JP6905546B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両に関する。
例えば、特許文献1には、スイングアームから延びるアーム部によりリアフェンダの後部を支持している自動二輪車が開示されている。
特開2015−123764号公報
しかしながら、リアフェンダを支持するサイドガードがスイングアームの全長にわたって形成されているため、サイドガードが大型化する。また、リアフェンダに、サリーガード等のガード部材としての機能を持たせることについては考慮されていない。そのため、リアフェンダの重量が増大したり、ガード部材の取り付け・取り外し等の作業性が低下したりする可能性がある。
本発明の態様は、リアフェンダの重量増を抑制しつつ作業性を向上することができる鞍乗り型車両を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、後輪(4)の後部を覆うリアフェンダ(30)と、スイングアーム(6)から車両後方に延びて前記リアフェンダ(30)を支持する支持部材(40)と、前記支持部材(40)に取り付けられ、前記後輪(4)の側面を覆うガード部材(46,50,60)と、を備え、側面視で、前記支持部材(40)は、車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延び、前記ガード部材(50,60)は、複数設けられ、複数の前記ガード部材(50,60)は、前記支持部材(40)の上方に位置する上側ガード部材(50)と、前記支持部材(40)の下方に位置する下側ガード部材(60)と、であることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材およびリアフェンダが支持部材に一体となっているため、支持部材の取り付け・取り外しと同時に、ガード部材およびリアフェンダの取り付け・取り外しを行うことができ、作業性が向上する。加えて、リアフェンダは後輪の後部を覆っていれば足りるため、リアフェンダの配置領域を最小限に抑えることができる。したがって、リアフェンダの重量増を抑制しつつ作業性を向上することができる。加えて、ガード部材およびリアフェンダを共通の支持部材で支持することができるため、部品点数が削減する。加えて、側面視で支持部材が車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延びていることで、リアフェンダの中央部を支持部材で支持することができるため、リアフェンダの揺れを可及的に抑えることができる。加えて、上側ガード部材および下側ガード部材により、必要な部位を適切に覆うことができる。
本発明の一態様は、前記後輪(4)の前部を覆う前側リアフェンダ(35)を更に備え、前記リアフェンダ(30)と前記前側リアフェンダ(35)とは、離間していることを特徴とする。
この構成によれば、リアフェンダおよび前側リアフェンダの配置領域を最小限に抑えることができるため、リアフェンダ全体の重量増を抑制することができる。加えて、リアフェンダおよび前側リアフェンダを、リアサスペンションのバネ下であるスイングアームに支持した場合には、バネ下の重量を軽量化することにつながるため、操安性が向上する。
本発明の一態様は、後面視で、前記上側ガード部材(50)は、上側ほど車幅方向内方に位置するように傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、上側ガード部材がスイングアームとともに揺動する場合、マフラなどの部材とのクリアランスを確保しやすい。
本発明の一態様は、側面視で、前記スイングアーム(6)への前記支持部材(40)の取付部(J1)は、排気部材(23)を避けていることを特徴とする。
この構成によれば、側面視で、スイングアームへの支持部材の取付部が排気部材と重なっている場合と比較して、支持部材の取り付け・取り外しが容易となる。したがって、支持部材の取り付け・取り外しと同時に、ガード部材およびリアフェンダの取り付け・取り外しを容易に行うことができる。
本発明の一態様は、前記後輪(4)の側方に配置され、側面視で車両後側ほど上方に位置するように傾斜する排気部材(23)を更に備え、側面視で、前記支持部材(40)は、前記排気部材(23)の傾斜方向に沿って傾斜していることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材と排気部材とに一体感を持たせることができ、外観性が向上する。
本発明の一態様は、前記ガード部材(50)は、外枠を形成する外枠部材(51)と、前記外枠部材(51)における第一位置と第二位置とを連結し、間隔をあけて配置された複数の連結部材(52〜54)と、を備え、側面視で、排気部材(23)と重なる部分における前記連結部材(52〜54)の配置間隔(L1)は、前記排気部材(23)を避ける部分における前記連結部材(52〜54)の配置間隔(L2)よりも広いことを特徴とする。
この構成によれば、排気部材が存在する部位は、排気部材をガード部材として機能させることで、連結部材の配置数を少なくすることができるため、ガード部材の重量を軽量化することができる。ひいては、バネ下の重量を軽量化することができるため、操安性が向上する。
本発明の一態様は、前記ガード部材(50,60)は、前記支持部材(40)よりも細い線材で形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材の重量を可及的に軽量化することができるため、バネ下の重量を軽量化することができ、操安性が向上する。
本発明の一態様は、前記支持部材(40)への前記ガード部材(50)の取付部(P1)は、前記支持部材(40)の上下最大幅部(W1)よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴とする。
この構成によれば、支持部材へのガード部材の取付部を視認しにくくすることができるため、外観性が向上する。
本発明の一態様は、側面視で、前記ガード部材(50,60)が前記後輪(4)のタイヤ(4t)と重なる領域(S1)は、前記ガード部材(50,60)が前記後輪(4)のホイール(4w)と重なる領域(S2)よりも大きいことを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材が目立つことを抑えることができるため、外観性が向上する。
本発明の一態様は、側面視で、前記支持部材(40)と水平線とのなす角度(Rk)をA°としたとき、側面視で、前記ガード部材(50,60)の直線部分と水平線とのなす角度(Rs1〜Rs6)は、(A°−30°)以上(A°+30°)以下に設定されていることを特徴とする。
この構成によれば、ガード部材の直線部分が支持部材に沿うように配置されるため、車両としての統一感を持たせることができ、外観性が向上する。
本発明の態様によれば、リアフェンダの重量増を抑制しつつ作業性を向上することができる。
実施形態に係る自動二輪車の右側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の後部の左側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の後部の右側面図である。 実施形態に係る自動二輪車の後面図である。 実施形態に係る自動二輪車の後部の斜視図である。 図3の要部拡大図である。 実施形態に係る右側ガード部材の取付部の説明図である。 実施形態に係る右側ガード部材の配置領域の説明図である。 実施形態に係る右側ガード部材の直線部分の配置の説明図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明する車両における向きと同一とする。以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UP、車体左右中心を示す線CLが示されている。
<車両全体>
図1は、鞍乗り型車両の一例としての自動二輪車1を示す。図1を参照し、自動二輪車1は、前輪3と、後輪4と、を備える。前輪3は、ハンドル2によって操向される。後輪4は、エンジン(動力源)を含むパワーユニット10によって駆動される。以下、自動二輪車を単に「車両」ということがある。
ステアリング系部品は、ハンドル2及び前輪3を含む。ステアリング系部品は、車体フレーム11のヘッドパイプ12に操向可能に支持されている。パワーユニット10は、車体フレーム11の前後中央部に配置されている。スイングアーム6は、パワーユニット10の後方に配置されている。スイングアーム6は、車体フレーム11の後下部において、ピボット軸6aを中心に上下に揺動可能に支持されている。リアサスペンション(不図示)は、スイングアーム6の前部と車体フレーム11の後部との間に介装されている。
車体フレーム11は、ヘッドパイプ12と、左右一対のメインフレーム13と、左右一対のピボットフレーム14と、シートフレーム15と、を備える。
ヘッドパイプ12は、車体フレーム11の前端部に位置している。
左右メインフレーム13は、ヘッドパイプ12から斜め下後方へ延びている。
左右ピボットフレーム14は、それぞれ左右メインフレーム13の後端部から下方へ延びている。
シートフレーム15は、左右メインフレーム13の後部から斜め上後方へ延びている。
スイングアーム6の前端部は、左右ピボットフレーム14に揺動可能に支持されている。自動二輪車1の後輪4は、スイングアーム6の後端部に支持されている。
燃料タンク7は、左右メインフレーム13の上方に配置されている。シート8は、燃料タンク7の後方に配置されている。パワーユニット10は、左右メインフレーム13の下方に懸架されている。パワーユニット10は、チェーン式伝動機構を介して後輪4と連係されている。
パワーユニット10は、クランクケース17と、シリンダ18と、を備える。
クランクケース17は、不図示のクランクシャフトおよび変速機を収容している。
シリンダ18は、クランクケース17の前部から前上方に突出している。
図1において符号4aは、後輪4の車軸(以下「後輪車軸」ともいう。)を示す。エンジンの動力は、不図示の動力伝達機構を介して後輪車軸4aに伝達される。これにより、後輪車軸4aに支持された後輪4が駆動して車両が走行する。
シリンダ18には、吸気装置20および排気装置21が接続されている。
吸気装置20は、不図示のスロットルボディと、エアクリーナと、を備える。
スロットルボディは、シリンダ18の後壁に接続されている。スロットルボディは、吸気ポートに連通して吸気量を調整する。
エアクリーナは、スロットルボディへの吸気を清浄化してパワーユニット10へ吸気を行う。
排気装置21は、排気管22と、マフラ23(排気部材)と、を備える。
排気管22は、シリンダ18の前壁に接続されている。排気管22は、排気ポートに連通している。排気管22は、パワーユニット10の前方を斜め後下方へ延びている。その後、排気管22は、車両後方へ屈曲してパワーユニット10の下方を前後に延びている。
マフラ23は、排気管22の後端に接続されている。マフラ23は、後輪4の右側方に配置されている。側面視で、マフラ23は、車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延びる円筒状をなしている。図1において符号24は、マフラ23を上方から覆うカバー部材を示す。マフラ23およびカバー部材24は、排気系部品29に含まれる。
<後側リアフェンダ>
図2に示すように、車両後部には、後輪4の後部を覆うリアフェンダ30(以下「後側リアフェンダ30」ともいう。)が設けられている。側面視で、後側リアフェンダ30は、後輪4の後上部の外周に沿う円弧状の外形を有している。
図中符号CRは、車幅方向と平行な軸線である後輪車軸4aの中心軸線(後輪軸線)を示す。図中符号HLは、後輪車軸4aを通り且つ水平面と平行な仮想水平線を示す。側面視で、後側リアフェンダ30は、仮想水平線HLまで延びている。側面視で、後側リアフェンダ30の後下端は、仮想水平線HLよりも下方に位置している。側面視で、後側リアフェンダ30は、後輪4の側面に配置されている部分を有する。
図2において、符号25はチェーン、符号26はチェーンカバー、符号27はサイドスタンド、符号31は後側リアフェンダ30の中央部であるフェンダ本体、符号32はフェンダ本体31の上部から斜め前上方へ延出する第一延出部、符号33はフェンダ本体31の下部から斜め後下方へ延出する第二延出部をそれぞれ示す。
以下、車両において、車幅方向左側にある構成要素には「L」を付し、車幅方向右側にある構成要素には「R」を付すことがある。
<前側リアフェンダ>
後側リアフェンダ30の前方には、後輪4の前部を覆う前側リアフェンダ35が設けられている。前側リアフェンダ35と後側リアフェンダ30とは、前後に離間している。側面視で、前側リアフェンダ35は、後側ほど上下幅が小さくなるように後輪4の前上部の外周に沿う円弧状の外形を有している。前側リアフェンダ35の前下部は、スイングアーム6に取り付けられている。
<支持部材>
スイングアーム6の後端部には、後側リアフェンダ30を支持する支持部材40が設けられている。支持部材40は、スイングアーム6から車両後方に延びて後側リアフェンダ30を支持している。側面視で、支持部材40は、車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延びている。図2において符号39は、後側リアフェンダ30を支持部材40に取り付けるためのボルトを示す。
支持部材40は、支持パイプ41と、左右一対のブラケット42L,42R(図2、図3参照)と、を備える。
側面視で、支持パイプ41は、車両後側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びている。側面視で、支持パイプ41は、マフラ23の傾斜方向に沿って傾斜している(図3参照)。図3に示すように、マフラ23の下端縁は、後側ほど上方に位置するように傾斜する直線状をなしている。マフラ23の傾斜方向は、側面視で、マフラ23の下端縁に沿う方向を意味する。図5に示すように、支持パイプ41は、後輪4を後上方から挟み込むU字状をなしている。
各図において、符号43は後輪4の後上方に位置する後パイプ部、符号44Lは後輪4の左側方に位置する左パイプ部、符号44Rは後輪4の右側方に位置する右パイプ部をそれぞれ示す。
左右パイプ部44L,44Rの前下端部は、左右ブラケット42L,42Rにそれぞれ着脱自在に取り付けられている。左右ブラケット42L,42Rは、スイングアーム6の左右アーム部16L,16Rの後端部上面にそれぞれ溶接で結合されている(図2、図3参照)。
各図において符号58L,58R,59L,59Rは、支持パイプ41を左右ブラケット42L,42Rに取り付けるための前後一対のボルトをそれぞれ示す。側面視で、スイングアーム6への支持部材40の取付部J1(図3においては、後側のボルト59Rによる右アーム部16Rへの右ブラケット42Rの取付部J1を図示)は、マフラ23を避けている。側面視で、右アーム部16Rへの右ブラケット42Rの取付部J1は、マフラ23の下方に位置している。
<左側ガード部材>
図2に示すように、後輪4の左側方には、後輪4の左側面を覆う複数の左側ガード部材45,46が設けられている。複数の左側ガード部材45,46は、左側第一ガード部材45と、左側第二ガード部材46(ガード部材)と、である。
図2において、符号47は車体フレーム11の後部(シートフレーム15)から下方に延出する下方延出部材、符号48は左ピボットフレーム14Lから斜め後上方に延出するアーム部材、符号49は下方延出部材47の下端部とアーム部材48の後端部とを連結する連結パイプをそれぞれ示す。
左側第一ガード部材45は、後輪4の上部において前側リアフェンダ35と後側リアフェンダ30(フェンダ本体31)との間の部分を左側方から覆っている。側面視で、左側第一ガード部材45の前下端部は、チェーンカバー26の上部と重なっている。側面視で、左側第一ガード部材45の後上端部は、後側リアフェンダ30の上端部(第一延出部31)と重なっている。側面視で、左側第一ガード部材45の後上端は、後輪4の上端よりも上方に位置している。左側第一ガード部材45は、連結パイプ49に取り付けられている。左側第一ガード部材45には、連結パイプ49を左側方に露出させる開口45hが設けられている。
左側第二ガード部材46は、左側第一ガード部材45の下方に配置されている。左側第二ガード部材46は、支持パイプ41の下方に位置している。左側第二ガード部材46は、後輪4の上部において左パイプ部44Lと後側リアフェンダ30との間の部分を左側方から覆っている。左側第二ガード部材46は、左パイプ部44Lに前後一対のボルト38で取り付けられている。
<右側ガード部材>
図3に示すように、後輪4の右側方には、後輪4の右側面を覆う複数の右側ガード部材50,60(ガード部材)が設けられている。複数の右側ガード部材50,60は、右側第一ガード部材50(上側ガード部材)と、右側第二ガード部材60(下側ガード部材)と、である。
右側ガード部材50,60は、マフラープロテクタとは異なる機能を有する。例えば、右側ガード部材50,60は、サリーガード、スカートガード、ドレスガードおよびクロースガード等のガード部材として機能する。右側ガード部材50,60は、側面視で後輪4に臨むことができる位置に設けられている。
<右側第一ガード部材>
右側第一ガード部材50は、後輪4の上部において前側リアフェンダ35と後側リアフェンダ30との間の部分を右側方から覆っている。右側第一ガード部材50は、右パイプ部44Rに取り付けられている。右側第一ガード部材50は、右パイプ部44Rの上方に位置している。後面視で、右側第一ガード部材50は、上側ほど車幅方向内方に位置するように傾斜している(図4参照)。
図6に示すように、右側第一ガード部材50は、複数の線材を溶接等により一体に接合して形成されている。右側第一ガード部材50は、支持パイプ41よりも細い線材で形成されている。右側第一ガード部材50は、外枠部材51と、複数の連結部材52〜54と、を備える。
外枠部材51は、右側第一ガード部材50の外枠を形成する。外枠部材51は、第一辺部51aと、第二辺部51bと、第三辺部51cと、第四辺部51dと、を備える。
第一辺部51aは、マフラ23の後方に配置されている。側面視で、第一辺部51aは、マフラ23を避けている。側面視で、第一辺部51aは、前側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びている。第一辺部51aの下端部は、右パイプ部44Rの後部上面に溶接で結合されている。
第二辺部51bは、第一辺部51aの前方に配置されている。側面視で、第二辺部51bは、マフラ23と重なっている。側面視で、第二辺部51bは、前側ほど上方に位置するように、第一辺部51aよりも緩やかに傾斜して直線状に延びている。第二辺部51bの下端部は、右パイプ部44Rの前端部上面に溶接で結合されている。
側面視で、第三辺部51cは、マフラ23を避けている。側面視で、第三辺部51cは、第一辺部51aの上端から前側ほど上方に位置するように、第一辺部51aよりも緩やかに傾斜して直線状に延びている。
側面視で、第四辺部51dは、マフラ23を避けている。側面視で、第四辺部51dは、前上方に凸の湾曲形状をなしている。第四辺部51dは、第二辺部51bの上端と第三辺部51cの上端とを連結している。
複数の連結部材52〜54は、互いに間隔をあけて配置されている。側面視で、複数の連結部材52〜54のそれぞれは、後側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びている。複数の連結部材52〜54は、互いに平行に延びている。複数の連結部材52〜54は、第一連結部材52と、第二連結部材53と、第三連結部材54と、である。
側面視で、第一連結部材52は、マフラ23と重なっている。第一連結部材52の前端は、第二辺部51bの下部に内側から溶接で結合されている。第一連結部材52の後端は、第一辺部51aと第三辺部51cとの接続部に内側から溶接で結合されている。
側面視で、第二連結部材53は、マフラ23を避けている。第二連結部材53の前端は、第二辺部51bと第四辺部51dとの接続部に内側から溶接で結合されている。第二連結部材53の後端は、第三辺部51cと第四辺部51dとの接続部に内側から溶接で結合されている。
側面視で、第三連結部材54の一部(後端部)は、マフラ23を避けている。第三連結部材54の前端は、第二辺部51bの中央部に内側から溶接で結合されている。第三連結部材54の後端は、第三辺部51cの中央部に内側から溶接で結合されている。
図6において、符号L1はマフラ23と重なる部分における連結部材の配置間隔(以下「第一間隔」ともいう。)、符号L2はマフラ23を避ける部分における連結部材の配置間隔(以下「第二間隔」ともいう。)をそれぞれ示す。第一間隔L1は、側面視で、第一連結部材52の後端と右パイプ部44Rとの間の距離を意味する。第二間隔L2は、側面視で、第二連結部材53の後端と第三連結部材54の後端との間の距離を意味する。側面視で、第一間隔L1は、第二間隔L2よりも広い(L1>L2)。
図7において符号W1は、上下方向において支持パイプ41(支持部材40)が最大幅を有する部分(以下「支持部材40の上下最大幅部」ともいう。)を示す。支持部材40の上下最大幅部W1は、右パイプ部44Rの上下最大幅部を意味する。
後面視で、支持部材40への右側第一ガード部材50の取付部P1(図7においては、右パイプ部44Rの後部上面への第一辺部51aの下端部の溶接結合部P1を図示)は、支持部材40の上下最大幅部W1よりも車幅方向内側に配置されている。これにより、溶接結合部P1は、車両右側方からは視認しにくくなっている(図5、図6参照)。
<右側第二ガード部材>
図3に示すように、右側第二ガード部材60は、後輪4の上部において右パイプ部44Rと後側リアフェンダ30(第二延出部33)との間の部分を右側方から覆っている。右側第二ガード部材60は、右パイプ部44Rに取り付けられている。右側第二ガード部材60は、右パイプ部44Rの下方に位置している。後面視で、右側第二ガード部材60は、右パイプ部44Rから下方に延出している(図4参照)。
図6に示すように、右側第二ガード部材60は、複数の線材を溶接等により一体に接合して形成されている。右側第二ガード部材60は、支持パイプ41よりも細い線材で形成されている。右側第二ガード部材60は、右側第一ガード部材50と同種の線材で形成されている。右側第二ガード部材60は、枠部材61と、直線部材62と、を備える。
側面視で、枠部材61は、下側ほど前後幅が大きい枠状(台形枠状)をなしている。枠部材61は、上辺部61aと、下辺部61bと、前辺部61cと、後辺部61dと、を備える。
側面視で、上辺部61aは、右パイプ部44Rに沿うように後側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びている。上辺部61aは、右パイプ部44Rの下面(最下面)に溶接で結合されている。
下辺部61bは、上辺部61aの下方に配置されている。側面視で、下辺部61bは、後側ほど上方に位置するように上辺部61aよりも緩やかに傾斜して直線状に延びている。
側面視で、前辺部61cは、上下に直線状に延びている。前辺部61cは、上辺部61aの前端と下辺部61bの前端とを連結している。側面視で、前辺部61cの上端と上辺部61aの前端との連結部は、外方(前上方)に凸の湾曲形状をなしている。側面視で、前辺部61cの下端と下辺部61bの前端との連結部は、外方(前下方)に凸の湾曲形状をなしている。
後辺部61dは、前辺部61cの後方に配置されている。側面視で、後辺部61dは、後側ほど下方に位置するように傾斜して直線状に延びている。後辺部61dは、上辺部61aの後端と下辺部61bの後端とを連結している。側面視で、後辺部61dの上端と上辺部61aの後端との連結部は、外方(後上方)に凸の湾曲形状をなしている。側面視で、後辺部61dの下端と下辺部61bの後端との連結部は、外方(後下方)に凸の湾曲形状をなしている。
側面視で、直線部材62は、後側ほど上方に位置するように直線状に傾斜している。直線部材62の前端は、前辺部61cの上下中央部に内側から溶接で結合されている。直線部材62の後端は、後辺部61dの上下中央部に内側から溶接で結合されている。
<右側ガード部材の配置領域>
図8において、符号S1は右側ガード部材50,60が後輪4のタイヤ4tと重なる領域(以下「第一領域」ともいう。)、符号S2は右側ガード部材50,60が後輪4のホイール4wと重なる領域(以下「第二領域」ともいう。)をそれぞれ示す。図8においては、第一領域S1をドットハッチで示す。
第一領域S1は、右側第一ガード部材50および右側第二ガード部材60のそれぞれが、側面視で後輪4のタイヤ4tと重なる部分の面積に相当する。第二領域S2は、右側第一ガード部材50および右側第二ガード部材60のそれぞれが、側面視で後輪4のホイール4wと重なる部分の面積に相当する。側面視で、第一領域S1は、第二領域S2よりも大きい(S1>S2)。
<右側ガード部材の直線部分の配置>
図9において、符号Rkは支持部材40と水平線とのなす角度(以下「支持部材角度」ともいう。)、符号Rs1〜Rs6は右側ガード部材50,60の直線部分と水平線とのなす角度(以下「直線部分角度」ともいう。)をそれぞれ示す。
直線部分角度Rs1〜Rs6には、第一角度Rs1〜第六角度Rs6が含まれる。
第一角度Rs1は、第一連結部材52の中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
第二角度Rs2は、第二連結部材53の中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
第三角度Rs3は、第三連結部材54の中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
第四角度Rs4は、第四辺部51dの直線部分の中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
第五角度Rs5は、直線部材62の中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
第六角度Rs6は、下辺部61bの中心軸線と水平線とのなす角度を意味する。
側面視で、支持部材角度RkをA°とする。側面視で、直線部分角度Rs1〜Rs6は、(A°−30°)以上(A°+30°)以下に設定されている。側面視で、第一角度Rs1〜第六角度Rs6のそれぞれは、(A°−30°)以上(A°+30°)以下に設定されている。側面視で、直線部分角度Rs1〜Rs6は、(A°−10°)以上(A°+10°)以下に設定されていることがより好ましい。側面視で、直線部分角度Rs1〜Rs6は、(A°−5°)以上(A°+5°)以下に設定されていることが更に好ましい。
以上説明したように、上記実施形態は、後輪4の後部を覆う後側リアフェンダ30と、スイングアーム6から車両後方に延びて後側リアフェンダ30を支持する支持部材40と、支持部材40に取り付けられ、後輪4の側面を覆うガード部材46,50,60と、を備える。
本実施形態によれば、ガード部材46,50,60および後側リアフェンダ30が支持部材40に一体となっているため、支持部材40の取り付け・取り外しと同時に、ガード部材46,50,60および後側リアフェンダ30の取り付け・取り外しを行うことができ、作業性が向上する。加えて、後側リアフェンダ30は後輪4の後部を覆っていれば足りるため、後側リアフェンダ30の配置領域を最小限に抑えることができる。したがって、後側リアフェンダ30の重量増を抑制しつつ作業性を向上することができる。加えて、ガード部材46,50,60および後側リアフェンダ30を共通の支持部材40で支持することができるため、部品点数が削減する。
後側リアフェンダ30と前側リアフェンダ35とは、離間していることで、以下の効果を奏する。後側リアフェンダ30および前側リアフェンダ35の配置領域を最小限に抑えることができるため、リアフェンダ全体の重量増を抑制することができる。加えて、後側リアフェンダ30および前側リアフェンダ35を、リアサスペンションのバネ下であるスイングアーム6に支持した場合には、バネ下の重量を軽量化することにつながるため、操安性が向上する。
側面視で、支持部材40が車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延びていることで、以下の効果を奏する。後側リアフェンダ30の中央部を支持部材40で支持することができるため、後側リアフェンダ30の揺れを可及的に抑えることができる。加えて、複数のガード部材50,60は、支持部材40の上方に位置する上側ガード部材50と、支持部材40の下方に位置する下側ガード部材60と、であることで、以下の効果を奏する。上側ガード部材50および下側ガード部材60により、必要な部位を適切に覆うことができる。
後面視で、上側ガード部材50は、上側ほど車幅方向内方に位置するように傾斜していることで、以下の効果を奏する。上側ガード部材50がスイングアーム6とともに揺動する場合、マフラ23などの部材とのクリアランスを確保しやすい。
側面視で、スイングアーム6への支持部材40の取付部J1は、マフラ23を避けていることで、以下の効果を奏する。側面視で、スイングアーム6への支持部材40の取付部J1がマフラ23と重なっている場合と比較して、支持部材40の取り付け・取り外しが容易となる。したがって、支持部材40の取り付け・取り外しと同時に、ガード部材46,50,60および後側リアフェンダ30の取り付け・取り外しを容易に行うことができる。
上記実施形態は、後輪4の側方に配置され、側面視で車両後側ほど上方に位置するように傾斜するマフラ23を備える。側面視で、支持部材40は、マフラ23の傾斜方向に沿って傾斜していることで、以下の効果を奏する。支持部材40とマフラ23とに一体感を持たせることができ、外観性が向上する。
上側ガード部材50は、外枠を形成する外枠部材51と、外枠部材51における第一位置と第二位置とを連結し、間隔をあけて配置された複数の連結部材52〜54と、を備える。側面視で、マフラ23と重なる部分における連結部材の配置間隔L1は、マフラ23を避ける部分における連結部材の配置間隔L2よりも広いことで、以下の効果を奏する。マフラ23が存在する部位は、マフラ23をガード部材として機能させることで、連結部材の配置数を少なくすることができるため、上側ガード部材50の重量を軽量化することができる。ひいては、バネ下の重量を軽量化することができるため、操安性が向上する。
右側ガード部材50,60は、支持部材40よりも細い線材で形成されていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50,60の重量を可及的に軽量化することができるため、バネ下の重量を軽量化することができ、操安性が向上する。
支持部材40への上側ガード部材50の取付部P1は、支持部材40の上下最大幅部W1よりも車幅方向内側に配置されていることで、以下の効果を奏する。支持部材40への上側ガード部材50の取付部P1を視認しにくくすることができるため、外観性が向上する。
側面視で、右側ガード部材50,60が後輪4のタイヤ4tと重なる領域S1は、右側ガード部材50,60が後輪4のホイール4wと重なる領域S2よりも大きいことで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50,60が目立つことを抑えることができるため、外観性が向上する。
側面視で、支持部材40と水平線とのなす角度RkをA°とする。側面視で、右側ガード部材50,60の直線部分と水平線とのなす角度Rs1〜Rs6は、(A°−30°)以上(A°+30°)以下に設定されていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50,60の直線部分が支持部材40に沿うように配置されるため、車両としての統一感を持たせることができ、外観性が向上する。
右側ガード部材50,60は、右パイプ部44Rに溶接で結合されていることで、以下の効果を奏する。右側ガード部材50,60をボルト等で右パイプ部44Rに結合する場合と比較して、部品点数を削減することができる。
<変形例>
上記実施形態では、排気系部品29が車両右側方のみに配置されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、排気系部品29は、車両左側方(左右両側方)に配置されていてもよい。すなわち、排気系部品29は、車両側方に配置されていればよい。
上記実施形態では、右側第二ガード部材60が右パイプ部44Rの最下面に取り付けられている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、右側第二ガード部材60は、右パイプ部44Rの最下面からずれた位置に取り付けられていてもよい。例えば、右パイプ部44Rへの右側第二ガード部材60(上辺部61a)の取付部は、右パイプ部44Rの上下最大幅部W1よりも車幅方向内側に配置されていてもよい。
上記実施形態では、右側ガード部材50,60が支持パイプ41よりも細い線材で形成されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、左側ガード部材45,46が支持パイプ41よりも細い線材で形成されていてもよい。
上記実施形態では、側面視で、右側ガード部材50,60が後輪4のタイヤ4tと重なる領域S1は、右側ガード部材50,60が後輪4のホイール4wと重なる領域S2よりも大きい例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、側面視で、右側ガード部材50,60が後輪4のタイヤ4tと重なる領域S1は、右側ガード部材50,60が後輪4のホイール4wと重なる領域S2以下であってもよい。例えば、右側ガード部材50,60が後輪4のタイヤ4tと重なる領域S1は、タイヤ4tの色に近い色(例えば黒色のタイヤと同じ色)を有していてもよい。例えば、右側ガード部材50,60が後輪4のホイール4wと重なる領域S2は、ホイール4wの色に近い色(ホイールが灰色の場合は灰色)を有していてもよい。
上記実施形態では、右側ガード部材50,60が右パイプ部44Rに溶接で結合されている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、右側ガード部材50,60を右パイプ部44Rにボルト締結させてもよい。
上記実施形態では、側面視で、複数の連結部材52〜54のそれぞれが、後側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、複数の連結部材52〜54のそれぞれは、前側ほど上方に位置するように傾斜して直線状に延びていてもよい。例えば、複数の連結部材52〜54のそれぞれは、水平線に沿うように延びていてもよい。すなわち、複数の連結部材52〜54のそれぞれは、外枠部材51における第一位置および第二位置(任意の二つの位置)を連結していればよい。
上記実施形態では、複数の連結部材52〜54が互いに平行に延びている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、複数の連結部材52〜54は、互いに交差するように延びていてもよい。
上記実施形態では、上側ガード部材50が三つの連結部材52〜54を備える例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、上側ガード部材50は、二つ又は四つ以上の複数の連結部材を備えていてもよい。
上記実施形態では、マフラ23が円筒状をなしている例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、マフラ23は、楕円筒状、矩形筒状、三角筒状など、円筒以外の形状をなしていてもよい。
上記実施形態では、左側ガード部材と右側ガード部材とを互いに異なる構成とした例を挙げて説明したが、これに限らない。例えば、左側ガード部材と右側ガード部材とを同様の構成としてもよい。すなわち、左側ガード部材において、支持部材に上側ガード部材と下側ガード部材とを取り付ける構成としてもよい。
本発明は上記実施形態に限られるものではなく、上記鞍乗り型車両には、運転者が車体を跨いで乗車する車両全般が含まれ、自動二輪車(原動機付自転車及びスクータ型車両を含む)のみならず、三輪(前一輪且つ後二輪の他に、前二輪且つ後一輪の車両も含む)の又は四輪の車両も含まれる。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 自動二輪車(鞍乗り型車両)
4 後輪
4t タイヤ
4w ホイール
6 スイングアーム
23 マフラ(排気部材)
30 後側リアフェンダ(リアフェンダ)
35 前側リアフェンダ
40 支持部材
46 左側第二ガード部材(ガード部材)
50 右側第一ガード部材(上側ガード部材)
51 外枠部材
52 第一連結部材(連結部材)
53 第二連結部材(連結部材)
54 第三連結部材(連結部材)
60 右側第二ガード部材(下側ガード部材)
J1 スイングアームへの支持部材の取付部
L1 第一間隔(排気部材と重なる部分における連結部材の配置間隔)
L2 第二間隔(排気部材を避ける部分における連結部材の配置間隔)
P1 溶接結合部(支持部材へのガード部材への取付部)
Rk 支持部材角度(支持部材と水平線とのなす角度)
Rs1〜Rs6 直線部分角度(ガード部材の直線部分と水平線とのなす角度)
S1 第一領域(ガード部材が後輪のタイヤと重なる領域)
S2 第二領域(ガード部材が後輪のホイールと重なる領域)
W1 支持部材の上下最大幅部

Claims (10)

  1. 後輪(4)の後部を覆うリアフェンダ(30)と、
    スイングアーム(6)から車両後方に延びて前記リアフェンダ(30)を支持する支持部材(40)と、
    前記支持部材(40)に取り付けられ、前記後輪(4)の側面を覆うガード部材(46,50,60)と、を備え
    側面視で、前記支持部材(40)は、車両後側ほど上方に位置するように傾斜して延び、
    前記ガード部材(50,60)は、複数設けられ、
    複数の前記ガード部材(50,60)は、
    前記支持部材(40)の上方に位置する上側ガード部材(50)と、
    前記支持部材(40)の下方に位置する下側ガード部材(60)と、であることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記後輪(4)の前部を覆う前側リアフェンダ(35)を更に備え、
    前記リアフェンダ(30)と前記前側リアフェンダ(35)とは、離間していることを特徴とする請求項1に記載の鞍乗り型車両。
  3. 後面視で、前記上側ガード部材(50)は、上側ほど車幅方向内方に位置するように傾斜していることを特徴とする請求項1または2に記載の鞍乗り型車両。
  4. 側面視で、前記スイングアーム(6)への前記支持部材(40)の取付部(J1)は、排気部材(23)を避けていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記後輪(4)の側方に配置され、側面視で車両後側ほど上方に位置するように傾斜する排気部材(23)を更に備え、
    側面視で、前記支持部材(40)は、前記排気部材(23)の傾斜方向に沿って傾斜していることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記ガード部材(50)は、
    外枠を形成する外枠部材(51)と、
    前記外枠部材(51)における第一位置と第二位置とを連結し、間隔をあけて配置された複数の連結部材(52〜54)と、を備え、
    側面視で、排気部材(23)と重なる部分における前記連結部材(52〜54)の配置間隔(L1)は、前記排気部材(23)を避ける部分における前記連結部材(52〜54)の配置間隔(L2)よりも広いことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記ガード部材(50,60)は、前記支持部材(40)よりも細い線材で形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記支持部材(40)への前記ガード部材(50)の取付部(P1)は、前記支持部材(40)の上下最大幅部(W1)よりも車幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  9. 側面視で、前記ガード部材(50,60)が前記後輪(4)のタイヤ(4t)と重なる領域(S1)は、前記ガード部材(50,60)が前記後輪(4)のホイール(4w)と重なる領域(S2)よりも大きいことを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
  10. 側面視で、前記支持部材(40)と水平線とのなす角度(Rk)をA°としたとき、
    側面視で、前記ガード部材(50,60)の直線部分と水平線とのなす角度(Rs1〜Rs6)は、(A°−30°)以上(A°+30°)以下に設定されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の鞍乗り型車両。
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