JP2009237449A - 電子眼鏡 - Google Patents

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直実 山田
Masatomo Matsui
昌朋 松井
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Abstract

【課題】電子眼鏡に用いる電子回路収納部への機械的ストレスを低減し信頼性の高い電子眼鏡を提供する。
【解決手段】少なくともリムと眼鏡レンズと智とテンプルとから構成された電子眼鏡において、前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の眼鏡レンズの近傍にのみ配置した電子眼鏡、あるいは、少なくともリムと眼鏡レンズとテンプルと智とから構成された電子眼鏡において、前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の延長部にのみ配置した電子眼鏡。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子眼鏡の構成に関するものであり、特に電子回路を収納した電子回路収納部の配置に関する。
老眼などのように、眼球の焦点距離の調整機能が低下すると、近距離と遠距離の視力補正をする眼鏡を使用することになるが、状況に応じて掛け換えなければならず不便である。そうした不便さを改善する目的で単一の眼鏡のレンズ内に近距離および遠距離の異なる領域を設けて使用する累進多焦点レンズが長らく使用されている。しかし、適当な範囲をそれぞれカバーしているのは視野の一部であるため、見えづらいものになり、不便であった。
このため、レンズの中に液晶などの誘電体材料を封入し、これに電圧をかけて屈折率を変化させることで焦点距離を制御するレンズを用いた電子眼鏡が考案された。その構成は、レンズ様に加工された透明領域に誘電体を封入し、配置された透明電極などに電圧制御を行い所定の屈折率に可変させる焦点可変誘電体レンズ部とそれを駆動する制御部および電源からなる。この焦点可変誘電体レンズ部に電気的なエネルギーを与える電圧供給部とそれを制御する制御部の電子回路を収納するための電子回路収納部は、フレームのリムロックからちょう番の間に配置する構成がしられている(例えば、特許文献1参照。)。
図6〜図9を用いて電子眼鏡の基本構成の形態を説明する。図6は電子眼鏡の外観図、図7は眼鏡の構造外観図、図8は電子回路収納部の外観図である。図6に示すように、電子眼鏡1は眼願フレーム7に焦点可変誘電体レンズ2と電子回路収納部3を配置している。図7に示す眼鏡フレーム8とは視力補正などを目的とし、頭部に装着し眼球前にレンズ7が配置するように構成されている。眼球前に2枚のレンズ7が配置固定するようにレンズ7が組み込まれるリム10と智12により構成される眼鏡フロント11とそれを保持する目的で構成される耳に掛けるテンプル9とが智12によりつながれている。連結部は携帯性や使いやすさの観点からヒンジ形状を有し、折りたためる構造となっているものが多い。使用時にテンプル9を広げ、頭部に装着し、装着安定のために、2本のテンプル9は頭部をはさみ込むように弾性を有している。
図8に電子回路収納部の説明を行う。眼鏡フレーム8に配置される2枚の焦点可変誘電体レンズ2とそれを駆動する電子回路収納部3は配線6によって連結され、所定の制御仕様に応じて焦点可変誘電体レンズ2を駆動する。電子回路収納部3は制御部4と電源5により構成されている。
特開昭61−61134号公報
しかしながら、前記従来の構成では、図9に示すとおり、眼鏡の掛け外しの際にテンプル9は変形方向16の力を受け押し広げられる。このとき、適度な弾性を有するテンプル9は湾曲するがその付け根である智12の智テンプル継ぎ手14に応力集中17が発生し、大きな歪が生じる。従来の構成では眼鏡の構造的に変形が発生しやすいテンプルやちょう番に電子回路収納部を配置しているので、日常の頻繁な掛け外し時にテンプルやちょう番に加わる大きな歪により、電子回路収納部に格納されている電子回路基板に大きなストレスが加わり回路破断等の信頼性低下の課題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するもので、電子眼鏡に用いる電子回路収納部への機械的ストレスを低減し信頼性の高い電子眼鏡を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の電子眼鏡は、少なくともリムと眼鏡レンズと智とテンプルとから構成された電子眼鏡において、前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の眼鏡レンズの近傍にのみ配置したたことを特徴としたものである。
また、本発明は、少なくともリムと眼鏡レンズとテンプルと智とから構成された電子眼鏡において、前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の延長部にのみ配置したことを特徴としたものである。
本発明の電子眼鏡によれば、電子眼鏡の信頼性を確保する、電子眼鏡の電子回路収納部への過度の変形応力を与えない構成により実現した電子眼鏡を提供することができる。
以下に、本発明の電子眼鏡の実施の形態を図面とともに詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における構成を示したものであり、電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図である。電子回路収納部3はレンズ7に配置された焦点可変誘電体レンズ2に配線6で電気的に接続される。本実施例では、智はL字型をしており、リム側の智を12、テンプル側の智を14とする。電子回路収納部3は、テンプル側の智14から分離されており、リム側の智12のレンズ7の近傍にのみに接続されている。これにより、テンプル9が眼鏡の装着等によって変形したときに生じる応力の影響を電子回路収納部3に直接受けない。従って、電子回路収納部3に機械的ストレスを与え難い効果が得られる。
図2に、本発明の第1の実施の形態における別の構成を示す。電子回路収納部3はレンズ7に配置された焦点可変誘電体レンズ2に配線6で電気的に接続される。
この構成では、智はL字型をしており、リム側の智12にレンズ7と反対方向に智延長部13を設けている。電子回路収納部3は、テンプル側の智14から分離されており、智延長部13にのみに接続されている。これによりテンプル9の変形が生じても智延長部13は応力を受けない箇所にあり、電子回路収納部3に変形応力を与えない構成をとることができる。
以上のように、本実施の形態に係わる電子眼鏡によれば、電子眼鏡の信頼性を確保する、電子眼鏡の電子回路収納部への過度の変形応力を与えない構成により実現した電子眼鏡を提供することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態における構成を示したものであり、電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図である。第1の実施例と異なる点は、電子回路収納部に回転支持部を設けるとともにテンプル側の智14に緩く嵌め込む構成にした点である。以下に詳細を説明する。
電子回路収納部3はレンズ7に配置された焦点可変誘電体レンズ2に配線6で電気的に接続される。電子回路収納部3は、回転支持部15をもち、この回転支持部15はリム側の智12に接続されている。この接続位置は、レンズ7近傍に配されており、テンプル9の開き方向に一致する回転平面上に固定される。電子回路収納部3の筐体の一部は筒形状を有し、テンプル側の智14に緩く嵌め込まれている。このようにすることでテンプル9の変形がもたらす、テンプル側の智14に変形が生じても回転支持部15はレンズ7近傍にあるので、配線6と電子回路収納部3の相対位置は違わないので断線がなく、たとえ、テンプル9の変形がテンプル側の智14を変形させても電子回路収納部3は変形に追随するよう移動でき、電子回路収納部3に過度の変形応力を与えない。
また、実施の形態2の別の効果として、電子回路収納部3を格納する筐体は眼鏡のデザイン性を崩すことなくさまざまな形状にすることができる。
図4に本発明の第2の実施の形態の別の構成を示す。先に説明した電子回路収納部3の回転支持部15を眼鏡のリムロック18と兼用した構成である。このようにすることで、回転支持部15を眼鏡フレーム8の一部に組み入れることができ、空間と部品を省略できる。
図5に、さらに本発明の第2の実施の形態の別の構成を示す。先に説明した電子回路収納部3の回転支持部15を眼鏡のちょう番19と兼用した構成である。このようにすることで、回転支持部15を眼鏡フレーム8の一部に組み入れることができ、空間と部品を省略できる。
以上のように、上記実施形態に係わる電子眼鏡によれば、電子眼鏡の信頼性を確保する、電子眼鏡の電子回路収納部への過度の変形応力を与えない構成により実現した電子眼鏡を提供することができる。
本発明にかかる電子眼鏡は、電子眼鏡の電子回路収納部への過度の変形応力を与えない構成により実現した信頼性の確保の用途に有用である。
本発明の実施の形態1における電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図 本発明の実施の形態1における電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図 本発明の実施の形態2における電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図 本発明の実施の形態2における電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図 本発明の実施の形態2における電子眼鏡の電子回路収納部の配置の図 従来の電子眼鏡の外観図 従来の眼鏡の構造外観図 従来の電子回路収納部の外観図 従来の眼鏡構造の説明図
符号の説明
1 電子眼鏡
2 焦点可変誘電体レンズ
3 電子回路収納部
4 制御部
5 電源
6 配線
7 レンズ
8 眼鏡フレーム
9 テンプル
10 リム
11 眼鏡フロント
12 リム側の智
13 智延長部
14 テンプル側の智
15 回転支持部
16 変形方向
17 応力集中
18 リムロック
19 ちょう番

Claims (8)

  1. 少なくともリムと眼鏡レンズと智とテンプルとから構成された電子眼鏡において、
    前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の眼鏡レンズの近傍にのみ配置した電子眼鏡。
  2. 少なくともリムと眼鏡レンズとテンプルと智とから構成された電子眼鏡において、
    前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部を前記智のリム側の延長部にのみ配置した電子眼鏡。
  3. 前記智のリム側の延長部は、前記眼鏡レンズと反対の方向に延長するように形成されている請求項2に記載の電子眼鏡。
  4. 少なくともリムと眼鏡レンズとテンプルと智とから構成された電子眼鏡において、
    前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部が前記智のテンプル側に移動可能となるように嵌合されており、且つ回転可能となるように回転支持部により前記智のリム側に接続されている電子眼鏡。
  5. 前記回転支持部は、前記リムと前記智とを接続するためのリムロックを兼ねている請求項4に記載の電子眼鏡。
  6. 少なくともリムと眼鏡レンズとテンプルと智とから構成された電子眼鏡において、
    前記電子眼鏡に用いる電子回路を収納するための電子回路収納部が前記智のテンプル側に移動可能となるように嵌合されており、且つ回転可能となるように回転支持部により前記智のテンプル側に接続されている電子眼鏡。
  7. 前記回転支持部は、前記テンプルと前記智とを接続するためのちょう番を兼ねている請求項6に記載の電子眼鏡。
  8. 前記電子回路は、それを駆動するための電源部を含む請求項1、2、4、6に記載の電子眼鏡。
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