JP6903100B2 - キャニスタ取付構造 - Google Patents

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Description

本開示は、キャニスタを車体にブラケットを介して取り付けるためのキャニスタ取付構造に関する。
1対のサイドメンバ間の空間に燃料タンク等の重要保安部品が配置され、サイドシルとサイドメンバとの間の側部荷重入力変形域にキャニスタが配置され、キャニスタが、車両への側部荷重入力時の衝撃により脱落するように、固定部材によりサイドシルやサイドメンバ等の車体骨格に取り付けられたキャニスタの取付構造が公知である(特許文献1)。これによれば、燃料タンク等の重要部品への干渉が防止され、アンダーフロアの設計自由同が向上する。
また、キャニスタがクロスメンバの後方に前部が下方となるように前傾させた姿勢で、下に凸の屈曲形状を有するキャニスタ取付ブラケットを介してクロスメンバに取り付けられたキャニスタの取付構造が公知である(特許文献2)。これによれば、衝撃荷重を受けた際に取付ブラケットが屈曲部を起点として変形して衝撃吸収するとともに、キャニスタが燃料タンクと干渉することが抑制される。
特開2006−200425号公報 特許第5211659号公報
しかしながら、従来の構造では、キャニスタは、衝突時に燃料タンクに干渉しないように衝突時に変形する比較的剛性の低いブラケットにより車体に取り付けられている。また、ブラケットはサイドシルやサイドメンバ、クロスメンバ等の、剛性の高い車体部材(車体骨格)に取り付けられている。そのため、ブラケットの取付位置が限定され、レイアウトの自由度が低い。
本発明は、このような背景に鑑み、衝突時における燃料タンク等の重要部品へのキャニスタの衝突を防ぎ、且つレイアウト自由度が高いキャニスタ取付構造を提供することを課題とする。
このような課題を解決するために、本発明のある実施形態は、車体(1)の下面に取り付けられる重要部品(5)に対して車外側(例えば、左側)に隣接した位置にブラケット(10)を介してキャニスタ(8)を取り付けるためのキャニスタ取付構造であって、前記ブラケットは、前記重要部品と前記キャニスタとの間にて、前記重要部品と前記キャニスタとが互いに対向する方向に対して略直交するように前記車体の下面に沿って(例えば、前後方向に)延在し、前記車体のフロアパネル(4)の下面に取り付けられる1対のパネル取付部(15)を有する第1部材(11)と、前記第1部材の長手方向の中間部から前記車外側に延出する第2本体部(21、31)、前記車体の構成部材(2)に取り付けられる車体取付部(25、35)及び前記キャニスタを支持する支持部(28、32)を有する少なくとも1つの第2部材(12(12A、12B))とを有し、前記第1部材の、前記第2本体部の延出方向からの入力に対する曲げ剛性が前記第2部材の前記曲げ剛性よりも高い。
この構成によれば、第2本体部の延出方向からの入力に対して第2部材が曲げ変形容易であるため、車外側から衝突荷重が入力したときに、第2部材が曲げ変形することで衝突荷重が第1部材に伝達し難くなる。そのため、ブラケットの第1部材及び第2部材の取り付け位置が車体の剛性の高い部分に制限されず、レイアウト自由度が向上する。また、曲げ変形容易な第2部材がキャニスタを支持する支持部を有するため、衝突時には第2部材の曲げ変形に伴って、キャニスタが重要部品の車外側の隣接位置から退避するように変位する一方、第1部材から重要部品側へ大きく変位することがない。よってキャニスタが車内側に隣接して配置される重要部材に干渉することが抑制される。
上記構成において、前記第1部材(11)は、1対の前記パネル取付部(15)の間に、中空部を内部に画定する閉断面形状をなす本体部(14)を有するとよい。
この構成によれば、第1部材が中空閉断面形状の本体部を有することにより、少ない材料で第1部材の曲げ剛性を高めることができる。そのため、衝突時におけるキャニスタの重要部品側への変位及びブラケットの重量化を抑制することができる。
上記構成において、前記第2部材(12)の前記第2本体部(21、31)は、長手方向の中間部に、前記車外側から軸方向荷重を受けたときに下方へ凸となる向きに湾曲する脆弱部(26、36、66)を有するとよい。
この構成によれば、衝突時に第2部材が第2本体部の脆弱部を起点にして下方へ凸となるように変形する。第2部材はキャニスタを支持するため、キャニスタは第2部材の変形に合わせて下方へ変位する。したがって、キャニスタの重要部品側への変位が抑制され、キャニスタが第1部材の車内側に配置された重要部品に干渉することが抑制される。
上記構成において、前記第1部材(11)は長手方向の中間部に、軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部(52、62)を有し、少なくとも1つの前記第2部材(12)が、前記曲げ誘発部を挟むように前記第1部材の長手方向の異なる位置に設けられた2つの前記第2部材(12A、12B)を含み、前記キャニスタ(8)が2つの前記第2部材の前記支持部(28、32)に渡って配置されているとよい。
この構成によれば、2つの第2部材が曲げ誘発部を挟むように設けられるため、第1部材に軸方向の圧縮荷重が作用したときに2つの第2部材の接合部が同程度に上方に変位する。そのため、第1部材が軸方向圧縮荷重によって変形したときに、第2部材の変形によって下方へ変位するキャニスタが過度に下方へ変位することや、キャニスタが第1部材の延在方向に対して傾斜するように変位することを抑制することができる。これにより、キャニスタの地面への接触を効果的に抑制することができる。
上記構成において、前記支持部(28、32)は、対応する前記第2本体部(21、31)に突出して設けられ、2つの前記第2本体部の間に位置しているとよい。
この構成によれば、支持部に取り付けられるキャニスタは、第2本体部により囲まれる範囲内に配置されるため、車外側から衝突荷重を受けて第2部材の第2本体部が脆弱部を下方へ突出させるように変形したときに2つの第2部材の間で下方へ変位する。したがって、キャニスタが第2部材の第1部材の側の部分と車外側の部分とに挟まれることを抑制することができる。これにより、キャニスタの破損が抑制される。
上記構成において、少なくとも1つの前記第2部材(12)は、前記第1部材(11)に対する接合部(23、33)と前記車体取付部(25、35)とが互いに略同じ高さとなるように配置され、前記キャニスタ(8)が前記第2部材の上側に配置されるとよい。
この構成によれば、車外側から衝突荷重を受けて第2部材が下方に凸となるように変形し、キャニスタが下方へ変位した際に、ブラケットの第1部材の側の部分又は第1部材とブラケットの車外側の部分又は車体側の車体の構成部材とによりキャニスタが挟まれる。よって、キャニスタが第1部材を超えて車内側に変位することや、キャニスタが過度に下方へ変位すること、キャニスタが脱落することを抑制することができる。
上記構成において、少なくとも1つの前記第2部材(12)の前記支持部(28、32)には、前記第2部材の長手方向に沿って前記第1部材(11)側及び前記車外側の一方に配置された少なくとも2つの締結孔(39)が形成され、前記締結孔のうちの1つが位置決め用の基準孔であるとよい。
この構成によれば、衝突時の荷重がキャニスタに加わった場合に、キャニスタが、ガタつくことなく基準孔から第2部材の脆弱部に荷重を伝達させ、第2部材を効果的に変形させることができるとともに、第2本体部の延出方向のキャニスタの移動が抑制されるため、キャニスタが第1部材より重要部品側へ大きく変位することがない。
上記構成において、前記重要部品が、燃料タンク(5)、走行用の二次電池又は、燃料電池である。
この構成によれば、衝突時にキャニスタが干渉することによって燃料タンク、走行用の二次電池又は、燃料電池が破損することを抑制することができる。
このように本発明によれば、衝突時における燃料タンク等の重要部品へのキャニスタの衝突を防ぎ、且つレイアウト自由度が高いキャニスタ取付構造を提供することができる。
キャニスタ取付構造が適用された車体の要部底面図 図1中のII−II断面図 図1に示されるブラケットを上方斜め前から見た斜視図 図3に示される第1部材の側面図 図3中のV矢視図 側突時におけるブラケットの変形及びキャニスタの変位の説明図 第1変形例に係る第1部材の側面図 第2変形例に係る第1部材の(A)側面図、(B)B−B断面図、(C)C−C断面図 第3変形例に係る第2部材の底面図
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1はキャニスタ取付構造が適用された車体1の要部底面図であり、図2は図1中のII−II断面図である。図1及び図2に示されるように、車体1は、骨格部材と骨格部材に接合されるパネル部材とにより構成されている。骨格部材は、プレス成形された複数のパネル部材によって閉断面に構成された部材や、パネル部材によってチャンネル形状にプレス成形された部材である。車体1の下部においては、骨格部材として、前後方向に延在するサイドシル2が左右の側縁に沿って設けられ、左右方向(車幅方向)に延在する複数のクロスメンバ3が適所において左右のサイドシル2を連結している。これらの骨格部材の上面にパネル部材からなるフロアパネル4が接合されている。
左右のサイドシル2の車内側且つ前後のクロスメンバ3の間のフロアパネル4の下方には空間が形成され、この空間には燃料タンク5が配置されている。燃料タンク5は、車体1の骨格部材、具体的には前後のクロスメンバ3に架け渡された前後方向に延在する複数のバンド部材6(左端の1つのみ図示)によって下方から支持されている。複数のバンド部材6は、車幅方向に延在する連結部材7によって互いに連結されている。燃料タンク5は、車両の衝突により車体1の外周部分が変形したときに可能な限り損傷を防ぐべき重要部品であり、左右のサイドシル2から車内側に離間した位置に設けられている。
左側のサイドシル2と燃料タンク5との間の空間、すなわち燃料タンク5の左方にはキャニスタ8(チャコールキャニスタ)が配置されている。キャニスタ8は、燃料タンク5にて発生する燃料蒸気(ベーパ)を吸着、保持し、保持したベーパをエンジン運転中に放出する。キャニスタ8から放出されたベーパが吸気系に送られることにより、燃料蒸気の外気への排出が抑止される。キャニスタ8には、燃料タンク5や吸気系に接続する図示しない複数の接続配管が接続される。キャニスタ8はブラケット10を介して車体1に取り付けられる。
図3はブラケット10を上方斜め前から見た斜視図である。図1〜図3に示されるように、ブラケット10は、燃料タンク5とキャニスタ8とが互いに対向する車幅方向に対して略直交する方向である前後方向に延在する長尺な第1部材11と、第1部材11の長手方向の中間部から左方に延出する2つの第2部材12(12A、12B)とを有している。第2部材12は、前後方向の互いに異なる位置に設けられた前側第2部材12A及び後側第2部材12Bとを含んでいる。
第1部材11は、鋼管を加工して形成されたものであり、中空部を内部に画定する閉断面形状をなす第1本体部14と、軸方向の両端に設けられ、フロアパネル4の下面に取り付けられる1対のパネル取付部15とを有している。このように第1部材11は、1対のパネル取付部15の間に、中空閉断面形状の第1本体部14を有することにより、少ない材料で高い曲げ剛性を付与されている。パネル取付部15は、鋼管の端部を潰し加工により潰して互いに重なる2枚の板状にした部分に、締結用のボルト挿通孔16を形成して構成されている。第1部材11は、燃料タンク5とキャニスタ8との間に配置されており、1対のパネル取付部15において車体1のフロアパネル4の下面に締結ボルト17(図1)により締結される。
前側第2部材12Aは、鋼板をプレス加工して形成された一体物のプレス加工品であり、上下を向く主面を有し、左右方向に延在する前側第2本体部21を有している。前側第2本体部21の右端には、第1部材11の下半に沿って円弧状に形成され、第1部材11に溶接により接合される前側接合部23が形成されている。前側第2本体部21の左端には、サイドシル2の下面に取り付けられるべく、締結用のボルト挿通孔24が形成された前側車体取付部25が形成されている。前側第2部材12Aは、前側車体取付部25において車体1のサイドシル2の下面に締結ボルト17(図1、図2)により締結される。
前側第2本体部21は、長手方向の中間部にて下方に凸となるように屈曲する前側屈曲部26を有しており、鈍角に屈曲したV字状をなしている。前側第2本体部21の前端には、前縁に沿って下方へ立ち起こされた前側フランジ27が形成されている。前側フランジ27は、前側第2本体部21の前側屈曲部26に近いほど高さが低い2つのテーパ形状部を含んでいる。前側第2本体部21の前側屈曲部26は、前側第2部材12Aが車外側である左方から軸方向荷重を受けたときに下方へ凸となる向きに湾曲する脆弱部をなす。前側フランジ27は、プレス成形により前側第2本体部21と一体成形しやすく、また別部材を組み付ける必要がないため低コストで実施できる。また、前側第2本体部21の延出方向に沿って前側フランジ27の高さを調整することにより、前側第2本体部21に脆弱部を容易に形成することができる。
前側第2本体部21の後端には、前側第2本体部21の前側屈曲部26に対して右側の部分の後縁から後方へ突出し、キャニスタ8の前端を支持する前側支持部28が形成されている。したがって、前側支持部28は、前側第2部材12Aが車外側から軸方向荷重を受けて変形したときに、前側屈曲部26に対して右側の部分とともに変位する。前側支持部28には1つの締結孔29が形成されている。
後側第2部材12Bは、鋼板をプレス加工して形成された一体物のプレス加工品であり、左右に延在する後側第2本体部31と、後側第2本体部31の前縁から前方へ突出し、左右に延在する後側支持部32とを有している。後側支持部32は後側第2本体部31の右端に対して右方へ延出しており、後側支持部32の右端には、第1部材11の下半に沿って円弧状に形成され、第1部材11に溶接により接合される後側接合部33が形成されている。すなわち、後側第2本体部31は、後側接合部33及び後側支持部32を介して第1部材11の長手方向の中間部から左方へ延出している。後側第2本体部31は後側支持部32の左端に対して左方へ延出しており、後側第2本体部31の左端には、サイドシル2の下面に取り付けられるべく、締結用のボルト挿通孔34が形成された後側車体取付部35が形成されている。後側第2部材12Bは、後側車体取付部35において車体1のサイドシル2の下面に締結ボルト17(図1)により締結される。
後側第2本体部31は、長手方向の中間部にて下方に凸となるように屈曲する後側屈曲部36を有しており、鈍角に屈曲したV字状をなしている。後側第2本体部31と後側支持部32とは、後側屈曲部36に対して右側の部分において互いに連続している。後側第2本体部31の前端には、後側屈曲部36に対して左側の部分(後側支持部32と連続しない部分)の前縁に沿って下方へ立ち起こされた後側フランジ37が形成されている。後側フランジ37は、後側屈曲部36に近いほど高さが低いテーパ形状部を含んでいる。後側屈曲部36は、後側第2部材12Bが車外側である左方から軸方向荷重を受けたときに下方へ凸となる向きに湾曲する脆弱部をなす。このとき、後側支持部32は、後側屈曲部36に対して右側の後側第2本体部31の部分(互いに連続する部分)とともに変位する。後側フランジ37は、プレス成形により後側第2本体部31と一体成形しやすく、また別部材を組み付ける必要がないため低コストで実施できる。また、後側第2本体部31の延出方向に沿って高さを調整することにより、後側第2本体部31に脆弱部を容易に形成することができる。
後側支持部32は、キャニスタ8の後端を支持する部分であり、後側第2本体部31との連続部に対して左方へも延出している。言い換えれば、後側支持部32と後側第2本体部31とが左右方向について互いに重なる両者の連続部分には、左端から後側屈曲部36へ至る切欠38が形成されている。後側支持部32には長手方向に沿って配置された2つの締結孔39(39A、39B)が形成されている。このように、前側第2部材12Aの前側支持部28及び後側第2部材12Bの後側支持部32は、対応する前側第2本体部21及び後側第2本体部31に突出して設けられ、2つの第2本体部(21、22)の間(すなわち、2つの第2本体部(21、22)と第1部材11とにより囲まれる範囲内)に位置する。
2つの締結孔39の一方(39A)は、左右方向において後側屈曲部36に整合する位置に配置されている。2つの締結孔39の他方(39B)は、第1部材11に対する後側接合部33の近傍に配置されている。ブラケット10に形成された3つの締結孔29、39のうち、後側屈曲部36の近傍に配置された締結孔39Aは、キャニスタ8を取り付ける際に位置の基準になる位置決め用の基準孔である。ここで、基準孔とは、挿通されるボルトの軸部の径よりも若干大きい、ボルトに対応する大きさを有する孔である。他の2つは、組み付けの際に部品毎のバラつきを吸収できるように、基準孔よりも少し大きめの径に形成された孔である。
なお、前側第2部材12Aの前側車体取付部25及び、後側第2部材12Bの後側車体取付部35は、車体1の構成部材に取り付けられていればよく、サイドシル2に取り付けられる必要はない。他の実施形態では、これらが車体1のフロアパネル4に取り付けられてもよい。
図1及び図2に示されるように、キャニスタ8は、車外側である左側に配置され、前後方向に延在する第1筒部41と、第1筒部41よりも小さな直径及び第1筒部41よりも長い軸方向長さを有する第2筒部42とを有している。第2筒部42は、第1筒部41に対して燃料タンク5の側にて前後方向に延在し、後端において第1筒部41と整合するように第1筒部41と一体に形成されている。第2筒部42の前端部分は第1筒部41に対して前方に突出している。キャニスタ8は、2つの第2部材12の上側に、これらの支持部である前側支持部28及び後側支持部32に渡って配置される。
図1に示されるように、キャニスタ8は、第2筒部42の前端部分が1本の締結ボルト43によって前側第2部材12Aの前側支持部28に締結されることで前側第2部材12Aに取り付けられる。またキャニスタ8は、後端部分が2本の締結ボルト43によって後側第2部材12Bの後側支持部32に締結されることで後側第2部材12Bに取り付けられる。すなわち、キャニスタ8は、2つの第2部材12の脆弱部(26、36)に対して第1部材11の側の部分に設けられた支持部(前側支持部28、後側支持部32)に支持される。前側第2部材12Aの前側第2本体部21は、その全体がキャニスタ8の前端から前方へ逃げた位置に配置されている。後側第2部材12Bの後側第2本体部31は、キャニスタ8の後端から後方へ逃げた位置に配置されている。
前側第2部材12Aが脆弱部である前側屈曲部26を有し、後側第2部材12Bが脆弱部である後側屈曲部36を有することにより、前側第2本体部21の延出方向である左方からの入力に対し、第2部材12(12A、12B)の合計の曲げ剛性は第1部材11の曲げ剛性よりも低くなっている。すなわち、第2部材12は、車両の側突(側面衝突)時の衝突荷重により曲げ変形容易に構成されている。したがって、車両の左側から衝突荷重が車体1に入力したときには、第2部材12が曲げ変形することで衝突荷重が第1部材11に伝達し難くなっている。このように第1部材11が第2部材12よりも高い曲げ剛性を有することにより、ブラケット10の第1部材11及び第2部材12の取り付け位置が車体1の剛性の高い骨格部分に制限されることがない。これにより、キャニスタ8及びブラケット10のレイアウト自由度が向上している。
図4は図3に示される第1部材11の側面図である。図4に示されるように、第1部材11は、長手方向の中間部の前側にて下向きに凸に湾曲する下方湾曲部51と、後側にて上向きに凸に湾曲する上方湾曲部52とを有している。下方湾曲部51は、第1部材11が軸方向の圧縮荷重を受けたときに下方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部である。上方湾曲部52は、第1部材11が軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部である。したがって、第1部材11は、軸方向の圧縮荷重を受けたときに、前部が下方へ、後部が上方へ凸となるように(すなわち、Z字状或いはN字状に)変形する。
図3に示されるように、前側第2部材12Aは下方湾曲部51よりも前方にて第1部材11に接合され、後側第2部材12Bは上方湾曲部52よりも後方にて第1部材11に接合されている。すなわち、前側第2部材12A及び後側第2部材12Bは、上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する上方湾曲部52を挟むように第1部材11の長手方向の異なる位置に設けられている。
図5は図3中のV矢視図である。図5に示されるように、前側第2部材12Aは、前側接合部23と前側車体取付部25とが互いに略同じ高さとなるように略水平に配置される。前側第2部材12Aの前側屈曲部26は、前側第2本体部21を下方に凸となるように屈曲させており、前側フランジ27の高さが前側屈曲部26に対応する部分で小さくなっている。したがって、前側屈曲部26は脆弱部をなし、車外側から入力する衝突荷重が前側第2部材12Aに軸方向の圧縮荷重として作用したときに、前側第2部材12Aに下方に凸の曲げ変形を誘発する。後側屈曲部36も同様に脆弱部をなし、後側第2部材12B車外側から入力する衝突荷重が前側第2部材12Aに軸方向の圧縮荷重として作用したときに、前側第2部材12Aに下方に凸の曲げ変形を誘発する。
次に、このように構成されたキャニスタ取付構造の車両衝突時(側突時)の作用について、図6を参照して説明する。
側突前には、図6(A)に示されるように、キャニスタ8は、サイドシル2と燃料タンク5との間に配置され、ブラケット10を介して車体1に取り付けられている。図6(B)に示されるように、車外側から衝突荷重が入力すると、サイドシル2が曲げ変形して車内側に移動してくる。これにより、ブラケット10の第2部材12には軸方向の圧縮荷重が作用する。
第1部材11の曲げ剛性は高く、第2部材12の第2本体部(21、31)は車外側から軸方向荷重を受けたときに下方へ凸となる向きに湾曲する脆弱部(前側屈曲部26、後側屈曲部36)を長手方向の中間部に有する。そのため、圧縮荷重を受けた第2部材12は、脆弱部(前側屈曲部26、後側屈曲部36)を起点にして下方へ凸となるように変形する。キャニスタ8は、第2部材12の脆弱部よりも車内側の支持部(前側支持部28、後側支持部32)に支持されていることから、車外側に配置された大径の第1筒部41を下方へ退避させるように第1部材11を中心として回転変位する。これにより、キャニスタ8の重要部品である燃料タンク5側への変位が抑制され、キャニスタ8が第1部材11の車内側に配置された燃料タンク5に干渉することが抑制される。
サイドシル2が更に車内側に移動してくると、図6(C)、図6(D)に示されるように、第2部材12の脆弱部を下方へ突出させる曲げ変形が大きくなる。これに伴い、キャニスタ8の回転変位が大きくなることから、キャニスタ8の第1筒部41がサイドシル2よりも下方へ変位する。キャニスタ8の第2筒部42は、当初の位置よりも低い位置へ変位しているが、第1部材11やサイドシル2の下部と同等の高さに維持される。上記のように、前側支持部28及び後側支持部32は、2つの第2本体部(21、31)の間に位置しており、前側支持部28及び後側支持部32にキャニスタ8が取り付けられている。そのため、第2部材12の屈曲角度が大きくなっても、キャニスタ8が屈曲した第2部材12の第1部材11の側の部分と車外側の部分とに挟まれることはない。
更にサイドシル2が車内側に移動してくると、図6(E)に示されるように、キャニスタ8の第2筒部42が、サイドシル2と第1部材11とにより挟まれる。このように、キャニスタ8は、車外側に配置された第1筒部41を下方へ退避させ、第1部材11の側に配置された小径の第2筒部42において挟まれる。そのため、サイドシル2が初期位置からキャニスタ8に衝突するまでのストロークが大きくなり、これにより、キャニスタ8の破損が抑制される。
また図5を参照して説明したように、第2部材12は、第1部材11に対する前側接合部23及び後側接合部33と、対応する前側車体取付部25及び後側車体取付部35とが互いに略同じ高さとなるように配置される。そしてキャニスタ8は、第2部材12の上側に配置されることから、車外側から衝突荷重を受けて第2部材12の変形によって下方へ変位した際に、ブラケット10の第1部材11とサイドシル2とにより挟まれる。これにより、キャニスタ8が第1部材11を超えて車内側に変位することや、キャニスタ8が過度に下方へ変位すること、キャニスタ8が脱落することが抑制される。
このように本実施形態では、曲げ変形容易な第2部材12がキャニスタ8を支持している。そのため、衝突時には第2部材12の曲げ変形に伴って、キャニスタ8が燃料タンク5の車外側の隣接位置から退避するように変位する一方、第1部材11から燃料タンク5側へ大きく変位することがない。よってキャニスタ8が車内側に隣接して配置される燃料タンク5に干渉することが抑制され、燃料タンク5の破損が抑制される。
また図4を参照して説明したように、第1部材11は軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する上方湾曲部52を長手方向の中間部に有する。そして上記のように、前側第2部材12A及び後側第2部材12Bが上方湾曲部52を挟むように設けられている。そのため、第1部材11に軸方向の圧縮荷重が作用したときには、前側第2部材12Aの前側接合部23及び後側第2部材12Bの後側接合部33が同程度に上方に変位する。これにより、第1部材11が軸方向圧縮荷重によって変形したときに、第2部材12の変形によって下方へ変位するキャニスタ8が過度に下方へ変位することが抑制される。またこのときに、キャニスタ8が第1部材11の延在方向に対して傾斜するように変位することが抑制される。
また、後側第2部材12Bの後側支持部32に形成された複数の締結孔39のうちの1つ(39A)が位置決め用の基準孔であるため、衝突時の荷重がキャニスタ8に加わった場合に、キャニスタ8が、ガタつくことなく基準孔から後側第2部材12Bの脆弱部に荷重を伝達させる。これにより、後側第2部材12Bを効果的に変形させることができるとともに、後側第2本体部31の延出方向のキャニスタ8の移動が抑制されるため、キャニスタ8が第1部材11より燃料タンク5へ大きく変位することがない。
≪第1変形例≫
次に、図7を参照して本実施形態の第1変形例について説明する。なお、上記実施形態と同一又は同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。以降の変形例においても同様とする。
図7は、第1変形例に係る第1部材11の側面図である。図示されるように本変形例では、ブラケット10の第1部材11の構成が上記実施形態と異なっている。具体的には、第1部材11の第1本体部14における長手方向の中間部には、上方へ凸の上方湾曲部52が緩やかに且つ上記実施形態に比べて長い軸方向長さを有して湾曲するように設けられている。この上方湾曲部52(特にその中間部)は、第1部材11が軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部となる。また、第1部材11の軸方向の両端に設けられたパネル取付部15が、第1本体部14の傾斜に合わせて前後方向に対して傾斜している。第1部材11がこのように構成されていても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
≪第2変形例≫
次に、図8を参照して本実施形態の第2変形例について説明する。図8(A)は第2変形例に係る第1部材11の側面図であり、図8(B)は図8(A)中のB−B断面図、図8(C)は図8(A)中のC−C断面図である。図示されるように本変形例では、第1部材11の第1本体部14における長手方向の中間部に、鋼管の下部が上方へ押し潰されて横長の略楕円形状になった偏平部62が設けられている。この偏平部62では、第1本体部14の他の部分に比べ、断面二次モーメントが小さく、且つ断面二次モーメントの水平方向の中立軸が上方に位置している。そのため、偏平部62は、第1部材11が軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部となる。第1部材11がこのように構成されていても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。
≪第3変形例≫
次に、図9を参照して本実施形態の第3変形例について説明する。図9は第3変形例に係る第2部材12の底面図である。図示されるように本変形例では、ブラケット10の第2部材12の構成が上記実施形態と異なっている。第2部材12は、第1部材11に対して1つ設けられてもよく、2つ設けられてもよい。この第2部材12は、第2本体部21の上面又は下面に、長手方向の中間部において互いに離間するように2枚の剛性パッチ71が接合されている。剛性パッチ71が接合された部分は、2枚の剛性パッチ71の間の部分に比べて高剛性になる。したがって、2枚の剛性パッチ71の間の部分が第2部材12の脆弱部66となる。第1部材11が軸方向の圧縮力を受けたときに脆弱部を下方へ突出させるように湾曲させるため、上記実施形態と同様に第2本体部21は脆弱部66にて下方に凸となるように屈曲しているとよい。第2部材12がこのように構成されていても、上記実施形態と同様の作用効果が得られる。このように剛性パッチ71を第2部材12に接合する構成とすると、第2本体部21の車両高さ方向の厚みを薄く維持しながらも、第2本体部21に高剛性の部分を形成することができるため、ブラケット10のレイアウト自由度が向上する。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、上記実施形態では、キャニスタ8が隣接配置される重要部品の一例として燃料タンク5が示されているが、重要部品は走行用の二次電池や燃料電池であってもよい。また、上記実施形態では、キャニスタ8が重要部品である燃料タンク5の車両側方に配置されているが、キャニスタ8が燃料タンク5の後方に配置されていてもよい。また、ブラケット10が第1部材11と第1部材11に接合された1つの第2部材12とにより構成され、1つの第2部材12によってキャニスタ8が支持されてもよい。この他、各部材や部位の具体的構成や配置、数量、角度、素材等は本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば適宜変更可能である。一方、上記実施形態に示した各構成要素は必ずしも全てが必須ではなく、適宜選択することができる。
1 車体
2 サイドシル(構成部材)
4 フロアパネル
5 燃料タンク(重要部品)
8 キャニスタ
10 ブラケット
11 第1部材
12 第2部材
12A 前側第2部材
12B 後側第2部材
14 第1本体部
15 パネル取付部
21 前側第2本体部
23 前側接合部
25 前側車体取付部
26 前側屈曲部(脆弱部)
28 前側支持部
29 締結孔
31 後側第2本体部
32 後側支持部
33 後側接合部
35 後側車体取付部
36 後側屈曲部(脆弱部)
39 締結孔
39A 締結孔(基準孔)
39B 締結孔
41 第1筒部
42 第2筒部
52 上方湾曲部(曲げ誘発部)
62 偏平部(曲げ誘発部)
66 脆弱部

Claims (8)

  1. 車体の下面に取り付けられる重要部品に対して車外側に隣接した位置にブラケットを介してキャニスタを取り付けるためのキャニスタ取付構造であって、
    前記ブラケットは、
    前記重要部品と前記キャニスタとの間にて、前記重要部品と前記キャニスタとが互いに対向する方向に対して略直交するように前記車体の下面に沿って延在し、前記車体のフロアパネルの下面に取り付けられる1対のパネル取付部を有する第1部材と、
    前記第1部材の長手方向の中間部から前記車外側に向けて延出する第2本体部、前記車体の構成部材に取り付けられる車体取付部及び前記キャニスタを支持する支持部を有する少なくとも1つの第2部材とを有し、
    前記第1部材の、前記第2本体部の延出方向からの入力に対する曲げ剛性が前記第2部材の前記曲げ剛性よりも高いことを特徴とするキャニスタ取付構造。
  2. 前記第1部材は、1対の前記パネル取付部の間に、中空部を内部に画定する閉断面形状をなす本体部を有することを特徴とする請求項1に記載のキャニスタ取付構造。
  3. 前記第2部材の前記第2本体部は、長手方向の中間部に、前記車外側から軸方向荷重を受けたときに下方へ凸となる向きに湾曲する脆弱部を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のキャニスタ取付構造。
  4. 前記第1部材は長手方向の中間部に、軸方向の圧縮荷重を受けたときに上方へ凸となる向きの湾曲を誘発する曲げ誘発部を有し、
    少なくとも1つの前記第2部材が、前記曲げ誘発部を挟むように前記第1部材の長手方向の異なる位置に設けられた2つの前記第2部材を含み、
    前記キャニスタが2つの前記第2部材の前記支持部に渡って配置されていることを特徴とする請求項3に記載のキャニスタ取付構造。
  5. 前記支持部は、対応する前記第2本体部に突出して設けられ、2つの前記第2本体部の間に位置していることを特徴とする請求項4に記載のキャニスタ取付構造。
  6. 少なくとも1つの前記第2部材は、前記第1部材に対する接合部と前記車体取付部とが互いに略同じ高さとなるように配置され、
    前記キャニスタが前記第2部材の上側に配置されることを特徴とする請求項3〜請求項5のいずれかに記載のキャニスタ取付構造。
  7. 少なくとも1つの前記第2部材の前記支持部には、前記第2部材の長手方向に沿って前記第1部材側及び前記車外側の一方に配置された少なくとも2つの締結孔が形成され、前記締結孔のうちの1つが位置決め用の基準孔であることを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれかに記載のキャニスタ取付構造。
  8. 前記重要部品が、燃料タンク、走行用の二次電池又は、燃料電池であることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載のキャニスタ取付構造。
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