に、枠材の蟻溝両部片の上に掛止する外鍔と、逆に内向する内鍔とが突設され、外鍔の近傍下位置に口部両部片間に通過してそれと係合する山形凸条が突設され、両内鍔の先端に軟質ヒレが下向き傾斜に突設されていることを特徴とする間仕切。
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