JP6905449B2 - ポンプ操作用アタッチメント及び操作用アタッチメント付きポンプ容器 - Google Patents

ポンプ操作用アタッチメント及び操作用アタッチメント付きポンプ容器 Download PDF

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本発明は、ポンプ操作用アタッチメント及び操作用アタッチメント付きポンプ容器に関する。
一般的なポンプ容器は、口頸部を起立する容器体と、前記口頸部に装着した装着部材より下方へ、容器体内に収納されたシリンダを垂下するとともに、このシリンダ内に下半部を上方付勢状態で昇降可能に嵌合させた作動部材の上部に押下げヘッドを付設した吐出器とを具備し、容器体に対する押下ヘッドの上下動により、容器体内の液体を第1逆止弁を介してシリンダ内に吸い込み、かつシリンダ内から第2逆止弁を介して押下ヘッドから吐出するように構成されている(特許文献1)。
特開2011−230842
従来のポンプ容器の場合には、片手で操作するときに、その手の一本の指を押下げヘッドの上面に掛け、同じ手の残りの指を例えば装着部材の外周面に当てて把持し、押下げヘッドを押し下げる。しかしながら、手の大きさは人により異なるから、未成年者や女性などの小柄な人にとっては、持ち手(把持する場所をいう)から指掛け箇所である距離が長すぎ、操作しにくいことがあった。
またポンプ容器を洗濯用洗剤に使用する場合には、縦型洗濯機とドラム式洗濯機とでは注ぎ口の高さが異なるため、容器の持ち方によっては、注ぎにくいという問題もあった。
従来、ポンプ容器の操作性を向上するために、さまざまなアタッチメントが提案されている。
例えば前記特許文献1では、ポンプ容器の装着部材の外面に嵌合した嵌着壁部の両側から2本のアームを起立し、これらアームの先端にヒンジ連結したテコ片の下面を押下げヘッドの上面に当接させてなり、当該テコ片に指を掛けて押し下げることで押下げヘッドのノズルから液体を吐出できるようにしたものを開示している。しかしながら、これは押下げヘッドを押し下げるための指掛け部の工夫であり、ポンプ容器への指当て部(持ち手)に関する工夫をしたものは見当たらない。
本発明の目的は、ポンプ容器を持ち易くすることで使い勝手を改善するポンプ操作用アタッチメント及び当該操作アタッチメント付きのポンプ容器を提案することである。
第1の手段は、ヘッド押下式吐出器付きポンプ容器を片手操作するためのアタッチメントであって、
前記吐出器の外周を覆うためのカバー壁部22を有するとともに、このカバー壁部22を前記吐出器へ係止可能に設け、
前記カバー壁部22の上半部22bに上側指当て部28を、当該カバー壁部22の下半部22aに下側指当て部26をそれぞれ形成しており、
前記カバー壁部22は、小径の下半部22aから段差部24を介して大径の上半部22bを延出している
本手段では、吐出器の外周を覆うためのカバー壁部22を前記吐出器へ係止可能に設け、カバー壁部22の上半部22bに上側指当て部28を、当該カバー壁部22の下半部22aに下側指当て部26をそれぞれ形成している。これにより、図1及び図6に示すようにポンプ容器に下側から添えた手の一指を押下げヘッド18の上面18aに掛けるとともに同じ手の残りの指を上側指当て部28に当てて把持する持ち方(以下「順手持ち」という)と、図7に示すようにポンプ容器へ上側から延びる手の一指を押下げヘッドの上面に掛けるとともに同じ手の残りの指を下側指当て部26に当てて把持する持ち方(以下「逆手持ち」という)とのどちらもが容易にできる。従って、使用の状況に従って持ち方を選ぶことができるので、便利である。
「吐出器の外周を覆うためのカバー壁部」とは、必ずしも吐出器の外周全体を覆う必要はなく、少なくとも吐出器の外周の半周以上を覆うような形状であればよく、例えば平面視C字形のものでもよい。他方、吐出器の全周を覆う筒壁部として形成しても構わない。
「カバー壁部を吐出器へ係止可能に設け」とは、カバー壁部を把持して持ち上げたときに、カバー壁部とともに吐出器及び容器体を持ち上げることができればどのような構造でもよい。図示例では、カバー壁部の下端から吐出器の装着部材下面に係合する係止手段(係止片)を突出しているが、カバー壁部自体の吐出器への嵌着力により係止しても構わない。
また本手段では、例えば図7に示すように、前記カバー壁部22は、小径の下半部22aから段差部24を介して大径の上半部22bを延出している。これにより、同図に示す逆手持ちをするときに、下側指当て部26に当てた二指が段差部24に掛止され、下側指当て部26から滑って外れることを防止できる。
の手段は、第1の手段有し、かつ前記カバー壁部22は、周方向の一部をノズル挿通口34として切り欠いた。
本手段では、前記カバー壁部22は、周方向の一部をノズル挿通口34として切り欠いた形状としている。これにより、押下げヘッドから側方にノズルが突出している態様の吐出器に対しても、本発明のポンプ操作用アタッチメントを支障なく適用することができる。
なお、“周方向の一部を切り欠いた”とは、図示例のような欠筒形状とすることの他、筒壁の周方向一部の上部のみを切り欠き、筒壁の上部にノズル挿通口を形成することを含む。
ここで「欠筒形状」とは、筒体の周方向の一部を筒長方向全体に亘って除去して得られる形状をいうものとする。
の手段は、第1の手段又は第2の手段を有し、かつ前記上側指当て部28は、側方から見てくびれた形状の浅い凹溝に形成している。
本手段では、図4に示す如く、前記上側指当て部28は、側方から見てくびれた形状の浅い凹溝に形成している。この形状は人体の指の腹に沿うものであるから、ポンプ操作用アタッチメント20を把持したときに指先のフィット感が良好となり、指先が上側指当て部28から滑って離脱するような不都合を生じにくい。
の手段は、口頸部4を起立する容器体1と、
前記口頸部4に装着した装着部材8より下方へ、容器体1内に収納されたシリンダ10を垂下するとともに、このシリンダ10内に下半部を上方付勢状態で昇降可能に嵌合させた作動部材14の上部に押下げヘッド18を付設した吐出器6と
を備えたヘッド押下式吐出器付きのポンプ容器であって、
当該ポンプ容器を片手操作するために前記装着部材8の外側に取り付けられたポンプ操作用アタッチメント20を具備しており、
このポンプ操作用アタッチメント20は、前記吐出器の外周を覆うためのカバー壁部22を有するとともに、このカバー壁部22を前記吐出器へ係止可能に設け、前記カバー壁部22の上半部22bに上側指当て部28を、当該カバー壁部22の下半部22aに下側指当て部26をそれぞれ形成しており、
前記押下げヘッド18は、上限位置にあるときにポンプ操作用アタッチメント20の上側に配置されている。
本手段では、従来公知のポンプ容器ポンプ操作用アタッチメント20を適用した構成を提案する。
ポンプ操作用アタッチメント20については、段落0007に記載した事項を援用する。
押下げヘッド18は、上限位置にあるときに、ポンプ操作用アタッチメント20の上側に配置されているので、前述の図1の順手持ち及び図7の逆手持ちをすることが可能となり、利便性が高まる。
の手段は、第の手段を有し、かつ
前記ポンプ操作用アタッチメント20のカバー壁部22は、その下半部22aを装着部材8に嵌合するとともに、上半部22bが装着部材8より上側へ突設されている。
本手段では、ポンプ操作用アタッチメント20のカバー壁部22は、その下半部22aを装着部材8に嵌合するとともに、上半部22bが装着部材8より上側へ突設されているので、持ち手として上側指当て部28を選ぶことで、持ち手と押下げヘッドの上面の指掛け箇所との距離が短くなり、小柄な利用者にとっても使い易い。
の手段は、第の手段又は第の手段を有し、かつ
前記装着部材8の外周面にはローレット9を、前記カバー壁部22の内側には前記ローレットとの噛み合いが可能な縦リブ38をそれぞれ設けた。
本手段では、図1に示す如く、前記装着部材8の外周面にはローレット9を、前記カバー壁部22の内側には前記ローレットとの噛み合いが可能な縦リブ38をそれぞれ設けており、これによりポンプ操作用アタッチメントが装着部材8に対して不意に回転することを防止している。
第1の手段又は第4の手段に係る発明によれば、吐出器6を覆うためのカバー壁部22の上半部22bに上側指当て部28を、当該カバー壁部22の下半部22aに下側指当て部26をそれぞれ形成したから、吐出器6の押下げヘッド18に片手の指を掛けた状態で、その手の残りの指を上側指当て部28に当てるときと下側指当て部26に当てるときとで、異なる使い方をすることができ、使い勝手が高まる。
またの手段に係る発明によれば、小径の下半部22aから段差部24を介して大径の上半部22bを延出したから、片手の親指を押下げヘッド18に掛け、同じ手の二指を下側指当て部26に当てる逆手持ちをするときに、その二指が掛止されて、下側指当て部26からすり抜ける事を防止でき、操作性が良い。
の手段に係る発明によれば、前記カバー壁部22は、周方向の一部をノズル挿通口34として切り欠いたから、ノズルが押下げヘッドの側方へ突出されたタイプの容器であっても、ポンプ取り付け後にアタッチメントを取り付けることができ、セット性が良く、中身を詰め替える際の作業も容易である。
の手段に係る発明によれば、上側指当て部28は、側方から見てくびれた形状の浅い凹溝に形成されており、人体の指の腹の形状に沿った形状であるので、上側指当て部28から指が滑って上下に外れることを防止できる。
の手段に係る発明によれば、既存のポンプ容器に1パーツのアタッチメントを追加するだけで使用性が向上する。
の手段に係る発明によれば、ポンプ操作用アタッチメント20のカバー壁部22の上半部22bが装着部材8より上側へ突設されているから、装着部材8を持つ場合と比べて、持ち手である上側指当て部28から押下げヘッド18の上面の指掛け箇所までの距離が短くなり、押下げ操作が容易となる。
の手段に係る発明によれば、前記装着部材8の外周面にはローレット9を、前記カバー壁部22の内側には前記ローレットとの噛み合いが可能な縦リブ38をそれぞれ設けたから、装着部材8に対してポンプ操作用アタッチメント20が不意に回転することを防止でき、使い勝手がよい。
本発明の操作用アタッチメント付きポンプ容器の正面図である。 図1のポンプ容器の平面図である。 図1のポンプ容器の主要部(ポンプ操作用アタッチメント)の平面図である。 図3の主要部の正面図である。 図3の主要部のV−V方向に見た縦断面図である。 図1のポンプ容器の一つの使用態様を側方から見た様子を示す説明図である。 図1のポンプ容器の他の使用態様を正面から見た様子を示す説明図である。
図1から図7は、本発明の実施形態に係る操作用アタッチメント付きポンプ容器を示している。このポンプ容器は、容器体1と、吐出器6と、ポンプ操作用アタッチメント20とで構成されている。これら各部材は合成樹脂又は金属で形成することができる。
まず容器体1及び吐出器6の構成のうちで従来公知の事柄を簡単に説明する。
容器体1は、胴部2から肩部3を介して口頸部4を起立している。
吐出器6は、本実施形態では、装着部材8と、シリンダ10と、抜止め筒部材12と、作動部材14とで構成されている。もっともこれらの構造は適宜変更することができる。
前記装着部材8は、前記口頸部4の外面に嵌合された装着筒部8aの上端から内向きフランジ8bを内方突出している。また前記装着筒部8aの外面にはローレット9が形成されている。
前記シリンダ10は、シリンダ周壁の上端に付設した鍔部(図示せず)を前記口頸部4と内向きフランジ8bとの間に挟持させて、容器体内に垂下されている。シリンダ10の下部には図示しない第1逆止弁が形成されており、この下部から容器体1の底部へ吸い上げパイプ11が延びている。
前記抜止め筒部材12は、その下半部をシリンダ10の上部内に嵌着しており、後述の作動部材14の下部の上方抜け出しを防止している。また抜止め筒部材12の上部はシリンダ10の上方へ延びており、その外面には、押下げヘッド18を螺着させるためのネジ部が形成されている。
作動部材14は、前記シリンダ10内に、シリンダ周壁に摺接する筒状ピストン(図示せず)を含む下部を上方付勢状態で昇降可能に嵌挿しており、かつ前記抜止め筒部材12の内側を通って起立するステム16の上端に押下げヘッド18を付設している。この押下げヘッド18は側方へノズル19を突出している。作動部材14の適所には第2逆止弁が形成されており、シリンダ10に対する作動部材14の昇降により、容器体1内の液体が第1逆止弁を介してシリンダ10内へ吸い上げられ、かつシリンダ10内から第2逆止弁を介してノズル19より外方へ吐出されるように構成している。
ポンプ操作用アタッチメント20は、図4に示す如く、本実施形態では、吐出器6の外周の一部を覆うカバー壁部22と、当該カバー壁部の下端部に設けられた係止手段36とで形成されている。
カバー壁部22は、本実施形態では、任意の筒体の周方向のうち前記ノズルの突出方向と同じ側を切り欠いた欠筒形状としており、切り欠かれた箇所にノズル挿通口34を形成している。図3に示す如く、切り欠いた箇所は、周方向の半周以下とすることが望ましい。
図示例と異なり、カバー壁部22を、切欠きを設けない筒体として形成してもよいが、この場合には、押下げヘッド18を下降させたときにノズルがカバー壁部22に当接しないように設計する必要があり、カバー壁部22の高さが制限されることになる。前述のように切欠きを設けることで、カバー壁部22を高く設計することができ、後述の上側指当て部28と押下げヘッド18の上面18aとの距離を近くすることができる。
図4に示す通り、カバー壁部22は、小径の下半部22aから下向きの段差部24を介して大径の上半部22bを起立している。
カバー壁部22の下半部22a及び上半部22bの平面形状は円弧状であるが、図3に示す通り、上半部22bの円弧形は、下半部22aの円弧形より周方向に長く、上半部22bの周方向の両側は、下半部22aの対応箇所よりも周方向へ突出する延長壁部23に形成されている。
これらカバー壁部22の下半部22aの外面は下側指当て部26を、上半部22bの外面は上側指当て部28をそれぞれ形成している。下側指当て部26は下半部22aの周方向の両側の間の全長に亘って、また上側指当て部28は上半部22bの周方向の両側の間の全長に亘ってそれぞれされている。
前記上側指当て部28は、図4に示す如く、側方から見て利用者の指の腹の形状に沿ってくびれた形状の浅い凹溝に形成されており、上側指当て部28の上下両側には第2横リブ32及び第1横リブ30が横設されており、上側指当て部28から指が滑って上下に外れることを防止している。
下側指当て部26については、本実施形態では、図7に示す如く、下側指当て部26のすぐ上に下向きの段差部24が、また下側指当て部26のすぐ下に肩部3があり、これらの構造が下側指当て部26から指が外れることを防止している。もっともこうした構造ではない場合には、下側指当て部26を上側指当て部28と同様に浅い凹溝に形成しても構わない。
前記カバー壁部22の下半部22aの内面の周方向両側には、図3に示す如く、それぞれ縦リブ38が形成されている。これら縦リブ38は、図1に示す如く、前記装着筒部8aの外面のローレット9とかみ合って、吐出器6に対する回転を防止している。
係止手段36は、本実施形態では、前記カバー壁部22の下端から内方吐出する係止片として形成されている。この係止片は、前記装着筒部8aの下端部に係止されることにより、ポンプ操作用アタッチメント20を持ち上げたときに、吐出器6及び容器体1がともに引き上げられるように構成されている。もっとも係止手段の構造は適宜変更することができる。
本実施形態のポンプ操作用アタッチメント20は1パーツとして一体成形されており、構造も簡単であるから、安価に製造することができる。
次に吐出器6とポンプ操作用アタッチメント20との関係について説明する。
吐出器6の押下げヘッド18は、上限位置において、前記ポンプ操作用アタッチメント20より上方に配置されており、従ってポンプ操作用アタッチメント20を取り外すことなく、押下げヘッド18を操作することが可能である。
前記カバー壁部22の下半部22aは、本実施形態において、図3に示す如く、その平面形状が半円より長く、装着筒部8aを抱持できるように設けられている。
またカバー壁部22の上半部22bは、ポンプ操作用アタッチメント20を吐出器6に取り付けた状態において前記装着部材8より上方へ延びている。従って持ち手である上側指当て部28と押下げヘッド18の上面18aとの距離を、装着部材8と押下げヘッド18の上面18aとの距離より短くすることができる。
次に容器体1とポンプ操作用アタッチメント20との関係について説明する。
本発明において、容器体1の胴部2は、図1に示す如く、直筒状の下部2aと、段差部である中間部2bと、上側に向かって小径化するテーパ状の上部2cとで形成されている。
そして胴部2の上部2cの外縁の略真上に上側指当て部28の外周面があるように設計されている。
これにより、図6に示すように胴部2の上部2cから上側指当て部28に亘って手を添えて把持するときに、把持し易い形状となる。上側指当て部28に片手の二指を当てた状態で押下げヘッド18の上面18aに対して同じ手の一指が無理なく届くので、操作性を向上するという本発明のアタッチメントの利点がより確実なものとなる。
前記構成において、例えば縦型洗濯機の洗濯物投入口(又は洗剤充填口)のような高い場所に内容物を吐出するときには、図1又は図6に示すように、片手の一指を押下げヘッド18の上面18aに掛けるとともに同じ手の残りの指を上側指当て部28に当てる順手持ちをすればよい。
他方、ドラム式洗濯機の洗濯物投入口(又は洗剤充填口)の如く低い場所に内容物を吐出するときには、図7に示すように片手の一指を押下げヘッド18の上面18aに掛けるとともに同じ手の残りの指を下側指当て部26に当てる逆手持ちをすればよい。
このように、本発明のポンプ操作用アタッチメントの使用態様は、吐出する場所次第で2つの使用方法を使い分けられる2way方式であり、例えば洗濯機などの機械の構成に合わせて無理に腰を屈めて内容物を吐出する必要がないので、使い勝手がよい。
また本発明のポンプ操作用アタッチメントのみを購入して、既存のポンプ容器に適用することができるので、経済的であり、しかも、既存のポンプ容器に対して、例えばノズルの突出方向と反対側からポンプ操作用アタッチメントを組み付けることにより組立が完了するので、セット性もよい。
同様にポンプ容器の容器体を新しいものに交換するときも、吐出器にポンプ操作用アタッチメントを付けたままで、装着筒部8aから容器体1を外して詰め替え用の容器体に取り換えればよいので、交換の手間もかからない。
1…容器体 2…胴部 2a…下部 2b…中間部 2c…上部 3…肩部
4…口頸部
6…吐出器 8…装着部材 8a…装着筒部
8b…内向きフランジ 9…ローレット 10…シリンダ 11…吸上げパイプ
12…抜止め筒部材 14…作動部材 16…ステム
18…押下げヘッド 18a…上面 19…ノズル
20…ポンプ操作用アタッチメント
22…カバー壁部 22a…下半部 22b…上半部 23…延長壁部
24…段差部 26…下側指当て部 28…上側指当て部 30…第1横リブ
32…第2横リブ 34…ノズル挿通口 36…係止手段(係止片) 38…縦リブ

Claims (6)

  1. ヘッド押下式吐出器付きポンプ容器を片手操作するためのアタッチメントであって、
    前記吐出器の外周を覆うためのカバー壁部(22)を有するとともに、このカバー壁部(22)を前記吐出器へ係止可能に設け、
    前記カバー壁部(22)の上半部(22b)に上側指当て部(28)を、当該カバー壁部(22)の下半部(22a)に下側指当て部(26)をそれぞれ形成しており、
    前記カバー壁部(22)は、小径の下半部(22a)から段差部(24)を介して大径の上半部(22b)を延出したことを特徴とするポンプ操作用アタッチメント。
  2. 前記カバー壁部(22)は、周方向の一部をノズル挿通口(34)として切り欠いたことを特徴とする、請求項に記載のポンプ操作用アタッチメント。
  3. 前記上側指当て部(28)は、側方から見てくびれた形状の浅い凹溝に形成したことを特徴とする、請求項1又は請求項に記載のポンプ操作用アタッチメント。
  4. 口頸部(4)を起立する容器体(1)と、
    前記口頸部(4)に装着した装着部材(8)より下方へ、容器体(1)内に収納されたシリンダ(10)を垂下するとともに、このシリンダ(10)内に下半部を上方付勢状態で昇降可能に嵌合させた作動部材(14)の上部に押下げヘッド(18)を付設した吐出器(6)と
    を備えたヘッド押下式吐出器付きのポンプ容器であって、
    当該ポンプ容器を片手操作するために前記装着部材(8)の外側に取り付けられたポンプ操作用アタッチメント(20)を具備しており、
    このポンプ操作用アタッチメント(20)は、前記吐出器の外周を覆うためのカバー壁部(22)を有するとともに、このカバー壁部(22)を前記吐出器へ係止可能に設け、前記カバー壁部(22)の上半部(22b)に上側指当て部(28)を、当該カバー壁部(22)の下半部(22a)に下側指当て部(26)をそれぞれ形成しており、
    前記押下げヘッド(18)は、上限位置にあるときにポンプ操作用アタッチメント(20)の上側に配置されていることを特徴とする、操作用アタッチメント付きポンプ容器。
  5. 前記ポンプ操作用アタッチメント(20)のカバー壁部(22)は、その下半部(22a)を装着部材(8)に嵌合するとともに、上半部(22b)が装着部材(8)より上側へ突設されていることを特徴とする、請求項記載の操作用アタッチメント付きポンプ容器。
  6. 前記装着部材(8)の外周面にはローレット(9)を、前記カバー壁部(22)の内側には前記ローレットとの噛み合いが可能な縦リブ(38)をそれぞれ設けたことを特徴とする、請求項又は請求項に記載の操作用アタッチメント付きポンプ容器。
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