JP6903345B2 - 溶接ゲージ - Google Patents

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Description

本発明は、溶接作業時に溶接ビードの脚長等の溶接のサイズを測定するための溶接ゲージに関する。
建築や造船における溶接の管理において、構造的な強度を確保するために、溶接ビードの脚長等の溶接サイズの測定作業が行われている。溶接サイズの測定においては、例えば、下記特許文献1,2に開示された溶接ゲージが使用されている。
特公昭34−4635号公報 実用新案登録第3008941号公報
ところで、隅肉溶接等、被溶接鋼板が垂直に交差する場合の脚長の測定であれば、従来の溶接ゲージにより比較的簡単に測定することができる。しかし、被溶接鋼板が傾斜して交差する場合には、従来の溶接ゲージでは、測定が困難であり、測定するためには、取り付け角度を計測したり、ゲージを事前に調整する必要があり非常に手間がかかる。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、被溶接物が傾斜して交差する場合であっても溶接のサイズを容易に測定することのできる溶接ゲージを提供することを目的とする。
上記課題を解決するための本発明に係る溶接ゲージは、溶接のサイズを測定するための溶接ゲージにおいて、第一平行プレートと、第二平行プレートと、第三平行プレートと、前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートを所定のスライド方向において互いに平行にスライド自在に連結するプレート連結部材と、前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートの何れかに対して、前記スライド方向にスライド自在に連結設置されたスライドバーと、を備え、前記第一平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第一連結回動軸を有し、前記第二平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第二連結回動軸を有し、前記第三平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第三連結回動軸を有し、前記プレート連結部材は、前記第一連結回動軸、前記第二連結回動軸及び前記第三連結回動軸が常に同一直線上に位置するように連結することを特徴とする。
本発明に係る溶接ゲージによれば、被溶接物が傾斜して交差する場合であっても溶接のサイズを容易に測定することができる。
図1は、本発明の第一実施形態に係る溶接ゲージの正面図である。 図2は、本発明の第一実施形態に係る溶接ゲージの背面図である。 図3は、本発明の第一実施形態に係る溶接ゲージの側面図である。 図4は、本発明の第一実施形態に係る溶接ゲージのスライド状態を説明するための図である。 図5は、本発明の第一実施形態に係る溶接ゲージの使用態様を示す図である。 図6は、本発明の第二実施形態に係る溶接ゲージの正面図である。 図7は、本発明の第二実施形態に係る溶接ゲージの背面図である。 図8は、本発明の第二実施形態に係る溶接ゲージの側面図である。 図9は、本発明の第二実施形態に係る溶接ゲージのスライド状態を説明するための図である。 図10は、本発明の第二実施形態に係る溶接ゲージの使用態様を示す図である。
(第一実施形態)
まず、図1〜図5を参照しながら、本発明の第一実施形態について説明する。本実施形態に係る溶接ゲージ1は、同一平面上において互いに平行にスライド可能に設置された、第一平行プレート10、第二平行プレート15及び第三平行プレート20と、平行プレート連結部材30と、第三平行プレート20に対してスライド自在に設置されたスライドバー40とを備えている。
第一平行プレート10は、スライド方向に長い棒状平板であり、平行プレート連結部材30と回動自在に連結される、固定された2つの第一連結回動軸10a,10bを有している。同じく、第二平行プレート15は、スライド方向に長い棒状平板部材であり、固定された2つの第二連結回動軸15a,15bを有している。
同じく、第三平行プレート20は、スライド方向に長い棒状平板部材であり、固定された2つの第三連結回動軸20a,20bを有している。また、第三平行プレート20は、脚長を測定する際に用いる目盛21と、スライドバー40とスライド自在に連結するためのスライド連結部である、長手方向に延在するスライド連結凸条22とを備えている。
2つの第一連結回動軸10a,10bは、第一平行プレート10においてスライド方向に平行な同一直線上に設置されている。また、2つの第二連結回動軸15a,15bも、第二平行プレート15においてスライド方向に平行な同一直線上に設置され、2つの第三連結回動軸20a,20bも、第三平行プレート20においてスライド方向に平行な同一直線上に設置されている。
平行プレート連結部材30は、2本の連結バー31,33、すなわち、第一連結バー31と、第二連結バー33とを備えている。第一連結バー31は、第一〜第三平行プレート10,15,20と交差する方向に延在して設置されており、第一〜第三平行プレート10,15,20との連結部には、第一連結回動軸10a、第二連結回動軸15a及び第三連結回動軸20aが回動自在に挿入される軸支穴が形成されている。
これにより、第一連結バー31は、第一連結回動軸10aを回動軸として第一平行プレート10と回動自在に連結され、第二連結回動軸15aを回動軸として第二平行プレート15と回動自在に連結され、第三連結回動軸20aを回動軸として第三平行プレート20と回動自在に連結される。
同じく、第二連結バー33は、第一〜第三平行プレート10,15,20に交差する方向に延在して設置されており、第一〜第三平行プレート10,15,20との連結部には、第一連結回動軸10b、第二連結回動軸15b及び第三連結回動軸20bが回動自在に挿入される軸支穴が形成されている。
これにより、第二連結バー33は、第一連結回動軸10bを回動軸として第一平行プレート10と回動自在に連結され、第二連結回動軸15bを回動軸として第二平行プレート15と回動自在に連結され、第三連結回動軸20bを回動軸として第三平行プレート20と回動自在に連結される。
第一連結バー31に形成される3つの軸支穴は、第一連結バー31上において、同一直線上に形成され、第二連結バー33に形成される3つの軸支穴も、第二連結バー33上において、同一直線上に形成されている。また、第一連結バー31と第二連結バー33とは、常に平行に位置するように構成されている。
このような構造において第一平行プレート10、第二平行プレート15及び第三平行プレート20をスライド方向に相対的にスライドさせると、第一平行プレート10、第二平行プレート15及び第三平行プレート20は、第一連結バー31及び第二連結バー33により平行に保持された状態で、間隔を変えながらスライド方向に相対的にスライドする。
図4は、溶接ゲージのスライド状態を説明するための図であり、図中左側が、平行プレート10,15,20等が溶接部である被溶接物や溶接ビードに接触する接触側である。図4(a)は、第三平行プレート20に対して、第一平行プレート10及び第二平行プレート15が相対的に接触側(図中、左側)にスライドした状態を示している。
また、図4(b)は、第三平行プレート20に対して、第一平行プレート10及び第二平行プレート15が相対的に最も接触側にスライドした状態を示している。図4(c)は、第三平行プレート20に対して、第一平行プレート10及び第二平行プレート15が相対的に接触側と反対側(図中、右側)にスライドした状態を示している。
なお、図1〜図3においては、平行プレート10,15,20のスライド方向と連結バー31,33とが直交する直立状態を示している。図1に示す直立状態において、平行プレート10,15,20間の間隔が最も広くなり、図4(b)に示す、第一平行プレート10及び第二平行プレート15が最も接触側にスライドした状態において、平行プレート10,15,20間の間隔が最も狭くなる(図4(b)では接触している)。
ここで、平行プレート10,15,20がスライドする際に、各平行プレート10,15,20に固定されている連結回動軸10a,15a,20aは、常に第一連結バー31上の同一直線上に固定されて位置し、同じく連結回動軸10b,15b,20bは、常に第二連結バー33上の同一直線上に固定されて位置する。
すなわち、平行プレート10,15,20がスライドする際、図1に示す直立状態において、連結バー31,33の延在方向の同一直線上に位置する点は、平行プレート10,15,20がスライドして、連結バー31,33が平行プレート10,15,20のスライド方向に対して傾斜している場合でも、常に同一直線上に位置することになる。
スライドバー40は、第三平行プレート20に対して、平行プレート10,15,20のスライド方向と平行にスライド自在に設置されており、スライド方向に細長い棒状平板である。スライドバー40は、上述した第三平行プレート20のスライド連結凸条22にスライド自在に連結するための長手方向(スライド方向)に延在するスライド連結凹溝42と、脚長を測定する際に用いる基準である基準目印43とを備えている。
本実施形態では、第三平行プレート20の目盛21の0(ゼロ)の位置とスライドバー40の基準目印43の位置とを合わせたときに、第一平行プレート10の接触側端部である接触端と、第二平行プレート15の接触端と、スライドバー40の接触端とが連結バー31,33に平行な同一直線上に位置するように構成されている。
このスライドバー40の基準状態では、目盛21と基準目印43が示す測長値は0mmである。図1〜図4において、スライドバー40は、全て基準状態に位置している。スライドバー40が第三平行プレート20に対してスライドし、基準状態から移動すると、基準目印43の目盛21上の位置を目視することで、スライド距離を一目で把握(測長)することができる。
以上、溶接ゲージ1の構成について説明したが、続いて、溶接ゲージ1の使用態様について、図5を参照しながら説明する。本実施形態では、被溶接板である鋼板5,6同士を斜めに付き合わせた姿勢で溶接する場合について説明する。
まず、溶接ゲージ1を被溶接物5,6及び溶接ビード7に接触させる前に、溶接ゲージ1を図1に示す直立状態にしておくと共に、スライドバー40を、基準目印43が目盛21の0点に位置する基準状態にしておく。これにより、第一平行プレート10、第二平行プレート15及びスライドバー40の接触端がスライド方向に直交する同一直線上に位置する状態となる。
この状態で、第一平行プレート10及び第二平行プレート15の接触端が立板6の表面に接触すると共に、下板5の上面にスライドバー40(第三平行プレート20)の下辺が接触するように溶接ゲージ1を被溶接物5,6及び溶接ビード7に対して接触させる。
このとき、下板5に対して傾斜した立板6に、第一平行プレート10及び第二平行プレート15の接触端を接触させるためには、第一平行プレート10及び第二平行プレート15を第三平行プレート20に対して相対的に接触側にスライドさせる必要がある。このとき、連結バー31,33は、平行プレート10,15,20に対して回動して傾斜する。
また、下板5と立板6との交差部分に溶接ビード7が存在するため、スライドバー40は、立板6の表面に接触することはなく、溶接ビード7の脚長の長さの分だけ、第三平行プレート20に対して接触側と逆側(図中、右側)に退去してスライドする。
この退去スライドの長さは、第三平行プレート20の目盛21に対するスライドバー40の基準目印43の位置を読み取れば、瞬時に把握することができ、このスライド長さが、溶接ビード7の脚長となる。
このように、本実施形態に係る溶接ゲージ1であれば、溶接部に対して一度接触させるだけで、簡単に脚長を計測することができる。また、測長にあたっては、第一平行プレート10、第二平行プレート15及びスライドバー40の接触端を溶接部に接触させるだけで良いので、片手で行うことも可能である。
(第二実施形態)
続いて、本発明の第二実施形態について、図6〜図10を参照しながら説明する。第一実施形態では、連結バー31,33を2本備え、第一平行プレート10、第二平行プレート15及び第三平行プレート20が間隔を変えながら平行にスライドしている。
これに対して、本実施形態では、平行プレート連結部材30’として、連結バー36を1本だけ備え、第一平行プレート10’、第二平行プレート15’及び第三平行プレート20’が間隔を固定したまま平行にスライドする構造である点で異なる。よって、ここでは、第一実施形態と同様の構成については、説明を省略し、異なる構成を中心に説明する。
溶接ゲージ2は、互いに平行にスライド可能に設置された、第一平行プレート10’、第二平行プレート15’及び第三平行プレート20’と、平行プレート連結部材30’と、第二平行プレート15’に対してスライド自在に設置されたスライドバー40’とを備えている。
第二平行プレート15’は、正面側において、第一平行プレート10’、第三平行プレート20’及びスライドバー40’と同一平面上に位置する、第一平行プレート10’と同様の形状の表面部16と、背面側において、第一平行プレート10’及び第三平行プレート20’の設置領域まで広がる大きな基板部17と、を備えている。
第一平行プレート10’、第三平行プレート20’及びスライドバー40’は、第二平行プレート15’の基板部17の正面側において、基板部17に対して互いに平行にスライド自在に設置されている。
第二平行プレート15’は、その基板部17に、第一平行プレート10’、第三平行プレート20’及びスライドバー40’とスライド自在に連結するためのスライド連結部であるスライド連結凸条18が形成されている。スライド連結凸条18は、スライド方向に延在し、3本のスライド連結凸条18が平行に設置されている。
第一平行プレート10’は、スライド連結凸条18とスライド自在に嵌合するスライド連結凹溝14を有し、第三平行プレート20’は、スライド連結凸条18とスライド自在に嵌合するスライド連結凹溝24を有し、スライドバー40’は、スライド連結凸条18とスライド自在に嵌合するスライド連結凹溝42を有する。
また、第一平行プレート10’は、固定された第一連結回動軸10a’を1つ有し、第二平行プレート15’は、固定された第二連結回動軸15a’を1つ有し、第三平行プレート20’は、固定された第三連結回動軸20a’を1つ有している。
平行プレート連結部材30’は、1本の連結バー36を備える。連結バー36は、第一〜第三平行プレート10’,15’,20’と交差する方向に延在して設置されており、第一〜第三連結回動軸10a’,15a’,20a’が回動自在に挿入される軸支穴が形成されている。
これら軸支穴のうち、第二連結回動軸15a’が挿入される軸支穴は、上記第一実施形態と同様に円形の穴であり、軸支穴内で第二連結回動軸15a’は移動することはできず、回動するだけである。
一方、第一連結回動軸10a’及び第三連結回動軸20a’が挿入される軸支穴は、連結バー36の長手方向の延びる長穴(軸支長穴37)である。したがって、軸支長穴37において、第一連結回動軸10a’及び第三連結回動軸20a’は、回動自在であると共に、連結バー36の長手方向にスライド自在である。
なお、軸支長穴37は、3つの連結回動軸10a’,15a’,20a’のうち、少なくとも2つ以上の連結回動軸10a’,15a’,20a’を支持するように設置すれば良く、第一連結回動軸10a’と第二連結回動軸15a’を支持する軸支長穴37を設置するようにしても良いし、第二連結回動軸15a’と第三連結回動軸20a’を支持する軸支長穴37を設置するようにしても良いし、1つの軸支長穴37で複数の連結回動軸10a’,15a’,20a’を支持するように構成しても良い。
このような構造において、第一平行プレート10’、第二平行プレート15’及び第三平行プレート20’をスライド方向にスライドさせると、平行プレート10’,15’,20’は、第一〜第三連結回動軸10a’,15a’,20a’が連結バー36上の同一直線上に位置するように保持されたまま、スライド方向に相対的にスライドする。
このとき、第一平行プレート10’及び第三平行プレート20’は、第二平行プレート15’に設置された、スライド方向に延在するスライド連結凸条18によりスライド自在に保持されているため、第一平行プレート10’及び第三平行プレート20’のスライド方向に直交する方向の位置は不変である。
すなわち、本実施形態では、間隔は不変で第一〜第三平行プレート10’,15’,20’がスライドする。そして、間隔不変のスライド時に、第一〜第三連結回動軸10a’,15a’,20a’を同一直線上に維持するため、第一連結回動軸10a’及び第三連結回動軸20a’は、軸支長穴37内でスライドする。
図9は、溶接ゲージ2のスライド状態を説明するための図であり、第三平行プレート20’に対して、第一平行プレート10’及び第二平行プレート15’が接触側(図中、左側)にスライドした状態を示している。なお、図6〜図8においては、平行プレート10’,15’,20’のスライド方向と連結バー36とが直交する直立状態を示している。
図9に示すように、本実施形態では、第一〜第三連結回動軸10a’,15a’,20a’が同一直線上に位置したまま、間隔不変で第一平行プレート10’、第二平行プレート15’及び第三平行プレート20’が相対的にスライドしている。
第二実施形態においても、上記第一実施形態と同様に、平行プレート10’,15’,20’がスライドする際、図6に示す直立状態において、連結バー36の延在方向の同一直線上に位置する点は、平行プレート10’,15’,20’がスライドしても、常に同一直線上(連結バー36に平行な直線上)に位置することになる。
よって、本実施形態においても、図10に示すように、溶接ゲージ2を溶接部に対して一度接触させるだけで、簡単に脚長を測定することができる。また、本実施形態では、連結バー36が1本であり、間隔が不変なので、溶接ゲージ2がコンパクトになると共に、測定時における溶接ゲージ2の取り扱いも容易である。
以上、本発明の第一及び第二実施形態について説明したが、本発明の実施の形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能である。例えば、溶接ゲージを構成する各部材の形状やサイズ等は適宜変更可能である。
また、上記実施形態では、溶接ビードに接触させるスライドバーを第二平行プレート又は第三平行プレートに対してスライド自在に設置しているが、第一平行プレートに対してスライド自在に設置するようにしても良い。
また、上記実施形態では、被溶接板を斜めに突き合わせた溶接部の鋭角側の脚長を測定する場合について説明したが、鈍角側の脚長を測定することもできるし、被溶接板を垂直に交差する場合の溶接部の脚長を測定することもできる。もちろん、本発明に係る溶接ゲージは、脚長以外の溶接サイズを測定する場合にも使用することができる。
また、上記実施形態では、目盛が第三平行プレートに設置され、基準目印がスライドバーに設置されているが、スライドバーと第三平行プレートのスライド距離が測長できるのであれば、目盛や基準目印の設置場所や構成は適宜変更可能である。
1,2 溶接ゲージ
10 第一平行プレート
10a,b 第一連結回動軸
14 スライド連結凹溝
15 第二平行プレート
15a,b 第二連結回動軸
16 表面部
17 基板部
18 スライド連結凸条
20 第三平行プレート
20a,b 第三連結回動軸
21 目盛
22 スライド連結凸条
24 スライド連結凹溝
30 平行プレート連結部材
31 第一連結バー
33 第二連結バー
36 連結バー
37 軸支長穴
40 スライドバー
42 スライド連結凹溝
43 基準目印
5 下板
6 立板
7 溶接ビード

Claims (5)

  1. 溶接のサイズを測定するための溶接ゲージにおいて、
    第一平行プレートと、
    第二平行プレートと、
    第三平行プレートと、
    前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートを所定のスライド方向において互いに平行にスライド自在に連結するプレート連結部材と、
    前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートの何れかに対して、前記スライド方向にスライド自在に連結設置されたスライドバーと、を備え、
    前記第一平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第一連結回動軸を有し、
    前記第二平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第二連結回動軸を有し、
    前記第三平行プレートは、前記プレート連結部材と回動自在に連結される、固定された第三連結回動軸を有し、
    前記プレート連結部材は、前記第一連結回動軸、前記第二連結回動軸及び前記第三連結回動軸が常に同一直線上に位置するように連結することを特徴とする溶接ゲージ。
  2. 前記プレート連結部材は、前記スライド方向に交差する方向において平行に設置される2本の連結バーを有し、
    2本の前記連結バーにそれぞれ連結されるように、前記第一平行プレートは前記第一連結回動軸を2つ有し、前記第二平行プレートは前記第二連結回動軸を2つ有し、前記第三平行プレートは前記第三連結回動軸を2つ有し、
    2本の前記連結バーにおける前記第一連結回動軸、前記第二連結回動軸又は前記第三連結回動軸との連結位置は固定されており、
    前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートは、間隔を変えながら前記スライド方向にスライドすることを特徴とする請求項1記載の溶接ゲージ。
  3. 前記第一平行プレート、前記第二平行プレート及び前記第三平行プレートは、間隔を固定したままスライドするように構成されており、
    前記プレート連結部材は、前記第一連結回動軸、前記第二連結回動軸又は前記第三連結回動軸のうち少なくとも2つを前記同一直線上でスライド可能に支持する、前記同一直線方向に延在する軸支長穴を有することを特徴とする請求項1記載の溶接ゲージ。
  4. 前記スライドバーは、前記第三平行プレートに対してスライド自在に設置されており、
    前記スライドバーと前記第三平行プレートとのスライド距離を測長するための目盛をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の溶接ゲージ。
  5. 前記スライドバーは、前記目盛の測長スライド距離が0となるときに、その一方側の接触端が前記第一平行プレート及び前記第二平行プレートの前記接触端と同一直線上に位置するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の溶接ゲージ。
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