JP2022074613A - 負荷試験部などを含む装置 - Google Patents
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Abstract
Description
負荷試験部などの不使用時に、空気循環部を使って、筐体の外部から空気を取り入れて、排出させる。すなわち、筐体の内部の換気を行うことが可能になる。これにより、筐体の内部の温度及び湿度をほぼ一定に保つことが可能になる。そして、筐体の内部の機器の劣化を抑制したり、埃の付着を抑制したりすることが可能になる。
また、送風部が、空気循環部の発電部で得られた電力で駆動する。このため、負荷試験部などの不使用時で、負荷試験部などに電力が供給されない状態であっても、空気循環部を動作させることが出来る。
内部の情報と、周囲の情報と、時間情報の少なくとも一つの取得は、発電部で得られた電力に基づいて行われる。
筐体の上面には、発電部と、冷却部と抵抗部を通った風の排気用の開口が設けられる。
排気用の開口は、不使用時排気開口よりも大きい。
筐体は、第1筐体、第2筐体、第3筐体、第4筐体を有する。
抵抗部は、第1抵抗部、第2抵抗部、第3抵抗部を有する。
冷却部は、第1冷却部、第2冷却部、第3冷却部を有する。
負荷試験部は、試験対象電源のR相用の第1負荷試験部、試験対象電源のS相用の第2負荷試験部、試験対象電源のT相用の第3負荷試験部を有する。
第1筐体は、試験対象電源のR相用に、第1抵抗部、第1冷却部を有する。
第2筐体は、試験対象電源のS相用に、第2抵抗部、第2冷却部を有する。
第3筐体は、試験対象電源のT相用に、第3抵抗部、第3冷却部を有する。
第4筐体は、負荷試験制御部を含む。
試験対象電源と第1抵抗部の電気的な接続、試験対象電源と第2抵抗部の電気的な接続、試験対象電源と第3抵抗部の電気的な接続は、負荷試験制御部を介して行われる。
発電部、吸気部、排気部、送風部のセットは、第1筐体、第2筐体、第3筐体、第4筐体のそれぞれに設けられる。
第1筐体の発電部は、不使用時に閉じる蓋として機能する。
第4筐体の上面には、第4筐体の発電部が設けられる。
負荷試験部と非情報発電機の少なくとも一方であって筐体に含まれるものがオフ状態であると検知された時に、筐体の内部の情報と筐体の周囲の情報と時間情報の少なくとも一つに基づいて、送風部は動作する。
なお、実施形態は、以下の実施形態に限られるものではない。また、一つの実施形態に記載した内容は、原則として他の実施形態にも同様に適用される。また、各実施形態及び各変形例は、適宜組み合わせることが出来る。
図3~図5において、xyz軸のそれぞれの矢印が指し示す方向をそれぞれ左方向、前方向、上方向と定義する。
また、後述する負荷試験部の使用時は、負荷試験部を使った負荷試験を行う期間と定義し、負荷試験部の不使用時は、負荷試験部を使った負荷試験を行わない期間と定義する。
同様に、後述する非常用発電機100の使用時は、非常用発電機100を使った発電を行う期間と定義し、非常用発電機100の不使用時は、非常用発電機100を使った発電を行わない期間と定義する。
筐体2が負荷試験部と非常用発電機100の両方を含む場合は、使用時は、負荷試験部を使った負荷試験と非常用発電機100を使った発電の少なくとも一方を行う期間と定義し、不使用時は、負荷試験部を使った負荷試験と非常用発電機100を使った発電の両方を行わない期間と定義する。
本実施形態における乾式の負荷試験部を含む装置1は、抵抗部30、冷却部50、負荷試験制御部70、リレー部80、空気循環部90を備える(図1~図5参照)。
負荷試験部を含む装置1の筐体2は、第1筐体2a、第2筐体2b、第3筐体2c、第4筐体2dを有する。
第1筐体2a、第2筐体2b、第3筐体2c、第4筐体2dは、x方向に並べられる。
冷却部50は、第1冷却部50a、第2冷却部50b、第3冷却部50cを有する。
負荷試験制御部70は、操作部71、電源端子部73、制御端子部75、電力供給制御部77を有する。
リレー部80は、第1リレー部80a、第2リレー部80b、第3リレー部80cを有する。
空気循環部90は、第1発電部91a~第4発電部91d、第1制御部93a~第4制御部93d、第1吸気部95a~第4吸気部95d、第1送風部96a~第4送風部96d、第1排気部97a~第4排気部97dを有する。
第1筐体2aは、第1負荷試験部(第1抵抗部30a、第1冷却部50a)、第1発電部91a、第1制御部93a、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aを含む。
第1筐体2aの前面と背面で第1冷却部50aとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第1側面開口2a2)。
第1不使用時吸気開口2a3は、第1側面開口2a2よりも小さい。
第1筐体2aの前面でz方向上方には、装置1の第1負荷試験部の不使用時の空気の排気用に開口する(第1不使用時排気開口2a4)。
第1不使用時排気開口2a4は、第1筐体2aの側面であって、第1不使用時吸気開口2a3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第1不使用時排気開口2a4は、第1不使用時吸気開口2a3よりも高い位置に設けられる。
第1不使用時排気開口2a4は、第1上面開口2a1よりも小さい。
第2筐体2bは、第2負荷試験部(第2抵抗部30b、第2冷却部50b)、第2発電部91b、第2制御部93b、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bを含む。
第2筐体2bの前面と背面で第2冷却部50bとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第2側面開口2b2)。
第2不使用時吸気開口2b3は、第2側面開口2b2よりも小さい。
第2筐体2bの前面でz方向上方には、装置1の第2負荷試験部の不使用時の空気の排気用に開口する(第2不使用時排気開口2b4)。
第2不使用時排気開口2b4は、第2筐体2bの側面であって、第2不使用時吸気開口2b3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第2不使用時排気開口2b4は、第2不使用時吸気開口2b3よりも高い位置に設けられる。
第2不使用時排気開口2b4は、第2上面開口2b1よりも小さい。
第3筐体2cは、第3負荷試験部(第3抵抗部30c、第3冷却部50c)、第3発電部91c、第3制御部93c、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cを含む。
第3筐体2cの前面と背面で第3冷却部50cとy方向で対向する領域は、負荷試験の冷却風の吸気用に開口する(第3側面開口2c2)。
第3不使用時吸気開口2c3は、第3側面開口2c2よりも小さい。
第3筐体2cの前面でz方向上方には、装置1の第3負荷試験部の不使用時の空気の排気用に開口する(第3不使用時排気開口2c4)。
第3不使用時排気開口2c4は、第3筐体2cの側面であって、第3不使用時吸気開口2c3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第3不使用時排気開口2c4は、第3不使用時吸気開口2c3よりも高い位置に設けられる。
第1不使用時排気開口2a4は、第1上面開口2a1よりも小さい。
第4筐体2dは、負荷試験制御部70、リレー部80、第4発電部91d、第4制御部93d、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dを含む。
ただし、負荷試験制御部70の一部または全部、若しくはリレー部80の一部または全部が、第1筐体2aなどに含まれてもよい。
例えば、第1筐体2aが第1リレー部80aを含み、第2筐体2bが第2リレー部80bを含み、第3筐体2cが第3リレー部80cを含む形態が考えられる。
第4筐体2dの前面でz方向上方には、装置1の第1負荷試験部~第3負荷試験部の不使用時の空気の排気用に開口する(第4不使用時排気開口2d4)。
第4不使用時排気開口2d4は、第4筐体2dの側面であって、第4不使用時吸気開口2d3がある側とy方向で反対側の面に設けられる。
第4不使用時排気開口2d4は、第4不使用時吸気開口2d3よりも高い位置に設けられる。
当該隔壁には、開口領域が設けられ、当該開口領域を介して、抵抗部30、冷却部50、負荷試験制御部70、リレー部80、及び空気循環部90に含まれる電気部材のケーブル接続が行われる。
第1負荷試験部の構成について説明する。
第1負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、R相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第1抵抗部30a(第1抵抗グループ31a、第1排気蓋33a)、第1冷却部50a(第1吸気蓋51a、第1冷却装置53a)を有する。
第2負荷試験部の構成について説明する。
第2負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、S相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第2抵抗部30b(第2抵抗グループ31b、第2排気蓋33b)、第2冷却部50b(第2吸気蓋51b、第2冷却装置53b)を有する。
第3負荷試験部の構成について説明する。
第3負荷試験部は、試験対象電源(三相交流発電機)の3相のうちの1つ(本実施形態では、T相)の負荷試験を行うために使用されるもので、第3抵抗部30c(第3抵抗グループ31c、第3排気蓋33c)、第3冷却部50c(第3吸気蓋51c、第3冷却装置53c)を有する。
第1抵抗グループ31aの抵抗器群、第2抵抗グループ31bの抵抗器群、第3抵抗グループ31cの抵抗器群に関する電気的な接続は、負荷試験制御部70の電源端子部73からのケーブル、接続バーなどの接続部材3を使って行われる(図1、図2参照)。
第1抵抗グループ31aのスイッチング装置(第1リレー部80a)、第2抵抗グループ31bのスイッチング装置(第2リレー部80b)、第3抵抗グループ31cのスイッチング装置(第3リレー部80c)の制御は、負荷試験制御部70の制御端子部75からのケーブル(制御線4)を使って行われる。
第1抵抗部30aの構成について説明する。
第1抵抗部30aは、複数の抵抗器を含む第1抵抗グループ31a、第1排気蓋33aを有する。
試験対象電源のR相からの電圧印加を行う抵抗器群の数を変えながら、負荷試験が行われる。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1上面開口2a1から空気が排出出来るように、第1排気蓋33aが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1上面開口2a1から空気が流入出来ないように(第1上面開口2a1を介して外部から異物が侵入しないように)、第1排気蓋33aが閉じられる。
第1排気蓋33aの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第2抵抗部30bの構成について説明する。
第2抵抗部30bは、複数の抵抗器を含む第2抵抗グループ31b、第2排気蓋33bを有する。
試験対象電源のS相からの電圧印加を行う抵抗器群の数を変えながら、負荷試験が行われる。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2上面開口2b1から空気が排出出来るように、第2排気蓋33bが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2上面開口2b1から空気が流入出来ないように(第2上面開口2b1を介して外部から異物が侵入しないように)、第2排気蓋33bが閉じられる。
第2排気蓋33bの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第3抵抗部30cの構成について説明する。
第3抵抗部30cは、複数の抵抗器を含む第3抵抗グループ31c、第3排気蓋33cを有する。
試験対象電源のT相からの電圧印加を行う抵抗器群の数を変えながら、負荷試験が行われる。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3上面開口2c1から空気が排出出来るように、第3排気蓋33cが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3上面開口2c1から空気が流入出来ないように(第3上面開口2c1を介して外部から異物が侵入しないように)、第3排気蓋33cが閉じられる。
第3排気蓋33cの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
中性点接続のために、第1抵抗グループ31aの抵抗器群と、第2抵抗グループ31bの抵抗器群と、第3抵抗グループ31cの抵抗器群とは短絡される。
本実施形態では、第1抵抗グループ31a~第3抵抗グループ31cにおける抵抗器列は、y方向に平行な棒状の抵抗器が、x方向に所定の間隔を空けて複数本並べられる形態を説明した。しかしながら、x方向に平行な棒状の抵抗器が、y方向に所定の間隔を空けて複数本並べられる形態であってもよい。
第1冷却部50aの構成について説明する。
第1冷却部50aは、第1吸気蓋51aと第1冷却装置53aを有する。
負荷試験を行う時、すなわち、装置1の第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1側面開口2a2から空気が流入出来るように、第1吸気蓋51aが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、装置1の第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1側面開口2a2から空気が流入出来ないように、第1吸気蓋51aが閉じられる。
第1吸気蓋51aの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第1冷却装置53aによって送り込まれた空気は、第1抵抗部30aの内部を通り、第1上面開口2a1から排出される(図3の太線矢印線参照)。
第2冷却部50bの構成について説明する。
第2冷却部50bは、第2吸気蓋51bと第2冷却装置53bを有する。
負荷試験を行う時、すなわち、装置1の第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2側面開口2b2から空気が流入出来るように、第2吸気蓋51bが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、装置1の第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2側面開口2b2から空気が流入出来ないように、第2吸気蓋51bが閉じられる。
第2吸気蓋51bの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第2冷却装置53bによって送り込まれた空気は、第2抵抗部30bの内部を通り、第2上面開口2b1から排出される。
第3冷却部50cの構成について説明する。
第3冷却部50cは、第3吸気蓋51cと第3冷却装置53cを有する。
負荷試験を行う時、すなわち、装置1の第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3側面開口2c2から空気が流入出来るように、第3吸気蓋51cが空けられる。
負荷試験を行わない時、すなわち、装置1の第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3側面開口2c2から空気が流入出来ないように、第3吸気蓋51cが閉じられる。
第3吸気蓋51cの開閉は、電動で行われる形態であってもよいし、使用者などの手動で行われる形態であってもよい。
第3冷却装置53cによって送り込まれた空気は、第3抵抗部30cの内部を通り、第3上面開口2c1から排出される。
第1抵抗部30aの第1抵抗グループ31aと第1冷却部50aの第1冷却装置53aは、第1筐体2aに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
第2抵抗部30bの第2抵抗グループ31bと第2冷却部50bの第2冷却装置53bは、第2筐体2bに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
第3抵抗部30cの第3抵抗グループ31cと第3冷却部50cの第3冷却装置53cは、第3筐体2cに直接取り付けられてもよいし、不図示の枠体を介して取り付けられてもよい。
負荷試験制御部70の構成について説明する。
負荷試験制御部70は、操作部71、電源端子部73、制御端子部75、電力供給制御部77を有する。
操作部71、電源端子部73、制御端子部75、電力供給制御部77は、第4筐体2dに収納される。
ただし、第1抵抗部30a~第3抵抗部30cのスイッチング装置(第1リレー部80a~第3リレー部80c)、第1冷却装置53a~第3冷却装置53c、電力供給制御部77が、試験対象電源で駆動されてもよい。
操作部71の操作、操作部71と負荷試験装置駆動用電源とのケーブル接続、電源端子部73と試験対象電源とのケーブル接続は、第4筐体2dに設けられた扉2d1を空けた状態で行われる。
操作部71は、モードスイッチ、ファンスイッチ、操作スイッチを有する(不図示)。
操作スイッチの操作状態に基づき、第1抵抗グループ31aの抵抗器群のスイッチング装置(第1リレー部80a)、第2抵抗グループ31bの抵抗器群のスイッチング装置(第2リレー部80b)、第3抵抗グループ31cの抵抗器群のスイッチング装置(第3リレー部80c)のオンオフ制御が行われる。
電源端子部73は、試験対象の電源を接続するための端子で、三相交流発電機と接続するために使用されるU相端子、V相端子、W相端子を有する。
制御端子部75は、リレー部80のスイッチング装置(第1リレー部80a、第2リレー部80b、第3リレー部80c)との制御線4を接続させる端子を有する。
電力供給制御部77は、真空遮断機など、モードスイッチ及びファンスイッチのオンオフ状態に応じて、試験対象電源から第1抵抗部30a~第3抵抗部30cへの電力供給を制御する装置である。電力供給制御部77は、モードスイッチとファンスイッチの少なくとも一方がオフのときに、電力供給を遮断する。
リレー部80の構成について説明する。
第1リレー部80aは、制御線4を介して、負荷試験制御部70の制御端子部75に接続される。第1リレー部80aのオンオフ制御は、負荷試験制御部70の操作部71のオンオフ操作に対応して行われる。
空気循環部90の構成について説明する。
空気循環部90のうち、第1発電部91aと第1制御部93aと第1吸気部95aと第1送風部96aと第1排気部97aは、第1筐体2aに設けられる。
空気循環部90のうち、第2発電部91bと第2制御部93bと第2吸気部95bと第2送風部96bと第2排気部97bは、第2筐体2bに設けられる。
空気循環部90のうち、第3発電部91cと第3制御部93cと第3吸気部95cと第3送風部96cと第3排気部97cは、第3筐体2cに設けられる。
空気循環部90のうち、第4発電部91dと第4制御部93dと第4吸気部95dと第4送風部96dと第4排気部97dは、第4筐体2dに設けられる。
具体的には、操作部71のモードスイッチがオフ状態の時に、第1制御部93a~第4制御部93d、第1吸気部95a~第4吸気部95d、第1送風部96a~第4送風部96d、第1排気部97a~第4排気部97dが動作可能な状態にされる。
また、操作部71のモードスイッチがオン状態の時に、第1制御部93a~第4制御部93d、第1吸気部95a~第4吸気部95d、第1送風部96a~第4送風部96d、第1排気部97a~第4排気部97dがオフ状態にされる。
操作部71のモードスイッチのオンオフ状態の検知は、第1制御部93a~第4制御部93dに含まれるセンサーによる振動検知で行われる。例えば、第1制御部93aによって、第1負荷試験部がオフ状態であると検知された時に、第1筐体2aの内部の情報などに基づいて、第1送風部96aは動作する。
また、操作部71のモードスイッチのオンオフ状態の検知は、操作部71と第1制御部93aなどとの間の電気的な接続で行われてもよい。
第1発電部91aは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第1発電部91aは、第1筐体2aの第1排気蓋33aの上面に設けられる。
ただし、第1排気蓋33aを省略し、第1発電部91aが、第1筐体2aの第1上面開口2a1の蓋として用いられてもよい。
第1発電部91aは、発電により得られた電力を、第1制御部93a、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aに供給する。
第1制御部93aなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
第1制御部93aは、第1筐体2aの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第1制御部93aで得られた情報に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作する。具体的には、第1制御部93aで得られた、第1筐体2aの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第1筐体2aの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第1筐体2aの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第1筐体2aの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作する。
なお、第1制御部93aのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第1制御部93aのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。この場合、第1制御部93aには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第1制御部93aは、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aを動作させる。
また、第1筐体2aの周囲の情報(装置1の外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作してもよい。
また、第1制御部93aが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第1吸気部95a、第1送風部96a、第1排気部97aが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
第1吸気部95aは、第1筐体2aの背面の不使用時吸気用の開口(第1不使用時吸気開口2a3)に設けられる。
第1吸気部95aは、ガラリなどの開閉扉を含み、第1不使用時吸気開口2a3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1不使用時吸気開口2a3から空気が流入出来ないように、第1吸気部95aが閉状態にされる(図3参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1不使用時吸気開口2a3から空気が流入出来るように、第1吸気部95aが開状態にされる(図4参照)。
第1吸気部95aの開閉は電動で行われる。ただし、第1吸気部95aの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第1送風部96aの風により開状態にされる形態であってもよい。
第1送風部96aは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第1不使用時吸気開口2a3を介して取り込んだ空気を、第1筐体2aの内部に送り込む。
第1送風部96aによって送り込まれた空気は、第1筐体2aの内部を通り、第1不使用時排気開口2a4から排出される(図4と図5の太線矢印線参照)。
第1送風部96aは、第1吸気部95aの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第1排気部97aの近傍に設けられてもよい。
第1排気部97aは、ガラリなどの開閉扉を含み、第1不使用時排気開口2a4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部の使用時、第1筐体2aの第1不使用時排気開口2a4から空気が排出出来ないように、第1排気部97aが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部の不使用時、第1筐体2aの第1不使用時排気開口2a4から空気が排出出来るように、第1排気部97aが開状態にされる(図5参照)。
第1排気部97aの開閉は電動で行われる。ただし、第1排気部97aの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第1送風部96aの風により開状態にされる形態であってもよい。
第2発電部91bは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第2発電部91bは、第2筐体2bの第2排気蓋33bの上面に設けられる。
ただし、第2排気蓋33bを省略し、第2発電部91bが、第2筐体2bの第2上面開口2b1の蓋として用いられてもよい。
第2発電部91bは、発電により得られた電力を、第2制御部93b、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bに供給する。
第2制御部93bなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
第2制御部93bは、第2筐体2bの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第2制御部93bで得られた情報に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作する。具体的には、第2制御部93bで得られた、第2筐体2bの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第2筐体2bの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第2筐体2bの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第2筐体2bの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作する。
なお、第2制御部93bのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第2制御部93bのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。この場合、第2制御部93bには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第2制御部93bは、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bを動作させる。
また、第2筐体2bの周囲の情報(装置1の外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作してもよい。
また、第2制御部93bが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第2吸気部95b、第2送風部96b、第2排気部97bが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
第2吸気部95bは、第2筐体2bの背面の不使用時吸気用の開口(第2不使用時吸気開口2b3)に設けられる。
第2吸気部95bは、ガラリなどの開閉扉を含み、第2不使用時吸気開口2b3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2不使用時吸気開口2b3から空気が流入出来ないように、第2吸気部95bが閉状態にされる(図3参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2不使用時吸気開口2b3から空気が流入出来るように、第2吸気部95bが開状態にされる(図4参照)。
第2吸気部95bの開閉は電動で行われる。ただし、第2吸気部95bの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第2送風部96bの風により開状態にされる形態であってもよい。
第2送風部96bは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第2不使用時吸気開口2b3を介して取り込んだ空気を、第2筐体2bの内部に送り込む。
第2送風部96bによって送り込まれた空気は、第2筐体2bの内部を通り、第2不使用時排気開口2b4から排出される(図4と図5の太線矢印線参照)。
第2送風部96bは、第2吸気部95bの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第2排気部97bの近傍に設けられてもよい。
第2排気部97bは、ガラリなどの開閉扉を含み、第2不使用時排気開口2b4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第2負荷試験部の使用時、第2筐体2bの第2不使用時排気開口2b4から空気が排出出来ないように、第2排気部97bが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第2負荷試験部の不使用時、第2筐体2bの第2不使用時排気開口2b4から空気が排出出来るように、第2排気部97bが開状態にされる(図5参照)。
第2排気部97bの開閉は電動で行われる。ただし、第2排気部97bの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第2送風部96bの風により開状態にされる形態であってもよい。
第3発電部91cは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第3発電部91cは、第3筐体2cの第3排気蓋33cの上面に設けられる。
ただし、第3排気蓋33cを省略し、第3発電部91cが、第3筐体2cの第3上面開口2c1の蓋として用いられてもよい。
第3発電部91cは、発電により得られた電力を、第3制御部93c、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cに供給する。
第3制御部93cなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
第3制御部93cは、第3筐体2cの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第3制御部93cで得られた情報に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作する。具体的には、第3制御部93cで得られた、第3筐体2cの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第3筐体2cの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第3筐体2cの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第3筐体2cの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作する。
なお、第3制御部93cのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第3制御部93cのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。この場合、第3制御部93cには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第3制御部93cは、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cを動作させる。
また、第3筐体2cの周囲の情報(装置1の外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作してもよい。
また、第3制御部93cが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第3吸気部95c、第3送風部96c、第3排気部97cが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
第3吸気部95cは、第3筐体2cの背面の不使用時吸気用の開口(第3不使用時吸気開口2c3)に設けられる。
第3吸気部95cは、ガラリなどの開閉扉を含み、第3不使用時吸気開口2c3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3不使用時吸気開口2c3から空気が流入出来ないように、第3吸気部95cが閉状態にされる(図3参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3不使用時吸気開口2c3から空気が流入出来るように、第3吸気部95cが開状態にされる(図4参照)。
第3吸気部95cの開閉は電動で行われる。ただし、第3吸気部95cの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第3送風部96cの風により開状態にされる形態であってもよい。
第3送風部96cは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第3不使用時吸気開口2c3を介して取り込んだ空気を、第3筐体2cの内部に送り込む。
第3送風部96cによって送り込まれた空気は、第3筐体2cの内部を通り、第3不使用時排気開口2c4から排出される(図4と図5の太線矢印線参照)。
第3送風部96cは、第3吸気部95cの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第3排気部97cの近傍に設けられてもよい。
第3排気部97cは、ガラリなどの開閉扉を含み、第3不使用時排気開口2c4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第3負荷試験部の使用時、第3筐体2cの第3不使用時排気開口2c4から空気が排出出来ないように、第3排気部97cが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第3負荷試験部の不使用時、第3筐体2cの第3不使用時排気開口2c4から空気が排出出来るように、第3排気部97cが開状態にされる(図5参照)。
第3排気部97cの開閉は電動で行われる。ただし、第3排気部97cの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第3送風部96cの風により開状態にされる形態であってもよい。
第4発電部91dは、太陽光などの光を電気に変換する発電装置である。
第4発電部91dは、第4筐体2dの上面に設けられる。
第4発電部91dは、発電により得られた電力を、第4制御部93d、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dに供給する。
第4制御部93dなどは、発電により得られた電力を蓄積するバッテリーなどの蓄電装置を有してもよい。
第4制御部93dは、第4筐体2dの内部の情報(温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度、振動など)を検知するセンサーを含む。
本実施形態では、第4制御部93dで得られた情報に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作する。具体的には、第4制御部93dで得られた、第4筐体2dの内部の温度が温度閾値以上に高い場合、若しくは第4筐体2dの内部の湿度が湿度閾値以上に高い場合、若しくは第4筐体2dの内部の埃の粒子量が粒子量閾値以上に多い場合、若しくは第4筐体2dの内部の特定のガスの濃度がガス濃度閾値以上に高い場合に、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作する。
なお、第4制御部93dのセンサーで得られた情報に加えて、若しくは、第4制御部93dのセンサーで得られた情報に代えて、他の情報に基づいて第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。
例えば、時間情報に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。この場合、第4制御部93dには、バッテリーと時間情報を計測するタイマーが設けられる。また、所定の日時になった時、若しくは所定の時間間隔ごとに、第4制御部93dは、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dを動作させる。
また、第4筐体2dの周囲の情報(装置1の外部の温度、湿度、埃の粒子量、特定のガスの濃度など)に基づいて、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作してもよい。
また、第4制御部93dが外部の装置に情報発信を行う通信部を含み、第4吸気部95d、第4送風部96d、第4排気部97dが動作して、所定の時間が経過した後でも、温度情報が温度閾値以上に高い状態、若しくは湿度情報が湿度閾値以上に高い状態が続く場合は、当該通信部が警告情報を外部の装置に送信してもよい。
第4吸気部95dは、第4筐体2dの背面の不使用時吸気用の開口(第4不使用時吸気開口2d3)に設けられる。
第4吸気部95dは、ガラリなどの開閉扉を含み、第4不使用時吸気開口2d3の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部~第3負荷試験部の少なくとも1つの使用時、第4筐体2dの第4不使用時吸気開口2d3から空気が流入出来ないように、第4吸気部95dが閉状態にされる(図3参照)。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部~第3負荷試験部の不使用時、第4筐体2dの第4不使用時吸気開口2d3から空気が流入出来るように、第4吸気部95dが開状態にされる(図4参照)。
第4吸気部95dの開閉は電動で行われる。ただし、第4吸気部95dの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第4送風部96dの風により開状態にされる形態であってもよい。
第4送風部96dは、ファンなど、風を排出する送風装置を含み、第4不使用時吸気開口2d3を介して取り込んだ空気を、第4筐体2dの内部に送り込む。
第4送風部96dによって送り込まれた空気は、第4筐体2dの内部を通り、第4不使用時排気開口2d4から排出される(図4と図5の太線矢印線参照)。
第4送風部96dは、第4吸気部95dの近傍に設けられるのが望ましいが、他の場所、例えば、第4排気部97dの近傍に設けられてもよい。
第4排気部97dは、ガラリなどの開閉扉を含み、第4不使用時排気開口2d4の開閉を行う。
負荷試験を行う時、すなわち、第1負荷試験部~第3負荷試験部の少なくとも1つの使用時、第4筐体2dの第4不使用時排気開口2d4から空気が排出出来ないように、第4排気部97dが閉状態にされる。
負荷試験を行わない時、すなわち、第1負荷試験部~第3負荷試験部の不使用時、第4筐体2dの第4不使用時排気開口2d4から空気が排出出来るように、第4排気部97dが開状態にされる(図5参照)。
第4排気部97dの開閉は電動で行われる。ただし、第4排気部97dの開閉扉は、付勢により閉状態となるように付勢されていて、第4送風部96dの風により開状態にされる形態であってもよい。
負荷試験部などの不使用時は、筐体2がほぼ密閉された状態で維持される。このため、筐体2の内部の温度や湿度が上昇し、内部の機器を劣化させるおそれがある。また、内部の機器に埃が付着するおそれがある。
負荷試験部などの不使用時に、空気循環部90を使って、筐体2の外部から空気を取り入れて、排出させる。すなわち、筐体2の内部の換気を行うことが可能になる。これにより、筐体2の内部の温度及び湿度をほぼ一定に保つことが可能になる。そして、筐体2の内部の機器の劣化を抑制したり、埃の付着を抑制したりすることが可能になる。
また、第1送風部96aなどが、空気循環部90の第1発電部91aなどで得られた電力で駆動する。このため、負荷試験部などの不使用時で、負荷試験部などに電力が供給されない状態であっても、空気循環部90を動作させることが出来る。
空気循環部90は、筐体内部の負荷試験部などと電気的な接続を行わず、空気循環部90の発電部(第1発電部91aなど)で得られた電力で、空気循環部90の他の機器(第1制御部93aなど)を駆動する。このため、空気循環部90に不具合が生じても、負荷試験部を使った負荷試験などに悪影響を及ぼしにくい。また、既存の負荷試験部に、容易に空気循環部90を付加することが可能になる。
筐体2の外部から取り入れた空気を高い位置に送り込むので、埃などの異物が筐体2の底などに残らず、筐体2の外部に排出されやすくなる。
既存の負荷試験部の筐体2に排気用の小さい開口を設け、空気循環部90を付加するだけで、不使用時に換気が可能な負荷試験部などを含む装置1を実現することが可能になる。
負荷試験部の排気用の開口を閉じる蓋がある領域を使って、効果的に太陽光発電を行うことが可能になる。
なお、通信部は、第1制御部93a~第4制御部93dのそれぞれに設けられる形態に限らず、第1制御部93a~第4制御部93dのいずれかに設けられた通信部を他の制御部の通信部として共用する形態であってもよい。
本実施形態では、第1筐体2a~第4筐体2dのぞれぞれに、制御部と吸気部と送風部と排気部のセットが設けられる形態を説明した。
しかしながら、第1筐体2a~第4筐体2dの境界領域に隔壁が設けられていない場合、制御部、吸気部、送風部、排気部が、1つだけ設けられてもよい。
この場合、筐体内部の多くの領域に吸気部を介して取り込まれた空気が通るように、排気部と吸気部とが筐体2の離れた位置に設けられるのが望ましい。例えば、排気部と吸気部の一方が第1筐体2aに設けられ、排気部と吸気部の他方が第4筐体2dに設けられる(図6参照)。
なお、この場合でも、発電部は1つだけでなく、2つ以上設けられてもよい。
図6は、第1筐体2aの背面に1つの吸気部(第1吸気部95a)が設けられ、第4筐体2dの前面に1つの排気部(第4排気部95d、不図示)が設けられ、筐体2の上面に4つの発電部(第1発電部91a~第4発電部91d)が設けられた例を示す。
本実施形態では、第1不使用時吸気開口2a3が、第1側面開口2a2と別に設けられる形態を説明した。しかしながら、第1側面開口2a2の一部が第1不使用時吸気開口2a3として機能してもよいし、第1側面開口2a2の全部が第1不使用時吸気開口2a3として機能してもよい。
この場合、第1吸気蓋51aの一部又は全部が第1吸気部95aとして機能する。
同様に、第2側面開口2b2の一部又は全部が第2不使用時吸気開口2b3として機能してもよい。
また、第3側面開口2c2の一部又は全部が第3不使用時吸気開口2c3として機能してもよい。
本実施形態では、冷却部50が抵抗部30のz方向に並べられる形態を説明した。しかしながら、冷却部50と抵抗部30が水平方向に並べられてもよい。
本実施形態では、筐体2に負荷試験部が含まれる形態を説明した。しかしながら、筐体2に負荷試験部に加えて、若しくは負荷試験部に代えて、非常用発電機100が含まれてもよい(図7参照)。
図7は、筐体2の内部に非常用発電機100が設けられ、筐体2の背面に1つの吸気部(第1吸気部95a)が設けられ、筐体2の前面に1つの排気部(不図示)が設けられ、筐体2の上面に4つの発電部(第1発電部91a~第4発電部91d)が設けられた例を示す。
2 筐体
2a 第1筐体(第1抵抗部などの筐体)
2a1 第1上面開口
2a2 第1側面開口
2a3 第1不使用時吸気開口
2a4 第1不使用時排気開口
2b 第2筐体(第2抵抗部などの筐体)
2b1 第2上面開口
2b2 第2側面開口
2b3 第2不使用時吸気開口
2b4 第2不使用時排気開口
2c 第3筐体(第3抵抗部などの筐体)
2c1 第3上面開口
2c2 第3側面開口
2c3 第3不使用時吸気開口
2c4 第3不使用時排気開口
2d 第4筐体(制御部などの筐体)
2d3 第4不使用時吸気開口
2d4 第4不使用時排気開口
2d1 扉
3 接続部材
4 制御線
30 抵抗部
30a 第1抵抗部
30b 第2抵抗部
30c 第3抵抗部
31a 第1抵抗グループ
31b 第2抵抗グループ
31c 第3抵抗グループ
33a 第1排気蓋
33b 第2排気蓋
33c 第3排気蓋
50 冷却部
50a 第1冷却部
50b 第2冷却部
50c 第3冷却部
51a 第1吸気蓋
51b 第2吸気蓋
51c 第3吸気蓋
53a 第1冷却装置
53b 第2冷却装置
53c 第3冷却装置
70 負荷試験制御部
71 操作部
73 電源端子部
75 制御端子部
77 電力供給制御部
80 リレー部
80a 第1リレー部
80b 第2リレー部
80c 第3リレー部
90 空気循環部
91a 第1発電部
91b 第2発電部
91c 第3発電部
91d 第4発電部
93a 第1制御部
93b 第2制御部
93c 第3制御部
93d 第4制御部
95a 第1吸気部
95b 第2吸気部
95c 第3吸気部
95d 第4吸気部
96a 第1送風部
96b 第2送風部
96c 第3送風部
96d 第4送風部
97a 第1排気部
97b 第2排気部
97c 第3排気部
97d 第4排気部
100 非常用発電機
Claims (9)
- 負荷試験部と非常用発電機の少なくとも一方と、不使用時吸気開口と、不使用時排気開口とを含む筐体と、
光を電気に変換する発電装置を含む発電部と、
前記負荷試験部と前記非常用発電機であって前記筐体に含まれるものの不使用時に、前記筐体の内部の情報と前記筐体の周囲の情報と時間情報の少なくとも一つに基づいて、前記不使用時吸気開口の開閉を行う吸気部と、前記不使用時排気開口の開閉を行う排気部と、前記吸気部を介して前記筐体の外部からの空気を取り込み且つ前記排気部を介して取り込んだ空気を排出させる送風部を含む空気循環部を備え、
前記送風部は、前記発電部で得られた電力で駆動する、装置。 - 前記空気循環部は、前記負荷試験部と前記非常用発電機であって前記筐体に含まれるものと電気的な接続はされず、
前記内部の情報と、前記周囲の情報と、前記時間情報の少なくとも一つの取得は、前記発電部で得られた電力に基づいて行われる、請求項1に記載の装置。 - 前記不使用時排気開口は、前記不使用時吸気開口よりも高い位置に設けられる、請求項1と請求項2のいずれかに記載の装置。
- 前記筐体は、抵抗部と前記抵抗部を冷却する冷却部を有する前記負荷試験部を含み、
前記筐体の上面には、前記発電部と、前記冷却部と前記抵抗部を通った風の排気用の開口が設けられ、
前記排気用の開口は、前記不使用時排気開口よりも大きい、請求項1と請求項2のいずれかに記載の装置。 - 前記排気用の開口には、前記不使用時に閉じる蓋として機能する前記発電部が設けられる、請求項4に記載の装置。
- 前記筐体は、抵抗部と前記抵抗部を冷却する冷却部を有する前記負荷試験部を含み、
前記筐体は、第1筐体、第2筐体、第3筐体、第4筐体を有し、
前記抵抗部は、第1抵抗部、第2抵抗部、第3抵抗部を有し、
前記冷却部は、第1冷却部、第2冷却部、第3冷却部を有し、
前記負荷試験部は、試験対象電源のR相用の第1負荷試験部、前記試験対象電源のS相用の第2負荷試験部、前記試験対象電源のT相用の第3負荷試験部を有し、
前記第1筐体は、前記試験対象電源のR相用に、前記第1抵抗部、前記第1冷却部を有し、
前記第2筐体は、前記試験対象電源のS相用に、前記第2抵抗部、前記第2冷却部を有し、
前記第3筐体は、前記試験対象電源のT相用に、前記第3抵抗部、前記第3冷却部を有し、
前記第4筐体は、負荷試験制御部を含み、
前記試験対象電源と前記第1抵抗部の電気的な接続、前記試験対象電源と前記第2抵抗部の電気的な接続、前記試験対象電源と前記第3抵抗部の電気的な接続は、前記負荷試験制御部を介して行われ、
前記発電部、前記吸気部、前記排気部、前記送風部のセットは、前記第1筐体、前記第2筐体、前記第3筐体、前記第4筐体のそれぞれに設けられる、請求項1と請求項2のいずれかに記載の装置。 - 前記第1筐体の上面の前記第1冷却部と前記第1抵抗部を通った風の排気用の開口には、前記第1筐体の前記発電部が設けられ、
前記第1筐体の前記発電部は、前記不使用時に閉じる蓋として機能し、
前記第4筐体の上面には、前記第4筐体の前記発電部が設けられる、請求項6に記載の装置。 - 前記第1筐体の前記第1冷却部の吸気用の開口は、前記第1筐体の前記不使用時吸気開口よりも大きい、請求項7に記載の装置。
- 前記空気循環部は、前記負荷試験部と前記非常用発電機の少なくとも一方であって前記筐体に含まれるもののオンオフ状態を検知し、
前記負荷試験部と前記非情報発電機の少なくとも一方であって前記筐体に含まれるものがオフ状態であると検知された時に、前記筐体の内部の情報と前記筐体の周囲の情報と時間情報の少なくとも一つに基づいて、前記送風部は動作する、請求項2に記載の装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020184789A JP7481003B2 (ja) | 2020-11-05 | 2020-11-05 | 負荷試験部などを含む装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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