JP6905340B2 - 防護柵 - Google Patents

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Description

本発明は、道路または当該道路に隣接する場所における所定の位置に一時的に仮設される搬送可能な防護柵に関する。
道路または当該道路に隣接した所定の場所では、道路工事などの場合に防護柵が一時的に仮設される場合がある。このような場合は容易に搬送および設置できるように、搬送状態と使用状態とで変形可能な防護柵が提案されている。
例えば、特許文献1に記載されている防護柵は、ガードレール支柱およびガードレールを有する上部構造部と、前記上部構造部が枢設された、断面H形部材からなる長尺の基礎部とを備えている。断面H形部材からなる前記基礎部には、上部構造部を収容可能な大きさの収容空間が形成されている。
この防護柵では、ガードレール支柱は、長尺の基礎部の上面に立設された固定板に対して、水平軸回りに当該上部構造部の長手方向へ揺動できるように連結されている。そして、防護柵の使用状態では、ガードレール支柱は、立直した状態で、固定板に取り付けられたUボルトによって揺動方向の両側から挟まれる。これによってガードレール支柱の揺動がUボルトによって簡易に規制され、当該ガードレール支柱が立直状態に維持される。
特許3193356号公報
上記の防護柵では、使用状態においてガードレール支柱を立直状態に維持するために、Uボルトでガードレール支柱を挟むことによってガードレール支柱の揺動が簡易な構造で規制されているだけなので、防護柵のガードレールやガードレール支柱に車両が衝突してガードレール支柱が倒れる方向に大きな荷重がかかった場合には、その大きな荷重がガードレール支柱からUボルトへ伝達して当該Uボルトの破損や脱落を生じさせ、これにより、ガードレール支柱が転倒するおそれがある。
本発明はかかる問題を解消するためになされたものであり、支柱を立直状態と倒れた状態とで切り換えることが可能な防護柵において、立直状態における支柱に大きな荷重が作用しても支柱の転倒を確実に抑止することが可能な防護柵を提供することを目的とする。
本発明防護柵は、道路または当該道路に隣接する場所の地面において前記道路が延びる方向に沿って一時的に配置される搬送可能な防護柵であって、前記道路に沿って前記地面に載置可能なように延びる基礎部と、前記基礎部と平行に延びるビームと、前記ビームの長手方向に互いに離間して配置された複数の支柱であって、当該ビームに対して前記基礎部の長手方向に直交する幅方向に延びる軸を回転中心として回転自在または着脱可能に連結された複数の支柱と、前記基礎部の上面に設けられ、前記複数の支柱のそれぞれを立直した状態および倒れた状態のいずれかの状態で切り換えできるように当該支柱を前記基礎部の前記幅方向に延びる軸を回転中心として揺動自在に支持する複数の支柱支持部と、を備えており、前記支柱支持部は、前記基礎部の上面に立設された本体部と、前記基礎部の前記幅方向に延びるように前記本体部に固定され、前記支柱を揺動可能に支持する支持軸と、前記支柱を立直した状態で前記本体部に着脱自在に連結する支柱連結部材と、前記基礎部が前記道路に沿って配置された状態において当該基礎部の上面における前記支持軸に対して前記道路の車両進行方向の下流側に相当する位置に配置され、立直した状態の前記支柱が前記車両進行方向へ転倒するのを抑止する転倒抑止部とを有し、前記転倒抑止部は、前記車両進行方向から前記支柱が受ける荷重を前記本体部に伝達することにより当該荷重に抗して前記支柱を支持するように前記本体部に連結され、前記基礎部には、前記支柱が挿入可能な内径を有する上方に開口した複数の差込穴が当該基礎部の長手方向において互いに離間して形成され、前記支持軸は、前記差込穴の上方において当該差込穴を前記基礎部の前記幅方向に横断する位置に配置され、前記支柱の周面には、当該支柱の長手方向に延びる長穴が形成され、前記支持軸は、前記長穴に挿入されることにより、前記支柱を当該支柱の長手方向への移動を許容しながら揺動可能に支持し、前記長穴の長さは、当該長穴に前記支持軸が挿入された状態で、前記支柱が前記差込穴に挿入可能な位置と当該差込穴から上方に離脱して揺動可能な位置との間で昇降するのを許容する長さを有している、ことを特徴とする。
本発明の防護柵は、複数の支柱のそれぞれを立直した状態および倒れた状態のいずれかの状態で切り換えできるように当該支柱を基礎部の幅方向に延びる軸を回転中心として揺動自在に支持する複数の支柱支持部を備えている。支柱支持部は、基礎部の幅方向に延びる支持軸に対して道路を走行する車両進行方向の下流側に相当する位置に配置された転倒抑止部を有している。転倒抑止部は、車両進行方向から前記支柱が受ける荷重を前記本体部に伝達することにより当該荷重に抗して前記支柱を支持するように支柱支持部の本体部と連結されていることにより補強され、大きな荷重を受けることができるようになっている。この防護柵を地面に設置して使用するときには、複数の支柱のそれぞれを支持軸回りに揺動させて立直した状態にし、支柱連結部材によって支柱支持部の本体部に固定して使用される。防護柵の使用状態においては、道路を走行する車両が防護柵のビームや支柱に衝突したときには、衝突時の荷重が支柱に対して車両進行方向へ作用しても、当該荷重を支柱連結部材だけでなく、支柱支持部の本体部に連結されることにより補強された転倒抑止部によって受けることによって、当該支柱が立直状態を超えて車両進行方向への転倒が抑止することが可能である。その結果、支柱を立直状態と倒れた状態とで切り換えることが可能な防護柵であっても衝突時の大きな荷重を受けることが可能になる。
また、上記の構成では、基礎部には、立直状態の支柱が挿入可能な差込穴が形成されている。そのため、支持軸が支柱の長穴に挿入されたまま当該支柱を立てて、さらに、当該支柱を下降させて支柱を差込穴に挿入すれば、支柱を立直状態で維持することが可能である。これにより、作業者は支柱を立直状態に維持するように手で保持する必要が無く、支柱から手を離した状態で支柱連結部材によって支柱を本体部に固定するなどの作業を容易に行なうことが可能である。
ここで、「前記転倒抑止部は、前記車両進行方向から前記支柱が受ける荷重を前記本体部に伝達することにより当該荷重に抗して前記支柱を支持するように前記本体部に連結されている」とは、これら転倒抑止部と本体部とが分離されたものに限定されるものではない。
例えば、前記本体部と前記転倒抑止部は一体に形成されていてもよい。
かかる構成では、転倒抑止部は、本体部から分離しにくくなり、衝突時においてより大きな荷重を受けることが可能である。
前記支柱支持部は、複数の前記防護柵のそれぞれの前記支柱を倒した状態において、当該支柱支持部の上端に他の防護柵の基礎部が載置可能な載置部を有するのが好ましい。
かかる構成では、複数の防護柵のそれぞれの支柱を倒した状態において、支柱支持部の上端の載置部に他の防護柵の基礎部を載置することにより、複数の防護柵を積み重ねることが可能である。そのため、複数の防護柵の搬送および収納を容易に行なうことが可能である。
前記本体部と前記転倒抑止部の高さが同じであり、前記載置部は、前記本体部の上端および前記転倒抑止部の上端によって形成されているのが好ましい。
かかる構成によれば、支柱支持部の上端の載置部は、本体部の上端および前記転倒抑止部の上端によって形成されているので、当該載置部の面積を広く確保することが可能になる。その結果、複数の防護柵を安定して積み重ねることが可能である。
前記支柱支持部は、前記載置部に他の防護柵の基礎部が載置されたときに当該基礎部の縁部を下方から支持する縁部支持部をさらに有するのが好ましい。
かかる構成によれば、本体部の上端の載置部の他に、縁部支持部が他の防護柵の基礎部を下方から支持することが可能になり、複数の防護柵をより安定して積み重ねることが可能である。
前記複数の支柱のそれぞれが前記ビームに回転自在に連結されている構成において、 前記基礎部の上面から前記載置部までの高さは、前記ビームの全高以上であるのが好ましい。
かかる構成によれば、基礎部の上面と支柱支持部の上端の載置部との間の領域には、ビームを収納することが可能な領域が確保される。そのため、複数の支柱のそれぞれがビームに回転自在に連結されている状態で、支柱を倒して防護柵を搬送または収納状態に変形したときには、ビームを、基礎部の上面と支柱支持部の上端の載置部との間の領域に収納することが可能である。そのため、ビームを支柱に連結した状態で複数の防護柵を積み重ねても、ビームが他の防護柵の基礎部によって押圧されて変形するおそれを回避することが可能である。
前記基礎部に着脱自在に連結されたウエイトをさらに備えているのが好ましい。
かかる構成によれば、防護柵の搬送時において、基礎部とウエイトを分離して搬送することが可能になり、防護柵の搬送がより容易になる。
前記基礎部を前記地面に固定する固定部材をさらに備えているのが好ましい。
かかる構成によれば、固定部材によって基礎部が地面に固定されることにより、基礎部などの部材を軽量の材料で形成しても、防護柵を地面に安定して保持することが可能である。
以上説明したように、本発明の防護柵によれば、支柱を立直状態と倒れた状態とで切り換えることが可能な防護柵において、立直した状態における支柱の車両衝突時の倒れ込みを抑止することができる。
本発明の防護柵の実施形態を示す正面図である。 図1の防護柵の側面図であって防護柵を道路に隣接した場所に設置した状態を示す図である。 図1の基礎部および支柱支持部の正面図である。 図3の基礎部および支柱支持部の側面図である。 図3の基礎部および支柱支持部の平面図である。 図5の支柱支持部および差込穴周辺の拡大平面図である。 図2の支柱の正面図である。 図3のビーム固定用のブラケットの(a)平面図および(b)正面図である。 図2のビーム、支柱、および支柱支持部の分解斜視図である。 図1のウエイトの縦断面図である。 図1のウエイトの正面図である。 図1のウエイトの平面図である。 図1のウエイトの背面図である。 図1のウエイトが基礎部の立直板に連結されている部分の拡大断面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、搬送および収納状態における防護柵の主要部の平面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、搬送および収納状態における防護柵の主要部の側面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、搬送および収納状態における防護柵の主要部が積み重ねられた状態の平面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、支柱を立直させた直後の状態の防護柵の主要部の平面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、支柱を立直させた直後の状態の防護柵の主要部の側面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、支柱を基礎部の差込穴に挿入した状態の防護柵の主要部の平面図である。 図1の防護柵の設置方法を示す説明図であって、支柱を基礎部の差込穴に挿入した状態の防護柵の主要部の側面図である。
つぎに図面を参照しながら本発明の防護柵の実施形態についてさらに詳細に説明する。
図1〜2に示される本実施形態の防護柵1は、車両Cが走行する道路Rまたは当該道路Rに隣接する場所の地面Gにおいて道路Rが延びる方向(すなわち、図1の車両進行方向Pに沿う方向)に沿って一時的に配置される搬送可能な防護柵である。この防護柵1は、支柱4を立直した状態にすれば図1〜2に示される使用状態となり、一方、支柱4を倒した状態にすれば、当該防護柵1の全高が小さくなり、図15〜16に示される搬送および収納状態に変形することが可能である。
防護柵1は、具体的には、図1〜2に示されるように、長尺の基礎部2と、当該基礎部2に平行に延びる長尺のビーム3と、ビーム3の長手方向(すなわち、基礎部2の長手方向X)に互いに離間して配置された複数の支柱4と、基礎部2の上面に設けられ、複数の支柱4をそれぞれ基礎部2の長手方向Xに直交する幅方向Yに延びる軸(具体的には、図1および図15に示される支持軸12)を回転中心として揺動可能に支持する複数の支柱支持部5と、基礎部2に連結されたウエイト6とを備えている。
本実施形態では、複数の支柱4のそれぞれは、当該ビーム3に対して基礎部2の幅方向Y(図2参照)に延びる軸(具体的には、ボルトなどのビーム連結部材22)に沿って延びるビーム連結部材22を回転中心として回転自在に連結されているが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、複数の支柱4は、ビーム3に対して着脱可能に連結されてもよい。この場合、防護柵1の搬送および収納状態のときには、ビーム連結部材22による支柱4とビーム3との連結を解除して、ビーム3を複数の支柱4から取り外すことが可能である。
図3〜6には、基礎部2および当該基礎部2の上面に立設された支柱支持部5が示されている。
基礎部2は、道路Rに沿って地面Gに載置可能なように長手方向X(図1参照)に延びる形状を有する。基礎部2は、具体的には、長尺の台座部2aと、当該台座部2aにおいて前記長手方向Xに互いに離間して配置された複数組の脚部2bと、台座部2aの上面に立設された立直板2cとを有している。
台座部2aの上面には、支柱4が挿入可能な内径を有する上方に開口した複数の差込穴7が形成されている。複数の差込穴7は、台座部2aの上面において、基礎部2の長手方向Xに互いに離間した位置(具体的には、各組の脚部2bに挟まれた位置)に配置されている。各差込穴7は、支柱2が挿入可能な内径を有する。台座部2aの上面における各差込穴7の周辺の位置には、それぞれ支柱支持部5が配置されている。
複数の支柱支持部5のそれぞれは、図3〜6および図9に示されるように、支柱4を立直した状態および倒れた状態のいずれかの状態で切り換えできるように当該支柱4を基礎部2の幅方向Yに延びる軸(具体的には、前述の図1および図15に示される支持軸12)を回転中心として揺動自在に支持することが可能な構成を有する。
具体的には、支柱支持部5は、本体部11と、支持軸12と、支柱連結部材23と、転倒抑止部13と、縁部支持部14とを有する。
本体部11は、基礎部2の上面に立設されている。本実施形態の本体部11は、基礎部2の幅方向Yにおける両側において差込穴7を挟むように、互いに向かい合って配置された一対の対向壁11aを有する。各対向壁11aには、図3および図9に示されるように、下部貫通孔16と、当該下部貫通孔16の上方に離間した上部貫通孔17とが形成されている。なお、本体部11は、基礎部2の上面に立設されたものであればよく、一対の対向壁11aの代わりに一枚の壁などの部材によって構成されてもよい。
支持軸12は、ボルトなどからなり、基礎部2の幅方向Yに延びるように本体部11に固定され、支柱4を揺動可能に支持する。支持軸12は、図6に示されるように、差込穴7の上方において当該差込穴7を基礎部2の幅方向Yに横断する位置に配置されている。具体的には、図6および図9に示されるように、支持軸12は、本体部11の一対の対向壁11aにそれぞれ形成された下部貫通孔16に挿入されるともに、一対の対向壁11aの間に挿入された支柱4の周面に形成された後述の長穴18に挿入されることにより、支柱4を揺動可能に支持する。ボルトからなる支持軸12の先端部には、図示されないナットが螺合される。
支柱連結部材23は、ボルトなどからなり、支柱4を立直した状態で本体部11に着脱自在に連結する。具体的には、支柱連結部材23は、図9に示されるように、本体部11の一対の対向壁11aにそれぞれ形成された上部貫通孔17に挿入されるともに、一対の対向壁11aの間に挿入された支柱4の周面に形成された後述の貫通孔19に挿入されることにより、支柱4を立直状態で本体部11に着脱自在に連結する。ボルトからなる支柱連結部材23の先端部には、図示されないナットが螺合される。
本実施形態では、支持軸12および支柱連結部材23のそれぞれの両端は、一対の対向壁11aによって支持されているので、支柱4が衝突時に受ける衝撃によってこれら支持軸12および支柱連結部材23が破損したり、または当該対向壁11aから脱落するなどのおそれが低減する。
転倒抑止部13は、基礎部2が道路Rに沿って配置された状態において当該基礎部2の上面における支持軸12に対して道路Rの車両進行方向Pの下流側に相当する位置に配置され、立直した状態の支柱4が車両進行方向Pへ転倒するのを抑止する構成を有する。転倒抑止部13は、車両進行方向Pから支柱4が受ける荷重を本体部11に伝達することにより当該荷重に抗して支柱4を支持するように本体部11に連結されている。
具体的には、転倒抑止部13は、基礎部2の幅方向Yに延びるように配置された幅方向壁13aを有する。幅方向壁13aは、図6に示されるように、支持軸12よりも車両進行方向Pの下流側に配置されている。幅方向壁13aの両端部は、本体部11の一対の対向壁11aにそれぞれ連結されている。
図4に示されるように、幅方向壁13aの下端は、一対の対向壁11aの下端よりも高くなっている。幅方向壁13aの下方には、開口13bが形成されている。この開口13bに支柱4の下端部を挿入することによって、図15〜16に示されるように、支柱4を倒してビーム3を低くした防護柵の主要部100の収納状態をコンパクトにすることが可能である。なお、主要部100は、基礎部2、支柱支持部5、支柱4、およびビーム3からなる。
具体的には、図15〜16に示されるように、支柱4を倒した状態では、ビーム3は、基礎部2に対して当該基礎部2の長手方向にずれ、基礎部2の端部から突出した状態になる。そこで、倒された支柱4の長穴18の内部で支持軸12を相対的に移動させながら、支柱4を開口13bに挿入する方向(図15の右方向)へ移動させ、当該支柱4の下端部を開口13bに挿入させる。これにより、支柱4およびビーム3が基礎部2に対して相対的に図15の右方向へ移動することにより、ビーム3における基礎部2の端部から突出量を低減する。その結果、防護柵の主要部100の収納状態をコンパクトにすることが可能である。
また、一対の対向壁11aおよび幅方向壁13aに囲まれた領域の内部に土などの異物が堆積しにくくなる。
なお、本実施形態では、転倒抑止部13が開口13bを有しているが無くてもよい。
本実施形態の防護柵1では、本体部11と転倒抑止部13は一体に形成されている。具体的には、断面C字形状の鋼材によって、本体部11の一対の対向壁11aと転倒抑止部13の幅方向壁13aとが一体に形成されている。
支柱支持部5は、図15〜16に示されるように複数の防護柵1のそれぞれの支柱4を倒した状態において、図17に示されるように当該支柱支持部5の上端に他の防護柵1の基礎部2が載置できるように、当該基礎部2が載置可能な載置部15を有する。
本実施形態では、図6および図9に示されるように、本体部11と転倒抑止部13の高さが同じに設定され、これら本体部11の上端および転倒抑止部13の上端によって載置部15が形成されている。
図17に示されるように、基礎部2の上面から載置部15までの高さは、当該基礎部2の上面と載置部15との間の領域にビーム3が収納できるように、ビーム3の全高以上になるように設定されている。
縁部支持部14は、図17に示されるように、載置部15に他の防護柵1の基礎部2が載置されたときに当該基礎部2の縁部2eを下方から支持するように構成されている。具体的には、縁部支持部14は、図4〜5に示されるように、基礎部2の幅方向に延びる部分と、垂直方向に延びる部分とを有しており、載置部15の下方の位置に配置されている。縁部支持部14は、本体部11の一対の対向壁11aのうちの一方の対向壁11a(具体的には、図2に示されるように道路Rに防護柵1を設置したときに道路Rに対して反対側を向く対向壁11a)に固定されている。
図5〜6に示されるように、差込穴7および支柱支持部5は、基礎部2の台座部2aの幅方向における中間位置から若干当該幅方向へ若干ずれた位置に配置されている。これにより、図15〜16に示されるように、防護柵1を搬送および収納状態に変形したときにビーム3を基礎部2の上面の範囲内に収めることが可能である。
本実施形態の支柱4は、ビーム3を支持することができる柱状体であればよい。例えば、通常の防護柵で用いられる支柱と同様に、円筒状のパイプなどが支柱4として用いられる。図7および図9に示されるように、支柱4の周面には、当該支柱4の長手方向Xに延びる長穴18が当該支柱4を貫通して形成されている。当該長穴18には、上記の支持軸12が挿入される。これにより、支持軸12は、支柱4を当該支柱4の長手方向Xへの移動を許容しながら揺動可能に支持する。具体的には、支柱4は、支持軸12が長穴18の下端位置になるような高さにあるときには、支持軸12を回転中心として揺動することが可能である。また、支柱4が立直状態にあるときには、支持軸12を長穴18の内部を相対的に移動しながら、当該支柱4を昇降させることが可能である。
長穴18の長さは、当該長穴18に支持軸12が挿入された状態で、支柱4が差込穴7に挿入可能な位置(図1および図20〜21に示される位置)と当該差込穴7から上方に離脱して揺動可能な位置(図15〜16および図18〜19に示される位置)との間で昇降するのを許容する長さを有している。
支柱4の周面には、さらに、長穴18の上方の位置において、支柱連結部材23が貫通する貫通孔19と、ビーム連結部材22が貫通する貫通孔20とが形成されている。
本実施形態のビーム3は、車両進行方向Pに延びることが可能な形状であればよい。例えば、通常の防護柵で用いられるビームと同様に、帯板状のガードレールなどがビーム3として用いられる。図1に示されるガードレールからなるビーム3は、鋼板などの薄板で形成され、その長手方向の両端部には樹脂などからなる保護部材3aが取り付けられている。
ビーム3は、図1〜2および図9に示されるように、複数の支柱4の横切る方向に延び、複数の支柱4のそれぞれにブラケット21を介して基礎部2の幅方向Yに延びるボルトからなるビーム連結部材22を回転中心として回転自在に連結されている。
ブラケット21は、図8(a)、(b)および図9に示されるように、金属薄板を中央部分が突出するように曲げて形成されている。ブラケット21の中央の突出した部分には、ビーム連結部材22が挿入される貫通孔21aが形成されている。ブラケット21の両側の部分には、当該ブラケット21とビーム3とを連結するためのボルトやリベットなどが挿入される貫通孔21bが形成されている。
図1〜2に示される使用状態では、ボルトからなるビーム連結部材22の先端部に螺合されたナットを締め付けることにより、ビーム3と支柱4とは回転できないように固定することが可能である。
ウエイト6は、防護柵1を地面Gに設置したときに動かないようにするための重量物であり、基礎部2に着脱自在に連結されている。具体的には、図10〜14に示されるように、角柱の鋼材などからなる大きな重量を有する複数の重量部品24と、これらの重量部品24を一括して固定する固定部材25と、クレーンなどでウエイト6を吊り上げるための貫通孔を有する吊り部材26と、ウエイト6の前面、すなわち、複数の重量部品24のうちの一つの重量部品24の前面に溶接された固定側ナット27を備えている。
このウエイト6を基礎部2に取り付ける場合、図14に示されるように、基礎部2の台座部2aに立設された立直板2cの貫通孔2dに、ウエイト6の前面の固定側ナット27を同軸上に位置合わせをし、頭部の無いボルトである寸切ボルト28の先端側の端部を立直板2cの貫通孔2dに挿入するとともに固定側ナット27に螺合する。その後、ワッシャ29を立直板2cに当接させながら寸切ボルト28の後端側の端部にナット30を螺合する。これにより、ウエイト6は、基礎部2に対して着脱自在に連結される。
以上のように構成された防護柵1は、以下のようにして使用される。
防護柵1は、搬送および収納状態では、ウエイト6が基礎部2から取り外され、防護柵1の主要部100(上記のように基礎部2、支柱支持部5、支柱4、およびビーム3からなる)は、図15〜16に示されるように支柱4が倒されて全高が低い状態になっている。この搬送および収容状態の防護柵1の主要部100は、図17に示されるように、複数の主要部100を積み重ねることが可能である。このとき、上側の主要部100の基礎部2は、下側の主要部100の支柱支持部5の上端の載置部15に載置される。それとともに当該上側の基礎部2の縁部2eは当該下側の支柱支持部5の縁部支持部14に支持される。これにより、防護柵1の主要部100を安定して積み重ねて搬送および収容することが可能である。
また、上側の基礎部2の縁部2eと下側の支柱支持部5の縁部支持部14とは、固定ピン31などを用いて一時的に連結してもよい。これにより、上側の基礎部2の位置ずれを防止することが可能である。
防護柵1を使用する場合には、まず、図15〜16に示される防護柵1の主要部100を、道路Rに隣接した場所において車両進行方向Pに沿って配置する。ついで、図18〜19に示されるように、支持軸12が支柱4の長穴の下端位置に位置する状態で、支柱4を支持軸12を回転中心として上方へ揺動させ、当該支柱4を立直状態にする。このとき、ブラケット21を介して支柱4に連結されているビーム3は、ビーム連結部材22を回転中心として、支柱4に対して相対的に回転しながら上昇することが可能である。
ついで、図20〜21に示されるように、支持軸12を支柱4の長穴18の内部で相対的に移動させながら、立直状態の支柱4を下降させて基礎部2の差込穴7に挿入する。これにより、支柱4は立直状態を維持することが可能であり、作業者は、支柱4を立直状態に手で支持することなく、支柱連結部材23を用いて支柱4を支柱支持部5に連結することが可能である。さらに、ビーム連結部材22の先端部に螺合されたナットを締め付けることにより、ビーム3と支柱4とは回転できないように固定することが可能である。
支柱4を立直状態に固定した後、図1〜2に示されるようにウエイト6を基礎部2に取り付けることにより、防護柵1の設置が完成する。
なお、防護柵1を地面Gに安定して固定するために、ボルトやアンカーなどの固定部材32(図19および図21)を用いて基礎部2を地面Gに固定してもよい。この場合、ウエイト6は省略してもよいし、またはウエイト6と固定部材32とを併用してもよい。
上記のように構成された本実施形態の防護柵1は、支柱4を立直状態と倒れた状態とで切り換えることが可能な防護柵であって、立直した状態における支柱4の車両衝突時の倒れ込みを抑止する転倒抑止部13を備えている。
転倒抑止部13は、図3〜6および図9に示されるように、基礎部2の幅方向Yに延びる支持軸12および支柱連結部材23に対して道路Rを走行する車両進行方向Pの下流側に相当する位置に配置されている。転倒抑止部13は、車両進行方向Pから支柱4が受ける荷重を支柱連結部材23による本体部11への伝達とは別個に本体部11に伝達することにより当該荷重に抗して支柱4を支持するように支柱支持部5の本体部11と連結されていることにより補強されている。いいかえれば、転倒抑止部13は、車両進行方向Pから荷重を受けたときに転倒しないように上記の本体部11との連結によって補強される。これにより、転倒抑止部13は、大きな荷重を受けることができるようになっている。
図1〜2に示されるように、支柱4を立直状態にした防護柵1の使用状態においては、道路Rを走行する車両が防護柵1のビーム3や支柱4に衝突したときには、衝突時の荷重が支柱4に対して道路Rの車両進行方向Pへ作用しても、当該荷重を支柱連結部材23(図9および図20〜21参照)だけでなく、支柱支持部5の本体部11に連結されることにより補強された転倒抑止部13によって受けることによって、当該支柱4が立直状態を超えて車両進行方向Pへの転倒が抑止することが可能である。その結果、支柱4を立直状態と倒れた状態とで切り換えることが可能な防護柵1であっても衝突時の大きな荷重を受けることが可能になる。
また、本実施形態の防護柵1では、支柱支持部5の本体部11と転倒抑止部13は一体に形成されている。そのため、転倒抑止部13は、本体部11から分離しにくくなり、衝突時においてより大きな荷重を受けることが可能である。
なお、本発明では、転倒抑止部13は、車両進行方向Pから支柱4が受ける荷重を本体部4に伝達することにより当該荷重に抗して支柱4を支持するように本体部11に連結されていればよい。したがって、本発明は、上記のように転倒抑止部13および本体部11が一体に形成されていることに限定されるものではなく、転倒抑止部13と本体部11とが互いに独立した別部材として準備され、これら転倒抑止部13と本体部11とが溶接やボルト締めなどによって強固に結合されていてもよい。
また、本実施形態の防護柵1では、本体部11は、基礎部2の幅方向Yにおける両側において互いに向かい合って配置された一対の対向壁11aを有している。転倒抑止部13は、基礎部2の幅方向Yに延びるように配置され、一対の対向壁11aにそれぞれ連結されている幅方向壁13aを有している。したがって、転倒抑止部13を構成する幅方向壁13aは、本体部11を構成する一対の対向壁11aにそれぞれ連結されているので、支柱4から衝突時の大きな荷重を受けても変形しにくくなる。そのため、転倒抑止部13は、衝突時の荷重を確実に受けることが可能である。
さらに、本実施形態の防護柵1では、基礎部2には、支柱4が挿入可能な内径を有する上方に開口した複数の差込穴7(図4〜6および図21参照)が当該基礎部2の長手方向Xにおいて互いに離間して形成されている。支持軸12は、差込穴7の上方において当該差込穴7を基礎部2の幅方向Yに横断する位置に配置されている。支柱4の周面には、当該支柱4の長手方向Xに延びる長穴18が形成されている。支持軸12は、長穴18に挿入されることにより、支柱4を当該支柱4の長手方向Xへの移動を許容しながら揺動可能に支持する。長穴18の長さは、当該長穴18に支持軸12が挿入された状態で、支柱4が差込穴7に挿入可能な位置と当該差込穴7から上方に離脱して揺動可能な位置との間で昇降するのを許容する長さを有している。このような構成では、基礎部2には、立直状態の支柱4が挿入可能な差込穴7が形成されている。そのため、支持軸12が支柱4の長穴18に挿入されたまま当該支柱4を立てて、さらに、当該支柱4を下降させて支柱4を差込穴7に挿入すれば、支柱4を立直状態で維持することが可能である。これにより、作業者は支柱4を立直状態に維持するように手で保持する必要が無く、支柱4から手を離した状態で支柱連結部材23によって支柱4を本体部11に固定するなどの作業を容易に行なうことが可能である。
さらに、本実施形態の防護柵1では、支柱支持部5は、複数の防護柵1のそれぞれの支柱4を倒した状態において、当該支柱支持部5の上端に他の防護柵1の基礎部2が載置可能な載置部15(図4、図6および図16〜17参照)を有する。したがって、図15〜16に示されるように複数の防護柵1のそれぞれの支柱4を倒した状態において、図16〜17に示されるように支柱支持部5の上端の載置部15に他の防護柵1の基礎部2を載置することにより、複数の防護柵1を積み重ねることが可能である。そのため、複数の防護柵1の搬送および収納を容易に行なうことが可能である。
本実施形態の防護柵1では、支柱支持部5の本体部11と転倒抑止部13の高さが同じであり、載置部15は、本体部11の上端および転倒抑止部13の上端によって形成されている。そのため、載置部15の面積を広く確保することが可能になり、その結果、複数の防護柵1を安定して積み重ねることが可能である。
本実施形態の防護柵1では、支柱支持部5は、載置部15に他の防護柵1の基礎部2が載置されたときに当該基礎部2の縁部を下方から支持する縁部支持部14を有している。そのため、図17に示されるように、本体部11の上端の載置部15の他に、縁部支持部14が他の防護柵1の基礎部2を下方から支持することが可能になり、複数の防護柵1をより安定して積み重ねることが可能である。
本実施形態の防護柵1では、複数の支柱4のそれぞれがビーム3に回転自在に連結されている構成において、図17に示されるように、基礎部2の上面から載置部15までの高さは、ビーム3の全高以上である。そのため、基礎部2の上面と支柱支持部5の上端の載置部15との間の領域には、ビーム3を収納することが可能な領域が確保される。そのため、複数の支柱4のそれぞれがビーム3に回転自在に連結されている状態で、支柱4を倒して防護柵1を搬送または収納状態に変形したときには、ビーム3を、基礎部2の上面と支柱支持部5の上端の載置部15との間の領域に収納することが可能である。そのため、ビーム3を支柱4に連結した状態で複数の防護柵1を積み重ねても、ビーム3が他の防護柵1の基礎部2によって押圧されて変形するおそれを回避することが可能である。
本実施形態の防護柵1は、基礎部2に着脱自在に連結されたウエイト6を備えている。そのため、防護柵1の搬送時において、基礎部2とウエイト6を分離して搬送することが可能になり、防護柵1の搬送がより容易になる。
なお、防護柵1は、図19および図21に示されるように、基礎部2を地面Gに固定する固定部材32を備えていてもよい。この場合、固定部材32によって基礎部2が地面Gに固定されることにより、基礎部2などの部材を軽量の材料で形成しても、防護柵1を地面Gに安定して保持することが可能である。
1 防護柵
2 基礎部
2e 縁部
3 ビーム
4 支柱
5 支柱支持部
6 ウエイト
7 差込穴
11 本体部
11a 対向壁
12 支持軸
13 転倒抑止部
13a 幅方向壁
14 縁部支持部
15 載置部
18 長穴
23 支柱連結部材
32 固定部材

Claims (8)

  1. 道路または当該道路に隣接する場所の地面において前記道路が延びる方向に沿って一時的に配置される搬送可能な防護柵であって、
    前記道路に沿って前記地面に載置可能なように延びる基礎部と、
    前記基礎部と平行に延びるビームと、
    前記ビームの長手方向に互いに離間して配置された複数の支柱であって、当該ビームに対して前記基礎部の長手方向に直交する幅方向に延びる軸を回転中心として回転自在または着脱可能に連結された複数の支柱と、
    前記基礎部の上面に設けられ、前記複数の支柱のそれぞれを立直した状態および倒れた状態のいずれかの状態で切り換えできるように当該支柱を前記基礎部の前記幅方向に延びる軸を回転中心として揺動自在に支持する複数の支柱支持部と、
    を備えており、
    前記支柱支持部は、
    前記基礎部の上面に立設された本体部と、
    前記基礎部の前記幅方向に延びるように前記本体部に固定され、前記支柱を揺動可能に支持する支持軸と、
    前記支柱を立直した状態で前記本体部に着脱自在に連結する支柱連結部材と、
    前記基礎部が前記道路に沿って配置された状態において当該基礎部の上面における前記支持軸に対して前記道路の車両進行方向の下流側に相当する位置に配置され、立直した状態の前記支柱が前記車両進行方向へ転倒するのを抑止する転倒抑止部とを有し、
    前記転倒抑止部は、前記車両進行方向から前記支柱が受ける荷重を前記本体部に伝達することにより当該荷重に抗して前記支柱を支持するように前記本体部に連結され、
    前記基礎部には、前記支柱が挿入可能な内径を有する上方に開口した複数の差込穴が当該基礎部の長手方向において互いに離間して形成され、
    前記支持軸は、前記差込穴の上方において当該差込穴を前記基礎部の前記幅方向に横断する位置に配置され、
    前記支柱の周面には、当該支柱の長手方向に延びる長穴が形成され、
    前記支持軸は、前記長穴に挿入されることにより、前記支柱を当該支柱の長手方向への移動を許容しながら揺動可能に支持し、
    前記長穴の長さは、当該長穴に前記支持軸が挿入された状態で、前記支柱が前記差込穴に挿入可能な位置と当該差込穴から上方に離脱して揺動可能な位置との間で昇降するのを許容する長さを有している、
    ことを特徴とする防護柵。
  2. 前記本体部と前記転倒抑止部は一体に形成されている、
    請求項1に記載の防護柵。
  3. 前記支柱支持部は、複数の前記防護柵のそれぞれの前記支柱を倒した状態において、当該支柱支持部の上端に他の防護柵の基礎部が載置可能な載置部を有する、
    請求項1または2に記載の防護柵。
  4. 前記本体部と前記転倒抑止部の高さが同じであり、
    前記載置部は、前記本体部の上端および前記転倒抑止部の上端によって形成されている、
    請求項に記載の防護柵。
  5. 前記支柱支持部は、前記載置部に他の防護柵の基礎部が載置されたときに当該基礎部の縁部を下方から支持する縁部支持部をさらに有する、
    請求項またはに記載の防護柵。
  6. 前記複数の支柱のそれぞれが前記ビームに回転自在に連結されている構成において、
    前記基礎部の上面から前記載置部までの高さは、前記ビームの全高以上である、
    請求項からのいずれか1項に記載の防護柵。
  7. 前記基礎部に着脱自在に連結されたウエイトをさらに備えている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の防護柵。
  8. 前記基礎部を前記地面に固定する固定部材をさらに備えている、
    請求項1からのいずれか1項に記載の防護柵。
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