JP6906269B1 - 負荷試験装置 - Google Patents

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Abstract

複数種類の試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置を提供する。負荷試験装置1は、1以上の抵抗器を含む抵抗器群を複数設けた抵抗器群セットを1以上有し、試験対象電源100からの電力供給を受ける、第1負荷試験領域1aと、複数のコイルを含むコイルグループを1以上有し、試験対象電源100からの電力供給を受ける、第2負荷試験領域1bとを備える。直列での接続と並列での接続が切り替え可能な状態で、複数のコイルが接続される。

Description

本発明は、負荷試験装置に関する。
従来、特許文献1のように、発電機の負荷試験を行う負荷試験装置が提案されている。
特開平09−15307号公報
しかしながら、力率の調整は考慮されていない。
したがって本発明の目的は、複数種類の試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置を提供することである。
本発明に係る負荷試験装置は、1以上の抵抗器を含む抵抗器群を複数設けた抵抗器群セットを1以上有し、試験対象電源からの電力供給を受ける、第1負荷試験領域と、複数のコイルを含むコイルグループを1以上有し、試験対象電源からの電力供給を受ける、第2負荷試験領域とを備える。
直列での接続と並列での接続が切り替え可能な状態で、複数のコイルが接続される。
接続形式を直列と並列で切り替えることにより、複数のコイルの合成インダクタンスを変えることができ、高圧の発電機、低圧の発電機など、様々な試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置を実現することが可能になる。
好ましくは、第2負荷試験領域は、複数のコイルの中心を通る1つの鉄心を有する。
さらに好ましくは、試験対象電源は、三相交流発電機である。
第2負荷試験領域は、1以上のコイルグループとして、試験対象電源のR相端子からの電力供給を受ける第1コイルグループと、試験対象電源のS相端子からの電力供給を受ける第2コイルグループと、試験対象電源のT相端子からの電力供給を受ける第3コイルグループを有する。
第2負荷試験領域は、鉄心として、第1コイルグループの複数のコイルの中心を通る第1鉄心と、第2コイルグループの複数のコイルの中心を通る第2鉄心と、第3コイルグループの複数のコイルの中心を通る第3鉄心を有する。
第1鉄心と第2鉄心と第3鉄心は、接続棒を介して接続される。
第1鉄心と第2鉄心と第3鉄心と接続棒の少なくとも1つは、碍子を介して、第2負荷試験領域の筐体に保持される。
コイルを鉄心が保持し、碍子を介して、鉄心若しくは接続棒を、第2負荷試験領域の筐体が保持する。これにより、電気的な絶縁を維持した状態で安定的にコイルを保持することが可能になる。
また、好ましくは、1以上のコイルグループの少なくとも1つは、複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルを有する。
第1のコイルの一方の端部と、第1のコイルの他方の端部は、第1のコイルの中心軸が延びる方向から見て、第1のコイルの中心軸を挟む位置関係にある。
第2のコイルの一方の端部と、第2のコイルの他方の端部は、第2のコイルの中心軸が延びる方向から見て、第2のコイルの中心軸を挟む位置関係にある。
第1のコイルの他方の端部がある側と、第2のコイルの一方の端部がある側は、第1のコイルの中心軸が延びる方向で対向する。
第1のコイルの他方の端部と、第2のコイルの一方の端部とは、第1のコイルの中心軸が延びる方向で対向する。
コイルの周囲のスペースに効率良く、スイッチング装置などを配置しやすくなる。
また、好ましくは、1以上のコイルグループの少なくとも1つは、複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルと第3のコイルを有する。
第2負荷試験領域は、第1のコイルと第2のコイルと第3のコイルの中心を通る1つの鉄心を有する。
第1のコイルの一方の端部と、第1のコイルの他方の端部は、鉄心が延びる方向から見て、鉄心が通る領域を挟む位置関係にある。
第2のコイルの一方の端部と、第2のコイルの他方の端部は、鉄心が延びる方向から見て、鉄心が通る領域を挟む位置関係にある。
第3のコイルの一方の端部と、第3のコイルの他方の端部は、鉄心が延びる方向から見て、鉄心が通る領域を挟む位置関係にある。
第1のコイルの他方の端部がある側と、第2のコイルの一方の端部がある側は、鉄心が延びる方向で対向する。
第2のコイルの他方の端部がある側と、第3のコイルの一方の端部がある側は、鉄心が延びる方向で対向する。
第1のコイルの他方の端部と、第2のコイルの一方の端部とは、鉄心が延びる方向で対向する。
第2のコイルの他方の端部と、第3のコイルの一方の端部とは、鉄心が延びる方向で対向する。
また、好ましくは、1以上のコイルグループの少なくとも1つは、複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルと第3のコイルを有する。
第2負荷試験領域は、第1のリレーと、第2のリレーと、第3のリレーと、第4のリレーと、第5のリレーと第6のリレーと第7のリレーとを有する。
第1のリレーの一方の接点は、第1のコイルの一方の端部と接続される。
第1のリレーの他方の接点は、第2のコイルの一方の端部と接続される。
第2のリレーの一方の接点は、第1のコイルの他方の端部と接続される。
第2のリレーの他方の接点は、第2のコイルの一方の端部と接続される。
第3のリレーの一方の接点は、第1のコイルの他方の端部と接続される。
第4のリレーの一方の接点は、第2のコイルの他方の端部と接続される。
第4のリレーの他方の接点は、第3のコイルの一方の端部と接続される。
第5のリレーの一方の接点は、第2のコイルの一方の端部と接続される。
第5のリレーの他方の接点は、第3のコイルの一方の端部と接続される。
第6のリレーの一方の接点は、第2のコイルの他方の端部と接続される。
第7のリレーの一方の接点は、第3のコイルの他方の端部と接続される。
また、好ましくは、第1負荷試験領域と、第2負荷試験領域は、別体で構成される。
1以上の抵抗器群セットと、1以上のコイルグループは、並列で試験対象電源に接続される。
第1負荷試験領域は、試験対象電源からの電力の供給を受ける第1の端子と、試験対象電源からの電力を第2負荷試験領域に供給する第2の端子を有する。
第2負荷試験領域は、第1の端子と第2の端子を介して、試験対象電源からの電力の供給を受ける第3の端子を有する。
力率の調整が不要な場合は、第2負荷試験領域を用いずに、第1負荷試験領域だけを用いて負荷試験を行うことができる。また、第1負荷試験領域に相当する既存の負荷試験装置に、第2負荷試験領域を加えることで、様々な試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置を実現することが可能になる。
さらに好ましくは、第1負荷試験領域に設けられた操作部を介して設定された、試験対象電源の種類、複数の抵抗器群の接続形式、負荷量の少なくとも1つに基づいて、複数のコイルの接続形式を制御するための制御信号線が、第1負荷試験領域と第2負荷試験領域の間に設けられる。
第1負荷試験領域の操作部で設定された内容(試験対象電源の種類など)に基づいて、第2負荷試験領域のコイルの接続形式などを制御することが可能になる。
また、好ましくは、第2負荷試験領域の筐体には、不使用時吸気開口と、不使用時排気開口が設けられる。
第2負荷試験領域は、光を電気に変換する発電装置を含む発電部と、1以上のコイルグループの不使用時に、筐体の内部の情報と筐体の周囲の情報と時間情報の少なくとも一つに基づいて、不使用時吸気開口の開閉を行う吸気部と、不使用時排気開口の開閉を行う排気部と、吸気部を介して筐体の外部からの空気を取り込み且つ排気部を介して取り込んだ空気を排出させる送風部を有する。
送風部は、発電部で得られた電力で駆動する。
不使用時吸気開口は、第1負荷試験領域における、1以上の抵抗器群を冷却する冷却部の吸気のための開口よりも小さい。
不使用時排気開口は、第1負荷試験領域における、冷却部からの空気の排気のための開口よりも小さい。
負荷試験部などの不使用時は、第2負荷試験領域の筐体がほぼ密閉された状態で維持される。このため、筐体の内部の温度や湿度が上昇し、内部の機器を劣化させるおそれがある。また、内部の機器に埃が付着するおそれがある。
負荷試験部などの不使用時に、筐体の外部から空気を取り入れて、排出させる。すなわち、筐体の内部の換気を行うことが可能になる。これにより、筐体の内部の温度及び湿度をほぼ一定に保つことが可能になる。そして、筐体の内部の機器の劣化を抑制したり、埃の付着を抑制したりすることが可能になる。
また、送風部が、発電部で得られた電力で駆動する。このため、負荷試験部などの不使用時で、負荷試験部などに電力が供給されない状態であっても、送風部などを動作させることが出来る。
既存の負荷試験部の筐体に吸気用及び排気用の小さい開口(不使用時吸気開口など)を設け、空気循環部を付加するだけで、不使用時に換気が可能な負荷試験装置を実現することが可能になる。
以上のように本発明によれば、複数種類の試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置を提供することができる。
本実施形態における負荷試験装置、試験対象電源、負荷試験装置駆動用電源の斜視図である。 第1負荷試験領域の簡単な構成を示す模式図である。 第1負荷試験領域の詳細な構成を示す模式図である。 第2負荷試験領域の簡単な構成を示す模式図である。 第2負荷試験領域の詳細な構成を示す模式図である。 使用時の第1負荷試験領域を後方からみた斜視図である。 不使用時の第1負荷試験領域を後方から見た斜視図である。 不使用時の第1負荷試験領域を前方から見た斜視図である。 不使用時の第2負荷試験領域を後方から見た斜視図である。 不使用時の第2負荷試験領域を前方から見た斜視図である。 高圧の試験対象電源の負荷試験を行う場合の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 高圧の試験対象電源の負荷試験を行う場合の、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 コイルと鉄心と接続棒の分解図である。 低圧の試験対象電源の負荷試験を低負荷で行う場合の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 低圧の試験対象電源の負荷試験を中程度の負荷で行う場合の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 低圧の試験対象電源の負荷試験を高負荷で行う場合の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 低圧の試験対象電源の負荷試験を高負荷で行う場合であって、図16の場合よりも使用するコイルを減らした状態の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 低圧の試験対象電源の負荷試験を高負荷で行う場合であって、図16の場合よりも使用するコイルを減らし、当該使用するコイルを直列に接続した状態の、第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット、第1コイルグループ〜第3コイルグループのリレーのオンオフ状態を示す模式図である。 吸気部と排気部が1つだけ設けられた負荷試験部を含む装置の後方から見た斜視図である。
以下、本実施形態について、図を用いて説明する。
なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。また、各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが出来る。
方向を説明するために、水平方向の一方をx方向(左右方向、第1方向)、x方向に垂直な水平方向をy方向(前後方向、第2方向)、x方向とy方向に垂直な鉛直方向をz方向(上下方向、第3方向)として説明する。
図6〜図10、図19において、xyz軸のそれぞれの矢印が指し示す方向をそれぞれ左方向、前方向、上方向と定義する。
(使用時と不使用時の定義)
また、後述する負荷試験部の使用時は、負荷試験部を使った負荷試験を行う期間と定義し、負荷試験部の不使用時は、負荷試験部を使った負荷試験を行わない期間と定義する。
(特許請求の範囲の用語と実施形態の用語の対応関係)
本実施形態における第11コイル61a1、第21コイル61b1、第31コイル61c1は、特許請求の範囲の記載における第1のコイルに相当する。
本実施形態における第12コイル61a2、第22コイル61b2、第32コイル61c2は、特許請求の範囲の記載における第2のコイルに相当する。
本実施形態における第13コイル61a3、第23コイル61b3、第33コイル61c3は、特許請求の範囲の記載における第3のコイルに相当する。
本実施形態における第41リレーR41、第51リレーR51、第61リレーR61は、特許請求の範囲の記載における第1のリレーに相当する。
本実施形態における第42リレーR42、第52リレーR52、第62リレーR62は、特許請求の範囲の記載における第2のリレーに相当する。
本実施形態における第43リレーR43、第53リレーR53、第63リレーR63は、特許請求の範囲の記載における第3のリレーに相当する。
本実施形態における第44リレーR44、第54リレーR54、第64リレーR64は、特許請求の範囲の記載における第4のリレーに相当する。
本実施形態における第45リレーR45、第55リレーR55、第65リレーR65は、特許請求の範囲の記載における第5のリレーに相当する。
本実施形態における第46リレーR46、第56リレーR56、第66リレーR66は、特許請求の範囲の記載における第6のリレーに相当する。
本実施形態における第47リレーR47、第57リレーR57、第67リレーR67は、特許請求の範囲の記載における第7のリレーに相当する。
本実施形態における第1U相端子U1、第1V相端子V1、第1W相端子W1は、特許請求の範囲の記載における第1の端子に相当する。
本実施形態における第2U相端子U2、第2V相端子V2、第2W相端子W2は、特許請求の範囲の記載における第2の端子に相当する。
本実施形態における第3U相端子U3、第3V相端子V3、第3W相端子W3は、特許請求の範囲の記載における第3の端子に相当する。
(負荷試験装置1)
本実施形態における乾式の負荷試験装置1は、第1負荷試験領域1aと第2負荷試験領域1bを備える(図1参照)。
第1負荷試験領域1aは、抵抗部30、冷却部50、第1負荷試験制御部70a、抵抗部側リレー部81、第1空気循環部90aを有する(図2、図3参照)。
第1負荷試験領域1aの筐体は、第1筐体2a、第2筐体2b、第3筐体2c、第4筐体2dを有する。
第1筐体2a、第2筐体2b、第3筐体2c、第4筐体2dは、x方向に並べられる。
第2負荷試験領域1bは、リアクトル部60、リアクトル側リレー部82、第2空気循環部90bを有する(図4、図5参照)。
第2負荷試験領域1bの筐体は、第5筐体2e、第6筐体2f、第7筐体2g、第8筐体2hを有する。
第5筐体2e、第6筐体2f、第7筐体2g、第8筐体2hは、x方向に並べられる。
抵抗部30は、第1抵抗部30a、第2抵抗部30b、第3抵抗部30cを有する。
冷却部50は、第1冷却部50a、第2冷却部50b、第3冷却部50cを有する。
リアクトル部60は、第1リアクトル60a、第2リアクトル60b、第3リアクトル60cを有する。
第1負荷試験制御部70aは、第1操作部71、第1電源端子部73、第1制御端子部75、第1電力供給制御部77を有する。
第2負荷試験制御部70bは、第2操作部72、第2電源端子部74、第2制御端子部76、第2電力供給制御部78を有する。
抵抗部側リレー部81は、第1抵抗部側リレー部81a、第2抵抗部側リレー部81b、第3抵抗部側リレー部81cを有する。
リアクトル側リレー部82は、第1リアクトル側リレー部82a、第2リアクトル側リレー部82b、第3リアクトル側リレー部82cを有する。
第1空気循環部90aは、第1発電部91a〜第4発電部91d、第1制御部93a〜第4制御部93d、第1吸気部95a〜第4吸気部95d、第1送風部96a〜第4送風部96d、第1排気部97a〜第4排気部97dを有する。
第2空気循環部90bは、第5発電部91e〜第8発電部91h、第5制御部93e〜第8制御部93h、第5吸気部95e〜第8吸気部95h、第5送風部96e〜第8送風部96h、第5排気部97e〜第8排気部97hを有する。
なお、第1抵抗部30aと第1冷却部50aと第1リアクトル60aを第1負荷試験部とし、第2抵抗部30bと第1冷却部50bと第2リアクトル60bを第2負荷試験部とし、第3抵抗部30cと第3冷却部50cと第3リアクトル60cを第3負荷試験部として説明する。
(第1筐体2a)
第1筐体2aは、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるもの(第1抵抗部30a、第1冷却部50a)、第1発電部91a、第1制御部93a、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aを含む(図6〜図8参照)。
第1筐体2aの上面で第1抵抗部30aとz方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の排気用に開口する(第1上面開口2a1)。
第1筐体2aの前面と背面で第1冷却部50aとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第1側面開口2a2)。
第1筐体2aの背面でz方向下方、すなわち第1側面開口2a2の近傍には、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第1不使用時吸気開口2a3)。
第1不使用時吸気開口2a3は、第1側面開口2a2よりも小さい。
第1筐体2aの前面でz方向上方には、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第1不使用時排気開口2a4)。
第1不使用時排気開口2a4は、第1筐体2aの側面であって、第1不使用時吸気開口2a3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第1不使用時排気開口2a4は、第1不使用時吸気開口2a3よりも高い位置に設けられる。
第1不使用時排気開口2a4は、第1上面開口2a1よりも小さい。
(第2筐体2b)
第2筐体2bは、第2負荷試験部(第2抵抗部30b、第2冷却部50b)、第2発電部91b、第2制御部93b、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bを含む。
第2筐体2bの上面で第2抵抗部30bとz方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の排気用に開口する(第2上面開口2b1)。
第2筐体2bの前面と背面で第2冷却部50bとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第2側面開口2b2)。
第2筐体2bの背面でz方向下方、すなわち第2側面開口2b2の近傍には、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第2不使用時吸気開口2b3)。
第2不使用時吸気開口2b3は、第2側面開口2b2よりも小さい。
第2筐体2bの前面でz方向上方には、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第2不使用時排気開口2b4)。
第2不使用時排気開口2b4は、第2筐体2bの側面であって、第2不使用時吸気開口2b3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第2不使用時排気開口2b4は、第2不使用時吸気開口2b3よりも高い位置に設けられる。
第2不使用時排気開口2b4は、第2上面開口2b1よりも小さい。
(第3筐体2c)
第3筐体2cは、第3負荷試験部(第3抵抗部30c、第3冷却部50c)、第3発電部91c、第3制御部93c、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cを含む。
第3筐体2cの上面で第3抵抗部30cとz方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の排気用に開口する(第3上面開口2c1)。
第3筐体2cの前面と背面で第3冷却部50cとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第3側面開口2c2)。
第3筐体2cの背面でz方向下方、すなわち第3側面開口2c2の近傍には、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるもの不使用時の空気の吸気用に開口する(第3不使用時吸気開口2c3)。
第3不使用時吸気開口2c3は、第3側面開口2c2よりも小さい。
第3筐体2cの前面でz方向上方には、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第3不使用時排気開口2c4)。
第3不使用時排気開口2c4は、第3筐体2cの側面であって、第3不使用時吸気開口2c3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第3不使用時排気開口2c4は、第3不使用時吸気開口2c3よりも高い位置に設けられる。
第3不使用時排気開口2c4は、第3上面開口2c1よりも小さい。
(第4筐体2d)
第4筐体2dは、第1負荷試験制御部70a、抵抗部側リレー部81、第4発電部91d、第4制御部93d、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dを含む。
ただし、第1負荷試験制御部70aの一部または全部、若しくは抵抗部側リレー部81の一部または全部が、第1筐体2aなどに含まれてもよい。
例えば、第1筐体2aが第1抵抗部側リレー部81aを含み、第2筐体2bが第2抵抗部側リレー部81bを含み、第3筐体2cが第3抵抗部側リレー部81cを含む形態が考えられる。
第4筐体2dの背面でz方向下方には、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第4不使用時吸気開口2d3)。
第4筐体2dの前面でz方向上方には、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第4不使用時排気開口2d4)。
第4不使用時排気開口2d4は、第4筐体2dの側面であって、第4不使用時吸気開口2d3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第4不使用時排気開口2d4は、第4不使用時吸気開口2d3よりも高い位置に設けられる。
第1筐体2a〜第4筐体2dは、一体で構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。第1筐体2a〜第4筐体2dが一体で構成されている場合、隣接する筐体の間には、隔壁が設けられてもよいし、隔壁が設けられなくてもよい。
当該隔壁には、開口領域が設けられ、当該開口領域を介して、抵抗部30、冷却部50、第1負荷試験制御部70a、抵抗部側リレー部81、及び第1空気循環部90aに含まれる電気部材のケーブル接続が行われる。
(第5筐体2e)
第5筐体2eは、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるもの(第1リアクトル60a)、第5発電部91e、第5制御部93e、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eを含む(図9、図10参照)。
第5筐体2eの背面でz方向下方には、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第5不使用時吸気開口2e3)。
第5不使用時吸気開口2e3は、第1筐体2aの第1側面開口2a2よりも小さい。
第5筐体2eの前面でz方向上方には、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第5不使用時排気開口2e4)。
第5不使用時排気開口2e4は、第5筐体2eの側面であって、第5不使用時吸気開口2e3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第5不使用時排気開口2e4は、第5不使用時吸気開口2e3よりも高い位置に設けられる。
第5不使用時排気開口2e4は、第1筐体2aの第1上面開口2a1よりも小さい。
(第6筐体2f)
第6筐体2fは、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるもの(第2リアクトル60b)、第6発電部91f、第6制御部93f、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fを含む。
第6筐体2fの背面でz方向下方には、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第6不使用時吸気開口2f3)。
第6不使用時吸気開口2f3は、第2筐体2bの第2側面開口2b2よりも小さい。
第6筐体2fの前面でz方向上方には、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第6不使用時排気開口2f4)。
第6不使用時排気開口2f4は、第6筐体2fの側面であって、第6不使用時吸気開口2f3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第6不使用時排気開口2f4は、第6不使用時吸気開口2f3よりも高い位置に設けられる。
第6不使用時排気開口2f4は、第2筐体2bの第2上面開口2b1よりも小さい。
(第7筐体2g)
第7筐体2gは、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるもの(第3リアクトル60c)、第7発電部91g、第7制御部93g、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gを含む。
第7筐体2gの背面でz方向下方には、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の吸気用に開口する(第7不使用時吸気開口2g3)。
第7不使用時吸気開口2g3は、第3筐体2cの第3側面開口2c2よりも小さい。
第7筐体2gの前面でz方向上方には、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時の空気の排気用に開口する(第7不使用時排気開口2g4)。
第7不使用時排気開口2g4は、第7筐体2gの側面であって、第7不使用時吸気開口2g3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第7不使用時排気開口2g4は、第7不使用時吸気開口2g3よりも高い位置に設けられる。
第7不使用時排気開口2g4は、第3筐体2cの第3上面開口2c1よりも小さい。
(第8筐体2h)
第8筐体2hは、第2負荷試験制御部70b、リアクトル側リレー部82、第8発電部91h、第8制御部93h、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hを含む。
ただし、第2負荷試験制御部70bの一部または全部、若しくはリアクトル側リレー部88の一部または全部が、第5筐体2eなどに含まれてもよい。
例えば、第5筐体2eが第1リアクトル側リレー部82aを含み、第6筐体2fが第2リアクトル側リレー部82bを含み、第7筐体2gが第3リアクトル側リレー部82cを含む形態が考えられる。
第8筐体2hの背面でz方向下方には、負荷試験装置1の第2負荷試験領域1bの第1負荷試験部〜第3負荷試験部の不使用時の空気の吸気用に開口する(第8不使用時吸気開口2h3)。
第8筐体2hの前面でz方向上方には、負荷試験装置1の第2負荷試験領域1bの第1負荷試験部〜第3負荷試験部の不使用時の空気の排気用に開口する(第8不使用時排気開口2h4)。
第8不使用時排気開口2h4は、第8筐体2hの側面であって、第8不使用時吸気開口2h3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第8不使用時排気開口2h4は、第8不使用時吸気開口2h3よりも高い位置に設けられる。
第5筐体2e〜第8筐体2hは、一体で構成されてもよいし、別体で構成されてもよい。第5筐体2e〜第8筐体2hが一体で構成されている場合、隣接する筐体の間には、隔壁が設けられてもよいし、隔壁が設けられなくてもよい。
当該隔壁には、開口領域が設けられ、当該開口領域を介して、リアクトル部60、第2負荷試験制御部70b、リアクトル側リレー部82、及び第2空気循環部90bに含まれる電気部材のケーブル接続が行われる。
また、当該開口領域を介して、接続棒62を使った、リアクトル部60の第1鉄心61a4〜第3鉄心61c4の接続が行われる。
(筐体の構成)
本実施形態では、第1負荷試験領域1aの筐体(第1筐体2a〜第4筐体2d)と、第2負荷試験領域1bの筐体(第5筐体2e〜第8筐体2h)は、別体で構成される。ただし、1つの筐体(第1筐体2a〜第8筐体2h)が、第1負荷試験領域1aと第2負荷試験領域2bの筐体として用いられてもよい。
(第1負荷試験部)
第1負荷試験部の構成について説明する。
第1負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、R相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第1抵抗部30a(第1抵抗器群セット31a、第1排気蓋33a)、第1冷却部50a(第1吸気蓋51a、第1冷却装置53a)、第1リアクトル60a(第1コイルグループ61a)を有する。
第1抵抗器群セット31aの吸気口と、第1冷却装置53aの排気口とが対向するように、第1抵抗部30aと第1冷却部50aとがz方向に並べられる。
(第2負荷試験部)
第2負荷試験部の構成について説明する。
第2負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、S相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第2抵抗部30b(第2抵抗器群セット31b、第2排気蓋33b)、第2冷却部50b(第2吸気蓋51b、第2冷却装置53b)、第2リアクトル60b(第2コイルグループ61b)を有する。
第2抵抗器群セット31bの吸気口と、第2冷却装置53bの排気口とが対向するように、第2抵抗部30bと第2冷却部50bとがz方向に並べられる。
(第3負荷試験部)
第3負荷試験部の構成について説明する。
第3負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、T相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第3抵抗部30c(第3抵抗器群セット31c、第3排気蓋33c)、第3冷却部50c(第3吸気蓋51c、第3冷却装置53c)、第3リアクトル60c(第3コイルグループ61c)を有する。
第3抵抗器群セット31cの吸気口と、第3冷却装置53cの排気口とが対向するように、第3抵抗部30cと第3冷却部50cとがz方向に並べられる。
(接続部材3)
第1抵抗器群セット31a、第2抵抗器群セット31b、第3抵抗器群セット31cに関する電気的な接続は、第1負荷試験制御部70aの第1電源端子部73からのケーブル、接続バーなどの接続部材3を使って行われる(図2、図3参照)。
第1コイルグループ61a、第2コイルグループ61b、第3コイルグループ61cに関する電気的な接続は、第2負荷試験制御部70bの第2電源端子部74からのケーブル、接続バーなどの接続部材3を使って行われる(図4、図5参照)。
(制御線4)
第1抵抗器群セット31aのスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a)、第2抵抗器群セット31bのスイッチング装置(第2抵抗部側リレー部81b)、第3抵抗器群セット31cのスイッチング装置(第3抵抗部側リレー部81c)の制御は、第1負荷試験制御部70aの第1制御端子部75からのケーブル(制御線4)を使って行われる。
第1コイルグループ61aのスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a)、第2コイルグループ61bのスイッチング装置(第2リアクトル側リレー部82b)、第3コイルグループ61cのスイッチング装置(第3リアクトル側リレー部82c)の制御は、第2負荷試験制御部70bの第2制御端子部76からのケーブル(制御線4)を使って行われる。
制御線4は、第1負荷試験制御部70aから抵抗部側リレー部81に設けられたスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a〜第3抵抗部側リレー部81cのリレー)のオンオフ制御を行うため、第2負荷試験制御部70bからリアクトル側リレー部82に設けられたスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a〜第3リアクトル側リレー部82cのリレー)のオンオフ制御を行うために使用されるケーブルである。
(制御信号線5)
第1操作部71の各スイッチの操作状態に関する情報は、制御信号線5を介して、第2操作部72に送信される。
制御信号線5は、光ファイバーケーブルなど、複数の信号が重畳して送信可能なケーブルで構成されてもよいし、複数の電気信号ケーブルで構成されてもよい。
(第1抵抗部30a)
第1抵抗部30aの構成について説明する。
第1抵抗部30aは、複数の抵抗器を含む第1抵抗器群セット31a、第1排気蓋33aを有する。
第1抵抗器群セット31aに含まれる複数の抵抗器は、y方向に平行な棒状の抵抗器で構成される。当該複数の抵抗器は、x方向に所定の間隔を空けて複数本並べられ、抵抗器列を形成する。当該抵抗器列は、z方向に1段以上並べられる。第1抵抗器群セット31aは、第1負荷試験制御部70aの第1電源端子部73を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のR相の負荷試験を行うために用いられる。
第1抵抗器群セット31aに含まれる複数の抵抗器のうち、直列又は並列に接続された1以上の抵抗器が抵抗器群を形成する。当該抵抗器群と第1抵抗器群セット31aに含まれる他の抵抗器群は、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。抵抗器群と他の抵抗器群の接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及び抵抗器群ごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a)が設けられる。
試験対象電源のR相からの電圧印加を行う抵抗器群の数、及び/若しくは、第1抵抗器群セット31aに含まれる抵抗器群の接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第1抵抗器群セット31aに3つの抵抗器群(第11抵抗器群31a1、第12抵抗器群31a2、第13抵抗器群31a3)が設けられた例を示す。しかしながら、第1抵抗器群セット31aに設けられる抵抗器群の数は3つに限るものではない。
(第1抵抗器群セット31a)
第1抵抗器群セット31aは、第11抵抗器群31a1、第12抵抗器群31a2、第13抵抗器群31a3を有する(図11、図14〜図16参照)。
第11抵抗器群31a1、第12抵抗器群31a2、第13抵抗器群31a3は、第1抵抗部側リレー部81aを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
(第1抵抗部側リレー部81a)
第1抵抗部側リレー部81aは、第11リレーR11、第12リレーR12、第13リレーR13、第14リレーR14、第15リレーR15、第16リレーR16、第17リレーR17を有する。
第11リレーR11の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11抵抗器群31a1の一方の端部と接続される。
第11リレーR11の他方の接点(例えば、固定接点)は、第12抵抗器群31a2の一方の端部と接続される。
第12リレーR12の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11抵抗器群31a1の他方の端部と接続される。
第12リレーR12の他方の接点(例えば、固定接点)は、第12抵抗器群31a2の一方の端部と接続される。
第13リレーR13の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11抵抗器群31a1の他方の端部と接続される。
第13リレーR13の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第14リレーR14の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12抵抗器群31a2の他方の端部と接続される。
第14リレーR14の他方の接点(例えば、固定接点)は、第13抵抗器群31a3の一方の端部と接続される。
第15リレーR15の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12抵抗器群31a2の一方の端部と接続される。
第15リレーR15の他方の接点(例えば、固定接点)は、第13抵抗器群31a3の一方の端部と接続される。
第16リレーR16の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12抵抗器群31a2の他方の端部と接続される。
第16リレーR16の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第17リレーR17の一方の接点(例えば、可動接点)は、第13抵抗器群31a3の他方の端部と接続される。
第17リレーR17の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第1排気蓋33aは、第1筐体2aの上面の排気用の開口(第1上面開口2a1)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1上面開口2a1から空気が排出出来るように、第1排気蓋33aが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1上面開口2a1から空気が流入出来ないように(第1上面開口2a1を介して外部から異物が侵入しないように)、第1排気蓋33aが閉じられる。
第1排気蓋33aの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
(第2抵抗部30b)
第2抵抗部30bの構成について説明する。
第2抵抗部30bは、複数の抵抗器を含む第2抵抗器群セット31b、第2排気蓋33bを有する。
第2抵抗器群セット31bに含まれる複数の抵抗器は、y方向に平行な棒状の抵抗器で構成される。当該複数の抵抗器は、x方向に所定の間隔を空けて複数本並べられ、抵抗器列を形成する。当該抵抗器列は、z方向に1段以上並べられる。第2抵抗器群セット31bは、第1負荷試験制御部70aの第1電源端子部73を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のS相の負荷試験を行うために用いられる。
第2抵抗器群セット31bに含まれる複数の抵抗器のうち、直列又は並列に接続された1以上の抵抗器が抵抗器群を形成する。当該抵抗器群と第2抵抗器群セット31bに含まれる他の抵抗器群は、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。抵抗器群と他の抵抗器群の接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及び抵抗器群ごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第2抵抗部側リレー部81b)が設けられる。
試験対象電源のS相からの電圧印加を行う抵抗器群の数、及び/若しくは、第2抵抗器群セット31bに含まれる抵抗器群の接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第2抵抗器群セット31bに3つの抵抗器群(第21抵抗器群31b1、第22抵抗器群31b2、第23抵抗器群31b3)が設けられた例を示す。しかしながら、第2抵抗器群セット31bに設けられる抵抗器群の数は3つに限るものではない。
(第2抵抗器群セット31b)
第2抵抗器群セット31bは、第21抵抗器群31b1、第22抵抗器群31b2、第23抵抗器群31b3を有する。
第21抵抗器群31b1、第22抵抗器群31b2、第23抵抗器群31b3は、第2抵抗部側リレー部81bを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
(第2抵抗部側リレー部81b)
第2抵抗部側リレー部81bは、第21リレーR21、第22リレーR22、第23リレーR23、第24リレーR24、第25リレーR25、第26リレーR26、第27リレーR27を有する。
第21リレーR21の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21抵抗器群31b1の一方の端部と接続される。
第21リレーR21の他方の接点(例えば、固定接点)は、第22抵抗器群31b2の一方の端部と接続される。
第22リレーR22の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21抵抗器群31b1の他方の端部と接続される。
第22リレーR22の他方の接点(例えば、固定接点)は、第22抵抗器群31b2の一方の端部と接続される。
第23リレーR23の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21抵抗器群31b1の他方の端部と接続される。
第23リレーR23の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第24リレーR24の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22抵抗器群31b2の他方の端部と接続される。
第24リレーR24の他方の接点(例えば、固定接点)は、第23抵抗器群31b3の一方の端部と接続される。
第25リレーR25の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22抵抗器群31b2の一方の端部と接続される。
第25リレーR25の他方の接点(例えば、固定接点)は、第23抵抗器群31b3の一方の端部と接続される。
第26リレーR26の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22抵抗器群31b2の他方の端部と接続される。
第26リレーR26の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第27リレーR27の一方の接点(例えば、可動接点)は、第23抵抗器群31b3の他方の端部と接続される。
第27リレーR27の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第2排気蓋33bは、第2筐体2bの上面の排気用の開口(第2上面開口2b1)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2上面開口2b1から空気が排出出来るように、第2排気蓋33bが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2上面開口2b1から空気が流入出来ないように(第2上面開口2b1を介して外部から異物が侵入しないように)、第2排気蓋33bが閉じられる。
第2排気蓋33bの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
(第3抵抗部30c)
第3抵抗部30cの構成について説明する。
第3抵抗部30cは、複数の抵抗器を含む第3抵抗器群セット31c、第3排気蓋33cを有する。
第3抵抗器群セット31cに含まれる複数の抵抗器は、y方向に平行な棒状の抵抗器で構成される。当該複数の抵抗器は、x方向に所定の間隔を空けて複数本並べられ、抵抗器列を形成する。当該抵抗器列は、z方向に1段以上並べられる。第3抵抗器群セット31cは、第1負荷試験制御部70aの第1電源端子部73を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のT相の負荷試験を行うために用いられる。
第3抵抗器群セット31cに含まれる複数の抵抗器のうち、直列又は並列に接続された1以上の抵抗器が抵抗器群を形成する。当該抵抗器群と第3抵抗器群セット31cに含まれる他の抵抗器群は、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。抵抗器群と他の抵抗器群の接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及び抵抗器群ごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第3抵抗部側リレー部81c)が設けられる。
試験対象電源のT相からの電圧印加を行う抵抗器群の数、及び/若しくは、第3抵抗器群セット31cに含まれる抵抗器群の接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第3抵抗器群セット31cに3つの抵抗器群(第31抵抗器群31c1、第32抵抗器群31c2、第33抵抗器群31c3)が設けられた例を示す。しかしながら、第3抵抗器群セット31cに設けられる抵抗器群の数は3つに限るものではない。
(第3抵抗器群セット31c)
第3抵抗器群セット31cは、第31抵抗器群31c1、第32抵抗器群31c2、第33抵抗器群31c3を有する。
第31抵抗器群31c1、第32抵抗器群31c2、第33抵抗器群31c3は、第3抵抗部側リレー部81cを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
(第3抵抗部側リレー部81c)
第3抵抗部側リレー部81cは、第31リレーR31、第32リレーR32、第33リレーR33、第34リレーR34、第35リレーR35、第36リレーR36、第37リレーR37を有する。
第31リレーR31の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31抵抗器群31c1の一方の端部と接続される。
第31リレーR31の他方の接点(例えば、固定接点)は、第32抵抗器群31c2の一方の端部と接続される。
第32リレーR32の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31抵抗器群31c1の他方の端部と接続される。
第32リレーR32の他方の接点(例えば、固定接点)は、第32抵抗器群31c2の一方の端部と接続される。
第33リレーR33の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31抵抗器群31c1の他方の端部と接続される。
第33リレーR33の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第34リレーR34の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32抵抗器群31c2の他方の端部と接続される。
第34リレーR34の他方の接点(例えば、固定接点)は、第33抵抗器群31c3の一方の端部と接続される。
第35リレーR35の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32抵抗器群31c2の一方の端部と接続される。
第35リレーR35の他方の接点(例えば、固定接点)は、第33抵抗器群31c3の一方の端部と接続される。
第36リレーR36の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32抵抗器群31c2の他方の端部と接続される。
第36リレーR36の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第37リレーR37の一方の接点(例えば、可動接点)は、第33抵抗器群31c3の他方の端部と接続される。
第37リレーR37の他方の接点(例えば、固定接点)は、第1中性点c1と接続される。
第3排気蓋33cは、第3筐体2cの上面の排気用の開口(第3上面開口2c1)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3上面開口2c1から空気が排出出来るように、第3排気蓋33cが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3上面開口2c1から空気が流入出来ないように(第3上面開口2c1を介して外部から異物が侵入しないように)、第3排気蓋33cが閉じられる。
第3排気蓋33cの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
(中性点接続)
中性点接続のために、第1抵抗器群セット31aの抵抗器群と、第2抵抗器群セット31bの抵抗器群と、第3抵抗器群セット31cの抵抗器群とは短絡される。第1抵抗器群セット31aと第2抵抗器群セット31bと第3抵抗器群セット31cが短絡される中性点を第1中性点c1と定義する。
(抵抗器の配列方向)
本実施形態では、第1抵抗器群セット31a〜第3抵抗器群セット31cにおける抵抗器列は、y方向に平行な棒状の抵抗器が、x方向に所定の間隔を空けて複数本並べられる形態を説明した。しかしながら、x方向に平行な棒状の抵抗器が、y方向に所定の間隔を空けて複数本並べられる形態であってもよい。
(第1冷却部50a)
第1冷却部50aの構成について説明する。
第1冷却部50aは、第1吸気蓋51aと第1冷却装置53aを有する。
第1吸気蓋51aは、第1筐体2aの前面と背面の吸気用の開口(第1側面開口2a2)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、負荷試験装置1の第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1側面開口2a2から空気が流入出来るように、第1吸気蓋51aが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、負荷試験装置1の第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1側面開口2a2から空気が流入出来ないように、第1吸気蓋51aが閉じられる。
第1吸気蓋51aの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第1冷却装置53aは、冷却ファンなど、上方向(z方向)に風を排出する送風装置であり、吸気口から導入された空気を、第1抵抗部30aに送り込む。
第1冷却装置53aによって送り込まれた空気は、第1抵抗部30aの内部を通り、第1上面開口2a1から排出される(図6の太線矢印線参照)。
(第2冷却部50b)
第2冷却部50bの構成について説明する。
第2冷却部50bは、第2吸気蓋51bと第2冷却装置53bを有する。
第2吸気蓋51bは、第2筐体2bの前面と背面の吸気用の開口(第2側面開口2b2)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、負荷試験装置1の第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2側面開口2b2から空気が流入出来るように、第2吸気蓋51bが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、負荷試験装置1の第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2側面開口2b2から空気が流入出来ないように、第2吸気蓋51bが閉じられる。
第2吸気蓋51bの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第2冷却装置53bは、冷却ファンなど、上方向(z方向)に風を排出する送風装置で、吸気口から導入された空気を、第2抵抗部30bに送り込む。
第2冷却装置53bによって送り込まれた空気は、第2抵抗部30bの内部を通り、第2上面開口2b1から排出される。
(第3冷却部50c)
第3冷却部50cの構成について説明する。
第3冷却部50cは、第3吸気蓋51cと第3冷却装置53cを有する。
第3吸気蓋51cは、第3筐体2cの前面と背面の吸気用の開口(第3側面開口2c2)に設けられる。
負荷試験を行う時、すなわち、負荷試験装置1の第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3側面開口2c2から空気が流入出来るように、第3吸気蓋51cが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、負荷試験装置1の第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3側面開口2c2から空気が流入出来ないように、第3吸気蓋51cが閉じられる。
第3吸気蓋51cの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第3冷却装置53cは、冷却ファンなど、上方向(z方向)に風を排出する送風装置で、吸気口から導入された空気を、第3抵抗部30cに送り込む。
第3冷却装置53cによって送り込まれた空気は、第3抵抗部30cの内部を通り、第3上面開口2c1から排出される。
(抵抗器群セット、冷却装置の取り付け)
第1抵抗部30aの第1抵抗器群セット31aと第1冷却部50aの第1冷却装置53aは、第1筐体2aに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
第2抵抗部30bの第2抵抗器群セット31bと第2冷却部50bの第2冷却装置53bは、第2筐体2bに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
第3抵抗部30cの第3抵抗器群セット31cと第3冷却部50cの第3冷却装置53cは、第3筐体2cに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
(第1リアクトル60a)
第1リアクトル60aの構成について説明する。
第1リアクトル60aは、複数のコイルを含む第1コイルグループ61aを有する。
第1コイルグループ61aに含まれる複数のコイルは、z方向に1段以上並べられる。第1コイルグループ61aは、第2負荷試験制御部70bの第2電源端子部74を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のR相の負荷試験における力率調整を行うために用いられる。
第1コイルグループ61aに含まれる複数のコイルは、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。コイルと他のコイルの接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及びコイルごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a)が設けられる。
インダクタンスの調整のため、試験対象電源のR相からの電圧印加を行うコイルの数、及び/若しくは、第1コイルグループ61aに含まれるコイルの接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第1コイルグループ61aに3つのコイル(第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3)が設けられた例を示す。しかしながら、第1コイルグループ61aに設けられるコイルの数は3つに限るものではない。
(第1コイルグループ61a)
第1コイルグループ61aは、第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3、第1鉄心61a4を有する(図11〜図16参照)。
第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3は、第1リアクトル側リレー部82aを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3には、第1鉄心61a4が設けられる。
導線を第1鉄心61a4に巻き付けることにより、第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3が形成されてもよいし、第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3について、螺旋が形成された状態で、第1鉄心61a4に挿入されてもよい。
第11コイル61a1は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第11コイル61a1の中心軸(第1鉄心61a4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される(図13参照)。
第12コイル61a2は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第12コイル61a2の中心軸(第1鉄心61a4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第11コイル61a1と第12コイル61a2は、第11コイル61a1の他方の端部と第12コイル61a2の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
第13コイル61a3は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第13コイル61a3の中心軸(第1鉄心61a4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第12コイル61a2と第13コイル61a3は、第12コイル61a2の他方の端部と第13コイル61a3の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
これにより、第11コイル61a1、第12コイル61a2、第13コイル61a3の周囲のスペースに効率良く、スイッチング装置を配置しやすくなる。
(第1リアクトル側リレー部82a)
第1リアクトル側リレー部82aは、第41リレーR41、第42リレーR42、第43リレーR43、第44リレーR44、第45リレーR45、第46リレーR46、第47リレーR47を有する。
第41リレーR41の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11コイル61a1の一方の端部と接続される。
第41リレーR41の他方の接点(例えば、固定接点)は、第12コイル61a2の一方の端部と接続される。
第42リレーR42の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11コイル61a1の他方の端部と接続される。
第42リレーR42の他方の接点(例えば、固定接点)は、第12コイル61a2の一方の端部と接続される。
第43リレーR43の一方の接点(例えば、可動接点)は、第11コイル61a1の他方の端部と接続される。
第43リレーR43の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第44リレーR44の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12コイル61a2の他方の端部と接続される。
第44リレーR44の他方の接点(例えば、固定接点)は、第13コイル61a3の一方の端部と接続される。
第45リレーR45の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12コイル61a2の一方の端部と接続される。
第45リレーR45の他方の接点(例えば、固定接点)は、第13コイル61a3の一方の端部と接続される。
第46リレーR46の一方の接点(例えば、可動接点)は、第12コイル61a2の他方の端部と接続される。
第46リレーR46の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第47リレーR47の一方の接点(例えば、可動接点)は、第13コイル61a3の他方の端部と接続される。
第47リレーR47の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
(第2リアクトル60b)
第2リアクトル60bの構成について説明する。
第2リアクトル60bは、複数のコイルを含む第2コイルグループ61bを有する。
第2コイルグループ61bに含まれる複数のコイルは、z方向に1段以上並べられる。第2コイルグループ61bは、第2負荷試験制御部70bの第2電源端子部74を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のS相の負荷試験における力率調整を行うために用いられる。
第2コイルグループ61bに含まれる複数のコイルは、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。コイルと他のコイルの接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及びコイルごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第2リアクトル側リレー部82b)が設けられる。
インダクタンスの調整のため、試験対象電源のS相からの電圧印加を行うコイルの数、及び/若しくは、第2コイルグループ61bに含まれるコイルの接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第2コイルグループ61bに3つのコイル(第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3)が設けられた例を示す。しかしながら、第2コイルグループ61bに設けられるコイルの数は3つに限るものではない。
(第2コイルグループ61b)
第2コイルグループ61bは、第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3、第2鉄心61b4を有する。
第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3は、第2リアクトル側リレー部82bを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3には、第2鉄心61b4が設けられる。
導線を第2鉄心61b4に巻き付けることにより、第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3が形成されてもよいし、第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3について、螺旋が形成された状態で、第2鉄心61b4に挿入されてもよい。
第21コイル61b1は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第21コイル61b1の中心軸(第2鉄心61b4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第22コイル61b2は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第22コイル61b2の中心軸(第2鉄心61b4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第21コイル61b1と第22コイル61b2は、第21コイル61b1の他方の端部と第22コイル61b2の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
第23コイル61b3は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第23コイル61b3の中心軸(第2鉄心61b4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第22コイル61b2と第23コイル61b3は、第22コイル61b2の他方の端部と第23コイル61b3の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
これにより、第21コイル61b1、第22コイル61b2、第23コイル61b3の周囲のスペースに効率良く、スイッチング装置を配置しやすくなる。
(第2リアクトル側リレー部82b)
第2リアクトル側リレー部82bは、第51リレーR51、第52リレーR52、第53リレーR53、第54リレーR54、第55リレーR55、第56リレーR56、第57リレーR57を有する。
第51リレーR51の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21コイル61b1の一方の端部と接続される。
第51リレーR51の他方の接点(例えば、固定接点)は、第22コイル61b2の一方の端部と接続される。
第52リレーR52の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21コイル61b1の他方の端部と接続される。
第52リレーR52の他方の接点(例えば、固定接点)は、第22コイル61b2の一方の端部と接続される。
第53リレーR53の一方の接点(例えば、可動接点)は、第21コイル61b1の他方の端部と接続される。
第53リレーR53の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第54リレーR54の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22コイル61b2の他方の端部と接続される。
第54リレーR54の他方の接点(例えば、固定接点)は、第23コイル61b3の一方の端部と接続される。
第55リレーR55の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22コイル61b2の一方の端部と接続される。
第55リレーR55の他方の接点(例えば、固定接点)は、第23コイル61b3の一方の端部と接続される。
第56リレーR56の一方の接点(例えば、可動接点)は、第22コイル61b2の他方の端部と接続される。
第56リレーR56の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第57リレーR57の一方の接点(例えば、可動接点)は、第23コイル61b3の他方の端部と接続される。
第57リレーR57の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
(第3リアクトル60c)
第3リアクトル60cの構成について説明する。
第3リアクトル60cは、複数のコイルを含む第3コイルグループ61cを有する。
第3コイルグループ61cに含まれる複数のコイルは、z方向に1段以上並べられる。第3コイルグループ61cは、第2負荷試験制御部70bの第2電源端子部74を介して接続された三相交流発電機などの試験対象電源のT相の負荷試験における力率調整を行うために用いられる。
第3コイルグループ61cに含まれる複数のコイルは、直列での接続と並列での接続のいずれかに切り替え可能な状態で接続される。コイルと他のコイルの接続方法を直列と並列とで切り替えるため、及びコイルごとに電力供給のオンオフ制御を行うためのスイッチング装置(第3リアクトル側リレー部82c)が設けられる。
インダクタンスの調整のため、試験対象電源のT相からの電圧印加を行うコイルの数、及び/若しくは、第3コイルグループ61cに含まれるコイルの接続方法を変えながら、負荷試験が行われる。
本実施形態では、第3コイルグループ61cに3つのコイル(第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3)が設けられた例を示す。しかしながら、第3コイルグループ61cに設けられるコイルの数は3つに限るものではない。
(第3コイルグループ61c)
第3コイルグループ61cは、第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3、第3鉄心61c4を有する。
第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3は、第3リアクトル側リレー部82cを介して、直列での接続と並列での接続との切り替えが可能な状態で、接続される。
第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3には、第3鉄心61c4が設けられる。
導線を第3鉄心61c4に巻き付けることにより、第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3が形成されてもよいし、第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3について、螺旋が形成された状態で、第3鉄心61c4に挿入されてもよい。
第31コイル61c1は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第31コイル61c1の中心軸(第3鉄心61c4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第32コイル61c2は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第32コイル61c2の中心軸(第3鉄心61c4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第31コイル61c1と第32コイル61c2は、第31コイル61c1の他方の端部と第32コイル61c2の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
第33コイル61c3は、一方の端部と他方の端部が、上方(z方向)から見て、第33コイル61c3の中心軸(第3鉄心61c4が通る領域)を挟む位置関係になるように構成される。
第32コイル61c2と第33コイル61c3は、第32コイル61c2の他方の端部と第33コイル61c3の一方の端部とが、z方向で対向する位置関係になるように構成される。
これにより、第31コイル61c1、第32コイル61c2、第33コイル61c3の周囲のスペースに効率良く、スイッチング装置を配置しやすくなる。
(第3リアクトル側リレー部82c)
第3リアクトル側リレー部82cは、第61リレーR61、第62リレーR62、第63リレーR63、第64リレーR64、第65リレーR65、第66リレーR66、第67リレーR67を有する。
第61リレーR61の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31コイル61c1の一方の端部と接続される。
第61リレーR61の他方の接点(例えば、固定接点)は、第32コイル61c2の一方の端部と接続される。
第62リレーR62の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31コイル61c1の他方の端部と接続される。
第62リレーR62の他方の接点(例えば、固定接点)は、第32コイル61c2の一方の端部と接続される。
第63リレーR63の一方の接点(例えば、可動接点)は、第31コイル61c1の他方の端部と接続される。
第63リレーR63の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第64リレーR64の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32コイル61c2の他方の端部と接続される。
第64リレーR64の他方の接点(例えば、固定接点)は、第33コイル61c3の一方の端部と接続される。
第65リレーR65の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32コイル61c2の一方の端部と接続される。
第65リレーR65の他方の接点(例えば、固定接点)は、第33コイル61c3の一方の端部と接続される。
第66リレーR66の一方の接点(例えば、可動接点)は、第32コイル61c2の他方の端部と接続される。
第66リレーR66の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
第67リレーR67の一方の接点(例えば、可動接点)は、第33コイル61c3の他方の端部と接続される。
第67リレーR67の他方の接点(例えば、固定接点)は、第2中性点c2と接続される。
(第1鉄心61a4、第2鉄心61b4、第3鉄心61c4の接続)
第1鉄心61a4と第2鉄心61b4は、接続棒62を介して接続される。
第2鉄心61b4と第3鉄心61c4は、接続棒62を介して接続される。
第1鉄心61a4〜第3鉄心61c4と接続棒62は、一体で構成されてもよいし、別体で構成されて、第11コイル61a1などの取付後に接続されてもよい。
第1鉄心61a4と第2鉄心61b4と第3鉄心61c4と接続棒62の少なくとも1つは、碍子7を介して、第2負荷試験領域1bの筐体(第5筐体2e〜第8筐体2h)に保持される。
本実施形態では、接続棒62が、碍子7を介して、第5筐体2eと第6筐体2fと第7筐体2gに保持される例を示す(図12参照)。
(第1負荷試験制御部70a、第2負荷試験制御部70b)
第1負荷試験制御部70a、及び第2負荷試験制御部70bの構成について説明する。
第1負荷試験制御部70aは、第1操作部71、第1電源端子部73、第1制御端子部75、第1電力供給制御部77を有する。
第1操作部71、第1電源端子部73、第1制御端子部75、第1電力供給制御部77は、第4筐体2dに収納される。
第2負荷試験制御部70bは、第2操作部72、第2電源端子部74、第2制御端子部76、第2電力供給制御部78を有する。
第2操作部72、第2電源端子部74、第2制御端子部76、第2電力供給制御部78は、第8筐体2hに収納される。
第1抵抗部30a〜第3抵抗部30cのスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a〜第3抵抗部側リレー部81c)、第1冷却装置53a〜第3冷却装置53c、第1電力供給制御部77は、試験対象電源とは別の電源(負荷試験装置駆動用電源)で駆動される(図2、図3参照)。
ただし、第1抵抗部30a〜第3抵抗部30cのスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a〜第3抵抗部側リレー部81c)、第1冷却装置53a〜第3冷却装置53c、第1電力供給制御部77が、試験対象電源で駆動されてもよい。
第1リアクトル60a〜第3リアクトル60cのスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a〜第3リアクトル側リレー部82c)、第2電力供給制御部78は、試験対象電源とは別の電源(負荷試験装置駆動用電源)で駆動される(図4、図5参照)。
ただし、第1リアクトル60a〜第3リアクトル60cのスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a〜第3リアクトル側リレー部82c)、第2電力供給制御部78が、試験対象電源で駆動されてもよい。
第1操作部71の操作、第2操作部72の操作、第1操作部71と負荷試験装置駆動用電源とのケーブル接続、第1電源端子部73と試験対象電源とのケーブル接続、第1電源端子部73と第2電源端子部74のケーブル接続、第1操作部71と第2操作部72のケーブル接続は、第4筐体2dに設けられた第1の扉2d1及び第8筐体2hに設けられた第2の扉2h1を空けた状態で行われる(図1参照)。
(第1操作部71)
第1操作部71は、モードスイッチ、ファンスイッチ、操作スイッチを有する(不図示)。
モードスイッチは、回転式、若しくはスライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、負荷試験装置1のオンオフを選択するために使用されるが、さらに試験対象電源の種類(高圧若しくは低圧)、抵抗器群の接続形式(直列若しくは並列)などを選択する(モード切替する)ためにも使用される形態であってもよい。
なお、モードスイッチに抵抗器群の接続形式の選択用のものは設けずに、試験対象電源の種類を選択することとで、自動的に抵抗器群の接続形式が決定される形態であってもよい。
負荷試験を行う場合には、モードスイッチをオンの操作位置に合わせる。負荷試験装置1をオフにする場合は、モードスイッチをオフの操作位置に合わせる。
ファンスイッチは、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、モードスイッチがオン状態で、第1冷却装置53a〜第3冷却装置53cのオンオフ制御を行うためのスイッチである。ファンスイッチを省略し、モードスイッチをオンの操作位置に合わせた時に、第1冷却装置53a〜第3冷却装置53cが動作する形態であってもよい。
操作スイッチは、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、負荷量の調整、すなわち、第1抵抗部30aの第1抵抗器群セット31aの抵抗器群のスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a)、第2抵抗部30bの第2抵抗器群セット31bの抵抗器群のスイッチング装置(第2抵抗部側リレー部81b)、第3抵抗部30cの第3抵抗器群セット31cの抵抗器群のスイッチング装置(第3抵抗部側リレー部81c)のオンオフ制御を行うためのスイッチである。
第1操作部71には、制御信号線5と接続するための端子が設けられる。
制御信号線5を介して、第1操作部71のモードスイッチ、操作スイッチのオンオフ状態に関する情報が第2操作部72に送信される。
(第2操作部72)
第2操作部72は、第2負荷試験領域1bのオンオフスイッチを有する(不図示)。
第2負荷試験領域1bのオンオフスイッチは、スライド式(若しくはトグル式若しくは押しボタン式)の操作スイッチで、試験対象電源から第1負荷試験領域1aを介して送られてきた電力の、第2負荷試験領域1bのリアクトル部60への供給のオンオフ制御を行うためのスイッチである。
第2負荷試験領域1bのオンオフスイッチをオン状態にした場合に、リアクトル部60への電力供給が可能な状態にされ、制御信号線5を介して第2操作部72に送信された操作状態に関する情報に基づいて、リアクトル側リレー部82のリレーのオンオフ制御が行われる。
モードスイッチをオンの操作位置に合わせ、ファンスイッチをオンの操作位置に合わせた場合に、第1冷却装置53a〜第3冷却装置53cは駆動される。
モードスイッチと操作スイッチの少なくとも一方の操作状態に基づき、第1抵抗器群セット31aの抵抗器群に対応するスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a)、第2抵抗器群セット31bの抵抗器群に対応するスイッチング装置(第2抵抗部側リレー部81b)、第3抵抗器群セット31cの抵抗器群に対応するスイッチング装置(第3抵抗部側リレー部81c)のオンオフ制御が行われる。
また、モードスイッチと操作スイッチの少なくとも一方の操作状態に基づき、第1コイルグループ61aのコイルに対応するスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a)、第2コイルグループ61bのコイルに対応するスイッチング装置(第2リアクトル側リレー部82b)、第3コイルグループ61cのコイルに対応するスイッチング装置(第3リアクトル側リレー部82c)のオンオフ制御が行われる。
例えば、試験対象電源が高圧の三相交流発電機である場合には、第1抵抗器群セット31aの第11抵抗器群31a1と第12抵抗器群31a2と第13抵抗器群31a3が直列に接続され、第2抵抗器群セット31bの第21抵抗器群31b1と第22抵抗器群31b2と第23抵抗器群31b3が直列に接続され、第3抵抗器群セット31cの第31抵抗器群31c1と第32抵抗器群31c2と第33抵抗器群31c3が直列に接続されるように、スイッチング装置のオンオフ制御が行われる(図11参照)。
また、第1コイルグループ61aの第11コイル61a1と第12コイル61a2と第13コイル61a3が直列に接続され、第2コイルグループ61bの第21コイル61b1と第22コイル61b2と第23コイル61b3が直列に接続され、第3コイルグループ61cの第31コイル61c1と第32コイル61c2と第33コイル61c3が直列に接続されるように、スイッチング装置のオンオフ制御が行われる。
この場合、第12リレーR12、第14リレーR14、第17リレーR17、第22リレーR22、第24リレーR24、第27リレーR27、第32リレーR32、第34リレーR34、第37リレーR37は、オン状態にされ、第11リレーR11、第13リレーR13、第15リレーR15、第16リレーR16、第21リレーR21、第23リレーR23、第25リレーR25、第26リレーR26、第31リレーR31、第33リレーR33、第35リレーR35、第36リレーR36は、オフ状態にされる。
また、第42リレーR42、第44リレーR44、第47リレーR47、第52リレーR52、第54リレーR54、第57リレーR57、第62リレーR62、第64リレーR64、第67リレーR67は、オン状態にされ、第41リレーR41、第43リレーR43、第45リレーR45、第46リレーR46、第51リレーR51、第53リレーR53、第55リレーR55、第56リレーR56、第61リレーR61、第63リレーR63、第65リレーR65、第66リレーR66は、オフ状態にされる。
試験対象電源が低圧の三相交流発電機である場合には、第1抵抗器群セット31aの第11抵抗器群31a1と第12抵抗器群31a2と第13抵抗器群31a3が並列に接続され、第2抵抗器群セット31bの第21抵抗器群31b1と第22抵抗器群31b2と第23抵抗器群31b3が並列に接続され、第3抵抗器群セット31cの第31抵抗器群31c1と第32抵抗器群31c2と第33抵抗器群31c3が並列に接続されるように、スイッチング装置のオンオフ制御が行われる(図14〜図16参照)。
また、第1コイルグループ61aの第11コイル61a1と第12コイル61a2と第13コイル61a3が並列に接続され、第2コイルグループ61bの第21コイル61b1と第22コイル61b2と第23コイル61b3が並列に接続され、第3コイルグループ61cの第31コイル61c1と第32コイル61c2と第33コイル61c3が並列に接続されるように、スイッチング装置のオンオフ制御が行われる。
この場合、第12リレーR12、第14リレーR14、第22リレーR22、第24リレーR24、第32リレーR32、第34リレーR34は、オフ状態にされ、第11リレーR11、第13リレーR13、第15リレーR15、第16リレーR16、第17リレーR17、第21リレーR21、第23リレーR23、第25リレーR25、第26リレーR26、第27リレーR27、第31リレーR31、第33リレーR33、第35リレーR35、第36リレーR36、第37リレーR37は、操作スイッチで設定された負荷に応じてオンオフ状態が切り替えられる。
また、第42リレーR42、第44リレーR44、第52リレーR52、第54リレーR54、第62リレーR62、第64リレーR64は、オフ状態にされ、第41リレーR41、第43リレーR43、第45リレーR45、第46リレーR46、第47リレーR47、第51リレーR51、第53リレーR53、第55リレーR55、第56リレーR56、第57リレーR57、第61リレーR61、第63リレーR63、第65リレーR65、第66リレーR66、第67リレーR67は、操作スイッチで設定された負荷に応じてオンオフ状態が切り替えられる。
具体的には、低負荷の場合、第13リレーR13、第23リレーR23、第33リレーR33は、オン状態にされ、第11リレーR11、第15リレーR15、第16リレーR16、第17リレーR17、第21リレーR21、第25リレーR25、第26リレーR26、第27リレーR27、第31リレーR31、第35リレーR35、第36リレーR36、第37リレーR37は、オフ状態にされる(図14参照)。
また、第43リレーR43、第53リレーR53、第63リレーR63は、オン状態にされ、第41リレーR41、第45リレーR45、第46リレーR46、第47リレーR47、第51リレーR51、第55リレーR55、第56リレーR56、第57リレーR57、第61リレーR31、第65リレーR65、第66リレーR66、第67リレーR67は、オフ状態にされる。
低負荷よりも負荷が大きく、高負荷よりも負荷が小さい中程度の負荷の場合、第11リレーR11、第13リレーR13、第16リレーR16、第21リレーR21、第23リレーR23、第26リレーR26、第31リレーR31、第33リレーR33、第36リレーR36は、オン状態にされ、第15リレーR15、第17リレーR37、第25リレーR25、第27リレーR27、第35リレーR35、第37リレーR37は、オフ状態にされる(図15参照)。
また、第41リレーR41、第43リレーR43、第46リレーR46、第51リレーR51、第53リレーR53、第56リレーR56、第61リレーR61、第63リレーR63、第66リレーR66は、オン状態にされ、第45リレーR45、第47リレーR47、第55リレーR55、第57リレーR57、第65リレーR65、第67リレーR67は、オフ状態にされる。
高負荷の場合、第11リレーR11、第13リレーR13、第15リレーR15、第16リレーR16、第17リレーR17、第21リレーR21、第23リレーR23、第25リレーR25、第26リレーR26、第27リレーR27、第31リレーR31、第33リレーR33、第35リレーR35、第36リレーR36、第37リレーR37は、オン状態にされる(図16参照)。
また、第41リレーR41、第43リレーR43、第45リレーR45、第46リレーR46、第47リレーR47、第51リレーR51、第53リレーR53、第55リレーR55、第56リレーR56、第57リレーR57、第61リレーR61、第63リレーR63、第65リレーR65、第66リレーR66、第67リレーR67は、オン状態にされる。
(第1電源端子部73)
第1電源端子部73は、試験対象の電源を接続するための端子で、三相交流発電機と接続するために使用される第1U相端子U1、第1V相端子V1、第1W相端子W1を有する(図3参照)。
三相交流発電機の負荷試験の場合に、三相交流発電機のR相、S相、T相からのケーブルが、それぞれ第1U相端子U1、第1V相端子V1、第1W相端子W1に接続される。
第1電源端子部73は、第2負荷試験領域1bの第2電源端子部74と接続するために使用される第2U相端子U2、第2V相端子V2、第2W相端子W2を有する。
(第2電源端子部74)
第2電源端子部74は、第1負荷試験領域1aの第1電源端子部73と接続するために使用される第3U相端子U3、第3V相端子V3、第3W相端子W3を有する(図5参照)。
三相交流発電機のR相からの電力は、第1U相端子U1と第2U相端子U2と第3U相端子U3を介して、第2負荷試験領域1bの第1リアクトル60aに供給される。
三相交流発電機のS相からの電力は、第1V相端子V1と第2V相端子V2と第3V相端子V3を介して、第2負荷試験領域1bの第2リアクトル60bに供給される。
三相交流発電機のT相からの電力は、第1W相端子W1と第2W相端子W2と第3W相端子W3を介して、第2負荷試験領域1bの第1リアクトル60aに供給される。
(第1制御端子部75)
第1制御端子部75は、抵抗部側リレー部81のスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a、第2抵抗部側リレー部81b、第3抵抗部側リレー部81c)との制御線4を接続させる端子を有する(図3参照)。
第1制御端子部75が、制御線4を介して、抵抗部側リレー部81のスイッチング装置(第1抵抗部側リレー部81a、第2抵抗部側リレー部81b、第3抵抗部側リレー部81c)と接続された場合に、操作スイッチのオンオフ状態に応じて、第1抵抗部側リレー部81a、第2抵抗部側リレー部81b、第3抵抗部側リレー部81cのオンオフ制御が行われる。
モードスイッチがオン状態で、操作スイッチの幾つかをオン状態にし、他の操作スイッチをオフ状態にすると、第1抵抗部側リレー部81aと第2抵抗部側リレー部81bと第3抵抗部側リレー部81cのスイッチング装置のうちオン状態にした操作スイッチに対応するものがオン状態にされ、他のスイッチング装置はオフ状態にされる。
このときに、三相交流発電機のR相、S相、T相からのケーブルを、それぞれ第1U相端子U1、第1V相端子V1、第1W相端子W1に接続していると、三相交流発電機のR相からの電流が、第1抵抗器群セット31aの抵抗器群のうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされ、三相交流発電機のS相からの電流が、第2抵抗器群セット31bの抵抗器群のうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされ、三相交流発電機のT相からの電流が、第3抵抗器群セット31cの抵抗器群のうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされる。
(第2制御端子部76)
第2制御端子部76は、リアクトル側リレー部82のスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a、第2リアクトル側リレー部82b、第3リアクトル側リレー部82c)との制御線4を接続させる端子を有する(図5参照)。
第2制御端子部76が、制御線4を介して、リアクトル側リレー部82のスイッチング装置(第1リアクトル側リレー部82a、第2リアクトル側リレー部82b、第3リアクトル側リレー部82c)と接続された場合に、第1操作部71の操作スイッチのオンオフ状態に応じて、第1リアクトル側リレー部82a、第2リアクトル側リレー部82b、第3リアクトル側リレー部82cのオンオフ制御が行われる。
モードスイッチがオン状態で、第1操作部71の操作スイッチの幾つかをオン状態にし、他の操作スイッチをオフ状態にすると、第1リアクトル側リレー部82aと第2リアクトル側リレー部82bと第3リアクトル側リレー部82cのスイッチング装置のうちオン状態にした操作スイッチに対応するものがオン状態にされ、他のスイッチング装置はオフ状態にされる。
このときに、三相交流発電機のR相、S相、T相からのケーブルを、それぞれ第1U相端子U1、第1V相端子V1、第1W相端子W1に接続し、第2U相端子U2からのケーブルを第3U相端子U3に接続し、第2V相端子V2からのケーブルを第2V相端子V2に接続し、第2W相端子W2からのケーブルを第3W相端子W3に接続していると、三相交流発電機のR相からの電流が、第1コイルグループ61aのコイルのうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされ、三相交流発電機のS相からの電流が、第2コイルグループ61bのコイルのうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされ、三相交流発電機のT相からの電流が、第3コイルグループ61cのコイルのうち、モードスイッチ及び/若しくはオン状態にした操作スイッチに対応するものに流れうる状態にされる。
(第1電力供給制御部77)
第1電力供給制御部77は、真空遮断機など、モードスイッチ及びファンスイッチのオンオフ状態に応じて、試験対象電源から第1抵抗部30a〜第3抵抗部30cへの電力供給を制御する装置である。第1電力供給制御部77は、モードスイッチとファンスイッチの少なくとも一方がオフのときに、電力供給を遮断する。
具体的には、第1電力供給制御部77は、第1U相端子U1から、第1抵抗器群セット31aの抵抗器に延びる、第1V相端子V1から、第2抵抗器群セット31bの抵抗器に延びる線、第1W相端子W1から、第3抵抗器群セット31cの抵抗器に延びる線に配置され、リレー(不図示)を介して、モードスイッチとファンスイッチの少なくとも一方がオフ状態にされている場合に、これらの3線を遮断する。
(第2電力供給制御部78)
第2電力供給制御部78は、真空遮断機など、第1操作部71のモードスイッチ及びファンスイッチのオンオフ状態及び第2操作部72のオンオフスイッチのオンオフ状態に応じて、試験対象電源から第1リアクトル60a〜第3リアクトル60cへの電力供給を制御する装置である。第2電力供給制御部78は、第1操作部71のモードスイッチとファンスイッチと第2操作部72のオンオフスイッチの少なくとも一方がオフのときに、電力供給を遮断する。
具体的には、第2電力供給制御部78は、第3U相端子U3から、第1コイルグループ61aのコイルに延びる線、第3V相端子V3から、第2コイルグループ61bのコイルに延びる線、第3W相端子W3から、第3コイルグループ61cの抵抗器に延びる線に配置され、リレー(不図示)を介して、第1操作部71のモードスイッチとファンスイッチ及び第2操作部72のオンオフスイッチの少なくとも一方がオフ状態にされている場合に、これらの3線を遮断する。
(抵抗部側リレー部81と第1負荷試験制御部70aとの接続)
第1抵抗部側リレー部81a(第11リレーR11、第12リレーR12、第13リレーR13、第14リレーR14、第15リレーR15、第16リレーR16、第17リレーR17)は、制御線4を介して、第1負荷試験制御部70aの第1制御端子部75に接続される。第1抵抗部側リレー部81aのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
第2抵抗部側リレー部81b(第21リレーR21、第22リレーR22、第23リレーR23、第24リレーR24、第25リレーR25、第26リレーR26、第27リレーR27)は、制御線4を介して、第1負荷試験制御部70aの第1制御端子部75に接続される。第2抵抗部側リレー部81bのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
第3抵抗部側リレー部81c(第31リレーR31、第32リレーR32、第33リレーR33、第34リレーR34、第35リレーR35、第36リレーR36、第37リレーR37)は、制御線4を介して、第1負荷試験制御部70aの第1制御端子部75に接続される。第3抵抗部側リレー部81cのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
(リアクトル側リレー部82と第2負荷試験制御部70bとの接続)
第1リアクトル側リレー部82a(第41リレーR41、第42リレーR42、第43リレーR43、第44リレーR44、第45リレーR45、第46リレーR46、第47リレーR47)は、制御線4を介して、第2負荷試験制御部70bの第2制御端子部76に接続される。第1リアクトル側リレー部82aのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
第2リアクトル側リレー部82b(第51リレーR51、第52リレーR52、第53リレーR53、第54リレーR54、第55リレーR55、第56リレーR56、第57リレーR57)は、制御線4を介して、第2負荷試験制御部70bの第2制御端子部76に接続される。第2リアクトル側リレー部82bのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
第3リアクトル側リレー部82c(第61リレーR61、第62リレーR62、第63リレーR63、第64リレーR64、第65リレーR65、第66リレーR66、第67リレーR67)は、制御線4を介して、第2負荷試験制御部70bの第2制御端子部76に接続される。第3リアクトル側リレー部82cのオンオフ制御は、第1負荷試験制御部70aの第1操作部71のモードスイッチ及び操作スイッチの操作に対応して行われる。
(第1空気循環部90a)
第1空気循環部90aの構成について説明する。
第1空気循環部90aのうち、第1発電部91aと第1制御部93aと第1吸気部95aと第1送風部96aと第1排気部97aは、第1筐体2aに設けられる。
第1空気循環部90aのうち、第2発電部91bと第2制御部93bと第2吸気部95bと第2送風部96bと第2排気部97bは、第2筐体2bに設けられる。
第1空気循環部90aのうち、第3発電部91cと第3制御部93cと第3吸気部95cと第3送風部96cと第3排気部97cは、第3筐体2cに設けられる。
第1空気循環部90aのうち、第4発電部91dと第4制御部93dと第4吸気部95dと第4送風部96dと第4排気部97dは、第4筐体2dに設けられる。
後述するように、第1発電部91aなど第1空気循環部90aの電気機器は、第1負荷試験部〜第3負荷試験部とは、別系統であり、電気的な接続はされない。
ただし、負荷試験装置1の第1負荷試験部〜第3負荷試験部の使用時に、第1空気循環部90aの第1送風部96aなどが動作しないように、第1操作部71のモードスイッチのオンオフ状態に、第1送風部96aなどのオンオフ状態が連動するように構成されてもよい。
具体的には、第1操作部71のモードスイッチがオフ状態の時に、第1制御部93a〜第4制御部93d、第1吸気部95a〜第4吸気部95d、第1送風部96a〜第4送風部96d、第1排気部97a〜第4排気部97dが動作可能な状態にされる。
また、第1操作部71のモードスイッチがオン状態の時に、第1制御部93a〜第4制御部93d、第1吸気部95a〜第4吸気部95d、第1送風部96a〜第4送風部96d、第1排気部97a〜第4排気部97dがオフ状態にされる。
第1操作部71のモードスイッチのオンオフ状態の検知は、第1制御部93a〜第4制御部93dに含まれるセンサーによる振動検知で行われる。例えば、第1制御部93aによって、第1負荷試験部がオフ状態であると検知された時に、第1筐体2aの内部の情報などに基づいて、第1送風部96aは動作する。
また、第1操作部71のモードスイッチのオンオフ状態の検知は、第1操作部71と第1制御部93aなどとの間の電気的な接続で行われてもよい。
(第1発電部91a)
第1発電部91aは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第1発電部91aは、第1筐体2aの第1排気蓋33aの上面に設けられる。
ただし、第1排気蓋33aを省略し、第1発電部91aが、第1筐体2aの第1上面開口2a1の蓋として用いられてもよい。
第1発電部91aは、発電により得られた電力を、第1制御部93a、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aに供給する。
第1制御部93aなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第1制御部93a)
第1制御部93aは、第1筐体2aの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第1制御部93aで得られた情報に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作する。具体的には、第1制御部93aで得られた、第1筐体2aの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第1筐体2aの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第1筐体2aの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第1筐体2aの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第1制御部93aのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第1制御部93aのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。この場合、第1制御部93aには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第1制御部93aは、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aを動作させる。
また、第1筐体2aの周囲の情報(第1負荷試験領域1aの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第1制御部93aが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第1吸気部95a)
第1吸気部95aは、第1筐体2aの背面の不使用時吸気用の開口(第1不使用時吸気開口2a3)に設けられる。
第1吸気部95aは、ガラリなどの開閉扉を含み、第1不使用時吸気開口2a3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第1筐体2aの第1不使用時吸気開口2a3から空気が流入出来ないように、第1吸気部95aが閉状態にされる(図6参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第1筐体2aの第1不使用時吸気開口2a3から空気が流入出来るように、第1吸気部95aが開状態にされる(図7参照)。
第1吸気部95aの開閉は電動で行われる。ただし、第1吸気部95aの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第1送風部96aの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第1送風部96a)
第1送風部96aは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第1不使用時吸気開口2a3を介して取り込んだ空気を、第1筐体2aの内部に送り込む。
第1送風部96aによって送り込まれた空気は、第1筐体2aの内部を通り、第1不使用時排気開口2a4から排出される(図7と図8の太線矢印線参照)。
第1送風部96aは、第1吸気部95aの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第1排気部97aの近傍に設けられてもよい。
(第1排気部97a)
第1排気部97aは、ガラリなどの開閉扉を含み、第1不使用時排気開口2a4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第1筐体2aの第1不使用時排気開口2a4から空気が排出出来ないように、第1排気部97aが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第1筐体2aの第1不使用時排気開口2a4から空気が排出出来るように、第1排気部97aが開状態にされる(図8参照)。
第1排気部97aの開閉は電動で行われる。ただし、第1排気部97aの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第1送風部96aの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第2発電部91b)
第2発電部91bは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第2発電部91bは、第2筐体2bの第2排気蓋33bの上面に設けられる。
ただし、第2排気蓋33bを省略し、第2発電部91bが、第2筐体2bの第2上面開口2b1の蓋として用いられてもよい。
第2発電部91bは、発電により得られた電力を、第2制御部93b、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bに供給する。
第2制御部93bなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第2制御部93b)
第2制御部93bは、第2筐体2bの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第2制御部93bで得られた情報に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作する。具体的には、第2制御部93bで得られた、第2筐体2bの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第2筐体2bの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第2筐体2bの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第2筐体2bの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第2制御部93bのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第2制御部93bのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。この場合、第2制御部93bには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第2制御部93bは、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bを動作させる。
また、第2筐体2bの周囲の情報(第1負荷試験領域1aの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第2制御部93bが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第2吸気部95b)
第2吸気部95bは、第2筐体2bの背面の不使用時吸気用の開口(第2不使用時吸気開口2b3)に設けられる。
第2吸気部95bは、ガラリなどの開閉扉を含み、第2不使用時吸気開口2b3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第2筐体2bの第2不使用時吸気開口2b3から空気が流入出来ないように、第2吸気部95bが閉状態にされる(図6参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第2筐体2bの第2不使用時吸気開口2b3から空気が流入出来るように、第2吸気部95bが開状態にされる(図7参照)。
第2吸気部95bの開閉は電動で行われる。ただし、第2吸気部95bの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第2送風部96bの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第2送風部96b)
第2送風部96bは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第2不使用時吸気開口2b3を介して取り込んだ空気を、第2筐体2bの内部に送り込む。
第2送風部96bによって送り込まれた空気は、第2筐体2bの内部を通り、第2不使用時排気開口2b4から排出される(図7と図8の太線矢印線参照)。
第2送風部96bは、第2吸気部95bの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第2排気部97bの近傍に設けられてもよい。
(第2排気部97b)
第2排気部97bは、ガラリなどの開閉扉を含み、第2不使用時排気開口2b4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第2筐体2bの第2不使用時排気開口2b4から空気が排出出来ないように、第2排気部97bが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第2筐体2bの第2不使用時排気開口2b4から空気が排出出来るように、第2排気部97bが開状態にされる(図8参照)。
第2排気部97bの開閉は電動で行われる。ただし、第2排気部97bの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第2送風部96bの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第3発電部91c)
第3発電部91cは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第3発電部91cは、第3筐体2cの第3排気蓋33cの上面に設けられる。
ただし、第3排気蓋33cを省略し、第3発電部91cが、第3筐体2cの第3上面開口2c1の蓋として用いられてもよい。
第3発電部91cは、発電により得られた電力を、第3制御部93c、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cに供給する。
第3制御部93cなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第3制御部93c)
第3制御部93cは、第3筐体2cの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第3制御部93cで得られた情報に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作する。具体的には、第3制御部93cで得られた、第3筐体2cの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第3筐体2cの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第3筐体2cの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第3筐体2cの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第3制御部93cのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第3制御部93cのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。この場合、第3制御部93cには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第3制御部93cは、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cを動作させる。
また、第3筐体2cの周囲の情報(第1負荷試験領域1aの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第3制御部93cが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第3吸気部95c)
第3吸気部95cは、第3筐体2cの背面の不使用時吸気用の開口(第3不使用時吸気開口2c3)に設けられる。
第3吸気部95cは、ガラリなどの開閉扉を含み、第3不使用時吸気開口2c3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第3筐体2cの第3不使用時吸気開口2c3から空気が流入出来ないように、第3吸気部95cが閉状態にされる(図6参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第3筐体2cの第3不使用時吸気開口2c3から空気が流入出来るように、第3吸気部95cが開状態にされる(図7参照)。
第3吸気部95cの開閉は電動で行われる。ただし、第3吸気部95cの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第3送風部96cの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第3送風部96c)
第3送風部96cは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第3不使用時吸気開口2c3を介して取り込んだ空気を、第3筐体2cの内部に送り込む。
第3送風部96cによって送り込まれた空気は、第3筐体2cの内部を通り、第3不使用時排気開口2c4から排出される(図7と図8の太線矢印線参照)。
第3送風部96cは、第3吸気部95cの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第3排気部97cの近傍に設けられてもよい。
(第3排気部97c)
第3排気部97cは、ガラリなどの開閉扉を含み、第3不使用時排気開口2c4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの使用時、第3筐体2cの第3不使用時排気開口2c4から空気が排出出来ないように、第3排気部97cが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第3筐体2cの第3不使用時排気開口2c4から空気が排出出来るように、第3排気部97cが開状態にされる(図8参照)。
第3排気部97cの開閉は電動で行われる。ただし、第3排気部97cの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第3送風部96cの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第4発電部91d)
第4発電部91dは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第4発電部91dは、第4筐体2dの上面に設けられる。
第4発電部91dは、発電により得られた電力を、第4制御部93d、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dに供給する。
第4制御部93dなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第4制御部93d)
第4制御部93dは、第4筐体2dの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第4制御部93dで得られた情報に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作する。具体的には、第4制御部93dで得られた、第4筐体2dの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第4筐体2dの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第4筐体2dの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第4筐体2dの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第4制御部93dのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第4制御部93dのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。この場合、第4制御部93dには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第4制御部93dは、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dを動作させる。
また、第4筐体2dの周囲の情報(第1負荷試験領域1aの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第4制御部93dが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第4吸気部95d)
第4吸気部95dは、第4筐体2dの背面の不使用時吸気用の開口(第4不使用時吸気開口2d3)に設けられる。
第4吸気部95dは、ガラリなどの開閉扉を含み、第4不使用時吸気開口2d3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの少なくとも1つの使用時、第4筐体2dの第4不使用時吸気開口2d3から空気が流入出来ないように、第4吸気部95dが閉状態にされる(図6参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第4筐体2dの第4不使用時吸気開口2d3から空気が流入出来るように、第4吸気部95dが開状態にされる(図7参照)。
第4吸気部95dの開閉は電動で行われる。ただし、第4吸気部95dの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第4送風部96dの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第4送風部96d)
第4送風部96dは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第4不使用時吸気開口2d3を介して取り込んだ空気を、第4筐体2dの内部に送り込む。
第4送風部96dによって送り込まれた空気は、第4筐体2dの内部を通り、第4不使用時排気開口2d4から排出される(図7と図8の太線矢印線参照)。
第4送風部96dは、第4吸気部95dの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第4排気部97dの近傍に設けられてもよい。
(第4排気部97d)
第4排気部97dは、ガラリなどの開閉扉を含み、第4不使用時排気開口2d4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの少なくとも1つの使用時、第4筐体2dの第4不使用時排気開口2d4から空気が排出出来ないように、第4排気部97dが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第1負荷試験領域1aにあるものの不使用時、第4筐体2dの第4不使用時排気開口2d4から空気が排出出来るように、第4排気部97dが開状態にされる(図8参照)。
第4排気部97dの開閉は電動で行われる。ただし、第4排気部97dの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第4送風部96dの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第2空気循環部90b)
第2空気循環部90bの構成について説明する。
第2空気循環部90bのうち、第5発電部91eと第5制御部93eと第5吸気部95eと第5送風部96eと第5排気部97eは、第5筐体2eに設けられる。
第2空気循環部90bのうち、第6発電部91fと第6制御部93fと第6吸気部95fと第6送風部96fと第6排気部97fは、第6筐体2fに設けられる。
第2空気循環部90bのうち、第7発電部91gと第7制御部93gと第7吸気部95gと第7送風部96gと第7排気部97gは、第7筐体2gに設けられる。
第2空気循環部90bのうち、第8発電部91hと第8制御部93hと第8吸気部95hと第8送風部96hと第8排気部97hは、第8筐体2hに設けられる。
後述するように、第5発電部91eなど第2空気循環部90bの電気機器は、第1負荷試験部〜第3負荷試験部とは、別系統であり、電気的な接続はされない。
ただし、負荷試験装置1の第1負荷試験部〜第3負荷試験部の使用時に、第2空気循環部90bの第5送風部96eなどが動作しないように、第2操作部72のオンオフスイッチのオンオフ状態に、第5送風部96eなどのオンオフ状態が連動するように構成されてもよい。
具体的には、第2操作部72のオンオフスイッチがオフ状態の時に、第5制御部93e〜第8制御部93h、第5吸気部95e〜第8吸気部95d、第5送風部96e〜第8送風部96h、第5排気部97e〜第8排気部97hが動作可能な状態にされる。
また、第2操作部72のオンオフスイッチがオン状態の時に、第5制御部93e〜第8制御部93h、第5吸気部95e〜第8吸気部95h、第5送風部96e〜第8送風部96h、第5排気部97e〜第4排気部97hがオフ状態にされる。
第2操作部72のオンオフスイッチのオンオフ状態の検知は、第5制御部93e〜第8制御部93hに含まれるセンサーによる振動検知で行われる。例えば、第5制御部93eによって、第1負荷試験部がオフ状態であると検知された時に、第5筐体2eの内部の情報などに基づいて、第5送風部96eは動作する。
また、第2操作部72のオンオフスイッチのオンオフ状態の検知は、第2操作部72と第5制御部93eなどとの間の電気的な接続で行われてもよい。
(第5発電部91e)
第5発電部91eは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第5発電部91eは、第5筐体2eの上面に設けられる。
第5発電部91eは、発電により得られた電力を、第5制御部93e、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eに供給する。
第5制御部93eなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第5制御部93e)
第5制御部93eは、第5筐体2eの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第5制御部93eで得られた情報に基づいて、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作する。具体的には、第5制御部93eで得られた、第5筐体2eの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第5筐体2eの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第5筐体2eの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第5筐体2eの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第5制御部93eのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第5制御部93eのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作してもよい。この場合、第5制御部93eには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第5制御部93eは、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eを動作させる。
また、第5筐体2eの周囲の情報(第2負荷試験領域1bの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第5制御部93eが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第5吸気部95e、第5送風部96e、第5排気部97eが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第5吸気部95e)
第5吸気部95eは、第5筐体2eの背面の不使用時吸気用の開口(第5不使用時吸気開口2e3)に設けられる。
第5吸気部95eは、ガラリなどの開閉扉を含み、第5不使用時吸気開口2e3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第5筐体2eの第5不使用時吸気開口2e3から空気が流入出来ないように、第5吸気部95eが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第5筐体2eの第5不使用時吸気開口2e3から空気が流入出来るように、第5吸気部95eが開状態にされる(図9参照)。
第5吸気部95eの開閉は電動で行われる。ただし、第5吸気部95eの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第5送風部96eの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第5送風部96e)
第5送風部96eは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第5不使用時吸気開口2e3を介して取り込んだ空気を、第5筐体2eの内部に送り込む。
第5送風部96eによって送り込まれた空気は、第5筐体2eの内部を通り、第5不使用時排気開口2e4から排出される(図9と図10の太線矢印線参照)。
第5送風部96eは、第5吸気部95eの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第5排気部97eの近傍に設けられてもよい。
(第5排気部97e)
第5排気部97eは、ガラリなどの開閉扉を含み、第5不使用時排気開口2e4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第5筐体2eの第5不使用時排気開口2e4から空気が排出出来ないように、第5排気部97eが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第5筐体2eの第5不使用時排気開口2e4から空気が排出出来るように、第5排気部97eが開状態にされる(図10参照)。
第5排気部97eの開閉は電動で行われる。ただし、第5排気部97eの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第5送風部96eの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第6発電部91f)
第6発電部91fは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第6発電部91fは、第6筐体2fの上面に設けられる。
第6発電部91fは、発電により得られた電力を、第6制御部93f、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fに供給する。
第6制御部93fなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第6制御部93f)
第6制御部93fは、第6筐体2fの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第6制御部93fで得られた情報に基づいて、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作する。具体的には、第6制御部93fで得られた、第6筐体2fの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第6筐体2fの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第6筐体2fの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第6筐体2fの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第6制御部93fのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第6制御部93fのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作してもよい。この場合、第6制御部93fには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第6制御部93fは、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fを動作させる。
また、第6筐体2fの周囲の情報(第2負荷試験領域1bの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第6制御部93fが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第6吸気部95f、第6送風部96f、第6排気部97fが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第6吸気部95f)
第6吸気部95fは、第6筐体2fの背面の不使用時吸気用の開口(第6不使用時吸気開口2f3)に設けられる。
第6吸気部95fは、ガラリなどの開閉扉を含み、第6不使用時吸気開口2f3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第6筐体2fの第6不使用時吸気開口2f3から空気が流入出来ないように、第6吸気部95fが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第6筐体2fの第6不使用時吸気開口2f3から空気が流入出来るように、第6吸気部95fが開状態にされる(図9参照)。
第6吸気部95fの開閉は電動で行われる。ただし、第6吸気部95fの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第6送風部96fの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第6送風部96f)
第6送風部96fは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第6不使用時吸気開口2f3を介して取り込んだ空気を、第6筐体2fの内部に送り込む。
第6送風部96fによって送り込まれた空気は、第6筐体2fの内部を通り、第6不使用時排気開口2f4から排出される(図9と図10の太線矢印線参照)。
第6送風部96fは、第6吸気部95fの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第6排気部97fの近傍に設けられてもよい。
(第6排気部97f)
第6排気部97fは、ガラリなどの開閉扉を含み、第6不使用時排気開口2f4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第6筐体2fの第6不使用時排気開口2f4から空気が排出出来ないように、第6排気部97fが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第6筐体2fの第6不使用時排気開口2f4から空気が排出出来るように、第6排気部97fが開状態にされる(図10参照)。
第6排気部97fの開閉は電動で行われる。ただし、第6排気部97fの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第6送風部96fの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第7発電部91g)
第7発電部91gは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第7発電部91gは、第7筐体2gの上面に設けられる。
第7発電部91gは、発電により得られた電力を、第7制御部93g、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gに供給する。
第7制御部93gなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第7制御部93g)
第7制御部93gは、第7筐体2gの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第7制御部93gで得られた情報に基づいて、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作する。具体的には、第7制御部93gで得られた、第7筐体2gの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第7筐体2gの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第7筐体2gの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第7筐体2gの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第7制御部93gのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第7制御部93gのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作してもよい。この場合、第7制御部93gには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第7制御部93gは、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gを動作させる。
また、第7筐体2gの周囲の情報(第2負荷試験領域1bの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第7制御部93gが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第7吸気部95g、第7送風部96g、第7排気部97gが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第7吸気部95g)
第7吸気部95gは、第7筐体2gの背面の不使用時吸気用の開口(第7不使用時吸気開口2g3)に設けられる。
第7吸気部95gは、ガラリなどの開閉扉を含み、第7不使用時吸気開口2g3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第7筐体2gの第7不使用時吸気開口2g3から空気が流入出来ないように、第7吸気部95gが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第7筐体2gの第7不使用時吸気開口2g3から空気が流入出来るように、第7吸気部95gが開状態にされる(図9参照)。
第7吸気部95gの開閉は電動で行われる。ただし、第7吸気部95gの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第7送風部96gの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第7送風部96g)
第7送風部96gは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第7不使用時吸気開口2g3を介して取り込んだ空気を、第7筐体2gの内部に送り込む。
第7送風部96gによって送り込まれた空気は、第7筐体2gの内部を通り、第7不使用時排気開口2g4から排出される(図9と図10の太線矢印線参照)。
第7送風部96gは、第7吸気部95gの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第7排気部97gの近傍に設けられてもよい。
(第7排気部97g)
第7排気部97gは、ガラリなどの開閉扉を含み、第7不使用時排気開口2g4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの使用時、第7筐体2gの第7不使用時排気開口2g4から空気が排出出来ないように、第7排気部97gが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第7筐体2gの第7不使用時排気開口2g4から空気が排出出来るように、第7排気部97gが開状態にされる(図10参照)。
第7排気部97gの開閉は電動で行われる。ただし、第7排気部97gの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第7送風部96gの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第8発電部91h)
第8発電部91hは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第8発電部91hは、第8筐体2hの上面に設けられる。
第8発電部91hは、発電により得られた電力を、第8制御部93h、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hに供給する。
第8制御部93hなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
(第8制御部93h)
第8制御部93hは、第8筐体2hの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第8制御部93hで得られた情報に基づいて、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作する。具体的には、第8制御部93hで得られた、第8筐体2hの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第8筐体2hの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第8筐体2hの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第8筐体2hの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作する。
(他の情報に基づいて動作)
なお、第8制御部93hのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第8制御部93hのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作してもよい。この場合、第8制御部93hには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第8制御部93hは、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hを動作させる。
また、第8筐体2hの周囲の情報(第2負荷試験領域1bの外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作してもよい。
(通信部による情報発信)
また、第8制御部93hが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第8吸気部95h、第8送風部96h、第8排気部97hが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
(第8吸気部95h)
第8吸気部95hは、第8筐体2hの背面の不使用時吸気用の開口(第8不使用時吸気開口2h3)に設けられる。
第8吸気部95hは、ガラリなどの開閉扉を含み、第8不使用時吸気開口2h3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの少なくとも1つの使用時、第8筐体2hの第8不使用時吸気開口2h3から空気が流入出来ないように、第8吸気部95hが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第8筐体2hの第8不使用時吸気開口2h3から空気が流入出来るように、第8吸気部95hが開状態にされる(図9参照)。
第8吸気部95hの開閉は電動で行われる。ただし、第8吸気部95hの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第8送風部96hの風により開状態にされる形態であってもよい。
(第8送風部96h)
第8送風部96hは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第8不使用時吸気開口2h3を介して取り込んだ空気を、第7筐体2hの内部に送り込む。
第8送風部96hによって送り込まれた空気は、第8筐体2hの内部を通り、第8不使用時排気開口2h4から排出される(図9と図10の太線矢印線参照)。
第8送風部96hは、第8吸気部95hの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第8排気部97hの近傍に設けられてもよい。
(第8排気部97h)
第8排気部97hは、ガラリなどの開閉扉を含み、第8不使用時排気開口2h4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの少なくとも1つの使用時、第8筐体2hの第8不使用時排気開口2h4から空気が排出出来ないように、第8排気部97hが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部〜第3負荷試験部の第2負荷試験領域1bにあるものの不使用時、第8筐体2hの第8不使用時排気開口2h4から空気が排出出来るように、第8排気部97hが開状態にされる(図10参照)。
第8排気部97hの開閉は電動で行われる。ただし、第8排気部97hの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第8送風部96hの風により開状態にされる形態であってもよい。
(接続形式が切り替え可能な状態で、複数のコイル(第11コイル61a1など)が接続されることの効果)
接続形式を直列と並列で切り替えることにより、複数のコイル(第11コイル61a1など)の合成インダクタンスを変えることができ、高圧の発電機、低圧の発電機など、様々な試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置1を実現することが可能になる。
(鉄心などで、コイルが保持されることの効果)
コイル(第11コイル61a1など)を鉄心(第1鉄心61a4など)が保持し、碍子7を介して、鉄心若しくは接続棒62を、第2負荷試験領域1bの筐体(第5筐体2eなど)が保持する。これにより、電気的な絶縁を維持した状態で安定的にコイルを保持することが可能になる。
(隣接するコイルの端子を対向させることの効果)
コイル(第11コイル61a1など)の周囲のスペースに効率良く、スイッチング装置を配置しやすくなる。
(第1負荷試験領域1aと第2負荷試験領域1bが別体で構成されることの効果)
力率の調整が不要な場合は、第2負荷試験領域1bを用いずに、第1負荷試験領域1aだけを用いて負荷試験を行うことができる。また、第1負荷試験領域1aに相当する既存の負荷試験装置に、第2負荷試験領域1bを加えることで、様々な試験対象電源に対応して、力率の調整が容易に行える負荷試験装置1を実現することが可能になる。
(制御信号線を設けることの効果)
第1負荷試験領域1aの操作部(第1操作部71)で設定された内容(試験対象電源の種類など)に基づいて、第2負荷試験領域1bのコイルの接続形式などを制御することが可能になる。
(第1空気循環部90a、第2空気循環部90bを設けたことの効果)
負荷試験部(第1負荷試験部〜第3負荷試験部)などの不使用時は、第1負荷試験領域1aの筐体(第1筐体2aなど)及び第2負荷試験領域1bの筐体(第5筐体2eなど)がほぼ密閉された状態で維持される。このため、筐体の内部の温度や湿度が上昇し、内部の機器を劣化させるおそれがある。また、内部の機器に埃が付着するおそれがある。
負荷試験部などの不使用時に、空気循環部(第1空気循環部90a、第2空気循環部90b)を使って、筐体の外部から空気を取り入れて、排出させる。すなわち、筐体の内部の換気を行うことが可能になる。これにより、筐体の内部の温度及び湿度をほぼ一定に保つことが可能になる。そして、筐体の内部の機器の劣化を抑制したり、埃の付着を抑制したりすることが可能になる。
また、送風部(第1送風部96aなど)が、空気循環部の発電部(第1発電部91aなど)で得られた電力で駆動する。このため、負荷試験部などの不使用時で、負荷試験部などに電力が供給されない状態であっても、空気循環部を動作させることが出来る。
(不使用時吸気用開口、不使用時排気開口が小さいことの効果)
既存の負荷試験部の筐体に吸気用及び排気用の小さい開口(第1不使用時吸気開口2a3など)を設け、空気循環部(第1空気循環部90a、第2空気循環部90b)を付加するだけで、不使用時に換気が可能な負荷試験装置1を実現することが可能になる。
(第1空気循環部90a、第2空気循環ぶ90bが負荷試験部などと電気的に接続しないことの効果)
第1空気循環部90aは、筐体(第1筐体2aなど)内部の負荷試験部などと電気的な接続を行わず、第1空気循環部90aの発電部(第1発電部91aなど)で得られた電力で、第1空気循環部90aの他の機器(第1制御部93aなど)を駆動する。このため、第1空気循環部90aに不具合が生じても、負荷試験部を使った負荷試験などに悪影響を及ぼしにくい。また、既存の負荷試験部に、容易に第1空気循環部90aを付加することが可能になる。
第2空気循環部90bは、筐体(第5筐体2eなど)内部の負荷試験部などと電気的な接続を行わず、第2空気循環部90bの発電部(第5発電部91eなど)で得られた電力で、第2空気循環部90bの他の機器(第5制御部93eなど)を駆動する。このため、第2空気循環部90bに不具合が生じても、負荷試験部を使った負荷試験などに悪影響を及ぼしにくい。また、既存の負荷試験部に、容易に第2空気循環部90bを付加することが可能になる。
(不使用時排気開口を不使用時吸気開口よりも高い位置に設けたことの効果)
筐体(第1筐体2aなど)の外部から取り入れた空気を高い位置に送り込むので、埃などの異物が筐体の底などに残らず、筐体の外部に排出されやすくなる。
(蓋と発電部を共用することの効果)
負荷試験部の排気用の開口を閉じる蓋(第1排気蓋33aなど)がある領域を使って、効果的に太陽光発電を行うことが可能になる。
(通信部の共用)
なお、通信部は、第1制御部93a〜第8制御部93hのそれぞれに設けられる形態に限らず、第1制御部93a〜第8制御部93hのいずれかに設けられた通信部を他の制御部の通信部として共用する形態であってもよい。
(リアクトル側リレー部82のオンオフ制御の応用例)
なお、本実施形態では、第1操作部71の操作状態に連動して、リアクトル側リレー部82のリレーのオンオフ制御が行われる例を説明した。
しかしながら、第2操作部72にリアクトル側リレー部82のリレーのオンオフ制御を行うためのスイッチを設け、第1操作部71の操作状態とは連動せずに独立して、リアクトル側リレー部82のリレーのオンオフ制御が行われてもよい(図17、図18参照)。
図17は、抵抗器群(第11抵抗器群31a1など)が並列に接続され、且つ全ての抵抗器群に電力供給が行われ、コイルグループ(第11コイル61a1など)が並列に接続され、且つ一部のコイルに電力供給が行われる例を示す。
図18は、抵抗器群(第11抵抗器群31a1など)が並列に接続され、且つ全ての抵抗器群に電力供給が行われ、コイルグループ(第11コイル61a1など)が直列に接続され、且つ一部のコイルに電力供給が行われる例を示す。
なお、リアクトル側リレー部82のリレーのオンオフ制御を行うためのスイッチは、第2操作部72に設けられてもよいが、第1操作部71に設けられてもよい。
(抵抗器群の数、コイルグループの数の応用例)
本実施形態では、1つの抵抗器群セットに3つの抵抗器群が設けられ、1つのコイルグループに3つのコイルが設けられる例を説明した。しかしながら、1つの抵抗器群セットに含まれる抵抗器群の数は、3つに限られるものではないし、1つのコイルグループに含まれるコイルの数は、3つに限られるものではない。また、1つの抵抗器群セットに含まれる抵抗器群の数が、1つのコイルグループに含まれるコイルの数と異なるものであってもよい。
本実施形態では、7つのリレー(例えば、第11リレー〜第17リレーR11〜R17)を使って、3つの抵抗器群(若しくは3つのコイル)の接続形式、電力供給対象の切り替えが行われる例を説明した。しかしながら、接続形式などの切り替えを行うためのリレーの数、接続方法は、これに限るものではない。
(隔壁を有さない形態)
本実施形態では、第1筐体2a〜第8筐体2hのぞれぞれに、制御部と吸気部と送風部と排気部のセットが設けられる形態を説明した。
しかしながら、第1筐体2a〜第4筐体2dの境界領域に隔壁が設けられていない場合、制御部、吸気部、送風部、排気部が、1つだけ設けられてもよい。
また、第5筐体2e〜第8筐体2hの境界領域に隔壁が設けられていない場合、制御部、吸気部、送風部、排気部が、1つだけ設けられてもよい。
この場合、筐体内部の多くの領域に吸気部を介して取り込まれた空気が通るように、排気部と吸気部とが筐体の離れた位置に設けられるのが望ましい。例えば、排気部と吸気部の一方が第5筐体2eに設けられ、排気部と吸気部の他方が第8筐体2hに設けられる(図19参照)。
なお、この場合でも、発電部は1つだけでなく、2つ以上設けられてもよい。
図19は、第5筐体2eの背面に1つの吸気部(第5吸気部95e)が設けられ、第8筐体2hの前面に1つの排気部(第8排気部95h、不図示)が設けられ、第5筐体2e〜第8筐体2hの上面に4つの発電部(第5発電部91e〜第8発電部91h)が設けられた例を示す。
(不使用時吸気開口の応用例)
本実施形態では、第1不使用時吸気開口2a3が、第1側面開口2a2と別に設けられる形態を説明した。しかしながら、第1側面開口2a2の一部が第1不使用時吸気開口2a3として機能してもよいし、第1側面開口2a2の全部が第1不使用時吸気開口2a3として機能してもよい。
この場合、第1吸気蓋51aの一部又は全部が第1吸気部95aとして機能する。
同様に、第2側面開口2b2の一部又は全部が第2不使用時吸気開口2b3として機能してもよい。
また、第3側面開口2c2の一部又は全部が第3不使用時吸気開口2c3として機能してもよい。
(冷却部50と抵抗部30の配列方向の応用例)
本実施形態では、冷却部50が抵抗部30のz方向に並べられる形態を説明した。しかしながら、冷却部50と抵抗部30が水平方向に並べられてもよい。
(試験対象電源の応用例)
本実施形態では、試験対象電源が三相交流発電機である例を説明したが、試験対象電源が単相交流発電機であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態及びその変形は、発明の範囲及び要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 負荷試験装置
1a 第1負荷試験領域
1b 第2負荷試験領域
2a〜2h 第1筐体〜第8筐体
2a1 第1上面開口
2a2 第1側面開口
2a3 第1不使用時吸気開口
2a4 第1不使用時排気開口
2b1 第2上面開口
2b2 第2側面開口
2b3 第2不使用時吸気開口
2b4 第2不使用時排気開口
2c1 第3上面開口
2c2 第3側面開口
2c3 第3不使用時吸気開口
2c4 第3不使用時排気開口
2d3 第4不使用時吸気開口
2d4 第4不使用時排気開口
2d1 第1の扉
2e3 第5不使用時吸気開口
2e4 第5不使用時排気開口
2f3 第6不使用時吸気開口
2f4 第6不使用時排気開口
2g3 第7不使用時吸気開口
2g4 第7不使用時排気開口
2h3 第8不使用時吸気開口
2h4 第8不使用時排気開口
2h1 第2の扉
3 接続部材
4 制御線
5 制御信号線
7 碍子
30 抵抗部
30a〜30c 第1抵抗部〜第3抵抗部
31a〜31c 第1抵抗器群セット〜第3抵抗器群セット
31a1〜31a3 第11抵抗器群〜第13抵抗器群
31b1〜31b3 第21抵抗器群〜第23抵抗器群
31c1〜31c3 第31抵抗器群〜第33抵抗器群
33a〜33c 第1排気蓋〜第3排気蓋
50 冷却部
50a〜50c 第1冷却部〜第3冷却部
51a〜51c 第1吸気蓋〜第3吸気蓋
53a〜53c 第1冷却装置〜第3冷却装置
60 リアクトル部
60a〜60c 第1リアクトル〜第3リアクトル
61a〜61c 第1コイルグループ〜第3コイルグループ
61a1〜61a3 第11コイル〜第13コイル
61a4 第1鉄心
61b1〜61b3 第21コイル〜第23コイル
61b4 第2鉄心
61c1〜61c3 第31コイル〜第33コイル
61c4 第3鉄心
62 接続棒
70a、70b 第1負荷試験制御部、第2負荷試験制御部
71、72 第1操作部、第2操作部
73、74 第1電源端子部、第2電源端子部
75、76 第1制御端子部、第2制御端子部
77、78 第1電力供給制御部、第2電力供給制御部
81 抵抗部側リレー部
81a〜81c 第1抵抗部側リレー部〜第3抵抗部側リレー部
82 リアクトル側リレー部
82a〜82c 第1リアクトル側リレー部〜第3リアクトル側リレー部
90a、90b 第1空気循環部、第2空気循環部
91a〜91h 第1発電部〜第8発電部
93a〜93h 第1制御部〜第8制御部
95a〜95h 第1吸気部〜第8吸気部
96a〜96h 第1送風部〜第8送風部
97a〜97h 第1排気部〜第8排気部
100 試験対象電源
200 負荷試験装置駆動用電源
c1 第1中性点
c2 第2中性点
11〜R17 第11リレー〜第17リレー
21〜R27 第21リレー〜第27リレー
31〜R37 第31リレー〜第37リレー
41〜R47 第41リレー〜第47リレー
51〜R57 第51リレー〜第57リレー
61〜R67 第61リレー〜第67リレー
U1〜U3 第1U相端子〜第3U相端子
V1〜V3 第1V相端子〜第3V相端子
W1〜W3 第1W相端子〜第3W相端子

Claims (9)

  1. 1以上の抵抗器を含む抵抗器群を複数設けた抵抗器群セットを1以上有し、試験対象電源からの電力供給を受ける、第1負荷試験領域と、
    複数のコイルを含むコイルグループを1以上有し、前記試験対象電源からの電力供給を受ける、第2負荷試験領域とを備え、
    直列での接続と並列での接続が切り替え可能な状態で、前記複数のコイルが接続される、負荷試験装置。
  2. 前記第2負荷試験領域は、前記複数のコイルの中心を通る1つの鉄心を有する、請求項1に記載の負荷試験装置。
  3. 前記試験対象電源は、三相交流発電機であり、
    前記第2負荷試験領域は、前記1以上のコイルグループとして、前記試験対象電源のR相端子からの電力供給を受ける第1コイルグループと、前記試験対象電源のS相端子からの電力供給を受ける第2コイルグループと、前記試験対象電源のT相端子からの電力供給を受ける第3コイルグループを有し、
    前記第2負荷試験領域は、前記鉄心として、前記第1コイルグループの前記複数のコイルの中心を通る第1鉄心と、前記第2コイルグループの前記複数のコイルの中心を通る第2鉄心と、前記第3コイルグループの前記複数のコイルの中心を通る第3鉄心を有し、
    前記第1鉄心と前記第2鉄心と前記第3鉄心は、接続棒を介して接続され、
    前記第1鉄心と前記第2鉄心と前記第3鉄心と前記接続棒の少なくとも1つは、碍子を介して、前記第2負荷試験領域の筐体に保持される、請求項2に記載の負荷試験装置。
  4. 前記1以上のコイルグループの少なくとも1つは、前記複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルを有し、
    前記第1のコイルの一方の端部と、前記第1のコイルの他方の端部は、前記第1のコイルの中心軸が延びる方向から見て、前記第1のコイルの中心軸を挟む位置関係にあり、
    前記第2のコイルの一方の端部と、前記第2のコイルの他方の端部は、前記第2のコイルの中心軸が延びる方向から見て、前記第2のコイルの中心軸を挟む位置関係にあり、
    前記第1のコイルの他方の端部がある側と、前記第2のコイルの一方の端部がある側は、前記第1のコイルの中心軸が延びる方向で対向し、
    前記第1のコイルの他方の端部と、前記第2のコイルの一方の端部とは、前記第1のコイルの中心軸が延びる方向で対向する、請求項1に記載の負荷試験装置。
  5. 前記1以上のコイルグループの少なくとも1つは、前記複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルと第3のコイルを有し、
    前記第2負荷試験領域は、前記第1のコイルと前記第2のコイルと前記第3のコイルの中心を通る1つの鉄心を有し、
    前記第1のコイルの一方の端部と、前記第1のコイルの他方の端部は、前記鉄心が延びる方向から見て、前記鉄心が通る領域を挟む位置関係にあり、
    前記第2のコイルの一方の端部と、前記第2のコイルの他方の端部は、前記鉄心が延びる方向から見て、前記鉄心が通る領域を挟む位置関係にあり、
    前記第3のコイルの一方の端部と、前記第3のコイルの他方の端部は、前記鉄心が延びる方向から見て、前記鉄心が通る領域を挟む位置関係にあり、
    前記第1のコイルの他方の端部がある側と、前記第2のコイルの一方の端部がある側は、前記鉄心が延びる方向で対向し、
    前記第2のコイルの他方の端部がある側と、前記第3のコイルの一方の端部がある側は、前記鉄心が延びる方向で対向し、
    前記第1のコイルの他方の端部と、前記第2のコイルの一方の端部とは、前記鉄心が延びる方向で対向し、
    前記第2のコイルの他方の端部と、前記第3のコイルの一方の端部とは、前記鉄心が延びる方向で対向する、請求項1に記載の負荷試験装置。
  6. 前記1以上のコイルグループの少なくとも1つは、前記複数のコイルとして、少なくとも第1のコイルと第2のコイルと第3のコイルを有し、
    前記第2負荷試験領域は、第1のリレーと、第2のリレーと、第3のリレーと、第4のリレーと、第5のリレーと第6のリレーと第7のリレーとを有し、
    前記第1のリレーの一方の接点は、前記第1のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第1のリレーの他方の接点は、前記第2のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第2のリレーの一方の接点は、前記第1のコイルの他方の端部と接続され、
    前記第2のリレーの他方の接点は、前記第2のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第3のリレーの一方の接点は、前記第1のコイルの他方の端部と接続され、
    前記第4のリレーの一方の接点は、前記第2のコイルの他方の端部と接続され、
    前記第4のリレーの他方の接点は、前記第3のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第5のリレーの一方の接点は、前記第2のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第5のリレーの他方の接点は、前記第3のコイルの一方の端部と接続され、
    前記第6のリレーの一方の接点は、前記第2のコイルの他方の端部と接続され、
    前記第7のリレーの一方の接点は、前記第3のコイルの他方の端部と接続される、請求項1に記載の負荷試験装置。
  7. 前記第1負荷試験領域と、前記第2負荷試験領域は、別体で構成され、
    前記1以上の抵抗器群セットと、前記1以上のコイルグループは、並列で前記試験対象電源に接続され、
    前記第1負荷試験領域は、前記試験対象電源からの電力の供給を受ける第1の端子と、前記試験対象電源からの電力を前記第2負荷試験領域に供給する第2の端子を有し、
    前記第2負荷試験領域は、前記第1の端子と前記第2の端子を介して、前記試験対象電源からの電力の供給を受ける第3の端子を有する、請求項1に記載の負荷試験装置。
  8. 前記第1負荷試験領域に設けられた操作部を介して設定された、前記試験対象電源の種類、前記複数の抵抗器群の接続形式、負荷量の少なくとも1つに基づいて、前記複数のコイルの接続形式を制御するための制御信号線が、前記第1負荷試験領域と前記第2負荷試験領域の間に設けられる、請求項7に記載の負荷試験装置。
  9. 前記第2負荷試験領域の筐体には、不使用時吸気開口と、不使用時排気開口が設けられ、
    前記第2負荷試験領域は、光を電気に変換する発電装置を含む発電部と、前記1以上のコイルグループの不使用時に、前記筐体の内部の情報と前記筐体の周囲の情報と時間情報の少なくとも一つに基づいて、前記不使用時吸気開口の開閉を行う吸気部と、前記不使用時排気開口の開閉を行う排気部と、前記吸気部を介して前記筐体の外部からの空気を取り込み且つ前記排気部を介して取り込んだ空気を排出させる送風部を有し、
    前記送風部は、前記発電部で得られた電力で駆動し、
    前記不使用時吸気開口は、前記第1負荷試験領域における、前記1以上の抵抗器群を冷却する冷却部の吸気のための開口よりも小さく、
    前記不使用時排気開口は、前記第1負荷試験領域における、前記冷却部からの空気の排気のための開口よりも小さい、請求項7に記載の負荷試験装置。

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