JP6900472B2 - 無線通信システムにおけるランダムアクセス手続きで速いデータ転送を遂行するための方法及びそのための装置 - Google Patents

無線通信システムにおけるランダムアクセス手続きで速いデータ転送を遂行するための方法及びそのための装置 Download PDF

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Description

本明細書は無線通信システムに関し、より詳しくは、ランダムアクセス手続きで速いデータ転送(early data transmission)を遂行するための方法及びそのための装置に関する。
移動通信システムは、ユーザの活動性を保証しながら音声サービスを提供するために開発された。しかしながら、移動通信システムは音声だけでなく、データサービスまで領域を拡張し、現在には爆発的なトラフィックの増加によって資源の不足現象が引起こされ、ユーザがより高速のサービスを要求するので、より発展した移動通信システムが要求されている。
次世代の移動通信システムの要求条件は大きく、爆発的なデータトラフィックの収容、ユーザ当たり転送率の画期的な増加、大幅増加した連結デバイス個数の収容、非常に低い端対端遅延(End-to-End Latency)、高エネルギー効率を支援できなければならない。そのために、二重連結性(Dual Connectivity)、大規模多重入出力(Massive MIMO:Massive Multiple Input Multiple Output)、全二重(In-band Full Duplex)、非直交多重接続(NOMA:Non-Orthogonal Multiple Access)、超広帯域(Super wideband)支援、端末ネットワーキング(Device Networking)など、多様な技術が研究されている。
本明細書はランダムアクセス手続きを通じてEDTに対する要請を提供することを目的とする。
また、本明細書はメッセージ3に対する最大TBSより小さいTBSを用いて前記メッセージ3を送受信する方法を提供することをその目的とする。
また、本明細書は小さいTBSに対する反復回数を決定する方法を提供することをその目的とする。
本発明で達成しようとする技術的課題は以上で言及した技術的課題に制限されず、 言及しない更に他の技術的課題は以下の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解できるはずである。
本明細書は、無線通信システムにおけるランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行する方法を提供する。
より具体的に、端末により遂行される方法は、メッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを基地局から受信するステップ、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSであり、前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を用いて前記基地局に転送するステップ、前記メッセージ3に対するUL grantを含むメッセージ2を前記基地局から受信するステップ、前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて前記メッセージ3に対する反復回数(repetition number)を決定するステップ、及び前記反復回数だけ前記メッセージ3を前記基地局に転送するステップを含むことを特徴とする。
また、本明細書で、前記メッセージ1、前記メッセージ2、及び前記メッセージ3は、前記ランダムアクセス手続きで前記基地局と送受信されることを特徴とする。
また、本明細書で前記メッセージ3は特定CE(coverage enhancement)レベルに対応することを特徴とする。
また、本明細書で前記方法は前記第1情報が前記第2のTBSに対する選択が許容されるように設定された場合、少なくとも1つの第2のTBSを含む第2のTBSサブセット(subset)に対する第3情報を前記基地局から受信するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本明細書で前記方法は前記第2のTBSサブセットで特定の第2のTBSを選択するステップをさらに含み、かつ前記メッセージ3は前記特定の第2のTBSに対する反復回数によって転送されることを特徴とする。
また、本明細書で前記特定の第2のTBSに対する反復回数は、前記UL grantにより設定されたメッセージ3に対する反復回数、前記第1のTBSの値及び前記特定の第2のTBSの値に基づいて決定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記特定の第2のTBSの値は前記第1のTBSの値に基づいて決定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記メッセージ3が転送される周波数領域の資源と時間領域の開始位置はTBSに関係なく、一定であることを特徴とする。
また、本明細書で前記EDTに対する要請はCEレベルまたはRSRP(reference signal received power)のうち、少なくとも1つに基づいて決定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記EDTに対する要請は前記CEレベルに対応するキャリア(carrier)上で前記基地局に転送されることを特徴とする。
また、本明細書で前記方法はType-2 CSS(common search space)で物理ダウンリンク制御チャンネル(physical downlink control channel)をモニタリングするステップ、及び前記物理ダウンリンク制御チャンネルに基づいてメッセージ4を前記基地局から受信するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本明細書で前記EDTに対する要請はNPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別されることを特徴とする。
また、本明細書で前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことを特徴とする。
また、本明細書で前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示されることを特徴とする。
また、本明細書で前記方法は前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一であるか否かを確認するステップ、及び前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一な場合、前記EDTに対する要請が拒絶されたことを識別するステップをさらに含むことを特徴とする。
また、本明細書は無線通信システムにおけるランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行する端末において、無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)モジュール、及び前記RFモジュールを制御するプロセッサを含み、前記プロセッサは、メッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを基地局から受信し、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSであり、前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を用いて前記基地局に転送し、前記メッセージ3に対するUL grantを含むメッセージ2を前記基地局から受信し、前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて前記メッセージ3に対する反復回数(repetition number)を決定し、及び前記反復回数だけ前記メッセージ3を前記基地局に転送するように設定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記プロセッサは、前記第1情報が前記第2のTBSに対する選択が許容されるように設定された場合、少なくとも1つの第2のTBSを含む第2のTBSサブセット(subset)に対する第3情報を前記基地局から受信するように設定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記プロセッサは、前記第2のTBSサブセットで特定の第2のTBSを選択し、前記メッセージ3が前記特定の第2のTBSに対する反復回数によって転送されるように設定されることを特徴とする。
また、本明細書で前記特定の第2のTBSに対する反復回数は前記UL grantにより設定されたメッセージ3に対する反復回数、前記第1のTBSの値、及び前記特定の第2のTBSの値に基づいて決定されることを特徴とする。
本明細書は、ランダムアクセス手続きを通じてEDTに対する要請を提供することによって、端末のバッテリー消耗を減らすことができる効果がある。
本発明で得ることができる効果は以上で言及した効果に制限されず、言及しない更に他の効果は以下の記載から本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者に明確に理解できるはずである。
本発明に関する理解を助けるために詳細な説明の一部に含まれる添付図面は本発明に対する実施形態を提供し、詳細な説明と共に本発明の技術的特徴を説明する。
LTE無線フレーム構造の一例を示した図である。 ダウンリンクスロットに対する資源グリッドの一例を示した図である。 ダウンリンクサブフレーム構造の一例を示す。 アップリンクサブフレーム構造の一例を示す。 フレーム構造類型1の一例を示す。 フレーム構造類型2の更に他の一例を示した図である。 ランダムアクセスシンボルグループの一例を示す。 NPRACH資源構成の一例を示す。 MACヘッダ及びMAC RARを含むMAC PDUの一例を示す。 E/T/RAPID MAC subheaderの一例を示す。 E/T/R/R/BI MAC subheaderの一例を示す。 NB-IoT UEに対するMAC RARの一例を示す。 本明細書で提案するMACヘッダ及びMAC RARを含む新たなMAC PDUの一例を示す。 本明細書で提案するEDTのためのMACヘッダ及びMAC RARを含む新たなMAC PDUの一例を示す。 本明細書で提案するNPUSCHの反復転送の一例を示した図である。 本明細書で提案する方法が適用できるEDT過程の一例を示した図である。 本明細書で提案する方法を遂行するための端末動作の一例を示した順序図である。 本明細書で提案する方法を遂行するための端末動作の更に他の一例を示した順序図である。 は本明細書で提案する方法を遂行するための基地局動作の一例を示した順序図である。 本明細書で提案する方法が適用できる無線通信装置のブロック構成図を例示する。 本明細書で提案する方法が適用できる無線通信装置のブロック構成図の更に他の例示である。
以下、本発明に従う好ましい実施形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。添付した図面と共に以下に開示される詳細な説明は、本発明の例示的な実施形態を説明しようとするものであり、本発明が実施できる唯一の実施形態を示そうとするものではない。以下の詳細な説明は、本発明の完全な理解を提供するために、具体的な細部事項を含む。しかしながら、当業者は本発明がこのような具体的な細部事項無しでも実施できることが分かる。
幾つかの場合、本発明の概念が曖昧になることを避けるために公知の構造及び装置は省略されるか、または各構造及び装置の核心機能を中心としたブロック図形式に図示できる。
本明細書で、基地局は端末と直接的に通信を遂行するネットワークの終端ノード(terminal node)としての意味を有する。本文書で、基地局により遂行されるものとして説明された特定動作は、場合によっては、基地局の上位ノード(upper node)により遂行されることもできる。即ち、基地局を含む多数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークで、端末との通信のために遂行される多様な動作は基地局または基地局の以外の他のネットワークノードにより遂行できることは自明である。‘基地局(BS:Base Station)’は、固定局(fixed station)、Node B、eNB(evolved-NodeB)、BTS(base transceiver system)、アクセスポイント(AP:Access Point)、gNB(general NB)などの用語により取替できる。また、‘端末(Terminal)’は固定されるか、または移動性を有することができ、UE(User Equipment)、MS(Mobile Station)、UT(user terminal)、MSS(Mobile Subscriber Station)、SS(Subscriber Station)、AMS(Advanced Mobile Station)、WT(Wireless terminal)、MTC(Machine-Type Communication)装置、M2M(Machine-to-Machine)装置、D2D(Device-to-Device)装置などの用語に取替できる。
以下、ダウンリンク(DL:downlink)は基地局から端末への通信を意味し、アップリンク(UL:uplink)は端末から基地局への通信を意味する。ダウンリンクで、送信機は基地局の一部であり、受信機は端末の一部でありうる。アップリンクで、送信機は端末の一部であり、受信機は基地局の一部でありうる。
以下の説明で使われる特定用語は本発明の理解を助けるために提供されたものであり、このような特定用語の使用は本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で異なる形態に変更できる。
以下の技術は、CDMA(code division multiple access)、FDMA(frequency division multiple access)、TDMA(time division multiple access)、OFDMA(orthogonal frequency division multiple access)、SC-FDMA(single carrier frequency division multiple access)、NOMA(non-orthogonal multiple access)などの多様な無線接続システムに利用できる。CDMAは、UTRA(universal terrestrial radio access)やCDMA2000のような無線技術(radio technology)で具現できる。TDMAは、GSM(global system for mobile communications)/GPRS(general packet radio service)/EDGE(enhanced data rates for GSM evolution)のような無線技術で具現できる。OFDMAは、IEEE 802.11(WiFi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802-20、E-UTRA(evolved UTRA)などの無線技術で具現できる。UTRAは、UMTS(universal mobile telecommunications system)の一部である。3GPP(3rd generation partnership project)LTE(longterm evolution)は、E-UTRAを使用するE-UMTS(evolved UMTS)の一部であって、ダウンリンクでOFDMAを採用し、アップリンクでSC-FDMAを採用する。LTE-A(advanced)は3GPP LTEの進化である。
本発明の実施形態は無線接続システムであるIEEE 802、3GPP、及び3GPP2のうち、少なくとも1つに開示された標準文書により裏付けられる。即ち、本発明の実施形態のうち、本発明の技術的思想を明確に示すために説明しないステップまたは部分は前記文書により裏付けられる。また、本文書で開示している全ての用語は前記標準文書により説明できる。
説明を明確にするために、3GPP LTE/LTE-Aを中心として技術するが、本発明の技術的特徴がこれに制限されるものではない。
システム一般
図1は、LTE無線フレーム構造の一例を示した図である。
図1において、無線フレームは、10個のサブフレームを含む。サブフレームは、時間領域で2個のスロット(slot)を含む。1つのサブフレームを送信するための時間は、送信時間間隔(transmission time interval:TTI)として定義される。例えば、1つのサブフレームは、1ミリ秒(millisecond、ms)の長さを有することができ、1つのスロットは、0.5msの長さを有することができる。1つのスロットは、時間領域で複数のOFDM(orthogonal frequency division multiplexing)シンボルを含む。3GPP LTEは、下向きリンクでOFDMAを用いるので、OFDMシンボルは、1つのシンボル周期(symbol period)を表すためのものである。OFDMシンボルは、さらに、SC−FDMAシンボルまたはシンボル周期と称されることもできる。資源ブロック(resource block:RB)は、資源割当単位であり、1つのスロットで複数の連続した副搬送波(subcarrier)を含む。前記無線フレームの構造は、例示的なものである。したがって、無線フレームに含まれるサブフレームの個数、またはサブフレームに含まれるスロットの個数、あるいはスロットに含まれるOFDMシンボルの個数は、様々な方式で修正されることができる。
図2は、下向きリンクスロットに対する資源グリッドの一例を示した図である。
図2において、下向きリンクスロットは、時間領域で複数のOFDMシンボルを含む。本明細書においては、1つの例として、1つの下向きリンクスロットが7個のOFDMシンボルを含み、1つの資源ブロック(RB)が周波数領域で12個の副搬送波を含むことと述べられる。しかし、本発明は、前記例に制限されるものではない。資源グリッドの各要素は、資源要素(resource element:RE)と称される。1つのRBは、12×7 REを含む。下向きリンクスロットに含まれるRBの個数のNDLは、下向きリンク送信帯域幅によって変わる。上向きリンクスロットの構造は、下向きリンクスロットの構造と同様でありうる。
図3は、下向きリンクサブフレーム構造の一例を示す。
図3において、サブフレーム内で1番目のスロットの前半部に位置した最大3個のOFDMシンボルが制御チャネルが割り当てられる制御領域(control region)である。残りのOFDMシンボルは、PDSCHが割り当てられるデータ領域(data region)に該当する。3GPP LTEで使用される下向きリンク制御チャネルの例は、PCFICH(physical control format indicator channel)、PDCCH(physical downlink control channel)、PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel)などを含む。PCFICHは、サブフレームの1番目のOFDMシンボルで送信され、サブフレーム内で制御チャネルの送信に使用されるOFDMシンボルに関する情報を運ぶ。PHICHは、上向きリンク送信に対する応答であり、HARQ ACK(acknowledgment)/NACK(negative−acknowledgment)信号を運ぶ。PDCCHを介して送信される制御情報は、下向きリンク制御情報(downlink control information:DCI)と称される。DCIは、上向きリンクまたは下向きリンクスケジューリング情報を含むか、または任意のUEグループに対する上向きリンク送信(Tx)電力制御命令を含む。
PDCCHは、DL−SCH(downlink shared channel)の送信フォーマット(transport format)と資源割当、UL−SCH(uplink shared channel)の資源割当情報、PCH(paging channel)に対するページング情報、DL−SCHに対するシステム情報、PDSCH上で送信されるランダムアクセス応答(random access response)のような上位階層制御メッセージの資源割当、任意(arbitrary)UEグループ内で個別UEに対するTx電力制御命令のセット、VoIP(voice over IP)のTx電力制御命令、活性化などを運ぶことができる。制御領域内で複数のPDCCHが送信され得る。UEは、複数のPDCCHをモニタリングできる。PDCCHは、1つまたはいくつかの連続的なCCE(control channel element)などの集成(aggregation)上で送信される。CCEは、PDCCHに無線チャネルの状態に基づいたコーディング率(coding rate)を提供するのに使用される論理的割当単位(logical allocation unit)である。CCEは、複数の資源要素グループ(resource element group)に該当する。PDCCHのフォーマットと可用PDCCHのビット個数は、CCEの個数とCCEにより提供されるコーディング率間の相関度によって決定される。BSがUEに送信されるDCIによってPDCCHフォーマットを決定し、制御情報にCRC(cyclic redundancy check)を付着する。CRCは、PDCCHの所有者または使用によって固有な識別子(RNTI(radio network temporary identifier)と称される)にマスキングされる。仮に、PDCCHが特定UEに対するものであれば、そのUEに対する固有な識別子(例えば、C−RNTI(cell−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。他の例として、仮に、PDCCHがページングメッセージに対するものであれば、ページング指示子識別子(例えば、P−RNTI(paging−RNTI))がCRCにマスキングされ得る。仮に、PDCCHがシステム情報(さらに具体的に、後述するシステム情報ブロック(systeminformationblock、SIB)に対するものであれば、システム情報識別子とシステム情報RNTI(SI−RNTI)がCRCにマスキングされ得る。UEのランダムアクセスプリアンブルの送信に対する応答であるランダムアクセス応答を指示するために、ランダムアクセス−RNTI(RA−RNTI)がCRCにマスキングされ得る。
図4は、上向きリンクサブフレーム構造の一例を示す。
図4において、上向きリンクサブフレームは、周波数領域で制御領域とデータ領域とに区分されることができる。制御領域には、上向きリンク制御情報を運搬するための物理上向きリンク制御チャネル(PUCCH)が割り当てられる。データ領域には、ユーザデータを運搬するための物理上向きリンク共有チャネル(PUSCH:Physical Uplink Shared Channel)が割り当てられる。単一搬送波特性を維持するために、1つのUEは、同時にPUCCH及びPUSCHを送信しない。1つのUEに対するPUCCHは、サブフレーム内のRB対に割り当てられる。RB対に属するRBは、各々2個のスロットで相違した副搬送波を占有する。これは、PUCCHに割り当てられたRB対がスロット境界で周波数ホッピング(frequency−hopped)されると呼ばれる。
以下、LTEフレーム構造についてより具体的に説明する。
LTE仕様(specification)を介して、全体において異なるように言及しない限り、時間領域における様々なフィールドの大きさは、
Figure 0006900472
秒の時間単位の数で表現される。
下向きリンク及び上向きリンク送信は、
Figure 0006900472
のデュレーション(duration)を有する無線フレームで組織化される。2個の無線フレーム構造が支援される。
・類型(type)1:FDDに適用可能
・類型2、TDDに適用可能
フレーム構造の類型(frame structure type)1
フレーム構造の類型1は、全二重(full duplex)及び半二重(half duplex)FDDの両方に適用することができる。各無線フレームは、
Figure 0006900472
長さであり、
Figure 0006900472
である20個のスロットで構成され、0から19までナンバリングされる。サブフレームは、2個の連続するスロットで定義され、サブフレーム
Figure 0006900472
は、スロット
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
からなる。
FDDの場合、10個のサブフレームが下向きリンク送信に利用可能であり、10個のサブフレームが10ms毎の間隔で上向きリンク送信のために利用可能である。
上向きリンク及び下向きリンク送信は、周波数領域で分離される。半二重FDD動作において、UEは、同時に送信及び受信できないことに対し、全二重FDDではそのような制限がない。
図5は、フレーム構造の類型1の一例を示す。
フレーム構造の類型2
フレーム構造の類型2は、FDDに適用可能である。長さ
Figure 0006900472
のそれぞれの無線フレームの長さは、各々
Figure 0006900472
の2個のハーフ−フレーム(half−frames)からなる。それぞれのハーフ−フレームは、長さ
Figure 0006900472
の5個のサブフレームからなる。支援される上向きリンク−下向きリンク構成が表2に挙げられ、ここで、無線フレーム内の各サブフレームに対して、「D」は、サブフレームが下向きリンク送信のために留保されたこと(reserved)を表し、「U」は、サブフレームが上向きリンク送信のために留保されたことを表し、「S」は、下向きリンクパイロット時間スロット(downlink pilot time slot:DwPTS)、保護周期(guard period:GP)、及び上向きリンクパイロット時間スロット(uplink pilot time slot:UpPTS)の3個のフィールドを有する特殊サブフレームを表す。総長さ
Figure 0006900472
と同じDwPTS、GP、及びUpPTS前提下でDwPTS及びUpPTSの長さは、表1により提供される。それぞれのサブフレームiは、それぞれのサブフレーム内の長さが
Figure 0006900472
である2個のスロット、
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
として定義される。
5ms及び10msの両方の下向きリンクから上向きリンクへの切換−地点周期性(switch−point periodicity)を有する上向きリンク−下向きリンク構成が支援される。5msの下向きリンクから上向きリンクへの切換ポイント周期性の場合、特殊サブフレーム(the special subframe)が2個のハーフ−フレーム(half−frames)の両方に存在する。10msの下向きリンクから上向きリンクへの切換ポイント周期性の場合、前記特殊サブフレームが1番目のハーフフレームにのみ存在する。サブフレーム0と5及びDwPTSは、いつも下向きリンク送信のために留保される。UpPTS及び前記特殊サブフレームにすぐに後続するサブフレームは、いつも上向きリンク送信のために予約(reserve)される。
図6は、フレーム構造の類型2のさらに他の一例を示した図である。
表1は、特殊サブフレームの構成の一例を表す。
Figure 0006900472
表2は、上向きリンク−下向きリンク構成の一例を表す。
Figure 0006900472
NB−IoT
NB−IoT(narrowband−internet of things)は、low complexity、low cost deviceを支援するための標準であって、既存のLTE device等と比較して相対的に簡単な動作のみを行うように定義されている。NB−IoTは、LTEの基本構造にしたがうが、下記に定義された内容を基準に動作する。仮りに、NB−IoTがLTEのchannelやsignalをreuseする場合には、既存のLTEで定義された標準にしたがうことができる。
上向きリンク(Uplink)
次のような狭帯域物理チャネルが定義される。
・狭帯域物理上向きリンク共有チャネル、NPUSCH(Narrowband Physical Uplink Shared Channel)
・狭帯域物理ランダムアクセスチャネル、NPRACH(Narrowband Physical Random Access Channel)
次のような上向きリンク狭帯域物理信号が定義される。
・狭帯域復調参照信号(Narrowband demodulation reference signal)
副搬送波
Figure 0006900472
側面で上向きリンク帯域幅、及びスロットデュレーション
Figure 0006900472
は、下記の表3として与えられる。
表3は、NB−IoTパラメータの一例を表す。
Figure 0006900472
単一アンテナポート
Figure 0006900472
は、全ての上向きリンク送信に対して使用される。
資源ユニット(Resource unit)
NPUSCHと資源要素のマッピングを説明するのに資源ユニットが使用される。資源ユニットは、時間領域で
Figure 0006900472
の連続するシンボルで定義され、周波数領域で
Figure 0006900472
の連続する副搬送波で定義され、ここで、
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
は、表4として与えられる。
表4は、
Figure 0006900472

Figure 0006900472
、及び
Figure 0006900472
の支援される組み合わせ等の一例を表す。
Figure 0006900472
狭帯域上向きリンク共有チャネル(NPUSCH:Narrowband uplink Shared Channel)
狭帯域物理上向きリンク共有チャネルが2個のフォーマットで支援される:
・UL−SCHを運搬するのに使用されるNPUSCHフォーマット1
・上向きリンク制御情報を運搬するのに使用されるNPUSCHフォーマット2
TS 36.211の5.3.1節によってスクランブリングは行われる。スクランブリングシーケンス生成器(scrambling sequence generator)は、
Figure 0006900472
に初期化され、ここで、
Figure 0006900472
は、コードワード送信の1番目のスロットである。NPUSCH繰り返しの場合、スクランブリングシーケンスは、繰り返し送信のために使用された、各々、1番目のスロット及びフレームとして設定された
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
で全ての
Figure 0006900472
コードワード送信以後に、上記の数式によって再初期化される。quantity
Figure 0006900472
は、TS 36.211の10.1.3.6節により提供される。
表5は、狭帯域物理上向きリンク共有チャネルに対して適用可能な変調マッピングを特定する。
Figure 0006900472
NPUSCHは、3GPP TS 36.213の節により提供されるような、1つ以上の資源ユニット
Figure 0006900472
にマッピングされることができ、これらの各々は、
Figure 0006900472
回送信される。
3GPP TS 36.213で規定された送信電力
Figure 0006900472
にしたがうために、複素−値シンボルのブロック
Figure 0006900472
が大きさスケーリング要素
Figure 0006900472
とかけられ、NPUSCHの送信のために割り当てられた副搬送波にz(0)で始めるシーケンスでマッピングされる。送信のために割り当てられ、参照信号等の送信に使用されない副搬送波に対応する資源要素
Figure 0006900472
へのマッピングは、割り当てられた資源ユニットの1番目のスロットから始めてインデックス
Figure 0006900472
、以後、インデックス
Figure 0006900472
の増加順序となる。
Figure 0006900472
スロットマッピング以後に、
Figure 0006900472
の下のスロットへのマッピングを続ける以前に、
Figure 0006900472
スロットが
Figure 0006900472
追加的な(additional)回数で繰り返され、ここで、数式1は、
Figure 0006900472
Figure 0006900472
スロットへのマッピングまたはマッピングの繰り返しがNPRACH−ConfigSIB−NBによって任意の構成されたNPRACH資源と重なる資源要素を含めば、重なった
Figure 0006900472
スロットのNPUSCH送信は、次の
Figure 0006900472
スロットが任意の構成されたNPRACH資源と重ならないまで延期される。
Figure 0006900472
)のマッピングは、
Figure 0006900472
スロットが送信されるまで繰り返される。256・30720T時間単位のNPRACHによる送信及び/又は延期等(postponements)以後、NPUSCH送信が延期される場合、
Figure 0006900472
時間単位のギャップ(gap)が挿入される。ギャップと一致するNPRACHによる延期部分は、ギャップの一部としてカウントされる。
上位階層パラメータnpusch−AllSymbolsが偽(false)に設定されれば、srs−SubframeConfigによってSRSで構成されたシンボルと重なるSC−FDMAシンボルの資源要素は、NPUSCHマッピングとして計算されるが、NPUSCHの送信のためには使用されない。上位階層パラメータnpusch−AllSymbolsが真(true)に設定されれば、全てのシンボルが送信される。
UL−SCHデータ無しでNPUSCHを介しての上向きリンク制御情報(Uplink control information on NPUSCH without UL−SCH data)
HARQ−ACK
Figure 0006900472
の1ビット情報は、表6によって符号化され、ここで、肯定応答に対して
Figure 0006900472
であり、不正応答に対して
Figure 0006900472
である。
表6は、HARQ−ACKコードワード等の一例を表す。
Figure 0006900472
電力制御(Power control)
サービングセルに対するNB−IoT ULスロットiにおいてNPUSCH送信のためのUE送信電力は、下記の数式2及び3のように提供される。
割り当てられたNPUSCH RU等の繰り返し回数が2より大きい場合、
Figure 0006900472
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
は、サービングセルcに対してNB−IoT ULスロットiで3GPP TS 36.101に定義されて構成されたUE送信電力である。
Figure 0006900472
は、3.75kHz副搬送波間隔に対しては{1/4}であり、15kHz副搬送波間隔に対しては{1、3、6、12}である。
Figure 0006900472
は、サービングセルcに対して、上位階層から提供された成分
Figure 0006900472
とj=1に対して上位階層により提供される成分
Figure 0006900472
の合計からなり、ここで、
Figure 0006900472
である。動的スケジューリングされた承認(grant)に対応するNPUSCH(再)送信に対して、
Figure 0006900472
であり、ランダムアクセス応答承認に対応するNPUSCH(再)送信に対しては、
Figure 0006900472
である。
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
であり、ここで、パラメータpreambleInitialReceivedTargetPower
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
は、サービングセルcに対して上位階層からシグナリングされる。
Figure 0006900472
に対し、NPUSCHフォーマット2に対して、
Figure 0006900472
;NPUSCHフォーマット1に対して、
Figure 0006900472
がサービングセルcに対して上位階層により提供される。
Figure 0006900472
に対し、
Figure 0006900472
である。
Figure 0006900472
サービングセルcに対してUEにおいてdBで計算された下向きリンク経路損失推定であり、
Figure 0006900472
=nrs−Power+nrs−PowerOffsetNonAnchor−上位階層フィルタリングされたNRSRPであり、ここで、nrs−Powerは、上位階層及び3GPP 36.213の下位節16.2.2により提供され、nrs−powerOffsetNonAnchorは、上位階層により提供されないと、ゼロに設定され、NRSRPは、サービングセルcに対して3GPP TS 36.214で定義され、上位階層フィルター構成は、サービングセルcに対して3GPP TS 36.331で定義される。
UEがサービングセルcに対してNB−IoT ULスロットiでNPUSCHを送信すれば、電力ヘッドルームは、下記の数式4を用いて計算される。
Figure 0006900472
フォーマット1 NPUSCHを送信するためのUE手順(UE procedure for transmitting format 1 NPUSCH)
UEのためのNB−IoT DLサブフレーム
Figure 0006900472
で終わるDCIフォーマットN0を有するNPDCCHの与えられたサービングセルでの検出の際、UEは、
Figure 0006900472
DLサブフレームの終わりで、NPDCCH情報に応じて
Figure 0006900472
であるN個の連続NB−IoT ULスロット
Figure 0006900472
で、NPUSCHフォーマット1を使用して対応するNPUSCH送信を行い、ここで、
サブフレームnは、NPDCCHが送信される最後のサブフレームであり、NPDCCH送信の開始サブフレーム及び対応するDCIのDCIサブフレーム繰り返し番号フィールドから決定され、そして、
Figure 0006900472
であり、ここで、
Figure 0006900472
の値は、対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定され、
Figure 0006900472
の値は、対応するDCIの資源割当フィールドにより決定され、
Figure 0006900472
の値は、当該DCIで割り当てられた副搬送波の数に対応する資源ユニットのNB−IoT ULスロットの数である。
Figure 0006900472
は、サブフレーム
Figure 0006900472
の終了後に始める1番目のNB−IoT ULスロットである。
Figure 0006900472
の値は、表7によって対応するDCIのスケジューリング遅延フィールド(scheduling delay field)(
Figure 0006900472
)により決定される。
表7は、DCIフォーマットN0に対するk0の一例を表す。
Figure 0006900472
NPUSCH送信のための上向きリンクDCIフォーマットN0の資源割当情報は、スケジューリングされたUEに指示される。
・対応するDCIの副搬送波指示フィールドにより決定される資源ユニットの連続的に割り当てられた副搬送波(
Figure 0006900472
)のセット
・表9による対応するDCIの資源割当フィールドにより決定された複数の資源ユニット(
Figure 0006900472

・表10による対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定される繰り返し回数(
Figure 0006900472
)。
NPUSCH送信の副搬送波間隔Δfは、3GPP TS 36.213の下位節16.3.3によって狭帯域ランダムアクセス応答承認(Narrowband Random Access Response Grant)の上向きリンク副搬送波間隔フィールドにより決定される。
副搬送波間隔Δf=3.75kHzを有するNPUSCH送信の場合、
Figure 0006900472
であり、ここで、
Figure 0006900472
は、DCIの副搬送波指示フィールドである。
副搬送波間隔Δf=15kHzを有するNPUSCH送信の場合、DCIの副搬送波指示フィールド(
Figure 0006900472
)は、表8によって連続的に割り当てられた副搬送波のセット(
Figure 0006900472
)を決定する。
表8は、Δf=15kHzを有するNPUSCHに対して割り当てられる副搬送波の一例を表す。
Figure 0006900472
表9は、NPUSCHに対する資源ユニットの個数の一例を表す。
Figure 0006900472
表10は、NPUSCHに対する繰り返し回数の一例を表す。
Figure 0006900472
復調参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)
Figure 0006900472
に対する参照信号シーケンス
Figure 0006900472
は、下記の数式5により定義される。
Figure 0006900472
ここで、バイナリシーケンス
Figure 0006900472
は、TS 36.211の7.2により定義され、NPUSCH送信開始時に
Figure 0006900472
に初期化されなければならない。値
Figure 0006900472
は、表1−11により提供され、ここで、NPUSCHフォーマット1に対してグループホッピングがイネーブルされなければ、NPUSCHフォーマット2に対して
Figure 0006900472
であり、NPUSCHフォーマット1に対してグループホッピングがイネーブルされれば、3GPP TS 36.211の10.1.4.1.3節により提供される。
表11は、
Figure 0006900472
の一例を表す。
Figure 0006900472
NPUSCHフォーマット1に対する参照信号シーケンスは、下記の数式6により提供される。
Figure 0006900472
NPUSCHフォーマット2に対する参照信号シーケンスは、下記の数式7により提供される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
with
Figure 0006900472
により選択されたシーケンスインデックスを有する3GPP TS 36.211の表5.5.2.2.1−2として定義される。
Figure 0006900472
に対する参照信号シーケンス
Figure 0006900472
は、下記の数式8によって基底シーケンスの循環遷移
Figure 0006900472
により定義される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
に対して表10.1.4.1.2−1により提供され、
Figure 0006900472
に対して表12により提供され、
Figure 0006900472
に対して表13により提供される。
グループホッピングがイネーブルされなければ、基底シーケンスインデックス
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472

Figure 0006900472
、及び
Figure 0006900472
の各々に対して上位階層パラメータthreeTone−BaseSequence、sixTone−BaseSequence、及びtwelveTone−BaseSequenceにより提供される。上位階層によりシグナリングされなければ、基底シーケンスは、下記の数式9により提供される。
Figure 0006900472
グループホッピングがイネーブルされれば、基底インデックス
Figure 0006900472
は、3GPP TS 36.211の10.1.4.1.3節により提供される。
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
に対する循環遷移は、表14で定義されたように、上位階層パラメータが各々threeTone−CyclicShift及びsixTone−CyclicShiftから導かれる。
Figure 0006900472
に対して、
Figure 0006900472
である。
表12は、
Figure 0006900472
に対する
Figure 0006900472
の一例を表した表である。
Figure 0006900472
表13は、
Figure 0006900472
に対する
Figure 0006900472
のさらに他の一例を表した表である。
Figure 0006900472
表14は、αの一例を表した表である。
Figure 0006900472
NPUSCHフォーマット1に対する参照信号のために、シーケンス−グループホッピングがイネーブルされ得るし、ここで、スロット
Figure 0006900472
のシーケンス−グループナンバー
Figure 0006900472
は、下記の数式10によってグループホッピングパターン
Figure 0006900472
及びシーケンス−遷移パターン
Figure 0006900472
により定義される。
Figure 0006900472
ここで、各資源ユニットの大きさに対して利用可能な参照信号シーケンス等の個数、
Figure 0006900472
は、表15により提供される。
表15は、
Figure 0006900472
の一例を表す。
Figure 0006900472
シーケンス−グループホッピングは、上位階層により提供されるセル−特定パラメータgroupHoppingEnabledによりイネーブルされるか、またはディセーブルされる。NPUSCHに対するシーケンスグループホッピングは、NPUSCH送信が競争基盤ランダムアクセス手順の一部として同じ送信ブロック(transport block)の再送信またはランダムアクセス応答承認に対応しない限り、セル基盤でイネーブルされるにもかかわらず、上位−階層パラメータgroupHoppingDisabledを介して特定UEに対してディセーブルされることができる。
グループホッピングパターン
Figure 0006900472
は、下記の数式11により提供される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
に対し
Figure 0006900472
であり、
Figure 0006900472
は、資源ユニットの1番目のスロットのスロット番号である。疑似−ランダムシーケンス
Figure 0006900472
は、7.2節により定義される。疑似−ランダムシーケンス生成器は、
Figure 0006900472
に対して資源ユニットの開始で、そして、
Figure 0006900472
に対して偶数スロット毎に
Figure 0006900472
として初期化される。
シーケンス−遷移パターン
Figure 0006900472
は、下記の数式12により提供される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
は、上位−階層パラメータgroupAssignmentNPUSCHにより提供される。値がシグナリングされなければ、
Figure 0006900472
である。
シーケンス
Figure 0006900472
は、大きさスケーリング因子
Figure 0006900472
でかけられなければならず、副−搬送波に
Figure 0006900472
で始めるシーケンスとしてマッピングされなければならない。
マッピングプロセスで使用される副−搬送波のセットは、3GPP 36.211の10.1.3.6節に定義された対応するNPUSCH送信と同様でなければならない。
資源要素
Figure 0006900472
へのマッピングは、1番目が
Figure 0006900472
、以後
Figure 0006900472
、及び最後にスロットナンバーの増加順序とならなければならない。スロット内のシンボルインデックス
Figure 0006900472
の値が表16として提供される。
表16は、NPUSCHに対する復調参照信号位置の一例を表す。
Figure 0006900472
SF−FDMA基底帯域信号生成
Figure 0006900472
に対して、スロット内のSC−FDMAシンボル
Figure 0006900472
の時間−連続信号
Figure 0006900472

Figure 0006900472
により代替される値
Figure 0006900472
で5.6節により定義される。
Figure 0006900472
に対して、上向きリンクスロット内のSC−FDMAシンボル
Figure 0006900472
の副−搬送波インデックスに対するとき間−連続信号
Figure 0006900472
は、数式13により定義される。
Figure 0006900472
Figure 0006900472
に対し、ここで、
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
に対するパラメータが表17として提供され、
Figure 0006900472
は、シンボル
Figure 0006900472
の変調値であり、位相回転
Figure 0006900472
は、下記の数式14により定義される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
は、送信開始時にリセットされるシンボルカウンターであり、送信の間、各シンボルに対して増加される。
表17は、
Figure 0006900472
に対するSC−FDMAパラメータの一例を表す。
Figure 0006900472
スロット内のSC−FDMAシンボルは、
Figure 0006900472
で始めて、
Figure 0006900472
の増加順序で送信されなければならず、ここで、SC−FDMAシンボル
Figure 0006900472
は、スロット内の時間
Figure 0006900472
から始める。
Figure 0006900472
に対して、
Figure 0006900472
内の残余
Figure 0006900472
は、送信されずに、ガード区間(guard period)のために使用される。
狭帯域物理ランダムアクセスチャネル(NPRACH:Narrowband Physical Random Access Channel)
物理階層ランダムアクセスプリアンブルは、単一−副搬送波周波数−ホッピングシンボルグループに基づく。シンボルグループは、図1−8のランダムアクセスシンボルグループで図示され、長さが
Figure 0006900472
である循環プレフィックス(cyclic prefix)と全体長さが
Figure 0006900472
である5個の同じシンボルのシーケンスからなる。パラメータ値は、表18に挙げられている。パラメータ値は、表18のランダムアクセスプリアンブルパラメータで挙げられる。
図7は、ランダムアクセスシンボルグループの一例を示す。
表18は、ランダムアクセスプリアンブルパラメータの一例を表す。
Figure 0006900472
ギャップ(gap)無しで送信される4個のシンボルグループからなるプリアンブルは、
Figure 0006900472
回送信される。
MAC階層によりトリガリングされれば、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、特定時間及び周波数領域に限定される。
上位階層により提供されるNPRACH構成には、次が含まれる。
NPRACH資源周期
Figure 0006900472
(nprach−Periodicity)、
NPRACHに割り当てられた1番目の副搬送波の周波数位置
Figure 0006900472
(nprach−SubcarrierOffset)、
NPRACHに割り当てられた副搬送波の数
Figure 0006900472
(nprach−NumSubcarriers)、
競争基盤NPRACHランダムアクセスに割り当てられた開始副−搬送波の数
Figure 0006900472
(nprach−NumCBRA−StartSubcarriers)、
試み(attempt)当たり、NPRACH繰り返し回数
Figure 0006900472
(nprach−StartTime)、
NPRACH開始時間
Figure 0006900472
(nprach−StartTime)、
多重トーンmsg3送信に対するUE支援の指示のために予約されたNPRACH副搬送波範囲のための開始副搬送波インデックスを計算するための部分(fraction)
Figure 0006900472
(nprach−SubcarrierMSG3−RangeStart)。
NPRACH送信は、
Figure 0006900472
を満たす無線フレームの開始以後に、単に
Figure 0006900472
時間ユニットを始めることができる。
Figure 0006900472
時間ユニットの送信以後に、
Figure 0006900472
時間ユニットのギャップが挿入される。
Figure 0006900472
であるNPRACH構成は有効でない。
競争基盤ランダムアクセスに割り当てられたNPRACH開始副搬送波は、2つのセットの副搬送波、
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
に分割され、ここで存在するならば2番目のセットは、多重−トーンmsg3送信のためのUE支援(support)を指示する。
NPRACH送信の周波数位置は、
Figure 0006900472
副−搬送波内で制約される。周波数ホッピングは12副搬送波内で使用され、ここで、
Figure 0006900472
シンボルグループの周波数位置は、
Figure 0006900472
により提供され、ここで、
Figure 0006900472
であり、そして、数式15は、
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
を有する
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
からMAC階層により選択された副搬送波であり、疑似ランダムシーケンス
Figure 0006900472
は、GPP TS 36.211の7.2節により提供される。疑似ランダムシーケンス生成器は、
Figure 0006900472
に初期化される。
シンボルグループ
Figure 0006900472
に対するとき間−連続ランダムアクセス信号
Figure 0006900472
は、下記の数式16により定義される。
Figure 0006900472
ここで、
Figure 0006900472
であり。
Figure 0006900472
は、3GPP TS 36.213の16.3.1節で規定された送信電力
Figure 0006900472
にしたがうための大きさスケーリング要素であり、
Figure 0006900472

Figure 0006900472
は、ランダムアクセスプリアンブルと上向きリンクデータ送信との間の副搬送波間隔の差を説明し、パラメータ
Figure 0006900472
により制御される周波数領域の位置は、3GPP TS 36.211の10.1.6.1節で導かれる。変数
Figure 0006900472
は、表19により提供される。
表19は、ランダムアクセス基底帯域パラメータの一例を表す。
Figure 0006900472
下向きリンク(Downlink)
下向きリンク狭帯域物理チャネルは、上位階層から発生した情報を運搬する資源要素のセットに対応し、3GPP TS 36.212と3GPP TS 36.211との間に定義されたインターフェースである。
次のような下向きリンク物理チャネルが定義される。
・狭帯域物理下向きリンク共有チャネル、NPDSCH(Narrowband Physical Downlink Shared Channel)
・狭帯域物理放送チャネル、NPBCH(Narrowband Physical Broadcast Channel) ・狭帯域物理下向きリンク制御チャネル、NPDCCH(Narrowband Physical Downlink Control Channel)
下向きリンク狭帯域物理信号は、物理階層により使用される資源要素のセットに対応するが、上位階層から発生する情報を運搬しない。次のような下向きリンク物理信号が定義される:
狭帯域参照信号、NRS(Narrowband reference signal)
狭帯域同期信号(Narrowband synchronization signal)
狭帯域物理下向きリンク共有チャネル(NPDSCH:Narrowband Physical Downlink Shared Channel)
スクランブリングシーケンス生成器は、
Figure 0006900472
に初期化され、ここで、
Figure 0006900472
は、コードワード送信の1番目のスロットである。NPDSCH繰り返し等とBCCHを運搬するNPDSCHの場合、スクランブリングシーケンス生成器は、各繰り返しに対して前述された表現によって再度初期化される。NPDSCH繰り返し等の場合、NPDSCHがBCCHを運搬しない場合、スクランブリングシーケンス生成器は、繰り返し送信に対して使用された、1番目のスロット及びフレームに各々設定された
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
を有するコードワードの
Figure 0006900472
毎の送信以後に、前述された表現によって再初期化される。
変調は、QPSK変調方式を使用して行われる。
NPDSCHは、3GPP TS 36.213の16.4.1.5節により提供されるように、1つ以上のサブフレーム、
Figure 0006900472
にマッピングされることができ、これらの各々は、NPDSCH
Figure 0006900472
回送信されなければならない。
物理チャネルの送信のために使用されるそれぞれのアンテナポートに対して、複素−値シンボルのブロック
Figure 0006900472
は、現在サブフレームで次の基準を全て満たす資源要素
Figure 0006900472
にマッピングされなければならない。
サブフレームは、NPBCH、NPSS、またはNSSSの送信に使用されず、そして、これらは、NRSのために使用されないこととUEにより仮定され、そして、これらは(存在するならば)、CRSのために使用される資源要素と重ならず、そして、サブフレームで1番目のスロットのインデックス
Figure 0006900472
は、l
Figure 0006900472
を満たし、ここで、
Figure 0006900472
は、3GPP TS 36.213の16.4.1.4節により提供される。
Figure 0006900472
NPDSCH送信は、NPSDCH送信が延期される送信ギャップで上位階層により構成されることができる。
Figure 0006900472
であれば、NPDSCH送信にギャップが存在せず、ここで、
Figure 0006900472
は、上位階層パラメータdl−GapThresholdにより提供され、
Figure 0006900472
は、3GPP TS 36.213により提供される。ギャップ開始フレームとサブフレームとは、
Figure 0006900472
により提供され、ここで、ギャップ周期性、
Figure 0006900472
は、上位階層パラメータdl−GapPeriodicityにより提供される。複数のサブフレームのギャップデュレーションは、
Figure 0006900472
により提供され、ここで、
Figure 0006900472
は、上位階層パラメータdl−GapDurationCoeffにより提供される。BCCHを運搬するNPDSCHの場合、送信ギャップが存在しない。
NB−IoT下向きリンクサブフレームでない場合、サブフレーム4でSysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHの送信を除き、UEは、サブフレームでNPDSCHを期待しない。NPDSCH送信等の場合、NB−IoT下向きリンクサブフレームでないサブフレーム
Figure 0006900472
で、NPDSCH送信は、次のNB−IoT下向きリンクサブフレームまで延期される。
NPDSCHを受信するためのUE手順(UE procedure for receiving the NPDSCH)
NB−IoT UEは、次の場合にサブフレームをNB−IoT DLサブフレームと仮定しなければならない。
・UEは、サブフレームがNPSS/NSSS/NPBCH/NB−SIB1送信を含まないと決定し、そして、
・UEが上位階層パラメータoperationModeInfoを受信するNB−IoT搬送波の場合、UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後に、サブフレームは、NB−IoT DLサブフレームで構成される。
・DL−CarrierConfigCommon−NBが存在するNB−IoT搬送波の場合、サブフレームは、上位階層パラメータであるdownlinkBitmapNonAnchorによりNB−IoT DLサブフレームで構成される。
twoHARQ−Processes−r14を支援するNB−IoT UEの場合、最大2個の下向きリンクHARQプロセスがなければならない。
UEに対して意図されたサブフレーム
Figure 0006900472
で終わるDCIフォーマットN1、N2を有するNPDCCHの与えられたサービングセルに対する検出の際、UEは、
Figure 0006900472
DLサブフレームから始めてNPDCCH情報に応じて
Figure 0006900472
を有するN個の連続するNB−IoT DLサブフレーム(等)
Figure 0006900472
の対応するNPDSCH送信をデコードすべきであり、ここで、サブフレーム
Figure 0006900472
は、NPDCCHが送信される最後のサブフレームであり、NPDCCH送信の開始サブフレーム及び対応するDCIのDCIサブフレーム繰り返し番号フィールドから決定される;
i=0、1、...、N−1であるサブフレーム(等)niは、SIメッセージのために使用されるサブフレームを除いたN個の連続するNB−IoT DLサブフレーム(等)であり、ここで、n0<n1<...、nN−1であり、
Figure 0006900472
であり、ここで、
Figure 0006900472
の値は、対応するDCIの繰り返し番号フィールドにより決定され、
Figure 0006900472
の値は、対応するDCIの資源割当フィールドにより決定され、そして、
Figure 0006900472
は、DLサブフレーム
Figure 0006900472
から始めて、DLサブフレーム
Figure 0006900472
までNB−IoT DLサブフレーム(等)の個数であり、ここで、
Figure 0006900472
は、DCIフォーマットN1に対してスケジューリング遅延フィールド(
Figure 0006900472
)により決定され、DCIフォーマットN2に対して
Figure 0006900472
である。G−RNTIによりスクランブリングされたDCI CRCの場合、
Figure 0006900472
は、表21によるスケジューリング遅延フィールド(
Figure 0006900472
)により決定され、それとも、
Figure 0006900472
は、表20によるスケジューリング遅延フィールド(
Figure 0006900472
)により決定される。
Figure 0006900472
の値は、対応するDCIフォーマットN1に対する3GPP 36.213の下位節16.6にしたがう。
表20は、DCIフォーマットN1に対する
Figure 0006900472
の一例を表す。
Figure 0006900472
表21は、G−RNTIによりスクランブリングされたDCI CRCを有するDCIフォーマットN1に対する
Figure 0006900472
の一例を表す。
Figure 0006900472
UEによるNPUSCH送信の終了以後、UEは、3個のDLサブフレームでの送信を受信することと期待されない。
NPSICHに対するDCIフォーマットN1、N2(ページング)の資源割当情報は、スケジューリングされたUEに指示される。
表22は、NPDSCHに対するサブフレーム数の一例を表す。表22による対応するDCIで資源割当フィールド(
Figure 0006900472
)により決定されるサブフレームの個数(
Figure 0006900472
)。
表23による対応するDCIで繰り返し回数フィールド(
Figure 0006900472
)により決定される繰り返し回数(
Figure 0006900472
)。
Figure 0006900472
表23は、NPDSCHに対する繰り返し回数の一例を表す。
Figure 0006900472
SysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHに対する繰り返し回数は、上位−階層により構成されるパラメータschedulingInfoSIB1に基づいて決定され、表24にしたがう。
表24は、SIB1−NBに対する繰り返し回数の一例を示す。
Figure 0006900472
SysteminformationblockType1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信のための開始無線フレームは、表25によって決定される。
表25は、SIB1−NBを運搬するNPDSCHの1番目の送信のための開始無線フレームの一例を表す。
Figure 0006900472
NPDSCHに対する開始OFDMシンボルは、サブフレーム
Figure 0006900472
の1番目のスロットのインデックス
Figure 0006900472
により提供され、次のように決定される。
・サブフレーム
Figure 0006900472
がSIB1−NBを受信するために使用されるサブフレームであれば、
上位階層パラメータoperationModeInfoの値が「00」または「01」に設定されれば
Figure 0006900472
それとも、
Figure 0006900472
・それとも、
上位階層パラメータeutraControlRegionSizeの値が存在すれば

Figure 0006900472
は、上位階層パラメータeutraControlRegionSizeにより提供される。
それとも、
Figure 0006900472
ACK/NACKを受信するためのUE手順(UE procedure for reporting ACK/NACK)
UEのために意図され、ACK/NACKが提供されなければならないNB−IoTサブフレームnで終わるNPDSCH送信の検出時に、UEは、N個の連続するNB−IoT ULスロットでNPUSCHフォーマット2を使用することがACK/NACK応答を運搬するNPUSCHの
Figure 0006900472
DLサブフレーム送信の終了時に、提供され、始まらなければならず、ここで、
Figure 0006900472
であり、
Figure 0006900472
の値は、Msg4 NPDSCH送信のための連関したNPRACH資源に対して構成された上位階層パラメータack−NACK−NumRepetitions−Msg4及び、それとも、上位階層パラメータack−NACK−NumRepetitionsにより提供され、N
Figure 0006900472
の値は、資源ユニット内のスロットの個数であり、ACK/NACKのために割り当てられた副搬送波及びk0の値は、3GPP TS 36.213の表16.4.2−1、及び表16.4.2−2による対応するNPDCCHのDCIフォーマットのACK/NACK資源フィールドにより決定される。
狭帯域物理放送チャネル(NPBCH:Narrowband Physical Broadcast Channel)
BCH送信チャネルに対するプロセシング構造は、3GPP TS 36.212の5.3.1節にしたがい、次のような相違点がある。
・送信時間間隔(TTI:transmission time interval)は、640msである。
・BCH送信ブロックの大きさは、34ビットに設定される。
・NPBCHに対するCRCマスクは、3GPP TS 36.212の表5.3.1.1−1によってeNodeBで1個または2個の送信アンテナポートにより選択され、ここで、送信アンテナポートは、3GPP TS 36.211のセクション10.2.6に定義されている。
・レートマッチングビットの数は、3GPP TS 36.211のセクション10.2.4.1に定義されている。
スクランブリングは、NPBCHを介して送信されるビット等の数を表す
Figure 0006900472
を用いて3GPP TS 36.211の6.6.1節によって行われる。
Figure 0006900472
は、正規循環プレフィックスに対して1600と同一である。スクランブリングシーケンスは、
Figure 0006900472
を満たす無線フレームで
Figure 0006900472
に初期化される。
変調は、各アンテナポートに対してQPSK変調方式を使用して行われ、
Figure 0006900472
を満たす各無線フレームから始める64個の連続する無線フレームの間、サブフレーム0で送信される。
レイヤマッピング及びプレコーディングは、P∈{1、2}である3GPP TS 36.211の6.6.3節によって行われる。UEは、狭帯域物理放送チャネルの送信のために、アンテナポート
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
が使用されると仮定する。
それぞれのアンテナポートに対する複素−値シンボルのブロック
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
を満たすそれぞれの無線フレームから始める64個の連続する無線フレームの間にサブフレーム0で送信され、
Figure 0006900472
で始める連続する無線フレームから始めて参照信号等の送信のために予約されていない資源要素
Figure 0006900472
へのシーケンスにマッピングされなければならず、1番目のインデックス
Figure 0006900472
、以後インデックス
Figure 0006900472
の増加順序である。サブフレームへのマッピング後に、以後の無線フレームで
Figure 0006900472
のサブフレーム0へのマッピングを続ける前に、サブフレームは、7個の次の無線フレームでサブフレーム0で繰り返される。サブフレームの1番目の3個のOFDMシンボルは、マッピングプロセスで使用されない。マッピング目的のために、UEは、実際構成と関係なく存在するアンテナポート2000及び2001に対する狭帯域参照信号及びアンテナポート0−3に対するセル−特定参照信号を仮定する。セル−特定参照信号の周波数遷移は、3GPP TS 36.211の6.10.1.2節の
Figure 0006900472
の計算でセル
Figure 0006900472

Figure 0006900472
に代えて計算する。
狭帯域物理下向きリンク制御チャネル(NPDCCH:Narrowband Physical Downlink Control Channel)
狭帯域物理下向きリンク制御チャネルは、制御情報を運搬する。狭帯域物理制御チャネルは、1個または2個の連続する狭帯域制御チャネル要素(NCCEs:narrowband control channel elements)の集成(aggregation)を介して送信され、ここで、狭帯域制御チャネル要素は、サブフレームで6個の連続する副搬送波に対応し、ここで、NCCE 0は、副搬送波0〜5を占有し、NCCE 1は、副搬送波6〜11を占有する。NPDCCHは、表1−26に挙げられた種々のフォーマットを支援する。NPDCCHフォーマット1の場合、全てのNCCEが同じサブフレームに属する。1個または2個のNPDCCHがサブフレーム内で送信され得る。
表26は、支援されるNPDCCHフォーマットの一例を表す。
Figure 0006900472
スクランブリングは、TS 36.211の6.8.2節によって行われなければならない。スクランブリングシーケンスは、
Figure 0006900472
を有する4番目毎のNPDCCHサブフレーム以後、TS 36.213の16.6節によってサブフレーム
Figure 0006900472
の開始で初期化されなければならず、ここで
ns
は、スクランブリングが(再−)初期化されるNPDCCHサブフレームの1番目のスロットである。
変調は、TS 36.211の6.8.3節によってQPSK変調方式を使用して行われる。
レイヤマッピングとプレコーディングは、NPBCHと同じアンテナポートを使用してTS 36.211の6.6.3節によって行われる。
複素−値シンボルのブロック
Figure 0006900472
は、次の基準を全て満たす連関したアンテナポートを介して
Figure 0006900472
で始めるシーケンスで資源要素
Figure 0006900472
にマッピングされる:
これらは、NPDCCH送信のために割り当てられたNCCE(等)の部分であり、そして、これらは、NPBCH、NPSS、またはNSSSの送信のために使用されないことと仮定され、そして、これらは、NRSのためにUEにより使用されないことと仮定され、そして、これらは(存在するならば)、TS 36.211の6節で定義されたように、PBCH、PSS、SSS、またはCRSのために使用される資源要素と重ならず、そして、サブフレームの1番目のスロットのインデックス
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
を満たし、ここで、
Figure 0006900472
は、3GPP TS 36.213の16.6.1節により提供される。
前述された基準を満たすアンテナポートpを介しての資源要素
Figure 0006900472
へのマッピングは、サブフレームの1番目のスロットから始めて2番目のスロットで終わる、1番目にインデックス
Figure 0006900472
、以後、インデックス
Figure 0006900472
の増加順序である。
NPDCCH送信は、NPDCCH送信が延期される送信ギャップを有する上位階層により構成されることができる。前記構成は、TS 36.211の10.2.3.4節のNPDSCHについて説明したことと同一である。
NB−IoT下向きリンクサブフレームでない場合、UEは、サブフレーム
Figure 0006900472
でNPDCCHを期待しない。NPDCCH送信の場合、NB−IoT下向きリンクサブフレームでないサブフレームで、NPDCCH送信は、次のNB−IoT下向きリンクサブフレームまで延期される。
DCIフォーマット
DCIフォーマットN0DCIフォーマットN0は、1つのULセルでNPUSCHのスケジューリングのために使用される。次の情報は、DCIフォーマットN0により送信される。
フォーマットN0/フォーマットN1区別(1ビット)、副搬送波表示(6ビット)、資源割当(3ビット)、スケジューリング遅延(2ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、リダンダンシバージョン(1ビット)、繰り返し回数(3ビット)、新しいデータ指示子(1ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(2ビット)に対するフラグ
DCIフォーマットN1
DCIフォーマットN1は、1つのセルで1つのNPDSCHコードワードのスケジューリング及びNPDCCH順序により開始されるランダムアクセス手順に使用される。NPDCCH順序に対応するDCIは、NPDCCHにより運搬される。次の情報は、DCIフォーマットN1により送信される:
・フォーマットN0/フォーマットN1区別(1ビット)、NPDCCH順序指示子(1ビット)に対するフラグ
フォーマットN1は、NPDCCH順序指示子が「1」に設定され、フォーマットN1 CRCがC−RNTIにスクランブリングされ、残りの全てのフィールドが次のように設定される場合にのみ、NPDCCH順序により開始されるランダムアクセス手順に使用される:
・NPRACH繰り返し(2ビット)の開始番号、NPRACHの副搬送波指示(6ビット)、フォーマットN1の残りの全てのビットは1に設定される。
それとも、
・スケジューリング遅延(3ビット)、資源割当(3ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、繰り返し回数(4ビット)、新しいデータ指示子(1ビット)、HARQ−ACK資源(4ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(2ビット)
フォーマットN1 CRCがRA−RNTIにスクランブリングされれば、上記のフィールドのうち、次のフィールドが予約される。
・新しいデータ指示子、HARQ−ACK資源
フォーマットN1の情報ビット数がフォーマットN0の情報ビット数より小さければ、ペイロード大きさがフォーマットN0と同一になるまでゼロがフォーマットN1に添付される。
DCIフォーマットN2
DCIフォーマットN2は、ページング及び直接指示に使用される。次の情報は、DCIフォーマットN2により送信される。
ページング/直接指示区別のためのフラグ(1ビット)
フラグ=0の場合:
・直接指示情報(8ビット)、大きさがフラグ=1であるフォーマットN2の大きさと同じ大きさになるまで予約情報ビットが追加される。
フラグ=1の場合:
・資源割当(3ビット)、変調及びコーディング方式(4ビット)、繰り返し回数(4ビット)、DCIサブフレーム繰り返し回数(3ビット)
NPDCCH関連手順
UEは、制御情報のための上位階層シグナリングにより構成されるNPDCCH候補セットをモニタリングしなければならず、ここで、モニタリングは、全てのモニタリングされるDCIフォーマットによってセット内のNPDCCHの各々をデコードしようと試みる ことを意味する。
集成レベル
Figure 0006900472
と繰り返しレベル
Figure 0006900472
でのNPDCCH探索空間
Figure 0006900472
は、NPFCCH候補のセットにより定義され、ここで、各候補は、サブフレーム
Figure 0006900472
で始めるSIメッセージの送信のために使用されるサブフレームを除いたR個の連続するNB−IoT下向きリンクサブフレームのセットで繰り返される。
Figure 0006900472
類型1−NPDCCH共通探索空間に対して、
Figure 0006900472
であり、NB−IoTページング機会サブフレームの位置から決定される。
UEがNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングするために、NB−IoT搬送波で上位階層により構成される場合、UEは、上位階層に構成されたNB−IoT搬送波を介してNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングし、UEは、上位階層に構成されたNB−IoT搬送波を介してNPSS、NSSS、NPBCHを受信することと期待されない。
それとも、
UEは、NPSS/NSSS/NPBCHが検出された同じNB−IoT搬送波を介してNPDCCH UE−特定探索空間をモニタリングする。
サブフレーム
Figure 0006900472
の1番目のスロットでインデックス
Figure 0006900472
により提供されるNPDCCHに対する開始OFDMシンボルは、次のように決定される。
上位階層パラメータeutraControlRegionSizeが存在する場合、
Figure 0006900472
は、上位階層パラメータeutraControlRegionSizeにより提供される。
それとも、
Figure 0006900472
狭帯域参照信号(NRS:Narrowband Reference Signal)
UEがoperationModeInfoを取得する前に、UEは、狭帯域参照信号がNSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0及び#4で送信されると仮定することができる。
UEがガード帯域(guardband)または独立型(standalone)を表す上位階層パラメータoperationModeInfoを受信する場合、
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得する前に、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0、#1、#3、#4で狭帯域参照信号が送信されると仮定することができる。
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9、サブフレーム#0、#1、#3、#4で、そして、NB−IoT下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号が送信されることと仮定することができ、他の下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号を期待しない。
UEがinband−SamePCIまたはinband−Different PCIを指示する上位階層パラメータoperationModeInfoを受信すれば、
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得する前に、UEは、NSSSを含まないサブフレーム#9で、そして、サブフレーム#0、#4で狭帯域参照信号が送信されると仮定することができる。
UEがSysteminformationblockType1−NBを取得した後、UEは、NSSSを含まない、サブフレーム#9、サブフレーム#0、#4で、そして、NB−IoT下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号が送信されることと仮定することができ、他の下向きリンクサブフレームで狭帯域参照信号を期待しない。
狭帯域プライマリ同期信号(NPSS:Narrowband Primary Synchronization Signal)
狭帯域プライマリ同期信号に使用されるシーケンス
Figure 0006900472
は、下記の数式17によって周波数領域のZadoff−Chuシーケンスから生成される。
Figure 0006900472
ここで、相違したシンボルインデックスlに対するZadoff−Chuルートシーケンスインデックス
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
は、表27として提供される。
表27は、S(l)の一例を表す。
Figure 0006900472
同一アンテナポートは、サブフレーム内の狭帯域プライマリ同期信号の全てのシンボルに対して使用されなければならない。
UEは、狭帯域プライマリ同期信号が任意の下向きリンク参照信号と同じアンテナポートを介して送信されると仮定してはならない。UEは、与えられたサブフレームでの狭帯域プライマリ同期信号の送信が任意の他のサブフレームでの狭帯域プライマリ同期信号と同一の、同じアンテナポートまたはポート等を使用すると仮定してはならない。
Figure 0006900472
狭帯域セカンダリ同期信号(NSSS:Narrowband Secondary Synchronization Signals)
狭帯域セカンダリ同期信号のために使用されるシーケンス
Figure 0006900472
は、下記の数式18によって周波数領域Zadoff−Chuシーケンスから生成される。
Figure 0006900472
Figure 0006900472
表28は、
Figure 0006900472
の一例を表す。
Figure 0006900472
同一アンテナポートは、サブフレーム内の狭帯域セカンダリ同期信号の全てのシンボルに対して使用されなければならない。
UEは、狭帯域セカンダリ同期化信号が任意の下向きリンク参照信号と同じアンテナポートを介して送信されると仮定してはならない。UEは、与えられたサブフレームで狭帯域セカンダリ同期化信号の送信が任意の他のサブフレームの狭帯域セカンダリ同期化信号と同じアンテナポート、またはポート等を使用すると仮定してはならない。
Figure 0006900472
表29は、NSSSシンボルの個数の一例を表す。
Figure 0006900472
OFDM基底帯域信号生成
上位階層パラメータoperationModeInfoが「inband−SamePCI」を指示せず、samePCI−Indicatorが「samePCI」を指示しないならば、下向きリンクスロットでOFDMシンボル
Figure 0006900472
のアンテナポート
Figure 0006900472
を介しての時間−連続信号
Figure 0006900472
は、下記の数式19により定義される。
Figure 0006900472
Figure 0006900472
上位階層パラメータoperationModeInfoが「inband−SamePCI」を指示するか、またはsamePCI−Indicatorが「samePCI」を指示すれば、OFDMシンボル
Figure 0006900472
のアンテナポートpを介しての時間−連続信号
Figure 0006900472
は、ここで、
Figure 0006900472
は、最後の偶数番目のサブフレームの開始でのOFDMシンボルインデックスであり、下記の数式20により定義される。
Figure 0006900472
Figure 0006900472
特定3GPP spec.では、狭帯域IoT下向きリンクに対して単に一般(normal)CPのみ支援される。
以下、狭帯域物理放送チャネル(NPBCH)の物理階層プロセスについてより具体的に説明する。
スクランブリング(scrambling)
スクランブリングは、NPBCHを介して送信されるビットの数を表す
Figure 0006900472
を用いて3GPP TS 36.211の6.6.1節によって行われる。
Figure 0006900472
は、一般循環前置(normal cyclic prefix)に対して1600と同一である。スクランブリングシーケンスは、
Figure 0006900472
を満たす無線フレームで
Figure 0006900472
に初期化される。
変調(modulation)
変調は、TS 36.211の6.6.2節によって表10.2.4.2−1の変調方式を使用して行われる。
表30は、NPBCHに対する変調方式の一例を表す。
Figure 0006900472
レイヤマッピング(layer mapping)及びプレコーディング(precoding)
レイヤマッピング及びプレコーディングは、P∈{1、2}である3GPP TS 36.211の6.6.3節によって行われる。UEは、狭帯域物理放送チャネルの送信のために、アンテナポート
Figure 0006900472
及び
Figure 0006900472
が使用されると仮定する。
資源要素へのマッピング
それぞれのアンテナポートに対する複素−値(complex−value)シンボルのブロック
Figure 0006900472
は、
Figure 0006900472
を満たすそれぞれの無線フレームから始める64個の連続する無線フレームの間にサブフレーム0で送信され、
Figure 0006900472
から始める連続する無線フレームで始めて参照信号の送信のために予約されていない資源要素
Figure 0006900472
へのシーケンスにマッピングされなければならず、1番目のインデックス
Figure 0006900472
、その後、インデックス
Figure 0006900472
の増加順序でなければならない。サブフレームへのマッピング後に、以後の無線フレームで
Figure 0006900472
のサブフレーム0へのマッピングを続ける前に、サブフレームは、7個の次の無線フレームからサブフレーム0で繰り返される。サブフレームの1番目の3個のOFDMシンボルは、マッピングプロセスで使用されない。
マッピング目的のために、UEは、実際構成と関係なく存在するアンテナポート2000及び2001に対する狭帯域参照信号及びアンテナポート0−3に対するセル−特定参照信号を仮定する。セル−特定参照信号の周波数遷移は、3GPP TS 36.211の6.10.1.2節の
Figure 0006900472
の計算でセル
Figure 0006900472

Figure 0006900472
に代えて計算する。
次に、MIB−NB及びSIBN1−NBと関連した情報についてより具体的に説明する。
マスター情報ブロック(MasterInformationBlock)−NB
MasterInformationBlock−NBは、BCHを介して送信されるシステム情報を含む。
シグナリング無線ベアラー(Signalling radio bearer):N/A
RLC−SAP:TM
論理チャネル(Logical channel):BCCH
方向(Direction):UEへのE−UTRAN(E−UTRAN to UE)
表31は、MasterInformationBlock−NBフォーマットの一例を表す。
Figure 0006900472
表32は、MasterInformationBlock−NBフィールドの説明を表す。
Figure 0006900472
システム情報ブロック類型1(SysteminformationblockType1)−NB
SysteminformationblockType1−NBメッセージは、UEがセルをアクセスすることが許されるかを評価するとき、関連した情報を含み、他のシステム情報のスケジューリングを定義する。
シグナリング無線ベアラー(Signalling radio bearer):N/A
RLC−SAP:TM
論理チャネル(Logical channel):BCCH
方向(Direction):E−UTRANからUEに(E−UTRAN to UE)
表33は、SysteminformationblockType1(SIB1)−NBメッセージの一例を表す。
Figure 0006900472
表34は、SystemInformationBlockType1−NBフィールドの説明を表す。
Figure 0006900472
Figure 0006900472
Figure 0006900472
Figure 0006900472
本明細書で提案する速いデータ転送(early data transmission)を送受信する方法を説明する前に、後述する用語の略語に対して整理する。
略語(abbreviation)
EDT: early data transmission or early uplink data transmission (EUT)
RAR: random access response
RAPID: random access preamble ID
C-RNTI: cell- radio network temporary identifier
TC-RNTI: temporary C-RNTI
CE: coverage enhancement
BSR: buffer state report
TBS: transport block size
CBRA: Contention-based Random Access
CFRA: Contention-free Random Access
本明細書に記載される‘/’は‘及び/又は’と解釈されることができ、‘A及び/又はB’は‘Aまたは(及び/又は)Bのうちの少なくとも1つを含む’と同一な意味として解釈できる。
以下、本明細書で提案するRRC_IDLE modeの端末がRRC stateをRRC_CONNECTEDに遷移せず、ランダムアクセス(random access)手続きでアップリンクデータ(uplink data)を転送するための方法について説明する。
本明細書に提案する方法は、説明の便宜のために、NB-IoTシステムに基づいて記述するが、MTC、eMTC(enhanced MTC)などの低電力/低費用を特徴とする他の通信システムにも適用できる。
この場合、本明細書で提案する方法は各システムの特徴によって、本明細書で記述するチャンネル(channel)、パラメータ(parameter)などが異なるように定義または表現できる。
また、前述したNB-IoTに対する全般的な説明または手続きなどは本明細書で提案する方法を具体化するために適用できる。
一般的な無線通信システムはdataを送/受信する前に、端末のRRC stateがRRC_CONNECTEDに遷移される必要がある。
このような手続きはrandom access過程を通じて遂行される。
random access過程は、(1)端末がcellに進入(enter)する過程で遂行されるか、または(2)基地局が特定端末にdownlink dataを送信する必要がある場合、基地局の要請によって遂行できる。(1)の過程はRRC_IDLE端末がRRC_CONNECTEDにRRC state変更を遂行するために使われることができる。そして、(2)の過程はRRC_CONNECTED端末に基地局が直接PDCCHを通じて指示できる。
本明細書で提案する“early UL data transmission(以下、‘EDT’と表現する)”(1)の過程で端末がRRC_CONNECTED modeに進入しない状態で、即ちrandom access手続中にuplink dataを転送するための方法である。
EDT方法は、間歇的にuplink dataを転送する端末の電力消耗を減らすことに大きい長所がありうる。
但し、端末のチャンネル状態を基地局が正確に予測できなかった状態でuplink schedulingを必要とするので、特定条件ではむしろ端末の電力消耗を一層引き起こすことがある短所がある。
したがって、本明細書はこのような短所を考慮して、効率よいEDTのための方法を提案する。
まず、NB-IoTシステムでのrandom access過程は次の通り簡単に要約できる。
まず、random access手続きはMsg.1と呼ばれるNPRACHの転送(端末から)により始まる。
そして、基地局は前記Msg.1を検出した場合、これに対応するMsg.2をdownlinkに転送する。
ここで、Msg.2はNPDCCHとNPDSCHとから構成され、NPDCCHはRA_RNTIにscramblingされて転送される。
ここで、RA_RNTIはMsg.1を転送したuplink(時間/周波数)resourceで構成され、同一なuplink resourceにMsg.1を転送した全ての端末は該当NPDCCHを検出することができる。
前記NPDCCHはNPDSCHをschedulingするDL_grantであり、common search space type-2にDCI format N1形態に転送される。
前記NPDSCHは、MAC messageで構成されたUL_grantが含まれて転送される。
ここで、UL_grantは一般的にRARと呼ばれる。MAC階層に伝達されるUL_grantはRA_RNTIに指示されたuplink resourceに含まれることができるMsg.1のうち、基地局が検出した1つ以上の特定sequence(NB-IoTの場合にはstarting frequency index)をRAPIDに区分して、各々のRAPIDに対してUL_grantを端末に転送する。
ここで、MAC階層に伝達されるUL_grantは、一般的にNPDCCHに含まれたUL_grant(DCI format N0)と異なり、Msg.3 schedulingのみのために特徴的に使われる。
一般的に、random access過程は非―競争(contention-free)と競争−基盤(contention-based)とに区分される。
端末が初期にcell進入のために使用するrandom access過程はcontention-based random accessに区分される。
即ち、Msg.3を転送する端末は同一なRAPIDを使用してMsg.1を転送した多数の端末でありうる。
これをMsg.4過程で区分(contention resolution)するために、各端末はMsg.3にcontention resolution ID(各端末機の固有のID)を含んで転送する。
また、Msg.3はTC-RNTIにscramblingされて転送される。
前記TC-RNTIは、基地局からMsg.2を通じて伝達される。
基地局は、受信したMsg.3のcontention resolution IDを確認して、該当端末にMsg.4を転送する。
Msg.4は、Msg.3から受信したcontention resolution IDを含んで伝達する。
端末はTC-RNTIを使用してMsg.4を検出し、検出されたmessageに自身がMsg.3に含んでいたcontention resolution IDが含まれていれば、TC-RNTIをC-RNTIに使用するようになる。
この過程が完了した端末はcontention resolutionされており、自然にRRC_CONNECTED状態にRRC stateが遷移される。
ここで、NB-IoTは各端末がdownlink NRSまたはNSSSを通じて受信したRSRPに基づいてCE levelを選択することができる。
前記選択されたCE levelにNPRACHを転送する前に、自身がマルチ−トンアップリンク(multi-tone uplink)転送が可能な端末か否かをNPRACH starting carrier indexで基地局に知らせることができる。
即ち、端末はMsg.1転送を通じて自身のCE levelとmulti-tone capabilityを基地局に知らせることができる。
この際、基地局はこれに基づいて適当なMsg.3 schedulingできるようになる。
仮に、該当CE levelの資源にmulti-tone capabilityを知らせるためのNPRACH starting carrier領域が基地局(SIB2-NBまたはSIB22-NB)から別に割り当てられない場合、端末はsingle-tone capability領域でNPRACH starting carrierを選択する。
だけでなく、該当CE levelの資源にmulti-tone capabilityを知らせるためのNPRACH starting carrier領域がある場合にも、Msg.1転送の以後に一定時間の間Msg.2を受信できなければ、CE levelを1ずつ増加するようになる。
新しく選択されたCE levelにmulti-tone capabilityを知らせるためのNPRACH starting carrier領域が別に割り当てられない場合にも端末はsingle-tone capability領域でNPRACH starting carrierを選択する。
EDT要請のための手続き及び(N)PRACH資源区分方法
本明細書で提案するEDTは、RRC_IDLE状態の端末がrandom access手続中にMsg.3にuplink dataを転送する方法を基盤とする。
まず、端末がrandom accessを遂行(PDCCH order基盤でない)する理由は、uplinkにdataを送る必要があるか、または単純にcellに進入するためでありうる。
特に、端末のtransmission bufferにuplinkに送信するdataがある場合にも、端末は必要によってEDTでない、RRC_CONNECTED状態で、より安定的にuplink data転送を要求することもできる。
このような理由により、基地局は端末がrandom accessを試みる目的がEDTか否かを判断する必要がある。
だけでなく、端末がEDTのためにMsg.1を転送する場合、基地局は端末のMsg.3をschedulingするに当たって、端末のBSRに相応する情報を知る必要がある。
即ち、端末のuplink bufferにどれくらい多い情報があるかを基地局が知ることができる場合、これに相応するTBSをMsg.3 schedulingに反映することができる。
だけでなく、NB-IoT端末はmulti-tone uplink転送が端末のcapabilityであるので、Msg.3 schedulingをするに当たって、端末がsingle-tone転送のみ可能であるか、またはmulti-tone転送も可能であるか否かを基地局が知る必要がある。
勿論、基地局は端末のmulti-tone transmission capabilityに関係なく、Msg.3にsingle-tone transmissionのみschedulingすることもできる。
このような多様な用途または端末のrandom access試みの目的、必要なdata size及びcapabilityをよく区分するために、Msg.1のresource区分が必要であることもある。
前述した内容を整理すると、Msg.1 resourceに区分が必要でありうる内容は、以下のように整理できる。
1.EDTのためのMsg.1転送有無
2.Uplink buffer status(端末がuplinkに転送しようとするdataの量であり、これは必ずMsg.3で一度にschedulingされることを期待する値とは異なることがあり、uplink bufferに格納されたdataのtypeを示すこともできる。ここで、data typeはcontrol-dataまたはuser-dataに区分できる。
3.Multi-tone capability
前記内容を区分するための目的に、Msg.1のresourceは以下のような方法により区分できる。
図8は、NPRACH資源構成の一例を示す。
NPRACH resourceは各CE level別に1つずつ構成できる。
だけでなく、release 14の以後の端末はanchor-carrierでないnon-anchor carrierにもNPRACHを転送することができるcapabilityがありうる。
このような場合、SIB22-NBにnon-anchor carrierのNPRACHが以下のような方法により構成されることもできる。
また、図8でMulti-tone Msg.3 transmissionのためのNPRACH starting carrier index領域は基地局の設定によって存在しないこともある。
これは、CE level別に独立的である。だけでなく、release 14までは以下の図8のNPRACH resourceでsingle-tone Msg.3 transmission領域とmulti-tone Msg.3 transmission領域を除外した領域が実際に使用されてはいない。
これは、NPDCCH order基盤のMsg.1転送にcontention-freeのために使われることもできるか、または他の用途のためにRel.14の以後の端末により使われることができる。
このように、NPRACH resourceのうち、contention-free用に残された NPRACH resource領域は、前記3つの目的を区分するための目的に使われることができる。
最も簡単な方法に、single-toneとmulti-tone Msg.3転送を知らせるためのNPRACH starting carrier index領域を除外したNPRACH resourceの一部を上位signalingにまた区分することができる。
即ち、基地局はSIBx-NBなどを活用してEDT用途のMsg.1starting carrier indexを図8のcontention-free NPRACH領域の一部に制限することができる。
この際、仮にEDTを要請する端末のbuffer statusやmulti-tone capabilityまで区分したい場合、該当領域をさらに区分して使用することができる。
仮に、このような全ての目的を区分することにcontention-free領域が不足した場合、基地局は単純にEDTのみを区分するために該当領域の一部を割り当てることもできる。
しかしながら、仮にEDT要請のためのNPRACH領域を既存のNPRACH領域と区分して設定するようになれば(即ち、既存のlegacy NB-IoT端末が理解できない)、既存の端末のNPUSCH転送と衝突を回避できなくなる。
EDTのためのNPRACH resourceを区分する更に他の方法に、既存のNPRACH sequenceと異なるように定義されたNPRACHを既存のNPRACH resourceに転送する方法がありうる。
即ち、端末は既存のNPRACH resourceで自身のCE levelとmulti-tone capabilityによって同一な方法によりNPRACH(時間/周波数)resourceを選択し、該当領域で転送するNPRACH sequenceのみ既存と異なるように変更して転送する方法である。
ここで、NPRACH sequenceを変更する方法は、NPRACHのfrequency hoppingを異にするか、またはNPRACHを特定frequency(例えば、0.75kHz)だけshiftして転送するか、またはNPRACH symbol group内のsymbol間に新たなscramblingを適用するか、またはNPRACH symbol group間に新たなscramblingを適用する方法がありうる。
このような場合、端末は自身のmulti-tone capabilityは既存のNPRACH resource選択過程で自然に報告されることができ、EDT要請と該当buffer statusはsequence構成により区分できる長所がある。
前記で説明した方法の以外、(1)EDTのためのMsg.1及び/又は(2)Uplink buffer status(端末機がuplinkに転送しようとするdataの量であり、これは必ずMsg.3で一度にschedulingされることを期待する値とは異なることがある)、及び/又は(3)Multi-tone capabilityを区分するための方法に、ノン−アンカーキャリア(non-anchor carrier)のNPRACH resourceを活用する方法がある。
図8で、NPRACH resource内のsingle tone/multi-tone Msg.3 transmissionのためのNPRACH starting carrier indexとcontention-free用途のNPRACH starting carrier indexは、non-anchor carrier NPRACH resource毎に独立的にconfigurationできる。
したがって、特定non-anchor carrierのcontention-free領域は、前記(1)の区分のための用途に、更に他の特定non-anchor carrierのcontention-free領域は、前記(2)の情報を区分するための用途に、更に他の特定のnon-anchor carrierのcontention-free領域は、前記(3)の区分のための用途に使われることができる。
ここで、non-anchor carrierのcontention-free領域は、前記(1)、(2)、及び(3)を区分するための用途に独立的に使われることができるが、特定の関係により一部重畳するように設定されることもでき、non-anchor carrierのNPRACH resourceだけでなく、anchor-carrierのNPRACH resourceも共に使われることができる。
Msg.1を転送することができる資源(例えば、(N)PRACH resource)はMsg.1の転送目的がEDTであることが区分できるように設定されるだけでなく、Msg.3で転送したいdataのtype(例えば、C-planeまたはU-plane)とsize情報を表現することもできる。
1)NPRACH resourceを時間に区分してUL bufferのdata sizeまたはtypeを知らせる方法
説明したように、NPRACH resourceはCBRA領域とCFRAに分けられる。
これは、特定周期を反復して表れる。即ち、Idle状態の端末はNPRACH resource情報を獲得したら、CBRA領域で任意のRAPIDを選択してMsg.1を転送することができる。
勿論、Msg.3のsingle-toneまたはmulti-tone capabilityを間接的に報告するための用途に一部のRAPIDの使用は制限できる。
即ち、特定CE levelが選択されれば、時間軸で一定周期で反復して表れる該当CE levelのNPRACH resourceのうち、任意の時点にMsg.1を転送することができる。
この際、CFRA領域の一部をEDT要請のための用途に予約することができる。
延いては、一定周期毎に反復されるCFRA NPRACH resourceは、UL buffer sizeとdataを区分するための目的にまた分けられる。
例えば、同一なCE levelのNPRACH resourceに対し、t1時点のNPRACH resourceのCFRA領域でEDT requestを転送することと同一なCE levelのNPRACH resourceに対し、t2時点のNPRACH resourceのCFRA領域でEDT requestを転送することは、UL bufferのsizeやtypeを区分して知らせるための目的に設定できる。
この際、もし全ての条件が時間(t1、t2)に関係なく同一な場合、端末の衝突確率を低めるために、EDT request用Msg.1を転送する時点を端末別に任意に選択するようにすることもできる。
2)NPRACH resourceを(non-anchor)carrierに区分してUL bufferのdata sizeまたはtypeを知らせる方法
前記1)の方法と類似しているが、時間軸でない周波数軸でNPRACHが含まれたnon-anchor indexに区分してUL bufferのdata sizeまたはtypeを知らせる差異のみある。
即ち、各carrier別にMsg.1にEDTを要請する条件でUL bufferのdata sizeやtypeが独立的に設定できる。
この際、端末の立場で、例えば、端末はEDT requestをMsg.1とする時、UL buffer sizeが100bytesということを基地局に知らせたいことがある。
この際、該当時点にMsg.1が転送可能なcarrierの数は1つ以上がありうる。
その中で、100bytes以上をMsg.3でschedulingしてくれることができると指定されたNPRACH carrierは2つ以上ありうる場合、その中でMsg.3でpaddingを最も少なくする可能性があるcarrierを端末は選択することができる。
仮に、これを予測し難いか、または2つ以上のcarrierが同一な条件である場合、端末は該当carrierに対して任意にcarrierを選択してEDT要請のためのMsg.1を転送することができる。
仮に、該当開始に全てのcarrierのMsg.3 EDT TBSが100bytesより小さい場合、端末はlegacy RA手続きを始めるか、または次の最も速い時点で該当条件を満たすcarrierを選択することができる。
EDTを連続に許容する方法
次に、EDT転送を連続的に許容する方法について説明する。
前述したように、端末はRRC_IDLE状態でrandom access過程中にMsg.3を通じてEDTを遂行することができる。
但し、(1)基地局は端末のuplink buffer sizeを知らない状態でMsg.3をschedulingするか、または(2)uplink buffer sizeは知っているが、Msg.3を通じて一度にschedulingできないこともある。
仮に、(1)のような場合、Msg.3転送時に端末のuplink buffer dataと共にuplink buffer sizeまで共に報告することができる。
だけでなく、必要によって、端末のmulti-tone capabilityも含んで報告することができる。
ここで、Msg.2を通じてscheduleされたMsg.3のTBSはuplink dataとuplink buffer size報告、multi-tone capability報告を全て含むことができる値でありうる。
または、Msg.3のTBSはuplink dataのサイズのみ指示する場合にも、基地局と端末は互いの約束(3GPP TS spec.に明示されるか、またはhigher layer signalingによりconfigurationできること)を通じて“uplink buffer size報告”及び/又は“multi-tone capability報告”を特定方法によりMsg.3に共に転送することができる。
ここで、Msg.3に“uplink buffer size報告”及び/又は“multi-tone capability報告”が共に伝達される方法は、NPUSCHに全ての情報が含まれて構成されるか、またはNPUSCHのDMRSを通じて伝達できる。
ここで、NPUSCHのDMRSを通じて伝達する方法は1つ以上のDMRSを基地局がconfigurationし、端末は“uplink buffer size報告”及び/又は“multi-tone capability報告”の内容に従って特定DMRSを選択して転送することができる。
また、NPUSCHに直接伝達される場合はuplink dataと“uplink buffer size報告”及び/又は“multi-tone capability報告”が一度にchannel codingされて伝達されることもできる。
既存のLTEでPUSCHにUCIが運搬される方法と類似するようにseparate coding及び/又はseparate resource(RE level)に別に伝達されることもできる。
ここで、“uplink buffer size”がMsg.3過程で伝達される場合、“uplink buffer size”はMsg.3で転送したTBSを除外した値でありうる。
基地局がMsg.3過程の以後に端末のearly uplink dataを続けて要求する場合にはMsg.4を通じて区分できる。
即ち、端末はMsg.3のEDT一度で端末のuplink bufferを全て転送することもできるが、Msg.3転送の以後にもuplink bufferに追加的に転送必要なdataが残っていることもある。
だけでなく、端末のearly uplink data転送要請からMsg.3を割り当てた場合にも基地局は該当端末でdownlink data転送が必要な場合もある。
これは、Msg.3のcontention resolution IDが端末の固有IDと直接mappingされる場合に基地局が該当端末に転送するdataがあるか否かを判断することができる場合に簡単に適用できる。
ここで、仮に端末のuplink bufferに格納されたdataがcontrol informationなのかまたはuser dataなのか否かによって、端末はMsg.3にEDT動作が変わることがある。
例えば、uplink bufferに格納されたdataがcontrol information(C-plane)であり、Msg.2を通じて伝達されたMsg.3のTBSがこれより小さい場合、端末はearly uplink data転送を遂行しないことがある。
即ち、端末はMsg.3にuplink bufferのdataはcontrol informationであり、これはTBSを分割してMsg.3に転送できないことをMsg.3で基地局に直接知らせることができる。
仮に、uplink bufferのdataがuser data(U-plane)で、かつMsg.3のTBSがuplink bufferより少なかったら、基地局はMsg.4に次のuplinkを続けてschedulingすることができる。
このような場合、基地局はMsg.3を通じて端末のbuffer statusとmulti-tone capabilityを知っている場合、以後、scheduling過程ではこれを考慮してUL_grantを転送することができる。
仮に、基地局がMsg.3 schedulingをsub-carrier spacing 3.75kHzでsingle-tone transmissionを指示した場合、必要によって、以後の過程ではuplink schedulingがmulti-tone基盤に指示される必要がある。
しかしながら、現在3GPP TS標準に従う場合、端末のsub-carrier spacingはMsg.2のRARにより決定され、random access過程やその以後の手続きで変更できない。
したがって、early uplink data転送過程で、sub-carrier spacingがRARで指示されたものと異なるように再設定される必要があることができ、またはearly uplink data転送のためのRARは常にuplink sub-carrier spacingを15kHzに設定される必要がある。
仮に、基地局がearly uplink data転送の以後に端末をRRC_CONNECTEDにRRC state遷移する必要がない場合、Msg.4時点にUL_grantを転送してMsg.3の転送がACKであり、RRC stateは遷移しないと間接的に知らせる必要がある。
しかしながら、仮に基地局がMsg.4を転送する時点、またはMsg.4の以後にUL_grantに続けてuplink schedulingしてから、該当端末のRRC stateをRRC_CONNECTEDに遷移する必要がある場合、DL_grantでRRC_CONNECTED procedureを端末にtriggerすることができる。端末と基地局は初めてのMsg.3送/受信の以後にuplink buffer sizeを知っている。
したがって、(続いた)UL_grantに割り当てたTBSの和がuplink bufferを全て消尽する特定の時点に基地局はDL_grantにRRC_CONNECTED procedureをtriggerせず、相変らずUL_grantにnewdata転送を要請することができる。
この場合、直前に転送した(uplink bufferを全て消尽する最後のuplink転送)NPUSCHがACKとして基地局に受信されており、これでEDTは完了する。
そして、端末はこれ以上NPDCCHをmonitoringする必要がないことが分かる。
前述したsub-carrier spacingを変えることができる場合は、Msg.3の以後に初めて受信されるMsg.4ステップでありうる。
即ち、基地局は端末のmulti-tone capabilityをMsg.3を通じて受信し、以後、連続したUL_grant割当てまたはRRC_CONNECTED遷移のためのprocedure trigger過程でuplink sub-carrier spacingを変更することができる。
前記説明した内容の一部を簡略な例示として表現すれば、以下のような順序で示すことができる。
1.端末はEDT条件が満たす場合、Msg.1を通じてEDTをrequestする。
2.基地局はMsg.1のNPRACH resource(NPRACH starting carrier(tone)index及び/又はNPRACH転送に使われたnon-anchor carrier index及び/又はRAPID)などを通じて該当EDT request有無を判断し、該当RA-RNTIでMsg.2を端末に転送する。
A.仮に、基地局がEDT requestに対してEDTのためのMsg.3転送でない、一般的なrandom access procedureのMsg.3をschedulingしようとする場合、該当RAPIDのMAC payload(RAR)のreserved bitに‘0’の値でEDT要請を拒絶することを端末に知らせる。
端末は、該当reserved bitの‘0’値からEDT要請が拒絶されたことを認知し、一般的なrandom access procedureのようにMAC RARを解釈する。
B.仮に、基地局がEDT requestを受諾し、これに対するMsg.3をschedulingする場合、該当RAPIDのMAC RARのreserved bitに‘1’の値でEDT要請を受諾することを知らせる。
端末はreserved bitの‘1’値からEDT要請が受諾されることを認知し、MAC RARを既存のMAC RARと異なるように解釈することができる。
3.基地局は、受信されたMsg.3のdecodingが成功され、該当NPUSCHを通じて追加で伝達された端末のuplink buffer状態と、及び/又は端末のmulti-tone scheduling capabilityを参考してEDTを続けて支援することができる。
A.例えば、端末が報告したuplink bufferがMsg.3 NPUSCH転送の以後にも相変らず0でない状態である場合、基地局は引続いたNPUSCH schedulingのためのUL grantをNPDCCHに転送することができる。
この際、基地局はMsg.3にschedulingする時に使用したNPUSCH sub-carrier spacingと異なる値を端末で新しく設定することができる。
これは、UL grantでない方法により支援できる。
例えば、基地局がNPDCCHでDL grantを端末に転送し、該当するNPDSCHはMAC RARと類似の方法によりNPUSCH schedulingのためのUL grantを含んでいることができる。
これを通じて、NPUSCH sub-carrier spacingが新しく設定できる。
B.仮に、端末のuplink buffer dataがcontrol information(C-plane)であり、 Msg.3にscheduleされたTBSより大きいsizeであるので、EDTでMsg.3に転送できなかった場合、端末はMsg.3にこのような状態を追加で知らせることができる。
基地局は、これを参考してMsg.3転送のためのMAC RARを新しく転送することができる。
このような場合にもこれはUL grantでない方法により支援できる。
例えば、基地局がNPDCCHにDL grantを転送し、該当するNPDSCHはMAC RARと類似の方法によりNPUSCH schedulingのためのUL grantを含んでいることができる。
これを通じて、端末のC-plane bufferを空けるためのNPUSCH schedulingが遂行できる。
C.仮に、基地局はMsg.3受信の以後に該当端末をRRC_CONNECTEDに状態遷移したい場合、Msg.4にDL grantを転送し、該当NPDSCHでRRC_CONNECTEDに状態遷移のためのprocedureをtriggerすることができる。
4.端末は自身がMsg.3で報告したuplink buffer sizeとその間NPUSCHに転送したTBSの和を比較して、uplink buffer sizeが全て消尽される最初のNPUSCH転送の以後にNPDCCHにUL grantを受信する場合、該当NPUSCH転送が基地局によく受信されたということを知って、NPDCCH monitoringを中断することができる。
仮に、基地局が該当時点に端末をRRC_CONNECTED状態に遷移したかったり、またはdownlinkに転送したいdataがある場合、NPDCCHにDL grantを転送することができる。
端末は、該当時点にNPDCCHにDL grantが受信されれば、該当NPDSCHのcontentsに従って、次の動作が変わることができる。
A.仮に、端末のuplink buffer sizeが全て減少した時点(例えば、Msg.3転送に端末のuplink bufferに格納されたdataを全て転送した場合、またはuplink buffer sizeが全て減少する初めのNPUSCH転送の以後)に基地局は該当messageをよく受信(ACK)しており、端末をRRC_CONNECTED状態に遷移させる計画がない場合、Msg.4(または、特定の時点のNPDCCH)ステップでNPDCCHにDL grantを転送してNPDSCHをschedulingする。
該当NPDSCHは、端末のcontention resolutionなどのための情報を含む。
しかしながら、RRC_CONNECTED状態に端末のRRC状態を遷移させるために必要な情報が省略されるか、またはこれに代える他のhigh-layer messageが含まれて転送できる。
この際、端末は自身のEDTがよく完了したことを認知し、該当NPDSCHに対するACKはuplinkに別に報告しないことがある。
この場合、端末はNPDCCH monitoringも止めることができる。
RARでEDTのために多様なuplink grantを支援する方法
現在定義されたRARのUL_grantは固定されたTBS(NB-IoTの場合に88bits)のみ割当てが可能である。
N_RU(resource unit)は、1、3、4のうちの1つのみに設定可能である。
Early uplink data転送のために、さらに多様なTBSとN_RUが支援される必要がある。
そのための方法は、(1)既存のRARのUL_grantにunusedまたはundefined statesを活用するか、または(2)Msg.1にEDTを要請した端末が期待することができるRARのUL_grantを新しく定義する方法がありうる。
ここで、(2)の方法に最も簡単な方法は、NPDCCHに転送されるDCI format N0と同一なUL_grantを使用する方法がありうる。
ここで、(2)の方法はMsg.1転送の以後に端末が期待するRARのUL_grant size及び/又はformatを変更するものであって、必ず既存のDCI format N0と同一でなければならないものではなく、既存のRARに含まれたUL_grantとsize及び/又はformatが同一でない任意の場合に該当することができる。
既存のRARのUL_grant活用
第1に、既存のRARのUL_grantにunusedまたはundefined statesを活用する方法について説明する。
まず、“既存のRARのUL_grantにunusedまたはundefined statesを活用する方法”に、MCS(modulation and coding scheme)とI_SCのreserved stateをjointと解釈して、以下のようにTBSとN_RUをindicationする方法がありうる。
この方法は、既存のRARのUL_grantと同一なsize及びformatを再活用する場合である。
即ち、表38でreserved値を活用する方法に、以下、より具体的に説明する。
後述するMsg.1はEDTのためのNPRACH resourceに明示的に転送された場合を仮定する。
即ち、基地局と端末はMsg.1の転送がEDTのための目的であったことを互いに正確に理解している場合に該当する。
方法1.Msg1がmulti-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=3.75kHzで、かつI_MCS>2の場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC(NPUSCH tone数)、Msg3のSCS(sub-carrier spacing)を特定の方法により解釈
方法2.Msg1がmulti-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=3.75kHzで、かつI_SC>11の場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCSを特定の方法により解釈
方法3.Msg1がmulti-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=15kHzで、かつ19>I_SC>11の場合、7>I_MCS>2をTBSとN_RU、#n_SC、Msg3のSCS解釈に使用する方法
方法4.Msg1がmulti-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=15kHzで、かつ64>I_SC>18の場合、7>I_MCS>0をTBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCS解釈に使用する方法
方法5.Msg1がsingle-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=3.75kHzで、かつI_MCS>2の場合、TBSとN_RU、n_SC、Msg3のSCS解釈(#n_SCは1に固定)
方法6.Msg1がsingle-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=3.75kHzで、かつI_SC>11の場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCS解釈(#n_SCは1に固定)
方法7.Msg1がsingle-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=15kHzで、かつI_MCS>2の場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCS解釈(#n_SCは1に固定)
方法8.Msg1がsingle-tone NPRACH resourceに転送され、RARのSCS=15kHzで、かつI_SC>11の場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCS解釈(#n_SCは1に固定)
方法9.前記条件に該当しない場合、EDTが基地局から拒絶されたか、または該当要請を基地局が受け入れないことと仮定し、端末と基地局は既存のrandom access過程を同一に遂行する。
前記方法1から8に該当する場合、TBSとN_RU、n_SC、#n_SC、Msg3のSCS再解釈は多様な方法により定義可能であるが、既存のNPDCCH format N0の全ての場合を含まれないことがある。
特に、再解釈されるか、または表38のreserved値に割当てできるTBSは、88bitsより常に(等しいか)大きい値に設定できる。
最大値は1,000bits(1 UL HARQの最大割当てTBS)を超えないことを特徴とする。
また、MAC RARのUL grantが既存のTBSと同一な値(NB-IoTを例示として88bits)を示す場合、端末は自身のEDT(Early uplink Data Transmission)要請が基地局から拒絶されたことを間接的に知ることができ、以後、random access procedureは既存と同一な手続きで遂行できる。
表36は、Msg3 NPUSCHに対するMCS indexを示す。
Figure 0006900472
第2に、既存のRARのUL_grantにMCS index MSB 1bitを活用してEDT requestを拒絶または受諾するか、またはより大きいTBSを割り当てる方法について説明する。
この方法は前述した第1の方法と類似しているが、MAC RARのUL grantでunused bitを使用して第1の方法と類似の目的をより簡単に実現することができる方法である。
表38で、MCS indexのMSB 1bitが‘1’である場合、全てreserved statesに割り当てられている。
したがって、MCS index MSB 1bitは基地局が端末のEDT requestを受諾または拒絶するために使われることができる。
例えば、基地局が端末のEDT requestをMsg.1のRAPIDまたは他の方法により区分することができる場合、基地局は該当bitを活用してimplicitにEDT requestを受諾または拒絶することができる。
仮に、端末がEDTをrequestしないか、またはEDT featureを支援しない場合、該当bit(MCS indexのMCS 1bit)の値を無視することができる。
仮に、端末がEDTをrequestしており、該当RAPIDのUL grant内にMCS index MSB 1bitが‘1’に指示された場合、端末は自身のEDT requestが基地局から受諾されたと仮定することができる。
そして、端末はMCS index MSB 1bitを除外したUL grantを既存と異なるように解釈できる。
既存と異なるように解釈できるparameterに、Uplink subcarrier spacing及び/又はSubcarrier indication及び/又はScheduling delay及び/又はrepetition number及び/又はNRU(IRU)などがありうる。
このように、EDT用UL grantと解釈される場合、TBSは88bitsより(等しいか )大きく、1 UL HARQ processが有することができる最大TBSより等しいか小さい値で3GPP TS標準に決まるか、または基地局からconfigurationされる値でありうる。
だけでなく、EDT用UL grantの解釈はCE level別に異なることができ、最も簡単に、TBSがCE level別に異なる値でありうる。
RARのUL_grantを新しく定義する方法
次に、Msg.1を通じてEDTを要請した端末が期待することができるRARのUL_grantを新しく定義する方法について説明する。
図9から図12は、既存のMsg.2に含まれたRARと関連したMAC PDUを示す。
特定NPRACH resourceにMsg.1を転送した全ての端末は同一なRA-RNTIを使用してNPDCCHを検出する。
該当NPDCCHにschedulingされたNPDSCHはRARと関連したMAC PDUを含んでいる。
該当MAC PDUは、互いに異なるRAPID(Msg.1のstarting carrier indexで構成された)に対するUL grantを含む。
端末は、MAC PDU内で自身が使用したRAPIDに対応するUL grantが存在するか否かを先に確認する。
仮に、該当RAPIDが発見される場合、端末はこれに対応するMAC RARを図12のように解釈してMsg.3を基地局に転送する。
ここで、Msg.1が転送されるNPRACH resourceからEDT要請がRAPIDに区分される場合、端末は自身が使用したRAPIDだけでなく、EDT要請に対応する全てのRAPIDがMAC PDUに幾つ含まれているかを知ることができる。
仮に、基地局がEDTに対する応答のMAC RARのサイズを既存のMAC RARと異なるように構成し、EDT RAPIDでないMAC RARから順にMACE/T/RAPIDを構成し、その以後にEDT RAPIDに対するMACE/T/RAPIDを順に配列する場合、legacy端末機とRel.15端末は互いに誤解無しでMAC PDUを解釈できるようになる。
ここで、release15端末はEDTに対する新たなMAC PDU定義が解釈することができる端末を意味する。
例えば、図13はk個のMAC RARが既存のMAC RARと同一であり、該当k個のMAC RARはEDT用途でないRAPIDに、Msg.1を転送した端末が受信することができる。
ここで、k個のMAC RARは既存のE/T/RAPID subheaderの順序から各MAC RAR順序計算に誤解無しで構成/解釈できる。
一方、EDT目的のRAPID候補のうち、Msg.1を転送した端末は各E/T/RAPID subheaderから順次にEDT目的のRAPIDに含まれないMAC RAR数kを探し出し、以後、EDT目的のRAPIDに含まれるn-k個のMAC RARのうち、自身のRAPIDを探すことができる。
これから、端末は既存MAC RARとサイズが異なる害になるMAC RARを解釈できるようになる。
但し、端末はEDT目的のRAPIDを転送したとして基地局が常にそのためのEDT目的のUL grantをschedulingしないこともある事実を考慮しなければならない。
この場合、MAC RARの最初のbit(図14でR1)は該当MAC RARがEDT目的にUL grantを指示するか否かを判別することに使われることができる。
即ち、図14のreserved bits(R1及び/又はR2)はRAPIDがEDT(Early uplink Data Transmission)用途に含まれる場合のみに異なる方法に使用可能でありうる。
ここで、R1の代わりにMAC RARのUL grantに含まれるMCS indexのMSB 1bitが使われることもできる。
だけでなく、基地局はMAC sub-headerに直接的に1byte情報を追加してE/T/RAPIDMAC subheaderを追加することによって、EDT目的のRAPIDに対する新たなMAC RARを転送することができる。
ここで、MAC sub-headerに追加される1byte情報は単純に特定RAPIDをもう一度含んで構成(例えば、特定RAPIDに対するMAC subheaderが連続/又は不連続的にMAC headerに含まれる方法)することができる。
このような場合、該当MAC RARは単純に既存のMAC RARの2倍のサイズを有するMAC RARであって、該当MAC RARは既存と異なる方法により解釈できる。
このような方法は、Msg.2のRARに含まれるUL grantを既存のNPDCCH format N0と同一に使用することができる長所がある一方、resource使用側面で非効率的な短所がありうる。
前記の方法よりもっと効率よくEDT目的のRAPIDに対するUL grantを構成する方法に、図14のR1とR2を使用する方法がある。
MAC RARに含まれたUL grantは15bitsで構成され、Msg.3のためのNPUSCH schedulingには多い制約が存在することがある。
これは、23bit(1 UL HARQ capable UEである場合)で構成された表39の既存のNPDCCH format N0と比較して分かる。
このように、NPUSCH schedulingに制約がないMAC RARを使用するためには図14のR2を積極的に活用する方法が必要である。
例えば、表40は既存のNPDCCH format N0で不必要な一部のfieldを除去したものであって、これはrandom access過程のMsg.3 schedulingのためには不必要な情報でありうる。
即ち、“format N0/format N1の差異のためのflag”と“Redundancy version”、“New data indicator”はMsg.3 scheduling過程で各々“0”、“特定値(例えば、0)”、“特定値(例えば、基本値に0)”にpredefineできる。
この場合、Msg.3のUL grantのために必要な最大bit数は20bitsであり、これは図14の既存のUL grantとR2を全て合わせたbit数に該当する。
EDTは88bitsより小さいTBSを支援しないか、または特定TBSより大きい値を支援しない場合、必要なUL grant数はより減ることができる。
だけでなく、EDTが特定sub-carrier spacingを常に仮定しない場合、これを指示するための1bitが追加的に使われることもできる。
または、subcarrier indication field(ISC)を通じて間接的にNPUSCH sub-carrier spacingが指示されることもできる。
例えば、I_SCが0−11の場合、single-tone Msg.3 NPUSCH schedulingを意味する。
この際、Msg.3 NPUSCH sub-carrier spacingが3.75kHzでimplicitに指示できる。
前述したように、端末はEDTを要請するMsg.1を転送した場合、基地局はさまざまな理由によりEDTのためのMsg.3 schedulingの代わりに、既存のrandom access手続きに従うMsg.3 schedulingを願うこともできる。
この際、これを区分するために図14のR1が使われることもできる。
該当情報はR1だけでなく、R2の一部bitを使用して伝達されることができ、前記叙述した内容のMAC sub-headerまたはheader構成でこれを区分することもできる。
前述した全ての方法で端末のEDT要請を基地局が拒絶しないと仮定することができる場合、EDTをMsg.1に要請した端末はMAC RARに含まれたUL grantを解釈するに当たって、UL grant内部のMCS index MSB 1bitまたはMAC RARのreserved bits(R1及び/又はR2)などを基地局のEDT受諾(または、拒絶)用途などに活用せず、MAC RARのUL grantをEDT用UL grantと直接解釈することもできる。
図9はMACヘッダ及びMAC RARを含むMAC PDUの一例を示し、図10はE/T/RAPID MAC subheaderの一例を示し、図11はE/T/R/R/BI MAC subheaderの一例を示し、図12はNB-IoT UEに対するMAC RARの一例を示す。
図13は、本明細書で提案するMACヘッダ及びMAC RARを含む新たなMAC PDUの一例を示す。
図14は、本明細書で提案するEDTのためのMACヘッダ及びMAC RARを含む新たなMAC PDUの一例を示す。
図9から図14と関連してMAC PDUに対する一般的な内容について簡略に説明する。
MAC PDUは、MACヘッダ(header)、少なくとも1つのMAC SDU(service data unit)及び少なくとも1つのMAC制御要素(control element)を含み、付加的にパッディング(padding)をさらに含むことができる。場合によって、MAC SDU及びMAC制御要素のうち、少なくとも1つはMAC PDUに含まれないことがある。
MAC制御要素は、MAC SDUより先行して位置することが一般的である。
そして、MAC制御要素のサイズは固定的または可変的でありうる。MAC制御要素のサイズが可変的な場合、拡張されたビット(extended bit)を通じてMAC制御要素のサイズが拡張されたか否かを判断することができる。MAC SDUのサイズも可変的でありうる。
MACヘッダは、少なくとも1つ以上のサブヘッダ(sub-header)を含むことができる。この際、MACヘッダに含まれる少なくとも1つ以上のサブヘッダは各々のMAC SDU、MAC制御要素、及びパッディングに対応するものであって、サブヘッダの順序は対応する要素の配置順序と同一である。例えば、MAC PDUにMAC制御要素1、MAC制御要素2、複数個のMAC SDU、及びパッディングが含まれていれば、MACヘッダではMAC制御要素1に対応するサブヘッダ、MAC制御要素2に対応するサブヘッダ、複数個のMAC SDUの各々に対応する複数個のサブヘッダ及びパッディングに対応するサブヘッダが順に配置できる。
‘R’は予約ビット(Reserved bit)であり、使われないビットである。
そして、‘E’は拡張フィールド(Extended field)であって、サブヘッダに対応する要素の拡張有無を示す。
表37は、従来のDCI format N0に対するfield構成の一例を示す。
Figure 0006900472
表38は、EDTのためのRARのUL grant内のfield構成の一例を示した表である。
Figure 0006900472
仮に、MAC RARの1bit(または、以上)をEDT要請に対する応答に活用できる場合、端末は追加で割り当てられたMAC RARの1bitに基づいてRARのUL grantを異なるように解釈することができる。
この際、該当RARの追加bitは端末の混乱を防止するために‘0’は既存UL grantを活用する方法により解釈され、‘1’はUL grantの解釈を新しくするように定義できる。
即ち、‘0’として指示を受けた場合、先の提案した方法のようにMAC RAR内のUL grantをlegacy UL grantと解釈する。
仮に、unused statesがある場合、これを活用して拡張解釈も可能である。
一方、‘1’として指示を受けた場合、MAC RAR内のUL grantを既存と全く異なるように解釈することができる。
但し、追加で使われるMAC RARの1bitはMsg.1でEDTに予約されたRAPID及び/又はRA-RNTIを転送した端末のみに限り活用するように制限することができる。
次に、新たなMSG3 UL Grantを導入するが、legacy MSG3 UL Grantが指示できたMCS、TBS、RUなどを含んで作る方法について説明する。この方法はbackward compatibilityを考慮しない。
この方法は、legacy RARにあるreserved bitを使用しない方法を考慮するので、総MSG UL Grantのサイズが15bitsを超えることはできない。
基本的に、MSG3 repetition number field(3bits)とscheduling delay field(2bits)は、legacyと同一に設定する方法を考慮すれば、残りの10bitsは次の通り設計できる。
(1)subcarrier indication fieldのための6bits
6bits(i.e., 64states)のsubcarrier indication fieldの中にsubcarrier indicationとsubcarrier種類まで一度にindicationする方法を考慮することができる。
即ち、実際MSG3及びearly dataが転送されるsubcarrier indexとsubcarrierのnumber、そしてsubcarrier spacingまで一度に指示する方法を考慮することができる。
但し、single toneを有する3.75kHz subcarrier spacingが48statesが必要であり、15kHz subcarrier spacingに19states(single toneのために12states+3-toneのために4states+6-toneのために2states+12-toneのために1state)が必要であるので、総67statesが必要になる。
したがって、特定の3つのcaseは除外させる必要がある。
特徴的に、single toneを有する3.75kHz SCSが48statesが存在するので、そのうち、特定の3個のsubcarrier indexを使用しないと約束することができる。
例えば、#45、#46、#47 subcarrier indexはnew MSG3 UL Grantを通じてallocationされないと設定することができる。
追加で、3.75kHz SCSのみ単独に除外されることもできるが、15kHz SCSと混ざって除外される方法も考慮することができる。
特徴的に、3.75kHz SCSのsubcarrier index #46、#47に15kHz SCSのsingle tone subcarrier index #11まで総3statesを使用しないと設定することもできる。
しかしながら、single toneを有する3.75kHz SCSが48種類があるので、そのうち、3種類を使用しないことが効率よいresource allocation観点で好ましい。
前述した方法のように、single toneを有する3.75kHz SCSのうち、#45、#46、#47 subcarrier indexが除外された場合に対してsubcarrier indication field tableを表39のように作ることができる。
特徴的に、端末のUplink Subcarrier spacingはsubcarrier indication field(
Figure 0006900472
)値が0〜44に指示された場合、3.75kHzに決定され、45〜63に指示された場合、15kHzに決定されると見ることができる。
表39は、subcarrier indication field(6bits)の一例を示した表である。
Figure 0006900472
追加的に、除外されるsubcarrier indexはSIB(e.g., SIB2-NB or SIB22-NB)を通じてconfigureすることができると設定できる。
しかしながら、除外されるsubcarrier indexを予め決定し、3GPP TS specificationに前記表41のように1つのtableのみ存在することが好ましいことがある。
(2)Msg3フィールドに対するTBS、modulation、及びRUのnumberの4bits
現在、maximum TBS値はSIB(例:SIB2-NB and/or SIB22-NB)に転送されると設定されている。
そして、maximum TBSになることができる値の個数は8個に約束されている。
即ち、基地局が各CE level別にmaximum TBS値を予め約束された8個のうちの1つにconfigureしれくれれば、該当CE levelでのEDTのためのmaximum TBS値は決定される。
この際、EDTのためのTBSは最大4個まで設定して使用することができる。
前述したTBSに該当する値はまだ決まっていないが、EDT拒絶のための動作(i.e., fallback動作)のためにlegacy MSG3 UL grantで指示してくれる値のようなTBS、RU、modulation orderなどを含むことが好ましい。
即ち、端末がEDTのために予め約束されたresource(e.g., subcarrier index、resource poolなど)に該当する個所にMSG1を転送したとしても、基地局がnew MSG3 UL grantにlegacy MSG3 UL grantで指示してくれた値のようなTBS、RU、modulation orderをconfigureしてくれる場合、端末はEDTが拒絶されたと判断し、legacy NPRACH procedureで動作(i.e., fallback)するようになる。
この際、“端末がlegacy NPRACH procedureで動作するという意味”は、MSG3に追加的なUL dataなどを共に送られず、legacy MSG3情報のみ送るという意味である。
特徴的に、1つのtableにSIBを通じてconfigureできる8個のmaximum TBS値が全て含まれた形態に定義されることもできるが、各TBS別にもっと多様なcoding rateなどを支援するためにSIBを通じて転送されたmaximum TBS値によって参照しなければならない別途の8個のtableが3GPP TS spec.に明示され、端末はこれに従うと設定することができる。
各tableの0〜2 stateは、legacyのようなmodulation、Number of RU、TBS値を含まなければならないと設定することができる。
例えば、TBS、modulation、number of RUなどを指示してくれるための4bits(16states)tableを表現すると、表40の通りである。
表40は、maximum TBSが1,000である場合を仮定しており、この際、208、256、680を含んで総4個のTBSを使用することができると仮定した。
表40を参考する時、端末がNew MSG3 UL grantに
Figure 0006900472
を0〜2のうちの1つにconfigure受けた場合、前述したように、EDTが拒絶されたと判断し、legacy MSG3情報のみ転送するように設定することができる。
追加で、
Figure 0006900472
に‘3’をconfigure受けた場合、4種類のTBSのうちの1つを端末が判断して選択した後、該当するNPUSCHを転送すると設定することができる。
この際、基地局はBD(blind decoding)を通じて端末が選択したTBSを判断することができる。
より多様なRUの数を支援するために16stateを全て使用することも本明細書で排除しないことは勿論である。
表40は、設定された最大TBSが1,000であるMSG3 NPUSCHに対するMCS indexの一例を示した表である。
Figure 0006900472
次に、backward compatibilityを考慮してlegacy MCS index tableのunused stateを使用する方法について説明する。
追加的に、backward compatibilityを考慮する場合、legacy tableのunused stateを使用することも考慮できる。
即ち、例えばlegacy tableのunused state 3〜7に表40のstate 3〜7までを追加してEDT動作を行うように設定することができる。
特徴的に、各TBS別にもっと多様なcoding rateなどを支援するためにSIBを通じて転送されたmaximum TBS値によって参照しなければならない別途の8個のtableが3GPP TS spec.に明示され、端末はこれに従うと設定することができる。
各tableの0〜2 stateは常にlegacyのようなmodulation、number of RU、TBS値を含まなければならないと設定することができる。
Code-rateを考慮した多様なTBS setをEDT Msg.3にスケジュールリングする方法
次に、(effective)Code-rateを考慮して多様なTBS setsをEDT Msg.3にschedulingする方法について説明する。
NB-IoTで、code rate(CR)は以下の数式23の通り定義できる。
Figure 0006900472
NB-IoTで既存のMsg.2 RARのUL grantは88bitsのTBSのみscheduling可能であり、MCS indexとRU数、RE数(RUサイズ)の組合せにより多様なcode rateを支援する。
eMTCはCE mode AとCE mode Bに従って相異する値のパラメータとさらに多様なTBSを支援する。
しかしながら、Msg.3の多様なcode rateを支援するための原理は同一に適用される。
これは、EDTのためのMsg.3を支援する場合にも同様に適用される必要があり、該当方法で提案する原理はNB-IoTとeMTC、または他のsystemでも同一に適用できる。
以下、NB-IoTに対して多様なTBSとcode rateを支援するための基本方法を先に説明し、これに基づいてeMTCにも適用するための方法を説明する。
表41は、後述する方法(EDTにscheduling可能なNTB S setをenableする方法)の‘B)Msg.2で2)と3)を動的に直接知らせる方法’に適合したMsg.2 RARのUL grantにMCS index tableを示し、Nは4と仮定した。
ここで、NRU_1、TBS_2、NRU_2、TBS_2、NRU_3、TBS_3は4個のTBSを同時にschedulingしながら、各TBS値によってcode rateを調整するためのRU数を調整するための目的に追加されたパラメータである。
MCS indexの上位3個の値は端末のEDT要請を拒絶するための用途に使われることができ、その他の値に割り当てられた場合、4個または1つのTBSがEDTのための目的にschedulingされたものとして解釈できる。
N個のMCS indexは4個のTBS setsをEDT Msg.3にschedulingするために使われ、M個のMCS indexは最大値TBSのみEDT Msg.3にschedulingするために使われる。
ここで、NとMはsystem informationでconfigurationされるか、または3GPP TS spec.に明示されることができ、CE levelまたはMsg.1のcarrier位置などに従っても異なる値に設定されることもできる。
T0は該当Msg.1を使用してEDTを要請した場合、端末が基地局から期待することができる最大TBS値である。
T1、T2、T3はT0により誘導されるか、または決定される値であって、T0よりは小さい値である。
また、上位3個のMCS indexを除外した任意のMCS indexの指示を受ける場合、MCS indexと関係なく最大TBS値とそれより小さい残りのTBS値は同一である。
基地局はUL grantで特定MCS indexを指示しながら、T0 TBSを基準にy個だけのcode rateを調整することができる。
Rx、yは、Tx TBSをscheduling受けた場合のRU数を意味する。
例えば、MCS indexが‘100’に指示された場合、端末は4個のTBSをscheduling受けて、T0とR0、1から誘導されるcode rateと類似のcode rateを有するようにR1、1、R2、1、R3、1が設定される。
即ち、R0、1とR1、1、R2、1、R3、1は、T0、T1、T2、T3と比例する関係に設定できる。
但し、M個のMCS indexに含まれたR’0、0とR’0、1は、R0、0、R0、1、R0、2のうちから選択されるか、または他の値でありうる。
表42と表43は、表41のMとNが各々0である場合に該当する。
これは、後述する方法(EDTにscheduling可能なN TBS setをenableする方法)の‘A)Msg.1にEDT要請する前に、system informationで2)と3)を事前に知らせる方法’に適合したUL grantでありうる。
前記提案で、RU数を示すNRU_1、NRU_2、NRU_3は、各TBS_i(i=1、2、3)のMsg.3 repetition numberを調整するための値に活用されることもできる。
即ち、UL grantでMsg.3のrepetition number(NRep)をT0のMsg.3に対するMsg.3 repetition numberに使用し、MCS index別にNRUは各々R0、0、R0、1、R0、2、R’0、0、、R’0、1に指示される。
そして、NRU_1、NRU_2、NRU_3の値は端末がTBS_i(i=1、2、3)を選択する場合、該当TBSのMsg.3 repetition numberをNRepを基準にまたscalingするために使われる値でありうる。
これはT0とR0、1から誘導されるcode rateと類似のcode rateを有するようにTBS_i(i=1、2、3)のcode rateを調整するために使われる目的と符合する。
また、scalingされたrepetition numberによってMsg.3転送中に変更されるRV(redundancy version)は既存と異なる値またはpatternに定義できる。
例えば、RVは0と2だけでなく、他の値も有することができる。
このように、RU数を調整せず、repetition numberを調整してTBS別code rateを調整する場合、基地局のblind detection複雑度は減少できる長所がある。
例えば、特定MCS index(表41で、例えば‘100’に指示された場合)にUL grantが指示された場合、TBS別に互いに異なるrepetition numberを使用する場合、そして、UL grantで指示受けたT0 TBSのパラメータが
Figure 0006900472
である場合(即ち、R0、1)、そして(例示を簡単にするために)表41でTBSはT0とT1のみ存在する場合、そしてR1、1は2である場合、図15(Msg.3の場合にはrvindx(0)とrvindx(1)は各々0と2でありうる)で端末がT0を選択すれば、64slotを使用する。
そして、端末がT1を選択すれば、128slotを使用する。
ここで、R1、R2をAと、R3、R4をBと、R5、R6をCと、R7、R8をDと、U1、U2をEと、U3、U4をFと、U5、U6をGと、U7、U8をHと表現する場合、T0である場合に時間軸でAAAABBBB…HHHHと表現されることができ、T1である場合に時間軸でAAAABBBB…HHHHA’A’A’A’B’B’B’B’…H’H’H’H’と表現できる。
ここで、A’、B’、…、H’はA、B、….、HとRVとscramblingが異なることを表現する。
したがって、基地局はT0とT1をblind detectionする過程で各TBS場合の数別に LLR(log likelihood ratio)またはsymbol combiningのための追加的なmemoryを別に使用しないことができる長所がある。
これとは異なり、TBS別にRU数を異なるように割り当てる場合、各TBS場合の数別にLLRまたはsymbol combiningのための追加的なmemoryが要求される短所がありうる。
また、UL grantで特定MCS indexに指示された場合、resource allocation観点でT0、T1、T2、T3のphysical resourceはnested構造(最も大きいphysical resourceに残りのphysical resourceが含まれる方式)で設定できる。
また、端末が選択するTBSの値に関係なく、Msg.3のphysical resourceは周波数軸で同一なresourceを使用し、時間軸でMsg.3の転送開始位置は同一である。
これは、基地局のblind detection複雑度を低める観点で長所があり、端末の時間当たり転送電力を選択されたTBSに関係なく同一にすることができる長所がある。
例えば、選択されたTBSによって使われる周波数軸の資源サイズが変われば、RE当たり送信電力が選択されたTBSによって変わる短所がありうる。
表41、表42、表43で、EDT Msg.3 schedulingのためのmodulation値はsingle-toneである場合、pi/2BPSKまたはpi/4QPSKのうちから選択された値であり、multi-tone(Isc>11)の場合、QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)に固定できる。
但し、EDTはsingle-tone転送が許容されない場合、該当single-tone scheduling(Isc<12)で、かつMCS indexがEDT-UL grant領域に含まれていれば、これはRARまたはMsg.3 UL grant検出失敗と解釈されることもできる。
表41は、EDT Msg3 NPUSCHのためのMCS indexの一例を示した表である。
Figure 0006900472
表42は、4 TBS setがEDT Msg.3に対してenableされる時、EDT Msg3 NPUSCHに対するMCS indexの一例を示す。
Figure 0006900472
表43は、単に最大TBS setはEDT Msg.3に対してのみenableされる時、EDT Msg3 NPUSCHに対するMCS indexの一例を示した表である。
Figure 0006900472
図15は、本明細書で提案するNPUSCHの反復転送の一例を示した図である。
前述したEDT Msg.3のためのUL grant及びresource allocation方法はNB-IoTだけでなく、eMTC及び他のシステムにも適用可能である。
但し、eMTCでUL grantはNB-IoTのUL grantと異なる部分があるので、これをeMTCシステムに適合したUL grantに設計する方法を説明する。
まず、eMTCはCE mode AとCE mode BによってRAR UL grantが異なる形態に定義されている。
また、eMTCはNB-IoTとは異なり、RARのunusedまたはreserved 1bitを追加で使用してEDT UL grantを設計することができる。
1.Unusedまたはreserved 1bitを追加で使用する場合
RARのunusedまたはreserved 1bitはEDT要請のためにreserveされたresource(例えば、PRACH resourceを含むPRB index、carrier index、RA-RNTI、RAPIDなど)に端末がMsg.1を転送した場合に限定して該当1bitを再解釈するように定義できる。
このために、RARのunusedまたはreserved 1bitはEDT要請に対する応答に使われない場合に‘0’に定義される必要がある。
仮に、EDT要請に対する応答に使われる場合、1bitの値によって以下のようにRARのUL grant解釈が変わることがある。
A)‘0’(または、‘1’)に指示された場合
基地局からEDT要請が拒絶されたと解釈し、RARのUL grantを既存のRandom access過程でUL grantを解釈する方法と同一に解釈する。
また、端末と基地局との間に後続した手続きはEDT手続きに従わず、既存のRandom access手続きを従うようにする。即ち、基地局の立場では端末のEDT要請を拒絶するための用途に使われることができる。
B)‘1’(または、‘0’)に指示された場合
基地局からEDT要請が受諾されたと解釈し、RARのUL grantを既存のRandom access過程でUL grantを解釈する方法と全く異なるように解釈することができる。
例えば、UL grantは1つ以上のTBS値を同時に指示するように設定できる。
CE mode Aは前述したRARのunusedまたはreserved 1bitがUL grantの‘CSI request’fieldがこれに代わって使われることができる。
2.既存のRAR UL grantをEDT Msg.3 UL grantに再解釈する方法
既存のRAR UL grantをEDT Msg.3と再解釈する方法は、表44と表45で一部element(s)をEDT UL grantと解釈する方法を基本とする。
該当方法でも、基地局がEDT要請を拒絶(端末のEDT要請を拒絶し、後続する手続きは既存のrandom accessに従うように命令し、端末は該当RAR UL grantで指示されたところに従ってMsg.3を転送しながらEDT手続きでないrandom access手続きを遂行)するために使用できるように一部elementは既存のRandom accessのRAR UL grant element値を含む。
表44は、CE mode Aに対するRAR UL grantでTBS tableの一例を示す。
Figure 0006900472
表45は、CE mode Bに対するRAR UL grantでTBS tableの一例を示す。
Figure 0006900472
表46は、CE mode Aに対するRAR UL grantでTBS tableの一例を示す。表46は、EDT UL grantに使われる場合の一例を示す。
Figure 0006900472
先に提案する方法は、概念的にCE modeに関係なく、以下のような特徴で構成できる。
A)TBS tableで、一部elementをEDT UL grantのために再解釈できるように許容
1)選択されるelementは特定ITBS値に該当する全てのelementでありうる。
表44と表45で、特定ITBSは高い値を優先的にEDT UL grantのために使用できる。
これは、EDTで必要なMsg.3 TBSが相対的に高い値でありうるので、これと重複できる確率の高いITBSをEDT UL grantに再使用するためでありうる。
ここで、後述する方法(EDTでscheduling可能なN TBS setをenableする方法)の‘A)Msg.1にEDT要請を行う前に、system informationで2)と3)を事前に知らせる方法’の場合、1つのITBS値(最も大きい値)のみEDT UL grantに再使用または再解釈するようにすることができる。
そして、後述する方法(EDTでscheduling可能なN TBS setをenableする方法)の‘B)Msg.2で2)と3)を動的に直接知らせる方法’を支援する場合、最小2つのITBS値をEDT UL grantに再使用または再解釈するようにすることができる。
簡単な実施形態に、表46でITBSが6または7である場合、端末はEDT要請が受諾されたと判断し、ITBSが6である場合、T0 TBSにMsg.3を転送しなければならない。
そして、ITBSが7である場合、T0、T1、T2、T3のうちから端末が直接選択した値をTBSにしてMsg.3を転送することができる。
ここで、T0は該当Msg.1にEDT要請する場合に基地局から期待することができる最大TBS値であり、T1、T2、T3はT0により決定される値である。
また、T1、T2、T3はT0が同一な場合にもCE level、CE mode、PRACH resourceなどによって異なるように定義または解釈できる。
この際、RAR UL grant内Msg3 PUSCHに対する反復回数値はT0を基準に設定された値である。
実際Msg.3のPUSCH repetition numberは端末が選択したTBS(T0、T1、T2、T3)値によって異なるように解釈されることができ、概念的には端末が選択したTBS値とT0の割合に相応する値に設定できる。
例えば、‘(UL grant内のMsg3 PUSCHに対する反復回数)x ceil((選択したTBS)/T0)’と解釈できる。
勿論、EDTのために指示されるUL grant内のMsg3 PUSCHに対する反復回数は新しく定義されるか、または該当UL grantにEDT Msg.3転送のために選択可能なTBSのうち(ITBSが固定された場合)、最も小さい値を基準に定義されることもできる。
この場合、実際のMsg.3のPUSCH repetition numberは‘(UL grant内のMsg3 PUSCHに対する反復回数)x floor(T0/(選択したTBS))’と解釈できる。
ここで、ceilingとfloorはrepetition数を表現するために整数を作るための関数であり、他の数学的表現が使われることもできる。
2)選択されるelementは特定ITBS値と特定NPRB値の組合せに制限できる。
先の1)の方法と同一であるが、TBS TableでEDT Msg.3 UL grantのために選択できるelementがNPRBによっても制限できる差異のみある。
例えば、Msg.3のPRB数が特定値より小さいか大きい場合に対してのみ許容する場合、RAR UL grantに指示されたITBSが1)でEDTのために予約したITBS値と同一な場合にもPRB数によってこれをEDT要請に対する受諾または拒絶と解釈を異にすることができる。
このような場合、端末立場ではRAR UL grantで指示を受けたPRB数がEDTを支援しないPRB数に該当する場合、TBS Tableを既存のRandom accessのためのRAR UL grantのTBS tableと同一に解釈する。
仮に、RAR UL grantで指示を受けたPRB数がEDTを支援するPRB数に該当する場合、ITBS値によってTBS Tableの該当elementをEDTのために新しく解釈するか、または既存のRandom accessのためのRAR UL grantのTBS tableと同一に解釈することができる。
該当方法は、NB-IoTの表41でも同様に適用できる。
例えば、sub-carrier spacing及び/又はIscによって設定された最大TBSのみEDT Msg.3転送に許容されるか、または最大TBSより等しいか小さいN個のTBSのうち、端末がMsg.3転送のためにTBSを直接選択できるか否かが指示できる。
3)選択されないelementは既存のRAR UL grantに値は含む。
RAR UL grantが該当elementを指示する場合、端末はEDT要請が拒絶されたと判断し、UL grantで指示されたパラメータによって既存のRandom access過程のMsg.3を転送し、EDT手続きでないrandom access手続きでfallbackする。
但し、56より小さいTBS値が指示された場合、既存のRandom access手続きでfallbackせず、他の動作を遂行することができる。
例えば、EDT要請は受諾されたが、端末が転送したEDT Msg.1に許容可能な最大TBSのみschedulingされたと判断し、EDT Msg.3を転送することができる。
または、端末はEDT要請を特定時間の以後にまた試みるように解釈することもできる。
RAR UL grantは56より小さいTBS値が使われないので、CE mode Aはこの特性を用いてEDT schedulingのためのelement選択方法が次のように追加的に考慮できる。
表46で、elements(16、24、32、40)はEDT RAR UL grantで指示される場合、5個のelementを各々論理的番号0〜4に区分して、{modulation order、Maximum TBS for EDTのみschedulingまたはMaximum TBSより等しいか小さいN(=4)TBSsをscheduling}に対する組合せを知らせることができる。
ここで、EDT Msg.3に使われるmaximum TBS値はsystem informationで事前に端末が獲得することができる情報であり、maximum TBSより等しいか小さいTBSはsystem informationに設定されたmaximum TBS値により決定されるsetであって、該当情報やはり端末が事前に知ることができる値である。
次に、多数のTBSのうち、端末が直接TBSを選択する場合、Msg.3 resourceを割り当てる方法について説明する。
端末のEDT requestに対する応答に、基地局は1つより多いTBSをschedulingすることができ、各TBS別に必要なphysical resourceは異なることがある。
また、基地局は最大に必要な物理資源(physical resource)をreserveする必要がある。
このような場合、端末は自身のUL buffer状態(データのサイズ及び種類)によって直接TBSを選択する場合、選択されたTBSが最大にreserveされたphysical resourceを使用しない場合、reserveされたphysical resourceの一部が浪費されることがある。
これを最小化するために、基地局は端末が選択したこともある各TBS別にblind detectionを遂行して、reserveされたが、使われないphysical resourceを他のユーザ(eMTCまたはNB-IoTまたはLTE端末)に該当physical resourceをschedulingして資源の浪費を防げる。
このような場合にも‘基地局がblind detectionを遂行する時間’及び‘他の端末に該当resourceにデータ(PUSCHまたはPUCCHまたはNPUSCHなど)をschedulingするためのUL grantを生成する時間’及び‘scheduling受けた端末がscheduling受けたアップリンク信号を生成して転送を始める時間’と重なった(一部)physical resourceは浪費されることがある。
これを解決するための方法に、多数のTBSのphysical resourceの間に‘特定gap’をconfigurationすることができる。
ここで、‘特定gap’は前記羅列した‘基地局がblind detectionを遂行する時間’及び‘他のユーザに該当resourceにデータ(PUSCHまたはPUCCHまたはNPUSCHなど)をschedulingするためのUL grantを生成する時間’及び‘scheduling受けた端末がscheduling受けたアップリンク信号を生成して転送を始める時間’を含むように設定される必要がある。
勿論、これは基地局で特定時間に設定されるか、またはscheduling受ける端末の種類(eMTCまたはNB-IoTまたはLTEまたは各端末のcapabilityなど)またはEDTにschedulingされるTBSのサイズによって異なる値に設定及び解釈されることもできる。
該当方法に対する簡単な実施形態に、前述した‘Code-rateを考慮して多様なTBS setsをEDT Msg.3でschedulingする方法’で、EDT UL grantにschedulingされた多数のTBSの間にMsg.3 repetition numberが変わり、各TBS別またはTBS内でrepetitionの間に‘特定gap’を挿入する方法がありうる。
このような方法を使用すれば、基地局はEDTにschedulingされた多数のTBSに対応するphysical resourceの間に‘特定gap’区間に他の端末のアップリンクチャンネル及び信号を予めschedulingすることができる。
そして、schedulingまたはconfigurationされた最大TBSより小さいサイズのTBSのMsg.3が基地局で検出された場合、検出されたTBSより大きいphysical resourceやはり他の端末に効果的に使われることができる。
EDT要請(request)のための条件
EDTは端末がpoor-coverageでNPUSCHに転送するdataが大きくない場合、RRC connection過程を遂行せず、random access過程でuplink bufferを全て転送することができる時、電力消耗の観点で効果的な手続きである。
しかしながら、端末が基地局からとても遠く位置して、NPUSCH転送が一度に成功できない確率が高いか、またはuplink bufferにdataが大き過ぎる場合(Msg.3に一度にschedulingできることを期待するのに多い量)、むしろ非効率的な方法でありうる。
即ち、基地局は端末の正確なchannel状況を知らなかったり、またはuplink buffer statusを知らなかったり、またはmulti-tone capabilityを正確に知らなくて、Msg.3をschedulingできるので、このようなEDTを要請することができる条件を設定する必要がありうる。
だけでなく、基地局はMsg.1とMsg.3で互いに異なる端末間にcollision確率が高いことがあると判断される場合、特定条件を満たす端末に対してのみMsg.1を通じてEDTを要請することができるように設定する必要がありうる。
このような必要によって、EDTを要請することができる具体的な制約条件には、以下のような方法が考慮できる。
1.CE level及び/又はRSRPを基準にEUT(or EDT)request条件が設定できる。
A.ここで、特定CE level及び/又はRSRPは基地局によりhigh-layer signalingでconfigurationできる。
B.このような場合、最も簡単な例に、特定CE levelより高いか、及び/又はRSRPが特定値より低い場合、EDTが要請されないように設定できる。
C.ここで、EDT要請のためのCE levelは端末がMsg.1を転送する実際CE levelとは異なることができる。
即ち、EDTのためのNPRACH resourceが端末のRSRPを基準に、Msg.1を転送することができるCE levelは存在しないことがあるためである。
だけでなく、端末は初めからMsg.1を転送し、これに対するRARを受信できなくて、次のCE levelのNPRACH resourceが選択されたものでありうる。
そして、multi-tone capabilityを含むNPRACH resourceが特定CE levelに含まれない場合ためでありうる。
2.Msg.1転送をN回試みたにも、random access procedureを完了できなかった端末はEDT requestが制限できる。
A.ここで、N回はhigh-layer signalingでconfigurationされるか、または3GPP TS spec.に特定値に定めることができる。
B.Msg.1にEDT requestし、Msg.3に該当NPUSCHを転送したことにもMsg.4過程で約束されたsignal(例えば、Msg.3に対するACKを類推することができるUL grantを受信できなかったり、またはDL grantを受信できなかったり、またはMsg.4で端末が使用したcontention resolution IDを受信できなかった場合)を受信できなかった場合、連続して、または特定時間Tの間(または、これに対応する特定回数のNPRACH resource区間の間)EDTを遂行できないように設定できる。
ここで、MとTもhigh-layer signalingでconfigurationされるか、または3GPP TS spec.に特定値に定めることができる。
3.基地局がEDTのためのMsg.3にschedulingするNPUSCH resource情報などをSIBx-NBに知らせて、このような条件でBLER(Block error rate)が略特定値を満たすと予想される場合のみにEUT requestを行うことができる。
A.ここで、基地局がEDTのためのMsg.3にschedulingするNPUSCH resource情報はCE level毎に異なることがあり、resource情報の一例に、TBS及びrepetition number、sub-carrier spacing、multi-tone or single-tone有無などがありうる。
B.例えば、端末は自身のuplink bufferに格納されたdataの量またはdataの種類(C-planeまたはU-plane data)、またはmulti-tone transmission capabilityなどによってMsg.1を通じてのEDT request有無を決定することができる。
C.ここで、BLERが特定されない場合、1または10%のように自動で指定されるか、またはBLERは考慮されないこともある。
4.基地局はdownlinkの特定reference channelを設定して、端末が該当reference channelからBLERを類推して特定BLER条件を満たす場合のみにEUT requestするように設定することができる。
A.例えば、CSS(common search space)に含まれたNPDCCHがmaximum repetition回数またはaggregation levelより特定割合だけ使用しなくてもdecoding成功される場合のみにEUT requestできるように設定することができる。
B.または、downlinkのNRSに基づいて特定reference channelを仮定してRSRQまたはchannel qualityを間接的に誘導して、該当値が特定値より高い場合のみにEDTをrequestできるように設定することができる。
5.基地局は端末がNPRACH CE levelを選択するために使用するRSRP条件とは別に、該当CE levelでEDT requestできる更に他のRSRPを新しくconfigurationすることができる。
A.端末で測定したRSRP値に特定CE levelを選択した場合にも、該当CE levelでEDTを要請することができる更に他のRSRP基準値(基地局から設定されるか、またはCE levelによって誘導される値でありうる)より測定したRSRP値が低い場合、EDT要請が許容されないことがある。または、これと反対に、測定したRSRP値が該当CE levelでEDTを要請することができる更に他のRSRP基準値より低い場合のみにEDT要請が許容されることもできる。
これは、EDTから発生する利得(電力消耗)はRSRPが低い端末に一層大きいことと期待されるが、反面にEDT手続きが完了できなくて失敗する可能性が高いためでもある。
B.感じて、該当CE levelでEDT要請することができる更に他のRSRP値は絶対RSRP値または該当CE levelの境界(上限値または下限値)からのoffset値に設定されることもできる。
6.端末のmulti-tone capability及び/又はmulti Carrier-NPRACH capabilityによってEDT requestが制限的に設定されることができ、これはCE level別に異なる条件を有することができる。
A.特徴的に、基地局はEDT要請に対するUL grantに常に15kHz sub-carrier spacingのsingle-tone NPUSCHをschedulingすることができ、Msg.3で端末が報告したmulti-tone capabilityなどのcapability情報によってMsg.3の以後にmulti-tone schedulingすることができる。
7.前記条件は互いに排他的でない場合に1つ以上の条件が設定されて使われることができ、networkのoperation modeまたはCRS及び/又はNRS port数などによって異なることがある。
EUTにscheduling可能なN個のTBS setsをenableする方法
基地局は端末からMsg.1を通じてEDT要請を受けた時、該当Msg.1に対応する最大EDT TBSのUL grantのみをMsg.2でschedulingするか、または該当Msg.1に対応する最大EDT TBSだけでなく、最大EDT TBS値により決定される(N-1)個の他のTBS値もschedulingすることができる。
ここで、Nは4と定義できる。即ち、端末はMsg.1を転送する前に自身のUL bufferに積まれたデータの種類(例えば、C-PlaneまたはU-Plane data)及びサイズとCE levelを考慮して、該当Msg.1にEDTを要請するか否かを判断することができる。
この際、参考になる基地局system informationは各CE level別またはMsg.1を転送することができるcarrier別Msg.3に最大scheduling可能なTBS値である。
即ち、端末はUL bufferのサイズよりMsg.3にEDTでschedulingを期待することができる最大TBSが大きければ、該当Msg.1にEDT要請を遂行することができる。
この際、Msg.1を受信した基地局は該当端末にMsg.3をschedulingするためのUL grantをMsg.2 RARに転送することができる。
ここで、UL grantに指示されるTBSは、1)端末のEDT要請を拒絶するための既存のMsg.2 RARのUL grant値の全体または一部を含むか、または2)最大TBSとこの値から誘導されるN-1個のTBS(最大TBS値よりは小さく、各TBSは互いに重ならないことがある)を同時にschedulingするか、または3)最大TBSのみにUL grantを転送することができる。
各々の使用方法と目的は、以下の通りである。
1)端末のEDT要請を拒絶するための既存のMsg.2 RARのUL grant値の全体または一部を含み
基地局はscheduling状況によって端末のEDT要請を拒絶することができる。
そのための方法に、既存のRandom access過程で使われるTBS set(TBSだけでなくresource allocation及びMCSと関連した他のパラメータも含まれることができる)をUL grantに指示することができる。
端末はこのように既存のRandom accessで使われるTBS setがMsg.2 UL grantに含まれた場合、基地局からEDT要請が拒絶されたと認知し、既存のRandom access手続きに従うことができる。
即ち、端末はUL grantで指示された方法によってMsg.3を基地局に転送し、以後の動作は既存のRandom access過程と同一である。
2)最大TBSとこの値から誘導されるN-1個のTBS(最大TBS値よりは小さく、各TBSは互いに重ならないことがある)を同時にscheduling
端末はMsg.1にEDT要請した場合、Msg.2でscheduling受けることができるTBSの最大値をsystem informationから事前に知ることができる。
最大TBS値は端末が転送するMsg.1の特性によって異なることがある。
ここで、Msg.1の特性はMsg.1のresource、CE level、RA-RNTI、RAPIDなどがある。
基地局はMsg.2で最大TBSを含んでこれより小さいN-1個のTBSを一度にschedulingすることができ、N-1個のTBS値は最大TBS値によって決定される。
だけでなく、最大TBS値が同一な場合にもMsg.1のresource、CE level、RA-RNTI、RAPIDなどによってN-1個のTBS値またはTBS setは異なることがある。
例えば、基地局から受信したUL grantは、TBS1、TBS2、TBS3、TBS4(N=4の場合)に対して全てschedulingし、そのうち、どんなTBS値を使用してMsg.3を転送するか否かは、端末のUL bufferに積まれたデータのサイズ及び種類を考慮して端末が直接選択することができる。
簡単な例に、Msg.3にデータでないpadding bitを最も少なく必要とするTBS値を選択することができる。
基地局はMsg.3でN個のTBSに対してblind detectionを遂行し、検出された特定TBSに対してMsg.4を転送する。
3)最大TBSのみにUL grantを転送
2)の方法と同一であるが、Msg.2でschedulingするTBSは最大TBSのみ使われる。
これは、基地局がblind detectionを支援しないか、または端末のMsg.3 repetitionが多過ぎる場合に浪費されるUL資源を最小化するためでありうる。
または、反対に、Msg.3 repetitionが多過ぎる場合、端末が選択するTBSサイズが小さい値でありうることを期待するためでありうる。
前記方法で、2)と3)を区分するための方法に、system informationでEDT UL grantが最大TBSのみ支援するか(即ち、端末がMsg.1にEDTを要請した場合、端末が期待することができるEDT UL grantのTBSが最も大きい値に制限されるか)、または最大TBSを含んだN個のTBSが同時にschedulingできるか(即ち、EDT要請に対応するUL grantがN個のTBSを同時にschedulingし、端末がN個のうちから選択できるか)否かを放送する方法(A)と、UL grant内で直接これを指示する方法(B)がありうる。
A)Msg.1にEDT要請する前に、system informationで2)と3)を事前に知らせる方法
端末がMsg.1にEDT要請をする前に、該当EDT要請に対するMsg.2 UL grantから期待することができるTBS setを事前に知ることができる場合(最大TBSのみschedulingされるか、または最大TBSを含んだN個のTBSがschedulingされるか)、端末がMsg.1にEDTを要請するか否かを予め判断することができる長所がある。
例えば、端末のUL bufferに格納されたデータが300bitsの場合であれば、EDTにscheduling可能なMsg.3のTBSが1,000のみ可能な場合と、または{400、600、800、1000}が可能な場合によって、端末はEDT requestを試みるか、またはそうでないこともありうる。
即ち、Msg.3のTBSが常に1,000のみ可能であるとすれば、端末は700bitsのpaddingを遂行しなければならないので、EDT要請の代わりに既存のRandom access手続きを試みることもできる。
このために、system informationで2)と3)を事前に知らせる方法ではCE level、RA-RNTI、RAPID、Msg.1のresource(または、carrier)位置によって、一部は2)が許容され、一部は3)のみ期待することができるように設定できる。
ここで、CE levelは端末のCE levelでない、Msg.1 resourceから誘導されるCE levelである。
このような場合、2)と3)によってMsg.2で基地局がUL grantを構成する方法及び端末がUL grantを解釈する方法が変わることがある。
また、2)の場合と3)の場合にも、UL grantで既存のMsg.3 schedulingのために使われるMsg.2のUL grantのTBS setの全体または一部が常に含まれる必要がある。
B)Msg.2で2)と3)を動的に直接知らせる方法
A)とは異なり、Msg.2で2)と3)を区分する方法は、端末が事前にEDT Msg.3のTBS set(s)を予め予測できない短所がありうる。
但し、相変らずこのような場合にもEDTは既存のRandom access手続きより資源使用効率側面と電力消耗側面で長所がありうるので、基地局で動的に2)と3)を選択する必要がありうる。
このような場合、2)と3)に関係なく、Msg.2から転送されるUL grantは同一に構成され解釈される必要がある。
但し、このような場合にもUL grantで既存のMsg.3 schedulingのために使われるMsg.2のUL grantのTBS setの全体または一部が常に含まれる必要がある。
UL grantに新しく追加されるEDTのためのTBS set構成はsystem informationでconfigurationが可能である。
EDT転送の以後にMsg.4をmonitoringする区間設定方法
端末はMsg.3を転送した以後にMsg.4の受信を期待する。
これは、図16の4番のContention resolution message過程に該当する。
一般に、NB-IoTで端末がMsg.3転送の以後にType-2 CSS区間でTC-RNTIにscramblingされたDCI N1 format受信を期待する。
この際、Type-2 CSS区間が端末が選択したTBSによって一部領域がMsg.4のためのNPDCCH monitoring領域から除外できる。
即ち、Type-2 CSS領域に設定されたNPDCCHのRmax値によって端末はNPDCCHの実際R(repetition number)値を多くの場合の数に対してblind detectionするようになる。
仮に、一部Rに対しては選択されたMsg.3のTBSによってRだけ受信を期待することができない場合がありうる。
このような場合、該当DL subframeを含むsearch spaceで端末はNPDCCH monitoringを試みないことがある。
これはRmaxまたはR値によって異なるように設定されることができ、monitoringできないsubframeの割合によって決定されることもできる。
だけでなく、端末のblind detection数を減らすために選択されたMsg.3 TBSに関係なく、最も大きいMsg.3 TBSを転送した場合を仮定し、その以後に存在するType-2 CSS領域のみでMsg.4のためのNPDCCHをmonitoringすることもできる。
これは、端末が如何なるTBSを選択するかを知らない基地局の立場で該当端末がMsg.4を期待することができる区間(一般的に、timerとして定義された区間)を互いに一致させるためでもある。図16は、EDT過程の一例を示した図である。
EDT転送失敗の場合の端末の動作方法
端末がEDTを要請し、基地局からこれに対する応答(EDTを許容するか、または既存のRA手続きでfallbackさせる命令)がなかったり、またはEDT Msg.3を転送したが、Msg.4を特定時間の間受信できなくて、該当EDT手続きが失敗または中断された場合、後続する端末の動作は既存のRA過程と異なるように定義できる。
例えば、EDTに失敗した場合、端末は同一なCE levelで既存のRA手続きをまた進行するか、またはCE levelを変更してEDT要請または既存のRA手続きをまた進行することができる。
仮に、同一なCE levelで既存のRA手続きをまた進行する場合、端末はMsg.1の電力を調整せず、以前に使用した送信電力をそのまま使用することもできる。
または、以前に使用した送信電力より高い電力を使用することができる場合、端末は該当CE levelで高い送信電力でEDTを要請するMsg.1をまた転送することができる。
しかしながら、如何なる場合にもEDT手続きが連続してN回失敗する場合、特定T時間の間EDT要請は許容されず、既存のRA手続きを要請するMsg.1転送のみ許容されることもできる。
だけでなく、EDT要請がMsg.2から明示的に拒絶(既存のRA過程でfallbackさせる命令を受けた場合)された場合、特定時間の間EDT要請が許容されないこともある。
EDT TBS別に転送を異にする方法
前述した‘EDTにscheduling可能なN TBS setをenableする方法’の‘2)最大TBSとこの値から誘導されるN-1個のTBS(最大TBS値よりは小さく、各TBSは互いに重ならないことがある)を同時にscheduling’でのように、N個のTBSのうち、端末が直接TBSを選択してMsg.3を転送する場合、基地局はN個のうち、端末から選択された、または該当Msg.3に使われたTBSをblind detectionする必要がある。
即ち、基地局はN個のTBSのうち、どんなTBSが選択されるかが予測できない状態で、各TBS別に全てdemodulation及びdecodingを遂行する必要がありうる。
これに対する複雑度を減らすことができる方法に、前述した‘code-rateを考慮して多様なTBS setsをEDT Msg.3にschedulingする方法’でMsg.3をTBS別に特定の方法により反復転送する方法及びこれと関連したEDT Msg.3 UL grantを説明した。
これは、UL grant設計及びMsg.3 resource allocationと関連して適用できる方法である。
以下、これと異なる方法に、Msg.3の物理階層信号生成及びreference signalを用いてTBSを区分するための方法について説明する。
Msg.3に転送するTBSによってMsg.3物理階層信号及びチャンネル生成で異なるように考慮できる要素は、以下の通りである。
1.Msg.3のreference signal(DMRS)関連したパラメータ
1)DMRS sequence group numberを決定するパラメータのうち、group hopping pattern(fgh)
ここで、使われるPseudo random sequenceを生成するために使われるCinit値がTBS別に異に設定されるか、または生成されたPseudo random sequenceのうち、roup-hopping patternのために選択されるsequenceの位置がTBS別に異に設定できる。
2)DMRS sequence group numberを決定するパラメータのうち、sequence shift pattern(fss)
Sequence shift patternを決定するパラメータのうち、一部の値はMsg.3から端末が選択するTBS値によって異なる値に決定できる。
一例に、NB-IoTでhigher-layerから伝達を受けるgroupAssignmentNPUSCHがTBS別に異に定義できる。
3)DMRS CS(cyclic shift)
生成されたDMRS sequenceをcyclic shiftさせる値(NB-IoTを例に
Figure 0006900472
でα値)がTBS別に異に設定できる。
但し、これはNB-IoTでMsg.3が3toneより小さく割り当てられる場合、一部TBSは互いに同一なαを使用することもできる。
一方、eMTCである場合、この値がMsg.3 schedulingされたRBサイズ内で互いに異なるTBSの間にα値の差異が最も大きいように選択できる。
例えば、αが2pi/12*[0、1、2、3、・・・、11]より選択できる場合、4個のTBSは互いに同一な間隔のαを有しながら、各αの間に間隔が最大化できるように2pi/12*[0、4、8、12]のように選択されることができ、特別な制約無しで可能なαのうち、TBS別に互いに異なる値に割り当てられることもできる。
また、eMTCでEDT Msg.3転送がsub-PRB(12REより少ないREを使用してPUSCHを転送)に対しても許容される場合、先に提案されたNB-IoTと同一な方法によりDMRS cyclic shift値がTBS別に選択できる。
2.Msg.3の共有チャンネル(shared channel)と関連したパラメータ
1) N)PUSCHにOCC(orthogonal cover code)
Msg.3の反復転送回数が端末から選択されるMsg.3 TBS別に異なることがある場合、反復される(N)PUSCH転送の間にsubframeまたはslotまたはsymbol単位で掛けられる(orthogonal)cover codeの値がTBS間に異なる値に選択できる。
2)Scrambling初期値
端末から選択されるMsg.3 TBSによって(N)PUSCHに適用されるscrambling初期値が変わることがある。
3.DMRS及びscrambling sequence生成に使われるPseudo random sequenceの初期値
Pseudo random sequence生成に使われる初期値または生成されたPseudo random sequenceからDMRS及びscrambling sequence生成のために選択される一部sequenceの位置がTBS毎に異に使用/選択されるか、または各TBS別に転送開始時間位置でない転送完了時間(例えば、radio frameまたはsubframeまたはslot number)を基準に使用/選択できる。
EDTを要請するための(N)PRACH resourceを選択する方法
FDDNB-IoTシステムで、端末がNPRACH resourceを選択する方法は以下の通りである。
1.測定された(measured)NRSRPとconfigured threshold valueを比較してCE level選択
2.NPRACH resourceが2つ以上のcarrierに設定された場合、該当CE levelのNPRACH resourceが設定されたcarrierをNPRACH転送候補carrier集合に選定
3.基地局で設定された確率によってNPRACH転送候補carrier集合のうち、実際NPRACH転送に使用するcarrier選択
仮に、EDTを要請するためのNPRACH resource選択方法も前記の方法に従えば、端末は確率によりランダムに選択されるcarrierにEDT要請のためのNPRACH resourceがないこともあるので、既存のRandom access過程を遂行してRRC Connected stateに遷移した以後にuplink dataを転送せざるを得ない短所がありうる。
従って、EDT要請のためのNPRACH resource選択は、既存のNPRACH resource選択方法と異なるように定義される必要があり、これは以下のような手続きで表現できる。
1.Measured NRSRPとconfigured threshold valueを比較してCE level選択
2.該当CE levelでEDT要請のためのNPRACH resourceが設定されたcarrierを優先的にNPRACH転送候補carrier集合に選定
A.仮に、該当CE levelでEDT要請のためのNPRACH resourceが設定されたcarrierが1つもない場合、EDT要請を放棄し、既存のNPRACH resource選択方法に従う(勿論、CE levelを増加させてEDT要請のためのNPRACH resourceをまた探す過程を遂行することができる)
B.仮に、該当CE levelでEDT要請のためのNPRACH resourceが設定されたcarrierが1つ以上あるが、端末がMsg.3で送ろうとするdataのサイズより小さいTBSのみをschedulingすることができるEDT要請NPRACH resourceのみ存在する場合、EDT要請を放棄し、既存のNPRACH resource選択方法に従う(勿論、CE levelを増加させてEDT要請のためのNPRACH resourceをまた探す過程を遂行することができる)
C.仮に、該当CE levelでEDT要請のためのNPRACH resourceが設定されたcarrierが1つ以上存在し、端末がMsg.3で送ろうとするdataのサイズより大きいか等しいTBSをschedulingすることができるEDT要請NPRACH resourceが存在する場合、
i)(Option-1)該当NPRACH resource carrierを転送候補carrier集合に選定
ii)(Option-2)Msg.3でzero-paddingを最小化できることと期待されるNPRACH resource carrierを転送候補carrier集合に選定
3.基地局で設定された確率によってNPRACH転送候補carrier集合のうち、実際NPRACH転送に使用するcarrier選択
前記で提案する方法によれば、同一な端末に対してもEDTを要請するか否か及びMsg.3からEDTに転送したdataの種類及びサイズによってNPRACH resource carrierを選択する方法が変わることがある。
前述した各方法は、本明細書で提案するEDTを遂行するための方法のために独立的に適用されるか、または1つ以上組合せまたは結合して適用できる。
前述した内容に基づいて本明細書で提案するEDTを遂行するための端末及び基地局動作について説明する。
図17は、本明細書で提案する方法を遂行するための端末動作の一例を示した順序図である。
即ち、図17は無線通信システムにおけるランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行するための端末の動作方法を示す。
まず、端末はメッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを基地局から受信する(S1710)。
前記メッセージ3は、特定CE(coverage enhancement)レベルに対応することができる。
そして、前記メッセージ3が転送される周波数領域の資源と時間領域の開始位置はTBSに関係なく一定でありうる。
ここで、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSを意味する。
そして、前記端末は前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を用いて前記基地局に転送する(S1720)。
そして、前記EDTに対する要請はCEレベルまたはRSRP(reference signal received power)のうち、少なくとも1つに基づいて決定できる。
そして、前記EDTに対する要請は前記CEレベルに対応するキャリア(carrier)上で前記基地局に転送できる。
そして、前記端末は前記メッセージ3に対するUL grantを前記基地局から受信する(S1730)。
前記UL grantは、前記ランダムアクセス手続きで使われるメッセージ2に含まれることができる。
そして、前記端末は前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて前記メッセージ3に対する反復回数(repetition number)を決定する(S1740)。
そして、前記端末は前記反復回数だけ前記メッセージ3を前記基地局に転送する(S1750)。
追加的に、ステップS1750の以後、前記端末はType-2 CSS(common search space)で物理ダウンリンク制御チャンネル(physical downlink control channel)をモニタリングし、前記物理ダウンリンク制御チャンネルに基づいてメッセージ4を前記基地局から受信することができる。
前記EDTに対する要請は、NPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別できる。
そして、前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことができる。
この際、前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示できる。
ここで、前記特定フィールドはreserved bitでありうる。
または、前記端末は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一であるか否かを通じて確認することができる。
即ち、前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一な場合、前記端末は前記EDTに対する要請が拒絶されたことを識別することができる。
図17で説明した前記メッセージ1、前記メッセージ2、前記メッセージ3、及び前記メッセージ4は、前記ランダムアクセス手続きで前記基地局と送受信されるメッセージを意味することができる。
図18は本明細書で提案する方法を遂行するための端末動作の更に他の一例を示した順序図である。
まず、端末はメッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを基地局から受信する(S1810)。
前記メッセージ3は、特定CE(coverage enhancement)レベルに対応することができる。
そして、前記メッセージ3が転送される周波数領域の資源と時間領域の開始位置はTBSに関係なく一定でありうる。
ここで、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSを意味する。
前記端末は、少なくとも1つの第2のTBSを含む第2のTBSサブセット(subset)に対する第3情報を前記基地局から受信する(S1820)。
そして、前記端末は前記第2のTBSサブセットから特定の第2のTBSを選択する(S1830)。
ここで、前記メッセージ3は前記特定の第2のTBSに対する反復回数によって転送できる。
前記特定の第2のTBSに対する反復回数は、前記UL grantにより設定されたメッセージ3に対する反復回数、前記第1のTBSの値及び前記特定の第2のTBSの値に基づいて決定できる。
そして、前記第特定2TBSの値は前記第1のTBSの値に基づいて決定されることができ、より具体的な方法は前述した内容を参考する。
そして、前記端末は前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を用いて前記基地局に転送する(S1840)。
そして、前記EDTに対する要請はCEレベルまたはRSRP(reference signal received power)のうち、少なくとも1つに基づいて決定できる。
そして、前記EDTに対する要請は前記CEレベルに対応するキャリア(carrier)上で前記基地局に転送できる。
そして、前記端末は前記メッセージ3に対するUL grantを前記基地局から受信する(S1850)。
そして、前記端末は前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて前記メッセージ3に対する反復回数(repetition number)を決定する(S1860)。
そして、前記端末は前記反復回数だけ前記メッセージ3を前記基地局に転送する(S1870)。
追加的に、ステップS1870の以後に、前記端末はType-2 CSS(common search space)で物理ダウンリンク制御チャンネル(physical downlink control channel)をモニタリングし、前記物理ダウンリンク制御チャンネルに基づいてメッセージ4を前記基地局から受信することができる。
前記EDTに対する要請は、NPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)、またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別できる。
そして、前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことができる。
この際、前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示できる。
ここで、前記特定フィールドはreserved bitでありうる。
または、前記端末は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一であるか否かを通じて確認することができる。
即ち、前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一な場合、前記端末は前記EDTに対する要請が拒絶されたことを識別することができる。
図18で説明した前記メッセージ1、前記UL grant、前記メッセージ3、及び前記メッセージ4は、前記ランダムアクセス手続きで前記基地局と送受信されるメッセージを意味することができる。
図17、図20、及び図21を参考して本明細書で提案する方法が端末で具現される部分について説明する。
無線通信システムにおけるランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行するために、端末は無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)モジュール及び前記RFモジュールを制御するプロセッサを含むことができる。
ここで、前記端末のプロセッサはメッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを基地局から受信するように前記RFモジュールを制御する。
前記第1のTBSは、前記メッセージ3に対する最大TBSである。
そして、前記プロセッサは前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を用いて前記基地局に転送するように前記RFモジュールを制御する。
そして、前記プロセッサは前記メッセージ3に対するUL grantを前記基地局から受信するように前記RFモジュールを制御する。
そして、前記プロセッサは前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて前記メッセージ3に対する反復回数(repetition number)を決定する。
そして、前記プロセッサは前記反復回数だけ前記メッセージ3を前記基地局に転送するように前記RFモジュールを制御する。
また、前記プロセッサは、少なくとも1つの第2のTBSを含む第2のTBSサブセット(subset)に対する第3情報を前記基地局から受信するように前記RFモジュールを制御する。
そして、前記プロセッサは前記第2のTBSサブセットで特定の第2のTBSを選択し、前記メッセージ3が前記特定の第2のTBSに対する反復回数によって転送されるように前記RFモジュールを制御する。
前記特定の第2のTBSに対する反復回数は、前記UL grantにより設定されたメッセージ3に対する反復回数、前記第1のTBSの値及び前記特定の第2のTBSの値に基づいて決定できる。
前記EDTに対する要請は、NPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)、またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別できる。
そして、前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことができる。
この際、前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示できる。
ここで、前記特定フィールドはreserved bitでありうる。
または、前記端末のプロセッサは前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一であるか否かを通じて確認するように制御することができる。
即ち、前記UL grantに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一な場合、前記端末のプロセッサは前記EDTに対する要請が拒絶されたことを識別するように制御することができる。
図19は、本明細書で提案する方法を遂行するための基地局動作の一例を示した順序図である。
即ち、図19は無線通信システムでランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行するための基地局の動作方法を示す。
まず、基地局はメッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを端末に転送する(S1910)。
前記メッセージ3は、特定CE(coverage enhancement)レベルに対応することができる。
そして、前記メッセージ3が受信される周波数領域の資源と時間領域の開始位置はTBSに関係なく一定でありうる。
ここで、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSを意味する。
そして、前記基地局は前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を通じて前記端末から受信する(S1920)。
そして、前記EDTに対する要請はCEレベルまたはRSRP(reference signal received power)のうち、少なくとも1つに基づいて決定できる。
そして、前記基地局は前記端末のEDTに対する要請を前記CEレベルに対応するキャリア(carrier)上で受信することができる。
そして、前記基地局は前記メッセージ3に対するUL grantを前記端末に転送する(S1930)。
そして、前記基地局は特定反復回数だけ前記メッセージ3を前記端末から受信する(S1940)。
ここで、前記特定反復回数は前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて決定できる。
追加的に、ステップS1940の以後、前記基地局は前記メッセージ3に対する応答に、メッセージ4を前記端末に転送することができる。
前記EDTに対する要請は、NPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)、またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別できる。
そして、前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことができる。
この際、前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示できる。
ここで、前記特定フィールドはreserved bitでありうる。図19で説明した前記メッセージ1、前記UL grant、前記メッセージ3、及び前記メッセージ4は、前記ランダムアクセス手続きで前記端末と送受信されるメッセージを意味することができる。
図19から図21を参考して本明細書で提案する方法が基地局で具現される部分について説明する。
無線通信システムで、ランダムアクセス手続き(random access procedure)で速いデータ転送(early data transmission、EDT)を遂行するために基地局は無線信号を送受信するためのRF(Radio Frequency)モジュール;及び前記RFモジュールを制御するプロセッサを含む。
前記基地局のプロセッサは、メッセージ3に対する第1のTBS(transport block size)より小さい第2のTBSに対する選択が許容されるかを示す第1情報及び前記第1のTBSに対する第2情報を含む制御メッセージを端末に転送するように前記RFモジュールを制御する。
前記メッセージ3は、特定CE(coverage enhancement)レベルに対応することができる。
そして、前記メッセージ3が受信される周波数領域の資源と時間領域の開始位置はTBSに関係なく一定でありうる。
ここで、前記第1のTBSは前記メッセージ3に対する最大TBSを意味する。
そして、前記基地局のプロセッサは前記EDTに対する要請(request)をメッセージ1を通じて前記端末から受信するように前記RFモジュールを制御する。
前記EDTに対する要請は、CEレベルまたはRSRP(reference signal received power)のうち、少なくとも1つに基づいて決定できる。
そして、前記基地局のプロセッサは前記端末のEDTに対する要請を前記CEレベルに対応するキャリア(carrier)上で受信するように前記RFモジュールを制御することができる。
そして、前記基地局のプロセッサは前記メッセージ3に対するUL grantを前記端末に転送するように前記RFモジュールを制御する。
そして、前記基地局は特定反復回数だけ前記メッセージ3を前記端末から受信するように前記RFモジュールを制御する。
ここで、前記特定反復回数は前記制御メッセージ及び前記UL grantに基づいて決定できる。
前記EDTに対する要請はNPRACHの開始キャリアインデックス(starting carrier index)、NPRACH転送に使われるノン−アンカーキャリアインデックス(non-anchor carrier index)、またはRAPID(random access preamble identifier)のうち、少なくとも1つに基づいて識別できる。
そして、前記メッセージ2は前記EDTに対する要請の許諾または拒絶を示す情報を含むことができる。
この際、前記EDTに対する要請が前記RAPIDに基づいて識別される場合、前記許諾または拒絶は前記RAPIDに対応するMAC(medium access control)PDU(packet data unit)の特定フィールドにより指示できる。
ここで、前記特定フィールドはreserved bitでありうる。前記メッセージ1、前記UL grant、前記メッセージ3、及び前記メッセージ4は、前記ランダムアクセス手続きで前記端末と送受信されるメッセージを意味することができる。
本発明が適用できる装置一般
図20は、本明細書で提案する方法が適用できる無線通信装置のブロック構成図を例示する。
図20を参照すると、無線通信システムは基地局2010と基地局領域内に位置した多数の端末2020を含む。
前記基地局と端末は、各々無線装置と表現されることもできる。
基地局は、プロセッサ(processor)2011、メモリー(memory)2012、及びRFモジュール(radio frequency module)2013を含む。プロセッサ2011は、先の図1から図19で提案された機能、過程及び/又は方法を具現する。無線インターフェースプロトコルの階層はプロセッサにより具現できる。メモリーはプロセッサと連結されて、プロセッサを駆動するための多様な情報を格納する。RFモジュールはプロセッサと連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
端末は、プロセッサ2021、メモリー2022、及びRFモジュール2023を含む。
プロセッサは、先の図1から図19で提案された機能、過程及び/又は方法を具現する。無線インターフェースプロトコルの階層はプロセッサにより具現できる。メモリーはプロセッサと連結されて、プロセッサを駆動するための多様な情報を格納する。RFモジュールはプロセッサと連結されて、無線信号を送信及び/又は受信する。
メモリー2012、2022は、プロセッサ2011、2021の内部または外部にあることができ、よく知られた多様な手段によりプロセッサと連結できる。
また、基地局及び/又は端末は1つのアンテナ(single antenna)または多重アンテナ(multiple antenna)を有することができる。
アンテナ2014、2024は、無線信号を送信及び受信する機能をする。
図21は、本明細書で提案する方法が適用できる無線通信装置のブロック構成図の更に他の例示である。
図21を参照すると、無線通信システムは、基地局2110と基地局領域内に位置した多数の端末2120を含む。基地局は送信装置と、端末は受信装置と表現されることができ、その反対も可能である。基地局と端末は、プロセッサ(processor)2111、2121、メモリー(memory)2114、2124、1つ以上のTx/Rx RFモジュール(radio frequency module)2115、2125、Txプロセッサ2112、2122、Rxプロセッサ2113、2123、アンテナ2116、2126を含む。プロセッサは、前述した機能、過程及び/又は方法を具現する。より具体的に、DL(基地局から端末への通信)で、コアネットワークからの上位階層パケットはプロセッサ2111に提供される。プロセッサは、L2階層の機能を具現する。DLで、プロセッサは論理チャンネルと転送チャンネルとの間の多重化(multiplexing)、無線資源割当てを端末2120に提供し、端末へのシグナリングを担当する。転送(TX)プロセッサ2112は、L1階層(即ち、物理階層)に対する多様な信号処理機能を具現する。信号処理機能は、端末でFEC(forward error correction)を容易にし、コーディング及びインターリービング(coding and interleaving)を含む。符号化及び変調されたシンボルは並列ストリームに分割され、各々のストリームはOFDM副搬送波にマッピングされ、時間及び/又は周波数領域で基準信号(Reference Signal、RS)とマルチプレキシングされ、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform)を使用して共に結合されて時間領域OFDMAシンボルストリームを運搬する物理的チャンネルを生成する。OFDMストリームは、多重空間ストリームを生成するために、空間的にプリコーディングされる。各々の空間ストリームは個別Tx/Rxモジュール(または、送受信機)2115を通じて相異するアンテナ2116に提供できる。各々のTx/Rxモジュールは転送のために各々の空間ストリームにRF搬送波を変調することができる。端末で、各々のTx/Rxモジュール(または、送受信機)2125は、各Tx/Rxモジュールの各アンテナ2126を通じて信号を受信する。各々のTx/RxモジュールはRFキャリアに変調された情報を復元して、受信(RX)プロセッサ2123に提供する。RXプロセッサは、layer1の多様な信号プロセシング機能を具現する。RXプロセッサは、端末に向かう任意の空間ストリームを復旧するために、情報に空間プロセシングを遂行することができる。仮に、多数の空間ストリームが端末に向かう場合、多数のRXプロセッサにより単一OFDMAシンボルストリームに結合できる。RXプロセッサは、高速フーリエ変換(FFT)を使用してOFDMAシンボルストリームを時間領域から周波数領域に変換する。周波数領域信号は、OFDM信号の各々のサブキャリアに対する個別的なOFDMAシンボルストリームを含む。各々のサブキャリア上のシンボル及び基準信号は基地局により転送された最も可能性ある信号配置ポイントを決定することによって、復元され復調される。このような軟判定(soft decision)は、チャンネル推定値に基づくことができる。軟判定は物理チャンネル上で基地局により元来転送されたデータ及び制御信号を復元するために、デコーディング及びデインターリービングされる。該当データ及び制御信号はプロセッサ2121に提供される。
UL(端末から基地局への通信)は、端末2120で受信機機能と関連して記述されたことと類似の方式により基地局2110で処理される。各々のTx/Rxモジュール2125は各々のアンテナ2126を通じて信号を受信する。各々のTx/RxモジュールはRF搬送波及び情報をRXプロセッサ2123に提供する。プロセッサ2121は、プログラムコード及びデータを格納するメモリー2124と関連できる。メモリーはコンピュータ読取可能媒体として称されることができる。
以上で説明された実施形態は本発明の構成要素と特徴が所定の形態に結合されたものである。各構成要素または特徴は別途の明示的な言及がない限り、選択的なものとして考慮されなければならない。各構成要素または特徴は他の構成要素や特徴と結合されない形態に実施できる。また、一部の構成要素及び/又は特徴を結合して本発明の実施形態を構成することも可能である。本発明の実施形態で説明される動作の順序は変更できる。ある実施形態の一部の構成や特徴は他の実施形態に含まれることができ、または他の実施形態の対応する構成または特徴と取替できる。特許請求範囲で明示的な引用関係がない請求項を結合して実施形態を構成するか、または出願後の補正により新たな請求項に含めることができることは自明である。
本発明に従う実施形態は、多様な手段、例えば、ハードウェア、ファームウエア(firmware)、ソフトウェア、またはそれらの結合などにより具現できる。ハードウェアによる具現の場合、本発明の一実施形態は1つまたはその以上のASICs(application specific integrated circuits)、DSPs(digital signal processors)、DSPDs(digital signal processing devices)、PLDs(programmable logic devices)、FPGAs(field programmable gate arrays)、プロセッサ、コントローラー、マイクロコントローラー、マイクロプロセッサなどにより具現できる。
ファームウエアやソフトウェアによる具現の場合、本発明の一実施形態は以上で説明された機能または動作を遂行するモジュール、手続、関数などの形態に具現できる。ソフトウェアコードはメモリーに格納されてプロセッサにより駆動できる。前記メモリーは前記プロセッサの内部または外部に位置し、既に公知された多様な手段により前記プロセッサとデータをやり取りすることができる。
本発明は本発明の必須的な特徴を逸脱しない範囲で他の特定の形態に具体化できることは通常の技術者に自明である。したがって、前述した詳細な説明は全ての面で制限的に解釈されてはならず、例示的なものとして考慮されなければならない。本発明の範囲は添付した請求項の合理的な解釈により決定されなければならず、本発明の等価的な範囲内での全ての変更は本発明の範囲に含まれる。
本発明は3GPP LTE/LTE-Aシステムに適用される例を中心として説明したが、3GPP LTE/LTE-Aシステムの他にも多様な無線通信システムに適用可能である。

Claims (16)

  1. 狭帯域をサポートする無線通信システムにおいて、端末(UE)が速いデータ転送(EDT)を用いてアップリンク送信を実行する方法において、
    基地局(BS)から、前記アップリンク送信に対する最大のトランスポートブロックサイズ(TBS)(M)を表す第1情報、及び前記最大のTBSより小さいTBSに対する選択が前記アップリンク送信に対して許容されるか否かを表す第2情報を含む制御メッセージを受信するステップと、
    前記BSに、前記EDTの要請のためのランダムアクセスプリアンブルに関連するメッセージ1を送信するステップと、
    前記BSから、アップリンク(UL) grantを含むランダムアクセス応答メッセージに関連するメッセージ2を受信するステップであって、前記UL grantは、前記EDTに対する資源情報、メッセージ3の反復回数(N)に関する情報及び変調及びコーディング方式(MCS)インデックスに関する情報を含む、ステップと、
    前記UEが、000、001と010以外の値を持つ前記MCSインデックス、及び前記TBSに対する選択が許容されることに基づいて、前記最大のTBS(M)に従い事前設定されたTBSセットから特定のTBS(S)を選択するステップと、
    前記UEにより選択された前記特定のTBS(S)の前記制御メッセージにより設定された前記最大のTBS(M)に対する比(S/M)が前記UL grantに含まれた前記メッセージ3の反復回数(N)で乗じられることに基づいて、前記UEが、前記アップリンク送信に関連するメッセージ3に対する反復回数を決定するステップと、
    前記UEが、前記反復回数だけ前記アップリンク送信を実行するステップと、を含む、方法。
  2. 前記ランダムアクセスプリアンブルは前記メッセージ1であり、前記ランダムアクセス応答メッセージは前記メッセージ2であり、及び前記アップリンク送信は前記メッセージ3である、請求項1に記載の方法。
  3. 前記BSから、複数のTBSを含む前記TBSセットの一部として設定されるTBSサブセットに関する第3情報を受信するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記特定のTBSは、前記TBSサブセットから選択される、請求項3に記載の方法。
  5. 前記特定のTBSは、前記最大のTBSに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アップリンク送信が送信される周波数領域の資源と時間領域の開始位置は、TBSに関係なく一定である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記EDTの要請のための前記ランダムアクセスプリアンブルは、CEレベルまたはRSRPの少なくとも1つに基づいて決定される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記EDTの要請のための前記ランダムアクセスプリアンブルは、前記CEレベルに対応するキャリア上で前記BSに送信される、請求項7に記載の方法。
  9. Type-2共通探索空間(CSS)で物理ダウンリンク制御チャンネルをモニタリングするステップと、
    前記BSから、前記物理ダウンリンク制御チャンネルに基づいて、前記アップリンク送信に対する応答メッセージ受信するステップと、をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記EDTの要請のための前記ランダムアクセスプリアンブルは、NPRACHの開始キャリアインデックス、前記NPRACHの送信のために使われるノン−アンカーキャリアインデックス、またはRAPIDの少なくとも1つに基づいて識別される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記ランダムアクセス応答メッセージは、前記EDTの要請に対する許諾または拒絶のための情報を含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記EDTの要請が前記RAPIDに基づいて識別されることに基づいて、前記許諾または拒絶は、前記RAPIDに対応するMAC PDUの特定フィールドにより指示される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記ランダムアクセス応答メッセージに含まれたTBSに対する値が以前のTBSに対する値と同一であるか否かを確認するステップと、
    前記ランダムアクセス応答メッセージに含まれた前記TBSに対する値が前記以前のTBSに対する値と同一な場合、前記EDTの要請が拒絶されたことを識別するステップと、をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  14. 狭帯域をサポートする無線通信システムにおいて、速いデータ転送(EDT)を用いてアップリンク送信を実行するよう構成された端末(UE)において、
    送信器及び受信器と、
    前記送信器及び前記受信器と動作可能に接続される少なくとも1つのプロセッサと、を含み、
    前記少なくとも1つのプロセッサは、
    基地局(BS)から、前記アップリンク送信に対する最大のトランスポートブロックサイズ(TBS)(M)を表す第1情報、及び前記最大のTBSより小さいTBSに対する選択が前記アップリンク送信に対して許容されるか否かを表す第2情報を含む制御メッセージを受信し、
    前記BSに、前記EDTの要請のためのランダムアクセスプリアンブルに関連するメッセージ1を送信し、
    前記BSから、アップリンク(UL) grantを含むランダムアクセス応答メッセージに関連するメッセージ2を受信し、前記UL grantは、前記EDTに対する資源情報、メッセージ3の反復回数(N)に関する情報及び変調及びコーディング方式(MCS)インデックスに関する情報を含み、
    前記UEが、000、001と010以外の値を持つ前記MCSインデックス、及び前記TBSに対する選択が許容されることに基づいて、前記最大のTBS(M)に従い事前設定されたTBSセットから特定のTBS(S)を選択し、
    前記UEにより選択された前記特定のTBS(S)の前記制御メッセージにより設定された前記最大のTBS(M)に対する比(S/M)が前記UL grantに含まれた前記メッセージ3の反復回数(N)で乗じられることに基づいて、前記UEが、前記アップリンク送信に関連するメッセージ3に対する反復回数を決定し、
    前記UEが、前記反復回数だけ前記アップリンク送信を実行するように設定される、端末。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記BSから、複数のTBSを含む前記TBSセットの一部として設定されるTBSサブセットに関する第3情報を受信するようさらに設定される、請求項14に記載の端末。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記TBSサブセットから前記特定のTBSを選択するようさらに設定される、請求項15に記載の端末。
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