JP6904275B2 - 溶接装置 - Google Patents

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Description

本発明は、溶接装置に関する。
特許文献1には、プロペラシャフトにバランスウェイトを取り付けるために、プロペラシャフトとバランスウェイトを重ね、重ねた方向に加圧して通電することでプロジェクション溶接を行う技術が開示されている。
特開2003−001431号公報
特許文献1に記載の技術では、加圧に際し、互いに逆向きに作動するロッドを備える一対のロッドシリンダを用いてプロペラシャフトを固定することが考えられる。具体的には、下部側のロッドシリンダを上昇させてプロペラシャフトに押し当て、上部側のロッドシリンダを下降させてプロペラシャフトを挟み込むことで、プロペラシャフトを固定することが考えられる。
しかしながら、このようにプロペラシャフトを固定して加圧した場合、ロッドシリンダでプロペラシャフト及びバランスウェイトを押し付けた反動により位置ずれ、溶接剥れ等が発生し、溶接品質が安定しなくなる。また、このようにプロペラシャフトを固定して加圧する場合、それぞれのロッドシリンダに異なる制御を適用するのは困難であるため、プロペラシャフトに対するバランスウェイトの位置決め精度を向上させることが困難となる。
そこで、本発明の目的は、プロペラシャフトにウェイトピースを溶接するに際し、プロペラシャフトに対するウェイトピースの位置決め精度を向上させることが可能な溶接装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の一態様は、
固定フレームと、
前記固定フレームに対して移動可能な上部電極と、
前記固定フレームに対して移動可能な下部電極と、
前記上部電極を駆動する上部アクチュエータと、
前記下部電極を駆動する下部アクチュエータと、
を備え、
プロペラシャフトにウェイトピースを溶接するに際し、
前記上部アクチュエータ及び前記下部アクチュエータのうちの一方が、駆動対象の電極を前記プロペラシャフトの位置まで電動で駆動させた後、電動で前記駆動対象の電極の位置が一定位置となるような位置制御を継続し、
前記位置制御を継続した状態で、前記上部アクチュエータ及び前記下部アクチュエータのうちの他方が、前記ウェイトピースを保持した駆動対象の電極を前記プロペラシャフトの位置まで駆動させて、前記プロペラシャフトと前記ウェイトピースとを加圧し、
前記プロペラシャフトと前記ウェイトピースとが加圧された状態で、前記上部電極と前記下部電極との間で通電する、
溶接装置である。
この一態様に係る溶接装置では、一方のアクチュエータにより駆動対象の電極の位置が一定になるように制御したまま、他方のアクチュエータが上記一方のアクチュエータを押す力を出すため、その反力を上記一方のアクチュエータが出力することができる。よって、上記溶接装置によれば、プロペラシャフトにウェイトピースを溶接するに際し、プロペラシャフトに対するウェイトピースの位置ずれを抑制すること、つまり位置決め精度を向上させることが可能になる。
本発明によれば、プロペラシャフトにウェイトピースを溶接するに際し、プロペラシャフトに対するウェイトピースの位置決め精度を向上させることが可能な溶接装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る溶接装置の一構成例を概略的に示す側面図である。 図1の溶接装置の通電時の様子を示す側面図である。 ウェイトピースが溶接されたプロペラシャフトの一例を示す図である。
以下、本発明の一実施形態に係る溶接装置について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る溶接装置の一構成例を概略的に示す側面図、図2はこの溶接装置の通電時の様子を示す側面図である。図3は、ウェイト(錘)ピースが溶接されたプロペラシャフトの一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る溶接装置1は、プロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接するための装置であり、主に、固定フレーム11、上部アクチュエータ12、下部アクチュエータ13、上部電極21、及び下部電極22を備える。なお、図1では、プロペラシャフトTのチューブ部分及びウェイトピースWの概略的な断面形状が示されている。
固定フレーム11は、その本体11a、板状部材11b、部材11c、板状部材11d、及び部材11eなどで構成することができる。
板状部材11bは、上部アクチュエータ12のシリンダ部12aを載置するための部材であり、部材11cは、板状部材11bの下方に取り付けられた部材である。板状部材11b及び部材11cは、いずれも、上部アクチュエータ12のロッド部12bを緩挿可能な孔を有する。
板状部材11dは、下部アクチュエータ13のシリンダ部13aを取り付けるための部材であり、部材11eは、板状部材11dの上方に取り付けられた部材である。板状部材11d及び部材11eは、いずれも、下部アクチュエータ13のロッド部13bを緩挿可能な孔を有する。
上部アクチュエータ12は、シリンダ部12aと、シリンダ部12aの内部に設けられ、シリンダ部12aの軸方向に沿って移動可能とされたロッド部(ピストン部)12bと、ロッド部12bを移動させる電動の移動機構12cと、を有することができる。このように、上部アクチュエータ12は、電動アクチュエータである。
下部アクチュエータ13は、シリンダ部13aと、シリンダ部13aの内部に設けられ、シリンダ部13aの軸方向に沿って移動可能とされたロッド部(ピストン部)13bと、ロッド部13bを移動させるためのエアー供給機構13cを有することができる。このように、下部アクチュエータ13は、エアー式のロッドシリンダ(エアー式のアクチュエータ)とすることができる。但し、下部アクチュエータ13も電動アクチュエータとすることができる。
上部電極21は、固定フレーム11に対して移動可能な上側の電極であり、上部アクチュエータ12のロッド部12bの先端に取り付けられ、上部アクチュエータ12により略鉛直方向(上下方向)に移動可能となっている。このように、上部アクチュエータ12は、上部電極21を駆動する電動アクチュエータである。
下部電極22は、固定フレーム11に対して移動可能な下側の電極であり、下部アクチュエータ13のロッド部13bの先端に取り付けられ、下部アクチュエータ13により略鉛直方向に移動可能となっている。このように、下部アクチュエータ13は、下部電極22を駆動するアクチュエータである。また、下部電極22は、ウェイトピースWを保持することが可能になっている。
その他、溶接装置1は、溶接用トランス(変圧器)14、部材15,16を有することができる。部材15は、溶接用トランス14と下部電極22とを繋ぎ通電させるための部材であり、ケーブル等であってもよい。部材16は、溶接用トランス14と上部電極21とを繋ぎ通電させるための部材であり、ケーブル等であってもよい。
上述のような溶接装置1は、例えば、プロペラシャフトT用の動釣合い試験機に搭載することができる。この動釣合い試験機は、溶接装置1を備えることで、プロペラシャフトTのバランスを自動的に測定し、バランスを修正するためにウェイトピースWを貼り付ける貼付機として構成することができる。この貼付機は、バランサと称することもできる。溶接装置1は、このウェイトピースWを溶接により貼り付ける部分を担うことになる。なお、例えば、溶接用トランス14を上部側(板状部材11b側)又は下部側(板状部材11d側)のいずれかと固定し、部材15,16としてケーブルを用いることで、上部側と下部側を独立してバランサ本体に対して動かすことができる。
そして、本実施形態に係る溶接装置1は、上下に配置した上部アクチュエータ12及び下部アクチュエータ13により、上部電極21及び下部電極22の位置を制御し、通電によりプロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接する。この溶接は、ウェイトピースWの形状を利用して電流集中させて発熱を得るプロジェクション溶接であり、そのため、例えばウェイトピースWには突起部分など、電流を集中させ易い箇所が形成されている。
具体的に溶接の工程の例について説明する。
まず、プロペラシャフトTを、図示しないバランサ本体側で保持しておく。バランサは、そのプロペラシャフトTに対し、溶接装置1を水平方向に移動させる。具体的には、バランサは、溶接装置1を、プロペラシャフトTにおけるウェイトピースWの水平方向の取付位置に合うように移動させる。なお、溶接装置1に対してプロペラシャフトTを水平方向に移動させてもよい。
そして、溶接装置1は、プロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接するに際し、上部アクチュエータ12が、上部電極21をプロペラシャフトTの位置まで、図1の矢印の方向(下方向)に電動で駆動させる。上部電極21をプロペラシャフトTの位置まで駆動させるとは、上部電極21とプロペラシャフトTとが接触するまで上部電極21を駆動させることを意味する。なお、接触は、例えば、上部アクチュエータ12が検知するように構成すること、或いは別途設けたカメラ等による撮影画像から検知することができる。
このように上部電極21を下降させてプロペラシャフトTと接触させた後、上部アクチュエータ12は、電動で上部電極21の位置が一定位置となるような位置制御を行い、その位置制御を継続する。例えば、上部アクチュエータ12は、プロペラシャフトTと接触させたときのロッド部12aの位置(上下方向の位置)を記憶し、その位置を維持するような位置制御を行う。
溶接装置1は、この位置制御を継続した状態で、下部アクチュエータ13が、ウェイトピースWを保持した下部電極22をプロペラシャフトTの位置まで、図1の矢印の方向(上方向)に駆動させて、プロペラシャフトTとウェイトピースWとを加圧する。下部電極22をプロペラシャフトTの位置まで駆動させるとは、ウェイトピースWとプロペラシャフトTとが接触するまで下部電極22を駆動させることを意味する。なお、接触は、例えば、下部アクチュエータ13が検知するように構成すること、或いは別途設けたカメラ等による撮影画像から検知することができる。
そして、溶接装置1は、このように下部電極22を上昇させてウェイトピースWとプロペラシャフトTと接触させて加圧した状態(図2に示すような状態)で、上部電極21と下部電極22との間で通電する。通電は図示しない通電手段により行う。
この通電加圧時、上述したように、上部アクチュエータ12による位置制御は継続した状態であり、上部電極21が一定位置に維持されている。つまり、上部アクチュエータ12は、下部アクチュエータ13による加圧に対して上部電極21の位置を保つように追従した制御を行うことになる。このように、溶接装置1では、加圧のための一対のロッドシリンダの少なくとも一方を電動アクチュエータとすることで、加圧時にプロペラシャフトTの位置を追従制御することができる。
そして、このような通電加圧により、ウェイトピースWが溶けてプロペラシャフトTに溶接され、例えば、図3に示すような状態とすることができる。なお、ウェイトピースWは、上述したように突起部分を有することができ、その突起部分が溶けてプロペラシャフトTに溶接されることができる。
以上に説明したように、本実施形態に係る溶接装置1では、加圧時にプロペラシャフトTの位置を追従制御することができる。この追従制御では、上部アクチュエータ12により上部電極21の位置が一定になるように制御したまま、下部アクチュエータ13が上部アクチュエータ12を押し上げる力を出すため、その反力を上部アクチュエータ12が出力することになる。
よって、溶接装置1によれば、プロペラシャフトTに対するウェイトピースWの位置ずれを抑制することが可能になり、溶接剥れの低減も含め溶接品質の安定化が図れる。なお、本実施形態と異なり、加圧する側のアクチュエータである下部アクチュエータを先に駆動させてしまうと、上部電極がプロペラシャフトと接触したときに、ウェイトピースがずれてしまう虞があり、精度が低下する。
元来、プロジェクション溶接では、下部電極に配置された、突起部分を有するウェイトピースがプロペラシャフトに対してずれ易いが、本実施形態ではプロペラシャフトTに対するウェイトピースWの位置ずれを抑制することが可能となる。よって、溶接装置1の提供により、プロジェクション溶接を、位置ずれを気にせずに利用できるという利点もある。
また、ロッドシリンダの容量(荷重)を大きくすれば位置決め精度が上がり溶接品質を安定化させることは可能であるが、その分、溶接装置の重量が大きくなり、装置の大型化につながる。しかし、本実施形態に係る溶接装置1では、そのような溶接品質安定化のための重量の増加量を減らすことができる。
さらに、本実施形態に係る溶接装置1では、一対のロッドシリンダの少なくとも一方を電動アクチュエータとしているため、押付荷重を最適化することができる。そのため、溶接装置1では、上部アクチュエータ12及び下部アクチュエータ13(又はシリンダ部12a,13a)のサイズの小型化や、固定フレーム11の小型化も可能となる。
さらに、本実施形態に係る溶接装置1では、加圧のための一対のロッドシリンダの少なくとも一方を電動アクチュエータとしているため、直径の異なるプロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接する場合にも、上下方向の位置調整を容易に行うことができる。また、同様の理由から、溶接装置1では、ウェイトピースWの重量を変えるなどの理由からウェイトピースWの厚みを変えた場合にも、上下方向の位置調整を容易に行うことができる。このように、溶接装置1によれば、プロペラシャフトT及びウェイトピースWの違いによるロッド部12b,13bの位置(ストローク)の設定を含む加圧の設定も容易に行うことができ、別途複雑な調芯機構を備える必要もなく、汎用化が図れる。
(代替例)
次に、本実施形態における代替例について説明する。
以上において溶接装置1を挙げて本実施形態について説明したが、本実施形態に係る溶接装置に含まれる各構成部品は、いずれも図示するものに限ったものではなく、各構成部品について説明した機能が備わっていればよい。
例えば、固定フレーム11の構造及び形状、上部アクチュエータ12及び下部アクチュエータ13の形状やシリンダ部及びロッド部で例示した可動機構は、図示したものに限ったものではない。また、上部電極21及び下部電極22の形状、特に上部電極21のプロペラシャフトTと接する部分の形状及び下部電極22のウェイトピースWと接する部分の形状は、図示するものに限ったものではない。
また、プロペラシャフトT及びウェイトピースWの形状や大きさの比率なども、いずれも図示したものに限ったものではない。例えば、ウェイトピースWは、上述したように通電加圧時に溶かすための突起部分を有することができ、また、その突起部分を本体とは別の材料で構成することもできる。
さらに、溶接装置1は、上部アクチュエータ12と下部アクチュエータ13との機能を入れ替え、下部アクチュエータ13側で電動の位置制御を行い、上部アクチュエータ12側で加圧するように構成することもできる。この構成例について以下に簡単に説明するが、上述した様々な例が適用できる。
この構成例における上部電極21は、ウェイトピースWを保持することが可能になっている。この保持のための機構はどのようなものであってもよい。そして、この構成例における溶接装置1は、プロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接するに際し、下部アクチュエータ13が、下部電極22をプロペラシャフトTの位置まで電動で駆動させる。下部電極22をプロペラシャフトTの位置まで駆動させるとは、下部電極22とプロペラシャフトTとが接触するまで下部電極22を駆動させることを意味する。この構成例では、下部アクチュエータ13は電動アクチュエータであるが、上部アクチュエータ12は電動アクチュエータに限ったものではない。このように下部電極22を上昇させてプロペラシャフトTと接触させた後、下部アクチュエータ13は、電動で下部電極22の位置が一定位置となるような位置制御を行い、その位置制御を継続する。
この位置制御を継続した状態で、上部アクチュエータ12は、ウェイトピースWを保持した上部電極21をプロペラシャフトTの位置まで駆動させて、プロペラシャフトTとウェイトピースWとを加圧する。ウェイトピースWは、例えば下部アクチュエータ13の電動駆動前など、少なくとも上部アクチュエータ12の駆動前に上部電極21に保持しておけばよい。上部電極21をプロペラシャフトTの位置まで駆動させるとは、ウェイトピースWとプロペラシャフトTとが接触するまで上部電極21を駆動させることを意味する。そして、溶接装置1は、このように上部電極21を下降させてウェイトピースWとプロペラシャフトTと接触させて加圧した状態で、上部電極21と下部電極22との間で通電する。
この構成例では、下部アクチュエータ13により下部電極22の位置が一定になるように制御したまま、上部アクチュエータ12が下部アクチュエータ13を押し下げる力を出す。そのため、この構成例の溶接装置では、その反力を下部アクチュエータ13が出力することができる。
以上に、本実施形態について説明したが、上記実施形態は、以下の特徴を有する。
即ち、上記実施形態に係る溶接装置1は、固定フレーム11と、固定フレーム11に対して移動可能な上部電極21と、固定フレーム11に対して移動可能な下部電極22と、を備える。さらに、この溶接装置1は、上部電極21を駆動する上部アクチュエータ12と、下部電極22を駆動する下部アクチュエータ13と、を備える。この溶接装置1は、プロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接するに際し、上部アクチュエータ12及び下部アクチュエータ13のうちの一方が、駆動対象の電極をプロペラシャフトTの位置まで電動で駆動させる。その後、そのアクチュエータが、電動でその駆動対象の電極の位置が一定位置となるような位置制御を継続する。この溶接装置1は、この位置制御を継続した状態で、上部アクチュエータ12及び下部アクチュエータ13のうちの他方が、ウェイトピースWを保持した駆動対象の電極をプロペラシャフトTの位置まで駆動させて、プロペラシャフトTとウェイトピースWとを加圧する。溶接装置1は、プロペラシャフトTとウェイトピースWとが加圧された状態で、上部電極21と下部電極22との間で通電する。
以上の構成の溶接装置1では、一方のアクチュエータにより駆動対象の電極の位置が一定になるように制御したまま、他方のアクチュエータが上記一方のアクチュエータを押す力を出す。そのため、溶接装置1では、その反力を上記一方のアクチュエータが出力することができる。よって、溶接装置1によれば、プロペラシャフトTにウェイトピースWを溶接するに際し、プロペラシャフトTに対するウェイトピースWの位置ずれを抑制すること、つまり位置決め精度を向上させることが可能になる。
T プロペラシャフト
W ウェイトピース
1 溶接装置
11 固定フレーム
11a 固定フレームの本体
11b,11d 板状部材
11c,11e,15,16 部材
12 上部アクチュエータ
12a,13a シリンダ部
12b,13b ロッド部
12c 移動機構
13 下部アクチュエータ
13c エアー供給機構
14 溶接用トランス
21 上部電極
22 下部電極

Claims (1)

  1. 固定フレームと、
    前記固定フレームに対して移動可能な上部電極と、
    前記固定フレームに対して移動可能な下部電極と、
    前記上部電極を駆動する上部アクチュエータと、
    前記下部電極を駆動する下部アクチュエータと、
    を備え、
    プロペラシャフトにウェイトピースを溶接するに際し、
    前記上部アクチュエータ及び前記下部アクチュエータのうちの一方が、駆動対象の電極を前記プロペラシャフトの位置まで電動で駆動させた後、電動で前記駆動対象の電極の位置が一定位置となるような位置制御を継続し、
    前記位置制御を継続した状態で、前記上部アクチュエータ及び前記下部アクチュエータのうちの他方が、前記ウェイトピースを保持した駆動対象の電極を前記プロペラシャフトの位置まで駆動させて、前記プロペラシャフトと前記ウェイトピースとを加圧し、
    前記プロペラシャフトと前記ウェイトピースとが加圧された状態で、前記上部電極と前記下部電極との間で通電する、
    溶接装置。
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