JP6896086B2 - アイウェア - Google Patents

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Description

本発明は、アイウェア、特に電気デバイスを有するアイウェア、アイウェアに電気を供給するアイウェア用給電装置、及び、アイウェアとアイウェア用給電装置のセットであるアイウェアセットに関する。
従来、電気デバイスを有するアイウェアが様々な用途に用いられている。その一例である3Dメガネが特許文献1に開示されている。
この3Dメガネは、非接触受電部を備えており、非接触受電部は非接触給電部から非接触状態で受電することができる。
米国特許出願公開第2011/255160号明細書
しかしながら、特許文献1に開示された3Dメガネは、比較的大きな非接触受電部を有している。そして、この非接触受電部は、フロントの端部に設けられた比較的大きな壁部内に配置されている。この構造は、横方向の視界を制限するとともに、デザイン上の制約となる。よって、この構造は、3D画像が表示された正面のディスプレイを見るという特定の用途を有する3Dメガネ以外のアイウェアには転用し難い。
本発明は、このような状況に鑑みなされたものであり、比較的小さな非接触受電部を備えるアイウェアを提供することを課題とする。
また、本発明は、比較的小さな非接触受電部を備えるアイウェアに給電することが可能なアイウェア用給電装置を提供することを課題とする。
本発明に係るアイウェアは、鼻当接部を有するフロントと、前記フロントの第1の端部に第1の連結部を介して一端部が連結された第1のテンプルと、前記フロントの第2の端部に第2の連結部を介して一端部が連結された第2のテンプルと、電気デバイスと、前記電気デバイスに電気を供給する蓄電部と、前記蓄電部に電気を供給する非接触受電部と、前記電気デバイスを制御する制御部と、を備え、前記非接触受電部は、前記第1のテンプル内にある領域に配置され、前記非接触受電部と前記第1の連結部との間の長さは、前記鼻当接部と前記第1の連結部との間の長さよりも短く、前記蓄電部は、前記第1のテンプル内の領域に配置されており、前記制御部は、前記第2のテンプル内の領域に配置されており、前記第1のテンプル及び前記第2のテンプルの外側の面において、前記非接触受電部の近傍である領域は、平面形状に形成されており、前記非接触受電部の近傍を除く領域には、凸条が形成されている。
本発明によれば、比較的小さな非接触受電部を備えるアイウェアを提供することができる。また、本発明によれば、比較的小さな非接触受電部を備えるアイウェアに給電することが可能なアイウェア用給電装置を提供することができる。
電子メガネの正面図 電子メガネの部分透過平面図 電子メガネの部分透過左側面図 アイウェア用給電装置の斜視図 アイウェア用給電装置の部分透過平面図 アイウェア用給電装置の部分透過正面図 アイウェア用給電装置の変形例の平面図 アイウェア用給電装置の他の変形例の平面図 アイウェア用給電装置の更に他の変形例の平面図 アイウェア用給電装置の更に他の変形例の平面図 アイウェア用給電装置を有するメガネケースの平面図 テンプルが展開された状態の電子メガネに対して給電を行うアイウェア用給電装置の変形例を示す平面図 他の実施形態に係るアイウェア用給電装置の斜視図 他の実施形態に係るアイウェア用給電装置の正面図 他の実施形態に係るアイウェア用給電装置の右側面図 他の実施形態に係るアイウェア用給電装置の部分透過正面図
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。以下の説明では、本発明に係るアイウェアの代表例として、電気的制御によって、その光学特性を変化させることができる液晶レンズ(電気活性領域)を含む視力矯正用の透明なレンズを有する電子メガネについて説明する。本実施形態に係る電子メガネは、電気デバイスとして液晶レンズを備えている。
図1は、本実施の形態に係る電子メガネ10の正面図である。電子メガネ10は、一対のレンズ110及びフレーム120を有する。フレーム120は、フロント130、左側テンプル140L及び右側テンプル140Rを有する。図1は、各テンプルが畳まれた状態を示している。以下の説明では、フロント130が配置されている側を電子メガネ10の前方とし、各テンプルが配置されている側を電子メガネ10の後方として説明する。
図2は、電子メガネ10の平面図である。図3は、電子メガネ10の左側面図である。図2及び図3においては、各テンプルの前方側部分が透過するように表示されており、当該部分の内部に配置された部材も表示されている。図2及び図3は、各テンプルが展開された状態を示している。
一対のレンズ110は、電子メガネ10を正面視したときに、ほぼ左右対称となるように形成されており、互いに同一の構成要素を有する。レンズ110は、液晶レンズ111及び一対の図示しない電極を有している。液晶レンズ111は多層構造となっており、少なくとも、液晶層(不図示)を前後から挟む一対の導電層(不図示)を有している。一対の導電層はそれぞれ電極に接続されている。一対の導電層間に電圧を印加することにより、液晶層を活性化し、液晶レンズ111の屈折率を変化させることができる。なお、電極としてはITO等の透明電極が用いられている。
レンズ110は、後に説明するリム131の形状に合った形状となるように、レンズブランクから切り出されて形成されている。
フレーム120を構成するフロント130は、一対のレンズ110をそれぞれ保持する一対のリム131と、一対のリム131を互いに接続するブリッジ132とを有する。
フロント130は、その左端近傍に、左側端部130Lを有している。左側端部130Lは、一対のリム131とブリッジ132とが整列する方向(左右方向)に対して交差する方向且つ後方に向けて延在する部分を有している。また、フロント130は、その右端近傍に、右側端部130Rを有している。右側端部130Rは、一対のリム131とブリッジ132とが整列する方向(左右方向)に対して交差する方向且つ後方に向けて延在する部分を有している。
フロント130は、使用者の鼻に当接する一対の鼻パッド133を有する。鼻パッド133は本発明における鼻当接部に相当する。鼻パッド133は、図2に示されるように、リム131の一部によって形成された部材である。ただし、鼻パッド133は、リム131とは別に形成された後に、リム131又はブリッジ132に取り付けられた部材であってもよい。なお、リム131そのものの一部又はレンズ110の一部が使用者の鼻に当接する鼻当接部となっていてもよい。
フロント130の材料は、特に限定されず、例えば、チタン、アルミおよびステンレス等の金属、ポリアミド、アセテート、セルロイド、ポリエーテルイミドおよびポリウレタン等の樹脂、あるいはカーボン等から適宜選択される。
左側テンプル140Lと右側テンプル140Rは、互いにほぼ左右対称な外形となるように形成されている。
左側テンプル140Lは、その一端部において、左側ヒンジ145Lを介して回転可能にフロント130の左側端部130Lに取り付けられている。右側テンプル140Rは、その一端部において、右側ヒンジ145Rを介して回転可能にフロント130の右側端部130Rに取り付けられている。ここで、左側ヒンジ145L及び右側ヒンジ145Rは、本発明の連結部の一例であり、例えばフロント130の一端部と、左右のテンプル140Lまたは140Rの一端部とが連結された部分が回動可能に構成されている。以降、左側テンプル140L及び右側テンプル140Rに関しては、電子メガネ10を使用者が装着した際に前方側となる(左側ヒンジ145L又は右側ヒンジ145Rに接続される)一端部を、必要に応じ、前端部と記載する。なお、左側ヒンジ145L及び右側ヒンジ145Rは、本発明の連結部の一例である。
各テンプルを構成する材料は、特に限定されず、例えば、ポリアミド、アセテート、セルロイド、ポリエーテルイミドおよびポリウレタン等の樹脂、あるいはカーボン等から適宜選択される。
左側テンプル140Lの内部には、電気を蓄えるとともに液晶レンズ111及び後に説明する制御部170に電気を供給する蓄電部150が配置されている。蓄電部150はリチウムイオンバッテリー等の二次電池である。蓄電部150は、アイウェアが備える電気デバイスが必要とする電力等に応じて、公知の蓄電可能な装置の中から適切なものが選択される。
更に、左側テンプル140Lの内部には、後に説明する外部の非接触給電部からワイヤレスで電気を受け取り、蓄電部150に電気を供給する非接触受電部160が配置されている。非接触受電部160は、受電部巻回軸160A周りに巻回された図示しない導体(例えば導線)からなるコイルを有している。
非接触給電部と非接触受電部160との間におけるワイヤレス給電方式は、両者が近接した状態で給電が行われる電磁誘導方式である。よって、非接触受電部160を左側テンプル140L内に配置することが可能なほど小型化することができ、本電子メガネ10などの様々なアイウェアにデザイン上の制約を受けることなく実装することができる。なお、本発明における、非接触給電とは、蓄電部に電気接続される受電部と、受電部に対する給電部とが導線等により物理的に直接接続されることなく、上述した電磁誘導方式あるいは磁気共鳴方式など、磁界を利用した給電を行うものである。
非接触受電部160は、左側テンプル140L内にある領域に配置され、非接触受電部160と左側ヒンジ145Lとの間の長さは、鼻パッド133と左側ヒンジ145Lとの間の長さよりも短い。言い換えると、非接触受電部160は、鼻パッド133よりも左側ヒンジ145Lに近く且つ左側テンプル140L内にある領域に配置されている。更に言い換えると、非接触受電部160は、左側テンプル140Lが畳まれたときに鼻パッド133と左側ヒンジ145Lとの間に位置する左側テンプル140L内の領域に配置されている。なお、鼻パッド133と左側ヒンジ145Lとの間とは、図2中、符号Xで示される範囲である。
このような位置に非接触受電部160を配置することによって、電子メガネ10全体の前後方向の重量バランスが良くなり、装着感及び電子メガネ10のフィッティング調整性が向上するという利点が得られる。さらに、後に説明するアイウェア用給電装置に対して位置決めした際に、確実に、非接触受電部160を非接触給電部に対向させることができるという利点が得られる。
非接触受電部160の配置位置は、左側テンプル140Lが畳まれたときに、左側のレンズ100又は左側のリム131の左右方向中央と、左側ヒンジ145Lとの間に位置する左側テンプル140L内の領域とすることが好ましい。なお、図2には、左側のレンズ100の左右方向中央と左側ヒンジ145Lとの間の範囲が、符号Yで示されている。受電部巻回軸160Aが左側ヒンジ145Lの回転軸から5mm以上50mm以下の距離にあれば、非接触受電部160はこのような位置に配置されることになる。
このような位置に非接触受電部160を配置することによって、電子メガネ10全体の前後方向の重量バランスが更に良くなり、装着感及び電子メガネ10のフィッティング調整性が更に向上するという利点が得られる。さらに、後に説明するアイウェア用給電装置に対して位置決めした際に、より確実に、非接触受電部160を非接触給電部に対向させることができるという利点が得られる。
左側テンプル140Lの左側面及び右側テンプル140Rの右側面(電子メガネ10の外側面)には、凸条141が形成されている(図3参照)。但し、左側テンプル140Lの左側面であって、非接触受電部160の近傍である領域は、平面形状とされている。これにより、使用者は、どこに非接触受電部160が配置されているかを認識することができ、電子メガネ10を、後に説明するアイウェア用給電装置に適切に位置決めすることができる。また、非接触給電部が左側テンプル140Lの左側面側に対向するように位置決めされた際、非接触給電部と非接触受電部160との距離をより小さくし、送電効率を向上させ、非接触受電部160をより小さくすることができる。
なお、蓄電部150と非接触受電部160とを同一基板の同一面上に配置することで、これらのデバイスをコンパクトに配置することが可能となる。
図2に示されるように、右側テンプル140Rには、液晶レンズ111を制御する制御部170が内蔵されている。制御部170は検出部171及び図示しない制御回路を有する。
検出部171は、例えば、静電容量方式の検出パッドを有する。検出パッドとしては、タッチセンサとして使用される公知の検出パッドが使用される。検出部171は、右側テンプル140Rの、検出部171に対応する位置に対象物(使用者の指など)が接触したときに、当該接触によって生じる静電容量の変化を検出する。
制御部170は、検出部171の検出パッド及び液晶レンズ111に電気的に接続されている。制御部170が有する制御回路は、液晶レンズ111に印加する電圧を制御して、液晶レンズ111の光学特性を制御する。例えば、制御回路は、検出部171が対象物の接触を検出したときに、一対の液晶レンズ111に電圧を印加するか、またはその電圧の印加を停止して、液晶レンズ111の屈折率を切替える。すなわち、検出部171は液晶レンズ111の操作部である。
フロント130とレンズ110との間には、図示しないフレキシブル基板等の導電路構成部材が配置されている。導電路構成部材は、液晶レンズ111、制御部170及び蓄電部150を電気的に接続している。
以上のように、本実施形態に係る電子メガネ10においては、左側テンプル140L内に蓄電部150と非接触受電部160とが配置されており、右側テンプル140R内に検出部171を有する制御部170が配置されている。よって、電子メガネ10全体の左右の重量バランスが良くなり、装着感が向上するという利点が得られる。
また、左右何れかのテンプル内に、蓄電部150、非接触受電部160及び検出部171を有する制御部170が配置されていてもよい。このように配置することで、これらのデバイスを接続する配線を単一のテンプル内に納めて簡素化できるという利点が得られる。
次に、電子メガネ10に電気を供給するアイウェア用給電装置について説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るアイウェア用給電装置20の斜視図である。図5は、アイウェア用給電装置20の平面図である。図6は、アイウェア用給電装置の正面図である。これらの図面においては、上下が逆転した状態で位置決めされアイウェア用給電装置20に保持された電子メガネ10も併せて示されている。また、図5においては、フロント130の一部が切り欠かれた状態が示されている。
なお、以下の説明では、鉛直方向又は水平方向の用語が用いられるが、これらの用語は、部材が配置される位置やその向きの理解を容易にするためのものであり、アイウェア用給電装置20の使用時の姿勢を限定するものではない。
図5及び図6においては、アイウェア用給電装置20の一部分及び左側テンプル140Lの前方側部分が透過するように表示されており、これらの部分の内部に配置された部材も表示されている。
アイウェア用給電装置20は、位置決め部210と、筐体220と、筐体220内に配置された非接触給電部230とを備える。
位置決め部210は、鉛直方向に延在するように配置された第1平板211と、第1平板211と平行に配置された第2平板212とを有する。また、位置決め部210は、第1平板211と第2平板212との間に、これらに略直交するとともに鉛直方向に延在するように配置された第3平板213を有する。更に、位置決め部210は、第1平板211と第2平板212との間に、水平方向に延在するように配置された第4平板214を有する。
第2平板212には、その上端から少なくとも第4平板214が設けられている位置まで鉛直方向に延在する溝212Aが設けられている。溝212Aは、第3平板213の近傍に設けられている。溝212Aを基点として第3平板213とは反対側にある第2平板212の一部は、位置決め片212Bを構成している。位置決め片212Bは、畳まれた状態の左側テンプル140Lとフロント130との間に挿入される。
筐体220は、正面視、第1平板211と略同形状であり、一面が開放された箱体である。筐体220は、第1平板211の外面に取り付けられている。すなわち、第1平板211は、筐体220の蓋の役割を果たしている。
筐体220内には、非接触給電部230が配置されている。非接触給電部230は、導体が給電部巻回軸230A周りに巻回された図示しないコイルを有する。
非接触給電部230は、位置決め片212Bに対向する位置に配置されている。具体的には、電子メガネ10が位置決め部210によって位置決めされた際に、非接触受電部160が有するコイルの受電部巻回軸160Aと、非接触給電部230が有するコイルの給電部巻回軸230Aとが一致する位置に、非接触給電部230は配置されている。
筐体220内には基板240が配置されており、基板240上には、非接触給電部230を制御する図示しない制御回路が配置されている。
筐体220の一端部には、受電コネクタ250が設けられている。受電コネクタ250には外部電源に接続されたケーブル端子が接続される。受電コネクタ250は制御回路及び非接触給電部230と接続されている。受電コネクタ250にケーブル端子が接続されることにより、外部から非接触給電部230に電気が供給される。なお、ケーブル端子及び受電コネクタ250は、例えばUSB端子及びUSBソケットである。
以上のように構成されているアイウェア用給電装置20上に、電子メガネ10は上下を逆にした状態で載置される。その際、左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部が、溝212A、及び、第1平板211と第2平板212(位置決め片212B)との間に挿入され、位置決め部210によって、電子メガネ10は位置決めされる。
具体的には、図5によく示されるように、位置決め片212Bが、フロント130の左側端部130Lに水平方向右側から当接して電子メガネ10を位置決めする。または、第2平板212が、フロント130の左側端部130Lに水平方向左側から当接して位置決めしてもよい。このとき、位置決め片212B又は第2平板212は、水平方向当接部として機能する。よって、電子メガネ10の水平方向、特に左右方向、の位置決めが行われる。なお、位置決め片212Bは、電子メガネ10の外形デザインに応じて、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに適宜当接して電子メガネ10を位置決めすることが可能である。
なお、本明細書において、位置決めに関し、「当接」は、電子メガネ10を位置決めする際に、電子メガネ10の何れかの部分と、位置決め部210とが当接することを意味し、位置決め後にそれらが当接し続けるか否かを限定するものではない。例えば、位置決め時に、フロント130又はテンプル140の一端部及びヒンジ145のいずれかと、位置決め片212B又は第2平板212等とが当接した後、それらが非接触となることも、本明細書の「当接」は包含する。また、本明細書において「一端部」とは、一端及びその周辺領域を意味する。例えば、テンプル140の一端部には、テンプル140の一端及びテンプル140の一端の周辺領域が含まれる。
したがって、図5及び図6に示されるように、非接触受電部160(受電部巻回軸160A)の水平方向、特に左右方向の位置が、非接触給電部230(給電部巻回軸230A)の水平方向、特に左右方向の位置に一致する。
更に、図5によく示されるように、第1平板211が、左側テンプル140Lの前端部(一端部)に水平方向後側から当接する。このとき、第1平板211は、水平方向当接部として機能する。よって、電子メガネ10の水平方向、特に前後方向、の位置決めが行われる。この場合、左側テンプル140Lの内部に配置された非接触受電部160が、第1平板211を介して非接触給電部230に隣接するので、効率よく非接触給電を行うことができる。
なお、電子メガネ10の外形デザインに応じて、第1平板211が、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに当接することによって、電子メガネ10の前後方向の位置決めが行われてもよい。また、電子メガネ10の外形デザインに応じて、位置決め片212Bが、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに当接することによって、電子メガネ10の前後方向の位置決めが行われてもよい。
また、図6によく示されるように、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部の少なくとも1つが、第4平板214上に載置され、第4平板214によって鉛直方向下方から支持される。すなわち、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部の少なくとも1つの上面に、第4平板214が鉛直方向下方から当接する。このとき、第4平板214は支持部として機能する。よって、電子メガネ10の鉛直方向の位置決めが行われる。なお、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれが第4平板214によって支持されるかは、電子メガネ10の外形デザインに応じて適宜決定される。
したがって、図6に示されるように、左側テンプル140L内に配置されている非接触受電部160(受電部巻回軸160A)の鉛直方向の位置が、筐体220内に配置されている非接触給電部230(給電部巻回軸230A)の鉛直方向の位置に一致する。
なお、右側端部130R、右側ヒンジ145R及び右側テンプル140Rを、溝212A、及び、第1平板211と第2平板212との間に挿入しようとすると、右側テンプル140Rが第3平板213と干渉する。よって、非接触受電部160が非接触給電部230と対向しない誤った状態、すなわち、右側端部130R、右側ヒンジ145R及び右側テンプル140Rの少なくとも1つが第4平板214に支持された状態となることが、第3平板213によって防止される。つまり、第3平板213は、誤支持防止部として機能する。
以上の説明から明らかなように、アイウェア用給電装置20は、位置決め部210によって電子メガネ10を所定の位置に位置決めしつつ保持することができる。このとき、非接触受電部160は、非接触給電部230に対して正確に位置決めされる。よって、非接触受電部160及び非接触給電部230がそれぞれ比較的小さくても、両者の間で確実にワイヤレス給電を行うことができる。
非接触受電部160を比較的小さくすることができるので、非接触受電部160を左側テンプル140L内に配置することができる。よって、電子メガネ10のデザイン上の制約が無くなる。
また、非接触給電部230を比較的小さくすることができるので、アイウェア用給電装置20を小型化することができる。さらに、アイウェア用給電装置20のデザイン上の制約が無くなる。
このように、アイウェア用給電装置20は、電子メガネ10にワイヤレス給電するのに適しているので、これらをセットにしたアイウェアセットとすることで、電子メガネ10の利便性を向上させることができる。
アイウェア用給電装置20の変形例の平面図を、図7A〜図7Dに示す。
図7Aに示されるアイウェア用給電装置20は、図4〜図6に示されるアイウェア用給電装置20から、第3平板213を取り除いたものに相当する。
このようなアイウェア用給電装置20も、図4〜図6に示されるアイウェア用給電装置20と同様に、非接触受電部160が非接触給電部230に対向するように位置決めした状態で、電子メガネ10を保持することができる。
図7Bに示されるアイウェア用給電装置20は、位置決め部210として、直方体ブロックに平面視L字状の溝215Aが設けられた形状を有する当接部材215を有する。この位置決め部210は、溝215Aに隣接する位置決め片215Bを有する。
このようなアイウェア用給電装置20も、図4〜図6に示されるアイウェア用給電装置20と同様に、非接触受電部160が非接触給電部230に対向するように位置決めした状態で、電子メガネ10を保持することができる。さらに、図7B中、符号216で示されるブロック部が、誤支持防止部として機能する。よって、このアイウェア用給電装置20は、非接触受電部160と非接触給電部230とが対向しない状態で電子メガネ10が位置決めされることを防止することができる。
図7Cに示されるアイウェア用給電装置20は、図7Bに示されるアイウェア用給電装置20と比較して、溝215Aの形状及び位置決め片215Bの形状のみが異なる。すなわち、位置決め片215Bは、平面視、直角三角形である外形を有している。また、溝215Aは、平面視、五角形、すなわち、長方形から直角三角形を除いた部分の形状を有している。
このようなアイウェア用給電装置20も、図4〜図6に示されるアイウェア用給電装置20と同様に、非接触受電部160が非接触給電部230に対向するように位置決めした状態で、電子メガネ10を保持することができる。さらに、図7C中、符号216で示されるブロック部が、誤支持防止部として機能する。よって、このアイウェア用給電装置20は、非接触受電部160と非接触給電部230とが対向しない状態で電子メガネ10が位置決めされることを防止することができる。
図7Dに示されるアイウェア用給電装置20は、図7Bに示されるアイウェア用給電装置20と比較して、溝215A及び位置決め片215Bが配置されている部分の構成のみが異なる。すなわち、このアイウェア用給電装置20が備える位置決め部210は、直方体ブロックの上端から所定距離オフセットした位置に平面視長方形のオフセット面217を有する。更に、オフセット面217から鉛直方向上方に延在する円柱形状の位置決め片215Bが設けられている。オフセット面217は支持部として機能する。
このようなアイウェア用給電装置20も、図4〜図6に示されるアイウェア用給電装置20と同様に、非接触受電部160が非接触給電部230に対向するように位置決めした状態で、電子メガネ10を保持することができる。さらに、図7D中、符号216で示されるブロック部が、誤支持防止部として機能する。よって、このアイウェア用給電装置20は、非接触受電部160と非接触給電部230とが対向しない状態で電子メガネ10が位置決めされることを防止することができる。
図4〜図7Dに示すアイウェア用給電装置20を、例えばメガネケースの内部に設けるようにしてもよい。図8は、アイウェア用給電装置20を有するメガネケース40の平面図である。図8では図示を省略するが、図8に示すメガネケース40の紙面手前側にはケースの蓋部が開閉可能に設けられている。
メガネケース40は、電子メガネ10を入れるためのケースであって、その内部にアイウェア用給電装置20が設けられている。メガネケース40の平面視形状は略長方形である。図8に示すように、アイウェア用給電装置20は、例えばこの長方形状のメガネケース40の四隅のうちの1つに固定されている。
図示は省略するが、アイウェア用給電装置20の受電コネクタは、メガネケース40の外面に露出するように配置される。
メガネケース40を用いた電子メガネ10の充電方法は、例えば以下のようになる。電子メガネ10は、メガネケース40内に設けられたアイウェア用給電装置20の位置決め部210(図4〜図7D参照)により、位置決めされて保持される。この状態でメガネケース40の図示しない蓋部が閉められることにより、電子メガネ10は位置決めされた状態でメガネケース40に収容される。上述したように、電子メガネ10がアイウェア用給電装置20により位置決めされた状態では、電子メガネ10の非接触受電部160(図3等参照)は、非接触給電部230(図5等参照)に対して正確に位置決めされる。よって、メガネケース40の外面に設けられた受電コネクタに、外部電源に接続されたケーブル端子が接続されることで、電子メガネ10がメガネケース40により保護された状態で、確実にワイヤレス給電が行われる。
なお、図8に示す例では、アイウェア用給電装置20はメガネケース40の隅に固定されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図4〜図7Dに示すアイウェア用給電装置20がメガネケース40に着脱可能に構成されて、アイウェア用給電装置20のみで電子メガネにワイヤレス給電したり、メガネケース40の内部に設けられた端子等にアイウェア用給電装置20の受電コネクタ250を接続可能としたりすることで、メガネケース40に電子メガネを収容した状態でワイヤレス給電したりするように構成してもよい。いずれの場合であっても、アイウェア用給電装置20は、メガネケース40の内部、かつ電子メガネ10の位置決めをした状態で電子メガネ10がメガネケース40内に収容されるような位置に配置されればよい。また、アイウェア用給電装置20は、例えば一端部が図示しないヒンジ等によりメガネケース40の内面に回転可能に連結されていてもよい。この場合、アイウェア用給電装置20は、ヒンジにより、メガネケース40に対して回転していない第1状態と、メガネケース40に対して回転した第2状態と、を互いに遷移可能である。このようなメガネケース40において、第1状態で電子メガネ10をアイウェア用給電装置20に載置し、電子メガネ10を載置したままでアイウェア用給電装置20が第2状態に戻されることにより、例えば電子メガネ10が容易にメガネケース40に収容されうる。
図8に示す例では、アイウェア用給電装置20に対する給電はメガネケース40の外面に設けられた受電コネクタを介して行われていたが、本発明はこれに限定されない。例えばメガネケース40内に、アイウェア用給電装置20とともにアイウェア用給電装置20に対して給電を行う蓄電池が設けられていてもよい。
ところで、図1〜図3に示す電子メガネ10では、各テンプルが各ヒンジ(左側ヒンジ145L及び右側ヒンジ145R)を介して回転可能にフロント130の端部に取り付けられていた。しかしながら、電子メガネ10の他の形態として、各テンプルがフロント130に対して回転しないように連結されている形態が採用されることもある。このような形態が採用された電子メガネ10では、図1及び図2に示す各ヒンジ(左側ヒンジ145L及び右側ヒンジ145R)が設けられておらず、図2に示すように各テンプルが展開された状態が維持される。このような場合、各テンプルとフロント130の端部とが連結される箇所が本発明の連結部の一例となる。
以下では、各テンプルが展開された状態が維持された電子メガネ10に対して位置決めし、給電するアイウェア用給電装置20の変形例について説明する。図9は、テンプルが展開された状態の電子メガネ10に対して給電を行うアイウェア用給電装置20の変形例を示す平面図である。
図9では、図4〜図6と同様に、電子メガネ10は、上下が逆転した状態で位置決めされて保持され、給電されている。図9に示されるアイウェア用給電装置20は、電子メガネ10が位置決め部210の位置決め片212Bによって位置決めされた際に展開された左側テンプル140Lと当接する位置に位置決め片213Aを有する。位置決め片213Aは、電子メガネ10の展開された左側テンプル140Lと好適に当接できるように構成されていればよく、必ずしも第1平板211及び第2平板212と略直交するようには設けられていなくてもよい。
第1平板211と第2平板212との間には、位置決め片213Aと略平行に、第3平板213Bが設けられている。位置決め片213Aと第3平板213Bとの間には、非接触給電部160及び基板240が配置されている。より詳細には、電子メガネ10が位置決め部210の位置決め片212Bによって位置決めされた際に、非接触受電部160が有するコイルの受電部巻回軸160Aと、非接触給電部230が有するコイルの給電部巻回軸230Aとが一致する位置に、非接触給電部230は配置されている。図示は省略するが、基板240には非接触給電部230を制御する制御回路が設けられていてもよい。
なお、図9では位置決め片213Aと第3平板213Bとが一体的に構成された例を示したが、位置決め片213Aと第3平板213Bとは別体に構成されていてもよい。その場合、別体として構成された位置決め片213Aと第3平板213Bとの間に、非接触給電部160及び基板240が配置されていればよい。
以上のように構成されているアイウェア用給電装置20上に、各テンプルが展開された状態で維持された電子メガネ10が上下を逆にして載置される。その際、左側端部130L及び左側テンプル140Lの前端部が、溝212A、及び、第1平板211と第2平板212(位置決め片212B)との間に挿入される。この状態では、左側テンプル140Lの外面が位置決め片213Aと当接する。これにより、電子メガネ10は位置決め部210によって好適に位置決めされる。
以上の説明から明らかなように、アイウェア用給電装置20は、各テンプルが展開された状態が維持された電子メガネ10に対しても、位置決め部210によって電子メガネ10を所定の位置に位置決めしつつ保持することができる。このとき、非接触受電部160は、非接触給電部230に対して正確に位置決めされる。よって、非接触受電部160及び非接触給電部230がそれぞれ比較的小さくても、両者の間で確実にワイヤレス給電を行うことができる。
続いて、本発明の他の実施形態に係るアイウェア用給電装置について説明する。図10は、他の実施形態に係るアイウェア用給電装置30の斜視図である。図10には、位置決めされた状態でアイウェア用給電装置30に保持された電子メガネ10も併せて示されている。図10に示されるように、アイウェア用給電装置30は、電子メガネ10の左側を鉛直方向上側にした状態で、電子メガネ10を位置決めするとともに保持する。
図11は、アイウェア用給電装置30の正面図である。図12は、アイウェア用給電装置30の右側面図である。
アイウェア用給電装置30は、位置決め部310と、筐体320と、支柱360とを備える。
位置決め部310は、鉛直方向に延在するように配置された第1平板311と、第1平板311と平行に配置された第2平板312とを有する。第2平板312は、その上端部に切り欠き部312Aを有する。切り欠き部312Aは、鉛直面、水平面及び斜面の3つの平面を有する。また、位置決め部310は、第1平板311と第2平板312との間に、第1平板311と第2平板312との間隔を所定の値に規定するスペーサ319を有する。
図13は、位置決め部310が透過するように表示されたアイウェア用給電装置30の部分透過正面図である。図13に示されるように、スペーサ319は、鉛直面を有している。
電子メガネ10が位置決め部310によって位置決めされる際、第1平板311と第2平板312との間に、電子メガネ10の左側テンプル140Lが挿入される。また、第2平板312は、畳まれた状態の左側テンプル140Lとフロント130との間に挿入され、後に詳細に説明するように、位置決め片として機能する。
筐体320は、正面視、第1平板311と略同形状であり、一面が開放された箱体である。筐体320は、第1平板311の外面に取り付けられている。すなわち、第1平板311は、筐体320の蓋の役割を果たしている。
図13に示されるように、筐体320内には、非接触給電部330が配置されている。非接触給電部330は、導体が給電部巻回軸330A周りに巻回された図示しないコイルを有する。
非接触給電部330は、第2平板312(位置決め片)に対向する位置に配置されている。具体的には、電子メガネ10が位置決め部310によって位置決めされた際に、非接触受電部160が有するコイルの受電部巻回軸160Aと、非接触給電部330が有するコイルの巻回軸330Aとが一致する位置に、非接触給電部330は配置されている。
筐体320内には基板340が配置されており、基板340上には、非接触給電部330を制御する図示しない制御回路が配置されている。
筐体320の一端部には、受電コネクタ350が設けられている。受電コネクタ350には外部電源に接続されたケーブル端子が接続される。受電コネクタ350は制御回路及び非接触給電部330と接続されている。受電コネクタ350にケーブル端子が接続されることにより、外部から非接触給電部330に電気が供給される。なお、ケーブル端子及び受電コネクタ350は、例えばUSB端子及びUSBソケットである。
支柱360は、下側から順に、ベース部361、鉛直部362、及び、傾斜部363を有する。支柱360は、位置決め部310及び筐体320を、アイウェア用給電装置30が載置される面から所定の高さ持ち上げた状態、且つ、位置決め部310が鉛直部362から水平方向に所定距離離間した状態で支持する。なお、支柱360の形状は、図示されるものには限られない。
以上のように構成されているアイウェア用給電装置30上に、電子メガネ10は、左側を鉛直方向上にした状態でつり下げられるように載置される。その際、左側端部130Lが切り欠き部312A内に、左側テンプル140Lの前端部が、第1平板311と第2平板312との間に挿入され、位置決め部310によって、電子メガネ10は位置決めされる。
具体的には、切り欠き部312Aの鉛直面が、フロント130の左側端部130Lに水平方向右側から当接する。このとき、第2平板312(位置決め片)は、水平方向当接部として機能する。よって、電子メガネ10の水平方向、特に左右方向、の位置決めが行われる。なお、切り欠き部312Aの鉛直面は、電子メガネ10の外形デザインに応じて、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに適宜当接することが可能である。
したがって、非接触受電部160(受電部巻回軸160A)の水平方向、特に左右方向の位置が、非接触給電部330(給電部巻回軸330A)の水平方向、特に左右方向の位置に一致する。
更に、第1平板311が、左側テンプル140Lの前端部に水平方向後側から当接する。このとき、第1平板311は、水平方向当接部として機能する。よって、電子メガネ10の水平方向、特に前後方向、の位置決めが行われる。この場合、左側テンプル140Lの内部に配置された非接触受電部160が、第1平板311を介して非接触給電部230に隣接するので、効率よく非接触給電を行うことができる。
なお、電子メガネ10の外形デザインに応じて、第1平板311が、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに当接することによって、電子メガネ10の前後方向の位置決めが行われてもよい。また、電子メガネ10の外形デザインに応じて、第2平板312(位置決め片)が、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれかに当接することによって、電子メガネ10の前後方向の位置決めが行われてもよい。
また、フロント130の左側端部130Lが、切り欠き部312Aの水平面上に載置され、この水平面によって鉛直方向下方から支持される。すなわち、第2平板312は、左側テンプル140Lが畳まれた電子メガネ10がつり下げられる部位であり、この水平面は、左側端部130Lの鼻パッド133側の側面に、鉛直方向下方から当接する。このとき、第2平板312(位置決め片)は支持部として機能する。よって、電子メガネ10の鉛直方向の位置決めが行われる。なお、フロント130の左側端部130L、左側ヒンジ145L及び左側テンプル140Lの前端部のいずれが第2平板312(位置決め片)によって支持されるかは、電子メガネ10の外形デザインに応じて適宜決定される。
したがって、左側テンプル140L内に配置されている非接触受電部160(受電部巻回軸160A)の鉛直方向の位置が、筐体320内に配置されている非接触給電部330(給電部巻回軸330A)の鉛直方向の位置に一致する。
なお、右側端部130Rを切り欠き部312A内に挿入し、右側テンプル140Rを第1平板311と第2平板312との間に挿入しようとすると、左側テンプル140Lの後端部がスペーサ319の鉛直面と干渉する。よって、非接触受電部160が非接触給電部330と対向しない誤った状態、すなわち、右側端部130R、右側ヒンジ145R及び右側テンプル140Rの少なくとも1つが鉛直方向下方から第2平板312に支持された状態となることが、スペーサ319によって防止される。つまり、スペーサ319は、誤支持防止部として機能する。
なお、切り欠き部312Aが有する傾斜面は、フロント130の左側端部130Lを切り欠き部312A内に挿入する際、左側端部130Lを適切な位置にガイドする機能を有している。
以上の説明から明らかなように、アイウェア用給電装置30は、位置決め部310によって電子メガネ10を所定の位置に位置決めしつつ保持することができる。このとき、非接触受電部160は、非接触給電部330に対して正確に位置決めされる。よって、非接触受電部160及び非接触給電部330がそれぞれ比較的小さくても、両者の間で確実にワイヤレス給電を行うことができる。
非接触受電部160を比較的小さくすることができるので、非接触受電部160を左側テンプル140L内に配置することができる。よって、電子メガネ10のデザイン上の制約がほとんど無くなる。
また、非接触給電部330を比較的小さくすることができるので、アイウェア用給電装置30を小型化することができる。さらに、アイウェア用給電装置30のデザイン上の制約がほとんど無くなる。
このように、アイウェア用給電装置30は、電子メガネ10にワイヤレス給電するのに適しているので、これらをセットにしたアイウェアセットとすることで、電子メガネ10の利便性を向上させることができる。
また、位置決め部310及び筐体320は、支柱360から取り外すことができるようにしてもよい。そうすると、位置決め部310及び筐体320が持ち運びしやすくなる。よって、外出先等で、電子メガネ10を充電することが容易となる。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、本発明に係るアイウェアには、視力補正レンズのようにユーザの視力向上のための補助機構を有する眼鏡(電子メガネおよびサングラスを含む)及びゴーグルが含まれる。また、本発明に係るアイウェアには、ユーザの視界または眼に対して情報提示を行う機構を有する種々のデバイス(例えば、眼鏡型ウェアラブル端末や、ヘッドマウントディスプレイなど)が含まれる。
また、本発明に係るアイウェアは、視力または視界向上のための補助機構や情報提示のための機構などを、使用者の目の前又は周囲に保持できる構成であればよい。本発明に係るアイウェアは、両耳に掛けられる眼鏡型に限られず、頭部や片耳などに装着される型でもよい。また、本発明に係るアイウェアは、両眼用のアイウェアに限られず、片眼用のアイウェアであってもよい。
また、電気デバイスの例には、撮像装置、録音装置、照明装置、画像表示装置又は映写装置などがある。電気デバイスが取り付けられる位置は、フロント、テンプル等のフレーム構成部材であってもよいし、レンズであってもよい。
また、アイウェア用給電装置は、基板上に、受電コネクタに接続され、電気を蓄えることが可能な給電用蓄電部を備えていてもよい。この給電用蓄電部は、受電コネクタにケーブル端子が接続されていない状態で、非接触給電部に電気を供給する。よって、このような給電用蓄電部を備えることにより、アイウェア用給電装置は、外部電源に接続されていない状態でも、アイウェアに電気を供給することができる。
また、非接触給電部は、位置決め片に内蔵されていてもよい。そのようにすることで、アイウェア用給電装置をよりコンパクトな構成とすることができ、外形デザインの自由度を上げることができる。
2017年9月21日出願の特願2017−181494の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、全て本願に援用される。
本発明は、電気デバイスを備えるアイウェア、当該アイウェアに対してワイヤレス給電可能なアイウェア用給電装置、及びそれらのセットであるアイウェアセットとして好適に利用される。
10 電子メガネ
110 レンズ
111 液晶レンズ
120 フレーム
130 フロント
130L 左側端部
130R 右側端部
131 リム
132 ブリッジ
133 鼻パッド
140L 左側テンプル
140R 右側テンプル
141 凸条
145L 左側ヒンジ
145R 右側ヒンジ
150 蓄電部
160 非接触受電部
160A 受電部巻回軸
170 制御部
171 検出部
20、30 アイウェア用給電装置
210、310 位置決め部
211、311 第1平板
212、312 第2平板
212A、215A 溝
212B、215B 位置決め片
213 第3平板
214 第4平板
215 当接部材
216 ブロック部
217 オフセット面
220、320 筐体
230、330 非接触給電部
230A、330A 給電部巻回軸
240、340 基板
250、350 受電コネクタ
312A 切り欠き部
319 スペーサ
360 支柱
361 ベース部
362 鉛直部
363 傾斜部
40 メガネケース

Claims (9)

  1. 鼻当接部を有するフロントと、
    前記フロントの第1の端部に第1の連結部を介して一端部が連結された第1のテンプルと、
    前記フロントの第2の端部に第2の連結部を介して一端部が連結された第2のテンプルと、
    電気デバイスと、
    前記電気デバイスに電気を供給する蓄電部と、
    前記蓄電部に電気を供給する非接触受電部と、
    前記電気デバイスを制御する制御部と、を備え、
    前記非接触受電部は、前記第1のテンプル内にある領域に配置され、前記非接触受電部と前記第1の連結部との間の長さは、前記鼻当接部と前記第1の連結部との間の長さよりも短く、
    前記蓄電部は、前記第1のテンプル内の領域に配置されており、
    前記制御部は、前記第2のテンプル内の領域に配置されており、
    前記第1のテンプル及び前記第2のテンプルの外側の面において、前記非接触受電部の近傍である領域は、平面形状に形成されており、前記非接触受電部の近傍を除く領域には、凸条が形成されている、
    アイウェア。
  2. 前記フロントに保持されるレンズをさらに備える、
    請求項1に記載のアイウェア。
  3. 前記レンズは前記電気デバイスを有する、
    請求項2に記載のアイウェア。
  4. 前記レンズは液晶レンズである、
    請求項2に記載のアイウェア。
  5. 前記第1の連結部及び前記第2の連結部はヒンジであり、前記第1のテンプルの一端部は、前記ヒンジを介して前記フロントの前記第1の端部に回動可能に連結されており、前記第2のテンプルの一端部は前記フロントの前記第2の端部に回動可能に連結されている、
    請求項1乃至4のいずれかに記載のアイウェア。
  6. 前記電気デバイスを操作するための操作部、をさらに備え、
    前記操作部は、前記第2のテンプル内の領域に配置されている、
    請求項5に記載のアイウェア。
  7. 前記操作部は、前記制御部と電気的に接続されている、
    請求項6に記載のアイウェア。
  8. 前記非接触受電部はコイルを有し、前記第1の連結部と前記コイルの巻回軸との距離は、5mm以上50mm以下である、
    請求項1乃至7のいずれかに記載のアイウェア。
  9. 前記蓄電部と前記非接触受電部は、同一基板の同一面上に配置されている、
    請求項1乃至8のいずれかに記載のアイウェア。
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