JP6898035B2 - クロスキャリアスケジューリング方法および装置 - Google Patents

クロスキャリアスケジューリング方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6898035B2
JP6898035B2 JP2019522547A JP2019522547A JP6898035B2 JP 6898035 B2 JP6898035 B2 JP 6898035B2 JP 2019522547 A JP2019522547 A JP 2019522547A JP 2019522547 A JP2019522547 A JP 2019522547A JP 6898035 B2 JP6898035 B2 JP 6898035B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross
carrier scheduling
carrier
time
instruction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019522547A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020511011A (ja
Inventor
騰 馬
騰 馬
鋭 趙
鋭 趙
Original Assignee
チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー
チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー, チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー filed Critical チャイナ アカデミー オブ テレコミュニケーションズ テクノロジー
Publication of JP2020511011A publication Critical patent/JP2020511011A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6898035B2 publication Critical patent/JP6898035B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0001Arrangements for dividing the transmission path
    • H04L5/0003Two-dimensional division
    • H04L5/0005Time-frequency
    • H04L5/0007Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT
    • H04L5/001Time-frequency the frequencies being orthogonal, e.g. OFDM(A), DMT the frequencies being arranged in component carriers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/535Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on resource usage policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/23Control channels or signalling for resource management in the downlink direction of a wireless link, i.e. towards a terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/0091Signaling for the administration of the divided path
    • H04L5/0094Indication of how sub-channels of the path are allocated
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/53Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on regulatory allocation policies
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本願は、2016年11月4日に中国特許庁に提出された中国特許出願201610963586.0の優先権を主張し、その全ての内容が援用によりここに取り込まれる。
本開示は、通信技術分野に係り、特にクロスキャリアスケジューリング方法および装置に係る。
可決されたIoV(Internet of Vehicles)の標準では、新規のダウンリンク制御情報DCIフィールドに含まれる内容は、表1に示されている。uは、帯域幅別のサブチャネル数である。
Figure 0006898035
すべての標準をサポートするために、IoVにおけるDCIは、それまでのDCIフォーマット0/1Aと同一の長さに保持される必要がある。したがって、同一の長さを保証するには、IoVにおけるDCIに対し、ゼロで埋める必要がある。今後、他用途があれば、埋められたゼロをほかの情報フィールドに置き換えることができる。
移動通信システムに用いられる全二重通信技術の一つであるTDD方式の場合、ユーザ機器UEは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHがサブフレームnにあることを探測すると、後方へk個のサブフレームを調整し、すなわち第n+k個のサブフレームでクロスキャリア通信を行う。kの値は、下記の表2を参照する(TDD構成0〜6のk値)。
Figure 0006898035
下記の表3(TDD UL/DL構成テーブル)の構成、およびTDDのUL/DL構成0〜6の伝送サブフレームの分析から、図1に示すように、セルラーネットワークUuにおいて、sidelinkで高度道路交通システムITSに専用されるPC5サブフレームのクロスキャリアスケジューリングが行われる場合、ユーザは、ダウンリンクサブフレームDとスペシャルサブフレームSによって、アップリンクサブフレームUに対応するPC5サブフレームVしかスケジューリングできず、それぞれのダウンリンクサブフレームとそれぞれのスペシャルサブフレームに対応するPC5サブフレームV(図1における網掛け部分のサブフレームV)をスケジューリングすることができないため、時間領域では一部のサブフレームのリソースが無駄遣いになる。
Figure 0006898035
本開示の目的は、時間領域では一部のサブフレームのリソースが無駄遣いになるという従来のクロスキャリアスケジューリングに存在する問題を解決するために、クロスキャリアスケジューリング方法および装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本開示の実施例は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップと、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップと、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップとを含むクロスキャリアスケジューリング方法を提供する。
ここで、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップの前に、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、前記遅延時間の値を特定するステップとを含む。
ここで、前記基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを前記第1搬送波で受信するステップと、前記DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得するステップとを含む。
ここで、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを第1搬送波で受信するステップは、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームから前記PDCCH/EPDCCHで伝送される前記DCIを、前記第1搬送波で受信するステップを含む。
ここで、前記DCIの長さは、最大帯域幅での基礎情報ビットの長さと所定のスケジューリングビットの長さとの和、および現在帯域幅での最大のフォーマット長さのうちの最大値に基づいて特定される。ここで、前記基礎情報ビットの長さは、DCIフォーマット5Aの長さに等しく、最大のフォーマット長さは、DCIフォーマット0の長さに等しく、前記所定のスケジューリングビットの長さは、3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示を含む。
上記目的を達成するために、本開示の実施例は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられる受信モジュールと、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定することに用いられる第1特定モジュールと、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第1処理モジュールと、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられる通信モジュールとを含むクロスキャリアスケジューリング装置をさらに提供する。
ここで、前記クロスキャリアスケジューリング装置は、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第2処理モジュールと、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、前記遅延時間の値を特定することに用いられる第2特定モジュールとをさらに含む。
ここで、前記受信モジュールは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを前記第1搬送波で受信することに用いられる受信サブモジュールと、前記DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得することに用いられる取得サブモジュールとを含む。
ここで、前記受信サブモジュールは、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送される前記DCIを、前記第1搬送波で受信することに用いられる受信ユニットを含む。
ここで、前記DCIの長さは、最大帯域幅での基礎情報ビットの長さと所定のスケジューリングビットの長さとの和、および現在帯域幅での最大のフォーマット長さのうちの最大値に基づいて特定される。ここで、前記基礎情報ビットの長さは、DCIフォーマット5Aの長さに等しく、最大のフォーマット長さは、DCIフォーマット0の長さに等しく、前記所定のスケジューリングビットの長さは、3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示を含む。
本開示の実施例は、トランシーバと、プロセッサと、前記プロセッサによる操作実行に用いられるプログラムまたはデータを記憶することに用いられるメモリとを含むクロスキャリアスケジューリング装置をさらに提供する。前記トランシーバは、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられる。前記プロセッサは、前記トランシーバで受信した前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる。前記トランシーバは、さらに、前記プロセッサで得られた前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられる。
本開示の実施例は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップと、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップと、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップとを実現する指令が格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供する。
本開示の実施例のクロスキャリアスケジューリング方法において、ユーザ機器は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信した後に、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、その後、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得、最終的に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行う。遅延時間を加えて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を補償することにより、スケジューリング時間を長くし、システムのリソース利用率を向上させる。
本開示の実施例の技術手段をより明確に説明するために、以下、本開示の実施例の記載に必要とされる図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の記載に関する図面は、単に本発明の一部の実施例である。当業者にとって、創造性のある作業をしない前提で、これらの図面から他の図面を得ることもできる。
TDD構成0の伝送サブフレーム構造のスケジューリング図である。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法のフローチャートである。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法の詳細なフローチャート1である。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法によるTDD構成0の伝送サブフレーム構造のスケジューリング図である。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法の詳細なフローチャート2である。 本開示の実施例2のクロスキャリアスケジューリング方法のフローチャートである。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法によるTDD構成5の伝送サブフレーム構造のスケジューリング図1である。 本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法によるTDD構成5の伝送サブフレーム構造のスケジューリング図2である。 本開示の実施例2のクロスキャリアスケジューリング方法の詳細なフローチャートである。 本開示の実施例3のクロスキャリアスケジューリング装置の構造図である。 本開示の実施例4のクロスキャリアスケジューリング装置の構造図である。
以下、本開示の実施例の図面を参照しながら、本開示の実施例の技術手段を明確且つ完全的に記載する。明らかに、記載する実施例は、本開示の実施例の一部であり、全てではない。本開示の実施例に基づき、当業者が創造性のある作業をしなくても為しえる全ての実施例は、いずれも本開示の保護範囲に属するものである。
実施例1 図2に示すように、本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法において、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップ101と、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップ102と、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップ103と、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップ104とを含む。
ステップ101〜ステップ104によって、ユーザ機器UE(端末と称してもよい)は、基地局eNBから送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を、eNBと通信する第1搬送波で受信した後に、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、その後、当該クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得、最終的に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、他のUEと通信する第2搬送波で通信を行う。このように、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて補償することによってスケジューリング時間を長くし、システムのリソース利用率を向上させる。
UEとeNBとのTDD通信を例に取る。UEは、Uu搬送波でクロスキャリアスケジューリング指示を受信し、実際クロスキャリアスケジューリング時間を得た後に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、ITS専用のPC5搬送波のリソースによって、UEとUEとの通信を完成させる。
具体的に、図3に示すように、ステップ101は、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを第1搬送波で受信するステップ1011と、DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビット(bit)を占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得するステップ1012とを含む。
当該実施例において、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIに付帯され、すなわち当該クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで少なくとも2ビットを占めることが分かる。DCIは、往々にPDCCH/EPDCCHにベアラーされる。したがって、ステップ1011とステップ1012のように、PDCCH/EPDCCHで伝送されるDCIを第1搬送波で受信し、当該DCIからクロスキャリアスケジューリング指示を取得する。
またUEとeNBとのTDD通信を例に取る。表2に示されるように、現在のTDD構成(TDD構成0〜6)により、受信したクロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定することができる。現在のTDD構成0である場合、表2および表3から、伝送サブフレーム構造は、図1に示されるように「DSUUUDSUUU」である。受信したクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=0のダウンリンクサブフレームDにある場合、後方へk=4個のサブフレームの調整を行い、すなわち矢印で示すl=4のサブフレームの位置になり、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間として後方へk個のサブフレームの調整と特定できる。
クロスキャリアスケジューリング時間を特定した後に、図2に示すように、次に、当該クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得る。
以上の記載では、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで少なくとも2ビットを占めるが、対応する値によって、k個のサブフレームの調整を行う上にさらにm個のサブフレームを追加する。すなわちUEは、Uuサブフレームn+k+mに対応するPC5サブフレームで他のUEと通信する。クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで2ビットを占めるのであれば、mの範囲は、下記の表4に示すように、[0,3]であるが、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで3ビットを占めるのであれば、mの範囲は、[0,7]である。
Figure 0006898035
理解すべきこととして、当該実施例において、Uuサブフレームうちのすべてのダウンリンクサブフレームとスペシャルサブフレームにクロスキャリアスケジューリング機能を有するのではない。したがって、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで4ビットを占めることを予め規定してもよい。それに対応し、mの範囲は、[0,15]である。このように、mが最大値を取る場合、Uuサブフレームでクロスキャリアスケジューリング機能を有するダウンリンクサブフレームDとスペシャルサブフレームSは、すべてのPC5サブフレームをスケジューリングすることができる。
しかし、UEとeNBの伝送サブフレーム構造により、基地局に指示される連続2回のクロスキャリアスケジューリング時間の時間間隔は、大きめのm値に達することができないことがある。たとえば図4で連続的な実線矢印で示すPC5サブフレームの位置では、その間に2つのサブフレームしかない。したがって、図5に示すように、上記実施例を基に、ステップ103の前に、さらに、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得るステップ105と、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定するステップ106とを含む。
ステップ105とステップ106により、まず、ステップ101で受信したクロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得た後に、両者の時間間隔に基づいて遅延時間の値を特定し、最適状態のシステムリソース利用を実現する。
上記例の続きとして、現在受信したクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=0のダウンリンクサブフレームDにある場合、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間として、後方へk=4個のサブフレームで調整され、すなわち矢印で示すl=4のサブフレームの位置になると特定する。すると、図4に示す伝送サブフレーム構造にしたがって、受信した次のクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=1のスペシャルサブフレームSにあり、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間として、後方へk=6個のサブフレームで調整され、すなわち矢印で示すl=7のサブフレームの位置になると特定する。2回のクロスキャリアスケジューリング時間の間隔は2つのサブフレームしかなく、mの最大値が2であり、その範囲が[0,2]である。このように、現在受信したクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=0のダウンリンクサブフレームDにある場合、UEは、n+k+m=0+4+m、すなわちl=4のPC5サブフレームのときに、PC5リソースで他のUEと通信するほか、l=5、l=6のPC5サブフレームのときに、PC5リソースで他のUEと通信してもよく、mを最大値に限定した場合の重複処理が避けられる。
また、当該実施例において、DCIの長さは、最大帯域幅での基礎情報ビットの長さと所定のスケジューリングビットの長さとの和、および現在帯域幅での最大のフォーマット長さのうちの最大値に基づいて特定される。ここで、前記基礎情報ビットの長さは、DCIフォーマット5Aの長さに等しく、最大のフォーマット長さは、DCIフォーマット0の長さに等しく、前記所定のスケジューリングビットの長さは、3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示を含む。
下記の表5に示すように、帯域幅1.4MHzでのDCIの長さの特定に適用する。上記の記載から、まず最大帯域幅20MHzでの基礎情報ビットの長さ(DCIフォーマット5Aの長さ)が20ビットであり、所定のスケジューリングビットの長さ(3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示)が4ビットであると特定し、それらの和が24ビットであるが、帯域幅1.4MHzでの最大のフォーマット長さ(DCIフォーマット0の長さ)が21ビットである。よって、最大値である24ビットを取る。
Figure 0006898035
以上の記載をまとめると、本開示の実施例1のクロスキャリアスケジューリング方法において、UEは、eNBから送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信した後に、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、その後、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得、最終的に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行う。遅延時間を加えて、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を補償することにより、スケジューリング時間を長くし、待機リソースを有効に利用してシステムのリソース利用率を向上させる。もちろん、当該実施例のクロスキャリアスケジューリング方法は、FDD方式にも用いられるが、ここでは繰り返して記載しない。
実施例2
図6に示すように、本開示の実施例2のクロスキャリアスケジューリング方法は、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送されるDCIを、第1搬送波で受信するステップ201と、DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得するステップ202と、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップ203と、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップ204と、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップ205とを含む。
当該実施例では、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームにクロスキャリアスケジューリング力を与える。したがって、ステップ201〜ステップ205により、UEは、eNBと第1搬送波で通信し、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送されるDCIを第1搬送波で受信し、DCIに付帯されるクロスキャリアスケジューリング指示を取得することができる。それから、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定する。その後、当該クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得る。最終的に、当該UEは、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、他のUEと通信する第2搬送波で通信を行う。このように、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて補償することによってスケジューリング時間を長くし、システムのリソース利用率を向上させる。
同様にUEとeNBとのTDD通信を例に取る。UEは、Uu搬送波でクロスキャリアスケジューリング指示を受信し、実際クロスキャリアスケジューリング時間を得た後に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、ITS専用のPC5搬送波のリソースによって、UEとUEとの通信を完成させる。図7の破線矢印で示すように、TDD構成5では、Uuサブフレームのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームは、PC5の該当するサブフレーム位置でクロスキャリアスケジューリングを行うことができる。
当該実施例において、標準での規定に準じたクロスキャリアスケジューリングは、DCI送信サブフレームより4ms後で行われなければならない。受信したクロスキャリアスケジューリング指示について、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間は、表2から特定されるのではなく、各クロスキャリアスケジューリング指示に対応する一定値に設定される。図7の破線矢印に示すように、クロスキャリアスケジューリングの基本遅延は、4個のサブフレームであり、すなわち、kは、4に固定される。
クロスキャリアスケジューリング時間を特定すると、図6に示すように、次に、当該クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得る。
クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで少なくとも2ビットを占めるという点で、実施例1とは同一である。この場合、当該ビットの値により、4個のサブフレームの調整を行う上にさらにm個のサブフレームを追加する。すなわちUEは、Uuサブフレームn+k+mに対応するPC5サブフレームで他のUEと通信する。クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで2ビットを占めるのであれば、mの範囲は、[0,3]であるが、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで3ビットを占めるのであれば、mの範囲は、[0,7]である。
当該実施例において、クロスキャリアスケジューリング指示がDCIで2ビットを占めると予め規定してもよい。それに対応して、mの範囲は、[0,3]である。このように、図8の破線矢印で示すように、Uuサブフレーム0のスケジューリング範囲は、PC5サブフレーム4〜サブフレーム7である。各UuダウンリンクサブフレームDおよびスペシャルサブフレームSにクロスキャリアスケジューリング力を有するため、Uuのクロスキャリアスケジューリングでは、すべてのPC5サブフレームをカバーすることができる。
同様に、UEとeNBの伝送サブフレーム構造により、基地局に指示される連続2回のクロスキャリアスケジューリング時間の時間間隔は、大きめのm値に達することができないことがある。たとえば、図7で連続2つの破線矢印で示すPC5サブフレームの位置では、その間にサブフレームがない。したがって、図9に示すように、上記実施例を基に、ステップ204の前に、さらに、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得るステップ206と、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定するステップ207とを含む。
ステップ206とステップ207により、まず、ステップ202で受信したクロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得た後に、両者の時間間隔に基づいて遅延時間の値を特定して、最適状態のシステムリソース利用を実現する。
上記例の続きとして、現在受信したクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=0のダウンリンクサブフレームDにある場合、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間として、後方へk=4個のサブフレームで調整され、すなわち矢印で示すl=4のサブフレームの位置になると特定する。すると、図7に示す伝送サブフレーム構造にしたがって、受信した次のクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=1のスペシャルサブフレームSにあり、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間として、後方へk=4個のサブフレームで調整され、すなわち矢印で示すl=5のサブフレームの位置になると特定する。2回のクロスキャリアスケジューリング時間に間隔がなく、mの最大値が0であり、0をとる。このように、現在受信したクロスキャリアスケジューリング指示がサブフレーム番号n=0のダウンリンクサブフレームDにある場合、UEは、n+k+m=0+4+0、すなわちl=4のPC5サブフレームのときに、PC5リソースで他のUEと通信するが、l=5のPC5サブフレームのときに、次のクロスキャリアスケジューリング指示に基づいてPC5リソースで他のUEと通信する。この場合、遅延を加えず、重複処理が避けられる。
以上の記載をまとめると、本開示の実施例2のクロスキャリアスケジューリング方法において、UEは、第1搬送波でeNBと通信し、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送されるDCIを第1搬送波で受信し、DCIに付帯されるクロスキャリアスケジューリング指示を取得することができる。それから、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定する。その後、当該クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得る。最終的に、当該UEは、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、他のUEと通信する第2搬送波で通信を行う。このように、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて補償することによってスケジューリング時間を長くし、待機リソースを有効に利用してシステムのリソース利用率を向上させる。もちろん、当該実施例のクロスキャリアスケジューリング方法は、FDD方式にも用いられるが、ここでは繰り返して記載しない。
実施例3
図10に示すように、本開示の実施例3のクロスキャリアスケジューリング装置は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられる受信モジュール1001と、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定することに用いられる第1特定モジュール1002と、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第1処理モジュール1003と、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられる通信モジュール1004とを含む。
ここで、前記クロスキャリアスケジューリング装置は、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第2処理モジュールと、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定することに用いられる第2特定モジュールとをさらに含む。
ここで、前記受信モジュールは、物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを第1搬送波で受信することに用いられる受信サブモジュールと、DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得することに用いられる取得サブモジュールとを含む。
ここで、前記受信サブモジュールは、すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送されるDCIを第1搬送波で受信することに用いられる受信ユニットを含む。
本開示の実施例3のクロスキャリアスケジューリング装置において、UEは、eNBから送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信した後に、当該クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、その後、eNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得、最終的に、当該実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行う。遅延時間を加えてeNBに指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を補償することによってスケジューリング時間を長くし、待機リソースを有効に利用してシステムのリソース利用率を向上させる。
なお、本開示の実施例3で提供されるクロスキャリアスケジューリング装置は、上記実施例1で提供されるクロスキャリアスケジューリング方法および実施例2で提供されるクロスキャリアスケジューリング方法を応用する装置である。上記クロスキャリアスケジューリング方法のすべての実施例は、いずれも当該クロスキャリアスケジューリング装置に適用し、かつ同一または類似な効果を奏することができる。
実施例4
上記目的をよりよく実現するために、図11に示すように、本開示の実施例4は、クロスキャリアスケジューリング装置をさらに提供する。当該クロスキャリアスケジューリング装置は、プロセッサ1100と、バスインタフェースを介して前記プロセッサ1100に接続されるメモリ1120と、バスインタフェースを介してプロセッサ1100に接続されるトランシーバ1110を含む。前記メモリは、前記プロセッサによる操作実行に用いられるプログラムとデータを記憶することに用いられる。前記トランシーバ1110は、基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられる。前記プロセッサ1100は、前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定することに用いられる。プロセッサ1100は、さらに、クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる。トランシーバ1110は、さらに、前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられる。
ここで、図11において、バスアーキテクチャは、任意数の相互接続するバスとブリッジを含み、具体的に、プロセッサ1100をはじめとする1つ又は複数のプロセッサとメモリ1120をはじめとするメモリの各種類の回路が接続したものである。バスアーキテクチャは、周辺イクイップメント、レギュレーター、電力管理回路などの各種類のほかの回路を接続したものであってもよい。これらは、いずれも本分野の公知事項であるため、本文においてさらなる記載をしない。バスインタフェースにより、インタフェースが提供される。トランシーバ1110は、複数の部品であってもよく、即ち送信機と受信機を含み、伝送媒体でほかの各種類の装置と通信するユニットとして提供される。ユーザ機器によっては、ユーザインタフェース1130は、内部接続や外部接続する機器のインタフェースであってもよい。接続する機器は、キーパッド、ディスプレイ、スピーカ、マイクロフォン、ジョイスティックなどを含むが、それらに限られない。プロセッサ1100は、バスアーキテクチャと通常の処理を管理する。メモリ1120は、プロセッサ1100による操作実行に使用されるデータを記憶できる。
なお、本開示の実施例4で提供されるクロスキャリアスケジューリング装置は、上記実施例3で提供されるクロスキャリアスケジューリング装置に対応する。したがって、上記実施例1および実施例2で提供されるクロスキャリアスケジューリング方法のすべての実施例は、いずれも当該クロスキャリアスケジューリング装置に適用し、かつ同一または類似な効果を奏することができる。
以上の記載は、本開示の好ましい実施形態である。なお、当業者にとって、本開示に記載した原理を逸脱することなくいくつかの改良や修飾を行うこともできる。これらの改良や修飾も、本開示の保護範囲として見なされるべきである。

Claims (10)

  1. 基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、
    前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップとを含むクロスキャリアスケジューリング方法。
  2. 前記基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップは、
    物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを前記第1搬送波で受信するステップと、
    前記DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得するステップとを含む請求項1に記載のクロスキャリアスケジューリング方法。
  3. 物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを第1搬送波で受信するステップは、
    すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームから前記PDCCH/EPDCCHで伝送される前記DCIを、前記第1搬送波で受信するステップを含む請求項に記載のクロスキャリアスケジューリング方法。
  4. 前記DCIの長さは、最大帯域幅での基礎情報ビットの長さと所定のスケジューリングビットの長さとの和、および現在帯域幅での最大のフォーマット長さのうちの最大値に基づいて特定され、
    ここで、前記基礎情報ビットの長さは、DCIフォーマット5Aの長さに等しく、
    最大のフォーマット長さは、DCIフォーマット0の長さに等しく、
    前記所定のスケジューリングビットの長さは、3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示を含む請求項またはに記載のクロスキャリアスケジューリング方法。
  5. 基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられる受信モジュールと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定することに用いられる第1特定モジュールと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第2処理モジュールと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定することに用いられる第2特定モジュールと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられる第1処理モジュールと、
    前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられる通信モジュールとを含むクロスキャリアスケジューリング装置。
  6. 前記受信モジュールは、
    物理ダウンリンク制御チャネルPDCCH/拡張物理ダウンリンク制御チャネルEPDCCHで伝送されるダウンリンク制御情報DCIを前記第1搬送波で受信することに用いられる受信サブモジュールと、
    前記DCIに付帯される、前記DCIで少なくとも2ビットを占めるクロスキャリアスケジューリング指示を取得することに用いられる取得サブモジュールとを含む請求項に記載のクロスキャリアスケジューリング装置。
  7. 前記受信サブモジュールは、
    すべてのダウンリンクサブフレームおよびスペシャルサブフレームからPDCCH/EPDCCHで伝送される前記DCIを、前記第1搬送波で受信することに用いられる受信ユニットを含む請求項に記載のクロスキャリアスケジューリング装置。
  8. 前記DCIの長さは、最大帯域幅での基礎情報ビットの長さと所定のスケジューリングビットの長さとの和、および現在帯域幅での最大のフォーマット長さのうちの最大値に基づいて特定され、
    ここで、前記基礎情報ビットの長さは、DCIフォーマット5Aの長さに等しく、
    最大のフォーマット長さは、DCIフォーマット0の長さに等しく、
    前記所定のスケジューリングビットの長さは、3ビットの半持続的スケジューリングSPS構成指示と1ビットのSPS活性化/解除指示を含む請求項またはに記載のクロスキャリアスケジューリング装置。
  9. トランシーバと、プロセッサと、前記プロセッサによる操作実行に用いられるプログラムやデータを記憶することに用いられるメモリとを含むクロスキャリアスケジューリング装置において、
    前記トランシーバは、
    基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信することに用いられ、
    前記プロセッサは、
    前記トランシーバで受信した前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定し、前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得、前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定し、前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得ることに用いられ、
    前記トランシーバは、さらに、
    前記プロセッサで得られた前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うことに用いられるクロスキャリアスケジューリング装置。
  10. 基地局から送信されるクロスキャリアスケジューリング指示を第1搬送波で受信するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示に基づいて、前記基地局に指示されるクロスキャリアスケジューリング時間を特定するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング指示の伝送に使用されるサブフレームおよび伝送フレーム構造に基づいて、前記基地局に指示される次のクロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間と前記次のクロスキャリアスケジューリング時間との時間間隔に基づいて、遅延時間の値を特定するステップと、
    前記クロスキャリアスケジューリング時間に遅延時間を加えて実際クロスキャリアスケジューリング時間を得るステップと、
    前記実際クロスキャリアスケジューリング時間内に、第2搬送波でユーザ機器同士の通信を行うステップとを実現する指令が格納されているコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP2019522547A 2016-11-04 2017-11-01 クロスキャリアスケジューリング方法および装置 Active JP6898035B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201610963586.0 2016-11-04
CN201610963586.0A CN108024379B (zh) 2016-11-04 2016-11-04 一种跨载波调度方法及装置
PCT/CN2017/108865 WO2018082553A1 (zh) 2016-11-04 2017-11-01 一种跨载波调度方法及装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020511011A JP2020511011A (ja) 2020-04-09
JP6898035B2 true JP6898035B2 (ja) 2021-07-07

Family

ID=62076598

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019522547A Active JP6898035B2 (ja) 2016-11-04 2017-11-01 クロスキャリアスケジューリング方法および装置

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11129177B2 (ja)
EP (1) EP3537645B1 (ja)
JP (1) JP6898035B2 (ja)
KR (1) KR102207118B1 (ja)
CN (1) CN108024379B (ja)
TW (1) TWI654868B (ja)
WO (1) WO2018082553A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA3100406C (en) * 2018-06-29 2023-08-01 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Data transmission method and terminal device
US10887904B2 (en) 2018-08-10 2021-01-05 Qualcomm Incorporated Cross-carrier scheduling enhancements in new radio (NR)
US11877292B2 (en) * 2020-07-29 2024-01-16 Qualcomm Incorporated Techniques for activating and releasing resources across multiple component carriers
CN113825192B (zh) * 2021-11-22 2022-03-08 深圳传音控股股份有限公司 处理方法、通信设备、通信系统及存储介质

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9515808B2 (en) * 2011-07-26 2016-12-06 Qualcomm Incorporated Transmission of control information in a wireless network with carrier aggregation
CN103327618B (zh) * 2012-03-20 2016-01-20 上海贝尔股份有限公司 用于跨载波调度情况下从载波资源管理方法和设备
CN104247300B (zh) 2012-04-19 2018-04-10 Lg 电子株式会社 在无线通信系统中发送用于直接d2d通信的控制信息的方法及其装置
CN103844701A (zh) * 2012-12-04 2014-06-11 宜城市第三高级中学 设有腰垫的床
WO2014209049A1 (en) * 2013-06-26 2014-12-31 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for fdd/tdd intra-node and inter-node carrier aggregation
CN103944701B (zh) * 2013-08-26 2017-08-08 上海朗帛通信技术有限公司 一种tdd‑fdd联合系统中的传输方法和装置
PT3208965T (pt) * 2014-11-20 2019-02-06 Panasonic Ip Corp America Comunicação de informação de estado de canal melhorada para portadoras licenciadas e não licenciadas
CN105721114B (zh) 2014-12-22 2019-01-18 财团法人工业技术研究院 通信系统中处理通信操作的方法以及相关设备
CN107113552B (zh) * 2015-01-02 2020-06-30 Lg 电子株式会社 无线通信系统中d2d信号传输的方法和使用该方法的终端
US10880851B2 (en) * 2015-04-20 2020-12-29 Lg Electronics Inc. Method for D2D operation performed by terminal in wireless communication system, and terminal using same
CN105188045B (zh) 2015-09-08 2018-11-06 宇龙计算机通信科技(深圳)有限公司 用于车辆通信的d2d发现方法、装置和终端

Also Published As

Publication number Publication date
KR20190073524A (ko) 2019-06-26
TWI654868B (zh) 2019-03-21
WO2018082553A1 (zh) 2018-05-11
CN108024379B (zh) 2019-08-30
KR102207118B1 (ko) 2021-01-22
CN108024379A (zh) 2018-05-11
US11129177B2 (en) 2021-09-21
EP3537645B1 (en) 2021-02-24
US20190281612A1 (en) 2019-09-12
TW201818683A (zh) 2018-05-16
JP2020511011A (ja) 2020-04-09
EP3537645A1 (en) 2019-09-11
EP3537645A4 (en) 2019-10-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110138514B (zh) 一种进行混合自动重传请求反馈的方法和终端
JP6386594B2 (ja) Puschを送信する方法及び装置
EP3439390B1 (en) Information feedback method, base station, terminal, and storage medium
US10904903B2 (en) Scheduling UEs with mixed TTI length
JP6898035B2 (ja) クロスキャリアスケジューリング方法および装置
EP3703443B1 (en) Resource determinination
WO2019153896A1 (zh) 一种确定dci中信息域取值的方法及装置
KR20190056429A (ko) 업 링크 제어 정보(uci)의 전송 방법 및 장치
JP2018512019A (ja) データ伝送の方法及び装置
WO2019109687A1 (zh) 一种ack/nack传输方法及对应装置
WO2017005131A1 (zh) 一种物理信道传输方法及设备
EP3525534A1 (en) Terminal device scheduling method, network device, and terminal device
US20240072976A1 (en) Determination of Feedback Timing
JP6173598B2 (ja) データ送信方法、受信方法、システム及び機器
RU2702725C1 (ru) Способ и устройство для передачи информации
EP3300550B1 (en) Determination of feedback timing
WO2022213922A1 (zh) 码本确定、接收方法、装置、终端及网络侧设备
CN114374486B (zh) Harq-ack的传输方法、终端及网络侧设备
CN107046454B (zh) 基于时分双工的无线通信网络中的接收应答的方法和装置
CN118044298A (zh) 无线通信方法、用户设备以及基站
CN113810998A (zh) 信号传输方法、终端和网络侧设备
OA18980A (en) Determination of feedback timing

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190610

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190610

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200908

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210511

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210607

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6898035

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350